【ガルパン×パワポケ】二週目です!【サクセス戦車道編】 (314)

(※一週目についてはこちらを参照のこと 【ガルパン×パワポケ】ベースボール・ウォー!【サクセス戦車道編】)
【ガルパン×パワポケ】ベースボール・ウォー!【サクセス戦車道編】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463694391/)

中学まで野球一筋だったオレは高校に進学する。目指すはもちろん甲子園!そしてその切符にリーチを掛けた二年の夏、学校側の不祥事で部活動は活動自粛。野球部もその例外ではなく一年間の休部に追い込まれ、オレの目標は戦うことなく露と消えた。転校しても一年は公式試合には出場できない。途方に暮れていたオレに声をかけたのは見た目は中学生くらいの女の子だった。
「キミ、キャプテンの素質があるね、来年の四月からだけどウチに編入してこない?学校には連絡しておくから。隣のメガネの君も。それじゃ、よろしくね~」

あまりにも怪しすぎるが救いの手であることに変わりはない!オレは矢部君と共にその学校に転校することを心に決めた!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1464735611

【諸注意】
・二週目なので一週目とテキストが同じところがいくつかあります(全ルート共通イベントなど)
・ポケなのに相棒は矢部です
・コツとか金特とかパワポケでは見かけない要素も使っていきます(使いやすいので)
・キャラ崩壊注意
・選択肢安価多数

以上の事が大丈夫な方は先にお進みください

―――――茨城県 大洗港―――――

(ザザーン………ザザーン)

パワポケ「…で、なんでオレたちは港にいるんだろうな?」

矢部明雄「あの子にはここに来るように言われたでやんす…」

パワポケ「…!矢部君!あれは!」

矢部明雄「ホバークラフトでやんすね」

(ドッドッドッドッ)

???「やあやあお疲れちゃーん!パワポケ君に矢部君、待ってたよー、さあ乗って!」

矢部明雄「…怪しいでやんす」

???「会長命令だ、早くしろ!」

パワポケ/矢部明雄「「は、はい!/でやんす!」」

???「あのー、名乗らないままだと私達、完全に不審者ですよ?」

???「んー?そのことについては着いたら話すよ、そんじゃ、出してー」

???「はい、会長!」

(そして)

矢部明雄「でっかい空母でやんす~」

パワポケ「もしかして、これって…」

(さらに数分後)

角谷杏「とうちゃーく、ここが私たちの城、生徒会室だー!そして私が会長の角谷杏、まよろしくねー」

河嶋桃「私が広報担当、河嶋桃だ、よろしく頼む」

小山柚「小山柚です、副会長を担当しています」

角谷杏「と、いうことで君たちは今日からウチの生徒だ、ようこそ大洗女子学園へ!」

パワポケ「は?女子学園?」

河嶋桃「何か文句あるのか?」

矢部明雄「オイラ達、見た目でわかる通り男でやんす…」

角谷杏「ダイジョーブ!書類上は女子にしておいたから!」

パワポケ「ええええええええええええ!!!」

小山柚「寮は○×マンションの402号室です、矢部君は隣の403号室ですね、会長、二人を寮まで案内してきます」

角谷杏「おー、いってらっしゃーい」

河嶋桃「会長、常に干しイモを齧りながら職務もいかがなものかと」

角谷杏「河嶋もやってみる?」

河嶋桃「いえ、結構です」

生徒会役員の角谷杏さんに出会った!河嶋桃さんに出会った!小山柚さんに出会った!

(学生寮)

小山柚「ここがパワポケさんの部屋です、矢部さんのは隣ですね」

矢部明雄「ありがとうでやんす!」

パワポケ「一人部屋なのに広いですね、ここ」

小山柚「本来二人部屋なんだけど生徒が昔と比べて減って、部屋が余ってるんです…」

パワポケ「あー、それは…」

(マップに寮が追加されました)

4月1週平日
体力 ■■■■■■■■■■MAX

(ちゅんちゅん)

パワポケ「よく寝たー!今日は初登校の日だ、気を引き締めていくぞ!」

(ぴんぽーん!)

矢部明雄『パワポケ君!学校に行くでやんす!』

パワポケ「今行くよ、矢部君」

(ガチャ)

パワポケ「さあ行こうか!」

(ガチャ!)

パワポケ「(ん?お隣さんかな?あの制服はウチの生徒か、どうしようかな?)」

(選択肢安価↓1)

A:挨拶する
B:…。
C:さっさと行く

(前回A)

C:さっさと行く

パワポケ「(いきなり声をかけられてもびっくりするだろうからね…)」

矢部明雄「さっさと行でやんす~!」

(スタスタスタスタ)


パワポケ「初日から遅刻なんてことは避けられたな」

矢部明雄「寮があまり遠くなくて助かったでやんす~」

(昼休み)

矢部明雄「パワポケくん!選択履修科目はどうするでやんすか?」

パワポケ「野球がないんでしょ?だったらなんでもいいよ」

矢部明雄「それじゃあ忍道にするでやんすー!」

パワポケ「じゃあオレもそれで」

(そして)

(ぴんぽんぱんぽーん)

河嶋桃『二年西住みほ、三年パワポケ、矢部明雄!生徒会室まで出頭するように、繰り返す、二年西住みほ、三年パワポケ、矢部明雄!生徒会室まで出頭するように、これは生徒会長命令である!』

パワポケ「なんか呼び出されたね」

矢部明雄「さっさといくでやんすー!」

角谷杏「急に呼び出しちゃってごめんねー、話っていうのはこれのことなんだけどさぁ…」

パワポケ「(あ、朝のお隣さんだ、西住さんっていうのか)」

矢部明雄「選択履修科目の紙でやんす」

角谷杏「三人とも、戦車道にしてくれない?」

西住みほ「!?」

パワポケ「まさか、野球部がないのにオレ達が推薦をもらった理由も」

角谷杏「大正解!戦車道をやってもらうため!」

矢部明雄「野球はどこ行ったでやんすか!」

角谷杏「まあまあ、戦車道を履修すれば練習道具と場所も貸してあげるよ?生徒会に入ってもらっても構わないけどね、それならそれで野球もやらせてあげるし」

パワポケ「なるほど、野球がしたければ戦車道か生徒会に入れ、と。」

角谷杏「そゆこと~」

小山柚「あとは風紀委員も随時募集中みたいです」

パワポケ「だったらオレは…」

(選択肢安価↓1)

A:「戦車道をやります!」
B:「生徒会に入ります!」
C:「やなこった」
D:「風紀委員ならやってもいいけど」

A:「戦車道をやります!」

パワポケ「分かりました、戦車道をやります!」

矢部明雄「オイラも戦車道にするでやんす!」

角谷杏「即決かぁ…いいねぇ」

河嶋桃「良く決断してくれた、それで…」

角谷杏「西住ちゃんはどうするの?」

西住みほ「…この学校って戦車道は科目になかったはずじゃ…」

角谷杏「今年から復活ってことで」

西住みほ「戦車道がないからこの学校に転校してきたんですけど」

角谷杏「いや~運命だね~」

西住みほ「選択履修科目って自由に選べるはずじゃ…」

角谷杏「とにかくよろしく~、明日またここに来てもらうから、そのとき答えを聞かせてもらうね~…答えによっては…」

小山柚「今ここで決めるのが難しかったら一度持ち帰って考えてみて」

河嶋桃「賢明な判断を期待する」

角谷生徒会長の評価が上がった!河嶋さんの評価が上がった!小山さんの評価が上がった!

4月1週平日
体力 ■■■■■■■■■■MAX

練習 休む 能力アップ データ オプション


打撃 筋力 走塁 肩力 守備 メンタル
       ↑

(ダダダダダダダッ!)

走塁練習をした!

体力が減った!筋力が少し上がった!敏捷が上がった!

(グラウンド前)

河嶋桃「思ったより集まりませんでしたね」

小山柚「全部で20人、私たちを入れて23人」

角谷杏「ま、何とかなるでしょ、西住ちゃんも履修するって言ってくれたし結果おーらい」

河嶋桃「そういえば、だ。我が校に二人乗りの戦車があったという記録がない」

角谷杏「つまり好きなグループに混ざって戦車道やってちょうだい」

パワポケ「どこのグループにしようかな」

(選択肢安価↓1)

A:西住さん達のグループ
B:生徒会のグループ
C:バレーボール部っぽいグループ
D:歴史上の人物のコスプレをしたグループ
E:仲がよさそうな6人組のグループ

(前回C)

A:西住さん達のグループ

パワポケ「やあ、西住さん、このチームに混ぜてもらっていいかな?」

西住みほ「マンションのお隣で、生徒会室に呼び出されてた…」

パワポケ「オレはパワポケ、転校生の三年生!」

矢部明雄「矢部明雄でやんす~!よろしくでやんす!」

西住みほ「そういえばどうして私の名前を…」

パワポケ「生徒会室に呼び出されていた時にそう呼ばれてたからさ」

西住みほ「そういうことでしたか、改めて西住みほです」

武部沙織「私、武部沙織!女子力には自信があるよ!」

五十鈴華「五十鈴華と申します。華道も少々嗜んでおります」

パワポケ「武部さんに五十鈴さんだね、これからよろしく!」

チームメイトの西住みほさんに出会った!武部沙織さんに出会った!五十鈴華さんに出会った!

河嶋桃「これより戦車道の授業を開始する!」

角谷杏「我が校に保管されている戦車は…これだーっ!」

(ガラガラッ)

五十鈴華「…わびさびがあってよろしいのではないでしょうか…」

武部沙織「これはただの鉄さび」

(ススッ)

パワポケ「(西住さん?)」

西住みほ「…装甲も転輪も大丈夫そう、これで行けるかも」

(生徒会長の思い付きで手掛かりなしで他に戦車を探すことになった、カッコいい教官を紹介してもらうということで武部さんはやる気だ)

武部沙織「どこにあるっていうのよ~~~!」

五十鈴華「駐車場には止まってないかと…」

武部沙織「だって一応は車じゃん!」

パワポケ「(ん?気配を感じるな…)」

(選択肢安価↓1)

A:振り返ってみる
B:西住さんに話してみる
C:気のせいだろう

B:西住さんに話してみる

パワポケ「西住さん…誰かにつけられている、振り向かないで…」

矢部明雄「意味が違うでやんす」

(クルッ)

西住みほ「あ、あの、よかったら一緒に探さない?」

???「いいんですか!?普通Ⅱ科二年三組の秋山優花里といいます!えっと不束者ですがよろしくお願いします!」

秋山優花里さんに出会った!

(そして)

五十鈴華「?…あっちから匂いが」

秋山優花里「匂いでわかるんですか?」

五十鈴華「花の香りに交じってほんのりと鉄と油のにおいが…」

武部沙織「華道やってるとそんなに敏感になるの!?」

五十鈴華「私だけかもしれませんが…」


武部沙織「やった!あった!」

西住みほ「38(t)…」

武部沙織「さっきのより小さいしボツボツしてる…」

秋山優花里「38(t)といえばロンメル将軍の第七装甲師団でも主力を務め…」

パワポケ「秋山さんすごいイキイキしてるな…」


(戦車を見つけて自動車部が運搬、戦車道履修者総出で洗車した)


パワポケ「戦車ショップ…」

矢部明雄「こんな店があったでやんすか…」



アナウンサー『全国MVPに選ばれ、国際強化選手となった西住まほ選手に戦車道の勝利の秘訣を聞いてきました』

インタビュアー『戦車道の勝利の秘訣とは何ですか?』

西住まほ『諦めないこと、そしてどんな状況でも逃げ出さないことですね』


西住みほ「……」

パワポケ「(もしかして西住まほって…)」

武部沙織「そうだ!これからみほの部屋遊びに行ってもいい?」

五十鈴華「私もお邪魔したいです、秋山さんもどうですか?」

西住みほ「パワポケさんと矢部さんも来てください」

パワポケ「そうだね、そうしようか」



(それから西住さんの部屋で食事会になり、武部さんの手料理が振る舞われた)

武部沙織「やっぱ男子を落とすのは肉じゃがでしょ!」

五十鈴華「落としたことあるんですか?」

武部沙織「何事も練習でしょー!」

秋山優花里「というか男子って本当に肉じゃが好きなんですかねー?」

五十鈴華「都市伝説では?」

武部沙織「そんなことないもん!ちゃんと雑誌のアンケートに書いてあったし!」

五十鈴華「パワポケさんはどうなんですか?」

パワポケ「(こっちに振るの!?)」

(選択肢安価↓1)

A:「肉じゃがも好きだよ」
B:「ハンバーグの方が好きかな」
C:「多分それ都市伝説」
D:「料理よりルックス!」

B:「ハンバーグの方が好きかな」

パワポケ「オレはハンバーグの方が好きかな」

武部沙織「…えっ?」

五十鈴華「あらあら」

秋山優花里「パワポケ殿は肉食でありますね…」

西住みほ「あはは…」

武部沙織「…練習するもん」

矢部明雄「んっ?」

武部沙織「ハンバーグも練習して、もっと多くの男子を落としてみせる!」

パワポケ「ええーっ!?」

(色々あったが楽しい時間を過ごした!)

武部沙織「そうそう、せっかくだしパワポケさんも私たちの事名前で呼んでよ」

パワポケ「ずいぶんいきなりだけど…わかったよ沙織さん」

武部沙織「あ、そう、さん付けなのね…あはは」

矢部明雄「(仕方ないでやんす、微妙に朴念仁なのがパワポケ君でやんす)」


武部沙織「それじゃあまた明日―!」

秋山優花里「おやすみなさい!」

五十鈴華「ごきげんよう」

パワポケ「みんなお休み、また明日」

西住みほ「…やっぱり転校してきてよかった!パワポケさん、矢部さんもまた明日」

(ガチャ)

みほさんの好感度が少し上がった!沙織さんの好感度が少し上がった!華さんの好感度が少し上がった!優花里さんの好感度が少し上がった!

ミートのコツLV.1を手に入れた

まずはここまでにします、アンコウチームはイベントが他に比べて多くなりそうな予感がします

4月1週休日

体力■■■■■□□□□□MAX

練習 戦車道 休む 能力アップ データ オプション
↑   

打撃 筋力 走塁 肩力 守備 メンタル
↑    

(カキーン!カキーン!)

打撃練習をした!

体力が減った!筋力が少し上がった!技術が上がった!


パワポケ「さて、練習終わりだし何か買いにコンビニにでも入るかな」

(ピンポンピンポーン!)

パワポケ「あれ?あそこの棚の前にいるのってみほさんじゃないか?声をかけてみるか」


パワポケ「やあみほさん!奇遇だね」

西住みほ「パワポケさん!?こんにちは」

パワポケ「何か買いに来たの?」

西住みほ「いえ、ただ時間を潰しに…」

パワポケ「コンビニで?…どうやるんだろう」

西住みほ「せっかくですし一緒にどうですか?」

(選択肢安価↓1)

A:「そうしよう」
B:「ゴメン、急いでるから」

A:「そうしよう」

パワポケ「そうだね、そうしよう」

西住みほ「まずは飲み物ですね、缶もペットボトルもたくさん種類があってガラスの向こうに並んでるのを見るとああ、綺麗だなーって」

パワポケ「お、おう…」

西住みほ「あ、これ新商品だ、こっちはおまけ付き、こっちは期間限定で10円安くなってる」

パワポケ「そんな見方しかたことないな…」


西住みほ「次はパンを見ます」

パワポケ「買うものはあとからまとめてか…」

西住みほ「今日のパン売り場は…今日もかわいい」

パワポケ「(パンにかわいさという概念!?)」

西住みほ「毎日じゃないけど何日かおきにおいてあるパンの種類が変わるんです」

パワポケ「細かいところよく見てるな…」


西住みほ「次はお菓子コーナーですね、チョコとかクッキーとかポテチとかいろいろ見ているうちについ…」

パワポケ「駄菓子屋みたいなのもあるんだね…これは悩めるな」

西住みほ「そうなんです、だからつい長居しちゃって…それで次はデザートですね」

パワポケ「砂漠なんてあったっけ?」

西住みほ「そっちじゃないです、ちょっと高いから見るだけで我慢ってことが多いかな…あ、プリン買おうっと」


西住みほ「前いたところのコンビニは品数が少なかったからこっちのコンビニが楽しくてつい長居しちゃうんです」

パワポケ「みほさんは本当にコンビニが好きなんだね」

(結局本当に30分時間を潰せた。みほさんの意外な一面を見ることが出来た)

体力が少し上がった!みほさんの好感度が上がった!粘り打ちのコツを手に入れた!

4月2週平日

体力■■■■■■■□□□MAX

パワポケ「さて、今日も登校だ」

西住みほ「あ、おはようございます」

パワポケ「おはよう、みほさん!」

矢部明雄「オイラもいるでやんす~」


(同じ学校の制服を着た今にも倒れそうな生徒を保護した、荷物は矢部君に持ってもらってオレとみほさんで運んでいった)


風紀委員「二年西住みほさんと、三年パワポケさんと、矢部明雄さんですね、冷泉さんのことは放っておいてください、遅刻の常習犯なので」

冷泉麻子「助かった…恩に着るぞ、西住さん、パワポケ先輩…矢部先輩………」

冷泉麻子さんに出会った! 冷泉さんの好感度が少し上がった!

―――――格納庫―――――

角谷杏「ちゅーもーく!」

河嶋桃「本日、陸上自衛隊より戦車道の指導教官が派遣されてくる」

武部沙織「はい!質問!イケメンですか!?」

角谷杏「ま、カッコいい人だよ。そろそろ来るはずなんだけどなー」


(ゴオオオオオオオオオオオ!)

パワポケ「ん?輸送機?」

(ポイ!バサアアアアア!)

小山柚「学園町の車がー!」

河嶋桃「特別講師の戦車教導隊蝶野亜美一尉だ」

蝶野亜美「よろしくね!戦車道は初めての人が多いと聞いていますが一緒に頑張りましょう!」

矢部明雄「(美人さんでやんす~)」

蝶野亜美「あれ?西住師範のお嬢さんじゃありません?師範にはお世話になってるんです、お姉さまもお元気?」

蝶野亜美「本格戦闘の練習試合、さっそく、やってみましょう!戦車なんてバーッ!と動かしてダッ!と操作してドーン!と撃てばいいんだから」

矢部明雄「(これで撃破率120%でやんすか…)」

(矢部君が生徒会の38(t)に装填手として乗り込み、オレもⅣ号の通信手として乗り込んだ)

西住みほ「今回の戦闘では通信はないと思うので周囲の索敵をお願いします」

パワポケ「分かった、みんな頑張ってくれ!」

(発進させるのに華さんが少し手間取ったがどうにか試合を始められることになった)

武部沙織「真っ先に生徒会チーム潰さない?教官女の人だったんだもん」

五十鈴華「まだ言ってるんですか…」

武部沙織「私が決めていいんだよね!車長だもん!それじゃあ生徒会チームのいるほうへ前進!…ってどっち?」

(ドーン!ドーン!)

武部沙織「挟まれた!あっちに逃げよう!」

五十鈴華「聞こえません!」

武部沙織「右斜め前!」

(ドーン!ドーン!)

パワポケ「前の方!人が!」

西住みほ「危ない!」

パワポケ「あ、君って」

西住みほ「今朝の…」

武部沙織「あれ、麻子じゃん!」

西住みほ「知り合い?」

武部沙織「そう、幼馴染。…何やってんのこんなところで?授業中だよ?」

冷泉麻子「知ってる」

パワポケ「…つり橋で挟まれたぞ?」

(ドーン!)

秋山優花里「操縦手失神!」

パワポケ「とりあえずこっちの席に移して…」

西住みほ「操縦は苦手だけどやるしか…」

冷泉麻子「なるほど、大体わかった」

(ガタガタガタ)

武部沙織「麻子運転で来たの!?」

冷泉麻子「今覚えた」

秋山優花里「今!?」

武部沙織「流学年主席…」

パワポケ「後ろに下がってるんだけど…」

冷泉麻子「分かっている」

西住みほ「秋山さん、砲塔回転させて」

秋山優花里「了解!」

西住みほ「発射用意!…撃て!」

(ドオオオオオオオン!)

パワポケ「白旗を奪った…」

秋山優花里「じんじんします…」

五十鈴華「なんだか気持ちいい…」

(その後もみほさんの指揮で八九式、38(t)を立て続けに撃破して、M3が自滅して練習試合はオレ達Aチームの勝利に終わった)

蝶野亜美「みんなグッジョブ!ベリーナイス!初めてでこれだけ動かせれば上出来よ!あとは日々走行訓練と砲撃訓練に励むように!」

河嶋桃「一同、礼!」

一同「ありがとうございました!」

(カポーン)

パワポケ「あの後スーパー銭湯に行く流れになったのはいいんだが…」

矢部明雄「知ってたでやんす、そらそうよでやんす」

パワポケ「壁の向こうのにぎやかさと比べると…」

矢部明雄「むなしいでやんす…」

(そして)

パワポケ「ホームセンターに?」

秋山優花里「戦車道ショップじゃないんですか?」

武部沙織「だってもう少し乗り心地良くしたいじゃん?」

西住みほ「クッション敷くの!?」

(Ⅳ号の内装がかなり女子力高めにカスタムされた)

冷泉麻子が仲間になった!筋力が上がった!敏捷が上がった!技術が上がった!精神が上がった!

(数日後)

河嶋桃「急ではあるが今度の日曜日練習試合を行うことになった。相手は聖グロリアーナ女学院、日曜日は朝の六時に集合!各車長とパワポケは生徒会室まで来るように」

冷泉麻子「やめる、やっぱり戦車道やめる!」

五十鈴華「もうですか?」

武部沙織「麻子、朝は弱いんだよ…」

秋山優花里「モーニングコールさせていただきます!」

五十鈴華「お家までお迎えに上がります!」

冷泉麻子「六時だぞ…人間が朝の六時に起きれるか!人にはできることとできないことがある!短い間だったが世話になった!」

武部沙織「麻子がいなかったら誰が戦車動かすのよ!?それにいいの単位!?このままじゃ進級できないよ!私の事先輩って呼ぶことになるんだよ!?私のこと沙織先輩って呼んでみ!?それにちゃんと卒業できないとおばあちゃん滅茶苦茶怒るよ!?」

冷泉麻子「おばあ…うっ……わかった、やる」

パワポケ「沙織さん説得上手だな…」

―――――生徒会室―――――

作戦を決め、隊長をみほさんが務めることになり勝てば干し芋3日分、負ければあんこう踊りという条件を出された

パワポケ「あんこう踊りが何かは知らないけど負けるわけにはいかないな」

(その後)

武部沙織「あんなの踊ったらお嫁に行けなくなっちゃう~!」

秋山優花里「ネットにアップされて全国的なさらし者です!」

五十鈴華「一生言われますね…」

西住みほ「そんなにあんまりな踊りなの?」

武部沙織「ていうか勝とうよ!勝てばいいんでしょ!…それよか麻子がちゃんと来るかの方が心配だよ」

(負けたら全員であんこう踊りが決定した)

(そして試合当日)

パワポケ「沙織さんから麻子さんが起きないってSOSが来たな…」

西住みほ「パワポケさん、格納庫へ向かいます、華さんにも来てもらってください」

パワポケ「了解!」


五十鈴華「戦車でお迎えですか」

西住みほ「ついでに目覚ましです」

パワポケ「空砲って…これか、装填完了!」

西住みほ「よし…撃て!」

(ドォオオオオオオオン!)

近所の人「なんだなんだ?」

西住みほ「すみません!空砲です!」

西住みほ/五十鈴華「「おはようございます♪」」

パワポケ「じゃあオレは砲塔の上にでも座っておくよ」

(そして試合が始まる)

ダージリン「個性的な戦車ですわね、ですが私達はどんな相手にも全力でお相手いたしますの。サンダースやプラウダのような下品な戦いい方は致しませんの。騎士道精神でお互いに頑張りましょう。」

審判「一同!礼!」


パワポケ「あれが相手の隊長か」

矢部明雄「紅茶の銘柄から名前を取っているらしいでやんす、じゃあオイラは生徒会の手伝いに入るでやんす!」


西住みほ「少し狭いですが我慢してください」

(ドーン!ドーン!)

パワポケ「よし、こっちの作戦にかかった」

西住みほ「なるべくジグザグに走行してください!こっちは装甲が薄いからまともに喰らったら終わりです!」


(ドン!ドン!)

西住みほ「待ってください!」

武部沙織「味方を撃ってどうすんのよ~!」

パワポケ「河嶋さん!ちょっと待ってくれって!」

(ドン!ドン!)

パワポケ「一年生チームが戦車を置いて逃げちゃったぞ!?」

(選択肢安価↓1)

A:「仕方ない!」
B:「じゃあオレが乗り込むか」
C:「見えるもの全部撃てー!」

B:「じゃあオレが乗り込むか」

パワポケ「よし、オレが乗り込む!」

西住みほ「砲弾は全部実弾です!気を付けて!」


パワポケ「うおおおおおおっ!」

(ダダダダダッ!)

パワポケ「エンジンは掛けたまま…一旦撤退!」


矢部明雄「38(t)の履帯は外れやすいでやんす~」

角谷杏「よーし、あっち行っといでー」

矢部明雄「ダイナミックなパワハラでやんす…」

(ダダダダダッ!)


パワポケ「矢部君来てくれたか!」

矢部明雄「オイラが来たからには百人力でやんす!」

パワポケ「みほさん!Dチーム一応動ける!」

西住みほ『分かりました、B,C,Dチームついてきてください、体勢を立て直します』

磯部典子『はい!』

エルヴィン『心得た!』

河嶋桃『何?許さんぞ!』

パワポケ「了解!」

矢部明雄「多分オイラの方が操縦は得意でやんす」

パワポケ「よし、任せる!」

西住みほ『もっとこそこそ作戦を開始します!』


パワポケ「市街戦か…矢部君!割烹旅館の近くの商店に陣取る!」

矢部明雄「任せるでやんす!」



パワポケ「Aチームを追ってるマチルダが…よし!旅館に突っ込んだ!」

矢部明雄「突撃!」

パワポケ「マチルダⅡ覚悟!」

(ドーン!ドーン! カシュッ!カシュッ!)

矢部明雄「いてて…でやんす」

パワポケ「みほさんごめん、撃破されちゃったけど一両相討ちにしておいたよ」

西住みほ『わかりました、ありがとうございます』

(そして)


その後西住さん達Aチームの奮闘で相手を追いつめたものの一歩及ばず負けてしまった


角谷杏「いや~負けちゃったね~」

河嶋桃「約束通りやってもらおうか、あんこう踊り」

角谷杏「まーでも、こういうのは連帯責任ってことで」

小山柚「か、会長、まさか!」

矢部明雄「オイラ達も、でやんすか」

パワポケ「全身タイツか…見てるだけでキツイものを…」

(選択肢安価↓1)

A:「ふざけるな」
B:「もうお嫁にいけない」
C:「やってやるぜ!」

(前回B)

C:「やってやるぜ!」

パワポケ「やってやるぜ!あんこう踊りがなんぼのもんじゃー!」

矢部明雄「案外ノリノリでやんす?」

武部沙織「パワポケ先輩…もうヤケクソ?」

五十鈴華「あらあら…」


オレがセンターでキレッキレなあんこう踊りを披露することによって見物人の注目を一手に浴びた

やる気が下がった!人気者になった!プルフッターのコツを手に入れた!筋力が上がった!敏捷が上がった!技術が上がった!精神が上がった!

矢部君の評価が上がった!角谷生徒会長の評価が上がった!みほさんの好感度が少し上がった!
沙織さんの好感度が少し上がった!華さんの好感度が少し上がった!

(試合後、午後の七時まで自由時間ということで麻子さんを除くAチームのみんあとアウトレットに来ていると五十鈴家に奉公に来ている新三郎さん、華さんの母、百合さんと出会う)

新三郎「お嬢がいつもお世話になってます」

五十鈴百合「華さん、よかった元気そうそちらの皆さんは?」

五十鈴華「同じクラスと西住さんと武部さん、先輩のパワポケさん」

秋山優花里「私はクラスは違いますが戦車道の授業で一緒で…」

五十鈴百合「戦車道?まさか…」

(くんくん)

パワポケ「(嗅ぐんかい)」

五十鈴百合「鉄と油のにおい…まさか、花を生ける繊細な手で戦車に触れるなんて…!」

(バタン)

新三郎「奥様!?」

五十鈴華「お母様!?」


(ショックで倒れた百合さんを家まで新三郎さんが運び、オレ達もお邪魔することになった、そして華さんが事実上の勘当を言い渡された)

五十鈴華「帰りましょうか」

西住みほ「でも…」

五十鈴華「いつか、お母様を納得させられるような花を生けることが出来ればきっとわかってもらえる」

新三郎「…お嬢!」

五十鈴華「笑いなさい、新三郎これは新しい門出なのだから」

新三郎「はい!」

西住みほ「五十鈴さん…私も頑張る」

(その後新三郎さんが号泣しながらオレ達を港まで送ってくれた。去り際に華さんに何かあったら連絡をくれと連絡先を渡された)

冷泉麻子「…遅い」

武部沙織「夜は元気なんだから~」

(学園艦に出港ギリギリで戻ると一年生チームのみんなが待っていた、次からは逃げずに頑張ってくれそうだ)

角谷杏「これからは作戦は西住ちゃんに任せるよ、んでこれ」

西住みほ「ティーセット…」

秋山優花里「すごいです!聖グロリアーナは好敵手と認めた相手にしか紅茶を贈らないとか!」

小山柚「あとパワポケさんへの贈り物が格納庫に届いています」

河嶋桃「すぐにでも確認に行ってくれ」

パワポケ「オレに?」

秋山優花里「パワポケ殿!私もついて行っていいですか?格納庫に忘れ物しちゃって」

パワポケ「もちろんだよ」


―――――格納庫―――――

パワポケ「贈り物って…これか?」

秋山優花里「すごいです!Mk.VI軽戦車ですよこれ!」

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110349.jpg

BタイプなのかCタイプなのか

パワポケ「まーくしっくす?」

秋山優花里「えー、では解説を」

[不肖・秋山優花里の戦車講座!ミニ版]

秋山優花里「えー、このMk.Ⅵ軽戦車はですね戦間期にイギリスで開発された軽戦車であります!

その祖先は1928年に採用されたイギリスの軽戦車Mk.Ⅰであります!カーデン・ロイド豆戦車に砲塔を取り付けたものでその後順次改良されつつMk.II(砲塔が角ばったものに変更)、Mk.III(サスペンションの変更)、Mk.IV(誘導輪の廃止)、Mk.V(砲塔要員が2名に増加)と、少量ずつ生産されてきました。

1936年に本格的な大量生産型としてMk.VIが正式化される事となって。カーデン・ロイド系列の発展型となる軽戦車は、このMk.VI軽戦車が最終となるのであります!。

配備数はダンケルクの戦いまでに1400両ほどであります!主に偵察用でありましたがまあ大きい戦車は相応のコストがかかりまして…いろんな戦線で活躍したのであります!搭乗員は3名が原則ですが機銃を使うので二人での運用もできないことはありません!人員不足の我が校にとっては貴重な戦力になること間違いなしであります!」

(出典元:ウィ○ペディア)

パワポケ「へえ~、じゃあもう一人は矢部君だな」

秋山優花里「あの~ここだけの話でありますが…整備が終わったら私にも少し触らせてください」

パワポケ「もちろんだよ!」

秋山優花里「ありがとうございます!パワポケ殿!」

優花里さんの好感度が上がった!Mk.Ⅵ軽戦車を手に入れた!

※補足 >>44 今はB型です

今日はここまでにします、これ以降は前回と同様のイベント集を本編に沿って進めていきます

4月3週休日

西住みほ『全車、砲撃開始!』

(ドーン!ドーン!)

パワポケ「(華さんの命中率が高いな…集中力に何か秘訣でもあるのかな?直接聞いてみるか技を盗んでみるか…)」

―――――練習後―――――

パワポケ「華さん!少しいいかな?」

五十鈴華「ええと…どうされましたか?」

(選択肢安価↓1)

A:集中力の秘訣を聞く
B:奉公の仕事について聞く

A:集中力の秘訣を聞く

パワポケ「華さん、砲撃の時の集中力すごいでしょ?その秘訣を教えてもらっていいかな?」

五十鈴華「私、華道をやっていたので多分それかと…」

パワポケ「華道から戦車道に繋げられるのか…よし、オレにも華道を教えてもらっていいかな?」

五十鈴華「ええ、もちろんです!皆さんもどうですか?」

武部沙織「いいの?やるやる」

西住みほ「はい、よろしくお願いします」

秋山優花里「是非!」

冷泉麻子「仕方ない、付き合おう」

(そして)

パワポケ「立派な和室だな…」

西住みほ「寮にこんな部屋が…」

五十鈴華「まずは座り方から直していきましょうか」


(10分後)

五十鈴華「冷泉さん、まだ10分しか経っていませんよ」

冷泉麻子「うぉぉ…げ、限界だ…」

(さらに10分後)

武部沙織「…いつまで正座なの?」

五十鈴華「集中できる状態が整うまでです」


(さらに10分後)

五十鈴華「では次は鋏の使い方ですね」

パワポケ「やっと次の段階か…」

五十鈴華「正座は継続ですよ?」

(さらに五分後)

冷泉麻子「もう無理だ」

(バタンッ)

秋山優花里「冷泉殿?大丈夫ですか…って足がしびれ…」

(ドサッ)

五十鈴華「はぁ…これではお花を生けるどころではありませんね」

西住みほ「うぅ…足が」

五十鈴華「西住さんとパワポケさんは次の機会で次の段階に進んでもらいます。」

パワポケ「(思っていたよりスパルタだったな…けど確実に進歩しつつはあるのかな)」

特殊パラメーター友情が追加されました。友情値が上がると練習、戦車道、試合での獲得経験値が増えます

体力が減った!友情が上がった!技術が少し上がった!精神がかなり上がった!華さんの好感度が上がった!

4月4週休日

パワポケ「今日は何をしようかな…」

(PRRRRRRR)

パワポケ「沙織さんから電話だ、もしもし?」

武部沙織『あ、パワポケ先輩?料理の練習に付き合ってくれない?』

パワポケ「いいよ、矢部君とみほさんも一緒でいいかな?」

武部沙織『あじゃあ今から材料持ってそっち行くね』

(ピッ)

パワポケ「沙織さんアクティブだな…部屋の掃除でもしておくか」



(ピンポー~ン)

パワポケ「やあ沙織さん、よく来たね」

武部沙織「じゃあさっそく作っちゃうね」

矢部明雄「今から楽しみでやんす~」

西住みほ「あの…私もいていいの?」

武部沙織「もっちろん!」


(トントントン コネコネコネ ジュゥゥゥゥゥゥウウ)

武部沙織「お待たせ~、シェフの気まぐれ節約ハンバーグだよ」

パワポケ「いい匂いだな」

矢部明雄「待ってましたでやんす!」

パワポケ/矢部明雄/西住みほ/武部沙織「「「「いただきまーす」」」」

(パクッ!)

パワポケ「(これは………旨い!)」

武部沙織「どう?どう?」

(選択肢安価↓1)

A:「旨い!」
B:「見た目ちょっと悪いね」
C:「沙織さんはいいお嫁さんになれるな」
D:「この前ハンバーグの方が好きって言ったの覚えててくれたんだ」

D:「この前ハンバーグの方が好きって言ったの覚えててくれたんだ」

パワポケ「この前ハンバーグの方が好きって言ったの覚えててくれたんだ」

武部沙織「そうなの!…でも案外難しいのね、これ。形とか崩れやすいし」

パワポケ「…結構な無茶ぶりしてたのか」

武部沙織「大丈夫!花嫁修業の一環だから!」

西住みほ「でも本当においしい…隠し味は何かな?」

武部沙織「ふっふっふ~聞いて驚け恐れ入れ~なんと隠し味は…!」

矢部明雄「(ゴクリ)」

パワポケ「(ゴクリ)」

西住みほ「(ゴクリ)」

武部沙織「愛情でしたー!」

西住みほ「(ズコー)」

矢部明雄「愛情!最高のスパイスでやんす~!」

パワポケ「なるほど、旨いわけだ」

西住みほ「納得しちゃうんですか!?」

パワポケ「そういえば節約ハンバーグって言ってたけど…」

武部沙織「ああ、豆腐を混ぜてあるのよ。いや~この前雑誌で見た本当にデキるオンナは倹約しても料理上手って言ってたからさ~」

パワポケ「(沙織さんに彼氏いない理由が本格的に分からないぞ…?)」

矢部明雄「(答えは簡単でやんす、ここが女子高の学園艦だからでやんす)」

武部沙織「余った分はラップに包んで冷凍しておくからお腹すいたら食べてねー」

西住みほ「沙織さん…完全に主婦だよ」

やる気が上がった!体力が上がった!最大体力が上がった!友情が上がった!ミートのコツが最大になった!パワーヒッターのコツを手に入れた!チャンスメーカーのコツを手に入れた!

みほさんの好感度が少し上がった!沙織さんの好感度が上がった!

5月1週平日

パワポケ「今日の練習も疲れたなー、さてどうしようか?」

(選択肢安価↓1)

A:みほさんと戦術研究
B:沙織さんの料理の練習に付き合う
C:華さんと華道
D:優花里さんの戦車講座
E:麻子さんと昼寝
F:帰って休む

A:みほさんと戦術研究

パワポケ「みほさん!この後時間いいかな?」

西住みほ「はい、どうしましたか?」

パワポケ「オレも車長だからね、戦術の研究をしておきたくて」

西住みほ「分かりました、では寮の私の部屋まで行きましょうか」

―――――学生寮―――――

西住みほ「散らかってるけど、上がってください」

パワポケ「お邪魔しま~す」


西住みほ「大洗の戦車は基本的に攻撃力が低い戦車が多いです、最大火力がⅢ突ですが砲塔が回りません」

パワポケ「ということはオレ達の仕事は」

西住みほ「はい、Ⅲ突の待ち伏せしている場所に敵を誘き出すことです」

パワポケ「なるほど、足の速いMk.Ⅵにはもってこいだな」

西住みほ「あとMk.Ⅵは小さいので偵察にも使います、大変かもしれませんが…」


西住みほ「正面装甲を抜くことは難しいのでそこは戦術と腕でカバーですね」

パワポケ「機銃で履帯を撃ち続ければ嫌がらせにはなるか」


(みほさんと図上演習と戦術研究を行った、引き際の良さがみほさんの強みなのかもしれない)

体力が少し減った!友情が少し上がった!技術が上がった!精神が少し上がった!

みほさんの好感度が少し上がった!

6月1週平日

(オレは戦車道全国大会の組み合わせ抽選についていった。一回戦はサンダース大附属、不安を抱えながらもふらっと入った戦車喫茶で遭遇した黒森峰の生徒二人組、しかも片方はみほさんの姉で国際強化選手の西住まほだった!そんな彼女たちと一触即発の事態に!)

逸見エリカ「副隊長?…ああ、元、でしたね」

西住みほ「お姉ちゃん…」

西住まほ「まだ戦車道をやっているとは思わなかった」

秋山優花里「お言葉ですがあの試合のみほさんの判断は間違っていませんでした!」

逸見エリカ「部外者は口を出さないでほしいわね」


パワポケ「(感じ悪いな…)」

(選択肢安価↓1)

A:「どちら様?」
B:とりあえず煽ってみる
C:「…………。」

(前回A)

B:とりあえず煽ってみる

パワポケ「こんな格言を知っている?『弱い犬ほどよく吠える』」

矢部明雄「ただのことわざでやんす」

武部沙織「なんでダージリンさんなのよ…」

パワポケ「本当に実力のあるものは堂々としているけど本当は弱いものは自分を大きく見せるためにキャンキャン吠えるそうよ、人間も同じなのかしら?」

(ズズズッ)

逸見エリカ「なっ…!あなたねえ!」

パワポケ「ほら、そういうとこ」

逸見エリカ「くっ…覚えてらっしゃい!」

パワポケ「忘れた」

西住まほ「行くぞ」

逸見エリカ「一回戦はサンダース大附属と当たんでしょ?無様な戦い方をして西住流の名を汚さないことね」

武部沙織「何よその言い方!」

五十鈴華「余りにも失礼すぎます!」

逸見エリカ「あなた達こそ戦車道に対して失礼じゃない?無名校のくせに。この大会はね、戦車道のイメージダウンになるような学校は参加しないのが暗黙のルールよ」

冷泉麻子「強豪校が有利になるように示し合わせて作った暗黙のルールとやらで負けたら恥ずかしいな」

(ガチャ)

矢部明雄「行っちゃったでやんす」

パワポケ「黒森峰…絶対に倒さないといけない相手だな」

西住みほ「パワポケさん…みんなも…ありがとう、かばってくれて」

(選択肢安価↓1)

A:「当然のことだよ」
B:「オレもムカついてたしね」
C:「…本当に知らなかっただけなんだけどね」

(前回A)

A:「当然のことだよ」

パワポケ「当然のことだよ、だってオレ達友達だから!」

秋山優花里「そうでありますパワポケ殿!西住殿をお守りするのが私たちの使命!」

矢部明雄「西住みほ親衛隊発足でやんすー!さっそく法被を発注するでやんす!」

秋山優花里「SSでありますか!第二次大戦の雰囲気!燃えてきました!」

パワポケ「…みほさんの敵を捕まえてシベリアかガス室に送るんだな、よーし!」


五十鈴華「皆さん仲がよろしいんですね」

武部沙織「………三人とも親衛隊の認識ズレてない?」

冷泉麻子「ケーキ、追加注文していいか?」

(西住みほ親衛隊が発足しました!)

みほさんの好感度が上がった!優花里さんの好感度が上がった!守備職人のコツを手に入れた!送球のコツを手に入れた!

今日はここまでにします

前回は空気だった親衛隊イベントも少しづつ入ると思います

6月3週平日

パワポケ「さて、今日も戦車道の練習だな」

西住みほ「あ、パワポケさん、少しいいですか?」

パワポケ「みほさん、どうかした?」

西住みほ「最近秋山さん、練習に来てないからクラスの人にも聞いたら学校も休んでいるみたいで、携帯も通じないそうです…」

パワポケ「それは心配だな」

(選択肢安価↓1)

A:家に行ってみるか
B:なんとかなるだろ

B:なんとかなるだろ

パワポケ「(優花里さんに限って学園艦内で遭難なんてことはないだろうし…)どうにかなるでしょ、携帯の電源を切っているだけかもしれないし」

武部沙織「え、それちょっと薄情じゃない?」

冷泉麻子「だが仮に倒れていたとして大勢で詰めかけても邪魔にしかならないぞ」

五十鈴華「西住さん、どうしますか?」

西住みほ「…わかりました、私が秋山さんの家に行ってみます。皆さんは練習をお願いします。…私や秋山さんが欠けた状態で戦わざるを得ないこともこの先想定しておきたいので」

武部沙織「みぽりんがそういうなら従うけどさ…」

五十鈴華「何事もなければよいのですが」

冷泉麻子「何か分かったら教えてくれ」

パワポケ「さ、練習に戻ろう」

(いつも以上集中して練習が出来た)

やる気が下がった!体力が下がった!筋力が少し上がった!技術が少し上がった!

沙織さんの好感度が少し下がった!麻子さんの好感度が少し上がった!

(翌日分かったことだが優花里さんはサンダース大附属に潜入して編成などの情報を取ってきたそうだ)

パワポケ「ずいぶんリスクの高いことをしてきたんだね」

秋山優花里「いえ、情報戦が戦車道の試合を左右します!この程度、西住殿のためならどうってことありません!」


西住みほ「パワポケさん、Aチーム、Bチームでは味気ないということでチーム名を決めることになりました。パワポケさん達はどれがいいですか?ちなみに私たちはあんこう、生徒会はカメ、バレー部がアヒル、歴女チームがカバ、一年生チームがウサギです」

パワポケ「沙織さんが持っているマグネットの中から選ぶのか、すごい数だな」

(選択肢安価↓1)

A:「タカ」
B:「バッファロー」
C:「カモメ」
D:「ワシ」
E:「クマ」
F:「ライオン」
G:「巨人」
H:「トラ」
I:「ツバメ」
J:「コイ」
K:「ドラゴン」
L:「ハムスター」
M:「たぬき」

F:「ライオン」

パワポケ「この白いライオンがカッコいいな」

矢部明雄「オイラも賛成でやんす!」

西住みほ「分かりました、ではパワポケさん達はライオンさんチームでお願いします」

(参考までに)
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110437.jpg

6月4週休日

パワポケ「全国大会初戦まであと1週間だけど誰かと遊びに行こうかな」

A:西住みほ
B:武部沙織
C:五十鈴華
D:秋山優花里

>>74 ごめんなさい、ミスです

6月4週休日

パワポケ「全国大会初戦まであと1週間だけど誰かと遊びに行こうかな」

(選択肢安価↓1)

A:西住みほ
B:武部沙織
C:五十鈴華
D:秋山優花里
E:冷泉麻子

A:西住みほ

パワポケ「みほさんと遊びに行こう!」

(PRRRRRRRRR)

西住みほ『パワポケさん、どうしましたか?』

パワポケ「今日は練習もないしどこかに遊びに行かない?」

西住みほ「はい、いいですよ、どこに行きますか?」

パワポケ「そうだな…」

(選択肢安価↓1)

A:カラオケ
B:ショッピングモール
C:喫茶店
D:遊園地

B:ショッピングモール

パワポケ「ショッピングモール…ていうよりはアウトレットかな、そこでいい?」

西住みほ「はいじゃあすぐ支度しますね!」


パワポケ「さて、アウトレットに着いたけど…」

西住みほ「改めてみると広い…」

パワポケ「まずは色々見て回ってみようか」

西住みほ「はい!」


(みほさんの視線をくぎ付けにしたのはおもちゃ屋のショーウィンドウだった)

パワポケ「どうかした?」

西住みほ「あ、いえ、なんでもないです、なんでも…」

パワポケ「(あのショーウィンドウの中に気になるものがあったんだな…よし、奮発するか)」

(そして)

パワポケ「ふぅ~いろいろ見て回って疲れたな」

西住みほ「そうですね、少し休憩しましょうか」

パワポケ「あ、オレ飲み物買ってくるからそこのベンチで待っててよ」

西住みほ「え、悪いですよ」

パワポケ「大丈夫、前の学校にいたときのバイトで貯めた貯蓄が結構あるから安いもんだよ」

西住みほ「でも…」

パワポケ「試合中のみほさんはすごくカッコいいんだからさ、オレにも少しくらいカッコつけさせてよ」

西住みほ「…お言葉に甘えて、ありがとうございます」

パワポケ「じゃ、ちょっと行ってくるね」

(タタタタタッ!)

パワポケ「(さて、ショーウィンドウに目を向けていただけだからな、どれが正解だ?)」

(選択肢安価↓1)

A:超合金ガンダーロボDX
B:ボコられグマのボコ(大洗モール限定)
C:イタチの人形
D:ほるひす着ぐるみ

B:ボコられグマのボコ(大洗モール限定)

パワポケ「…これかな?あ、プレゼント用の包装お願いします、あとで取りに来ますので…」


(タッタッタッ)

パワポケ「みほさん!お待たせ」

西住みほ「あ、ありがとうございます」


(みほさんと楽しい時間を過ごした)

パワポケ「おっと、そろそろ出港だね」

西住みほ「帰らないといけませんね…その大きな荷物は何ですか?」

パワポケ「今は企業秘密かな?」

(寮の部屋の前まで色々話したりしながら帰ってきた)


西住みほ「今日はありがとうございました、楽しかったです」

パワポケ「楽しんでもらえたなら何よりだよ、それと…はい、これプレゼント」

西住みほ「ありがとうございます…今開けてもいいですか?」

パワポケ「もちろんだよ」

西住みほ「何だろう……ボコだー!しかも新しいやつなのかな?パワポケさん、ありがとう!大事にします!」

パワポケ「どういたしまして、喜んでくれるなら選んだ甲斐があるよ」

西住みほ「あっ…はしゃぎすぎちゃいましたね…」

パワポケ「ハハハ…それじゃあおやすみ」

西住みほ「おやすみなさい!」


(ガチャ)

パワポケ「あれが正解だとは思わなかったな…けどあのセンスについては…また今度聞くことにしよう」


やる気が上がった!友情が上がった!筋力が上がった!ケガしにくさBになった!

みほさんの好感度がかなり上がった!

7月1週休日

パワポケ「今日はサンダース大附属との試合だ」

矢部明雄「オイラ達の戦車では装甲が貫けなくても全力を尽くすでやんす!」

ーーーーーーーー試合会場ーーーーーーーー

パワポケ「相手のサンダース大附属は設備がすごいな」

矢部明雄「流石お金持ち校でやんす…」

ケイ「ヘーイ!アンジー!」

小山柚「角谷杏だからアンジー?」

河嶋桃「馴れ馴れしい…」

角谷杏「やあやあケイ!お招きどーも」

ケイ「なんでも好きなもの食べてって!OK?」

角谷杏「オーケーオーケー!おケイだけに」

ケイ「HAHAHAHA!ナイスジョーク!」


パワポケ「敵の隊長はさわやかな人だな」

矢部明雄「スパイ行為をあっさり許したでやんす…」


(そして試合が始まった!)

西住みほ『ウサギさんチームは右方向の偵察をお願いします、アヒルさんチームは左方向、ライオンさんチームは後方の警戒、カバさんと我々あんこうはカメさんを守りつつ前進します…パンツァー・フォー!』


澤梓『シャーマン6両に包囲されました!』

西住みほ『南西から援軍を送ります!アヒルさんチームついてきてください!』


(ウサギさんチームがどうにかして包囲網を潜り抜けた、みほさんが通信傍受器の存在に気づき、それを逆手に取った作戦を立てる)


西住みほ『囲まれた!全車後退!』

パワポケ「(アヒルさんチームが攪乱用の土煙を上げてるけどあの木はどうやって切り倒したんだろう…)」

西住みほ『見つかった、みんなバラバラになって退避、38(t)はC1024R地点に隠れてください』


パワポケ「(シャーマンが誘き出されて…残念そこはⅢ突の射程だ)…よし!カバさんが一両撃破!」

西住みほ『128高地に陣取ります、少し危険ですがやるしかありません』

西住みほ『(こちらは六両…じゃあ囮が出せるかな…?)』

武部沙織『(ライオンさんチーム、128高地に囮をお願いします…メール送信!)』

(ブーッ!ブーッ!パカッ!)

パワポケ「(了解、ライオン囮にでます…っと!)」

(ピロリン!)

パワポケ「よし、行くぞ矢部君!」

矢部明雄「了解でやんす!」

(ガガガガガ!)

パワポケ「改めてみると…シャーマン滅茶苦茶怖いんだけど!」

矢部明雄「全車両向かってきたでやんす!」

パワポケ「みほさん達とは逆方向へ逃げるぞ!」

矢部明雄「アイアイサーでやんす!」

(ガタガタガタガタ)

(ドーン!ドーン!)

パワポケ「ファイアフライまで撃ってきた!」

矢部明雄「ひえぇぇええ~でやんす!」

(ドーン!………ドーン!)

パワポケ「砲撃が少なくなった?4両がオレ達の追撃から…離脱?」

矢部明雄「他のみんなの位置がばれたでやんす?」

パワポケ「すまない!敵4両そっちへ向かった!追いつかれる前に仕留めてくれ!」

(ドン!ドーン!)

矢部明雄「それでも激しい千本ノックでやんす!」

(ドン!)

パワポケ「前見て前!」

(ピョン!ドスンッ!)

矢部明雄「縦にゆするノックは聞いたことないでやんす!」

(ドオオオオオン!)

パワポケ「すまないやられた!」

西住みほ『大丈夫です、ファイアフライ到着まで少し余裕が出来ました』


西住みほ『アヒルチームけが人は!?』


磯部典子『大丈夫です!すみません!戦闘不能です!』


澤梓『すみません!鼻が長いのにやられました!』



西住みほ『丘を登って、稜線射撃を行います!』

(ドーン!)


審判『大洗女子学園の、勝利!』


パワポケ「よっしゃー!」

矢部明雄「やったでやんすー!」

ケイ「あなたがキャプテン?」

西住みほ「そうですけど…」

ケイ「エキサイティング!こんな試合が出来るとは思わなかったわー!」

西住みほ「あの…四両しか来なかったのは…?」

ケイ「あなた達と同じ数だけ使ったの!」

西住みほ「どうして…?」

ケイ「ザッツ戦車道!これは戦争じゃない、道を外れたら戦車が泣くでしょ?盗み聞きなんてつまらないマネして悪かったわね」

西住みほ「でも全車両来られていたら負けていました」

ケイ「でも勝ったのはあなた達」

西住みほ「……ありがとうございます!」

パワポケ「スポーツマンシップあふれる人だったな…相手のフラッグ車の車長、肩に手を置かれて…ありゃ反省会かな?」

矢部明雄「(しかもアメリカン美女でやんす!)」

やる気が上がった!友情が上がった!筋力が上がった!敏捷が上がった!技術が上がった!精神が上がった!走塁のコツを手に入れた!

(試合後、麻子さんの祖母の久子さんが倒れて入院したと電話があり、その場に居合わせた黒森峰のヘリで麻子さんと付き添いの沙織さんが病院へ向かった)

西住みほ「私たちは撤収準備をします」

五十鈴華「分かりました」

秋山優花里「了解であります…」

西住みほ「私たちは明日お見舞いに行きます、パワポケさんも来てください」

パワポケ「ああ、分かった」


(そして翌日)

???『もういいから帰りな!いつまでも病人扱いするんじゃないよ!もうあたしのことはいいから学校へ行きな!遅刻なんかしたら許さないよ!なんだその顔、人の話ちゃんと聞いているのかい?全くお前はいつも愛想も返事もなさすぎなんだよ!』

冷泉麻子『そんなに怒鳴ると血圧上がるから…』

秋山優花里「もう帰ります…?」

五十鈴華「せっかくここまで来たんですから、突撃です」

秋山優花里「五十鈴殿って結構肝据わってますよね」

五十鈴華「失礼します」

武部沙織「あ、華!みぽりんにゆかりんとパワポケ先輩も!」

冷泉久子「何だいアンタたち…」

冷泉麻子「戦車道一緒にやってる友達と先輩」

冷泉久子「戦車道…?あんたがかい」

冷泉麻子「うん」

西住みほ「西住みほです」

五十鈴華「五十鈴華です」

秋山優花里「秋山優花里です」

パワポケ「パワポケです」

武部沙織「私達全国大会の一回戦勝ったんだよ~」

冷泉久子「一回戦くらい勝てなくてどうすんだい」

パワポケ「ははは…手厳しいですね」

冷泉久子「で、戦車さんたちがどうしたんだい?」

冷泉麻子「試合の後おばあが倒れたって連絡があってみんな心配してお見舞いに…」

冷泉久子「アタシじゃなくてアンタのこと心配してきてくれたんだろう!」

冷泉麻子「分かってるよ…」

冷泉久子「だったらちゃんとお礼言いな」

冷泉麻子「わざわざ……ありがとう………」

冷泉久子「少しは愛想よく言えんのかい!」

冷泉麻子「…ありがと」

冷泉久子「さっきと同じだよ!」

冷泉麻子「だから怒鳴ったらまた血圧上がるら…」

武部沙織「おばあちゃん、今朝まで意識なかったんだけど目が覚めるなりこれだもん」

冷泉久子「寝てなんかいられないよ!明日には退院するからね!」

冷泉麻子「いやまだ無理だって」

冷泉久子「何言ってるんだい!こんなところで寝てなんかいらんないんだよ!」


冷泉久子「アンタたちもこんなところで脂売ってないで戦車に油差したらどうなんだい?お前もさっさと帰りなどうせ皆さんの足引っ張るだけだろうけど」

西住みほ「そんな…冷泉さん試合の時いつも冷静で助かってます!」

秋山優花里「それにすごく戦車の操縦が上手であこがれてます!」

パワポケ「そうそう、矢部君も見習ってほしいくらいですよ」

冷泉久子「矢部って誰だい?」

パワポケ「オレだけみんなと別の戦車で、そっちの操縦手です」


冷泉麻子「それじゃあおばあ、また来るよ」


冷泉久子「…あんな愛想のない子だけどね、よろしく」

西住みほ/パワポケ「「はい!」」


冷泉久子「まさか女子高で同じ学校の男を作るなんて思わなかったよ」

パワポケ「(盛大に勘違いなさってらっしゃるー!?)」

(選択肢安価↓1)

A:「違いますよ」
B:「まだ友達です!」
C:「ラブラブですウヒヒ」

B:「まだ友達です!」

パワポケ「えーと、盛大に勘違いなさってるようだけど…まだ友達です」

冷泉久子「まだ…?」

西住みほ「あ、パワポケさん!バスの時間が…」

パワポケ「それについてはおいおい然るべき説明を…とにかく、仲良くさせてもらってますので!…失礼します」

(バタン)

冷泉久子「…全く、これじゃあポックリ逝ってもられないよ」


西住みほ「パワポケさん、迂闊ですね」

パワポケ「面目ない…でもフォローありがとう」

西住みほ「ふふ、いいんですよ、誤解は解けたんですから」

(その後の帰り、麻子さんはずっと寝ていた、沙織さんから心配からあまり寝ていなかったこと、久子さんが麻子さんにとって唯一の家族だということを聞かされた。病院でのオレの答えが正しかったのかは分からなくなった)

体力が少し上がった!

みほさんの好感度が上がった!麻子さんの好感度が上がった!

7月2週平日

(書類上は戦車がまだあるはずだ、ということで学園艦をくまなく探すことになった)


パワポケ「戦車を探すのはいいけど…」

矢部明雄「ここはさすがにないでやんす…」

パワポケ「よーし、撤収」


五十鈴華「戻ってきませんね、沙織さんと一年生チーム」

冷泉麻子「遭難、したそうだ船の底だがどこにいるか分からないと」

角谷杏「はい、これ船の地図ね。捜索隊行ってきてー」


秋山優花里「なんかお化け屋敷みたいな雰囲気ですねぇ…」

(カランカラン)

秋山優花里/西住みほ「「うわああああああ!」」

(ピトッ)

五十鈴華「大丈夫ですよ」

秋山優花里「五十鈴殿、本当肝が据わってますよね」

西住みほ「麻子さん、大丈夫?」

パワポケ「完全に引っ付いて動かないな、麻子さん…」

冷泉麻子「お、お化けは早起き以上に無理…」

西住みほ「腰が抜けちゃってるよ…」

パワポケ「オレがこのまま連れて行くから、先を急ごう」

冷泉麻子「すまないな、パワポケ先輩…」


パワポケ「あ、ここにいたんだ」

武部沙織「みぽりん!みんなも」

宇津木優希「やったー!」

大野あや「救助隊だー!」

山郷あゆみ「助かったー!」

武部沙織「もう大丈夫だよー」

秋山優花里「武部殿モテモテですね」

冷泉麻子「希望したもて方とは違うようだが」

(そして全員でスーパー銭湯へ行く流れになったはいいが…)

(カポーン!)

パワポケ「いつぞやより…」

矢部明雄「さらに壁の向こうがにぎやかでやんす…」

パワポケ「オレ達も騒ぐ?」

矢部明雄「どうやって騒ぐでやんすか?むなしいだけでやんす…」

パワポケ「待て、しっかり耳をすませば…」

河嶋桃『よし、西住、やれ』

西住みほ『はい?』

河嶋桃『締めろ』

パワポケ「何を言ってるかまで聞き取れるぞ…締めの挨拶はおーってレスポンスを返すのが基本だったな」

矢部明雄「言わないわけにもいかないでやんすが…」

西住みほ『み、みなさん!次も頑張りましょう!』

パワポケ「(そうだな…)」

(選択肢安価↓1)

A:向こうに聞こえる程度に
B:矢部君になら聞こえる程度に
C:向こうより気合を入れて叫ぶ

A:無効に聞こえる程度に

パワポケ「(矢部君、無効に聞こえる程度で行こう)」

矢部明雄「(マジでやんすか?)」

一同『おーっ!』

パワポケ/矢部明雄「おーーーーーーーーっ!!!!」


武部沙織『………なんかナチュラルにパワポケ先輩たち合わせてきたよ!?』

秋山優花里『音だけの情報を頼りに!さすがであります!』

わーわーぎゃーぎゃー

パワポケ「普通に向こうはパニックになっちゃったね」

矢部明雄「当然でやんす」

パワポケ「ま、あとはゆっくりしていこうか」

矢部明雄「そうでやんすねぇ」

体力が上がった!最大体力が少し上がった!チャンスのコツを手に入れた!

麻子さんの好感度が少し上がった!

ルノーB1bisを手に入れた!Ⅳ号戦車用長砲身を手に入れた!88ミリ砲を手に入れた!

今日はここまでにします、ガルパン世界にしあわせ草はない、いいね?(確認事項)

7月2週平日

(次の対戦校であるアンツィオ高校の情報を優花里さんがスパイしてきた、重戦車P40が秘密兵器らしく、Ⅳ号をP40に見立て、バレー部の八九式とオレ達のMk.ⅥをCV33に見立てて練習を重ねた)

河嶋桃「よし、今日は解散!」


パワポケ「さて、帰ろうかな」

西住みほ「あの、パワポケさん、戦術について確認したいので私の部屋に来てくれますか?」

パワポケ「ああ、いいよ」

(その後コンビニ弁当ではあるがみほさんと一緒に夕飯を食べ、戦術の研究もした)

パワポケ「(女の子らしい部屋ではあるけど、みんなボコっていったか、傷だらけのクマなんだよな…西住流の家元の娘でもあるけどまほさんとはうまくいってないようだし………そもそも戦車のコーティングってなんだ?カーボンってレベルじゃないぞ、みほさんなら何か知ってるのかな?)」

西住みほ「あの…パワポケさん?私の顔に何かついてますか…?」

パワポケ「え、ああ何もついてるわけじゃないけど…」

(選択肢安価↓1)

A:ぬいぐるみのセンスについて聞く
B:西住流の事について聞く
C:戦車のコーティングについて聞く

B:西住流の事について聞く

パワポケ「ちょっと気になることがあってさ、西住流の事について気になってね」

西住みほ「………!そ、それは」

パワポケ「もちろん話したくないなら話さなくていい、けど話して少しでも気が楽になるなら話してほしいな」

西住みほ「わかりました…全て話します。まずパワポケさんも知っていそうなところだと西住流は戦車道の数ある流派の中でも最も由緒正しき流派です。

日本で最大、最古と呼ばれています。つまり『撃てば必中 守りは固く 進む姿は乱れ無し 鉄の掟 鋼の心 』です。

統制された陣形で圧倒的な火力をもって敵を撃破する戦法が基本です。

西住流は最大、最古の流派であるがゆえに負けることが許されない流派でもあります。

今の師範が西住しほ…私のお母さんです。昔からとても厳しい人でした。

……そして去年の全国大会の決勝、相手はプラウダ高校。試合中に味方の車両が川に落ちました。

私は居てもたってもいられなくて、落ちた仲間の救助に向かいました……自分の戦車を捨てて。

私の車両はフラッグ車だったのでその間に撃たれて負けて、十連覇を逃しました………私のせいだったんです。

西住流の名前に泥を塗った上に十連覇まで逃した戦犯、周りの視線が怖くて私は戦車道からも西住流からも逃げ出しました……」

パワポケ「それで今に至る…か」

西住みほ「笑っちゃい…ますよね?こんな弱い私が今は大洗の隊長だなんて」

パワポケ「………(みほさん、無理して堪えているようだけどやっぱり過去の事を語るのは辛いのか…)」

(選択肢安価↓1)

A:「笑わないさ」
B:「ああ、笑っちゃうね」
C:みほさんを抱きしめる

A:「笑わないさ」

パワポケ「笑わないさ」

西住みほ「えっ?」

パワポケ「誰もみほさんの事を笑ったりなんかしないよ、いつも一生懸命でみんなの事を気にかけて、責任感も強い。そんな頑張ってる人を笑ったりはしないさ。

それに優花里さんも言ってたけど去年の決勝戦のみほさんの判断は間違ってなかったと思うよ?

…頼りないかもしれないけど、オレ達の事も頼ってほしいな」

西住みほ「パワポケさん…」

パワポケ「おっと、もうこんな時間だ、それじゃおやすみ、みほさん」

西住みほ「あ、はい!おやすみなさい…それと、ありがとうございます、色々吐き出して少しスッキリしました。パワポケさんに話してよかったです」


やる気が上がった!友情が上がった!

みほさんの好感度がかなり上がった!

7月2週休日

(そして試合当日)

アンツィオ生「「「「ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!ドゥーチェ!」」」」

アンチョビ「相手が西住流だろうが島田流だろうが私たちは負けない…じゃなかった勝つ!今日は正々堂々勝負だ!」

矢部明雄「アンツィオはすごい盛り上がりでやんすー!」

パワポケ「確かに調子に乗られると厄介そうだな…」

(試合が始まった)

西住みほ『先行するアヒルさん状況を知らせてください!』

磯部典子『アヒルチーム十字路まであと1キロです!』


磯部典子『セモベンテ2両、カルロベローチェ3両すでに十字路に配置!』


西住みほ『ウサギさんとライオンさんがショートカットして十字路まで進出をお願いします、我々はフィールドを抑えつつ行きます!』


パワポケ「へえウサギさん速くなったな、矢部君負けるんじゃないか?」

矢部明雄「失敬なこというなでやんす!」

パワポケ「飛ばしすぎ!街道出るから!」

澤梓『危ない、後退後退!』

西住みほ『ウサギさん、敵の正確な情報を教えてください』

澤梓『カルロベローチェ4両セモベンテ2両が陣取っています』


西住みほ『ウサギさん、アヒルさん、ライオンさん、退路を確保しつつ斉射してください』

(ダダダダダダダダッ!)

矢部明雄「立て看板でやんす!」



パワポケ「お、セモベンテ」

(ドーン!)

矢部明雄「ウサギさんが撃っちゃったでやんす…」

パワポケ「やばいこっちきた!」

矢部明雄「逃げるでやんす!」


パワポケ「矢部君!澤さん!正面バレー部!」

矢部明雄「危ないでやんすー!」


パワポケ「おっ、ウサギさん一両撃破~ってマズい!崖だ!」

矢部明雄「止まらないでやんす!」

パワポケ「カルロベローチェも落っこちたぞ!」

(ポーン!ドンガラガッシャーン!カシュッ!)

パワポケ「いてて、白旗かー」

(ドーン!)

審判「フラッグ車P40走行不能!大洗女子学園の勝利!」

>>115 で何故か酉付け忘れる珍事…なりすましとかじゃないんでご安心を

アンチョビ「今年こそは勝てると思ったのにな、だが、いい勝負だった!」

西住みほ「はい!私たちも勉強させてもらいました!」

アンチョビ「決勝まで行けよ、我々も全力で応援するから!」

西住みほ「何が始まるんですか?」

アンチョビ「諸君!試合だけが戦車道じゃないぞ!試合が終わったら試合にかかわった全ての選手、スタッフをねぎらう!それがアンツィオの流儀だ!」

(瞬く間に準備が整えられ即席の立食パーティーが始まった!)

わいわいがやがや

アンツィオとの試合に勝利した!

やる気が上がった!友情が上がった!筋力が上がった!敏捷が上がった!技術が上がった!精神が上がった!

今日はここまでにします

ふざけた世界観の裏サクと聞いてとしおくんを戦車で撃退するというしあわせ島編最終決戦じみた場面を一瞬妄想しかけました♨

7月3週平日

(ルノーBis1には園みどり子さん達風紀委員が乗ることになった)

パワポケ「次は準決勝、気合い入れていこう!」

矢部明雄「それまでに残された時間で練習でやんすー!」

秋山優花里「パワポケ殿~!」

パワポケ「優花里さん、どうかした?」

秋山優花里「はい、Mk.Ⅵの特性を考慮してこれがあれば便利かと」

パワポケ「発煙筒?」

秋山優花里「はい!アヒルさんチームが常備しているように偵察のお供であります!狼煙代わりにもなりますからね」

パワポケ「ありがとう、使わせてもらうよ」

発煙筒を手に入れた!


角谷杏「…西住ちゃん、パワポケ君も大事な話あるからさ後で生徒会室まで来て?」

西住みほ「…分かりました」

パワポケ「はい(………いつになくシリアスな感じだな…さっきの河嶋さんの勝ちにこだわる姿勢と何か関係があるのかな?)」

(そして)

(コンコン)

パワポケ/西住みほ「「失礼しまーす」」

角谷杏「いや~~~寒くなってきたね~」

河嶋桃「北緯50度を越えましたからね」

小山柚「次の会場は北ですもんね」

河嶋桃「全く、試合会場をルーレットで決めるのはやめてほしい」

(選択肢安価↓1)

A:「それで、話っていうのは?」
B:「…鍋?」
C:「なんでこたつが…」

(前回B)

A:「それで、話っていうのは?」

パワポケ「それで、話っていうのは?」

角谷杏「まあまあ焦らないで、そんなんじゃモテないぞ」

パワポケ「大きなお世話ですよ」

小山柚「まあ座って、こたつ、あったかいわよ」

河嶋桃「あまり畏まらなくてもいい、今回の目的は………まあ決起集会のようなものだ」

角谷杏「すごいでしょーこのコタツ、小山が予算やりくりして買ったんだよなー」

小山柚「あとは電子レンジに冷蔵庫、オーブンなんかも買いましたね」

河嶋桃「会長は料理のことになると全力で凝ったことしますからね」

角谷杏「まあ予算のやりくりも、今思えば悪いことじゃなかったな…」

小山柚「ええ……」


河嶋桃「鍋、煮えてますね」

小山柚「どんどん食べて、会長の作るアンコウ鍋は絶品なのよ!」

(五人で鍋を囲みながら生徒会の思い出話を色々聞いた、親睦を深めてみほさんと帰ろうかというタイミングでオレは呼び止められた)

パワポケ「ごめん、先に行ってていいよ」

西住みほ「いえ、外で待ってます」

角谷杏「ごめんねー少しパワポケ君借りとくよー」

西住みほ「失礼します」


(ガチャ バタン)


パワポケ「それで話って?」

角谷杏「まず一つ、さっき埼玉西武ライオンズのスカウトの人から連絡があってね戦車道の全国大会が終わって甲子園もひと段落したら実力見てくれるって」

パワポケ「本当ですか!?」

河嶋桃「本当だ。………会長は色々なところにパイプを持っておられるからな」

小山柚「何はともあれおめでとう、パワポケ君」

パワポケ「はい!」

角谷杏「もう一ついい?」

パワポケ「何ですか?(…さっきの格納庫の時と同じ雰囲気だ)」

(選択肢安価↓1)

A:「戦車道に関することですか?」
B:「みほさんを先に帰らせた理由が?」
C:「『良いニュースと悪いニュースがある』って言ってくれればよかったのに…」

(前回B)

A:「戦車道に関することですか?」


パワポケ「戦車道に関することですか?」

角谷杏「半分正解、半分間違いかな~」

パワポケ「どういうことですか?半分正解ならみほさんに聞かせても…」

角谷杏「ここに呼んだ時まではそのつもりだったんだけどね~」

河嶋桃「まあ事情が事情だからな」

小山柚「パワポケ君にも私たちと同じ重荷を背負ってもらうことになっちゃうんだけど…大丈夫?」

パワポケ「……わかりました、覚悟はできてます」

角谷杏「結論から言うとね、我が校は廃校となる」

パワポケ「な、なんだってー!?」

小山柚「学園艦は維持費が膨大にかかるでしょう?だから古いだけで目立った実績のない学校は統廃合が進められるの」

河嶋桃「そこで会長は賭けに出た、昔盛んだった戦車道で全国優勝すれば廃校させるわけにはいかないだろう、と」

角谷杏「西住ちゃんには悪いことしたって思ってるよ、パワポケ君と矢部君にもね」

小山柚「そしてあと二つ勝てば廃校はなくなる、ってところまで来た……本当にそれで終わるかは分かりませんけど」

角谷杏「それで二人に話そうかと思ったんだけど、西住ちゃんって転校してきた事情が事情でしょ?隊長もやってもらってこれ以上重荷を背負わせるわけにもいかないし……西住ちゃんには事実を知って萎縮するよりのびのび試合してほしいからさ…」

パワポケ「会長………」

角谷杏「西住ちゃん、外で待っているんでしょ?別に今の話は西住ちゃんに伝えても伝えなくてもどっちでもいいよ、ただパワポケ君の頭の隅っこの方に持っておいて」

パワポケ「はい…」

(そしてみほさんと合流した後しばらく互いに無言だったがやはり疑問は残っているようだった)

西住みほ「結局何だったんですか?話って」

パワポケ「ああ、戦車道の全国大会が終わった後、プロテスト…ではないけど球団の人に実力を見てもらう機会がもらえたんだ!」

西住みほ「すごいじゃないですか!おめでとうございます!」

パワポケ「…甲子園まであと一つのところまで行ってこっちに転校だからね、正直諦めかけてたっていうのはあったよ」

西住みほ「パワポケさん…」

パワポケ「(この調子なら伝えないで済みそうだな)」

西住みほ「でも、その割には長い時間話していたようですし、話がそれだけだったらパワポケさんがさっきまで無言だった理由がわかりません」

パワポケ「(鋭すぎるよこの人!)」

(選択肢安価↓1)

A:ごまかす
B:本当のことを言う
C:独り言で話す

(前回B)

C:独り言で話す


パワポケ「…オレは今から独り言を言うから気にしないで…実は大洗女子が廃校になるなんて思ってもいなかった」

西住みほ「……!」

パワポケ「やっぱり実績もないのに古いだけの学校じゃあ維持費もかかるし取り潰されるのが当然なのかなぁ、そこで実績を作るために戦車道を復活させるなんて…そのことを隠していたのはみほさんに余計な重荷を背負わせたくないから、なんて聞くと話していいのかわからなくなるな…」

西住みほ「あの!パワポケさん…!」

パワポケ「今のはあくまで独り言だから、気にしないで」

西住みほ「…それでは、私もしばらく独り言を続けます。廃校になるなんて大事なこと黙っているなんて生徒会もパワポケさんも酷いです、今更重荷が増えたって変わらないのに………

そもそもいきなり廃校だなんていわれて、訳が分かりません。受け止められるわけがないです…

それと、パワポケさんに伝えようか迷っていることがあって、私、BB団っていう実業団にすでに推薦を受けているんです。

調べても余り情報がない企業ですが戦車道などのスポーツに力を入れていることだけは伝わりました…でもどうしたらいいかわからないんです。

私はパワポケさんを頼りにしたい、でもパワポケさんは進路や過去の事も何も私には教えてくれない……私はパワポケさんに甘えることしかできない自分が嫌いになりそうなんです…………

私はパワポケさんの事が好きです、友達としてじゃなく恋人として。だけど、だからこそつまらない意地を張ってしまって…まだまだ子供ですね、私」

パワポケ「(みほさん…彼女の中には色んな思いが渦巻いているんだな…って、え!?さらっと告白された!?)」

(選択肢安価↓1)

A:「実業団?すごいじゃないか!」
B:思いを伝える
C:「………。」

B:思いを伝える

パワポケ「……みほさん!」

西住みほ「は、はいっ!?」

パワポケ「オレはみほさんの事が好きだ、ずっと一緒にいたい。……戦車道大会期間中で負けたら廃校な状況なのは分かっている、それでもこの気持ちだけは伝えなくちゃいけないと思ったんだ!オレと恋人として付き合ってほしい!」


西住みほ「……」

(ポロ…ポロ…)

パワポケ「み、みほさん?」

西住みほ「…ご、ごめんなさい………嬉しいのに涙が止まらなくて…これからも、末永くお願いします………!」

パワポケ「待たせてごめんね、みほさん…いや、みほ」

西住みほ「パワポケさん……」

パワポケ「オレは君にずっとそばにいてほしい、絶対にプロ野球選手になってしっかり稼ぐ、だから…オレに決める資格はないとは思うけど、実業団には行ってほしくない」

西住みほ「そ、それって……プ、プロ…プロポーズ…ですか?」

パワポケ「あ、あれ…?今は指輪はないけど、いつか、必ず…ね?」

西住みほ「はい、いつまでも待っています」

やる気が上がった!西住みほが彼女になった!ささやき戦術になった!

今回はここまでです。分かり切ったことですが次はプラウダ戦からになります

7月3週休日

パワポケ「今日はプラウダ戦だ!気合い入れていくぞ!」

矢部明雄「おー!でやんすー!」

パワポケ「さすがに寒いな」

矢部明雄「周りも雪原でやんす…」

西住みほ「あれは…プラウダ高校の隊長と副隊長」

秋山優花里「地吹雪のカチューシャとブリザードのノンナですね!」

カチューシャ「くくくっ…あはははは!カチューシャを笑わせるためにこんな戦車用意したのね!ね!」

角谷杏「やあやあカチューシャ、よろしく生徒会長の角谷だ」

カチューシャ「………ノンナ!」

パワポケ「(肩車?)」

カチューシャ「あなた達はねすべてがカチューシャよりも下なの!戦車も技術も身長もね!」

河嶋桃「肩車しているじゃないか…」

カチューシャ「聞こえたわよ!よくもカチューシャを侮辱したわね!しょくせーしてやる!行くわよノンナ!」

カチューシャ「あら?西住流の…去年はありがとう、あなたのおかげで私達優勝できたわ今年もよろしくね、家元さん、じゃあね~ピロシキ~」

ノンナ「ダスピダーニャ」


パワポケ「(なんか癪だな…)」

(選択肢安価↓1)

A:みほさんを肩車する
B:生徒会長を肩車する
C:戦車の点検に戻る

(前回A)

A:みほさんを肩車する

パワポケ「よいしょっと」

西住みほ「え!?パワポケさん!?」

パワポケ「残念だったな!うちの隊長の方が器も身長も大きいんだよ!衛星軌道まで届く高い志と太平洋のように広く穏やかな心優しさも備えている!」

西住みほ「それくらいにして降ろしてください…」

パワポケ「シベリアとは違うんだよ!覚悟しておけ!」

カチューシャ「な…何よ!………カチューシャの方が偉大に決まっているんだから!」

ノンナ「Что ты говоришь?
Я бы лучше не думать, что потребность в свободных разгневанные товарищей Катюши?(概訳:何を言っているのですか?同志カチューシャを怒らせてタダで済むとは思わないほうがいいですよ?)」

カチューシャ「ノンナ!日本語で話しなさい!」

ノンナ「カチューシャ様、お気になさらないでください、所詮は強がりの妄言であることを試合で証明して見せます」

カチューシャ「そうよね!カチューシャの偉大さに平伏すがいいわ!あーっはっはっはっは!」


パワポケ「…やっと行ったか」

秋山優花里「パワポケ殿、見事な策であります!」

パワポケ「親衛隊としては見過ごせなかったからね、試合中は頼むよ、優花里さん」

秋山優花里「はい!試合中は不肖、秋山優花里、西住殿を何があってもお守りします!」

冷泉麻子「それはそうとそろそろ降ろしてやってくれ」

武部沙織「みぽりん完全に茹で上がってるじゃん…」

西住みほ「ぷしゅぅ~~~~…………」

パワポケ「ハッ!忘れてた!」

(みほさんの当初の計画とは違いチームメイトの皆の意見を取り入れ速攻でいくことになった)

(ドーン!ドーン!)

パワポケ「2両撃破か…上手くいってるな」

西住みほ『追撃戦を仕掛けます!』


(そして)

パワポケ「追撃中にフラッグ車を発見、さらに攻め込んで市街地進出か…」

西住みほ『囲まれた!?あの大きな建物に立てこもります!』

パワポケ「罠だったのか?」

矢部明雄「とにかく建物でやんす!」

(立てこもった建物にプラウダ高校の使者がやってきて降伏勧告を出してきた)

河嶋桃「降伏だと?ふざけるな!徹底抗戦だ!」

パワポケ「会長、あのこと、皆に伝えますか?」

角谷杏「いや、私達から話すよ」

(生徒会役員のメンバーによって負けたら廃校になることが伝えられた)

角谷杏「無謀だったかもしれないけど、残りの学園生活泣いて過ごすより希望を持ちたかったからさ」

パワポケ「(だけど実際、この状況はキツイな…)」

(選択肢安価↓1)

A:「降伏しよう」
B:「みほ、打開策は?」
C:「もう駄目だよ沙織さ~ん!」

B:「みほ、打開策は?」

パワポケ「みほ、打開策は?」

西住みほ「……少し厳しいかもしれませんがやれることをやりましょう。ただしみんながケガしないよう冷静に判断しながら」

河嶋桃「それで、具体的には?」

西住みほ「修理を続けてください!時間はありませんが落ち着いて!各車長は作戦会議です!」

パワポケ「この包囲網、どう抜けよう?」

河嶋桃「正確な位置が分かれば…」

西住みほ「偵察を出しましょう!」

(偵察隊の報告で細かい敵の配置が分かった)

河嶋桃「包囲の薄いところがあるな、そこ突くか?」

西住みほ「罠の可能性があります、ここはあえて…」


パワポケ「タイムリミットまであと一時間…寒さのせいでどうしても士気は下がるな…」

(選択肢安価↓1)

A:「矢部君とキャッチボールをする」
B:「雪合戦だ!」
C:「寒くてそれどころじゃない!」
D:「みほ、何かいい手はない?」

B:「雪合戦だ!」

パワポケ「こうなったら…雪合戦だ!」

矢部明雄「本気でやんすか?」

(ビュッ! バシャッ!)

パワポケ「どこから!?」

角谷杏「いいね、そういう発想、嫌いじゃないよ!」

(ビュッ! バシッ!)

矢部明雄「プロでも通じる球でやんす!」

河嶋桃「よし、お前たちも立て!そして外に出ろ!」

一同「はぁ~い…」

河嶋桃「各チーム対抗のバトルロワイヤルだ!各々始めろ!」

丸山紗希「…………」

(ビュッ!バシッ! ニコ)

澤梓「紗希……みんな、生徒会チーム潰そう!」

宇津木優季「お~」

阪口桂里奈「やったるぞー!」

山郷あゆみ「ぶっ潰せ―!」

大野あや「ぶっころせー!」


パワポケ「ウサギさんチームが攻撃を開始すれば…」


磯部典子「そうだ!根性最強の私たちが諦めてどうする!」

近藤妙子「そーれっ!」

河西忍「いいサーブだ!」

佐々木あけび「雪玉はアタックしたらダメだと思うんだけど…」


左衛門佐「合戦と聞いては黙ってはおれぬ!」

おりょう「赤穂浪士の討ち入りぜよ」

カエサル「アレシアの戦いか」

左衛門佐「大坂冬の陣でござる」

エルヴィン「相手がソ連だし冬戦争あるいは継続戦争だろ」

カエサル/左衛門佐/おりょう「「「それだ!」」」


角谷杏「じゃ、臨時校則追加ね~雪合戦に参加しないものは補習で」

園みどり子「それじゃあ参加しないわけにはいかないじゃない!」

後藤モヨ子/金春希美「「スーパー風紀アタック!」」


西住みほ「パワポケさん…こんな方法を」

秋山優花里「流石であります、パワポケ殿!」

五十鈴華「狙いは定めてあります、いつでも命令を」

冷泉麻子「よし、やるぞ」

武部沙織「女子力としてはいかがものかと思うけど…まあいいか!」

(全員が雪だらけになるまで雪合戦は続いた。オレ達は数的不利を覆せず生徒会の次に敗退したがみんな楽しそうだった)

西住みほ「……ア・ア・アン・アン♪ア・ア・アン・アン♪」

矢部明雄「あんこう踊りでやんすね…」

パワポケ「仕上げにはこれだよな…矢部君!オレ達の戦車の中に全身タイツが!」

矢部明雄「やってやるでやんす!」


武部沙織「恥ずかしがりやのみぽりんが…」

五十鈴華「私たちも踊ります!」

角谷杏「やるねえ西住ちゃん」

河嶋桃「では、我々も」

武部沙織/五十鈴華/秋山優花里/冷泉麻子/角谷杏/河嶋桃/小山柚「「「「「燃やして焦がしてゆ~らゆら~♪」」」」」

パワポケ「こっち来てアンアン♪」

矢部明雄「逃げないでアンアン♪」


パワポケ「アヒルさんチーム、ウサギさんチーム、カバさんチーム、カモさんチームの皆も!」


一同「いやよいいわよアンアンアン♪あ~ついあったか…」

(士気が回復したオレ達はプラウダの伝令が来ても気づかずあんこう踊りを続けていた)

プラウダ伝令「……あの!……もうすぐタイムリミットです、降伏は?」

西住みほ「しません、最後まで戦います」


西住みほ『それではこれから敵包囲網を一気に突破するところてん作戦を開始します。パンツァー・フォー!』

パワポケ「矢部君!ビビるなよ!分厚いところに突っ込む!」

矢部明雄「ガッテンでやんす!」


角谷杏『正面の四両引き受けたよ!西住ちゃん!いいから展開して!』

西住みほ『分かりました!気を付けて!』

角谷杏『そっちもね~』


西住みほ『この窪地を脱出します!全車アンコウについてきてください!』

パワポケ「よし!矢部君!二時に展開!」

西住みほ『ウサギさん、カモさん、ライオンさんはフラッグ車を守ってください!この暗さに紛れるためできるだけ撃ち返さないで!』


(ドーン!)

澤梓『ウサギチーム走行不能です!カモさん!ライオンさん!アヒルさんをお願いします!』

園みどり子『了解!』

パワポケ「任せろ!」

パワポケ「(とはいってもじり貧だな…)」

(選択肢安価↓1)

A:反転して突撃!
B:アヒルさんの盾になろう!
C:「煙幕千本ノック!」

(前回C)

B:アヒルさんの盾になろう!

パワポケ「アヒルさんの盾になろう!Mk.Ⅵのサイズでも盾くらいにはなる!」

矢部明雄「覚悟はしたでやんす!うおおおおおおお!」

(ドオオオン!)

園みどり子「カモチーム撃破されました!アヒルチーム健闘を祈ります!」

パワポケ「畜生!無視するなー!」

矢部明雄「八九式にキッチリくっつくでやんす!」

(ズドオオオオオン!)

パワポケ「もろに喰らった!矢部君生きてるか?」

矢部明雄「メガネ割れたけど大丈夫でやんす!」


パワポケ「アヒルさんチーム…何が何でも生き残ってくれ!」

磯部典子『了解!バレー部ファイト―!』



(ドーン!)

パワポケ「ゲッ!アヒルさんあれはまともに喰らったか!?」

矢部明雄「敵のフラッグはどうなったでやんす!?」

パワポケ「いてて…矢部君大丈夫?」

矢部明雄『メガネが割れたけど大丈夫でやんす!』

(ドーン!)

パワポケ「ゲッ!アヒルさんあれはまともに喰らったか!?」

矢部明雄「敵のフラッグはどうなったでやんす!?」



『大洗女子学園の勝利!』

パワポケ「やったあああああああああ!」

矢部明雄「勝ったでやんす~~~~~~!」

パワポケ「八九式はギリギリ動いているな…良かった良かった」

(そして)

カチューシャ「せっかく包囲の一部を薄くして一気にぶっ叩くつもりだったけどまさか包囲の正面を突破できるとは思わなかったわ」

西住みほ「私もです。あの時一気に攻撃されていたらどうなっていたことか」

カチューシャ「それはどうかしら…とにかく!あなたたちなかなかのものよ、言っとくけど悔しくなんてないから!ノンナ!」

ノンナ「はい」

カチューシャ「決勝戦、見に行くわ、カチューシャをがっかりさせないでよ」

西住みほ「はい!」

体力が減った!友情が上がった!筋力が上がった!敏捷が上がった!技術が上がった!精神が上がった!サヨナラ男のコツを手に入れた!

みほさんの好感度が上がった!優花里さんの好感度が少し上がった!

7月4週平日

パワポケ「夏休みに入ったし、決勝前に誰かと遊びに行こうかな」

(選択肢安価↓1)

A:西住みほ
B:武部沙織
C:五十鈴華
D:秋山優花里
E:冷泉麻子
F:矢部明雄

A:西住みほ

パワポケ「流石に浮気はだめだよな…みほをデートに誘うか!」

(PRRRRRRRRRR)

西住みほ『あ、パワポケさん!どうしたんですか?』

パワポケ「みほ、今日はデートに行かない?学園艦も寄港するらしいし」

西住みほ『はい、もちろんいいですよ、どこに行きますか?』

パワポケ「そうだな…」

(選択肢安価↓1)

A:縁日
B:喫茶店
C:遊園地
D:カラオケ

A:縁日

パワポケ「確か縁日をやっているはずだしそこでいいかな?」

西住みほ「分かりました、すぐ準備します」


(そして)

ペパロニ「おや?大洗の!」

西住みほ「アンツィオのペパロニさん!どうしてここに?」

ペパロニ「ノリと勢いで屋台出店してるからな!………実はP40の修理代を稼ぐためだけど…どうよ、鉄板ナポリタン食べていきな!」

パワポケ「よし、じゃあ二つ!」

ペパロニ「毎度あり!カップル割で550万リラにまけとくよ!」

パワポケ「はは、ありがとう、ペパロニさん」

ペパロニ「……マジで付き合ってんの?」


(鉄板ナポリタンを食べた後射的や金魚すくいなど一通り楽しんだ)

パワポケ「今日は楽しかったね」

西住みほ「はい、とっても…」

(ひゅ~~~~~~~ ドーーーーン!)

西住みほ「花火、綺麗ですね」

パワポケ「…」

(選択肢安価↓1)

A:「みほの方が綺麗だよ」
B:「音小さくない?」
C:「そんなことより人が多い!」

A:「みほの方が綺麗だよ」

パワポケ「みほの方が綺麗だよ」

西住みほ「…!パワポケさん!?」

パワポケ「(ちょっとベタだったかな?)」

西住みほ「私、嬉しいです、パワポケさんと出会えた奇跡が……」

(ぎゅっ)

パワポケ「みほ…?」

西住みほ「すみません、パワポケさん、花火が終わるまでこうさせてください」

パワポケ「ははは、甘えん坊だな、みほは」

西住みほ「…それでいいんです、自分に素直でいたいんです、身も心もあなたのものですから」

パワポケ「(背中に感じる感触で理性が危ない!)」

(みほと楽しい時間を過ごした、学園艦の出港ギリギリになるというトラブルはあったがまあいいだろう)

やる気が上がった!みほの好感度がかなり上がった!弾道が上がった!満塁男のコツを手に入れた!恋の病になった!

今回はここまでにします、バッドエンドアルバムの構想の方が練りやすいという罠

8月1週平日

(三式戦車に乗るネトゲで知り合ったというアリクイさんチームと88㎜の主砲を持つが足回りが脆弱なポルシェティーガーに乗る自動車部のレオポンさんチームの参加が決まり、カメさんチームの38(t)をヘッツァー仕様に、アンコウチームのⅣ号にはシュルツェンを取り付けた)

ナカジマ「パワポケさん、Mk.Ⅵ、少し乗ってみていいですか?」

パワポケ「ああ、いいよ」

ナカジマ「ありがとうございます!」

(カタカタカタ…ブォーン!)

パワポケ「すごいな…こいつのスペックを最大限まで引き出すとこうなるのか…」


ナカジマ「ふぅ~やっぱりかっ飛ばすのって快感ですね!でもモーターとか少しいじる余地ありそうなのでもっと速くなりますよ!ツチヤ!」

ツチヤ「は~い!」

パワポケ「……レギュレーションの範囲内で頼むよ?」

ナカジマ「ということで矢部さんにはMk.Ⅵの性能を全部引き出すために特訓です!」

矢部明雄「…マジでやんす?」


矢部明雄がパワーアップした!

(そして決勝戦前日)

角谷杏「さあいよいよ決勝戦だよ!目標は優勝だからねー!」

河嶋桃「大それた目標なのは分かっている、だが我々にはもう後がない、負ければ…」

角谷杏「じゃあ西住ちゃんも何か一言」

西住みほ「明日対戦する黒森峰女学園は…私がいた学校です、でも今はこの大洗女子学園が私の大事な母校で…だから、あの…私も一生懸命落ち着いて、冷静に頑張るので、皆さん頑張りましょう!」

一同「オーーーー!」


パワポケ「いよいよ明日だな」

矢部明雄「頑張るでやんす!」


西住みほ「あの、パワポケさん!沙織さん達とごはん会するんですけど一緒にどうですか?」

角谷杏「パワポケ君~トンカツ食べに行かない?」

パワポケ「(同時に誘われてしまったぞ…どうしようかな)」

(選択肢安価↓1)

A:あんこうチームのごはん会に参加する
B:生徒会長たちと決起集会
C:矢部君と野球

A:あんこうチームのごはん会に参加する

パワポケ「会長ごめん、あんこうチームのごはん会に参加するよ」

角谷杏「あーそっかー、ま、そうだよね~」


(その後沙織さんが恐ろしいまでの手際でトンカツ定食を7人前仕上げた、もはや定食屋の女将の動きだったということは黙っていたほうが身のためかもしれない)

西住みほ/武部沙織/五十鈴華/秋山優花里/冷泉麻子/パワポケ/矢部明雄「「「「「「「いただきまーす」」」」」」」

(パクッ サクッ)

パワポケ「旨い…」

西住みほ「すごいサクサク」

秋山優花里「いうでもお嫁に行けますよ!」

武部沙織「…重大な発表があります…」

(シーン)

武部沙織「実は私…」

秋山優花里「婚約したんですか?」

五十鈴華「彼氏もいないのに?」

武部沙織「違うわよ!じゃん!アマチュア無線二級に合格しましたー!」

五十鈴華「まあ!」

秋山優花里「四級どころか二級まで!?」

西住みほ「二級って結構難しいんでしょ?」

武部沙織「いや~麻子に勉強付き合ってもらってさ~」

冷泉麻子「教えるほうが大変だった」

パワポケ「すごいな…!」

矢部明雄「通信士の鑑でやんす~!」

武部沙織「明日の連絡指示は任せてよ!どんなところでも電波飛ばしちゃうから!」

五十鈴華「重大発表がこんなことだなんて思いませんでした」

西住みほ「うん、婚約発表はないと思ってたけど」

武部沙織「あー、みぽりん何気に酷いー!」

矢部明雄「(…相手のアテはあるでやんすか?)」

武部沙織「分かった…明日勝ったら婚約してみせる!」

冷泉麻子「どういう理屈なんだそれ」

武部沙織「みぽりんこそ彼氏の一人くらい作ってみなよ~」

パワポケ「グホォゥ!ゴホッ!ゴホッ!」

矢部明雄「パワポケ君がむせ始めたでやんす!」

西住みほ「そっか、沙織さん達にはまだ言ってないんだっけ、実は私、パワポケさんと付き合っています」

武部沙織/五十鈴華/秋山優花里「「「えぇ~~~~っ!?」」」

冷泉麻子「まあそんな雰囲気はあったな」

矢部明雄「…神様は不平等でやんす~!」

武部沙織「え?どうして!?パワポケさんのどこが好きなの!?どっちから告白したの!?どこまで進ん…」

冷泉麻子「沙織、答えを聞いてダメージを受けるのは自分だぞ、それに下世話すぎる」

秋山優花里「パワポケ殿!西住殿取らないでほしいです~!…あれ?」

五十鈴華「あらあら…」

西住みほ「あ、でも私はみんなと一緒にいるのが今すごく楽しいから、沙織さん、華さん、麻子さん、優花里さん、みんなの事も大好きだから」

秋山優花里「西住殿に告られました~!でもいいんですか?パワポケ殿というものがありながら」

武部沙織「嬉しいけど女子としては間違ってるよ、それ」

西住みほ「えぇ~!」

パワポケ「あ、デザートがないね、オレ買ってくるよ…」

(ガシッ)

武部沙織「それでも、ほとばしる探究心は止められないのよ…パワポケさん根掘り葉掘り聞かせてもらうからね!」

パワポケ「(大隊長!撤退の許可を!)」

矢部明雄「(パワポケ軍曹!撤退は許可できない!繰り返す撤退は許可できないでやんす!)」

(その後沙織さんに乙女心とは何か、ということを徹底的に教え込まれたたまに苦虫を噛み潰したような表情をするくらいなら最初からやらなきゃいいのに…)

やる気が上がった!友情が上がった!みほの好感度が上がった!筋力が上がった!技術が上がった!

8月1週休日

パワポケ「ついに決勝だな」

矢部明雄「あとは全力で戦うだけでやんす!」

(そして試合会場に着いた!)

ダージリン「ごきげんよう」

オレンジペコ「まさかあなた方が決勝に進むとは思いませんでした」

西住みほ「私もです」

ダージリン「フフッ、そうね、あなた達はここまで毎試合予想を覆すような戦いをしてきた。今度は何を見せてくれるか、楽しみにしてるわ」

西住みほ「…頑張ります」

ダージリン「そして、パワポケさん、といったかしら?」

パワポケ「はい?」

ダージリン「私からの贈り物、役に立っているようで何よりですわ、乗員がいなくなった戦車に無理に乗り込んで戦線復帰するような芸当を見せてほしいとは言いません、軽戦車も使いよう、ですわ。みほさんに伝えておいて下さる?『四本足の馬でさえ躓く』強さも勝利も永遠ではないわ」

オレンジペコ「サンダースやプラウダの隊長も来ましたし私たちは戻りましょうか」

パワポケ「ダージリンさん…見ていてください、みほの戦車道!」

(試合が始まった)

武部沙織『こちらはアンコウチーム、207地点まであと2キロ、今のところ黒森峰の姿は見えません、ですがみなさん油断せず気を引き締めていきましょう、交信終わります』

パワポケ「(沙織さん急にそれっぽいしゃべり方になったな…)」

(ドーン!)

パワポケ「もう来たのか!?」

西住みほ『各車両、できるだけジグザグに動いて前方の森に入ってください!』

(ドゴオオオオオン!)

蝶野亜美『大洗、三式走行不能!』

パワポケ「いきなり一両やられたか…回り込まれる!矢部君!急ぐぞ!」

矢部明雄「ガッテンでやんす!」

西住みほ『全車両もくもく作戦です!』

パワポケ「もくもく準備完了!」

西住みほ『もくもく開始!』

パワポケ「みんなで引っ張ってるとはいえレオポン重そうだな…」

矢部明雄「Mk.Ⅵも加勢しても無意味でやんすよ?」

西住みほ『パラリラ作戦です!』

パワポケ「ポルシェティーガーの後ろに陣取って…パラリラ開始!」

園みどり子/磯部典子『『パラリラ作戦了解!』』

西住みほ『ここまで来れば…パワポケさん!』

パワポケ「了解!オレ達は離脱して森林に隠れてカメさんと合流だな」

西住みほ『少しの間単独になります、気を付けて』

角谷杏『こっちもあそこを要塞にすると見越していたようだね、まあ当然か』

西住みほ『退路はふさがれていますが…ここから撤退します!』

角谷杏『西住ちゃん!例のあれやる?パワポケ君、ついてきて』

パワポケ「了解!」

西住みほ『はい!おちょくり作戦始めてください!』

パワポケ「おちょくり開始!」

ドーン!)

黒森峰生徒「直したばっかりなのにー!うちの履帯は重いんだぞ!」

角谷杏『よーし、突撃!』

黒森峰生徒B『11号車!15号車!脇にヘッツァーとMk.Ⅵがいるぞ!』

矢部明雄「Mk.Ⅵの場違い感がひどいでやんす…」

パワポケ「カメさんとは別の方向に陣形をバラバラにするぞ!」

矢部明雄「撃てるものなら撃ってみやがれでやんす!」

パワポケ「機銃でも撃っておくか」

(バラバラバラバラ)

黒森峰生徒B「くっそー生意気な!」

西住みほ『右方向に突っ込みます!』

角谷杏『よし撤収ー』

パワポケ『隙あらばおちょくりで行くか』

矢部明雄『こっち向いたでやんす!』

角谷杏『三度目はないか~』

パワポケ「合流しましょう!」

角谷杏『おっけー』

(その後川でM3がエンストするというトラブルはあったものの無事橋までたどり着いた)

角谷杏『お待たせ~』

西住みほ『橋を渡ります!』

(ポルシェティーガーが橋を崩落させたことでかなり時間が稼げた)

矢部明雄「団地のⅢ号は囮でやんすか…」

パワポケ「おいおい、マウスって…どこがネズミだよ…」

矢部明雄「カモさん、カバさんチームがやられたでやんす!」

(撤退戦の最中みほさんから打開策が見つかったのか通信が入った)

西住みほ『カメさん、アヒルさん、ライオンさん、少々無茶な作戦ですがこれから指示通り動いてください!』

磯部典子『了解!』

角谷杏『なんでもするよ!』

パワポケ「分かった!」

(そして)

パワポケ「ヘッツァーがもぐりこんだ!行くぞ!」

矢部明雄「行くでやんす!」

パワポケ「よし!砲塔の上に陣取った!」

磯部典子『ライオンさんに続け―!』

バレー部『『『『そーれっ!』』』』

磯部典子『ブロック完了しました!』

西住みほ『了解!頑張ってなんとか踏みとどまってください!』

矢部明雄「生きた心地がしないでやんす!」

マウス車長「おい軽戦車!そこをどけ!上の軽戦車も邪魔!」

磯部典子「やですー、それに八九式は軽戦車じゃないしー」

佐々木あけび「中戦車だしー」

パワポケ「いやあマウスの砲塔の上って見晴らしがいいんだねぇ」

マウス車長「このぉ~~~~!」

河嶋桃『もうだめだー!』

小山柚『車内ってコーティングで守られてるんじゃ…』

角谷杏『マウスは例外なのかもねー』

磯部典子「根性で押せ!」

佐々木あけび「はい!」

近藤妙子「気持ちはわかるけど意味ないですから!」

(ドーン!)

パワポケ「すごい…マウスを仕留めた!」

澤梓『黒森峰あと3分で到着します!』

西住みほ『わかりました!次の行動に移ってください!』

パワポケ「了解!…ヘッツァーが止まった?」

西住みほ『これより最後の作戦ふらふら作戦を開始します!』


武部沙織『こちらアンコウ、448ジャンクション左折します、レオポンさん、ライオンさん373左折、アヒルさん373右折してください』


パワポケ「レオポンともどもHS入った!一騎打ち頼んだ!」

西住みほ「了解!Mk.Ⅵは車体が小さくて軽いので気を付けて!」

ナカジマ「ここから先へは行かせないよ~」

パワポケ「ポルシェティーガーの車体の上に…よし、収まった」

(ドーン!ドーン!)

矢部明雄「ここから動かないことがオイラ達のしごとでやんす!」

パワポケ「機銃だってないよりましだ!」

(ダダダダダダダッ)

(ドーン!ドーン!)

蝶野亜美『大洗女子、ポルシェティーガー、八九式、Mk.Ⅵ走行不能!』

逸見エリカ「回収車急いで!」

レオポン『『『『ゆっくりでいいよ~』』』』

(そして)

蝶野亜美『黒森峰フラッグ車走行不能!…よって大洗女子学園の勝利!』

(そしてアンコウチームがガレージ前に帰還した、唯一自走できる車両だがシュルツェンもボロボロだった)

矢部明雄「勝った…でやんす?」

パワポケ「勝った…んだよね」

矢部明雄「ここにボールがあるでやんす」

パワポケ「うん」

矢部明雄「そぉい、でやんす」

(ポカッ)

パワポケ「あいたー!…でもこれは夢じゃない!優勝だあああああああ!」

矢部明雄「うおおおおおおお!でやんすぅうううううう!」

(ワアアアアアアアアアア!)

西住みほ「お姉ちゃん、見つけたよ、私の戦車道」

西住まほ「…そうか、たまには帰ってくるといい」

逸見エリカ「次は、負けないわよ!」

西住みほ「はい!」

(各々喜びを爆発させ、表彰式が終わりオレ達は大洗に帰ってきた、麻子さんは遅刻データを消してもらったそうだが…)

西住みほ「帰ってきた…」

秋山優花里「はい!」

角谷杏「隊長、なんか言え」

西住みほ「えっ?…………ぁぅ…………パンツァー・フォー!」

一同「「オーッ!」」

やる気が上がった!友情が上がった!野球センスが上がった!筋力がかなり上がった!敏捷がかなり上がった!技術がかなり上がった!精神がかなり上がった!

8月2週平日

パワポケ「戦車道で優勝したけどそれ以上に女の子の事で頭がいっぱいだ、誰と遊びに行こうかな」

(選択肢安価↓1)

A:西住みほ
B:武部沙織
C:五十鈴華
D:秋山優花里
E:冷泉麻子

A:西住みほ

パワポケ「よし、みほをデートに誘おう」

(PRRRRRRRRRR)

西住みほ「パワポケさん、どうしたんですか?」

パワポケ「夏休みだしデートしない?」

西住みほ「はい、すぐに準備しますね」


パワポケ「海の見える公園に着いたぞ…とはいっても甲板の端の方ってだけなんだけどね」

西住みほ「たまたま涼しくてよかったですね…」

パワポケ「みほ、どうしたの?眠そうだけど」

西住みほ「いえ、優勝したってわかったら途端に力が入らなくなって…パワポケさん、少しお昼寝してもいいですか?」


(選択肢安価↓1)
A:「わかった」
B:肩を貸す
C:膝枕する

C:膝枕する

パワポケ「そうか……みほ、おいで」

(ポンポン)

西住みほ「膝枕…ですか?」

パワポケ「嫌…かな?」

西住みほ「いえ、失礼します」

(ポスッ)

西住みほ「ふふふ…パワポケさん、温かい……」

(…………)

パワポケ「寝ちゃったか、大会の疲れがどっときたのかな?…ってやばい、オレも眠く…」

(スー スー)


(そして)

西住みほ「…?どうして、ここに…あ、そうかパワポケさんに膝枕してもらって………パワポケさんも寝てますね………」

(ドクンドクン)

西住みほ「……頬ならカウントされません、よね?」

(ちゅっ)

西住みほ「(あわわわわわわわわ…どうしよう、とうとうやっちゃったよ!?確か地元だと『永遠の血のの契約』だったけど大丈夫…だよね?)」

(カアアアアアアア)

パワポケ「……」

(ガバッ!)

パワポケ「やあ、みほ、おはよう」

西住みほ「え、あ、その…おはようございます、パワポケさん」

パワポケ「?」

(結局その後ずとみほはどこかよそよそしかった。何か怒らせるようなことしたかなあ?)

今日はここまでにします、ということで今回は劇場版発生ルートです

(大洗女子学園優勝記念のエキシビションマッチが行われた。知波単学園を味方に、相手はプラウダ・聖グロリアーナ連合軍。みほの指揮により聖グロのフラッグ車であるチャーチルマチルダⅡ3両をゴルフ場のバンカーで包囲することに成功する)

西住みほ『包囲の輪を狭めて確実な撃破を目指します、パンツァー・フォー!』

パワポケ「よし、行くぞ矢部君!」

矢部明雄「…知波単の車両が動かないでやんす」

西住みほ『どうかしましたか?』

西絹代『いえ、『ぱんつぁー・ふぉー』って何ですか?』

西住みほ『ああ、戦車前進のことです』

西絹代『なるほど!勉強になります!』

西住みほ『それでは改めて…パンツァー・フォー!』

(そして)

西住みほ『全車砲撃位置に着いたら発砲!』

(ドーン!ドーン!ドーン!)

玉田『知波単学園二号車マチルダⅡ命中!』

細見『おお!聖グロリアーナ撃破!』

細見車乗員A『おお!快挙であります!大戦果であります!』

西絹代『すごいな、聖グロから白旗なんてスチュアート以来だ!』

知波単車長A『西殿!あとは突撃あるのみです!』

知波単車長B『その通り!突撃は我が校の伝統です!』

知波単車長C『突撃以外何がありましょうぞ!』

西絹代『いや~どうかな…』

知波単車長A/B『『突撃~!』』

知波単車長C『突撃して潔く散りましょうぞ!』

西絹代『いや!散ったらダメだろ!』

玉田『知波単魂を世に知らしめよ!』

知波単車長D『勝利は我にあり!』

西絹代『ん~…まあいいか、よし、吶喊!』

パワポケ「行っちゃった…」

(ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!)

玉田『くっそぉ~!』

矢部明雄「死屍累々でやんす…」

西絹代『う~ん、あと一息なのに…果たして我々はこのままでいいのだろうか?いや、よくない、いや、いい!』


ナカジマ『こちら間もなく突破されます!退却、合流します!』


河嶋桃『逃げたぞ!合流させるな、仕留めるぞ!』

(ドン!ドン!)

エルヴィン『巡航戦車クルセイダー、足が速いから要注意だ』

河嶋桃『砲撃中止!』

西住みほ『ここで戦うのは不利です!撤退します!』

西絹代『敵に背中を見せるのでありますか!?』

西住みほ『山を下ります、下り終えたら敵の戦力の分散に努めてください!』

(その後早々にウサギさんチームが撃破され、文化センターの防衛線が破られたりしたが、立体駐車場を使った戦術でバレー部と九五式がマチルダⅡを撃破したり割烹旅館にまた戦車が突っ込んで大破したりKV-2が自滅したり色々あってⅣ号対敵フラッグ車二両の戦いになった)

パワポケ「プラウダのフラッグ車がチャーチルの盾になったっていうのか!?」

審判『大洗女子フラッグ車、知波単学園フラッグ車走行不能、よってプラウダ・聖グロリアーナの勝利!』

矢部明雄「結局負けちゃったでやんす…」

(その後選手をねぎらうためにスーパー銭湯へ行くことになったが…)

パワポケ「もうこのくだりにも慣れてきたな」

矢部明雄「回を重ねるごとに向こうのにぎやかさが増してるでやんす…」


アナウンス『大洗女子学園生徒会長、角谷杏様、至急学園にお戻りください』

パワポケ「生徒会の呼び出し?何だろう…」

矢部明雄「夏休みもあと1,2週間程度でやんすから2学期についてだと思うでやんす~」

(その後学園艦に戻ったオレ達を待っていたのはKEEP OUTと書かれたテープで閉ざされた校門だった)

パワポケ「おいおい、何の冗談だこれ」

矢部明雄「KEEP OUT……オイラは4タコなんて御免でやんす!」

役人「君たちはもうここの生徒ではない、君から説明しておきたまえ」

(その後会長に戦車道大会で優勝すれば廃校は取り消されるということは確約ではなかったことが伝えられた、オレ達が抵抗したら艦内の人たちの再就職はあっせんしない、ということも)

パワポケ「(おかしい…何か裏があるんじゃないか?)」

やる気が下がった!体力が下がった!

8月3週平日

(そして戦車を紛失したことにしてサンダース大附属に預かってもらった。翌日、学園艦を見送り、転校手続きが完了するまでの間の仮住まいとして宛がわれた廃校になった小学校に来ることになった)

パワポケ「風紀委員からやる気が一切感じられないし生徒会長はどこに行ったんだ…?」

矢部明雄「あの会長の事でやんす。裏で何か動いているに違いないでやんんす」

パワポケ「オレはどうしようか…」

(選択肢安価↓1)

A:自分なりに動いてみる
B:みほ達と行動を共にする
C:矢部君と野球

A:自分なりに動いてみる

パワポケ「…オレはオレのできることをやろう」

矢部明雄「オイラ達は一蓮托生でやんす!ガンダーロボγのパイロットコンビのように!」

パワポケ「いや、分からん…」


パワポケ「まずは…」

(選択肢安価↓1)

A:文科省について調べる
B:学園艦の行先は?
C:特殊カーボンってどこ製だっけ?

B:学園艦の行先は?

パワポケ「…まずは学園艦の行先について、だ」

矢部明雄「合点でやんす、アリクイさんチームにも応援を要請するでやんす」


ねこにゃー「…ネ、ネットのフレなら…色んな業界の…人がいるからね…フフフ、ぼ、ボッチをなめるなよ…」

ももがー「ゴシップレベルでも勘弁してほしいなり!」

ぴよたん「スレッドならもう立てたぴよ」

パワポケ「ありがたい、オレは文科省の資料を当たってみるよ…」

矢部明雄「各地の造船所、解体ドックも当たってみるでやんす!」

(数時間後)

ねこにゃー「ヤ、ヤ○ザにつながってるんじゃないかって…噂が」

ももがー「木岡商会って会社が担当しているって噂なり」

ぴよたん「ソースのないレスばっかりぴよぉ…」

パワポケ「なるほどなるほど…お?文科省の帳簿、使途不明金や飲み代、おしぼり代、交際費なんかがやたら多く計上されてるぞ…?よく財務省に怒られないな…」

矢部明雄「…国内の大手企業のドックはどこも学園艦クラスの船が入ってくる予定はないでやんんす…」

パワポケ「矢部君の情報だと…もしかして公式にはできないこと?アリクイさんチームのみんなもありがとう…突破口が見えた気がするよ」


パワポケ「次は…」

(選択肢安価↓1)

A:文科省の役人について調べる
B:木岡商会について調べる
C:文科省に忍び込む

A:文科省の役人について調べる

パワポケ「さて、学園艦事務局の役人の名前は~っと」

(数時間後)

パワポケ「ふむふむ、ほうほう」

矢部明雄「何が分かったでやんすか?」

パワポケ「いや、省内でもかなり色々飛び回ってる人だってことだけはわかったよ」

矢部明雄「学園艦解体業者との癒着疑惑でやんすか…」

パワポケ「うん、本人と分かる写真がなくてね…毎週決まった日に決まった時間、決まった店で飲んでるらしいね」

矢部明雄「…もしかして今夜でやんすか?」

パワポケ「そうだ!乗り込むぞ!」

矢部明雄「スパイ大作戦でやんす!」

(そしてオレ達は都内の某バーに潜入することになった。店長があっさりとバイトとして受け入れたことが気がかりだが…)

役人「お待ちしておりました組…いえ社長」

社長「おう、早速ビジネスの話、しようじゃねえか」

役人「木岡社長には本当にお世話になっております、年一隻が今までは限界でしたが今年はさらにもう一隻お渡しできそうです」

木岡「…フン、学園艦を最初に作らせたのはお前の親父だったな」

役人「ええ、その時はまだ老朽化した船ではなく大破着底した軍艦などが社長の主な仕事場でしたね」

木岡「全く、あくどいことするじゃねえか」

役人「社長、それは言いっこなしですよ…」

木岡「特に戦車道をやっている学校はな、その利用価値が二倍になる」

役人「仰る通りでございます」

木岡「現代の航空母艦の数倍の規模を誇る全通甲板を持った船に、実弾での砲撃すら乗員を殺せない特殊カーボン」

役人「本当なら経産省も抱えこんでその特殊カーボンを作る工場を押さえたい所ですが…」

パワポケ「(本当に来たよ…)」

矢部明雄「(木岡って社長の方も危なさ全開でやんす…)」

木岡「その技術の情報だけでも紛争中の勢力に流せば……」

役人「ええ、もちろんです喉から手が出るほど欲しがるでしょうね、無限に沸く航空戦力にいくら撃っても数日後には復活する戦車…」

木岡「この商談はな、世界を牛耳ることさえ可能にするんだ、くれぐれも下手打つなよ?」

役人「はい、確実に……話は変わって艦内住民の再就職の斡旋の件ですが…」

木岡「お前、再就職の斡旋としか伝えてねえのか…悪い奴だな」

役人「嘘は言ってませんよ」

木岡「ハッハッハ、島は常に労働力に飢えてるからな」

役人「生体実験の噂もありますが…」

木岡「島には工場と鉱山と畑しかない、いいな?」

役人「アッハイ」

木岡「おい、店員!」

パワポケ「お待たせいたしました、ご注文承りますぅ~」

木岡「ああ、バーボンあるか?」

パワポケ「はい、ございます」

木岡「そうか、瓶で持ってきてくれ」

パワポケ「かしこまりました~」

木岡「ちょいとビジネスの社外秘の話もあるからな、聞き耳立てるような真似はするなよ?」

パワポケ「とんでもないです~ごゆっくりどうぞ~」

(木岡社長に酒を渡し小型盗聴器を仕切りに仕掛け、あとはほかの客の応対で忙しいフリをした。そして翌日)

パワポケ「昨日手に入れた情報、どうするかな…コピーは取ってあるけど」

(選択肢安価↓1)

A:マスコミに売り渡す
B:河嶋さんに話す
C:みほに話す
D:戦車道連盟に持っていく



C:みほに話す

園みどりこ「出欠をとりまーーーす、全員いるわね?はいおわりー」

パワポケ「そど子さんの適当な出欠にも慣れてきたな…」

西住みほ「そうですね…」

パワポケ「あ、みほ学校の事で大事な話がある」

(みほに見聞きしたことをすべて伝えた)

西住みほ「やっぱり、実績のない学校を潰すっていうのは名目に過ぎなかったんですね…」

パワポケ「ああ、まずは隊長であるみほに話しておこうと思ってね」

西住みほ「分かりました…会長に連絡はつかないから……お母さん…は私の今の携帯番号知らないんだっけ…じゃあお姉ちゃんに!」

(PRRRR)

西住まほ『みほか?』

西住みほ「あの、お姉ちゃん!手伝ってほしいことがあって、メールで送るのをお母さんに伝えて!」

西住まほ『…話が見えないが了解した』

(ピッ)

パワポケ「……ずいぶん簡潔だね」

西住みほ「今は一瞬ですら惜しいです、西住流家元の力があれば…少しは好転するはず…!」

パワポケ「オレはどうしたらいいかな?」

西住みほ「少し危険ですが文科省に忍び込んでください。……暗殺任務じゃないので安心してください」

パワポケ「分かった………でもゲドーくんスーツは逆に目立ちすぎじゃないか?」


(そしてオレと矢部君は文科省に潜入することになった。ビルのダクトでの活動だ。役人の部屋にドイツ軍人と怪しい風貌の男がいた)

役人「わざわざ島からご足労ありがとうございます」

女性士官「それで、私たちをここに呼んだ理由は…」

怪しい風貌の男「大方いつもの、でやんすね」

役人「その通りです、えーとヘルガさんとメカ亀田さんとお呼びすればいいですかね?」

ヘルガ「ああ、構わない」

メカ亀田「資料を拝見…ほうほうかなり大人数でやんすね」

役人「ええ、それはもう大規模な学園艦を廃校にしてそこの住民をそちらに送るわけですから」

ヘルガ「ドクターが喜びそうな被検体ばかりだな」

メカ亀田「裏戦車道大会、我々BB団が勝ち抜くには戦車を持つ学園艦を廃校にするのが一番手っ取り早いでやんす」

ヘルガ「西住流の長女の方はまだわからないが次女の方は断られてしまったからな」

メカ亀田「島田流の娘でも構わないでやんすが周りの警戒心が厚いのが難点でやんす…もっとも西住流の次女の方は強引に拉致して洗脳でもいいでやんす」

役人「裏戦車道大会、楽しみにしていますよ、我々文科省も一枚かんでいるわけですから、BB団の皆様にはぜひ優勝いていただかないと」

ヘルガ「洗脳か、あれは使いたくはないがな…どうしても能力が落ちる、自分の意志でやってもらいたい」

矢部明雄「(これは…まずいことになるでやんす!)」

パワポケ「(早く戻ってみほに知らせないと!)」

(その日の夕方、サンダース大附属から戦車が届けられた。戦車があることで一安心、といった様子だ)

パワポケ「………」

秋山優花里「あれ、パワポケ殿?浮かない顔ですがどうしたんですか?戦車が帰ってきたんですよ!」

武部沙織「不安なのは私たちも同じだけど…」

冷泉麻子「卒業単位が足りないんだな?」

五十鈴華「どこでも花は咲けますから、相談には乗りますよ?」

パワポケ「(…みほを守るためには監視の目は多いほうがいい、だけど関係…ないこともないけど彼女たちを巻き込んでいいのか?そもそも本人に伝えなくていいのか?)」

(選択肢安価↓1)

A:みんなにも話す
B:みほにだけ話す
C:ごまかす

A:みんなにも話す

パワポケ「分かった、みんなにも話すよ。みほも呼んできてもらえるかな?」

(そして端的に言えばみほが狙われていることを話した)

武部沙織「え?ありえなくない!?告白もしてないのにいきなり襲うとか常識なさすぎない!?」

冷泉麻子「沙織、お前はまたそれか…だが、寝ずの番になることは覚悟した方がいい。夜間は任せろ。ただし夕方まで寝かせてもらう」

秋山優花里「西住殿はパワポケ殿だから任せられるのです!親衛隊として守り抜きます!人の恋路を邪魔する奴は75㎜でお陀仏であります!」

五十鈴華「私はⅣ号の中にいることにします。何かあったら……狙い撃ちます」

パワポケ「みんな……巻き込んですまない!」

武部沙織「巻き込まれたなんて思ってないけどね」

秋山優花里「西住殿のためならこの秋山優花里、命は惜しくありません!」

五十鈴華「優花里さん、それでは知波単の方みたいです」

冷泉麻子「西住さんを取られたら一番怒るのは私だ……パワポケ先輩と西住さんへの借りは返す」

パワポケ「みんな………ありがとう!」

(そしてその夜)

(ガシャーン!)

冷泉麻子「来たぞ!」

武部沙織「みぽりん!まだいる!?」

秋山優花里「サーチライトで照らします!」

パワポケ「いた!校庭の真ん中!」

武部沙織「校門の外に車が!華!」

五十鈴華『分かりました…………』

(ドーン!)

パワポケ「そこまでだ!移動手段はないぞ!」

(パーン!)

パワポケ「いきなり撃ってくるとは不躾な奴だ!」

(ガガガガガガ)

矢部明雄「騎兵隊参上でやんす!」

秋山優花里「Mk.Ⅵの12.7㎜と7.7㎜!どっち喰らってもバラバラであります!さあ降伏を!」

(ヒュッ バタッ)

おりょう「左衛門佐、見事ぜよ」

左衛門佐「前年度忍道履修は伊達じゃないでござる」

カエサル「占いの不吉な予兆ってこれか…」

エルヴィン「援軍が遅れてしまったな、八九式、M3リー、ヘッツァー、B1bis、ポルシェティーガー、三式ともに全周警戒態勢だ」

パワポケ「カバさんチーム!」

澤梓『武部先輩から聞いていました』

ねこにゃー『リアル軍神をネトゲ軍神がお守りにゃ…フフッ』

磯部典子『根性で刺客は跳ねのける!』

小山柚『会長がいない間に西住さんが消えたら会長に怒られますから…それ以上に桃ちゃんが持たないし』

ナカジマ『つまりそういうこと~』

園みどり子『他校とケンカするより風紀の名のもとに喧嘩した方がいいかなと思っただけよ』

パワポケ「みほ!大丈夫か!?」

秋山優花里「気を失っています……バイタル取りますからちょっと待ってください」

矢部明雄「保健室の加藤先生はいるでやんすか!?」

小山柚『加藤先生はこっちに来ています!すぐ呼びます!』

冷泉麻子「クロロホルムだろうな。私たちの部屋からこれがみつかった」

武部沙織「やめてよ麻子!臭い~!」

冷泉麻子「このハンカチを鼻に充てればたちまち気を失う。誘拐事件で使い古された手だ」

秋山優花里「敵方の失策は、我々を侮っていたことであります!あ、西住殿は命に別状はありませんよー!」

パワポケ「そうか、よかった…みんなもありがとう!」

友情が上がった!筋力が上がった!敏捷が上がった!技術が上がった!精神が上がった!守備職人になった!

今日はここまでにします。みぽりん拉致未遂事件の一連の流れは勿論創作です

(そして生徒会長が返ってこないことを不審に思いつつ久しぶりに野球の練習をした。あんこうチームの皆はコンビニのついでにボコミュージアムという施設に行ってきたそうだが…)

パワポケ「みほ、本当に一人で大丈夫かい?」

西住みほ「はい、心配してくれてありがとうございます、けど、これは私一人で行かなければいけないことのような気がするんです…勝手に家を飛び出してきた身ですから」

パワポケ「分かった、けど困ったことがあったらすぐに連絡してほしい」

西住みほ「はい、定期的に連絡は入れます」

(その日はオレと矢部君も転校手続きの書類を片付けて終わった。越境入学は大変だな…そして翌日)

小山柚『非常呼集非常呼集!会長が帰還されました!戦車道履修者は直ちに講堂に集合!…』

パワポケ「とにかく行くぞ!」

矢部明雄「ガッテンでやんす!」

(そして講堂に集まったはいいが…)

河嶋桃「全員集まったな!」

山郷あゆみ「カモさんチームが来てません~」

河嶋桃「何~!」

武部沙織「麻子?どこ行くの?」

冷泉麻子「遅刻を取り締まってくる」

(その後麻子さんに連れられてカモさんチームも集合した)

角谷杏「みんな!試合が決まった!大学強化チームとだ!大学強化チームに勝てば今度こそ廃校は撤回される。文科省局長から認証も取ってきた、戦車道連盟、高校戦車道連盟、大学戦車道連盟の承認ももらった」

カエサル「会長、もう隠していることはないですよね?」

角谷杏「ない!」

磯部典子「勝ったら本当に廃校撤回なんですね!」

角谷杏「そうだ!無理な戦いということは分かっている…だが必ず勝ってみんなで大洗に、学園艦に帰ろう!」

パワポケ「大学選抜…強さは折り紙付きだがやるしかないぞ!」

矢部明雄「おー!でやんす!」

やる気が上がった!

(大学選抜の隊長が島田流の後継者であること、試合が30対9の戦いであることに意気消沈しかけたがみほの言葉で各車長はやる気を失わずに済んだようだ、そして会場に到着し…)

大野あや「殲滅戦…ってなんだっけ?」

山郷あゆみ「敵の戦車を全部やっつけたほうが勝つんだよ」

宇津木優季「そうなんだ~」

西住みほ「あ、あの、30両に対し9両でそのうち突然殲滅戦っていうのは…」

役人「予定されるプロリーグでは殲滅戦が基本となるのでそれに合わせていただきたい」

連盟理事「もう大会準備は殲滅戦で進んでるんだって」

役人「辞退するなら早めに申し出るように」

パワポケ「(やっぱり癪だな…)」

(選択肢安価↓1)

A:集めた証拠を突きつける
B:「そこまでしないとオレ達に勝てないと踏んだか」
C:「……。」

B:「そこまでしないとオレ達に勝てないと踏んだか」

パワポケ「そこまでしないとオレ達に勝てないと踏んだか」

役人「そこ!口を慎め!」

パワポケ「はいはい、分かりましたよ、癒着マン」

矢部明雄「(ネーミングセンスが壊滅的でやんす…)」

阪口桂里奈「せんぱーい、それじゃあ弱そうですよ~」

役人「お前たち!」

パワポケ「島に送られるのはアンタだけで十分だ、さっさと失せろ、●●●●野郎!」

五十鈴華「●●●●…って何です?」

武部沙織「華、外では言っちゃだめだからね」

五十鈴華「はい?」

役人「フン今のうちに粋がっておくがいい、キッチリ叩き潰してやるからな」


矢部明雄「やっと行ったでやんす」

パワポケ「あースッキリした」

河嶋桃「パワポケ~!」

小山柚「桃ちゃん、胃に穴が開きそうな顔してたもんね」

角谷杏「ま、私たちが言いたいことは大体言ってくれたし」

大野あや「●●●●!」

阪口桂里奈「●●●●!」

山郷あゆみ「●●●●!●●●●!」

河嶋桃「…パワポケ、ウサギチームを止めろ」

パワポケ「あ、はい」

やる気が上がった!

(そして翌日)

蝶野亜美「それではこれより大洗女子学園対大学選抜チームの試合を行います、一同、礼!」

西住まほ『待ったーーーー!』

西住みほ「お姉ちゃん?」

西住まほ「大洗女子学園西住まほ」

逸見エリカ「同じく逸見エリカ」

西住まほ「以下十八名試合に参加する!短期転入手続きも済ませてある戦車道連盟の許可も取り付けてある」

ケイ『私たちも転校してきたわよ!』

ナオミ『今からチームメイトだから』

アリサ『覚悟なさい』

磯部典子「サンダースが来た!」

秋山優花里「黒森峰にサンダースの皆さんが加わってくれるなんて!」

武部沙織「鬼に金棒に!」

冷泉麻子「虎に翼」

カチューシャ『もう!一番乗り逃がしちゃったじゃない!』

ノンナ『お寝坊したのは誰ですか?』

カチューシャ『別にきたくて来たわけじゃないんだけどね!』

ノンナ『でも一番乗りしてカッコいいところ見せたかったんですよね』

カチューシャ『いちいちうるさいわね!』

ダージリン『やっぱり試合にはいつものタンクジャケットで挑みましょうか』

オレンジペコ『じゃあなんでわざわざ大洗の制服そろえたんですか?』

ダージリン『みんな着てみたかったんですって』

西住みほ「グロリアーナやプラウダのみなさんまで」

アンチョビ『大洗諸君!ノリと勢いとパスタの国からドゥーチェ参戦だー!恐れ入れー!』

ペパロニ『今度は間に合ってよかったッスねえ』

カルパッチョ『カバさんチームのタカちゃ~ん、来たわよ~』

カエサル「ヒナちゃん…!…カエサルだ!」

アキ『こんにちはみなさん!継続高校から転校してきました、なんだかんだ言って助けてあげるんだね』

ミカ『違う、風と一緒に流れてきたのさ』

西絹代『お待たせしました!昨日の敵は今日の盟友!勇敢なる鉄獅子二十二両推参であります!』

ダージリン『造園は私達全部で二十一両って言ったでしょう、あなたのところは五両』

西絹代『すみません!心得違いをしていました!十七両は退避!』

河嶋桃「これは勝てるかも!」

(全30両を三つのチームに分けた、オレ達ライオンチームは主力のたんぽぽ中隊に含まれる)

アンチョビ「作戦はどうする?」

ダージリン「行進間射撃しかないんじゃないかしら?常に動いて撃ち続けるのよ」

逸見エリカ「楔を打ち込み浸透突破で行くべきよ」

ケイ「優勢火力ドクトリンじゃない?一両に対して十両で攻撃ね」

カチューシャ「二重包囲がいいわ!それで冬まで待って冬将軍を味方につけましょう!殲滅戦は時間制限ないんだし!」

西絹代「私様々な可能性を鑑みましたがやはりここは突撃するしかないかと」

アンチョビ「とりあえずパスタをゆでてから考えていいか?」

パワポケ「(さて…)」

(選択肢安価↓1)

A:ダージリンさんに賛成する
B:逸見さんに賛成する
C:ケイさんに賛成する
D:カチューシャさんに賛成する
E:西さんに賛成する
F:アンチョビさんに賛成する
G:黙っておく

B:逸見さんに賛成する

パワポケ「オレは逸見さんに賛成するよ、王道の戦い方って感じで」

西住みほ「大元の作戦は決めてありますが、中隊単位での行動になったときは参考にします」

西住まほ「みんなみほに従うといっただろう」

河嶋桃「後半三人、真面目に考えろ!」

西住みほ「ひまわりチームをを主力としてあさがお、たんぽぽで側面を固めてください、連携が取れる距離を保ちつつ離れすぎないよう注意してください」

ダージリン「で、ここからが肝心なんだけど…作戦名はどうするの?」

アンチョビ「三方向から攻めるんだから三種のチーズピザ作戦!」

カチューシャ「ビーフストロガノフ作戦がいいわ!玉ねぎと牛肉とサワークリームの取り合わせは最高よ!」

ダージリン「フィッシュアンドチップスアンドビネガー作戦と名づけましょう」

逸見エリカ「グリューワインとアイスワイン作戦!」

ケイ「フライドチキンステーキwithグレービーソース作戦!」

角谷杏「あんこう干し芋○×@▽※作戦」

河嶋桃「会長まで乗らないでください!」

西絹代「間を取ってすき焼き作戦はどうですか?」

西住まほ「好きな食べ物と作戦は関係ないだろう」

カチューシャ「じゃあ何がいいのよ」

西住まほ「ニュルンベルクのマイスタージンガー作戦はどうだ?これは三幕からなるオペラの…」

河嶋桃「長い!」

パワポケ「(ここで一発バシッと決めるか?)」

(選択肢安価↓1)

A:「6-4-3のゲッツ―作戦!」
B:「ツーランスクイズ作戦」
C:「みほ、決めてくれ」

>>224 誤字「グリューワインとアイスバイン作戦」ですね

あと安価はさらに↓1でお願いします

C:「みほ、決めてくれ」

パワポケ「みほ、決めてくれ」

西住まほ「(むっ…この男…私のセリフを…!)」

西住みほ「じゃあ……ごっつん作戦で、相手を突き出してえいっって攻める作戦なので」

逸見エリカ「何よそれ迫力ないわね」

西住まほ「いいだろう、それでいこう」

西絹代「ごっつんですか!」

ケイ「いいんじゃない?」

西住みほ「では左側面にたんぽぽ、右側面にあさがお、中央にひまわりでお願いします」

一同「はい!」

西住みほ「ごっつん作戦開始します!パンツァー・フォー!」

ということで今日はここまでにします、試合本編は次になります

(試合が始まった)

西住みほ『こちら大隊長車、敵の動きはまだ確認できていません、慎重に行動してください』

アンチョビ『敵集団発見!ゆっくり横一列で進んできている!』

西住まほ『了解した、ひまわりは高地ふもとに達した、今先遣隊を送っている』

角谷杏『頂上に敵は居ないみたいだよ』

カチューシャ『だったらすぐに取るべきよ!』

西住まほ『大隊長の判断を乞う』

(ひまわりには慎重に高地を取るように指示が出された)

西住みほ『あさがおはひまわり左翼をそのまま前進してください』

ケイ『オーケー』

ダージリン『私達は?』

西住みほ『たんぽぽはひまわり右翼の高地脇を前進、ひまわりの援護をお願いします』

ダージリン『成功は大胆不敵の子供、最初から勝負に出るのね』

(そして)

ケイ『CQ!CQ!あさがお敵と遭遇!』

ダージリン『こちらダージリン、敵戦車発見、包囲10時距離240ヤード、たんぽぽ各車微速後退しつつ応戦』

西住みほ『向こうはまずたんぽぽと朝顔を潰しに来た!…大隊長車よりあさがお、たんぽぽ各車へ、前後に移動を行い敵の射線に入らないようにしてください。ひまわりが高地に到達するまで耐えましょう西さん!無理な突撃は極力避けるようにお願いします!』

西絹代『え、あー、かしこまりました!』

西住まほ『こちらひまわり、高知頂上に達した』

カチューシャ『203奪取よ!』

プラウダ生『『『『ウラーーーーーー!』』』』


(ドーン!ドーン!)

池田『池田車、不覚にも被弾により行動不能!』

西絹代『チハ旧砲塔一両撃破されました!面目次第もございません!』


カチューシャ『あさがおを援護するわよ!蹴り落してやる!』

西住まほ『攻撃を許可する』

カチューシャ『…撃てーッ!』

(ズドオオオオオオオオオオン!)

角谷杏『あー、こちらひまわりー、上から飛んできたっぽいぞ、すっごく大きい奴っぽかったけど気のせいかなー?』

小山柚『気のせいじゃありません!』

黒森峰生A『パンター一号車撃破されました!』

黒森峰生B『パンター二号車同じく行動不能!』

(後方から半包囲、前方から主力集団、上から謎の砲撃にさらされるひまわり中隊はたんぽぽ中隊と合流すべく全身を開始する。その撤退戦の最中、プラウダの車両はカチューシャ車を残して全滅する)

西住みほ『……会長、磯部さん、パワポケさん、アンチョビさん、ミカさんお願いしたいことがあります』


アンチョビ『どんぐり小隊全速前進!』

角谷杏『お待たせ~チョビ~』

アンチョビ『チョビって呼ぶな!』

(そしてアンチョビさんがカール自走臼砲を発見する)

小山柚『パーシングが三両、カールを守ってるよ!』

河嶋桃『会長、撤退しましょう』

角谷杏『五両で突っ込むか』

小山柚『無理ですー!』

アンチョビ『それはパスタを生で食べるくらい無茶だ』

河嶋桃『撤退しかありません!』

磯部典子『待ってください!いい考えがあります!』

河嶋桃『まさかまた戦車の上に乗るのか!?』

角谷杏『いいねぇ』

佐々木あけび「違います~」

近藤妙子「カールに上がれる方法ないですから」

河西忍「私たちが考えたのは」

磯部典子「殺人レシーブ作戦です!作戦内容は…」

(無茶苦茶な作戦内容を伝えられた)

角谷杏『それいいねぇ、継続ちゃーん、聞いてたー?ちょっと手伝ってほしいんだけどー』

(継続高校隊長のミカさんがカンテレを弾き、BT-42が飛び出した。護衛を引き付ける間に八九式でCV33を運び、投げる作戦だという)

アンチョビ『うわああああああああ!こっち見てるぞおおおおおおおおお!』

パワポケ「ちょっと待て、BT-42,履帯なしで走ってるぞ!?」

矢部明雄「天下のクリスティー式強いでやんすー!」

(ガン ボテッ)

パワポケ「あ…バレー部が踏み台になったのに届かなかったみたいだ…」

矢部明雄「飛び降りてBT-42の援護に入るでやんす!」

パワポケ「分かった!会長!ここは任せた!」

角谷杏『任された~!チョビ子!履帯を回転させろ!』

アンチョビ『私に命令するな!私は…』

角谷杏『後で干し芋パスタを作ってやるからさ~』

アンチョビ『パスタ!』

ペパロニ『マジッスか!?』

(ドーン!)

パワポケ「会長!ナイスアタック!」

矢部明雄「継続と一緒にパーシングをいじめるでやんす!」


(ドーン!)

パワポケ「BTの左の転輪が!」

矢部明雄「片輪走行でやんすかー!?」

(ドン!カシュッ!)

矢部明雄「相討ちでやんす!?」

ミカ「…皆さんの健闘を祈ります」

(ポロロ~ン♪)

パワポケ「ミカさん…よくあんな状態からパーシングを…」

矢部明雄「オイラ達も頑張るでやんす!」

(カール自走臼砲撃破後、残存部隊をまとめて合流、遊園地後に向かうことなった)

西住みほ『パワポケさん、遊園地内で部隊を複数に分けますが、どこにしますか?Mk.Ⅵだけは決めかねてて…』

パワポケ「そうだな…」

(選択肢安価↓1)

A:南正門
B:西裏門
C:東通用門
D:中央広場

B:西裏門

パワポケ「じゃあ西裏門の部隊に入るよ」

西住みほ『分かりました、西さん達と西裏門の警戒をお願いします』


パワポケ「西さん、よろしく頼むよ」

西絹代『はっ!誠心誠意努力いたします、鉄獅子殿!』

パワポケ「鉄獅子殿は照れるな…」

(敵が西裏門に近づいていると情報が入ったとたん知波単の車長たちは突撃の機会を伺い始めた…それが黒森峰に負けた原因だと思うんだけどなあ)


福田「恐れながら申し上げます!徒に突撃して全滅してはそれこそ知波単の面目にかかわるかと!」

細見「何だと、福田!」

玉田「伝統をないがしろにする気かー!」

福田「も、申し訳ございません!」

西絹代「まあ待て、福田、何か策があるんだな?」

パワポケ「福田さんはエキシビションでアヒル殺法を目の当たりにしたんだ、知波単の今後のためにも聞いてみては?」

細見「西隊長と鉄獅子殿が言うなら…」

玉田「…話を聞こうではないか」

パワポケ「(敵が来てるぞ…)」

矢部明雄「まだまだ引き付けるでやんす…」

西絹代『良し今だ!』

(ドン!)

西絹代『玉田よくやった!』

細見『良しもう一丁!』

西絹代『そのくらいにしておけ!』

(カン!)

細見『おのれーーーーー!』

パワポケ「転進ダァァァァァァァァッ!」

矢部明雄「気力でやんすー!」

西絹代『後退的前進!』

(そして別の位置に潜伏することにした)

西絹代「こら、動くんじゃない!風船は『でりけえと』なんだぞ!」

(パン!)

西絹代『撤退的前進!』

(そして)

西絹代「気づいているのに無視されている気がしないでもないのだが…気のせいかな」


西住みほ『南正門組、西裏門組YO地点へ向かってください、こちらも駆けつけます、包囲網の完成を阻止してください!』

西絹代『図られた!奴らも合流する気だな!道理でいつまで待っても来ないわけだ』

(そしてYO地点に到達したはいいが)

西絹代『今だ!楔を打ち込め!』

玉田/細見/福田『『『うおおおおお!』』』

パワポケ「行っちゃった…」

矢部明雄「包囲網の中に転がり込んだでやんす…」

(ゴゴゴゴゴゴゴゴ)

パワポケ「おい、何か…」

矢部明雄「観覧車でやんすー!?」

パワポケ「包囲網を崩した!?」

矢部明雄「オイラ達も続くでやんす!」

西住みほ『相手がほぼ園内に侵入したのでプランFで戦います相手以上にこちらが分散するので見えない味方の把握に心がけてください!』

西絹代『大洗の興廃この一戦にあり!各員一層奮励努力せよ!』

玉田『玉田、息が詰まって体が持たないであります!』

福田『ご安心ください、最強の助っ人をお呼びしました!』

矢部明雄「オイラのことでやんす?」

パワポケ「違うな」

磯部典子『本家参上ー!』


磯部典子『Fクイック、行くよー!』

西絹代『準備完了であります!』

(ドン!カン!)

西絹代『しまった!』

玉田『てぇい!』

(ドン!)

西絹代『玉田お見事!』

福田『アヒル殿、次はどうすれば!』

磯部典子『天井からのナックルサーブでダブルブロックからの近距離スパイク!』

パワポケ「(通じるのか…?それ…)オレ達なりに挑発してみる!隙を見計らってよろしく!」

福田『畏まりました!』

磯部典子『アタック、福ちゃん!』

福田『了解であります!』

磯部典子『根性で押せー!』

福田『はい!』

細見『不肖細見参ります!』

(ドン!)

磯部典子『ナイスファイト!』

(西裏門からセンチュリオンが侵入したとの報告があり、アンブッシュで叩くことにした)

西絹代『来たぞ!全車前進!』

パワポケ『12.7㎜舐めるなー!』

西絹代『撃てーッ!』

(ドン!ドン!ドン!ドン!バババババッ!)


(ドン!)

西絹代『あ痛ー!』

磯部典子『今だ!』

福田『はい!』

(ドーン!)

福田『申し訳ございません!ぐえっ!』

磯部典子『超根性ー!』

パワポケ「ホームランだー!」

(ドーン!ドーン!)

パワポケ「いてて…やられたか…」

矢部明雄「突撃のタイミングは間違ってなかったはずでやんす」

磯部典子『先輩達、知波単に逆に影響されてません?』

(その後各部隊の奮闘のおかげでセンチュリオンとパーシング二両を除いて撃破することに成功した。大洗もⅣ号とティーガーⅠのみになって中央広場で決戦となる。今は回収車の上で見守ることしかできない)

パワポケ「本当にあるもの全部使うな…その辺はまほさんと相手のセンチュリオンもか」

矢部明雄「Ⅳ号後ろを取られたでやんす!」

パワポケ「クマの…乗り物!?」

矢部明雄「できた一瞬のスキをついて逃げられたでやんす…」


パワポケ「いけ!決めろー!」

矢部明雄「ティーガーがⅣ号を撃ったでやんす!?」

パワポケ「空砲だ!」

矢部明雄「白旗取ったでやんす!」

審判『センチュリオン、Ⅳ号走行不能!残存車両確認中…目視確認終了、大学選抜残存車両なし、大洗女子学園残存車両1』

蝶野亜美『大洗女子学園の勝利!』

パワポケ「勝ったんだよな…?」

矢部明雄「そうみたいでやんす、実感はないでやんすが」

パワポケ「磯部さん!」

磯部典子「どうしましたー?」

パワポケ「矢部君にアタック」

磯部典子「はい!河西!」

河西忍「そーれっ!」

磯部典子「どりゃああああああ!」

(バシーン!)

矢部明雄「痛いでやんす!…現実でやんすね」

パワポケ「そうだよ、現実なんだ、オレ達、勝ったんだよ…大学選抜に!」

(そして)

西絹代「鉄獅子殿、このたびは誠にありがとうございました!」

福田「突撃以外にも大事なことがあるということを学ばせていただきました!」

パワポケ「オレは何も教えてないんだけどなぁ…来年が楽しみだな」

西絹代「はい!来年の全国大会ではしっかり『恩返し』させていただきます!」

パワポケ「分かった、みほに伝えておくよ『来年の知波単は手ごわいぞ』ってね」

西絹代「鉄獅子殿…!それではまたお会いしましょう!」

パワポケ「おう!」

(オレ達は無事学園艦に戻ることが出来た。原状復帰だとか転出の取り下げとか事務面で色々仕事がたまっていて夏休み最後の一週間はそれにほとんど費やされた)

(そして時は流れ…)

(カキーン!カキーン!)

(シュタタタタタタゥッ!)

(バシッ!ビュッ!)

矢部明雄「パワポケ君、頑張るでやんす!」

パワポケ「おっしゃー!」

(そして運命の時…)

アナウンサー『…………』

矢部明雄「ドラフト2位まで終わって指名なし…」

パワポケ「ま、まだだ!」

アナウンサー『……第三巡選択希望選手、埼玉西武ライオンズ…パワポケ 捕手 大洗女子学園』

パワポケ「や、やった!呼ばれたー!」

矢部明雄「おめでとうでやんす!」

アナウンサー『…第八巡選択希望選手、北海道日本ハムファイターズ 矢部明雄 外野手 大洗女子学園』

矢部明雄「オイラも呼ばれたでやんすー!」

パワポケ「おめでとう矢部君!」

(ガチャ バーン!)

秋山優花里「パワポケ殿、矢部殿ー!おめでとうございます!」

武部沙織「身内からプロ野球選手なんて信じられないよー!」

五十鈴華「おめでとうございます、野球界でも見事な花が咲くことを祈っています」

冷泉麻子「…おめでとうだ、パワポケ先輩」

西住みほ「パワポケさん、ありがとうございました!パワポケさんとみんなのおかげで…私の戦車道、みつけられました!」

パワポケ「みんな…」

角谷杏「さて、呆けてる暇はないよー!」

小山柚「お祝いしなきゃだよね!」

(ブロロロロロ)

ダージリン「おめでとうございます、パワポケさん」

オレンジペコ「おめでとうございます」

パワポケ「ダージリンさん!」

ダージリン「『It always seems impossible until it’s done.』『何事も成功するまでは不可能に思えるものである』まさしくあなた方の戦車道ね」

オレンジペコ「ネルソン・マンデラですね」

ダージリン「お茶会でもいかが?みほさん達も」

オレンジペコ「今日はあまりマナーとか口うるさくは言わないそうです」

パワポケ「ダージリンさん…ありがとう!ぜひ参加させてもらうよ」

(そしてダージリンさん主催のお茶会で楽しい時間を過ごした…五分に一回は格言を言わなければいけないルールでもあるのだろうか…)

(さらに時は流れ…)

パワポケ「卒業式、か本当にこの学校ともお別れなんだな」

矢部明雄「胸を張るでやんすパワポケ君」

西住みほ「あの、パワポケさん…」

パワポケ「みほ…下級生は先に帰ってるはずじゃ…?」

西住みほ「生徒会権限で居残りです、会長の麻子さんが許可をくれました」

パワポケ「そうか…会長本人が遅刻魔って大丈夫なの?」

西住みほ「それについては触れない方向で……寂しくなりますね」

パワポケ「うん、いつでも会えるって訳じゃなくなるからね」

西住みほ「パワポケさん、いつか私が熊本に堂々と帰れるようになったら一緒に実家まで来てくれますか?」

パワポケ「みほ…それって」

西住みほ「はい、両親に紹介しないといけません」

パワポケ「家元に…」

西住みほ「厳しい人ですから、浮気は許しませんよ?75㎜が狙ってます♪」

パワポケ「文字通りの殺し文句だね…」

球界の頭脳になった!筋力がかなり上がった!敏捷がかなり上がった!技術がかなり上がった!精神がかなり上がった!パワーのコツをかなり手に入れた!走力のコツをかなり手に入れた!肩力のコツをかなり手に+入れた!守備のコツをかなり手に入れた!捕球のコツをかなり手に入れた!

色々な人との出会いがオレをここまで強くしてくれたのだろう。オレを戦車道の世界に引きずり込んだ生徒会、戦車道チームの中枢だったあんこうチーム、個性的な仲間たち、ライバル校の皆、そして…………ゲドー君的な何かも(?)俺はその人たちのことを決して忘れることはないだろう…

本編終了ですEDは前回とダブるものもあります

ワー!ワー!

アナウンサー「放送席!放送席!本日のヒーローは黄金ルーキー パワポケ 選手です!今のお気持ち、いかがですか?」

パワポケ「ファンの皆さんの声援がボクに力をくれました!ありがとうございます!そして高校時代に出会った皆にも感謝を伝えたいです!」

プロ野球選手になったオレは初のヒーローインタビューに臨むことになった

アナウンサー「では、カメラの向こうにいる高校時代に出会った皆さまに一言」

パワポケ「…パンツァー・フォー!」

アナウンサー「パ、パンツのアホー?」

パワポケ「違いますって…」

大多数の人には伝わらなくてもいい。だがオレはコレが一番気持ちの通じる言葉だということを知っている

ダージリン「こんな格言を知っている?」

オレンジペコ「お言葉ですがダージリン様、この課題を片付けないと卒業単位危ないんですよね?」

アッサム「データによれば推薦による大学進学を狙うならこの課題もですが定期試験できちんと点数を取らないと…」

ダージリンさんは大学受験に向けて猛勉強中だ、意外なことに成績は芳しくなかったそうでアッサムさん達に手伝ってもらっているらしい

オレンジペコ「あの…ここ一年生の範囲ですよ?」

アッサム「日々の努力を怠ったツケですよ、ダージリン」

ダージリン「……聖グロリアーナの隊長たる私は常に優雅…」

アッサム「少しは必死になってください」

ダージリン「……はい…大学選抜との試合に増援に向かうときはあんなにも協力的だったのに…」

アッサム「つべこべ言わずやってください、私の事を先輩として様付で呼ぶことになりますよ?」

ティータイムも取らず勉強した結果ダージリンさんの成績は中堅上位クラスまで上がったそうだ、アッサム式特訓恐るべし…

西住まほ「…………あの、お母様、お父様もこう仰ってることですし」

西住しほ「…………なりません」

西住みほ「…………やっぱり王道しか認められませんか…」

西住しほ「当然です、それが西住流なのですから」

西住まほ「…王道ではなくても道は道です」

西住しほ「…まほ、貴女何を?」

西住まほ「我々はその王道ではない道に敗れました、一度ならず二度までも」

みほは翌年も黒森峰を決勝で破り大洗を二連覇に導いた、そして卒業後、オレと共に実家へ戻ったが…

西住しほ「…西住流は揺るぎません、みほ、貴女はもう西住を名乗ることは許されないわ…」

西住まほ「お母様!?」

西住しほ「そちらの パワポケ さんと同じ道を行きなさい、家元としてではなく母親としてできる最後のお節介よ」

西住みほ「お母さん………ありがとう」

西住しほ「そして、パワポケさん…」

パワポケ「はい……」

西住しほ「……娘のこと、よろしくお願いします」

パワポケ「はい、幸せにしてご覧に入れます!」

西住まほ「式場を押さえます」

西住しほ「門下生を集めなさい、至急!」

物凄いやり取りだったがみほとの結婚を了承してくれたようだ、益々頑張らなければいけないな…

残りのEDとバッドエンド集は後程書きます、役人のもありますのでご安心を

役人「ええい!どこか適当に廃校にできそうな学園艦はないのか!」

部下「あのー、先日の大洗を廃校に追い込みかけた件で苦情がたんまりと…」

役人「そんなもの捨てておけ!」

部下B「苦情の電話がやまなくて仕事にならないと三課から」

役人「知らん!」

部下C「あーあーマスコミに面白可笑しく取り上げられちゃってるよー」

役人「こっちから苦情の電話を入れてやれ!」

文科省の役人は事後処理で忙しそうだ、喧嘩を売る相手を間違えたということが身に染みているころだろう

(コンコンコン)

役人「ん?こんな時間に誰だ?今日は面会の予定はなかったはずだが…」

そのドアを開けたらどうなるかこれ以上は言うまでもないだろう

ルミ「それではー!第十回ー!隊長を西住流に取られたうら若き乙女たちのー嫉妬大会ー!」

ルミ/アズミ/メグミ「「「カンパ~~~~イ!」」」

大学選抜の副隊長三人は愛里寿ちゃんがみほのことが気になるという宣言を受けてヤケ酒なのか毎日のように反省会だ

メグミ「あんなにかわいい隊長を独り占めすることは独禁法で禁じられるべきよ!」

アズミ「メグミよく言ったー!私達だって隊長とあんなコトやこんなコトしたいわー!」

ルミ「あんたが言うと犯罪臭いわー!ナニする気なのよー!」

アズミ「何をー!指パッチン中隊!」

ルミ「うるさいわ!ハレンチ中隊!」

メグミ「まあまあ二人ともー」

ルミ/アズミ「「ボコ中隊は黙ってて!」」

メグミ「………大将ー!一番強いお酒二人前ー!」

ルミ/アズミ「「ごめんなさい、勘弁してください!」」

メグミ「?…私が飲みたいのよー」

謎の力関係が垣間見える飲み会…そりゃあ信頼している中隊長達のこんな姿は愛里寿ちゃんには見せられないよな…

西絹代「アヒル殿から戦術『まにゅある』とやらが届いたぞー!」

玉田「おお!アヒル殿の戦術!早くみたいであります!」

バレー部から友好の証として贈られたアヒルの風船と戦術マニュアルが知波単学園の戦車道チームの中で話題沸騰中だ、大学選抜戦で見せた奇襲戦法は見事だった

西絹代「焦るな、それではひらくぞ…まず最初は!」

細見「『根生』?」

福田「先輩殿!うっすらと小の字が書き加えてあるであります!」

西絹代「福田、それは『りっしんべん』というやつだ」

玉田「一大事であります!『突撃』の字が最初の100ページにありません!」

細見「アヒル殿!?ご乱心か!」

西絹代「ご乱心はお前たちだろう……はあ突撃癖を抜くのに時間がかかりそうだな…」

知波単学園はある意味最高にバレー部と波長の合うチームなのかもしれないな…

本来のEDはここまでです、バッドエンド集、バッドエンド直行選択肢とその後のシーンなどは明日中には書き上げたいです

以下バッドエンド集になります ものによってはR-12Gくらいの描写がある場合があるのでご注意ください

ある日沙織さんがみほの部屋を訪ねると食べかけのサンドイッチとつけっぱなしのテレビを残してみほがいなくなっていたそうだ。

その後どこを探しても彼女は見つからなかった。

風の噂ではどこか遠い国で彼女に似た東洋人の少女が戦車道をしていたそうだ

>>136 A選択)

(みほに告白後に他の子と遊びに行った後)

パワポケ「あー、今日は楽しかったなー」

西住みほ「パワポケさん、ずいぶん楽しそうですね」

パワポケ「え?…なんでオレの部屋に…?」

西住みほ「他の人の匂い………やっぱりそういうことだったんですか…」

パワポケ「…みほ…?」

西住みほ「……さようなら」

(ブシュッ!)


パワポケ「何を…うぅっ…」

西住みほ「ダメですよ、裏切ったら…私は嫉妬深いですから……。結局あなたは私の中にしか帰る場所がなかったんですよ…馬鹿な人、本当に…。そしておかえりなさい…」

パワポケ「……」


西住みほ「あはは、もったいない…あなたの血は私が一滴残らず飲んであげますから…私の中で一つになりましょう…パワポケさん」


(一発ゲームオーバールート)

結局オレ達の力では廃校を阻止できずバラバラになってしまう

パワポケ「はあ……みんなはどこに行ったんだろう…」

矢部明雄「近隣の高校に転校したって噂も聞かないでやんす…」

パワポケ「せめて野球がしたいな…」

矢部明雄「草野球があるでやんす」

パワポケ「なあ、このチラシ…」

こうしてオレはとある町工場の扉をたたくことになる。後の世ではバッテリー会社として有名になるらしいが今はそんなこと知る由もない

みぽりん関連は終了です。>>262 なんかは好感度が高いとゲーム―オーバー直行便、あまり高くないと(ボーダー85)能力激減ってことで補完をお願いします。 あんこう、アヒルチームの他のメンバーのキーイベントとグッド/バッドエンドも需要ありますかね?

6月4週休日

パワポケ「全国大会初戦まであと1週間だけど誰かと遊びに行こうかな…よし、麻子さんを誘おう!」

(PRRRRRRRRR)

冷泉麻子『む…なんだ、パワポケか…休日くらい寝かせてくれ』

パワポケ「麻子さん!遊びに行こう!大洗に寄港するみたいだし!」

冷泉麻子『分かった、分かったからあまり大声を出さないでくれ…』

パワポケ「じゃあどこに行こうか?」

冷泉麻子『……パワポケ、制服か黒い服で来てくれ。行先は私が決めてもいいか?』

パワポケ「ああ、構わないよ」


(そして)

パワポケ「……行先って霊園のことだったのか」

冷泉麻子「…私の両親の命日だ」

パワポケ「…えっ?」

冷泉麻子「私の小さいころ交通事故で…な」

パワポケ「沙織さんのいうおばあっていうのが…」

冷泉麻子「ああ、私を引き取ってくれた。だから頭が上がらないんだ…」

パワポケ「麻子さん…そんな過去が…」

冷泉麻子「着くぞ、ここだ」

パワポケ「(特段大きいわけじゃないが綺麗に保たれているな…)」


冷泉麻子「…たまにしか来れなくてごめん…でも、独りぼっちじゃないから安心してくれ…」

パワポケ「(麻子さん…)」

麻子さんの好感度が上がった!

7月2週平日

(PRRRRRRRR)

パワポケ「こんな時間に…誰だろう?」

(ピッ)

冷泉麻子『……パワポケ……いま…あえ……』

(ブツッ)

パワポケ「麻子さん!?何が何だかわからないけど行くぞ!」

(タッタッタッ)

パワポケ「麻子さん!どこにいるんだ!」

(フラ…)

パワポケ「いた、麻子さん!」

冷泉麻子「パワポケ……よかっ…た……」

(どさっ)

パワポケ「麻子さん、何があったのか話してくれないか?」

冷泉麻子「……こわい…ゆめを…みた………パワポケが……あるひ…スッ…と…きえる……ゆめを…」

(パチ ムクリ)

冷泉麻子「…パワポケ?どうしてここにいる?」

パワポケ「まさか無意識でここまで!?」

冷泉麻子「……すまないな、面倒をかける」

パワポケ「落ち着いた?」

冷泉麻子「ああ、もう大丈夫だ」

パワポケ「じゃあそこの公園のベンチで休もうか」


冷泉麻子「…パワポケ、怒ってるか?…こんな時間に電話したこと」

パワポケ「ん?全然」

冷泉麻子「そうか……このことはみんなには黙っててくれるか?」

パワポケ「勿論だよ、二人の秘密だ」

冷泉麻子「そうか……ありがとう」


パワポケ「(妙な雰囲気だ!)」

A:告白する


パワポケ「麻子さん!いや、麻子、オレは君のことが好きだ、付き合ってほしい」

冷泉麻子「…私がどんな人間か知ったうえで言っているのか?」

パワポケ「勿論だ」

冷泉麻子「…・・じゃあ一つだけ、お願いしてもいいか?…………ずっと傍にいてくれ」

A:分かった

パワポケ「分かった、ずっと傍にいるよ」

冷泉麻子「…じゃあ付き合う」

パワポケ「麻子…ありがとう、これからもよろしく」

冷泉麻子「ああ、こちらこそ………」

(コックリ コックリ)

パワポケ「麻子…寝ちゃったよ…仕方ない、今日は「オレの部屋に泊めるか」

(そして翌日)

パワポケ「麻子~朝だよ、もう起きて」

冷泉麻子「………」

パワポケ「学校行くよ」

冷泉麻子「あと五分……」

パワポケ「そういえば麻子は昨日から制服のままだったのか…じゃあこのまま連れていくか」

冷泉麻子「………」

筋力が上がった!敏捷が上がった!バント○になった!

冷泉麻子が彼女になった!

麻子の好感度がかなり上がった!

麻子の卒業と同時にオレ達は一緒に暮らすことになり麻子の両親の墓にそのことを報告した

冷泉麻子「大切な人を失う悲しみはもう味わいたくない…だからパワポケ!お前は私より長生きしてくれ」

パワポケ「ずいぶん気の長い願い事だな…」

冷泉麻子「頑張れ、パワポケならできる」

パワポケ「ははは…長生きするしかなくなったな」

冷泉麻子「それと…おばあのことなんだが…」

パワポケ「うん、じゃあ契約金で二世帯住宅でも建てるか」

冷泉麻子「…ありがとう、パワポケ」

彼女は笑ってオレの腕を抱きしめた

(麻子グッドエンド)

冷泉麻子「…パワポケ、どうして…」

両親の墓の隣の墓の前で泣き崩れる少女

冷泉麻子「ずっと一緒にいるってお前は言った!なのに…!」

武部沙織「麻子……」

冷泉麻子「お前まで私の隣からいなくなったら本当に独りぼっちになってしまうだろ!私はどう生きていけばいいんだ!」

秋山優花里「冷泉殿…パワポケ殿は…もう」

冷泉麻子「『嘘でした』といって帰ってこい、裏切らないでくれ…ばか……」

(ザアアアアアア)

五十鈴華「冷泉さん、風邪をひきますよ…」

冷泉麻子「私は…私は認めないぞ!」

雨の中泣き続ける麻子を止めることが出来るものは誰もいなかった…

(麻子バッドエンド 主人公『交通事故』死ルート)

他三人分は少々お待ちを。

能力については 普通にやってオールC本気を出せばオールAもいける程度、という前提で今回のが

弾道、ミート、パワー、走、肩、守、捕の順に4CAEBBA
特殊能力が本編で拾ってきたもの+適当に余った経験値で獲得できるいくらかってこところですね

質問
>>216でAを選んだらバッドエンドだったの?それとも対BB団√に入ってたの?

>>276

ネタバレ上等で答えますとAを選んでたらその場では役人がひるむだけですが試合後主人公が消されます(麻子バッドなどに影響) >>196でAを選んだルートの共通イベントです(B,Cを選んだルートでは選択肢発生せず)

4月3週休日

西住みほ『全車、砲撃開始!』

(ドーン!ドーン!)

パワポケ「(華さんの命中率が高いな…集中力に何か秘訣でもあるのかな?直接聞いてみるか技を盗んでみるか…)」

―――――練習後―――――

パワポケ「華さん!少しいいかな?」

五十鈴華「ええと…どうされましたか?」

B:奉公の仕事について聞く

パワポケ「奉公の仕事について教えてもらえないかな?」

五十鈴華「奉公の?」

パワポケ「新三郎さんの仕事を見てて興味がわいたんだよ」

五十鈴華「そうでしたか…では少しお待ちください」

パワポケ「うん」

(PRRRRRRR)

五十鈴華「新三郎?ええ、私です。……ええ、ではそのように」

(ピッ)

五十鈴華「明日、新三郎がこちらに参りますのでその時に実際に体験してみましょう、私からできることは大まかな説明だけです」

パワポケ「分かった!よーし、やるぞー!」

(そして翌日)

新三郎「…説明はお嬢にしていただいた通りです。人力車を曳いたり、お屋敷の掃除、庭仕事なども含まれます。料理人が専属でおりますのでそちらの心配はいりません」

パワポケ「なるほど、やることが多くて大変そうだな」

新三郎「では、さっそくやってみましょう!」

(新三郎さんの下で奉公の仕事をした)

体力が減った!筋力が上がった!敏捷が上がった!技術が上がった!精神が上がった!パワーが1上がった!走力が1上がった!

華さんの好感度が少し上がった!

5月1週休日

パワポケ「今日も新三郎さんと奉公の仕事だ!」

新三郎「奉公の仕事をするにあたって、一番大事なこと、それは奥様やお嬢への気遣いです。今日はそれを踏まえてやってみましょう!」

パワポケ「はい!」


新三郎「早速行きます……奥様ああああああああああ!!!!!」

(タタタタタタタタタタッ)

パワポケ「(猛スピードで人力車を曳いていったぞ!)よーし、オレも!お嬢おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

(タタタタタタタタタタタッ)


体力が減った!筋力が上がった!敏捷が上がった!技術が上がった!精神が上がった!パワーが1上がった!走力が1上がった!

華さんの好感度が少し上がった!

新三郎「パワポケさん、こちらを贈りますので使ってください、お嬢をどうかお願いします!」

パワポケ「分かりました!」

人力車を手に入れた!

(平日でも戦車道コマンドから奉公が選べるようになりました!)

パワポケ「よいしょーーーー!」

五十鈴華「パワポケさん、私、重くありませんか?」

パワポケ「全然!余裕余裕!」

オレがプロ野球選手になってからもたまにこうして奉公に来ている

五十鈴華「それと聞いてください!私この前の試合でもフラッグ車を撃破したんですよ!」

パワポケ「やっぱり華さんは日本一の名砲手だね!」

五十鈴華「パワポケさんったら…日本一だなんて照れてしまいます」

今日はこのアグレッシブなお嬢様に尽くすとしよう、こうしている方が性に合うのかな

6月4週休日

パワポケ「全国大会初戦まであと1週間だけど誰かと遊びに行こうかな…よし、華さんを誘おう!」

(PRRRRRRRRR)

五十鈴華『パワポケさん?どうされましたか?』

パワポケ「華さん、遊びに行かない?」

五十鈴華『ええ、ぜひ行きましょう!』

パワポケ「そういえば大洗でカレーフェスタをやってるみたいだけど……」

五十鈴華『是非そこにしましょう!』

パワポケ「う、うん」


五十鈴華「お待たせいたしました!私、ワクワクしてまいりました!」

パワポケ「いつになくテンションが高いな、華さん」

五十鈴華「早速参りましょう?」

パワポケ「分かった、分かった、それにしてもたくさんあるな…」

A:アフリカ風カレー
B:超インドカレー
C:スイーツカレー
D:イカの塩カレー
E:アンコウカレー
F:カレーナポリタン
G:カレードーン
H:どれくらい煮込んだか忘れる程度には煮込んだカレー
I:全部!

E:アンコウカレー

パワポケ「(なんか地雷臭いのがいくつもあるぞ…)華さん、アンコウカレーにしようか」

五十鈴華「はい!」

(モグモグモグモグ)

五十鈴華「まあ!美味ですわ!」

パワポケ「アンコウって鍋のイメージがあったけどカレーで強引に臭みを封じてるのかな?」

五十鈴華「ご馳走様でした、次はどれにします?」

パワポケ「(まだ食べるの!?)」

D:イカの塩カレー

パワポケ「(親父ギャグかよ!)イカの塩カレーにしようか」

五十鈴華「はい!」

(モグモグモグモグ)

五十鈴華「…努力は認めます」

パワポケ「(普通にイカフライじゃダメだったのかな…)」

五十鈴華「ご馳走様でした、次はどれにしますか?」

パワポケ「(まだ入るのか……いったいどこにそんな…)」

B:超インドカレー

パワポケ「超インドカレーにしようか」

五十鈴華「楽しみです!」

(モグモグモグモグ)

五十鈴華「ナンに付けるのもなかなか趣がありますね」

パワポケ「インド王強い…超辛い!」

やる気が上がった!体力が上がった!筋力が上がった!敏捷が上がった!ローボールヒッターになった!連打○になった!内野安打○になった!

華さんの好感度がかなり上がった!

7月2週平日

パワポケ「あ、華さん居残り?」

五十鈴華「はい、私、もっとみほさんのお力になりたくて」

パワポケ「オレも手伝っていいかな?」

五十鈴華「はい、大歓迎です!」

(華さんと砲手の練習をした)

パワポケ「お疲れ様、華さん」

五十鈴華「ありがとうございました、パワポケさん……」

パワポケ「……」

五十鈴華「………」

パワポケ「(妙な雰囲気だな…)」

五十鈴華「…あの、パワポケさん」

パワポケ「ん?どうしたの?」

五十鈴華「私、パワポケさんの事をお慕い申しております!私とお付き合いしていただけますか?…はしたないことだとは分かっております、笑いたければ笑ってください。ですが、この気持ちに偽りはありません!」

パワポケ「(直球勝負で来たな)」

A:いいよ

パワポケ「もちろんだよ華さん!」

五十鈴華「ありがとうございます、パワポケさん」

パワポケ「本当ならオレの方から伝ええるべきことなのに、ごめんね華さん」

五十鈴華「いいえ、私、うれしいのです。パワポケさんが私の思いを受け止めてくださったことが…」

パワポケ「華さん……オレは華さんを幸せにするよ!」

やる気が上がった!パワーのコツを手に入れた!

五十鈴華が彼女になった!

華さんの好感度がかなり上がった!

8月1週平日

五十鈴華「みほさん、本日はこれで失礼させていただいてもよろしいですか?」

武部沙織「華何かあるの?」

五十鈴華「ええ、週末から生け花の展示会があって…」

西住みほ「華さんの作品も展示されるの?」

武部沙織「すごい!見に行くよ!」

五十鈴華「本当ですか?ぜひ!」

(そして週末)

パワポケ「生け花の展示会…想像以上にすごいな」

西住みほ「華さんの作品はどれだろう…」

武部沙織「あれじゃない?」

パワポケ「器が…戦車!?」


五十鈴華「来てくれてありがとう」

武部沙織「華!」

パワポケ「華さん!着物姿も素敵だよ!」

五十鈴華「まあパワポケさんったらお上手なんだから」

西住みほ「このお花すごく素敵です!力強くて、でも優しい感じがする…まるで華さんみたい」

五十鈴華「……この花は皆さんが活けさせてくれたんです」

五十鈴百合「そうなんですよ、この子が活ける花はまとまりはあるけれど個性と力強さに欠ける花でした…こんなに大胆で力強い作品が出来たのは戦車道のおかげかもしれないわね」

五十鈴華「お母様……」

五十鈴百合「私とは違う………貴女の新境地ね!」

五十鈴華「…はい!」

五十鈴百合「それにしてもあの戦車型の花器には驚いたわ」

五十鈴華「特別に頼んで作ってもらったんです」

パワポケ「華さん、しっかりお母さんと和解できたみたいだな…それにしてもすごい作品だなこれは…」

やる気があがった!最大体力が少し上がった!アーチストになった!

華さんの好感度が上がった!

パワポケ「あのー、華さん…?」

五十鈴華「パワポケさん、どうしましたか?」

パワポケ「えーと、これってデートなんだよね?」

五十鈴華「勿論です」

プロ野球の世界に入ってからも華さんとはたまに会う、そのデートで華道をすることになるとは思わなかったけど

五十鈴華「活け方や花の活かし方も分かってきたと思いますから今度は自由にやってみましょう」

パワポケ「はい」

素人にしては十分すぎるレベルだって百合さんからお墨付きをもらえるほどにまで成長できるとは思わなかったな…

(華グッドエンド >>282の「奉公エンド」はポケ6詩乃の神社で練習エンドみたいな位置づけです)

8月3週平日

パワポケ「あ、華さん今日実家戻るんだっけ?」

五十鈴華「そうなんです…格好、おかしくないですいね?」

パワポケ「洋風に決めてみたんだ…華さん、そのブレスレット」

五十鈴華「はい、パワポケさんにいただいたものですから、私のお気に入りです」

パワポケ「喜んでもらえてるようでうれしいよ」

A:「それじゃあ気を付けて」
B:「送っていくよ」

A:「それじゃあ気を付けて」

パワポケ「それじゃあ気を付けて行ってらっしゃい」

五十鈴華「はい」



五十鈴華「ふう、もう少しで着きますね」

(グイッ)

五十鈴華「どこか引っかかってしまいました」

(チリン ポロッ)

五十鈴華「パワポケさんから頂いたブレスレットが…拾わないと」

(キイイイイイイイイ!ゴンッ!)



パワポケ「華さん!無事か!」

五十鈴百合「パワポケさん…でしたかご覧の通り命に別状はありません、ただ右腕が今後使い物になるかどうか…」

新三郎「お嬢!私が!私が!お迎えに上がらなかったばっかりにいいいいい!」

五十鈴百合「落ち着きなさい、新三郎、あなたのせいではありません」

パワポケ「……」

五十鈴百合「それとこれが現場に落ちていたようです」

パワポケ「鼻さんにプレゼントしたブレスレット…」

五十鈴華「…あれ、ここは…?」

パワポケ「よかった、気が付いたんだね」

五十鈴華「お母様!パワポケさん、新三郎!…痛ッ!」

パワポケ「無茶しないでくれ」

五十鈴華「お医者様は私の腕はいつ治るとおっしゃっていましたか?」

五十鈴百合「……分からない、と仰ってましたよ」

五十鈴華「…そうですか」

パワポケ「華さん、試合はあきらめよう。オレが代わりにⅣ号の砲手をやるよ」

五十鈴華「御心配には及びません、新三郎、お医者様を呼んでください」

パワポケ「まさか…!」

五十鈴華「痛み止めの薬を打っていただきます」

パワポケ「やめるんだ!そんなことしたら!」

五十鈴華「花は命短く散るから美しいのです、何もせずに萎れるなど私は我慢なりません」

パワポケ「華さん………」

五十鈴百合「……パワポケさん、この子のやりたいようにやらせてください」

パワポケ「でも…」

五十鈴百合「この子が決めた道です」

あの試合の後、華さんの右腕は完全に使い物にならなくなっていた。神経が完全に死に、放っておいたら腐敗しかねない状態だったらしい

パワポケ「華さん…」

五十鈴華「……まさか痛み止めの薬が最後の決め手になるとは思いませんでした。私の右腕と引き換えにもっと大事なものを守れたんです、胸を張ってください」

パワポケ「でも……」

五十鈴華「それに、慣れると片腕の生活もできますよ?…私は大丈夫です、だから…」

パワポケ「わかった、明日またお見舞いに来るよ」

(ガラッ)

五十鈴華「…なんとか、あの方の前で涙を見せずにいられました………でも、砲も撃てない、花を生けることもできない…私は何のために生きるのでしょう…まるで穀潰しではないですか……教えてください、だれか………」

(華バッドエンド)

秋山優花里「先輩たちが卒業して西住殿の親衛隊は私一人になってしまいましたか…でも、めげません!一年生を勧誘です!」

オレ達が卒業した後も優花里さんは西住みほ親衛隊長として張り切っている。隊員が一人になっても優花里さんの活動力があるなら大丈夫だろう

秋山優花里「あ、君一年生?戦車道に興味ある?むしろ西住殿に興味は?え?ない、残念…まあいいや。大会、見に来てね~」

優花里さん、戦車道チーム内で勧誘した方が効率いいってことに気付くのはいつになるんだろう…

(優花里ノーマルエンド)

(ドーン!ドーン!)

秋山優花里「そうそう!ナイスですよー!あ、五号車焦らなくていいからねー!」

生徒『了解!』

優花里さんは自分の夢を叶えて戦車道の教官…つまり陸上自衛隊戦車教導隊に所属している

秋山優花里『七号車…Ⅲ突は待ち伏せの方が得意だからそれを意識した作戦を立ててみて』

生徒B『分かりました!ありがとうございます!』

秋山優花里「パワポケ殿とは半年に一回会えればいいほうですけど、互いに天職を見つけたから幸せであります…」

生徒C『配置完了しましたー』

秋山優花里『それじゃあ始めてください、一同、礼!』

生徒たち『『『『よろしくお願いします!』』』』

(ガガガガガガ  ドーン!)

秋山優花里「うーん、いい音です…ヒャッホォォォォゥ!最高だぜぇぇぇぇぇえええええっ!」 

生徒D『教官!?』

生徒E『教官のいつものテンション上がると叫ぶ癖だから』

生徒F『あれ?初めて見るんだっけ?』

……時間がたっても根本的には変わらないのかもな、人も戦車道も

ということで優花里グッドエンドまで終わりです。特にキーイベントらしいイベントも思いつかなかったのでEDだけ

武部沙織「いけー!がんばれー!」

遠くにいるのに近くに感じる

パワポケ「2アウト満塁…やってやるぜ!」

隣にいないのに声が聞こえる

武部沙織「頑張って、あなた……」

いつだって応援してくれているその声と姿が…

パワポケ「沙織のために、オレが決める!」

だってこの道は二人で歩いて進んできた道だから

武部沙織「今日はあなたの大好きなハンバーグ、気合い入れて作っちゃうからね!」

そして二人で叶えていく夢だから!

(沙織グッドエンド)

パワポケ「あ~あ、沙織さんは今頃どこで何をしているのかな?」

オレが卒業してからしばらくして沙織さんは何も言わずに高校を辞め、オレと沙織さんの関係も終わってしまった

風の噂によれば沙織さんはどこかの金持ちの男と結婚したらしい

結婚願望はかなったけど本当に幸せなのだろうか?

いや、せめて幸せにやっていると信じだい

(沙織バッドエンド)

あんこうチームED終了です。優花里はバッドなしキャラです。

以下、アヒルさんチームEDに入ります 一週目でほかのヒロインを選んだルートです

(タッタッタッタッ)

河西忍「先輩、高校時代より体力落ちました?」

パワポケ「そんな…こと…ないはず…」

河西忍「まだフルマラソン三本分じゃないですか!」

オレがプロ野球の世界に入ってからも忍ちゃんとはたまに一緒にトレーニングをする仲だ、最近そのトレーニングの内容がすごいことになってるけど

河西忍「最近戦車道やバレーでも相手の砲弾やスパイクがスローモーションに見えるんです」

パワポケ「すごいじゃないか…ゾーンに入ってるんじゃないか?」

河西忍「中学時代より成長が早い気がするので学園艦生活の影響でしょうか?」

パワポケ「忍ちゃん、頑張りすぎないでよ?」

河西忍「はい、わかりました!…パワポケさん、もう100㎞行きましょうか!」

パワポケ「もう勘弁して…」

どう考えても女子高生のトレーニング量じゃないぞ…だけど忍ちゃんが楽しそうならそれでいいか

(忍グッドエンド)

(ワー!ワー!)

磯部典子「パワポケ先輩!根性ですよ!根性!」

オレがプロ野球選手になってからも典子ちゃんはたまに観戦に来てくれる。

皆の事を励まし続けたあの声を忘れられるはずもない。

磯部典子「今だー!時間差アタック!」

バレー用語で応援するのは直してもらおうかな、あとバレーのユニホームはスタンドの中にいても目立ちすぎるよ…

(典子グッドエンド)

近藤妙子「パワポケ先輩!お久しぶりです!」

パワポケ「久しぶり!妙子ちゃんも変わらないね」

近藤妙子「今は近藤先生ですよ、生徒の前なんですから…」

パワポケ「ハハハ、ごめんごめん」

妙子ちゃんはその後、大洗女子の教師として学園艦に帰ってきた。

バレー部顧問兼戦車道担当で熱血指導の評判は高い。

近藤妙子「…あっ、またポルシェティーガー炎上しちゃった…」

(妙子グッドエンド)

研究員A「ドクター、礼のフネでの実験結果が出ました」

ドクター「どれ……ほう、この四人だけ数値が…」

研究員A「例の物質は艦内で供給される水道水、食料のすべてに含まれています…例外はないはずです」

研究員B「四人とも運動部で特に摂取量が多いことが原因と考えられます」

研究員C「この経過なら超人ももう少しで誕生するでしょう」

ドクター「なるほどねえ…あの『フラスコ』がなくならずに済んで本当に助かったのは我々ですね、次はもう少し多く混ぜてみましょうか…一部くらいなら何か起きても個人レベルの事故で処理できるでしょう」


(バレー部共通バッドエンド)

ということで二週目終了になります。支援、安価のご協力ありがとうございました。二週目で風紀委員ルート解放、三週目以降ネトゲ、自動車部ルート解放になります

今さらながら柚子ちゃんの名前ずっと誤字ってた...お恥ずかしい...(血涙)三週目には修正します

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