ほっぽ「ハァハァ」ﾀｯﾀｯ


夕立「待つっぽーい！」ﾀﾞｯ


ほっぽ「！！」ﾄﾞﾃｯ


夕立「もう逃げられないっぽ...い？」


ほっぽ「」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ


夕立「ひどい怪我してる」


ほっぽ「」ﾋﾞｸﾋﾞｸ


夕立「んー、提督さんなら許してくれるよね？怪我を治してあげるから着いてくるっぽい！」


ほっぽ「」ﾋﾞｸｯ


夕立「怖がらないで大丈夫っぽい！」ｷﾞｭｯ


ほっぽ「！！」


夕立「それじゃあ行くっぽい！」

夕立「私達の鎮守府に！」

短いですが導入部はここまで
次回からは短編と時々ストーリー的な構成で進む予定です
ちなみにこのお話は夕立ちゃんとほっぽちゃん(北方棲姫)がメインのお話です

久しぶりのSSかつ初艦これSSなので呼称など不自然なところがあったら教えて下さると嬉しいです

提督「...詰みました」


加賀「やりました」


提督「あーーーーー、なんで何十回やっても加賀に将棋で勝てないんだ」


加賀「提督がいつも同じ手しか使わないからです」


提督「俺は穴熊が好きなんだ」


金剛「テートク！次はワタシとtea timeデス！」


提督「金剛、俺はそろそろ日本茶が飲みたいんだが」


羽黒「そ、それじゃあ、私がいれてきます！」


金剛「うー、テートクのいけずー」

ｶﾞﾁｬ


神通「神通、帰投しました」


伊19「同じくイク、帰投なのね」


提督「おー、２人ともお疲れ」


神通「指示されたエリアを捜索してきましたが北方棲姫は確認出来ませんでした」


提督「うーん、大本営からの連絡なら大破した北方棲姫がこちらの方向に撤退したならあの辺りにいると思ったんだがな」


伊19「作戦に反対して左遷されたばかりなのに深海棲姫を保護したら今度は提督の首は確実に飛ぶのね」 ﾊｧ-


提督「ぶ、物騒な事言うじゃないイク」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

加賀「そうしたら私たちも解体かしら」


金剛「ワタシはテートク以外の下で働くつもりはありまセーン」


提督「お前ら...」


ﾊﾞ-----ﾝ


夕立「提督ー！ボロボロの子がいたから入渠ドッグ使わせて欲しいっぽい！」


提督「それは大変だ！今すぐドッグに連れてって...や......れ？」


ほっぽ「？」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ


提督「」


加賀「」


金剛「」


羽黒「」


神通「」


伊19「私達はこれまでみたいなのね」

訂正です

>>9
誤：提督「うーん、大本営からの連絡なら大破した北方棲姫がこちらの方向に撤退したならあの辺りにいると思ったんだがな」

正：提督「うーん、大本営からの連絡通り大破した北方棲姫がこちらの方向に撤退したならあの辺りにいると思ったんだがな」


>>10
誤：伊19「私達はこれまでみたいなのね」

正：伊19「イク達もこれまでみたいなのね」

夕立「それじゃあ行くっぽい！」ｷﾞｭｯ


ほっぽ「」ｺｸｯ


ﾀｯﾀｯﾀｯ


提督「」


金剛「さっきのって...」


加賀「ええ、間違いなく北方棲姫ね」


提督「」


羽黒「大本営からの情報通りの状態でしたね」


神通「しかし今、夕立ちゃんがドックに連れて行ったということは...」


提督「」


伊19「北方棲姫大復活なのね笑」

提督「......し......う」ﾎﾞｿｯ


羽黒「て、提督？」


提督「神通、大本営には目標は発見出来なかったと伝えろ」


神通「...了解しました」


提督「現時刻を持って我が鎮守府は北方棲姫を保護、要観察対象とする」


金剛「テートク？まさか...」


提督「...も、もしこのことが大本営にバレたら次は俺の首が物理的に飛びそうだからな」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ


伊19「先が思いやられるのね...」ﾊｧ


加賀「...」

何故かIDが何度も変わってしまいましたが今日の投稿はここまでです
これからE5のラスダンをしてきます

1です
無事E-5(丙)がクリアできました
初イベントでしたが楽しさと辛さの両方を感じました
明日から数日間は投稿数が少なくなってしまいますが今後もよろしくお願いします

あとアドバイス通り酉つけました、ありがとうございます

【お風呂】


夕立「ここが入渠ドッグ兼大浴場っぽい！」


ほっぽ「！！」ｷﾗｷﾗ


夕立「待つっぽい！ちゃんと服を脱ぐんだよ？」ﾇｷﾞﾇｷﾞ


ほっぽ「？」ｼﾞ-


夕立「？」ﾇｷﾞﾇｷﾞ


ほっぽ「」ｵﾛｵﾛ


夕立「夕立が脱がせてあげる！」


ほっぽ「！」ﾋﾟｭ-


夕立「逃げちゃダメっぽい！」ﾀﾞｯ

ほっぽ「♪」ﾎｸﾎｸ


夕立「服脱ぐのにこんな疲れたの初めてっぽい...」ｸﾞﾃﾞ-


ほっぽ「！」ﾊﾟｧｧ


夕立「やっぱり私達用のお風呂でもあなたの傷もちゃんと治るっぽい！」


ほっぽ「♪♪」ｷｬｯｷｬｯ


夕立「！お風呂で走っちゃ駄目！」


ほっぽ「！」ﾂﾙﾝｯ


ﾊﾞ-----ﾝ


夕立「遅かったっぽい...」


ほっぽ「」ｼｭﾝ


夕立「もう１度ちゃんと浸かるっぽい！」

夕立「そう言えばあなたの服ボロボロっぽい」


ほっぽ「？」


夕立「うーん、どーしよ」


ｺﾝｺﾝ


夕立「っぽい？」


金剛「夕立ー、その子の服を持ってきたデース」つ


夕立「なんで鎮守府にそんな小さな服があるっぽい？」


金剛「......テートクが持ってきたデース」ｽﾞ-ﾝ


夕立「......夕立、提督さんが信じられなくなりそうっぽい」ｽﾞ-ﾝ


ほっぽ「♪」ｷｬｯｷｬｯ

ここまでです
考えてみたら夕立は提督をさん付けで呼びますね
次からは気をつけます

【ベッド】


夕立「ここが夕立と羽黒さんの部屋っぽい！」


ほっぽ「？」


夕立「夕立とあなたはこっちのベッドで寝るっぽい」


ほっぽ「！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ


夕立「あっ！ベッドで飛び跳ねちゃ駄目！」


ほっぽ「？」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ


夕立「うー」


羽黒「どうしたんですか？」


ほっぽ「！」ｺｿｯ


夕立「羽黒さん！この子、夕立のベッドで一緒に寝て大丈夫っぽい？」

羽黒「艤装を外して普通の服を着てるとほとんど私たちと区別がつきませんね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


ほっぽ「！」ｻｯ


羽黒「ご、ごめんなさい！」


夕立「羽黒さんは優しいから怖がらなくても大丈夫っぽい」


ほっぽ「？」


羽黒「うぅ～」ｼｭﾝ


ほっぽ「！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


羽黒「えっ///」


夕立「ず、ずるいっぽい！夕立も撫でて欲しいっぽい！」

羽黒「さすがに3人で寝るにはこのベッドで狭いですね」


夕立「この子が羽黒さんから離れないから仕方ないっぽい」


ほっぽ「zzz」


羽黒「明日からどうするんですか？」


夕立「鎮守府を案内しつつ言葉を教えてあげるっぽい！」


羽黒「それはいいですね」


夕立「夕立も今日からお姉さんっぽ......い......zzz」


羽黒「寝ちゃったみたいですね......おやすみなさい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

【朝の挨拶】


ほっぽ「...！」ﾑｸｯ


夕立「zzz」


ほっぽ「？」ﾕｻﾕｻ


夕立「んぅ～？どうしたの？」


ほっぽ「！」ﾕﾋﾞｻｼ


夕立「ぽい？羽黒さんは朝の水やりに行ってるっぽい」


ほっぽ「？」

夕立「うーん、説明するの大変だし実際に見に行くっぽい！」


ほっぽ「！」ｷｬｯｷｬｯ


夕立「あ！忘れてたっぽい、おはよう！」


ほっぽ「？」


夕立「朝起きたらこの挨拶をするのが決まりっぽい」


ほっぽ「...オハ......ヨ？」


夕立「おはよう！」


ほっぽ「オハ...ヨ」


夕立「おはようっぽい！」


ほっぽ「...オハヨウ」


夕立「！！あなた喋れるっぽい！」

ほっぽ「？」


夕立「これならお話出来る日も遠くないっぽい」


ほっぽ「...ポイ！」


夕立「！？それは真似しなくていいっぽい！」


ほっぽ「...ポイ、オハヨ」


夕立「名前はぽいじゃないっぽい！」


ほっぽ「？」


続く

ご無沙汰してます
低クオリティな作品になりそうで恥ずかしくて投稿できなかったチキンです
久しぶりにスレを開いたらこんな作品でも待ってくれてる人がいると知りやっぱり書き切ろうと思いました
完結までは遠そうですが頑張ります

それではまた明日ノシ

神通「提督、大本営からの連絡が来てます」


提督「『引き続き北方棲姫の捜索を継続せよ』か、もう見つかってるんだよなぁ...」


加賀「今後どう隠していくつもりなの？」


提督「とりあえず俺達に害を加えてこない限りはここで匿うつもりだ、可愛いからな」


金剛「提督はロリコンデース」


提督「そんなことないぞ？金剛や加賀たちで妄想することのが多いぞ？」


金剛「提督ー///」


加賀「あ、頭にきました///」


神通「加賀さん、顔が赤いですよ」ｸｽｸｽ

提督「冗談はここまでにして北方棲姫もといほっぽのことは口外無用だ」


金剛「当たり前デース、そもそもこの鎮守府にいるのは大本営に嫌われた艦娘と提督だけネ」


神通「彼らの好きにはさせません！」


提督「はは、そうだったな」


神通「それでは私と金剛さんは近海の監視に行ってきます」


提督「おう、よろしく頼むぞ」


金剛「帰ってきたらtea timeネー」

加賀「提督」


提督「ん？」


加賀「本当に愛でるためだけに北方棲姫を匿うの？」


提督「...そうだ」


加賀「そう、それじゃあ提督の枕カバーの中の私たちの写真は没収ね」


提督「おい、なぜバレた」


加賀「何年一緒にいると思ってるの？提督の隠し場所なんてすぐに分かるわ」


提督「......北方棲姫に協力してもらい深海棲艦との接触を計るつもりだ」


加賀「！！」

提督「大本営が近々北方海域の深海棲艦の完全殲滅を計画しているのは知ってるよな？」


加賀「それに反対したからあなたと私がここにいるのでしょ？」


提督「そこでだ、北方棲姫からの信用を得られれば北方海域の深海棲艦との和睦へと繋がる」


加賀「そこから他の海域とも、ということね」


提督「まあな、実際深海棲艦との和睦を考えている提督も少なくない、きっかけがあれば動きも出てくるだろう」


加賀「また一人で突っ走るつもり？」


提督「そんな訳ないさ、お前らにはずっとそばにいてもらうぞ」ｷﾞｭｯ


加賀「...そこはお前と言うところよ」ｷﾞｭｯ


夕立「っぽい」ｷﾞｭｯ


ほっぽ「ポイ」ｷﾞｭｯ


提督・加賀「！？」

提督「夕立、ほっぽ、お前らいつからいたんだ？」


夕立「そんな訳ないさってところからっぽい！」


加賀「///」ﾌﾟｼｭ-


夕立「加賀さんばっかりずるいっぽい、夕立のこともほめてほめてー」


ほっぽ「...」ﾂﾝﾂﾝ


加賀「どうしたの？」


ほっぽ「オハヨ」


加賀「お、おはよう」


提督「おお！ほっぽはもう挨拶出来るようになったのか」


夕立「夕立が教えてあげたっぽい！」ﾌﾝｽ


ほっぽ「ポイ」


夕立「だから夕立はぽいじゃないっぽいー」


提督「...絶対に守ってやるからな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


ほっぽ「？」


続く

今日はここまで
少しですが話を進めてみました
・この鎮守府は左遷先みたいなもん
・提督は深海棲艦との和睦を考えている
このありがちな2点だけでも伝わると嬉しいです
ちなみにこの提督の嫁は加賀さんです
ちなみに自分は金剛が嫁です

それではまた明日ノシ

【水やり】


羽黒「～♪」ｼｬ-


夕立「羽黒さーんっ！」ﾀﾞｷｯ


羽黒「ひゃっ！ゆ、夕立ちゃん？」


ほっぽ「ハ...グロ、オハヨ」ｷﾞｭｯ


羽黒「！！お、おはようございます」ﾆｺｯ


夕立「この子が羽黒さんの水やりを見たいらしいっぽい！」


羽黒「ふふ、ほっぽちゃんも水やりしますか？」


ほっぽ「！！」ｺｸﾝ

夕立「羽黒さん羽黒さん」ﾁｮﾝﾁｮﾝ


羽黒「どうしたんですか？」


ほっぽ「♪」ｼｬ-


夕立「ほっぽって誰っぽい？」


羽黒「聞いていないんですか？提督がそう呼んでたんです」


夕立「夕立が名前を付けてあげたかったっぽい...」ｼｭﾝ


羽黒「夕立ちゃん...」


ほっぽ「？」ｼｬ-


夕立「！？な、何するっぽい！！」ﾌｼｬ-

羽黒「あ！ふふ、ほっぽちゃんは夕立に元気を出して欲しくて水やりをしたんじゃないですか？」


夕立「どういうこと？」


羽黒「お花を見てみてください、水をかけられた花が元気になっていますよね？」


花『世界に一つだけやで』


羽黒「きっと水やりをすると元気になると思ったんですよ」


夕立「嬉しいような悲しいような複雑な気持ちっぽい」


ほっぽ「♪」ｼｬ-


続く

今日はここまで
夏イベに向けてレベリングを頑張ってます
今回は完走したいですね
8月になりしだいレベリング済みの扶桑姉妹を改二にしたいと思います
それではまた明日か明後日にノシ

【レポート】


提督「あぁーーー！！！レポートが終わらない！」


加賀「だから提出日の前日までに終わらせなさいって言ったのよ」


提督「左遷された上、近海の状況を週１でレポートとかあいつら俺のこと嫌い過ぎるだろ」


伊19「従わない部下を好きになる上司なんていないに決まってるのね」


提督「うがぁぁぁぁ！！！」


加賀「...ほら、半分貸しなさい」


提督「！！」

加賀「今は北方棲姫のことに集中して欲しいだけよ...勘違いしないで」


伊19「顔真っ赤にしながら言っても説得力ないのね」ｹﾗｹﾗ


提督「ありがとうな加賀、でも俺はいつもお前のことも考えてるからな」


加賀「なっ///」


伊19「これは撤退した方が良さそうなのね」


加賀「あなたはいつも時間と場所を考えずに...」ｺﾞｺﾞｺﾞ


提督「それ金剛のセリフのパクリだぞ」ｹﾗｹﾗ

夕立「あれが俗に言う夫婦喧嘩っぽい！」


ほっぽ「フーフ...ゲンカ？」


夕立「提督さんと加賀さんはいつもあんなふうに他の艦娘たちのメンタルを大破させてるから気をつけるっぽい！」


ほっぽ「...ワカッタ！」


続く