いろは「>>3って呼んでもいいですか?」 (154)
八幡「なんで>>3なんだよ」
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製鉄所
いろは「なんで………?ははあ、さては先輩、社会科が苦手ですね?」
八幡「いやちげーよ。福岡に八幡製鉄所って名前の製鉄所が有るのは知ってるよ」
いろは「なんだ、知ってるんじゃないですか………あ、先輩。やはたせいてつじょの『やはた』は先輩の下の名前と同じ………」
八幡「それも知ってるっつーの。俺が言いたいのは、何でいきなりそんなニックネームを俺に付けるんだって話だよ」
いろは「だって『先輩』だと他の先輩方と話す時ややこしいんですよ」
八幡「だったら『比企谷先輩』にしろよ………」
いろは「………嫌です」
いろは(先輩の名前を呼ぶのは、下の名前を呼び合う仲になってからです)
八幡「………はぁ、まぁいいけどよ。とにかく製鉄所はやめろ」
いろは「うー。じゃあどんなニックネームが良いんですか?」
八幡「あー………とにかくエログロは無しだ」
いろは「じゃあ>>8なんてどうです?」
レイプ目
いろは「ゴミぃちゃん!」
八幡「お前な………」
いろは「先輩はシスコンだと聞いたので、妹さんの真似してみました!」
八幡「真似じゃ意味ねぇんだよ」
いろは「先輩は本物が欲しいんですもんね!」
八幡「それ言いたいだけじゃねーだろうな………とにかくゴミぃちゃんも無しだ」
いろは「えー………結構キャラも似てるし行けると思ったんですけどぉ………」
八幡「いや、まずお前妹じゃないじゃん」
いろは「うー………先輩の妹は嫌です」
八幡「はいはい」
いろは(妹じゃ結婚できませんからね)
いろは「うーん。じゃあ、趣向を変えて>>14なんてどうです?」
はめまん
いろは「ロリコン先輩!」
八幡「おい俺がいつそんな要素を見せた」
いろは「妹さんの事好きって言ったり戸塚先輩のこと好きって言ったりしてるじゃないですか」
八幡「いや、小町はともかく戸塚はロリじゃあ………ん?ロリ?戸塚?ロリ戸塚?………やべぇ無限の可能性を感じる」
いろは「むー。私だって小さい頃が有ったんですよ!?」
八幡「ロリいろは………」
いろは「な、なんで下の名前で呼んでるんですか!」
八幡「語呂が良かったから………すまんかった。一色」
いろは「あ、は、はい………」
いろは(ずっと下の名前呼びで良いのに………)
いろは「あ、あとクリスマスイベントの時も留美ちゃんと京華ちゃんにもデレデレしてたじゃないですか!」
八幡「いや、確かに少し構ってやったが………それだけでロリコンは言い過ぎだろう」
いろは「でも小さい娘好きですよね?」
八幡「それはあれだ。俺お兄ちゃん属性持ってるから。甘やかしたくなるんだよ」
いろは「じゃあ妹属性持ちの私も甘やかしてくださいよ!」
八幡「俺の妹は嫌なんじゃなかったのかよ………大体、妹属性持ってるってんなら、>>19してみろよ」
俺のこと扶養
八幡「俺のこと扶養してみろよ」
いろは「言いましたね?」
八幡「あ?」
いろは「先輩のこと扶養すれば先輩は私を甘やかしてくれるんですね?」
八幡「え、なに」
いろは『………』
いろは「………ただいまー」ガチャッ
八幡「おう、いろは。ご飯できてるぞ」
いろは「はい………」
八幡「………どうした?元気ないな」
いろは「あぁ………ちょっと、会社で」
八幡「ほー………」
いろは「あ、別になんでもないような事なんですけどね?さぁー!八幡の作ったご飯………」
八幡「………」グイッ
いろは「きゃっ、な、なんですか」
八幡「約束したろ?ちゃんとお前を甘やかしてやるって。ほら、甘やかしてやるからベッド行くぞ」
いろは「え、え」
八幡「………すまん、嫌か?」
いろは「いっ、いえ!行きましょうベッド!」
いろは『………』
いろは「あっ///先輩もっと///」
八幡「ま、待て一色。お前がどんなつもりで何を考えてるかは知らんが俺がしてやれるのは精々>>27ぐらいだぞ?」
後ろから抱き締める
八幡「後ろから抱き締めるぐらいだぞ」
八幡(これだけ気持ち悪いことを言えば一色も引いてこの話をやめるだろう)
いろは(抱き締める………どっちの意味だろう?)
いろは(エッチな方の意味だったとしても初めては正常位が良いなぁ)
いろは「そうですね………じゃあ、やってみてください」
八幡「は?」
いろは「実際にやってもらわないと正常な判断ができないじゃないですか。人生かかってますし」
八幡「………え?は?」
いろは「ほらほら、試着のできない服屋は有りませんよ。早くしてください」
いろは(こうすれば役得!頭良いぞ私!)
八幡(………まぁ、大方俺のことをからかっているんだろうな………ならいいぜ。やってやるよ)
八幡「いいぜ………ほら、膝の上来い」ポスン
いろは「失礼しまーす」スッ
八幡「………ほら」ギュウッ
いろは「はぅっ///」
八幡「………………どうだ?」
いろは「先輩の体、大きくて………温かくて………背中が幸せです///」
八幡「………お、おう」ドキッ
いろは「それに、お腹に手が当たって、包まれて、守られてるみたいですごく安心します///」
八幡「………そ、そうか」ドキドキ
八幡(なんだ、こいつ。演技じゃないのか………?)
八幡(一色の体、小さいな)
八幡(それに柔らかい。あと良い匂いもする)
八幡(こうしてると、>>32やりたくなるな)
耳を舐めて
八幡「………」レロッ
いろは「ひゃっ!?」ビクッ
八幡「………んっ」
いろは「あっ///な、なんですか///」ビクッ
八幡「………あんま震えんな。舐めづらいだろ」
いろは「か、体動いちゃいますぅ///やめてください///」ビクッ
八幡「………じゃあホイホイ人の膝に乗るな」
いろは「あぅ///」
八幡「………」ピタッ
いろは「………え?」
八幡「………本当にやめて欲しいなら、今の内にどっか行け。行かないなら………続きだ」
いろは「………」
いろは「………………」スッ
八幡(………膝の重みが消えた………なら、あいつの答えは………)
いろは「………」ガバッ
八幡「うおっ」
いろは「私、初めては正面が良いです」
八幡「………そうかよ」
いろは「そ、それじゃあ………」ドキドキ
八幡「あぁ………続きだ」
いろは「………」ドキドキ
八幡「………目、閉じろ」
いろは「………はい」
八幡「………」スッ
いろは「………んっ///」
八幡「はぁっ」
いろは「んっ、はぁっ………しちゃい、ましたね///」
八幡「あぁ、じゃあ………」
いろは「………はい」スッ
八幡「これからもよろしくな」
いろは「ん?」
八幡「………ん?どうした?」
いろは「いや、あの、続き………」
八幡「………だからもう続きはしただろが」
いろは「んん?」
八幡「な、なんだよ」
いろは(………まさかキスだけで終わらせるつもりか………っ)
いろは「はぁー………」
八幡「な、なんだ?俺なんかやらかしたのか?」
いろは「………>>40って呼んでもいいですか?」
野獣先輩
いろは「野獣先輩って呼んでいいですか?」
八幡「は?なんで?」
いろは「私が美女って意味です」
八幡「あぁ、美女と野獣………」
いろは(あとめちゃくちゃ奥手な先輩への皮肉だったり)
八幡「お前、美女って自分で言うか普通」
いろは「………じゃあ先輩が言ってくださいよ」
八幡「は?」
いろは「美女とか可愛いとか言ってくださいよ!じゃなきゃ私不安になっちゃいますよ!別れちゃいますよ!」
八幡「くっ………可愛いぞ、一色」
いろは「きゃー!もう一回お願いします!耳元で!」
八幡「可愛いぞ、一色」
いろは「きゃー!カップルみたいです!」
八幡「そりゃあ、カップル?だからな」
いろは「なんでクエスチョンマーク付いてるんですか………」
八幡「なんか実感沸かなくてな………」
いろは「じゃあカップルらしく>>45でもします?」
別れ話
いろは「別れ話でもします?」
八幡「………確かに、カップルじゃなきゃなしえないことではあるが………それカップルじゃなくなっちゃうじゃん」
いろは「おやおや、カップルでいたいんですね?私とカップルでいたいんですね?」
八幡「………あぁ、ずっとお前のパートナーでいたい」
いろは(いきなり来るの反則///)
いろは「しかしですね………カップルでいたいからこそ。別れ話というか、そういうのって大切だと思うんです」
八幡「ん?」
いろは「ほら、お互いの悪い所とか、直して欲しい所とか、そういうのを言い合えるようにですね………」
八幡「………なるほど」
いろは「という訳で、何か、私にそういうの有ったら言ってみてください」ギュッ
八幡「………こんな抱き締めながらする会話か?」
いろは「だってもしかしたら私傷付いちゃうかもしれないじゃないですか!そうなったら先輩、私の事ぎゅってしてくださいね!慰めてくださいね!」
八幡「何かそこはかとなく矛盾してる気がしないでもないな………」
八幡(………一色に対する不満。か………)
八幡「>>51かな」
高度なボケを理解してくれないところ
八幡「 高度なボケを理解してくれないところかな」
いろは「………はい?」
八幡「いや、ほら俺お前との会話の中でたまにボケてるんだよ」
いろは「私なりに反応してますが?」
八幡「ところがだな………ボケと気付かれずスルーされてるやつも有るんだな」
いろは「………へぇ?」
八幡「例えばお前………刃牙とか解る?」
いろは「ばき?馬気?」
八幡「ほら………平塚先生とかなら解ってくれるんだがな………」
いろは「えいっ」ゴンッ
八幡「ITEッ」
いろは「私の前で他の女性の名前を出さないでください」
八幡「だからって頭突きってお前………」
いろは「だって両手空いてないんですもん///」ギュー
八幡「………へいへい」ギュッ
いろは「うふふ………とにかく、私、嫉妬深いんですから。あんまり他の女の人のこと喋ったら怒りますよ!」
八幡「解った」
いろは「………それとも、嫉妬深い女の子は嫌いですか?」
八幡「大好きだっつーの」ギュッ
いろは「あぅ///………それで、私はどうすれば先輩のボケが解るようになるんでしょう?」
八幡「いや、別に解らなくてもいい。言っただけで満足してる感じだし」
いろは「そ、そうですか………じゃあ、他に不満は………」
八幡「ないな」
いろは「え?」
八幡「ないな。全部好き」
いろは「………もー!先輩私のこと大好きですねぇ!」
八幡「たりめーだろ………逆にお前は不満とかないのかよ」
いろは「>>です」
いろは「うふふ………とにかく、私、嫉妬深いんですから。あんまり他の女の人のこと喋ったら怒りますよ!」
八幡「解った」
いろは「………それとも、嫉妬深い女の子は嫌いですか?」
八幡「大好きだっつーの」ギュッ
いろは「あぅ///………それで、私はどうすれば先輩のボケが解るようになるんでしょう?」
八幡「いや、別に解らなくてもいい。言っただけで満足してる感じだし」
いろは「そ、そうですか………じゃあ、他に不満は………」
八幡「ないな」
いろは「え?」
八幡「ないな。全部好き」
いろは「………もー!先輩私のこと大好きですねぇ!」
八幡「たりめーだろ………逆にお前は不満とかないのかよ」
いろは「>>61です」
小町ちゃんに構いすぎなこと
いろは「小町ちゃんに構いすぎなことです」
八幡「ん?」
いろは「先輩はいっつもいっつも小町小町………言いましたよね?私は嫉妬深いんです」
八幡「いや、確かに俺はシスコンだが………嫉妬て。妹だぞ?」
いろは「先輩にその気が無くても、他の女の子を可愛いって言う先輩は嫌いです」ムスッ
八幡「つってもな………」
いろは「小町ちゃんだけじゃないです。先輩の周りには魅力的な人がいっぱい居て………私、心配です」
八幡「………一色………」
いろは「だから>>64」
まずは周りに私たちのことを分かってもらう為に先輩は私のことを「いろは」、私は先輩のことを「八幡」って呼びましょう♪これだけでも分かる人には分かるはずですから。
いろは「だからまずは周りに私たちのことを分かってもらう為に先輩は私のことを「いろは」、私は先輩のことを「八幡」って呼びましょう♪これだけでも分かる人には分かるはずですから。」
八幡「下の名前で呼び合うってことか………いや、そんなことせずに俺達がカップルって皆に言えば良いんじゃないか?」
いろは「それだと>>68」
絶対死人がでるので
いろは「それだと絶対死人が出るので」
八幡「誰が誰に殺されるんだよ」
いろは「先輩がいろはすファンクラブ過激派に殺されちゃいます」
八幡「お前ファンクラブとか有るんだ………過激派とか居るんだ………」
いろは「いや、ファンクラブは言い過ぎでしたけど、私のこと好きな男子は確実に数人居ますし、先輩元々評判悪いから嫉妬でもっと悪い噂流れちゃいますかも知れませんよ?」
八幡「マジか………」
いろは「そしたらそれにつけこんで、女子が嫉妬で私の悪い噂を流すかも知れませんよね?」
八幡「………それは」
いろは「私は先輩の彼女でいれるなら、どう言われようと良いですけど、先輩は優しいから………」
八幡「自分の彼女が悪く言われて良い気分な訳ねぇだろ」
いろは(自分の彼女///)
いろは「そう、私達はお互い爆弾を抱えた身。あまり公にせず、周りにだけ伝えなきゃいけないんですよ」
八幡「それで下の名前呼び」
いろは「はい、じゃあ先輩どうぞ」
八幡「俺からかよ………い、い」
いろは「………」ワクワク
八幡「………いろは」
いろは「………も、もう一回///」
八幡「好きだ、いろは」
いろは「~~~っ///」ジタバタ
八幡「あんまり暴れんな………次、お前だぞ」
いろは「>>72」
幸せにしてくださいね? 八幡
いろは「幸せにしてくださいね? 八幡」
八幡「………何かむず痒いな」
いろは「嬉しいくせに」
八幡「………まぁ、嬉しいが」
いろは「八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡八幡」
八幡「ちょっと怖い」
いろは「さぁ、練習はばっちり!誰に見せつけます?」
八幡「いきなり由比ヶ浜や雪ノ下は難しいから………>>76にしよう」
はるのん
八幡「はるのんにしよう」
いろは「はるのん………?なんで陽乃さんのことそんな風に呼ぶんです?」
八幡「あ、いや、ノリというかなんというか」
いろは「………いろはすって呼んでください」
八幡「なんで」
いろは「いいから呼んでください!」
八幡「………いろはす」
いろは「………」ムフー
八幡(満足気だ)
いろは「しかし、陽乃さんですか………なんというか、怖いです」
八幡「逆にあの人さえ乗り越えればもう怖い物無しって訳だ」
いろは「なるほど」
八幡「それで、呼び出す方法だが………」
陽乃「呼んだー?」
いろは「!?」
八幡「ゆ、雪ノ下さん!?何時からそこに!?」
陽乃「キスした所から」
いろは「一番見られたくない所を!」
八幡「………なら、話は早いです」グイッ
いろは「きゃっ」
八幡「俺達、付き合うことになりました」
いろは「………せ、先輩………///」
陽乃「>>」
陽乃「>>86」
そんなことよりおうどん食いたい
陽乃「そんなことよりおうどんたべたい」
八幡「………はい?」
陽乃「おうどん!おうどんたべたい!」
いろは「先輩、これは………」
八幡「お、俺に聞くな………」
陽乃「おうどん食べに行こう!ね!」グイグイ
いろは「わっ、ちょっ」
八幡「ゆ、雪ノ下さん!?」
陽乃「おうどん」
八幡「はい」
いろは「先輩!?」
八幡「な、なんかヤバい。下手に逆らわず今は言う通りにした方が良いかもしれない………」
いろは「そ、それはそうかもですね………」
陽乃(………ふぅ、少し強引になっちゃったけど、何とか二人を連れ出せそう)
陽乃(幸い、二人はまだ付き合いたて。実際、二人とも下の名前で呼び合うのを忘れてるし、更にそれに気づいていないほど)
陽乃(………雪乃ちゃんのために、絶対別れさせてやるんだから………)
陽乃(さて、あらかじめうどん屋に>>89を呼んでおくかな)
都築さん
陽乃(さて、あらかじめうどん屋に都築さんを呼んでおくかな)
………
八幡「………なんか、普通にうどん食っただけだったな………」ヒソヒソ
いろは「どういう意図が有ったんでしょう………」
陽乃(私もよく解らない)
八幡(………ん?あの、車………)
陽乃「いやー、私のせいで遅くなっちゃったね!お詫びとして送るよ!」ガチャッ
八幡(やっぱ雪ノ下家の車か………)
都築「………」
陽乃「さぁさぁ乗った乗った!」グイグイ
いろは「わわっ」
陽乃「夜道に女の子は危ないよ!」グイグイ
いろは「えーっ」
八幡「雪ノ下さん。じゃあ、俺も送って貰えますか」
陽乃「………へぇ」
いろは「せ、先輩」
八幡(………今、雪ノ下さんと一色を二人きりにするのはまずい気がするからな………)
陽乃「ダメ」バタンッ
八幡「えっ」
いろは「えっ」
陽乃「都築!ゴー!」
都築「了解」ブロロロロロロ
八幡「………マジかあの人」
車中。
いろは「ちょ、ちょっと陽乃さん!なんで私だけ送るんですか!」
陽乃「いろはちゃんとお話がしたかったからだよ?もちろん、比企谷くんのこと」
いろは「なっ」
陽乃「私は心配だよ。二人はちゃんと付き合って行けるかどうか」
いろは「………え?」
陽乃(………ふふふ、動揺してる。やはり二人はまだ恋人としての信頼関係を満足に築けていない!)
陽乃(今の内に二人の関係を裂く!)
陽乃(………まずは>>97のことでも聞いてみるかな)
舐め回すように見てくる彼の視線
陽乃(………まずは舐め回すように見てくる彼の視線のことでも聞いてみるかな)
陽乃「大丈夫?比企谷くんたまに気持ち悪い目で視てくるでしょー?」
いろは「………」
陽乃「………?」
いろは「………そんな風に視られたこと、ないです」
陽乃「!?」
いろは「………さっきも先輩、キスだけで終わらせちゃったし………陽乃さんはそんな風に視られたこと有るんですね………」
陽乃「そ、それはもう!いやー、おっぱいジロジロ視られて気持ち悪かったなー!」ポヨーン
いろは「………」ペターン
陽乃(け、計算外だけど、これはこれでよし!)
いろは「うぅ………私、先輩のこと満足させてあげられるんでしょうか」
陽乃「厳しいだろうねー。いろはちゃんおっぱいちっちゃいもん」
いろは「ヴッ」グサッ
陽乃「あと、いろはちゃんの方が性欲強いよね?途中から比企谷くん疲れちゃうんじゃないかなー」
いろは「ヴヴッ」グサッグサッ
陽乃「いろはちゃんわがままだし、比企谷くんは溜め込むタイプだしなー。デリケートな問題な分特に。知らず知らずの内に比企谷くん、心の病気になっちゃうかもねー」
いろは「ヴヴヴッ」グサッグサッグサッ
陽乃「私は別にさー。雪乃ちゃんの成長になるなら、比企谷くんとくっつかなくてもいいと思ってるけど………初恋の人が、別の女のせいで………なんていうのはさ、最悪なのよ」
いろは(………そうだ、先輩の周りには、私より先輩を幸せにできる人がいっぱい居る………私なんかが………)
陽乃(思い詰めてる思い詰めてる。これで逆にいろはちゃんが心の病気になったり………)
陽乃(いや、それでも献身的に寄り添いそうだな、比企谷くんは)
陽乃(考えれば考えるほど良い男だなぁ、比企谷くんは。絶対に雪乃ちゃんとくっついて貰わなきゃね)
陽乃「………さぁ、いろはちゃん家着いたよ」
いろは「はい………………なんで私の家知ってるんです?」
陽乃「えいっ」ドンッ
いろは「きゃっ」バタッ
陽乃「都築!ゴー!」バタンッ
都築「了解」ブロロロロロロ
いろは「………はぁ、ただいまー」ガチャッ
いろは「………あ、先輩からメール来てる………」
八幡『大丈夫か?』
いろは「………」ギュッ
いろは『>>』
陽乃「都築!ゴー!」バタンッ
都築「了解」ブロロロロロロ
いろは「………はぁ、ただいまー」ガチャッ
いろは「………あ、先輩からメール来てる………」
八幡『大丈夫か?』
いろは「………」ギュッ
いろは『>>109』
MAILER-DAEMON
いろは『MAILER-DAEMON』
いろは「………」
いろは「うっ、うっ………先輩の言葉が欲しいよぉ………せんぱぁい………」グスッ
八幡「………返信ねぇな」
八幡(あの一色だぞ………?何時間もメール放置とか有るか………?)
八幡(メールに気づいてない………?いや、気づけない………?)
八幡(いくら雪ノ下さんと言えど………一色がどうにかなるとかは無いと思うんだが………)
八幡「………無いよな?」
八幡(………駄目だ。思考が悪い方向へドリフトしていく………)
八幡「こうなったら………>>112」
一色の元へ向かう
八幡「こうなったら………一色の元へ向かう」
八幡「………………という訳で一色の家の住所教えてください」
平塚《それ私がめちゃくちゃ怒られる奴なんだが》
八幡「………お願いします」
平塚《………はぁー。仕方ないな、君は………〇〇の〇〇の〇〇だ》
八幡「………!ありがとうございます!」
平塚《祝福するぜ 二人とも》ガチャッ
小町「………あれ、お兄ちゃんどっか行くの?もう結構遅いよ?」
八幡「あぁ………彼女の家に」
小町「ふーん。暗いし気を付けて………え?」
八幡「いってきます」ガチャッ
小町「………!………いってらっしゃい」
八幡(………今俺は無駄なことをしているかもしれない)タッタッ
八幡(メールがほんの少し遅れたくらいでこんな時間に急いで家まで行くなんて、どう考えてもめんどくさい奴だ)
八幡(こんなことでいちいち走ってちゃまともに生活もできない)
八幡(それでも)
八幡(あいつの顔が見たくて、あいつの声が聞きたくて、そして)
八幡(そんなめんどくさい俺を、あいつは)
八幡(あざとく、そして誰よりも可愛らしく、笑ってくれる気がするのだ)
いろは(『いろはちゃんわがままだし、比企谷くんは溜め込むタイプだしなー。デリケートな問題な分特に。知らず知らずの内に比企谷くん、心の病気になっちゃうかもねー』)
いろは(陽乃さんの言葉が、頭の中で回る)
いろは(もちろんあの人はただの冗談を言ったんだろうけど、同時にあの人は、嘘はつかない)
いろは(あの人の言う通りの未来も、有るのかもしれない)
いろは(そうなる前に、別れるべきなのかもしれない)
いろは(あぁ、駄目だ。これ以上一人で考えちゃいけない)
いろは(解ってるのに、陽乃さんの言葉は、より確実に鋭利な形を持って私を___)
ピンポーン
ピンポーン
いろは(チャイム………こんな時間に誰だろ?)
一色母「いろはー。出てー」
いろは「………はーい」スタッ
いろは(………あ、バジャマのままだ………別に良いや。先輩に見せる訳じゃないし)スタスタ
いろは「はーい」ガチャッ
八幡「………一色………」
いろは「ひゃあ」
いろは「ど、どうしてここに」
八幡「返信………なかったから………」
いろは「あ、すいません何かメール送れなくて………」
八幡「そうか………無事なら良かった」
いろは「………心配。してくれてたんですか」
八幡「………すまん、心配性が過ぎたな」
いろは「いえ………すっごく、嬉しいです」ニコ
八幡「なら、良かった」
いろは「ですけど………」
八幡「?なんだ?」
いろは(ビックリするくらいパジャマに反応しないなぁ………)
八幡「?」
いろは(そりゃあ、こんな時にって感じもするけど、パジャマだよ?今まで先輩に見せてきたファッションの中で一番煽情的な自信有るよ?)
いろは(………もっとオトコノコな反応が有ればなぁ………)
いろは(やっぱり、合ってない。のかな)シュン
八幡「………どうした?」
いろは「………なんでも、ないです」
八幡(………やっぱ雪ノ下さんと何か有ったのか?)
いろは(>>122でもしてくれたらなぁ)
八幡(>>124するしかねぇな)
キス
いろはにキン肉バスター
いろは(キスでもしてくれたらなぁ)
八幡(いろはにキン肉バスターするしかねぇな)
八幡「………一色、いや、いろは………」ガシッ
いろは「はっ、はい」
八幡「………」
いろは(わっ、わっ、キス、キス来る!?)ドクン
八幡「………いろは」
いろは(………あれ)
いろは(あれ、なんで、なんでだろ)
いろは(嬉しくない)
いろは(怖い)
いろは(先輩に掴まれてる場所が、すごく冷たい)
いろは(やだ、やだ)
いろは(『いろはちゃんわがままだし、比企谷くんは溜め込むタイプだしなー。デリケートな問題な分特に。知らず知らずの内に比企谷くん、心の病気になっちゃうかもねー』)
いろは(………………やだ)
八幡(………震えてる?)
八幡「………今日はやめとくか」
いろは「えっ」
八幡「下、アスファルトだしな」
いろは「えっ!?」
八幡「明日、放課後俺ん家な」
いろは「えっ、えぇっ!?」
八幡「じゃあな」スタスタ
いろは「あっ、はい、さようなら………」ホッ
いろは(なんで安心してるんだろ、私………)
いろは( 『下、アスファルトだしな』『明日、放課後俺ん家な』)
いろは(あれは………その、つまり、キスだけじゃなかったってことだよね)
いろは(つまり、先輩が私のことをそういう目で視てくれたってことで………彼女として、嬉しいはずなのに………)
いろは(怖い。考えただけでも、体が震える)フラッ
いろは(でも、頑張らなきゃ。先輩が求めてくれるんだから、頑張らなきゃ)ガチャッバタンッ
陽乃「………よしよし。思いっきり患ってるね!これで本番に行こうものならガッタガタだね!」ササッ
陽乃「いろはちゃんったら肩掴まれただけで震えちゃってさー。それで比企谷くん止めちゃったし」
陽乃(そういえば比企谷くん、変な肩の掴み方してたな………まぁ、あの子もチェリーだし、勝手が解らなかったんだろうな)
陽乃「欲を言えば本番に行く前に仕留めたかったけど、まぁ、よしとしよう!」
都築「エグいでございます」
陽乃「帰るよ都築!ゴー!」
都築「了解」ブロロロロロロ
翌日。
いろは(『明日、放課後俺ん家な』)
いろは(その、明日の放課後になってしまった………)トボトボ
いろは(あぁ、今からでも何か理由付けて………)
いろは(いや、でも、いや………)
八幡「お、来たか」
いろは「先輩………」
八幡「ほら、行くぞ」
いろは「はい………」
………
………
八幡「ただいまー」
いろは「おじゃましまーす」
小町「おかえりー………って、彼女さん!?いろはさんだったの!?」
いろは「あ、うん」
小町「はー、うちの兄をよろしくお願いします」
いろは「いえいえ、こちらこそ」
八幡「………俺の部屋、行くぞ」
いろは「は、はい」
八幡「………」スタスタ
小町(あれ?これ私家出てった方が良い奴?)
八幡「………ここだ」ガチャッ
いろは「お、おじゃましまーす………」
いろは(………ここが、先輩の部屋………)
いろは(おかしいな………本当なら、これも嬉しいはずなのに)
八幡「立ってねぇで座れよ」
いろは「え、えっとどこに………」
八幡「ベッド」
いろは「え」
八幡「ベッド」
いろは「は、はい」ポスン
八幡「………行くぞ」ガシッ
いろは「………はい」
いろは(頑張らなきゃ、頑張らなきゃ)
いろは(頑張らなきゃ頑張らなきゃ頑張らなきゃ頑張らなきゃ頑張らなきゃ頑張らなきゃ)
いろは(頑張らなきゃ)
八幡「おぉぉっ」グアッ
いろは「え」ヒョイッ
八幡「えっと、それから、こっちの手で………あ、いや先に肩で………」
いろは「えっ、えっ」
八幡「おっ、うおっ、おらっ!」グワンッ
いろは「うべっ」ベシーンッ
八幡「あー、やっぱリアルじゃ全然うまく行かねぇな………よし、もう一回」ガシッ
いろは「わっ、せ、先輩!?」ワタワタ
八幡「おい、暴れんな、やりづれぇだろ」グイッグイッ
いろは「えっ、ちょっ、なんでなんで!」
八幡「えーと、力が分散しないように………」
いろは「なっ、何してんですかぁーっ!」グゥンッ
八幡「あだっ」ドテッ
いろは「………な、なんなんですか!」
八幡「………」
いろは「………?」
八幡「………よし、もう一回」
いろは「はぁぁーっ!?」
八幡「先に足から………」
いろは「てりゃっ」ベシッ
八幡「効かん」グイッ
いろは「んなっ、このっ」ベシッグイッ
八幡「ま、まだまだっ」グラッ
いろは「おらっ」ドンッ
八幡「うおっ」ドシーンッ
小町(ふぇぇ………あの二人めちゃくちゃ激しいよぉ………///)
小町「………コンビニ行こ」ガチャッ
いろは「はぁ、はぁ」
八幡「ふーっ、ふーっ」
いろは「………」
八幡「………いろは」ガシッ
いろは「ま、まだやりますか!」
八幡「まだ、怖いか?」
いろは「………………え?」
八幡「まだ、俺の手が怖いか?」
いろは「………………あ」
いろは(そういえば………)
いろは「な、なんともないです」
八幡「………そうか」ギュッ
いろは「んっ」
いろは(まさか先輩は、私のために………)ギュッ
八幡「………いろは」ギュウッ
いろは「………八幡」ギュー
八幡「………」
いろは「………いやでもキン肉バスターは無いでしょう」
八幡「なんだ、知ってたのか」
いろは「なんでわざわざあんなバカバカしいことを………」
八幡「あぁ、俺はそれが言いたかったんだ」
いろは「?」
八幡「………お前が何に怯えてるかは知らんが、俺がお前から離れていくかもしれないなんて妄想は、本当にバカバカしい妄想だ。って言いたかった」ナデナデ
いろは(………なでなで………)ギュー
八幡(………………やっべ、冷静に考えるとなんか気持ち悪いことした気がする)
八幡「あの、いろは………」
いろは「八幡!」ギュウッ
八幡「な、何」
いろは「私エッチしたいです!」
八幡「………は?」
いろは「セッ〇〇!〇〇クス!」
八幡「伏せ字の意味なくなっちゃってんじゃねーか」
いろは「八幡、私、多分いろいろ下手です」
八幡「上手かったら嫌だわ」
いろは「………八幡、私、おっぱいちっちゃいです」
八幡「好み」
いろは「………そのくせ、したがりです」
八幡「………俺もだっつーの」
いろは「それでも、いいなら………」
八幡「いいっつってんだろ」ガバッ
いろは「きゃっ」
八幡「お前こそ、いいのかよ」
いろは「………いいから、誘ってるんですよ………?」
八幡「………………脱がすぞ」
いろは「………はい」
………
………
陽乃「あっ、都築!あの二人出てきたよ!別れ話が終わったか………まだ体裁上付き合ってるとしても、昨日のいろはちゃんの様子を見る限り、最早壊滅的状況のはず!」
都築「エグいでございます」
陽乃「さーてっ!トドメにしよう!」スタスタ
都築「………」
いろは「あっ、陽乃さん!」
八幡「げぇっ」
陽乃「げぇっ。って酷いなー」
八幡「………こんにちは」
いろは「こんにちはですー」
陽乃「………あれ?」
いろは「?なんですかー?」ギュー
陽乃「なんで腕組んでるの………?」
いろは「そりゃあ、私達がラブラブカップルだからですよ!ねー、八幡」ギュー
八幡「………そうだな、いろは」
陽乃「え?え?二人ともさっき比企谷くんの家から出てきたよね?何が有ったの?」
いろは「何って………やだなぁ。若いカップルが同じ部屋に二人きりですよ?やることなんて決まってるじゃないですかー」
陽乃「あれ?だって昨日。あれ?」
いろは「確かに、昨日はいろいろ悩んじゃいましたけど、八幡が全部助けてくれました。もー大好き///」ギュウッ
八幡「お前っ、人の前で………」
いろは「人の前だからですよー」スリスリ
陽乃「………………………」
八幡「それじゃあ、いろはの家まで送らなきゃいけないんで。これで」ザッ
いろは「さよならでーす!」
陽乃「………………………」
都築「雨降って地、固まる。という奴ですな」
陽乃「都築!ゴー!」
都築「お暇を頂きます」
陽乃「なぁーっ!?」
………
………
いろは「そういえば昨日、なんで私の家が解ったんですか?」スタスタ
八幡「あー、あれだ。赤い糸を辿ったんだよ」スタスタ
いろは「きゃー///」ギュー
八幡(こいつ、俺と付き合ってから知能指数がだだ下がりしてる気がする)
いろは「先輩しゅきー///」ギュー
八幡「………歩きづらいんだが………」
いろは「………………ねぇ、先輩」
八幡「あ?お前、先輩って………」
いろは「>>1000って呼んでもいいですか?」
【終】
安価ssは初めてだったけど、楽しんでくれたらいいな。
安価やってくれた人ありがとうな(キン肉バスターを除く)。
このSSまとめへのコメント
ポンコツな姉ノ下にワロタ