正しい選択をしすぎたジョルノの奇妙な冒険(13)

西暦2001年イタリア

第1章:無駄なんだ、無駄だから嫌いなんだ、無駄無駄

電車の中

ブチャラティ「お前、涙目のルカに会わなかったかい?」

ジョルノ「………はい。会いましたけど。」

ブチャラティ「汗をかかな…………えっ?」

ジョルノ「会って僕のスタンド攻撃で死にましたけど?と言ったんです。」

ブチャラティ「し、正直だなぁ。俺そういう奴好きだぜ」

ジョルノ「どーせスタンド使ってぶっ殺そうとか思ってるんでしょう?そういうことが無駄なんですよ。」

ブチャラティ(なんでスタンド知ってるんだ………?こいつ………。)

ジョルノ「さあ、早くラッシュしてくださいよ。抜きな、どっちが素早いか、試してみようぜ………ってね。」

ブチャラティ「お、おう。いいだろう。」

ブチャラティ「スティッキィ………」
ジョルノ「ゴールド・エクスペリエンス!!」バキィッ!!

ジョルノ「この状況で僕が殴ったら、あなたは死にます。ですが、僕をギャングにしてくれるってなら話が別ですよ。どうです?」

ブチャラティ(なんなんだコイツは………。まるで俺の攻撃が全てわかったみたいでよォ!!)

ジョルノ「さあ、どうします?」

ブチャラティ「いいだろう、刑務所の中にいる幹部“ポルポ”と話してこい!合格したら戻ってくるがいい。」

ジョルノ「はい。」

刑務所

ジョルノ「無駄なことは嫌いなんで、とっととライター渡してください。」

ポルポ「え、あ、うん。」

ジョルノ ライターGET!!

刑務所外

ジョルノ「被害が出なさそうなここら辺で再点火するかー。」

サバス「再点火したなー。」

ジョルノ「しましたよー。」

サバス「チャンスをやろうッ!!」

ジョルノ「そもそも最終的にレクイエム化できるんだし、無駄な事を省くためにも、今のうちに攻撃受けときますよ。」

グサァッ!!

ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!」

ジョルノ「太陽光を浴びて死ね。」

刑務所内

ジョルノ「こんにちは、ポルポさん。」

ポルポ「やあやあジョルノ君。おや、まだ火はついてるねぇ、まあ再点火したのか、それとも普通にクリアしたのかはわかんないけど、とりあえずいいや、合格。」

ジョルノ「あ、そうそう、そこのバナナとか食べないでください。危険なんで。」

ポルポ「あっそう?気を付けるよ。」

ポルポ、バナナ食べて死亡

ブチャラティ(マジで戻ってきやがった、コイツ………。あのブラック・サバスを倒したのか………?)

ジョルノ「ブチャラティ、ポルポが死んだのは知ってますよね?」

ブチャラティ「お、おう。」

ジョルノ「もし、『ポルポの財産を取りに行く』と考えているのなら、やめた方がいいです。同じことを目論んでいる輩がいるかもしれませんからね。」

ブチャラティ「そ、そうか。それより俺らの仲間を紹介していなかったな………」
ジョルノ「その必要はないですブチャラティ。僕のゴールド・エクスペリエンス・レクイエムは視力がいい。彼らのことも全て把握しました。」

ブチャラティ「スタプラかよ………。」

ジョルノ「しまった!」

ブチャラティ「どうしたジョルノ。」

ジョルノ「ブチャラティを幹部にしないと、取引ができない?」

ブチャラティ「取り引き?何のことだ?」

ジョルノ「いいから全員呼んでください!すぐに出発ですよ!」

ブチャラティ「お、おう。」

一方、マリオ・ズッケェロは

マリオ「あれ?これに乗ってるんじゃなかったのか?」

無意味な努力であった。

ジョルノ「どーせ敵はポルポの財産の在り処はわかりません!誰か幹部を呼んで、早急に財産を、渡すべきです!」

ブチャラティ「そ、そうだな。そうしよう。」

ペリーコロ氏到着。

全員「「」」イチレイ

ペリーコロ「ブローノ・ブチャラティ、君はこれから幹部だ!ということで、ポルポのやり遂げられなかったことをやってもらおう。」

ペリーコロ「彼女はボスの娘!彼女のことを守るのだ!」

ブチャラティ「はい!」

トリッシュ「あれと、あれと、あれ買ってきて。」

ナランチャ「よしっ、俺が」
ジョルノ「いや、僕が生きます。敵が出てきた時、ナランチャより僕の方が交渉できる可能性がありますし。」

ブチャラティ「よし、ジョルノにまかせよう。」

ナランチャ(何この新人ウザイんだけど)


ジョルノ「お前が、ホルマジオか。」

ホルマジオ「え、あ、はい。(なんでこいつが俺のことを)」

ジョルノ「実はあなた達暗殺チームに交渉をしに来ました。」

ホルマジオ「えっ(不気味なんだけど、した方がいいのか?)」

ジョルノ「トリッシュを渡すので、僕らに協力してください。進撃の巨人の14巻みたく、僕らのサポートをしてください。さすれば、ディアボロ………ボスは死にます。」

ホルマジオ(えっ、えっ、何進撃の巨人とか。なんでボスの本名知ってるの?なんで新人が簡単に決めてんの?なんか怪しい。)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom