【FGO】ぐだお「安価をもって命ずる!」 (908)


某日 カルデアにて


ロマン「やあぐだお君。なんだい相談って?」

ぐだお「ロマン、実はこの令呪のことなんだけど」

ロマン「ああそれかい。すごいよね、普通の令呪は一回使ったらそれっきりなのに君の場合は1日たてば復活するんだから」

ロマン「さすがマスターの才能に関してはピカ一なだけあるね」

ぐだお「そう! それだよロマン!」

ロマン「それって?」

ぐだお「令呪が回復するってとこ。つまり一日一回は誰かに好きな命令をさせられるってことじゃないか!」

ロマン「! なんてこったい、そこに気付くとはやはり天才か」

ぐだお「そういうわけで早速誰かに何か命令してみようかと思ったんだけど何も思いつかなくて。それでロマンに相談してみたんだ」

ロマン「なるほど、そういうことならマギ☆マリに聞いてみよう。マギ☆マリなら僕らが思いもよらない案を出してくれるはずさ」

ぐだお「よし、それじゃあまず誰にしようか?」

↓1 サーヴァント名



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1464442587


ぐだお「よし、ジークフリートにしよう」

ロマン「へえ、どうして彼なんだい?」

ぐだお「ジークフリートなら万が一酷い命令でも怒らなそうだし」

ロマン「ああむしろ『満足に命令を果たせなくてすまない』とか謝ってきそうだね」

ぐだお「それはそれでちょっと申し訳ない気がするけど、じゃあ行こうか」



ジークフリート「どうしたマスター? 俺に何か用だろうか?」

ぐだお「うん、実はね……令呪をもって命ずる!」

ジークフリート「なっ!? マスター何を!?」

↓1 令呪内容安価 





ぐだお「ジークフリートよ、今日一日ブリュンヒルデと共に行動してくれ! ってええ!?」

ジークフリート「な、なぜそのような、くっ、体がいうことを聞かない!」スタスタ

ロマン「……マギ☆マリもいきなり酷な命令を出してきたね」

ぐだお「大丈夫かな?」

ロマン「まあ背中さえ見せなければ彼が死ぬことはないと思うけど」





ブリュンヒルデ「あら、あなたは、ジークフリート? どうしてここに?」

ジークフリート「い、いやマスターが君と行動を共にしろと」

ブリュンヒルデ「!? そう、そうなの。マスターがあなたと私を一緒に、それってやっぱり…」

ジークフリート(不味い、何かとても不味い気がする! ブリュンヒルデのそばにいると悪寒が走ってしかたないから避けていたというのになぜマスターはこんな命令を俺に?)

ジークフリート(もしや彼女とパーティを組む時も絶対に後ろに立たせないでくれと頼んでいたのがまずかったのか?)

ジークフリート(すまないマスター、一サーヴァントの分際で編成に口をだしてすまない)

ブリュンヒルデ「ああ、黙っている姿もやっぱりあのひとに似ている。シグルドに、シグルド、ああシグルド! シグルドなら、殺さないと!」ジャキ


ジークフリート「くっやはりこうなったか。仕方ない、マスターの命により今日一日はそばを離れられん。しかし殺されるわけにもいかないからな。抵抗はさせてもらうぞ!」チャキ

ブリュンヒルデ「そばにいてくれる、私のそばにいてくれる、ならやっぱりあなたはシグルドなのね! じっとしていてください、今殺しますから!」





ぐだお「……本当に大丈夫かな?」

ロマン「たぶん」









とりあえずこんな感じで進めていきます

一日一回ならこっちも気軽に書けるんで

では明日に向けて安価

↓1 鯖

↓3 命令内容

了解です ではまた明日

危ない危ない 忘れるとこだった

始めます


翌日


ぐだお「無事でよかったよジークフリート」

ジークフリート「ああ、彼女が宝具を発動させようとしていた時は正直危なかったが丁度令呪の効きが弱まってきたおかげで離脱できた」ボロボロ

ぐだお「そっか、ごめんね。危ない真似をさせて」

ジークフリート「気にすることはない。それよりもどうしてあんな命令を?」

ぐだお「うん、実はジークフリートもブリュンヒルデもお互いを避けていたでしょ?」

ジークフリート「ああ、どうも彼女は俺とシグルドを重ねているようだからな。まあ無理もないが」

ぐだお「うん、でも今後もカルデアで一緒にやっていく仲間なんだから何とか誤解をとけないかなと思ってさ。そばに居続ければブリュンヒルデも気付いてくれるかなと思ったんだけど、ごめん。俺の判断ミスだったみたいだ」

ジークフリート「! そうだったのか。そういうことならマスターが謝る必要などない。むしろそんな心配をさせてしまったことを謝らせてほしい」

ぐだお「それこそ謝る必要はないよ。まあ先は長いからゆっくり解消していこうか」

ジークフリート「了解したマスター。それではすまないが少し休ませてもらおう」

ぐだお「うん、じっくり休んでて」






ぐだお「さて、それじゃあ次の令呪を使おうか」

ロマン「いい話風に終わったと思ったけどその切り替えの早さはさすがだね」


ロマン「それじゃ次のマギ☆マリの回答は『聖女マルタに一日姉になってくれ』か」

ぐだお「姉かー。そういえばマルタさんにも妹や弟がいたんだっけ」

ロマン「だね。それにしてもマルタでよかったね。カルデアには姉属性持っている人は何人かいるけどドSな女神様達だったら大変だったね」

ぐだお「ああ確かに」

ぐロ「「あはははは」」





ステンノ「ねえ、今何か不愉快な気がしたわね」

エウリュアレ「奇遇ね私。私も同じように感じたわ。これってもしかして駄メデューサが何か悪いことでも考えてるのかしら?」

メデューサ「ひいいいいい誤解です姉さま方! 今は何も考えてません!」

ステンノ「へえ、今は? じゃあ考えたことはあるのね?」

エウリュアレ「これはお仕置きが必要かしらね私?」

ステンノ「そうね私。それじゃああっちの部屋に行きましょうかメデューサ?」

メデューサ「ひい、なぜこんなことに……」





ぐだお「何か今無関係のだれかに迷惑をかけた気がするけど気にせず令呪を使ってくるね」

ロマン「うん、行ってらっしゃい」

メドゥーサ


ぐだお「それにしてもマルタさんがお姉さんか」

ぐだお「ブーティカさんやマタ・ハリなんかはひたすら甘やかしてくれそうな感じだけどマルタさんはどうかな?」

ぐだお「やっぱり聖女らしくおしとやかなお姉さんっぽくなるんだろうか?」

マルタ「あらおはようございますマスター。今日はずいぶんと早いですね?」

ぐだお「あ、おはようマルタさん。ちょっとジークフリートと話があって」

マルタ「ああ確かに昨日ブリュンヒルデと争ってましたね。まったく痴話げんかならよそでやれっての」

ぐだお「え?」

マルタ「こほん、いえ、争いはむなしいものです。それが男女間のものならばなおさら、そうは思いませんか?」

ぐだお「あ、はい。ところでマルタさんこそこんな朝早くに何を?」

マルタ「いえ大したことではありません。今日の食事当番が私なのでその準備を、と」

ぐだお「ああそういえば今はサーヴァントのみんなが交代で料理してるんだっけ」

マルタ「ええ、もとはここの職員の方がやっていたのですが私たちサーヴァントの人数も増えてきたためエミヤが『我々にもできることはやるべきだ』と提案をしまして」

マルタ「私も料理を作るのは好きですので渡りに船、というやつですね」

ぐだお(さすがカルデアの誇るオカン)

マルタ「それでは失礼しますね」

ぐだお「ああちょっと待って」

マルタ「はい? 何か?」

ぐだお「令呪をもって命ずる!」

ぐだお「マルタよ! 一日俺の姉さんになってくれ!」

>>23 ほんとだ。
>>22 ×メデューサ ○メドゥーサ


キイン

マルタ「はあ!? ちょっと何令呪なんか使ってるわけ!? ……んん、使っているのですか!?」

ぐだお「ごめん、実は俺は(たぶん)一人っ子なんだけどさっきゴルゴン三姉妹が仲良さそうにしているの見て羨ましくなっちゃって」

ぐだお「そうしたらマルタさんが前に俺の事、弟か妹に似ているって言ってたのを思い出して、マルタさんがお姉さんだったらなあって思ってつい」

マルタ「……そうだったのですか。でもそれくらいなら普通に頼めばよかったのでは?」

ぐだお「いや、マルタさんって真面目だからこれくらいのほうが遠慮もなくやってくれるんじゃないかって」

マルタ「……なるほど。本来ならこのようなことはダメなのでしょうが令呪なので仕方ありません。それでは今からマスターではなく弟として扱いますがいいのですね」

ぐだお「ええ!」

マルタ「では……よし、んじゃさっさといくわよぐだお」スタスタ

ぐだお「え? え? 行くってどこへ?」

マルタ「はぁ? 私の聞いてなかったのアンタ? 料理当番だって言ったでしょ? どうせ今日はレイシフトもなくて暇でしょうから私の手伝いでもしなさい」グィ

ぐだお「あ、うん」ズルズル

ぐだお(そっか、もともとは姉弟いたのも町娘としてのマルタさんだから完全に聖女モードじゃなくなるのか!)



厨房

マルタ「ほら、結構な大人数だしアルトリアーズなんかはたくさん食べるからどんどん作るわよ」

ぐだお「あ、うん。えーっと」

ぐだお(やばい、何やっていいかわからない)

マルタ「こら、なにぼけっとしてるの。野菜洗うとか皮むきとかいろいろあるでしょ!」

ぐだお「はい! ごめんなさい!」

ぐだお(なんか、思ってたのと違う。これ姉さんというより姐さんな気が)

トントントン コトコトコト

マルタ「~~~♪」

ぐだお(鼻唄歌いながら料理してる。ほんとに今日は町娘、いいや身内に見せる姉モードなんだな)ザクッ

ぐだお「痛っ!?」

マルタ「ちょっとどうしたの!? って指切ったの? もう不器用ねー」

ぐだお「ははすみません。ちょっと絆創膏を……」

マルタ「ほらちょっと見せて」グイ

ぐだお「あ」

マルタ「ん、このくらいなら舐めておけば治るわね、あむ」パク

ぐだお「!?」



マルタ「んん」チュパ チュパ

ぐだお(今の状況を端的に述べるとマルタさんが俺の指を銜えて舐めている)

ぐだお(態度と裏腹に目をつぶって優しく舐めてくれている姿がすごく色っぽい)

マルタ「ん、よし、血も止まったみたいね。気をつけなさいまったくもう」

ぐだお「あ、はいありがとうございます」

マルタ「……さっきから気になってたけど敬語やめなさいぐだお」

ぐだお「え?」

マルタ「私は今日一日ぐだおを本当の弟のように扱うわ。でもそれならぐだおだって私のことを聖女や自分のサーヴァントじゃなく姉と思って接しなさい」

マルタ「身内に遠慮なんかしないものよ」

ぐだお「……そうですね、じゃない。そうだね、わかったよマルタ姉さん」

マルタ「……ん、よし! それじゃどんどん作るわよ」ニコニコ

ぐだお「うん」

ぐだお(マルタ姉さんって呼ばれたときのあの笑顔)

ぐだお(いつもの聖女然とした微笑みじゃなく晴れやかな破顔だった)

ぐだお(普段のマルタさんもいいけどマルタ姉さんもたまにはいいかもしれない)


一日ってお題だったけどとりあえずここまで
マルタさんと結婚すれば常に町娘モードなんかね?

では明日に向けて安価

↓1 鯖

↓3 命令内容

了解。アストルフォに男装…男装?

男装ってなんだっけ? 男らしい恰好?

とりあえず了解。ではまた明日

お疲れです

Fateで男装というと何気に結構いましたね
アルトリアにネロにバゼットにデオン
あと何処で読んだか思い出せないけど六連男装とかあったような

とりあえず始めます


ロマン「やあ、昨日はお楽しみだったね」

ぐだお「いや別に何もないから。特に大きなハプニングもなかったから」

ロマン「そうかい? 見てるこっちとしてはなかなか面白かったよ。アンデルセンなんか嬉々として何か書いてたしね」

ぐだお「うわぁ、少しばかり誇張して書かれてそうだなぁ」

ロマン「あとはブーティカがすごく羨ましそうな目で見てたよ」

ぐだお「ああそれ直接『今度は私の弟にならない?』って聞かれたよ。頷こうとしたらマルタ姉さんに『ああん? まさか私よりそっちのほうがいいってんじゃないわよね?』って目でにらまれたから断念したけど」

ロマン「姉の座を求めて争うとかそれなんてしすたーくらいしす? まあそれはそれとして次もやるの?」

ぐだお「当然。バッドエンドにならない限りは続けるよ」

ロマン「うわあ、人類救済の要が内輪の悪ふざけで潰えたら笑いにもならないなあ」

ぐだお「でもロマンも楽しんでるでしょ?」

ロマン「まあね。さて、次のマギ☆マリの回答は『アストルフォに男装させろ』だって」

ぐだお「……男装とは一体なんだったのか?」

ロマン「召喚されたとき一緒に見ていたティーチが『こんな可愛い子が女の子のはずがないでおじゃる!』って叫んでたくらいだもんね」

ぐだお「言ってたね。そのあと横にいたドレイク船長見て『それにくらべてこのBBAは』って鼻で笑ったからぼこぼこにされてたことのほうが印象強いけど」


ぐだお「でも男装?させるにしても服なんかどこにあるかな?」

ロマン「ああそれならカルデアの衣装用倉庫に礼装も含めておいてあるから好きなの使っていいよ」

ぐだお「へぇ、そんな場所あったんだ?」

ロマン「もともとは大勢のマスターでカルデアを回していくはずだったからね。着替えはもちろん召喚するサーヴァントの触媒になりそうな生前使っていた服とかもあるのさ」

ぐだお「なるほど。それじゃアストルフォをつれて行ってくるよ」

ロマン「うん、できれば写真とかも取ってくれると嬉しいかな?」

ぐだお「……」b

ロマン「……」b







ぐだお「さてどこにいるかなっと、お、いたいた。おーいアストルフォ!」

アストルフォ「んにゅ? あーマスターだー! おっはよう!」

ぐだお「おはよう。今日も元気そうだね」

アストルフォ「あったりまえさ! ボクはいつだって元気いっぱいだよ! それでどうしたのさ? あ、もしかして今日のレイシフトに連れてってくれるの?」

ぐだお「いや今はメンテ中だから無理、ってそうじゃない。実はロマンに聞いたんだけどここって衣裳部屋があるらしいんだけど興味あるかな?」

アストルフォ「衣裳部屋!? いいね! ボクもいってみたい!」

ぐだお「うん、それじゃあ一緒に行こうか」

アストルフォ「わーい! それじゃ早く行こう行こう!」グイグイ

ぐだお「ととっ、焦らなくたって大丈夫だよ」

アストルフォ「だって早くみてみたいんだもーん!」

ぐだお(嬉しそうにピョンピョン跳ねる姿は容姿も相まって非常にかわいらしい)

ぐだお(だが男だ)



アストルフォ「へー、ここが衣裳部屋かー。うわあ、かわいい服がいっぱいだ―!」

ぐだお(入ってすぐ目につくのが女物なあたりさすがというかなんというか)

ぐだお「アストルフォは男物には興味ないの?」

アストルフォ「うん? 別に着ないわけじゃないけど地味なのばっかであんまり好きじゃないなー」

ぐだお「そっかぁ」

ぐだお(なんかちょっと心苦しいけどマギ☆マリ(※安価)は絶対!)

ぐだお「令呪をもってアストルフォに命ずる!」

アストルフォ「うぇぇ!? いきなりどうしたのさマスター!?」

ぐだお「今から男装せよ!」キィン

アストルフォ「へ? 男装? ってうわわ!? なにこれ!? なんか今の恰好ぞわぞわする! 着ようと思ってたスカートもなんか着たくない!」

ぐだお「あ、そういう風になるんだ」

アストルフォ「もー! なんでそんな意地悪な命令するのさ! ひゃう!? なんかほんとに変な感じになってきた、早く何かに着替えないと」キョロキョロ

アストルフォ「男っぽい服男っぽい服、何かないかな、うん? これなんだろう」ゴソゴソ

ぐだお(何か見つけたのかな?)


アストルフォ「へー、こんなのあるんだ? うん、男の人専用みたいだしちょっと着てみよう!」

ぐだお「おっと」クルッ

ぐだお(同性なんだし別に着替え見てもいいはずなんだけど気が咎めてしまうのはなんでだろう)

アストルフォ「これを、こうしてっと。よしできた! マスター! 着てみたよー!」

ぐだお「ん、一体どんな服に着替え……」クルッ

アストルフォ「えーっとニッポンのライデンっていうスモウトリの触媒の化粧まわしだって! ドラゴンの絵が描いてあるなんてカッコいいね!」

ぐだお(そこに立っていたのは前垂れに竜の絵の詩集が施されているまわしを身に着けたアストルフォだった)

ぐだお(棚に着方も書いてあったらしくきちんと正規の着付けができている)

ぐだお(つまりただいまアストルフォの上半身は何もつけていない状態なわけで……!!)

ぐだお「アウトオオオオオオ!」バサッ

アストルフォ「わひゃ!?」パサ

ぐだお(脳が映像を認識しきる前に手近にあったロイヤルブランドを投げつけられたのは我ながらファインプレイだと思いたい)



アストルフォ「何するのさ! せっかく着替えたから見せてあげようと思ったのに?」

ぐだお「いいからそれ着て! そのままの格好だといろいろと不味い!」

アストルフォ「えー? でもこれ女物だよ?」

ぐだお「大丈夫! その礼装の場合はアルトリアも男装用として使っていたからセーフなはず! だから早く着替えて!」

アストルフォ「はーい」

ぐだお(もしもここに女性のサーヴァントに入ってこられたら間違いなく軽蔑の目で見られる!)

ぐだお(マシュに『先輩、最低です』とか蔑まれたらしばらく立ち直れない!)

アストルフォ「よいしょっと。着たよーマスター」

ぐだお(恐る恐る振り返ってみればそこには今度はきちんとしたダークスーツに身を包んだアストルフォがいた)

ぐだお(よかった、とりあえず問題は去った。あ、でもあのダークスーツじゃアストルフォが嫌う地味な格好そのものじゃないか!)

アストルフォ「んー?」キョロキョロ

ぐだお(? あれ? 別に不満そうでもないぞ?)

ぐだお(それどころかこっちと自分の服を見比べて嬉しそうにしてる?)

アストルフォ「そっかー、ふふーん、なーんだそういうことかー」コクコク

ぐだお「え? 何が?」

アストルフォ「もー隠さなくたっていいよマスター! なんであんな令呪使ったのかなーって思ったけどボクとペアルックしたかったからだったんだね!」

ぐだお(言われて気付いたが確かに今の自分もロイヤルブランド【男性用】だ)

ぐだお(なるほど、そう考えると自分の言動は彼女に同じ格好をさせたがっているようにも思える)

アストルフォ「てへへーマスターとおそろいかー。なんだかうれしいなー」ニコニコ

ぐだお(しかしとても嬉しそうに笑うアストルフォにそんな他意はない、とはとてもではないが言えなかった)

アストルフォ「うん、格好は地味だけどマスターと同じだっていうなら是非もないさ! さあマスター行こう!」

ぐだお「行くってどこへ?」

アストルフォ「決まってるさ! ボクとマスターの仲の良さをカルデアの皆に知ってもらうのさ! さあいざ行かん皆のもとへ!」

ぐだお「うわ、アストルフォちょっと待って!?」






その後、宣言通りカルデア内の職員やサーヴァントへの披露会となった。

あきれたり微笑ましくみられるのはまだよかったが「ペアルックは夫婦の証、つまり私がするはずなのに……ギリッ」と俺たちをガン見していた清姫は気のせいだと思いたかった


今日はここまで。男らしい恰好で真っ先に相撲は漢の競技=まわしは男装 と思った私はおかしいのだろうか?
因みにライデンは雷電為右衛門という史上最強と謳われるほどの伝説級の相撲取りのことです。Fateには出てきてないけどいつか出てきたら使いたい



では明日に向けて安価

↓1 鯖

↓3 命令内容

ちょっと待ってくれ レズ動画はまだわかるが女装? つまり出演者は男でレズ動画に見せかけたホモ動画ということか?

どうせ明日の遅くに書くんでどういうものかわかる人教えてプリーズ


ではまた明日

コラ画像じゃねーか! 面白かったです

では今度こそまた明日

ごめんなさい。今日ちょっとかけそうにないです

お詫びにもう一画令呪使います

↓2 鯖

↓4 命令内容

カラオケはいい文明

了解しました。明日テスラとアルテラ書きますんで

ではまた明日

なるほど。最初はぐだおとロマンとアルテラの3人のカラオケ大会にしようかと思ったけど他を巻き込んだほうが面白そうではある。

ちょっと予定を変えてアルテラメインのカラオケ大会inカルデラ! にしてもいいですかね?

とりあえずテスラは始めます


ロマン「やあぐだお君。あれ? 今日もロイヤルブランドなんだ?」

ぐだお「おはようロマン。いや、今日は別の礼装にしようと思ったんだけどアストルフォに『えへへー、これ明日も着ていい?』って訊かれてさ」

ぐだお「言外に『明日もマスターと一緒の服がいいなー』って言われたらそれは着るしかないと思うんだ」

ロマン「なるほど、ぐだお君はまちがっちゃいない。かわいい子が喜ぶことをするのは紳士のたしなみだ」

ウィーンプシュー

ニコラ「へいよーらいとにん!」

ぐだお「!?」

ロマン「うわあ!? いきなり一体どうしたんですミスター・テスラ!?」

ニコラ「なに、先ほど廊下を歩いていたら『紳士』という単語が聞こえてね。これは当然自他ともに認める紳士たる私のことを指しているに違いないとこうして足を運んだ次第だ」

ロマン「はあ、ちなみにさっきのへいよー、というのは?」

ニコラ「うむ。先日カルナよりカルデラ流挨拶とやらを聞いたのだが少々雅さにかけると判断した」

ニコラ「具体的に言うと電気が足りない」

ニコラ「そこで改良を加えたのがこの『へいよーらいとにん!』である!」

ニコラ「うむ、我ながら実に素晴らしい。是非マスターもこれを普及させてくれたまえ」

ぐだお「今日も絶好調ですねミスター・サンダー」


ニコラ「さて、それで私に一体何の用だね?」

ぐだお「いや、特にミスターに用は『ピピピ』ん?」

ロマン「あ、マギ☆マリからの今日のお題だ。しかも相手はニコラ・テスラ?」

ぐだお「なんてタイムリーな……それでなんて?」

ロマン「……」

ぐだお「ロマン?」

ロマン「いやなんていうか…」

ぐだお「? 何が書いてあったの?」ヒョイ

【女装レズ動画を最大のライバルに送り付けよ】

ぐだお「」

ロマン「まあそうなるよね」

ぐだお「なにこれ? 女装? つまり男同士なのにレズ? 意味が分からないよ。こんなわけのわからない命令を人類神話の開拓者であるミスターにするなんてそんな」

ロマン「だよねぇ。せっかくだけどこのお題は見送りに……」

ぐだお「令呪をもってニコラ・テスラに命ずる!」

ロマン「やるの!? たまに思うけど君時々すごく馬鹿になるよね!?」

ぐだお「エジソンに女装レズ動画を送り付けよ!」キィン

ロマン「うわあホントに使っちゃったよ」

ぐだお(さて、どうなるのか?)

ニコラ「…………」

ロマン「あれ?」

ぐだお「反応がない?」

ロマン「やっぱりあまりに突飛な命令で呆然としてるんじゃないかな」

ぐだお「いやもしかしたら意味が分かってないから令呪が正しく発動してないのかも」




ニコラ「いやー、あの凡骨へ女装レズ動画を送り付けるか―、そうかー、そんなことをするつもりなど全然全く粉みじんもないのだが令呪ならしかたないなー」

ぐだお「ん?」

ロマン「へ?」








ニコラ「おおっと体が勝手に動く。ドクターロマニ、すまないが端末を借りるが構わないか?」

ロマン「え、ええどうぞ」

ニコラ「では、ああてがかってにうごくなー、こんな動画に細工をするつもりもないのに勝手にてがうごくなー、これは断じて令呪のせいであって私の意志は一切関係はないのだが令呪だから逆らえないなー」カタカタカタカタカタ

ぐだお「……どう思う?」ヒソヒソ

ロマン「明らかに本人の意に沿って動いてるね」ヒソヒソ

ぐだお「だよね。しかも気のせいか手が残像見えるほど澱みなく動いてるんだけど」

ロマン「ぐだお君が今までに使った令呪だとわからなかったかもしれないけど令呪は命令内容がサーヴァントの意志に反する場合には効果が弱かったり抵抗されたりするんだけど逆に沿っていた場合通常よりもさらに高い効果が期待できるんだよ」

ロマン「例えば空間転移のような魔法に近い現象すら可能になるくらいにはね」

ぐだお「つまり今のミスター・テスラは」

ロマン「エジソンへの嫌がらせを嬉々としてやっている以上相当すごい動画が送られるんじゃないかな」

ぐだお「うわあ」

ニコラ「おおっと、電気が、いや手が滑った。ついに奴に支給された端末に送信してしまった。いやはやまったくこれは事故だな」フー

ぐだお「あ、はい」

ロマン「どう考えても故意に見えたけど実際令呪を使ってるから否定しきれないね。それにしてもなんてやり切った顔だろう」





同時刻、カルデア内シアタールーム

エレナ「ミスタ・エジソン、こっちは準備できたわよ」

エジソン「うむ、さすがわが友ブラヴァツキー夫人。あとは私の端末からつないだこの映画をマスターに見てもらうだけだな」

エレナ「でもいいのこんな勝手なことして?」

エジソン「何をいう。我が発明の一つである映画をマスターに見てもらい絆を深めようとすることに一体何の問題があるというのかね?」

エレナ「そうね。それだけなら素晴らしいことだと思うわ」

エレナ「映像の合間合間にサブリミナル効果で『直流こそ正義!』って入れてなければね」

エジソン「はははそれこそ問題あるまい。何せ直流が正義なのは純然たる事実なのだから」

エレナ「そう、まあ最悪の場合あの天使か魔女がなんとかしてくれるでしょう。あら?」ピピピ

エジソン「む? どうかしたかね?」

エレナ「あなたの端末に何か動画ファイルが送られてきたわね。送信者はDr.ロマンだけど」

エジソン「ふむ、何かあったのかもしれんな。すまないが動画を開いてみてくれるかな? ああせっかくだからシアターで映してみることにしよう」

エレナ「オッケー、それじゃあ再生するわよ」ピッ




スパルタクスwithメイド服「素晴らしい……素晴らしいぞぉ……」

フェルグスwithハロプリ「ううん、滾ってくるなあ」

スパルタクスwithメイド服「ふはは、愛! 愛を! さあ、愛を受け取りたまえ!」







エジソン「」

エレナ「」


エレナ「うええ何これ? なんでこの二人メイド服とレオタード着てぶつかり合ってるの?」

ウオオアッセイ!アッセイ! ヨイゾオ! 

エジソン「」

エレナ「ん? よく見たらこれ編集されてるわね? まったく違和感なく作られてるけどこんな合成映像だれが作ったのかしらね?」

エジソン「」

エレナ「やあねぇ、まだ放心してるの? 『カリカリカリ』ん? 今度は何……って大変よエジソン!」

エジソン「いや、それは見ればわかるのだが……」

エレナ「違うわ! いやそっちも大変だけどそうじゃなくってさっきのファイル! これウイルスが仕込んであってあなたが流そうとしてた映画のデータ全部消滅しているわ!」

エジソン「な、なんと!? 復旧は可能かね!?」

エレナ「無理ね。もうどうしようもないわ」

エジソン「なんということだ。これまでの苦労が」

エレナ「いったい誰がこんなことを、あら? 映像の最後にメッセージが」



【ざまぁ~~みろッ】


エレナ「……いやホントになんなのよ一体?」

エジソン「……ふ、ふははははは」

エレナ「ミスタ・エジソン?」

エジソン「ははははっはあ、あのすっとんきょうがああああああああああ!」ダダダダダ


エレナ「え? どこ行くの? ってもう行っちゃった」

エレナ「あの様子だといつも通り喧嘩になって二人ともお説教かしら」

エレナ「仕方ないわね。どうせもう映画上映もできないだろうし片付けますか」ゴソゴソ

エレナ「それにしても、このメッセージだけで誰かわかるあたりホント仲がいいんだか悪いんだか」フウ




テスラ編 完!

今日はここまで

アルテラはさっき書いたようにアルテラメインのカラオケ大会inカルデラ(複数名参加)!で行こうと思います

んで量も多くネタも考えたいんでこのお題は少し後に回します。安価取った方すみませんがしばしお待ちを



では明日に向けて安価

↓1 鯖

↓3 命令内容

ふむ。姉とかぶりそうだが了解

因みに安価の取り方このやり方でいいですかね?

最初から1レスで【誰に】【何を命令するか】を聞いたほうがいいですかね?

もし意見あったらどうぞ


ではまた明日

甘えさせて、が具体的に何をすればいいのか思いつかない

はて困った、と悩んだとき気付いた

そうだ、俺には安価があるじゃないか、と

というわけで始めます。

ついてこれるか?(意訳:人はいますか?)


ぐだお「おはようロマン、今日も絶好の安価日和だね。 あれ? 疲れてるみたいだけど?」

ロマン「ああぐだお君。いや、昨日ミスター・テスラの騒動だけど」

ぐだお「ああ、いつも通りというかなんというか乱闘が始まった後だんだんどうでもいい話題に発展してたっけ。確か最後はきのこがいいかたけのこがいいか、だったかな」

ロマン「ああうん、その話題は人理にまで及びかねないからやめておこう。まああの二人の争いもあるけどほら、昨日の動画ボクの端末から送ったでしょ?」

ロマン「あれにウイルスが入ってたらしくてボクのほうでも引っかかっちゃってさ。朝まで除去に苦労したよ」フワア

ぐだお「そっか。お疲れさま。じゃあマギ☆マリに訊くのは今日は無理かな?」

ロマン「それは大丈夫。真っ先にそれは出来るように改善したからね」

ぐだお「パーフェクトだドク」

ロマン「いやいやそれほどでも。さて、次のお題は『ブラヴァツキー夫人に甘えさせてもらえ』だって」

ぐだお「エレナに甘える、か。見た目年下だけど年上なんだよな」

ロマン「英霊に年齢を問うのはナンセンスだけどね。そもそも彼女の場合は死ぬまであの姿だったらしいし」

ぐだお「まあとりあえず行ってくるよ」

ロマン「行ってらっしゃい。僕はこの後少し仮眠することにするよ」







エレナの部屋

ぐだお「エレナ? 今少しいいかな?」

エレナ「あらぐだお? ええよくってよ。丁度研究も一区切りついたところだし、今お茶を用意させるわね」

カチャカチャ

ぐだお「ありがとうオルコット大佐」

オルコット「∠(`・ω・´)」

エレナ「ふぅ、そういえば昨日は大変だったわね。まああなたには悪いけど二人のばか騒ぎ見てたら思いついたことがあってこっちはたすかったんだけどね」

ぐだお「また魔術の研究? 精が出るね」

エレナ「当然でしょ? 何せこのカルデアには神代の魔術師やルーン魔術、封印指定級の固有結界持ちに果ては最高峰の錬金術師までいるのよ?」

エレナ「これで研究しないなんてそれこそありえないわ!」

ぐだお(本当に魔術に関しては楽しそうに話すなあ)

エレナ「それで、何の用かしら? 遠慮なく言ってちょうだい」

ぐだお「それじゃあお言葉に甘えて……令呪をもって命ずる!」

エレナ「は!?」

ぐだお「エレナよ! 甘えさせてくれ!」キィン


エレナ「ええ? せっかくの令呪をそんなことに使うの? 一級のエンチャントをなんだと思ってるのよ!」

ぐだお「いやあ一晩寝れば治るから、つい」

エレナ「もー、そんなことだったら令呪なしでもやってあげたのに」

ぐだお「え? そうなの?」

エレナ「聞きたいことがあるならなんでも教えてあげるって言ってたじゃない。全くもう、それで私は何をすればいいのかしら?」

ぐだお「何って?」

エレナ「だから、甘やかすにしても私は何をすればいいの? なんでも、ってわけにはいかないけど大抵のことは聞いてあげるわ、令呪だもの」

ぐだお(不味い。甘やかせて、ってだけで何も考えてなかった)

ぐだお(考えろ、考えるんだぐだお、いったいどうやって甘えれば)

???(ぐだお……聞こえますか……ぐだおよ)

ぐだお「な、なんだ? 誰かに心に直接話しかけられてる!?」

エレナ「え!? なに? もしかしてマハトマ?」ワクワク

???(ぐだおよ……まずは↓1をしてもらうのです)※残り3回


ぐだお「それじゃあ服を見繕ってもらえるかな?」

エレナ「あら? そんなことでいいのかしら?」

ぐだお「うん、丁度この前衣裳部屋を見つけたからさ」

エレナ「へえ。よくってよ、なら案内してくれるかしら?」

ぐだお「わかった。それじゃ行こうか」


衣裳部屋


エレナ「うーん、こっちかしら。それともこっち?」

ぐだお(割と軽くお願いしただけなんだけど思いのほか真剣に選んでくれてる)チラ

「∠(`・ω・´)」 「∠(`・ω・´)」 「∠(`・ω・´)」 「∠(`・ω・´)」 「∠(`・ω・´)」

ぐだお(どのくらい真剣かというとオルコット人形を総動員するくらいだ)

エレナ「これなら結構似合いそうな、ああでも目の色を考えると、でもせっかくだし、うーん」

ぐだお「ね、ねえそんなホンキにならなくても」

エレナ「そうもいかないわよ。初めて男性の服を選ぶんだし良いのを選んであげたいじゃない」

ぐだお「え? 初めて? 旦那さんには?」

エレナ「選んでないわよ? だって結婚してすぐ逃げたんだもの。歳だって20近く上だったし話にならなかったわ」

ぐだお「あ、そうなんだ」

エレナ「あ、これなんかいいかも! ぐだお、ちょっと服を合わせたいから腕を広げて」

ぐだお(いろいろ服を選んでは俺の体に直接当てて確認してくるエレナを見て妙にドキドキしてしまったが当の本人は全然気づいていなかったのはほっとするような残念なような)




エレナ「ずいぶん時間かかっちゃったけどいい服が見つかってよかったわね」

ぐだお「うん、ありがとっ!?」

???(ぐだおよ)

ぐだお(また、あなたは一体!?)

???(……次は↓1を願いなさい)※残り2回

耳掃除してもらう

膝枕を頼もう

>>120の願いが奇しくも>>121もかなえているという




ぐだお「そ、それじゃあ次なんだけど?」

エレナ「え? あ、ああそうだったわね。甘えさせるのが命令だったものね。何かしら?」

ぐだお「耳掃除してもらえたらなあ、って」

エレナ「え?」

ぐだお「あ、いやダメなら、無理には」

エレナ「い、いいえ! よくって、よくってよ! その程度マハトマへの道に比べればなんてことないわ!」

エレナ「ほ、ほら、早くここに横になりなさい」ポンポン

ぐだお「あ、じゃあ失礼して」ゴロン

ぐだお(あ、今気づいたけどエレナのふとももってむき出しだから生足に直接頭のっけてるのか)※最終再臨絵参照

ぐだお(やばい! あったかい! 柔らかい! すべすべだ!)

エレナ「ね、ねえぐだお」

ぐだお「はいすみません! 何も考えてません!」

エレナ「? えっと何言ってるかわからないけど、その、私(耳掃除)初めてだから痛くしちゃったらごめんなさい」

ぐだお(この状況でそのセリフはやばい!)





エレナ「じゃあ(耳かきを)入れるわね」

エレナ「ん、しょっと。大丈夫? 痛くない? え? 気持ちいい? そう、なら続けるわね」

エレナ「あ、いっぱい(耳から耳垢が)出たわね。すごいわ」

ぐだお(太ももからの感触やら意図しないセリフやらの中で耐えた自分をほめてあげたい)

ぐだお(だが神はまだ試練を残していた)

エレナ「よし、終わりっと。じゃあ反対向いてちょうだい」

ぐだお「あ、はい」ゴロン

ぐだお「……あ」

エレナ「どうしたの?」

ぐだお「……何でもないです」

ぐだお(賢い諸君ならもう気付いたかもしれないがヒントだけ挙げておこう)

ぐだお(ヒント1 俺は最初後頭部をエレナの腹に向ける形で横になっていた)

ぐだお(ヒント2 エレナはミニのワンピースを着ている)

ぐだお(ヒント3 今は頭を逆に向けている)

ぐだお(あとは、わかるな)

ぐだお(感想? とりあえず触覚、聴覚、視覚ともに最高だったと伝えておこう)






???(去れマーラよ! ごほん……最後に↓1を願いなさい)※残り1回


ぐだお(……いやだ! 絶対引かれる!)

ぐだお(ああでもなぜか俺が令呪受けてるみたいに強制力ががが)

ぐだお「えっと、最後に、赤ちゃんプレイさせてもらえたらなあ、って」

エレナ「へ? 赤ちゃん?」

ぐだお(ああごめんなさいごめんなさい調子に乗ってごめんなさい!)

エレナ「……ああ、なるほど、そういうこと。ふふ、わかりづらい真似するわねぐだおは」

ぐだお「え? 何が?」

エレナ「いいわよもう無理に甘えなくて。私が魔術一辺倒で結婚したにもかかわらず女の幸せとかなかったからそういうのを少しでも味わってもらおうって考えたんでしょ」

ぐだお(……言われてみれば、服選びは恋人に、耳掃除は夫婦、最後の赤ちゃんプレイは母としての疑似体験のように思えるのか)

ぐだお(アストルフォといいエレナといいうちのサーヴァントたちは俺が基本意味のないことはしないと思ってるみたいだな)

エレナ「言っておくけれど、私は生前の選択を後悔なんかしていないわよ? 全力で生きた人生だったと思ってるし辛いこともあったけど楽しいこともあったわ」

エレナ「でも、そうね。こういうのも悪くなかったのかもしれないわね」

エレナ「ええ、ええ、よくってよ! 今日一日はあなたを甘やかしてあげる!」

エレナ「恋人のように、夫のように、我が子のように」

エレナ「ほら、いらっしゃい坊や。お歌でも歌ってあげるわ」




この後全力で甘えたおした




今日はここまで

エレナさん結婚してすぐ出奔とか魔術に没頭とかすごく目的に全力な人だけどそれこそ本気で誰かに惚れたら全力で愛してくれそうだと思います


では恒例の次の安価

↓1 鯖

↓3 命令内容

料理修行

ん? これぐだおがマタハリに修行つけてもらうの? それともマタハリにやらせるほう? >>131さん回答あればお願いします

まあいずれにせよ書きますが。安価の予想外なお題をどう書くか楽しめてきたんでできる限りムチャぶりでも書きます

明日明後日はちょっと用があってかけないかもしれないです

ではまた

ムハンマド実装 きのこは死ぬ

型月がぶっ飛びそう

>>142 >>143
流石にやらない、やらないはず…

それはそうと今日もダメでした。ちょっとかけそうにないです。

明日くらいにマタハリをやるとして次のネタ考える時間ほしいので安価取ります

↓1 鯖

↓3 命令内容

お、おう、皆のエドモンへの嫌がらせ(愛)を感じる!

わりと面白そうなお題で妄想が膨らみます

ではマタハリ

(あれ?そういえば何物にも縛られないエドモンは令呪の命令効くのか?)

こんばんは

寝落ちしかねないけどちょっとでも書いてきます


マタハリ始めます


ロマン「やあぐだお君。探索お疲れさま」

ぐだお「ありがとロマン。うん、今日の探索は疲れたよ」

ロマン「そうだね。モニタリングしててもなかなかの激戦だったようだし今日はもう休むかい?」

ぐだお「いや、その前に今日の分の令呪を消費しないと」

ロマン「それでこそ人類最後のマスター。運営に無駄がないね」

ぐだお「スタミナだって満タンになる前に消費してるからね。それでお題は?」

ロマン「えーっと『マタ・ハリに料理修行をつけてもらえ』だって」

ぐだお「マタ・ハリか。まだ起きてるかな?」

ロマン「それなら大丈夫だよ。さっき荊軻とお酒の話で盛り上がってるの見たから」

ロマン「ちなみにぐだお君の料理の腕前は?」

ぐだお「この前のマルタ姉さんの手伝いが初めてです」

ロマン「なら丁度いいかもね。最近は料理のできる男性のほうがモテるっていうし」

ロマン(まあ君の場合できなくても甲斐甲斐しく世話してくれそうな子が多いけど)

ぐだお「そうだね。それじゃあ明日に響く前に行ってくるよ」

ロマン「うん行ってらっしゃい」


カルデア廊下

マタ・ハリ「あらあら? どうしたのマスターこんなところで? こっちにはマスターの部屋はないはずよ?」

ぐだお「やあマタ・ハリ。実はマタ・ハリを探してて」

マタ・ハリ「まあ、うふふ。そんなことを言われたらマスターに他意がないとわかっててもうれしくなっちゃうわ」

マタ・ハリ「それで? どうして私を探していたの? もしかして何かのお誘いかしら?」

ぐだお「うん、まあ。っとその前にマタ・ハリはこの後予定ある?」

マタ・ハリ「そうね。さっき荊軻とお酒の話してたら飲みたくなっちゃって。彼女がお酒を用意して私がつまみを作るという話になったの」

マタ・ハリ「だから、あまり長い時間は取れないの。ごめんなさいね」

ぐだお「いや、そういうことなら丁度いいかもしれない」

マタ・ハリ「? どういうこと?」

ぐだお「いや、実は……令呪をもって命ずる!」

マタ・ハリ「えっ!?」ビクッ

ぐだお「マタ・ハリよ! 俺に料理を教えてくれ!」キィン

マタ・ハリ「……」

ぐだお(ん? なんだろう? 令呪を使う瞬間すごく顔が青ざめたけど今は呆けてるような?)

マタ・ハリ「……ぷっ、うふふ、あはは、もう、何事かと思っちゃったじゃない!」

ぐだお「? そこまで緊張することかな?」

マタ・ハリ「あー、よかったわ。令呪なんて使うからどんなことを強要されるのかと怖かったの」

ぐだお「……あ、そうか、ごめん!」

ぐだお(そうだった。マタ・ハリは権力を振りかざしたり盾にしたりする人間が嫌いなんだった)

ぐだお(令呪で強制させるだなんて彼女が嫌う人間そのものじゃないか!)

マタ・ハリ「ううん、こんな可愛らしいお願いなら大歓迎よ。でも次からは普通に言ってちょうだい」

マタ・ハリ「戦力としては格下の私でもマスターのお役に立てるならそれはとてもうれしいもの」

ぐだお(笑ってくれてはいるけど彼女を傷つけかけたのは事実だ)

ぐだお(今度からは気を付けよう)








マタ・ハリ「でも急にどうしたのかしら? 料理ならカルデアの料理人だけじゃなくサーヴァントの何人かも作ってくれるわよ?」

ぐだお「うん、実はこの前マルタ姉さんの手伝いしていた時料理も一緒にやったんだけど。全然うまくいかなくてさ」

ぐだお「だから誰かに教えてもらおうと思って」

マタ・ハリ「あらあらそうなの。けれど私でよかったのかしら? エミヤのほうがいろいろ教えてくれると思うけど?」

ぐだお「真っ先に名前が挙がるあたり彼の料理に対する認知度が高すぎる気がする」

駄目だ。眠い。途中ですが今日はここまで

>>151
鯖という括りである以上は効くと思います

むしろ一番気になるのはオリオン(熊)。あれ鯖の扱いになるの? アルテミスには効くかもしれないけど

ではまた明日

遅くなったけどママのお料理教室はじめるよー

羅生門イベントも結構きつくなってきたな

>>166 なぜぎりぎりまで頑張ってたとわかった!?



厨房

マタ・ハリ「さあ、何を作りましょうか?」

ぐだお「うーん、せっかくだしマタ・ハリの故郷の料理がいいかな?」

マタ・ハリ「まあ、それならクロケットはどうかしら? 荊軻のおつまみにもなるし此処の設備なら簡単だもの」

ぐだお「クロケット? 聞いたことないなあ?」

マタ・ハリ「うふふ、なら出来上がりを楽しみにしましょう」

マタ・ハリ「レシピはこんな感じね」





クロケット(2~3人分) レシピ

牛肉又は牛挽肉 50g

薄力粉 80g

バター 25g

卵白 1個

パセリ 適量

固形(顆粒)コンソメ 1個

お湯 200cc

塩、コショウ 適量

パン粉 適量

マスタード 適量



マタ・ハリ「包丁も使わなくて済むから初心者のマスターにも安心ね」

ぐだお「……ああ、うん、そうだね」

マタ・ハリ「? どうかしたかしらマスター?」

ぐだお「あ、ううん、何でもないよ」

ぐだお(言えない。包丁がうまく使えない俺を見かねて後ろからマタ・ハリが手を重ねて教えてくれないかなー、なんて思ってただなんて)

ぐだお「そしてその時にマシュのじゃないマシュマロが当たったりしないかなー、とか思ってただなんて言えるわけない」

マタ・ハリ「あら? マシュマロが食べたかったの? でもちょっと時間がかかっちゃうからまた今度にしましょう」

ぐだお(声に出てた!)



マタ・ハリ「ふふ、エプロン姿も似合ってるわよマスター」

ぐだお「マタ・ハリも似合ってるよ」

マタ・ハリ「ふふ、そういってくれると嬉しいわ。それじゃあ始めましょうか」


マタ・ハリ「まずはお肉とパセリをフードプロセッサーで細かくするの」

ぐだお「わかった」ギャリギャリギャリ

ぐだお「それにしてもよくフードプロセッサーなんて知ってたね」

マタ・ハリ「ああ、それはね、料理ができるサーヴァント達が役割分担をする際にエミヤが一通りの調理器具の使い方を指導してくれたの」

マタ・ハリ「そういえばその時に壊れてた電子レンジとかも修理してたから料理番の女の子たちが喜んでたわね」

ぐだお「彼は本当になんの英霊なんだろう」


マタ・ハリ「次にお肉を塩コショウで軽く炒めて」

ぐだお「わかった。フライパンにお肉をっと」

マタ・ハリ「ああん、駄目駄目」

ぐだお「え?」

マタ・ハリ「これはテフロンコーティングのフライパンだから油をひいてから火にかけるの」

マタ・ハリ「でないとお肉がくっついちゃうの」

マタ・ハリ「ちなみに鉄製の場合は一度よく熱してから油を入れて油が温かくなってきたらお肉をいれてね」

ぐだお「へー、知らなかった」

マタ・ハリ「最初はだれでもそうよ。それじゃその間にこの固形コンソメとお湯を合わせてコンソメスープを作っておくわね」




ジュージュー

ぐだお「マタ・ハリ、このくらいでいいかな?」

マタ・ハリ「ええ、上手よマスター。それじゃあ次は薄力粉をふるいにかけてバターと一緒にボールに入れて」

ぐだお「? ふるいってどういうこと?」

マタ・ハリ「ああ、簡単よ。この網目状の半球型のボールみたいなのがあるでしょ?」

マタ・ハリ「これに薄力粉をいれて左右に振って細かいパウダー状にするの」

マタ・ハリ「ほら、こうやって、ね? 簡単でしょ?」フリフリ

ぐだお「なるほど。ふりふりっと」

マタ・ハリ「こうすると薄力粉の固まりがなくなってダマになりづらくなるの」

ぐだお「えっとバターをいれて、と。この後は?」

マタ・ハリ「電子レンジで加熱していくの。途中で何度かコンソメスープを加えて混ぜながらまた加熱して、程よい硬さになるまで繰り返すの」

ぐだお「程よい硬さって?」

マタ・ハリ「そうねぇ」ウーン




マタ・ハリ「ああそうだわ。マスター、手を貸して」

ぐだお「? どうぞ」スッ

マタ・ハリ「大体このくらいの硬さね」ムニュ

ぐだお「!? え、ちょっと」アセアセ

マタ・ハリ「あん!?、んもう、マスターったら。ちゃんと優しく触って?」

ぐだお「う、うん、それじゃあ」プニプニ

マタ・ハリ「ん、ふふ、マスターの手、温かくって心地いいわ」

ぐだお「マタ・ハリのもすごく柔らかくて気持ちいいです?」グニグニ

マタ・ハリ「そう? ん、やだ、くすぐったい」

ぐだお「……」プニプニグニグニ

マタ・ハリ「んん、ふ、ふう、ね、ねえ、もういいかしら?」

ぐだお「あ、はい! 十分覚えました!」バッ

マタ・ハリ「そう、それはよかったわ」


マタ・ハリ「耳たぶくらいの硬さというのは料理でよくある表現だからよく覚えておいてね」

※このスレは健全なスレです。紳士な諸君は当然わかっていたでしょう


マタ・ハリ「ちょうどいい硬さになったらコレにさっき炒めたお肉とパセリを混ぜ合わせて軽く冷ますの」

ぐだお「その間はどうするの?」

マタ・ハリ「パン粉を用意しましょう。これもフードプロセッサーでやってもいいけれどせっかくだから手でもんでみましょう」

ぐだお「え? 直接もむの?」

マタ・ハリ「それだと効率が悪いからビニール袋に入れて、あとはひたすら上から揉んで」

ぐだお「……ひたすら?」

マタ・ハリ「ええ! ほら、頑張れ&hearts頑張れ&hearts」

ぐだお「うおおおおおお!」モミモミモミモミ

あれ? 速報のハートってどうするんだっけ?


ぐだお「で、出来た」ゼェゼェ

マタ・ハリ「お疲れさま。タネも冷めたから形にしちゃいましょう」

マタ・ハリ「こんな感じの筒状(直径4cm、長さ10cmくらい)、エミヤが言うには俵型という形にして丸めていくわ」

マタ・ハリ「これを泡立てた卵白にひたしてそこにパン粉をつけるの」

ぐだお(あれ? これってどっかでみたような?)

マタ・ハリ「あとは揚げるだけね。油は大体170℃くらいかしらね。そっと具を入れてきれいなきつね色になるまで揚げるの」

ぐだお「温度をいちいちはかるの?」

マタ・ハリ「ここの設備ならそうしてもいいけど、もっと簡単な方法があるわ」

マタ・ハリ「さっきのパン粉を油の上にそっと落としてみて?」

ぐだお「おお、全体にゆっくり広がってく!」

マタ・ハリ「これが中温(170℃~180℃)ね。因みに低温(160)なら真ん中のあたりでゆっくりと広がるし高温(180℃~190℃)なら全体に勢いよく広がるの」

ぐだお「へー、意外に簡単だね」

マタ・ハリ「ほかにもサイバシ?を使うやり方やテンプラの衣をつかったやり方もあるみたいだけどそっちはよく知らないからエミヤに聞いてね」

ぐだお「エミヤがいちいち便利すぎる」



ジュワワワワワ

マタ・ハリ「そろそろね。それじゃ油から揚げて、油をよく切ったら完成よ。マスタードはお好みでつけて食べるのがいいわね」

ぐだお「できたー!」ジャジャーン

マタ・ハリ「やったわねマスター」パチパチパチ

ぐだお「ありがとうマタ・ハリ。でもこれって、もしかしてコロッケ?」

マタ・ハリ「確か日本ではそういうわね。ともかくお疲れさま。あとは荊軻のところへもっていって食べるだけなんだけど……」

ぐだお「?」

マタ・ハリ「せっかくだし、ちょっと味見しちゃいましょう」

ぐだお「あー、うん。そうだね。アツアツのほうがおいしそうだし」

マタ・ハリ「うふふ、それじゃあ」ひょい

マタ・ハリ「ふーふーふー、はいあーん」

ぐだお「おおう、あ、あーん」パクッ

マタ・ハリ「お味はどうかしら?」

ぐだお「うん、あつあつで衣もサクサクで食感もいいし中の肉もジューシーですごくおいしいよ!」

マタ・ハリ「そう、よかったわ」

ぐだお「それじゃ、はい、マタ・ハリもあーん」

マタ・ハリ「え?」


ぐだお「あれ? もしかして熱いの駄目? ちょっと待って」

マタ・ハリ「いえ、あの」

ぐだお「ふーふー、よし、このくらいかな。はい、あーん」スッ

マタ・ハリ「あ、あーん」パクン

ぐだお「どうかな?」

マタ・ハリ「……」モグ モグ

ぐだお「……マタ・ハリ?」

マタ・ハリ「……ええ、おいしいわ。とっても、とってもおいしいわ」

ぐだお「ほんと? 無理しなくても」

マタ・ハリ「うふふ、ごめんなさい。安心して、本当においしいから。ただ、その、ちょっとさっきのやり取りがね」

マタ・ハリ「まるで幸せいっぱいの新婚夫婦みたいだなっておもっちゃって」


ぐだお「いや、ちょ、それは!?」アセアセ

マタ・ハリ「うふふ、冗談よ、ええ、冗談。だって私はそんなものを知らないもの」

マタ・ハリ「愛する誰かと想い合える幸せなんて、私は知らないもの」

ぐだお「……マタ・ハリ!」

マタ・ハリ「? なに? マスター?」

ぐだお「えっと、そのさ。今回はありがとう」

マタ・ハリ「ええ、どういたしまし「それでさ!」?」

ぐだお「結構やってみて面白かったからまた教えてもらっていいかな?」

マタ・ハリ「あら? でも料理の腕なら他にもうまい人はいっぱいいるのよ?」

ぐだお「うん、でもマタ・ハリに教えてほしい」

ぐだお「それで、さっきみたいに味見をし合おう」

ぐだお「何回も、何度でも」

ぐだお「その美味しさ(幸せ)が嘘じゃないと思えるくらいに」

マタ・ハリ「……」

ぐだお「……あー、えーっとだから俺が言いたいのは、その」

マタ・ハリ「ふふふ、そう、私なんかでいいのなら喜んでお付き合いさせていただくわ」

マタ・ハリ「ありがと、私のマスター」

マタ・ハリ「っといけない。だいぶ時間が経っちゃってる! 急がないと荊軻がよいどれけーかになっちゃうわ」

マタ・ハリ「ほら、マスターも行きましょう」

ぐだお「ああいや、俺はお酒は」

マタ・ハリ「飲まなくても宴会に付き合うくらいはいいでしょう? 今日はマスターの記念すべき料理1号の日なんだからお祝いしなくっちゃ」



その後、案の定出来上がっていた荊軻とマタ・ハリの三人で小さな宴会を開いたが途中から記憶がない。

どうも間違ってお酒を飲んでしまったらしく起きたときは二日酔いだった。

ただ、思い出すこともできない夢はとても幸せなものだった気がした


今日はここまで 眠い!

次はエロモンですがその次のお題を決めちゃいましょう

ちょっと安価方式を変えてみます

↓1~3の鯖で一番コンマが高い鯖

わお、>>1が13万かけてようやく来た酒呑ちゃんじゃないですか

安価内容

↓1~3で一番コンマが高い内容

ついに来たか自害せよ。 まあちょっと考えてきます

余談ですがクロケットは本来フランス発祥のごちそう料理だったそうですけどオランダでは1800年代からシチューの残りの肉を使うという大衆料理になっていったそうです

ではまた

さしでがましいことを言うようだが酒呑はイベ終わってから考えたほうがいいんじゃないかな まだ何かネタありそうだし

すいません。ちょっと今日明日かけそうにないです。

>>213
今日のイベ見て>>1もそう思いました。なんで酒呑ちゃんはイベが終わったころに書きます。

なんでちょっと先にエロモンの次の安価決めます

↓1~3の鯖で一番コンマが高い鯖

エジソンですね

エジソンへの命令内容

↓1~3で一番コンマが高い内容


まさかの2つ、重ねて令呪をもって命じたか

しょうがないから混ぜますかね

金曜にエロモン、時間あったらそのままエジソンって感じですかね

それではそれまでは殺してやらいで遊んで回して書き溜めてやんよ

 

三蔵イベと聞いて真っ先に思い浮かんだのはグラップラーの孫悟空だった>>1です

さあ、それではエドモンを始めよう


ロマン「大丈夫かいぐだお君? はいこれ、二日酔い用の薬」

ぐだお「ありがとロマン。お礼に今度クロケットおすそ分けするよ」

ロマン「それは楽しみだね。その時はぜひマシュにも分けてあげてね」

ぐだお「いや、マシュに作ってあげるついでにロマンにおすそ分けするんだよ?」

ロマン「あ、そうなの……ま、まあもらえるんならいいや! それで今日もやるのかい?」

ぐだお「二日よいくらいでやめるわけにはいかないだろ? それでお題は?」

ロマン「ちょっと待って。何々? 『エドモン・ダンテスにナイチンゲールに対してセクハラをさせよ』……」

ぐだお「……確かにこの前ナイチンゲールが召喚に応じてくれたけど、よりによってあの二人にそれをやらせるのか」

ロマン「ああ、確か前にぐだお君が言ってた魂がとらわれたときの話だっけ?」

ロマン「正直ボクしおらしいナイチンゲールって思いつかないんだけど」

ぐだお「なかなかかわいかったよ。今でもかわいいと思うけど」

ロマン「あははー、相変わらず肝が据わってるね。で、やるの?」

ぐだお「とりあえずエドモンのところへ向かってみるよ」

ロマン「ああ、なんか心配だから今日はボクも一緒にいくよ」



ロマン「それにしてもなかなか悪質な悪戯になってきたね。あ、ぐだお君! 丁度あそこにミスタ・ダンテスがいるよ」




エドモン「……」スタスタスタ





ぐだお「本当だ。おーい。エドモ」

ロマン「待った」パシッ

ぐだお「うぷっ、どうしたのさいきなり?」

ロマン「今回の令呪を直接言ったらあとで恨みを買うんじゃないかい?」

ロマン「今まではぐだお君の話術でごまかしたりそもそも恨まれるようなものじゃなかったおかげで大事にはならなかったけど今回はどう言い訳しても駄目だと思うよ」

ぐだお「まあセクハラって時点でどうしようもないか」

ロマン「だからこっそり隠れて命じればいいんじゃないかな」

ロマン「そうすれば確たる証拠がない以上もしかしたら他のサーヴァントの仕業に思わせられるかもしれない」

ぐだお「成程。さすがロマン。小物的な姑息な考えがうまいね」

ロマン「それほめてないよね!」

ぐだお「しっ! ロマン、あれを見て!」

ロマン「? なに?」




エドモン「む?」バッタリ

ナイチンゲール「おや?」バッタリ



エドモン「ほう、まさかここで貴様にまた会うとはなメルセデス。いや、正しくはナイチンゲールだったか」

ナイチンゲール「? あなたとは初対面のはずですが」

エドモン「はっ、そうだろうな。シャトー・ディフの貴様は自身の名すら思い出せず己を失いただただマスターの陰に隠れ震える小娘のようだったからな」

ナイチンゲール「ありえません。私はすべての患者を救うために存在します。その私が全生活史健忘ですって? そのようなことになっていたら即座に己を治療するまでです。 つまらない冗談など好みません」

エドモン「はは、ははは! なるほど! 確かにオレの言葉よりも貴様の言葉のほうがよほど喜劇にふさわしい!」

エドモン「すべての患者を救うだと!? すべての人間を救うだと!? あの聖女ですら守るべきとおいた国の敵とは戦い、傷つけ殺していったというのに!」

エドモン「喜べフローレンス・ナイチンゲール! 確かに貴様こそが本来の傲慢の具現―――第七の『裁きの間』の支配者にふさわしかった!」

エドモン「人の身には、いや神ですら不可能な人類救済に等しいその業を死後もなお歩むお前はどこまでそれを貫けるかな?」

ナイチンゲール「話になりません。すべての患者がいなくなるまでです」

エドモン「迷いなく答えるか。はっいいぞ。せいぜいその傲慢さの先にある地獄を進むがいい」スタスタ

ナイチンゲール「待ちなさい」

エドモン「なんだ?」ピタ

ナイチンゲール「貴方は一方的に私を知っているようですが私は先日ここに来たばかりで貴方を知りません。貴方は誰です?」

エドモン「ああ、そうだったな。俺こそ黒き怨念。復讐の化身、復讐者【アヴェンジャー】だ」クルッ

ナイチンゲール「わかりました。貴方が何者であろうとも人理を救済するカルデアにいる以上は味方です。覚えておきましょう」クルッ










ロマン「な、なんかすごいシリアスな会話してるね、ぐだお君」

ぐだお「令呪をもって命ずる! エドモンよ! ナイチンゲールにセクハラせよ!」

ロマン「うわあ! 台無しだあ!」








エドモン「……」さわっ

ナイチンゲール「!?」


ナイチンゲール「不潔です!」ダァン!

エドモン「ぬぅ!?」


エドモン「貴様、いきなり発砲するなどいったいなんのつもりだ?」

ナイチンゲール「それはこちらのセリフです。先ほどのあれはいったい何のつもりですか?」

ナイチンゲール「返答いかんによってはその右手は不潔なものとみなし切除します」

エドモン「何の話だ? なぜ貴様に右手を切られねばならん?」

ナイチンゲール「……? もしや偶然ですか?」

エドモン「だからなんお話だと言っている」

ナイチンゲール「いえ、失礼しました。どうやらお互い振り返ったときあなたの右手が偶然私に触れただけのようです」

エドモン「……はっ、つまり貴様はあれか。オレが貴様に劣情を催したと。そういうのは色欲の体現者の役割だろうが」

ナイチンゲール「ええ、申し訳ありません」

エドモン「そもそも右手が触れたといったがオレには何かに触れた感触などなにも…」スッ

むにゅむにゅ

ナイチンゲール「……」

エドモン「」

エドモン(な、なにが起きている? 話をしていたら右手が勝手に動き出しこいつの胸を揉みしだいている?)むにゅむにゅ

エドモン(だが動かした意識はもとより何かが触れている感触すらないぞ!?)むにゅむにゅ

エドモン(まさか右手の存在が誰かに支配されているのか? だとしたらそれを突き止め右手の支配を取り戻さなくては)むにゅむにゅ

ナイチンゲール「……」

エドモン「おい、言っておくが女。これは俺の意志ではないぞ。右手が勝手に動いているだけだ」むにゅむにゅ

ナイチンゲール「……なるほど、わかりました」

エドモン「そうか。ならまずこの右手を」むにゅむにゅ

ナイチンゲール「ええ、わかっています」


ナイチンゲール「切除します」ダァン!

エドモン「ぬおぅ!」ガバッ


ナイチンゲール「よけないでください。手元が狂います」

エドモン「ふざけるな。そもそも切除するのになぜ拳銃を使う!?」

ナイチンゲール「麻酔の代わりです。安らかに眠りにつけます。だから動かないでください」ダァンダァン

エドモン「それは永眠だろうが! さっき言っただろう、オレの右手は今俺の意志で動いていない」

エドモン「今はこうして左手で押さえているが手を離せば何をするかオレにもわからん状態だ」グググ

ナイチンゲール「……なるほど。右手の切除は無意味のようですね」スッ

エドモン「……今度こそ本当にわかったのだろうな」

ナイチンゲール「ええ。貴方はやはり病気です」

エドモン「は?」

ナイチンゲール「ここに召喚されてからティーチという全身不潔な男を治療した際に『厨二病』という病名を聞きました」

ナイチンゲール「話によると思春期特有の者が多く罹り病状としては『右手に何かに支配されているかのようにふるまう』『妙に悪役ぶる』『コーヒーにはまる』などなど」

ナイチンゲール「貴方はまさにそれです。さらにいうなら思春期の者の頭の中は猿のごとく劣情ばかりだと」

ナイチンゲール「これによる解決策は一つです」


ナイチンゲール「局部を切除します」

エドモン「」


ナイチンゲール「局部を切除すれば男性の劣情はたちどころに収まります」

ナイチンゲール「これで貴方の病状も回復に向かいます。さらに言えば去勢することで風紀の乱れを防ぎ性病の蔓延も阻止できます」

ナイチンゲール「理解できましたか? それでは切除します」

エドモン「……待て」

ナイチンゲール「しかして希望せよ、ですねわかります」

エドモン「違う、違う違う!! というか貴様、実は憶えているだろう!?」

ナイチンゲール「生憎貴方一人に待っていられるほど時間がありません。これから他の男性たちの去勢手術も行わなければいけないのですから」




ぐだお「え?」

ロマン「え?」



エドモン「……どういうことだ」

ナイチンゲール「先ほど話したティーチという男いわく『男というものはいつまでたっても厨二病を発症しているのでおじゃるよwww』だそうですね」

ナイチンゲール「その時はただの虚言かと思いましたがこうして実例を見た以上黙ってはいられません」

ナイチンゲール「まずは貴方。次に先日出会い頭に『おお!よい胸だな! どうだろう今夜オレと床を共にせんか?』と聞いてきた男、あとは赤い外套の男たちなども治療しなければいけません」

ナイチンゲール「診察の結果によってはマスターも治療しなければなりません。生殖機能を奪ってしまうのは心苦しいですが病気のまま放っておくなどあってはなりません」





ロマン「ちょっ!?」

ぐだお「飛び火したあああああ!?」


エドモン「くっ、おのれ、アヴェンジャーとなったオレに冤罪を擦り付けるだと!」

エドモン「誰かは知らんがただですむとは思わんことだ!」ダッ

ナイチンゲール「待ちなさい、まだ治療は終わっていません。安心してください、痛みは一瞬です」ダッ

エドモン「麻酔なしで行うつもりだったのか貴様!?」







ロマン「……どうしよっか?」

ぐだお「……とりあえず男性たちが被害にあわないうちに誤解を解こう」





その後

主に男性サーヴァントたちから「余計な事吹き込んでんじゃねえよ」とぼこぼこにされたティーチから厨二病は別に病気ではない、と説明がなされなんとか男たちの股間は守られた。

また、右腕を操った者への復讐を誓ったエドモンだったが、サーヴァントを強制に操るなどマスターの令呪か相当凄腕の魔術師によるものでないとできないだろうとみなされ

エドモン「お前のようなお人よしがオレを罠にはめる度胸などあるまい」

と最初から候補から外され今回の事件の黒幕はソロモン王の仕業ということになった。

ぐだおは少し心が痛かった。


今日はここまで。書いてて超楽しかった

明日はエジソンなんで次の鯖を。

↓1~3の鯖で一番コンマが高い鯖


タマモキャット了解

↓1~3で一番コンマが高い内容

キャス狐と同じ格好了解

一応今の残りを整理すると



アルテラ:カラオケ大会
酒呑童子:自害せよ
エジソン:丸いものをテスラに向かって投げる&自分の体毛を使って礼装化
タマモキャット:キャス狐と同じ格好

ですね。アルテラと酒呑童子はちょっと後回しになります

では明日まで―――待て、しかして希望せよ

仕返し怖くて手が出せなかったりしきたりで悪ぶった口調にしたり差し出された危ない酒を脅されて涙目で飲んだりするヘタレ茨木ちゃん、最後の最後ですげーキャラ立ちましたね

それではぼちぼち始めていきます


ロマン「ふぅ、これでメンテも終わりっと。あれ? そういえば今日はぐだお君来てないな」

ロマン「令呪はまだ今日は使ってないはずだけど」

ウィーン

???「ロマンいるー?」

ロマン「ああ来たのかいぐだおk」

ぐだ子「やっほ」

ロマン「」


ロマン「ええっと、どこのどちら様でしょう?」

ぐだ子「やだなー、私だよ私。人類最後のマスターだって」

ロマン「ちょ、えええ!? 何? 何があったの? 昨日のナイチンゲールのちんもぎ事案は解消されたんじゃなかったの?」

ロマン「切除されちゃったの!? ちょんぱされちゃったの!? 股間の沽券は守られてなかったの!?」

ぐだ子「ああうんそれそれ。昨日のこともあって久しぶりに使ってみようかと思って」

ロマン「? 使うって何を」

ぐだ子「うーん。説明するより見せたほうが早いよね。【性別変換】」シュウウン

ぐだお「と、こんな感じ」

ロマン「……どういうこと?」

ぐだお「いやあ自分でもすっかり忘れてたんだけど具田家の魔術って【性別変換】が取り柄だったんだ」

ロマン「君そんな特殊な魔術もってたの!? ていうか具田家!?」

ぐだお「そう、具田家4代目の具田ぐだおが俺。元は男女の陰陽の統合から根源目指すとかなんとかだったけどまあできるわけなかったわけで」

ロマン「驚いたよ。でもそれってようはぐだお君が女に化けてるってこと?」

ぐだお「うーん、変身しているというよりは性別の違う自分と入れ替わってる、って感じかな」

ぐだお「ベースは俺だけど女の俺もまた偽物とかじゃなくてちゃんと存在しているから」

ロマン「はあー、ジキルやハイドとはまた別の二重存在ってことか」

ぐだお「まあそういう難しいことはおいておいて要は【今後マスターが女性じゃないとできない安価も可能になった】と思っておいて」

ロマン「誰に言ってるのかな?」


ぐだお「さて、それで今日はマギ☆マリはなんて?」

ロマン「あ、流すんだ。まあいいけど。お題は、あれ? ちょっと文字がバグってるな」

ぐだお「? 『エジソンにカルデア中の丸いものをテ■ラに押し■け■■自分の体毛を■■■って、■■■■専用の礼装に仕立て上げろ!』? 

ぐだお「なんだろ? 一部が文字化けしちゃってるね」

ロマン「うーん、たぶんエジソンにカルデア中の丸いものをテスラに押し付けた後自分の体毛を舐め取って(グルーミング)、対テスラ専用の礼装に仕立て上げろってとこかな?」

ぐだお「前から思ってたけどマギ☆マリ、男性に対して命令きつくないかな」

ロマン「でもやるんでしょ?」

ぐだお「まあね」

※一般募集の一般人化した魔術師枠という解釈で一つよろしく。蒼崎の両親みたいな? でなきゃ魔術回路ある一般人どうやって見つけたんだとかいろいろありますので


ロマン「それで、こうしてエジソンの部屋の前に来たわけだけど」

ぐだお「うん、中に誰かいるね」





エジソン「ふむ。それでは次の魔改造宝具についてだが何か意見はあるかねエミヤ君?」

エミヤ「そうだな。例えばだがこの『斬り抉る戦神の剣【フラガラック】』と『羅刹を穿つ不滅【ブラフマーストラ】』を組み合わせてみてはどうだろう」

エミヤ「もとは矢であるラーマの宝具にこれを加えればより遠隔からの攻撃にも対処可能になるはずだ」

エジソン「ほう! しかしこのボールみたいのものが剣なのかね?」

エミヤ「それは『後より出でて先に断つもの【アンサラー】』の詠唱で待機状態に入るからな。逆に言えば言わなければただの球でしかないがね」




ロマン「なにやってんのあの二人? 宝具の改造? しかも知らない間にラーマ君巻き込まれてるし」

ぐだお「でも好都合だね。令呪をもって命ずる! エジソンよ! カルデア中の丸いものをテスラに押し付けた後自分の体毛を舐め取って(グルーミング)、対テスラ専用の礼装に仕立て上げろ!」キィン




エジソン「む!?」

エミヤ「? どうかしたかね?」

エジソン「むおおおお! なんだか急にあのすっとんきょうに丸いものをぶつけたくなったぞ! そんなことをする気は全く全然粉みじんもないのだがなぜかやらなければならない気がするから仕方ないなこれは!」

エミヤ「は? なんでさ?」

エジソン「エミヤ君! 悪いがこれを借りるぞ!」パシ ダダダ

エミヤ「……なんだというのだ一体?」


エジソン「おおお 丸いもの! 丸いものを あのすっとんきょうに!」ダダダ

アルジュナ「おや? エジソンではありませんか。そんなに焦ってどうしたのです?」

エジソン「おお! アルジュナ君! すまないが君の周りに浮かんでるこのよくわからない球体を借りるぞ!」パシ ダダダ

アルジュナ「え? 何事ですか?」



ダダダ

エジソン「サンタオルタよ! すまないが何か丸いものをもってはいないだろうか!」

サンタオルタ「む? クリスマスはまだ先だが獅子の頼みならば仕方ない。プレゼントをかき集めて際に見つけたこの七つ集めれば願いが叶うかもしれない星の入ったボールをやろう」

エジソン「すまない! 恩に着る!」

サンタオルタ「よい。サンタはいつでもよいこの味方だ」





フラン「ウ♪ ウ♪」

マシュ「きれいなお花ですね。この前のレイシフトで摘んできたのですか?」

フラン「ウゥ」

マシュ「はい。私も先輩に見せれば喜んでくれると思いますよ」


ダダダ

エジソン「おお! フランケンシュタインか! すまないが君のこの武器を借りたい!」

フラン「ウ!?」

マシュ「ミスタ・エジソン? 一体何を」

マシュ「ウゥ! ウゥ!」

エジソン「おおそうか貸してくれるか! ではすまないがあのすっとんきょうに押し付け終わるまで借りていくぞ!」

フラン「!? ナーーーウ!」

マシュ「ああ、明らかに会話が成立していません! 何が起きているんですか?」















一方


ロマン「とりあえずミスター・テスラの部屋の前で待機してれば最終的にここに来ると思うけど」

ぐだお「うん、そもそも中にいるのかな?」ソー



ニコラ「ああ手がまた勝手に動くなー、もしかしたらまだ令呪の効き目がのこっているのかなー、令呪ならあの凡骨にまた動画を送り付けてしまうのも仕方ないなー」カタカタ



ロマン「……一応聞いておくけどぐだお君?」

ぐだお「使ってないよ」

ロマン「だよね。……あ、来たよ!」

ぐだお「隠れてロマン」サッ


ダダダ


エジソン「ニコラテスラアアア!」バン!

ニコラ「ぬ!? 貴様エジソン!? なぜここに!?」

エジソン「喰らえええ」つ『斬り抉る戦神の剣【フラガラック】

ニコラ「!?  ぎゃああああああああ!」


※ニコラ・テスラは球体恐怖症です


エジソン「まだまだいくぞおお!」ブン ブンブン

ニコラ「ぬわああああああ!」

エジソン「はっはっは! 次はこれだあ」グリグリ『乙女の貞節【ブライダルチェスト】』

ニコラ「やめろおおおおお!」

エジソン「そしてとどめにぃ!」ベロベロベロ

ニコラ「な、なにを」

エジソン「グルーミングにより我が体毛を舐めとり集めて作った対テスラ礼装! 名付けて『白いモフモフの毛玉』【くたばれテスラ】!」

ニコラ「ぐわああああああ!」

エジソン「ふははざまぁ~~みr」

ニコラ「気持ちわるいわー!!」ドゴッ

エジソン「ぐおっ!?」



エジソン「何をするかーこのすっとんきょう!」

ニコラ「それはこちらのセリフだ凡骨め! 悪鬼のような男だとは思っていたがここまでイカれているとは思わなかったぞ!」

エジソン「それこそこちらのセリフだ! 女装レズ動画とか気持ち悪いわー!」

ニコラ「自分の毛を舐めとって投げつける奴に言われたくないわー!」

エジソン「ええいいい機会だ! 今日こそ決着をつけてやる! 直流こそ正義だと思い知るがいい!」

ニコラ「それこそ結果は見えたものだな。なにせ交流こそ至上なのだから」

エジソン「……」

ニコラ「……」

ビシバシガシドゴ




ロマン「結局こうなったか」

ぐだお「まあいつも通りと言えばいつも通りだけど。ん? 誰か来る?」

エミヤ「すまない。マスター、エジソンを見なかったかね? アルジュナ達のところにもよったらしいのだが行方が分からなくてな」

アルジュナ「何に使うかはしれませんができれば早く返してほしいものでしてね」

サンタオルタ「貴様、あれに使い道があったのか」

マシュ「あ、大変です先輩。ミスタ・エジソンがフランさんの宝具をもっていってしまって」

エミヤ「む? あれは確か彼女にとって第二の心臓ともいえるものではなかったか?」

フラン「ウィィ」

サンタオルタ「それはあれか? あそこで無造作に転がされてるあの球のついた槌か?」

フラン「ウ!?」

アルジュナ「ああ! 私の物まで!」

エミヤ「(だからアレは何なのだろうか?)……む?」



フラン「ウウウ!」パシッ

マシュ「フランさん? 宝具をもって何を」

ぐだお「!? 不味い! みんな逃げろ!」




エジソン「ばーかばーか!」ビシビシ

ニコラ「お前の母親モーンペ!」バチバチ


フラン「……『磔刑の雷樹』【ブラステッド・ツリー】!!」

エジソンテスラ「「ぎゃああああああああ」」ビリビリビリ


シュウウウウウ

一同「……」

ロマン「えーっと爆発堕ちなんてサイテー、とでもいえばいいかな?」

ぐだお「とりあえず片付けよっか」

今日はここまで イベントも終わったっぽいので酒呑童子は次にやりますかね



ではストック安価

↓1~3の鯖で一番コンマが高い鯖

スパさん了解。あれこれ圧政にならないかな?

↓1~3で一番コンマが高い内容

想像できねー! まあ何とか考えますわ

次回、酒呑童子死す! デュエルスタンバイ!

ディスティニードロー!(呼符) つ魔力計
ディスティニードロー!(召喚石)つ愛の妙薬
ディスティニードロー!!(課金)つ星3鯖
ディスティニードロー!!!!(13万)つ酒呑童子

こんな感じな>>1でした

今日はちょっともう遅いので投下はなしです

スパさんは皆さんが色々議案してくれたおかげでなんとか思いつきました

ではまた明日

三蔵イベで沙悟浄的な礼装でフランシスコ・ザビ!が来ると思ってる>>1です

遅いけど今日は書きます


ロマン「やあぐだお君。昨日は大変だったね」

ぐだお「だね。まあ結局怒ったフランにより二人ともしばらく節電することで許してもらったみたいだけど」

ロマン「わお、もしその場にいたらボクも巻き込まれてたかな?」

ぐだお「その時はマギ☆マリにも聞けなかったね」

ロマン「それは危なかった。さて、今日のお題はっと」カタカタ

ぐだお「ええっと何々…?」

ロマン「……『酒呑童子に自害を命じよ』」

ぐだお「いや、これはさすがに」

ロマン「ああよかった。もしこれも乗り気だったらどうしようかと思った」

ぐだお「あくまで余った令呪で愉快な毎日を過ごせたらな、と思ってるんだから悪戯程度ならともかくここまではする気はないよ」

ロマン「だよね。じゃあ今回はなしの方向で…」

酒呑「何してはるん二人とも?」

ぐだロマ「「あ」」


酒呑「男ふたりが雁首そろえて、なんやおもろいもんでも見てはるの?」

ロマン「ああいやいやこれは」

ぐだお「そうそうなんでもない何でもないから」

酒呑「なんでもええならうちがみてもええやん。ほれ、ちょいと其処のいてみ」グィ

ロマン「うわあ、軽く触れられただけなのになんてパワー!」ドテッ

ぐだお「大丈夫ロマン?」

ロマン「ボクは平気、それより画面をっ」

酒呑「ふ~ん、うちに死ねいうんか、このまぎまり言うんは」

ロマン「ひぃ!」

ぐだお(やばい!)

ロマン(どどどどうしよう!)ヒソヒソ

ぐだお(そうだ令呪使って許してもらえば)ヒソヒソ

ロマン(それ今はいいけど先延ばしにしただけだよ!)ヒソヒソ

酒呑「ええよ別に」

ぐだお「え?」

酒呑「なんやそんな呆けた顔して。おかしなことでもあったん?」

ぐだお「いや、今なんて」

酒呑「せやから言うとるやん」

酒呑「うちを」ススス



酒呑「ころして」


金時「突然だが俺の名前は坂田金時、またの名をゴールデン」

金時「最近大将がなんかおもしれえことやってるっつうからオレっちも混ぜてくれねえかと思って探してるわけだ」

金時「さて、と、大将はどこかねっと」キョロキョロ

金時「ん?」




酒呑「ほんならよろしゅう頼みますわ」

ぐだお「じゃあ行くよ」



金時「げ! 酒呑のやつがいんじゃん! やべえやべえ、気付かれないうちに回れっと」

金時「ゴールデン危うきに近寄らずっていうしな!」

ぐだお「令呪をもって命ずる!」

金時「あ? 令呪?」クルッ

ぐだお「自害せよ酒呑童子!」

金時「は? おい、大将、何言って……」


ずぶっ


酒呑童子「かはっ」ゴボッ

金時「」






金時(なんだ? 何が起きてやがんだ?)

金時(なんで大将が酒呑に自害なんか命じてんだ?)

金時(なんで酒呑の奴は自分の胸に手を突っ込んでんだ?)

金時(なんで酒呑が、キエソウニナッテンダ?)

酒呑「ふふっ、なるほどなぁこれが自分殺しいうもんか」シュウウウウ


金時「ッッッ大将オオオオオオ!」ダン!

ぐだお「え? ゴールデン!? なんで!?」ビクッ



 


金時「なんでだと!? それは俺のセリフだ!」グィ

金時「なんでだ! なんで酒呑の奴に自害なんか命じやがった!?」

ぐだお「ぐ、お、落ち着いてゴールデン…」

金時「落ち着けだと!? 落ち着けるわけねえだろうが! 納得できる説明しやがらねえと大将だろうがタダじゃおかねえぞ!」

ぐだお「…………あ」ピクッ

金時「なんだ?」

ぐだお「……酒呑童子のこと、嫌い、なんじゃなかったの?」

金時「ああ? そりゃあ嫌えだよ。大っ嫌いだ。いっつもにやにや笑ってからかってきやがるとんでもねえ悪女だ」

金時「でもよぅ、昔はともかく今のあいつは、ここに来てからのあいつは、特に悪いこともしてねえじゃん」

金時「同じ飯食って、同じ酒飲んで、同じ敵と戦ってんじゃんか」

金時「ならよ、ここにいる間くれえは、仲間みてえに思ったっていいだろうがよ!」

金時「それを、なんで……なんでだよ大将……」ボスッ

ぐだお「……金時」


酒呑「ややわぁ、小僧ったらうちのことそないに大切に想ってくれはったん? うちうれしいわぁ」

金時「へ?」


酒呑「なんやもう、普段はいけずな態度ばっかとりはって、ほんと小僧はうちを昂らせるのが上手やねぇ」

金時「え? は? なんでお前ぇ生きてんの?」

ぐだお「あー、ゴールデン、ごめん。実は……」



――――――――――――――

―――――――

―――


酒呑「うちをころして」

ぐだお「いやいやいや! そんなことできるわけないから!」

酒呑「ふふふ、優しいなぁあんたはんは。まぁ安心しぃ。うちもホントのホントに死のう思うとるんちゃうよ?」

酒呑「ただうちもいろんなもん殺してきたけどさすがに自分をころしたことはあらへんからな」

酒呑「ちょいとどんなもんか試してみたいやないの?」

ロマン「そんなはじめてのたばこみたいなノリで言われても」

ぐだお「そうだよ。そんなことで酒呑を失っていいはずがない」

酒呑「二人とも何言うてはるん? 英霊として召喚されたうちには便利なものがついとるやん」


戦闘続行[A+]:自身にガッツ状態を付与 つまり死んでも一回は生き返る



ぐだお「いうや、確かにあるけど」

ロマン「それなら令呪なんか使わなくてもいいじゃないかな?」

酒呑「うちもそう思うけど、ほら、手元狂ってなあなあになるのもアレやろ?」

酒呑「その辺は令呪に従えばきっちりうちはうちを殺せると思わへん?」

ロマン「さ、さすが鬼。発想が人の理解を超えてる」

酒呑「当たり前やんそんなの。化け物のことわかってしまう人間なんかそらもう人やあらへんやろ」




酒呑「ほんならよろしゅう頼みますわ」

ぐだお「……じゃあ行くよ」

ぐだお「令呪をもって命ずる! 自害せよ酒呑童子!」


――――

―――――――

――――――――――――――


ぐだお「と、いうわけで」

金時「」


金時「い、いやならなんですぐ言わなかったんだよ?」

ぐだお「あー、それはあの時ゴールデンの後ろで復活した酒呑が「面白そうやから話あわせてくれなはる?」って口パクで言ってたから」

酒呑「うちもどうなるやろと思っとたけどまさか小僧があんな口説き文句言うとは思わんかったわ」

酒呑「おかげでさっきから体が火照って火照ってしゃあないわ。どうしてくれなはるん?」ススス

金時「うぉ! 近寄んじゃねーよ!」

酒呑「ええやん別に? 【な】【か】【ま】なんやし?」

金時「う、うおお! 大将! さっきはすまなかった! お詫びに肉でも取ってくるぜ!」ダダダ

ロマン「あ、逃げた」

酒呑「ほほほほほ、ほんま小僧は愛い奴やわ。ほな、うちもそろそろいくえ」

ぐだお「あ、うん。ところで体は大丈夫?」

酒呑「なんも心配あらへん。少し気怠いくらいやしこのくらいは酒の一献二献飲めばすぐ良うなるわ」

ぐだお「そっか。よかった」ホッ

酒呑「……」


酒呑「ああそうそう。最後にマスター言うとくことあったわ」

ぐだお「? 何?」

酒呑「うふふ、なに、大したことあらへん」

酒呑「ただな」ススス







酒呑「今回はうちも乗り気やったさかい、あれこれ起きんで済んだけど、もしいきなりあんなこと言われたらうちもどうなるかわからへん」

酒呑「穏便に済めばええけどもしかしたらびっくりして『首だけになってマスターのほうに飛び上がって』しまうかもしれんわ」

酒呑「まあ優しいマスターがホントにあないなこと言うとは思わへんけど万が一っちゅうこともあるやろ?」

酒呑「せやから気ぃつけてなぁ。ほなな~」フリフリ







ロマン「いやー、一時はどうなることかと思ったけど無事に済んでよかったね」

ぐだお「……」

ロマン「それにしても彼女に戦闘続行のスキルがあってよかったね。あれって確か生前首を切り落とされた後も頼光だか新羅だかに飛びかかって八枚兜のうち七枚を破ったからだっけ?」

ぐだお「……」

ロマン「そう考えると鬼の生命力ってとんでもないねー」

ぐだお「……」

ロマン「ぐだお君? さっきから黙ってどうしたの? ってすごいあぶら汗! 本当にどうしたの!?」

ぐだお「ウウン、ナンデモナイヨドクターダイジョウブダイジョウブ」

ロマン「全然大丈夫じゃないよ、ちょっ、メディーック! メディックはどこーってボクか!」



今後悪ふざけでも自害系はやめようと誓ったぐだおだった





本日はここまで 書いてある通り自害ネタは今後なしでお願いします

それではいつもの鯖決めをば

↓1~3の鯖で一番コンマが高い鯖

モーさん了解

↓1~3で一番コンマが高い内容

モードレッドに一日敬語了解

次はタマモキャットですね

それではまた

おにぎりのお残しは許しまへんで!

モーさんの礼装がかわいすぎると思います。かわいすぎると思います!

今日はイベやりたいので無しですまない。

あと>>1はCCC途中で止まってるんだけどタマモナインとやらはCCCでしゃべってる?

分かる(イスカンダル10万並感)
分かる(酒呑童子6万並感)
>>1とフレンドになりたい

全員で我らタマモナイン!的な事を言う程度

CCCは・・・なんだろ、ドラゴンボールで言うGTみたいなもんだから色々とインフレがハッチャケ過ぎててなんか拒否感がわく

>>393 なるほど。まあ途中で止まってる理由は持ってたPSPが壊れたからなんだけどね
そしてFGOにつぎ込んだ課金額なら余裕で10台以上買えるはずだったんだけどね!

ではまた

ネタが、ネタが思いつかない……! すみません、今日もちょっとかけません!

スパさんやモーさんはすぐ思いついたんだけどタマモキャットが難敵だった

なんとか明日には投下します!

なんとか思いつきました!

投下していきます


玉藻の前「みっこみっこにしてあげる~♪」

玉藻の前「今日もいい天気ですねー。いえ、天気は猛吹雪ですけどこう、風水的な?」

玉藻の前「さて、マスターもレイシフトから帰ってきたことですし何かしますかねぇ……うん?」

玉藻の前「はて? 何やら食堂のほうで声が? まだ食事の時間には早いと思いますけど?」ヒョイ




ジャック「うわあおいしそう! ねえねえ、これ本当に食べてもいいの? おかあ、エミヤお兄さん?」

ナーサリー「ほんと、まるで雪みたい! こんなお菓子わたし初めて見たわおかあ、エミヤお兄ちゃん」

エミヤ「ふむ。喜んでくれて何よりだ。しかしなぜ君たちは私のことを呼ぶたびに言い間違えるのかね?」

ジャック「えっと、なんでだろう?」コテン

ナーサリー「なんでかしら?」キョトン

エミヤ「いや、わからないならいい。さて、せっかく作ったのだ。是非味わってくれたまえ」

ジャック「うん、ありがとう! でもエミヤお兄さんはこんなのどうして作れるの?」

エミヤ「なに、大したことはない。弓兵としてこの程度は当然のスキルさ」

玉藻の前「んなわきゃねーです」




エミヤ「む? なんだまた君か玉藻」

玉藻の前「ええどうもエミヤさん。それよりも幼気な子供たちに嘘を教えないでくださいます?」

エミヤ「失礼だな君は? 弓兵とて必要とあらば料理位するだろう?」

玉藻の前「あ、この男本気で言ってるわ。まあ気を付けてくださいね? 場合によっては清姫ちゃんにこんがり焼かれちゃいますよ?」 

玉藻の前「それで、何を作って、おや、苺大福じゃありませんか? 相変わらず和洋問わずレパートリーの多いこと」

エミヤ「? ああ…」

ジャック「おいしい。これ甘くておいしいよおか、エミヤお兄さん!」

ナーサリー「ふわふわで柔らかくて中に苺が丸々入ってるなんて素敵ねおかあ、エミヤお兄ちゃん」

エミヤ「そうか。口に合ったようでこちらも安心した。まだまだあるから好きなだけ食べるといい」

ジャック・ナーサリー「「わーい!」」

玉藻の前「おやまあ何とも微笑ましいこと。どれ、せっかくですので私も一ついただいても? 丁度私も小腹がすいていましたので」

エミヤ「む? 何を言ってるんだ君は? さっきさんざん食べて言ったじゃないか?」

玉藻の前「は?」



玉藻の前「え? 何のことです? 私がさっき食べた?」

エミヤ「ああ、私が作っている最中にふらりとやってきて『何やら美味なるものの気配? これは口に運ばざるをえない』と食堂の机に置いておいた既にできていた苺大福をあらかた食べていっただろう?」

エミヤ「おかげでこの子たちに渡すのが遅れてしまった」

玉藻の前「いえいえ待ってください。私今日あなたに会ったの初めてですよ? 尻尾のほうと勘違いしてません?」

エミヤ「いや、君だった。厨房から見ただけだがその青い服は間違いなく君のだった」

玉藻の前「なんと!? 赤ではなく?」

エミヤ「ああ、青だった」




エミヤ『ともかく残りは他のカルデアの面子の物だ。また食べたいというなら余ったら残しておいておくからそれまでは待っていたまえ』

玉藻の前「なんて言われましたけどアルトリアーズとかジャンヌズとかの大食漢たちがお残しなんかするんでしょうか?」テクテク

玉藻の前「って、それよりも! 一体どういうことですかね? カルデアにそっくりさんが多いことはわかってますけど私の場合あの愉快な尻尾しか今はいないはず」

玉藻の前「その尻尾だって格好は赤い着物かメイド服か裸エプロンのはず」

玉藻の前「……我ながらなんてカッコしてるんでしょあの尻尾?」

玉藻の前「ともかく、誰であろうとこの玉藻を語るとは許しません! 見つけてバリっと呪ってやります!」

玉藻の前「ええこれは傷つけられた哀れな私のプライドのためです! 決してさっきのおいしそうな苺大福を食べ損ねた恨みなんかじゃありません」

玉藻の前「さて、ではまず情報収集をば」



ダビデ「やあここにいたのかい!」

玉藻の前「げ」


ダビデ「ひどいないきなりそんな嫌そうな顔をするなんて。せっかくの美人が台無しだよ?」

玉藻の前「余計なお世話です。で? 私に何か用ですか? タマモ、ちょっと急ぎの用があるんですけど」

ダビデ「わかっているさ! はいこれ、ちゃんと探してきたよ!」つ

玉藻の前「? 何を一体……」

【ニンジン入り猫缶】

玉藻の前「」

ダビデ「いやあ倉庫の中から探すのに苦労したよ。でもこれで考えてくれるんだよね?」

玉藻の前「……何をです?」

ダビデ「何って僕の妻になることさ! さっき会ったとき『んー、なんだか甘いものばかり食べたせいか口直しがしたい所存? これはニンジン入りの猫缶などあればほいほい従ってしまうかもしれぬ』と言っていただろう?」

ダビデ「ああすぐに気づいたさ! あれは僕への遠回しな愛してるのサインだと!」

玉藻の前「……その相手は私でしたか? 尻尾のほうでなく?」

ダビデ「ああ。青い服だったから間違いなく君だよ。なんだい? もしかして尻尾の君が放っておかれるのが嫌なのかな?」

ダビデ「だったら安心するといい! 二人とも僕の妻になってしまえば万事解k「一夫多妻去勢拳!」はうっ!?」コカーン

玉藻の前「犯人が分かりました。情報提供感謝します」

玉藻の前「あとはそこで豚のような悲鳴を上げていてください」スタスタ

ダビデ「ブ、ブヒー」ピクピク


玉藻の前「さて、あの尻尾。どうしてくれようか」

玉藻の前「なんで私の恰好してるのかはわかりませんけどまた在らぬ誤解をまねかないためにも早いとこ見つけないと」

ロビンフッド「あー! 見つけたぞこの狐ェ!!」ダダダ

玉藻の前「ああ言ってる傍から。なんですか? 私に何かされました?」

ロビンフッド「何かされましたじゃねえだろこの駄狐! さっさと返しやがれ!」

玉藻の前「返すって何を……おや? そういえばいつも肩に乗せてるあの青い駒鳥はどうされました?」

ロビンフッド「だからテメエがさっき『口直しに狩りをするか。お、この鳥、見れば見るほど野生の血が騒ぐ!』とか尻尾の奴みてえなこと言って銜えていっちまったんだろうが!」

玉藻の前「」

ロビンフッド「しかもそのまま四つん這いで走り回りやがって探すのに苦労したぞ。おらもういいだろ、さっさと返せ」

玉藻の前「いえ、それがですね……」




ロビンフッド「はぁ? 狐じゃなくてキャットの方? 何やってんのおたくら!?」

玉藻の前「今回の件は100%私は関係ねーですよ! それよりあなた途中まで追ってたんでしょう? どっちの方向に行ったか分かります?」

ロビンフッド「あー確かこっちの方だったはず。お、マスターの部屋の方か」

玉藻の前「もしかしたら何か知ってるかもしれませんね。ちょっと行って聞いてみましょう」タタタ


ぐだおの部屋

ロビンフッド「マスターわりいちょっといいか?」ウィーン

玉藻の前「お疲れのところすみませんマスター。こちらに私の恰好した尻尾が来ませんでした?」





タマモキャットwith青服「見ろご主人。世にも珍しい青い鳥なのだな。せっかくなので丸焼きにしようと思うがどうする?」

ぐだお「いやあの、この鳥ってロビンフッドの肩に乗ってる仔じゃあ」

ロビン「嫌ッス! 離すッス! 流石に食べるとか猟奇過ぎっす! せめて食べられるならマイフェヴァリット天使を所望するッス!」


ロビンフッド「」

玉藻の前「」


ロビンフッド「うおお何してやがんだこの駄キツネコ!」バシ

ロビンフッド「おい無事か! おい!」

ロビン「うう怖かったッスよー! 死ぬかと思ったッス!」ブルブル

玉藻の前「いやあなた確か死んでも平気でしょうが。ってそれよりも尻尾! あなた何やってやがんですか!」

タマモキャット「ん? おやオリジナル、何やってるかと聞かれればご主人においしいものでもと思って狩りをしただけだが?」

タマモキャット「おお、そうだ! おいしいものと言えば食堂で赤いのがおいしい大福を作っていたぞご主人。後で食べに行くといい」

ぐだお「あ、そうなんだ。ありがとう、あとで寄ってみるよ」

タマモキャット「よい。ご主人のために働くのもキャットの務め故」

玉藻の前「話終わらせてんじゃねー、なんで私と同じ格好してるのかって聞いてんですよ!」

タマモキャット「なんだそれか。ご主人にオリジナルと同じ格好してほしいとお願いされたからだが?」

玉藻の前「お願い? どういうことですマスター」

ぐだお「え、いや、あの実は……」








数時間前

ロマン「今回のお題は『タマモキャットに玉藻の前と同じ服装をさせろ』だってさ」

ぐだお「割と普通だね。あ、でも服はあるのかな?」

ロマン「ああそれなら大丈夫。衣裳部屋にサーヴァントの衣装の予備があるよ」

ぐだお「あるんだ。なら問題ないか。それでは、令呪をもって命ずる! タマモキャットよ! 玉藻の前と同じ格好をせよ!」キィン

タマモキャット「ん? ご主人の令呪? オリジナルの恰好か。よかろう! 今着替えてくるわん!」タタタ








ぐだお(と言って部屋を出てった切りなかなか戻ってこないなーと思ってたら青い鳥を銜えて戻ってくるんだものなー)

玉藻の前「マスター? 実はなんです?」

ぐだお「あ、うん。ほら、うちって同一の存在のサーヴァントって結構多いでしょ?」

玉藻の前「まあそうですね。アルトリアーズはもとよりクー・フーリンさん達やジャンヌさん達、皇帝様も花嫁衣裳なんか着ちゃってるのがいますし」

ぐだお「でしょ? それで思ったんだけど、皆見分けってついてるのかなって」

玉藻の前「見分け?」

ぐだお「同一でもはっきり違ってるのはエリザとカーミラくらいで他の皆は多少の違いがあっても割と似たりよったりでしょ?」

ぐだお「だからちょっと試しにキャットに玉藻と同じ格好してもらってどのくらい似るのか確かめてみたくてさ」

玉藻の前「はぁ、なるほど、お話は分かりましたが服装くらいで見分けがつかないなんて……」

ロビンフッド「え? いやつかねえだろ? オレ狐の区別青かそうじゃないかで見てるし、ほかの奴らだって服変えたらわかんないと思うがねえ」

玉藻の前「……あー、そりゃあ私もクー・フーリン(槍)と(術)が服入れ替えてたら見分けつく気がしませんけど」

タマモキャット「つまりオリジナルと私の区別など服程度ということだわん」

玉藻の前「おだまりなさいこの尻尾! たとえ姿が似通っていようが中身が違いますとも! 見分けはつかなくとも戦闘会話炊事洗濯夜のお勤めなどなどいろんなところで差が出るもんです! わかりやすく言えばクラスとか」

ロビンフッド「ぶっちゃけやがった」

玉藻の前「いいんですーそのくらいわかりやすい方が分かりやすいんですー。ほらそこの尻尾も早く着替えなさいな。マスターももう構いませんよね?」

ぐだお「うん。なんか迷惑かけたみたいでごめんね」

玉藻の前「いえいえ別にマスターのせいじゃありません。悪いのは私の恰好で私の品位を落とすようなことしたこの尻尾の方ですから」

タマモキャット「んー、しかしオリジナルの品位が高いものならばわたしの行動などすぐに『玉藻の前があんなことするのはおかしい』と思われるはずでは?」

玉藻の前「む、言われてみれば尻尾のくせに鋭いことを。確かにそれなら誤解もすぐ解けそうですね」






数日後

ドレイク「おんや? 今日は四つん這いで走らないのかい?」

ネロ「おおタマモではないか! この前の獣のように走るというのはなかなか面白かったぞ?」

エリザ「ね、ねえ。別にあんたの趣味をどうこう言うつもりはないけどこの前みたいなのはやめた方がいいわよ」オソルオソル

玉藻の前「」




誤解はなかなか解けなかった


今日はここまで。キャットを出すのが難しい? 逆に考えるんだ、あまり出さなくてもいいや、と。

といった感じでした。キャットの会話少なくて済まない。

といったところで鯖選択安価


↓1~3の鯖で一番コンマが高い鯖

エイリークかあ。また難しそうな

↓1~3で一番コンマが高い内容

狂化解除ね。また安価重なるかと思った

では次はスパさんで。たぶんちょっと変わった形になると思います。

ではまた

あ、ちょっとお願いというか発想に乏しい>>1ではエイリークの狂化なしの様子がちょっと想像しづらいので
こんな感じかな、といったネタ振りでもあれば助かります

では今度こそ本当にさらば

今更ながら血界戦線のアニメ見てあのEDをFGOの面子で踊ってほしいと思った>>1です

それではスパルタクスを始めます


ぐだお「タマモ事件も解決したことだしそろそろ次のお題に行こうか?」

ロマン「……嫌な事件だったね。誤解、まだ少し解けてないんでしょう?」

ぐだお「大丈夫、人のうわさも四十九日っていうし」

ロマン「それだとうわさが死ぬみたいだね。いや、ある意味間違ってないけど。さて、次のマギ☆マリの指令はっと」カタカタ

『スパルタクスの狂化を打ち消せ』

ぐだお「? バーサーカーなのに狂化を取り除けるの?」

ロマン「一時的なら可能だと思うよ」

ぐだお「そっか。ただ、なんか嫌な予感がするなあ」

ロマン「そうかい? この前の酒呑童子への命令に比べれば随分楽なものだと思うけど」

ぐだお「うーん、それもそっか。じゃあ行ってくるよ」

ロマン「うん、行ってらっしゃい」


ぐだお「スパルタクスに狂化解除か。どういう風になるのかな?」テクテク

ぐだお「あまり想像できないけど、っといたいたスパルタクス!」

スパルタクス「ぬ? どうしたのだマスターよ? 叛逆の時か?」

ぐだお「うーん、今日はレイシフトはお休みかな。それでちょっといいかな?」

スパルタクス「ははは! 私の愛は常に圧政者へ向いている。そこには声をかけることは出来ても止めることは出来ない!」

ぐだお「(相変わらず微妙に会話が通じないなあ)ま、いっか。令呪をもって命ずる!」

スパルタクス「ぬ!?」

ぐだお「スパルタクスよ! 狂化を打ち消せ!」キィン

ぐだお(さて、狂化を解いたスパルタクスはどうなるかな?)

スパルタクス「……」




スパルタクス「……なぜ?」

ぐだお「え?」

スパルタクス「なぜそのような命令を?」

ぐだお「え? あースパルタクスときちんと会話らしい会話をしてみたくてさ」

スパルタクス「……そうか。マスターは私と話がしたかったのか。それはすまなかった」

ぐだお(あれ? 今割と普通に会話出来てる?)

スパルタクス「ああ、残念だ。本当に残念だ」

ぐだお「? スパルタクス? 残念って何が?」

スパルタクス「無論、この後訪れる結末にだ」


スパルタクス「常日頃から言っていたと思うが私は圧政者への叛逆へのために存在し圧政者を滅ぼすために武器を振るう」

スパルタクス「ゆえに、人類を己が意思で滅ぼす魔術王は正に圧政者であり彼奴と戦うマスターは我が同胞と認識していた」

ぐだお「う、うん。それは光栄だけど」

スパルタクス「ああ、だからこそ残念だ。マスター、圧政者では『なかった』マスターよ。君とはこのまま共に歩めると思っていた」

スパルタクス「だが、令呪を使った君を、圧政を行ったマスターを見過ごすことは出来ない」

スパルタクス「それは私が私であることを否定するようなものであるがゆえに」

ぐだお「ス、スパルタクス? 一体何を?」

スパルタクス「何を? しれたこと。以前にもマスターには言っていたであろう?」チャキ



スパルタクス「マスターが圧政者となったとき私は君の首をはねる、と」ヒュン


首筋を熱い何がが走ったと思った瞬間、世界が反転した

手足の感覚がない

何一つ自由がきかない

薄れゆく意識の中で最後にみたものは



常に笑みを浮かべていた彼の悲しそうな顔だった











DEAD END




???「……………」

ぐだお(……なんだろう? 誰かが話しかけてる?)

???「…………い」

ぐだお(駄目だ。よく聞こえない。そもそも俺は何をしていたんだったか)

???「おき……いって」

ぐだお(まあいいか。それよりも今は眠い。このままゆっくりと眠りに……)

???「起きなさいっていってんでしょうがこのバカチンがー!」バチーン

ぐだお「うわあ!?」ガバッ


???「もーようやくお目覚め? 寝ていたら巨乳薄幸後輩属性の子が起こしてくれると思ったら大間違いよ?」


ぐだお「え? え? いや誰? ここはどこ?」

???「このタイガ! お前のような未熟者に名乗る名などないわ!」

ぐだお「……タイガっていうんですね」

タイガ「はっ!? この私に誘導尋問とは、やるわねあなた!」

ぐだお(100%自爆だと思うけど)

タイガ「いいでしょう。その能力に免じて質問に答えてあげる。ここは初代より続くにぶちんばかちんデッドマンの救済場。人呼んでタイガー道場なり!」


ぐだお「タイガー道場?」

タイガ「イエス! 初代といいながら最初は教室での眼鏡属性コスプレ教師だったけど型月で道場といえばコレ!」

タイガ「本当は弟子O号もいるんだけどちょっと恥ずかしがっちゃってて今回は私一人でアドバイスしてあげる」

ぐだお「? 弟子0(ゼロ)号?」

タイガ「ううん、弟子O(オー)号よ。本人の頭文字をとって名付けてあげたんだけどなかなか返事してくんないのよねー」

タイガ「おまけにこれが弟子の正装よって言って渡したら『こんなのきれるわけないでしょー!?』って拒否っちゃったのよ」

ぐだお「は、はあ」

タイガ「あ、安心して。次あなたが死んだときには無理やり着させるから」

ぐだお「ん? 死んだ? 俺が?」

タイガ「そうよー。今まではうまくかわし続けてたみたいだけど割と何度か危なかったのよ? 酒呑ちゃんなんかは選択ミスしたら本人に首へのキッス(意味深)だったんだから」

ぐだお「」


ぐだお「じゃ、じゃあ俺はもう死んでてここは天国か地獄ってこと?」

タイガ「まあそれでもよかったんだけどあなたが死んじゃったら話終わっちゃうでしょ? てなわけでここから無理やり君を送り還して話を進めるのが私たちの仕事」

タイガ「で、今回のアレだけど、まあ死因は簡単ね。彼のマテリアル一番下にも書いてあったでしょ。令呪の縛りもあまり効果なくマスターが少しでもマスターらしいことしたら叛逆するって」

タイガ「令呪は便利なものだけど使い方を誤ったら即ジ・エンド! これは昔からの鉄則よ」

タイガ「とはいっても今は令呪を使って面白可笑しく過ごしたいみたいだから相手をよく選んで、もし令呪を使うのが不味そうな相手だった場合は巌窟王相手にやったみたいに目の前でやらず誰かのせいにするのがベターね」

ぐだお「りょ、了解です」

タイガ「うむ、素直な生徒でよろしい! ではさっさとGO LIFE!」バチーン

ぐだお「うわあああああ!」










ぐだお「はっ!?」

ロマン「ぐだおくん大丈夫? いきなりぼおっとしていたけど」

ぐだお「ロマン? あ、俺生きてる?」

ロマン「え、なにその意味深な言葉? またどっかに魂だけ連れてかれてたの?」

ぐだお「いや、その、なんでもないよ」

ロマン「そう? さて、今日のマギ☆マリだけど『モードレッドに敬語を使わせろ』だってさ」

ぐだお「え? スパルタクスにじゃないの?」

ロマン「何言ってるんだい? それは昨日終わらせたじゃないか。離れてやったから特に何も起きなかったみたいだけど」

ぐだお「あ、そう」


というわけで初のDEAD ENDでした

前からムチャぶりで死ぬしかない安価だったらこうすればいいやと思ってたので満を持してお披露目

弟子オー号、いったい何マリーさんなんだ?

では

途中送信してしまった

では次の鯖選択安価


↓1~3の鯖で一番コンマが高い鯖

おき太了解

↓1~3で一番コンマが高い内容

だから高いっつーの! デートね了解!

ただ内容が内容なんでちょっと安価追加

デートの行先は?

カルデア
冬木
フランス
ローマ
オケアノス(海)
ロンドン
アメリカ
その他

↓1~3で一番コンマが高い場所で

ああそうか羅生門(京都)があったか 了解 まだ僅かにつながっていることにしよう

次回は敬語モーさんで


ではまた

どうも、昨日ちょっとやらかした>>1です

それではモーさんを始めます


ロマン「さて、今日のマギ☆マリだけど『モードレッドに敬語を使わせろ』だってさ」

ぐだお「え? スパルタクスにじゃないの?」

ロマン「何言ってるんだい? それは昨日終わらせたじゃないか。離れてやったから特に何も起きなかったみたいだけど」

ぐだお「あ、そう」

ロマン「? ホントに大丈夫かい? なんなら今日はやめとく?」

ぐだお「いや、とりあえずそのお題なら死ぬこともないだろうし行ってくるよ」

ロマン「あはは、物騒だなあ。まるで死んだことがあるみたいだよ」

ぐだお「……」ウイーン

ロマン「……あれ? もしかしてマジ?」




ぐだお「あのタイガなる人物の言葉が正しければ目の前でやるのはよくないのかもしれないけどモードレッドの場合はちょっと間近で見てみたいからしかたないよね」

シェイクスピア「おお、マスター。このような場所で如何なされましたか?」

ぐだお「あ、シェイクスピア。ちょっとモードレッドを探しててさ。どこにいるか知らないかな?」

シェイクスピア「ふぅむ。彼女なら資料室にいるのを見かけましたぞ」

ぐだお「そっか、ありがとう、行ってみるよ」

シェイクスピア「いえいえ、お役に立てて光栄です。そうだ、よろしければこの後相談に乗っていただけますかな? 吾輩、少々ネタに飢えてまして」

ぐだお「わかったよ、あとで寄らせてもらうね」

資料室

ぐだお「お、ホントにいた。おーい、モードレッド、何見てるの?」

モードレッド「ん? おおマスターか。丁度いいや。ちょっとこれ見てくれよ」

ぐだお「ん?」チラッ

【モータード・キュイラッシェ】

ぐだお「ああバイクか。そういえばドライブが好きって言ってたもんね」

モードレッド「おう。んでさ、これかっこいいと思わねえか? いいよなこれ。乗ってみてえな」

ぐだお(目をキラキラさせて見てる。こうしてると見た目よりもずっと子供みたいだな)

ぐだお「もしかしたらダ・ヴィンチちゃんに言えば作ってくれるかもしれないね」

モードレッド「マジで!? いいなそれ頼んでみようぜ!」

ぐだお「はは、そんなにほしかったの?」

モードレッド「あ? ……バッ!? ちげえよ! 別に父上が乗ってたって聞いてオレも乗ってみたいとかおそろいの使いたいとかそういうんじゃねえから!」

モードレッド「むしろオレのほうがうまく乗れるし! あ、でも別にそれで父上に褒めてもらえるかもとかは思ってねーから!」

ぐだお「あ、はい」




ぐだお(って話に乗っちゃってて本来の目的忘れるとこだった)

モードレッド「そうだよ関係ねーし。大体父上が乗ってるの馬だし。馬。……いいよなああの馬。父上と四六時中一緒とか」ブツブツ

ぐだお「令呪をもって命ずる!」

モードレッド「やっぱ処す? クラレント処す……ん? 令呪?」

ぐだお「モードレッドよ! 敬語を使い続けろ!」キィン

モードレッド「なっ!?」

モードレッド「何を考えているのですかマスター! そのようなことに令呪を使うなどと!【何考えてやがんだマスター! そんなことで令呪使うとかよ!】」

モードレッド「? な、なんですこの口調は!?【な、なんだこのしゃべり方!?】」

モードレッド「くっ、令呪の効果ですか! マスター、今すぐ令呪の解除を……おや? どこへ?【くっ、令呪のせいかよ! おいマスター! 今すぐ令呪を解きやがれ……っていねえ?】」

モードレッド「まさかさっきの一瞬で? ですが逃しません!【まさかさっきの一瞬で? でも逃がすかよ!】」ダダダ






モードレッド「ふう、いったいどこへ行ったのでしょう?【くそ! 一体どこ行きやがった?】」キョロキョロ

玉藻の前「はあ、なかなか誤解が解けてくれませんねえ。こんな時は傷心中ということでマスターに慰めてもらいましょう!」テクテク

モードレッド「玉藻の前さん! 丁度よいところに!【お、狐! いいところに来たな!】」

玉藻の前「みこん? え? あれ? モードレッドさん?」

モードレッド「すみませんがマスターを見かけなかったでしょうか? 探しているのですがなかなか見つからなくて【マスターの奴見なかったか? 探してんだけどなかなか見つかんねえんだ】」

玉藻の前「あの、それは一体?」

モードレッド「ああ、これですか? マスターが突然令呪を使ってこのようなことに【ああこれ(口調)か? マスターがいきなり令呪使いやがってこのざまだ】」

玉藻の前「なるほど、事情は分かりました」

モードレッド「そうですか。それで、マスターは……【そうかよ。んで、マスターは……】」

玉藻の前「いえ、私も今探してたところですよ『アルトリア』さん」

モードレッド「え?【あん?】」


モードレッド「あの、今なんと?【おい、今なんつった?】」

玉藻の前「ですから、丁度マスターを探していたところですといったんですよ『アルトリア』さん」

モードレッド「いえ、そうではなく、なぜアルトリアと?【いやそうじゃなくてなんでアルトリア?】」

玉藻の前「ああ、実は先日私の尻尾がマスターの令呪で私の恰好になって好き放題やらかしましてね」

玉藻の前「まあ、きっちり折檻はしたんですけど、アルトリアさんも令呪で息子さんの恰好するように言われたのでしょう?」

モードレッド(……)

モードレッド(こいつ、令呪の内容もそうだがオレと父上を間違えてやがる)

モードレッド(オレ父上を見間違えるとかこいつ頭大丈夫か?)

モードレッド(ったく、しょうがねえな。きっちりオレは父上じゃなくて円卓の騎士モードレッドだって言ってやんねえと)






玉藻の前「とりあえずこっちの方を探してみましょうかアルトリアさん」

モードレッド「ええそうですね。行ってみましょう【ああそうだな、行ってみるか】」

モードレッド(ま、まあ間違い指摘して恥かかすとか、騎士のやることじゃねえしな。こいつの名誉守るために振りをするのもしょうがねえよな)

寝落ちしてました。ちょっと今日は無理っぽいのでまた明日

では

父上と母上も礼装になってよかったねモー孩児さん

なお、胸囲の格差社会の模様

続き始めます


ジキル「やあ、玉藻の前にモードレッド。え? モードレッドじゃない? アルトリア? それはすまなかったね」



ヴラド「ふむ? 珍しい組み合わせだな。…何? アルトリアがモードレッドの服を着ているのか? しかしその恰好は寒かろう。何か繕おうか?」



フラン「ウウ! …ウ? ウウ? ウィイイ」



テスラ「ほう? 令呪でモードレッドの服を? なるほど。確かにどちらの体も魅力的でないのには変わりない故に変装も気軽ということか」







モードレッド(どいつもこいつもちょっと話しただけでオレを父上と間違えやがるとか、節穴ばっかだなここの奴らは)

モードレッド(まあオレは寛大だからそのくらいで怒ったりはしねえけどな♪ でも最後の奴は後でクラレント処す)



玉藻の前「むー、目撃証言をたどってもなかなか見つかりませんねマスター」

モードレッド「ええ、どこへ行ったのでしょう?【ああ、どこ行きやがったんだろうな?】」

玉藻の前「アルトリアさんも早いとこ元の恰好に戻りたいでしょうけどもうちょっと辛抱してくださいね」

モードレッド「え? ……ええ、わかっていますよ【え? ……お、おう、もちろんだぜ】」

玉藻の前「さて、ホントにどこへ行ったのやら……むむ、向こうから誰か来ますね、耳にピーンと来ました」




ジャンヌ「あら?」

天草四郎「おや?」


天草四郎「これはこれは、玉藻の前にモードレッドですか。あなた達が行動を共にするなど初めて見ますがどうしたのですか?」

玉藻の前「それはそちらも……という割にはルーラーとか共通点ありましたねあなた方は。ところでモードレッドさんではなくアルトリアさんですよ」

ジャンヌ「え?」

天草四郎「え?」

玉藻の前「え?」


ジャンヌ「あの、何を言っているのですか? なぜモードレッドのことをアルトリアと?」

玉藻の前「いえいえ、ですから彼女はモードレッドさんではなくアルトリアさんですって。ほら、先日私の尻尾がマスターの令呪で私の恰好をさせられていたでしょう?」

玉藻の前「あれと同じで今回はアルトリアさんがご子息の恰好をさせられてるみたいです。ねえアルトリアさん」

モードレッド「え、ええ、その通りです【あ、ああそうだぜ!】」

ジャンヌ「…………」ジー

天草四郎「…………」ジー

モードレッド(あ、あれ? なんでこいつら黙ってこっちをじっと見てんだ?)

モードレッド(ほかの奴らはすぐに納得してオレを父上と間違えてたってのに)

モードレッド(ん? そういやこいつらルーラーって他のサーヴァントと違うスキル持ってたよな? なんだったっけ?)

モードレッド(確か、そうだ、真名がわかるっていう普通の聖杯戦争なら反則みてえな能力……!?)

ジャンヌ「えーっと、その」チラチラ

天草四郎「…………ふむ」

玉藻の前「?」

モードレッド(やばい)ダラダラ


玉藻の前「どうかなさったんですお二人とも訝しんで? 何か変なことでも?」

ジャンヌ「いえ、変なことと言いますか、その」

モードレッド(うわあああやばいやばいやばい、これバレてる絶対バレてる畜生どうするどうするくそ!)

モードレッド(いや別にこいつらにばれたからってどうってことはねえけどさっきまでのオレと一緒にいた狐からしたらまるでオレが父上と勘違いされて喜んでたみてえじゃねえか!)

モードレッド(ちげえから! これは最初に勘違いしたお前に恥をかかせないためであって断じてそういうんじゃねえから!)

モードレッド(ああでもそんなの後から言ったって嘘っぽいよなくそうマジでどうするどうするどうする!?)

天草四郎「なるほど、そういうことですか。あまりに似ているので全然区別がつきませんでしたよ」

モードレッド「え?【え?】」

天草四郎「そうは思いませんか聖女ジャンヌ?」

ジャンヌ「天草四郎? 何を言って……ああ、そうですね! やはりこうしてみると親子なのだと思いますよ!」

玉藻の前「ですよねー。さすがはアルトリア顔と言われるだけはありますよね」

モードレッド(あ、あれ? ばれてない?)


モードレッド(それともわかっててやってる? ええいどっちにしろあんまりこいつらと一緒にいない方がよさそうだ!)

モードレッド「ところでお二人ともマスターを見かけませんでしたか? 令呪の件で探しているのですが【ところでお前らマスター見なかったか? 令呪のことで探してんだけどよ】」

ジャンヌ「マスターですか? 彼なら先ほどシェイクスピアの部屋に入るところを見ましたけど」

モードレッド「そうでしたか。あなた方に感謝を。では参りましょう【そっか、教えてくれてありがとよ! んじゃいくか!】」スタスタ

玉藻の前「あ、ちょっとアルトリアさん? すみませんねお二人とも。アルトリアさんはやく令呪解いてもらいたいみたいで、私もこれで失礼させてもらいます」

天草四郎「いえ、おきになさらず」

玉藻の前「それでは。ちょっとお待ちくださいなアルトリアさん!」テテテ



ジャンヌ「……なんだったのでしょう? 令呪は確かに使われていたようですが」

天草四郎「ふふ、なんだったのでしょうね」クスクス


モードレッド(ふう、危ないとこだったぜ)

玉藻の前「それにしても皆さんに間違えられて大変ですねぇ。まあ無理もありませんが」

モードレッド「……それほど私たちは似ているのでしょうか?【そんなにオレたちは似てんのか?】」

玉藻の前「え? 何をいまさら。ぶっちゃけあなた達、服装と口調を同じにしたら見分けそうそうつきませんよ」

モードレッド「そう、ですか【そうかよ】」

モードレッド(オレと父上が似てる、か)

玉藻の前「? 珍しいですね?」

モードレッド「? 何がですか?【何がだよ?】」

玉藻の前「いえ、この手の話をするとアルトリアさん決まって不機嫌になるじゃないですか」

モードレッド「ッッッ!?」


モードレッド(オレと似てるという話をすると父上は機嫌を悪くする?)

モードレッド(なんだよ、それ。親子ってことどころか似てるだけでも嫌なのかよ)

モードレッド(そんなにもオレのことが嫌いなのかよ!)グッ



玉藻の前「まあ不機嫌というよりどうしていいのかわからないだけなのでしょうけど」



モドレッド「……え?」


玉藻の前「そりゃあ気持ちはわかりますよ? 生前のいざこざを考えればすんなり仲直りする方がどうかしてますもの」

玉藻の前「インド共しかり、発明家共しかり。ブーティカさんだって表面上は笑ってますけど完全に吹っ切れてるわけじゃありませんし」

玉藻の前「私だってあのイケモンがいきなり此処に召喚されたらちょっとどうしてくれようかわかりませんから」

玉藻の前「でも、本来ならもう2度と会うことのなかった相手と出会うだなんてまさに奇跡のような逢瀬ですよ?」

玉藻の前「出会ったこちらがそうであるように相手も正直戸惑うに違いありません」

玉藻の前「その先にあるものがさらなる憎悪にしろ和解にしろ今一度しっかりと自分の中の答えを見出すのも悪くはないんじゃないでしょうか?」

モードレッド「……たとえ、たとえそうだとしても相手がそれを拒絶していたら?」

玉藻の前「そんなのは答えを出してから考えればいいんです! まずは自分の気持ち。相手の気持ちを優先させるのはいかにも良妻的思考ですがそれも確固たる己の信念あってこそ!」

玉藻の前「だからまずは焦らずに自分がどうしたいかを見つけていくのはどうでしょう?」

モードレッド「……考えておく」

玉藻の前「ええ、それがよろしいかと」

モードレッド(……オレがどうしたいか、か)


玉藻の前「さて、話しているうちにシェイクスピアさんのお部屋につきましたね。ではさっさと令呪を解いてもらいましょうか」ウィーン

玉藻の前「マスター? いらっしゃいます?」

モードレッド(あれ? そういやこの狐の前でマスターに会ったら令呪の内容とかバレんじゃね?)

モードレッド(……よし、マスターが余計なこと言わねえようににらみつけて令呪を解除してもらったらそのままこっから逃げてやり過ごそう)



シェイクスピア「ふぅむ、やはりマスターの話は刺激的ですな。しかしまだ少し足りない。今の吾輩としてはこう、喜劇的なネタを欲しているのですが道化の話はありませんか?」

ぐだお「うーん、メフィスト系ならいくつかあるけど、あれ? 玉藻? どうし……あ」ビクッ

モードレッド「……」ギロッ

玉藻の前「もうマスターったら、アルトリアさんに令呪をかけたまま放っておくなんてひどいじゃないですか?」

ぐだお「あ、ごめん!」

シェイクスピア「……アルトリア? 彼女はモードレッドでは?」

玉藻の前「いえ、それは令呪によって服装を変えさせられてるだけですって。ねえアルトリアさん」

モードレッド「おう、そうだぜ!」

ぐだお「え?」

シェイクスピア「え?」

モードレッド「あれ?」




モードレッド「あれ? なんで、口調、戻って?」

モードレッド(そういやなんか喉の違和感がいつの間にか消えてる……ってことは!?)

モードレッド「令呪の効果が消えやがったのか!?」

シェイクスピア「むむむ、マスター、いったいどんな令呪を使ったのです?」

ぐだお「いや、敬語を使え、とだけ」

シェイクスピア「しかし玉藻の前は親であるアルトリアと認識していた。これはつまり……」

シェイクスピア「敬語、令呪、玉藻の前、先日のタマモ事件、アルトリアの普段の口調……」

シェイクスピア「なるほど!『人間とはなんという傑作だろう!』【What a piece of work is a man! 】」

ぐだお「え? あれでどういうことかわかったの?」

シェイクスピア「ええマスター。ああ失礼、吾輩、今とてもよい喜劇が書けそうなのでそろそろよいでしょうか?」

モードレッド「おい待て。喜劇ってなんだ? 何を書く気だてめぇ!?」

シェイクスピア「それは勿論事実を元に脚色した一人の道化のお話ですが? ああそうそうネタの提供ありがとうございます。お礼にこの言葉をあなたに送りましょう」

シェイクスピア「『父親というのは、自分の子どものことは分からないものだ』【It is a wise father that knows his own child.】」

モードレッド「!? う、うるせー!」

シェイクスピア「はははしからばごめん!」ダッ

モードレッド「待ちやがれ…っていねえ!? マスターといいなんでどいつもこいつも逃げ足はええんだよ!?」ダッ



ぐだお「……いやここがシェイクスピアの部屋なんだけど何処行く気だろう?」

玉藻の前「おやまあ、アルトリアさんだと思ってましたけどまさかモードレッドさんだったとは、このタマモの目をもってしても見抜けませんでした」

ぐだお「……本当は途中から気付いてモードレッドに合わせてあげてたんじゃないの?」

玉藻の前「いやですねえマスターは? タマモの事疑うんですかぁ?」

ぐだお「……いや」

玉藻の前「それよりもこの後ちゃんとモードレッドさんにお詫びをしてあげてくださいよ? マスターは面白半分かもしれませんけど恥をかいたのはモードレッドさんなんですから」

ぐだお「そうだね。とりあえずダ・ヴィンチちゃんにバイクの製作依頼でもお願いしてくるよ」










後日

モードレッド「まったく、この馬鹿マスター! ふざけた命令しやがってまったく!」カチャカチャ

ぐだお「うん、ごめんね」

モードレッド「うるせー! 謝ったってしばらくはこのバイクの後ろにも乗っけてなんかやんねーからな!」カチャカチャ




しばらくしたら乗っけてくれるのか、と思いながら彼女の機嫌が直るまで謝り続けることとなった


とりあえずここまで。ちょっと長かったかもだけどモーさんへの愛が止まらなかったので許して


ではストック安価

↓1~3の鯖で一番コンマが高い鯖

フランちゃん ウ フ フ

↓1~3で一番コンマが高い内容

遊園地デートか。しかしどこにあるんだ? シミュレーションルームかな?


次はエイリーク、その次が沖田で行きます

あと余談ですがここのぐだおは性転換の魔術を持つ具田ぐだおであり一般人のぐだ夫とは別人ということで

ではまた

エイリークのネタが全然思いつかないんで明日までに思いつかなきゃさらっと書いちゃうことにします

よって今日も投下はなしです

しかしwhea uncorrectable error ってなんやねん
マジでPC壊れたかと思ったわ

買って2か月もしないのに故障とか勘弁してほしい>>1です

エイリーク、いいネタ思いつかなかったんでさらっと書いちゃいます

では始めます


ロマン「さて、今回のお題は『エイリークへ狂化解除』だって」

ぐだお「……バーサーカーの狂化解除かあ」

ロマン「どうかしたのかい? 似たようなのなら前にスパルタクスでやってたと思うけど?」

ぐだお「うん、だから心配というか、まあ正気に戻ったエイリークはたまに見たことがあるから大丈夫だとは思うけど」

ロマン「うーん、そんなに不安ならやめとくかい?」

ぐだお「いや、戦闘服着ていくからいざとなったらガンドで止めてその間に離脱する」

ロマン「そ、そう。そこまで忠実に守るぐだお君に敬意を表するよ」

ぐだお「ありがとう、じゃあ行ってくる」

ロマン「うん、おやつに肉まん用意しておくから終わったら来るといいよ」




ぐだお「さて、うまくいけばいいけど。俺自身にガッツつけられれば楽だったんだけどなあ」スタスタ

エイリーク「ヌウゥゥゥ…」

ぐだお「あ、いたいた、エイリーク!」

エイリーク「エエ…イ…アア」

ぐだお「うん、やっぱり会話は通じないね。さて、少し距離を取ってと」

ぐだお「令呪をもって命ずる! エイリークよ! 正気に戻れ!」キィン


エイリーク「ウグゥ!?」


ぐだお「…ど、どうかな? エイリーク? オレの言葉がわかるかい?」オソルオソル

エイリーク「む、むう……お、おおマスター、まさかこうしてまともに話ができるとは思わなかったぞ」

ぐだお「あはは、俺もこうしてエイリークと話ができてうれしいよ」

ぐだお(あ、よかった。まともそうだ)

エイリーク「確か以前わずかに会話できたのは我が妻グンヒルドが力を貸してくれた時だったか。他の狂戦士は会話すらままならんのだからまったくグンヒルドには頭が上がらんなあ」

ぐだお「そういえば前にエイリークを通してグンヒルドさんが通信を行ってきたことがあったよ。我が夫を使役するなど命をもって償わせるとか」

エイリーク「ははあ、アレは私のことに関してはいろいろとやりすぎるきらいがあるからなあ」

ぐだお「発言の内容にも驚いたけどそのあとの魔獣召喚を座にいながら現世に行うって相当凄腕の魔女だったんだね?」

エイリーク「まあなあ。今もそうらしいがあの頃のグンヒルドの名は中々に恐れられていたからなあ」

エイリーク「だがいい女であったぞ。私の死後に血塗られた生涯だった私を讃えるために詩を残してくれたりな」

ぐだお「ああ、『エイリークルの言葉』だっけ? 今じゃ最初の部分しか残ってないらしいけど」

エイリーク「うむ、ぜひ妻の口から聴いてみたいものだったなあ」


ぐだお「こうして話してるとエイリークも愛妻家のサーヴァントなんだね」

エイリーク「そうさなぁ、敵対しているものからすれば正に悪名高い魔女だったろうが私には愛しい妻だったからな」

エイリーク「それに世間で言われるほど血も涙もないわけではないぞ? 例えば昔こんなことがあってな」

ぐだお「こんなこと?」

エイリーク「うむ、息子たちがまだ幼いころに【ピー】と【ピー】で【ピー】【ピー】たら【ピー】【ピー】となり【ピー】【ピー】たのだ」

ぐだお「……今なんて?」

エイリーク「ん? だから ピーガガガガ、ピー、ピピピガガガピー」

ぐだお「え? バグった?」

エイリーク「ガガ、ガガガガ、ピー」

ぐだお「しっかりしてエイリーク! そのままだと実はロボとかのうわさの真実味が増しちゃうから!」

エイリーク「ガ、ガガ……よし」

ぐだお「あ、よかった。もとに戻ったん」

エイリーク(?)「我が夫に令呪を使うとはいい気なものだなこの不埒者めが」

ぐだお「え? あれ、まさかグンヒルドさん?」

エイリーク(グンヒルド)「ふん、先に言ったように事情が事情だ。だが我が眼は常にそちらを観察しているということを忘れるな」

エイリーク(グンヒルド)「不敬なことをすればその首即刻腐り落としてくれるわ」

ぐだお「は、はい。でも別に変なことを話していたわけでは」

エイリーク(グンヒルド)「ほう? では妾の話をしていたのはなんだったのだ?」

ぐだお「え? いやアレはエイリークの奥さん自慢であって」

エイリーク(グンヒルド)「黙れ。妾は他人に妾の話をされることを好かぬ」

エイリーク(グンヒルド)「令呪の効果もこれで切らせてもらう。今後余計なことは話すな」

ぐだお(そっか、さっきの会話中におかしくなったのは聞かれたくない話だったのか)

ぐだお(英霊の隠れた逸話とかもしかしたら弱みになるかもしれないし当たり前と言えば当たり前か)

ぐだお「はい、わかりました」

エイリーク(グンヒルド)「そうか、あとさっきの夫が言った息子達が犬と戯れておる時に妾も一緒に遊んでやろうと近づいたら妾の魔力に犬どもが怯えてしまい息子達からどっか言ってと言われ妾が涙目になったなどということは断じてない、いいな?」

ぐだお「ア、ハイ」

なんだか微妙な弱みを握ってしまったような気がしたぐだおだった

短いけどエイリークはここまで

正直ストーリーでもコロス!とかしか言っておらず掘り下げも少ないエイリークさんは不遇だと思います

では恒例のストック安価

↓1~3の鯖で一番コンマが高い鯖

ジャックちゃん了解

↓1~3で一番コンマが高い内容

男の人はお父さんと呼ぶこと

あ、ほんとだ。リリィだった!

あー、お詫び&ストック増える分にはいいからジャックもやるか

まずメディアリリィから

↓1~3で一番コンマが高い内容

リリィに娘になれ、と。了解

では次にジャックちゃん

↓1~3で一番コンマが高い内容

ただしコンマ81未満の場合は>>564

エミヤさんが「ジャックが一番ドキドキした」と言ってたって噂を流してきて

81未満なので男の人をお父さんと呼ぶことに決定
>>574 なんて恐ろしいことをwww


ストック確認

アルテラ:カラオケ ただしいつやるか未定
沖田:羅生門(京都)にデート
フラン:遊園地デート
メディアリリィ:娘になること
ジャック:男の人をお父さんと呼ぶこと

というわけで次回は沖田さんですよー

アルテラはもしかしたら別スレ立ててやるかもです

ではまた


なんでや! あいつ(の元になった人)イリヤの水着に一番ドキドキする奴だから間違ってないやろ!

デートネタ書こうとして気付いた

俺に甘い展開はかけない、と

なんでどうにも思いつかなかったら明日つまらない展開かもしれないけど書きます

では

ポケモンGO「なんでお前勝手にGOとか名乗ってんの?改名しろよ」
FGO「エッアッソノ…」

なるほど、FateGOはポケモンGOのパクリ、つまりこんな感じか

『野生の茨木童子があらわれた!』

 からみつく
→したでなめる
 かたくなる
 つのでつく

『やったー! 茨木童子をゲットしたぞー!』

こんな感じですかね? ちなみにこれを五回ほどやってあきらめてた時に詫び石の単発で頼光さん来てくれました

では始めます。ただし眠いので寝落ちするかも

 


ロマン「はあ、働きたくないなあ」

ぐだお「え? ロマンって働いてたの?」

ロマン「うわあ予想外の切り返しだなあ。それはともかく、職員のバイタルチェックやレイシフトの管理とかボクもいろいろやってるじゃないか」

ぐだお「そういえばそうだったね。最近マギ☆マリと遊んでばっかりだったから」

ロマン「それは否定しないけど」

ぐだお「しないんだ」

ロマン「……ごほん、さて、今日のお題は『沖田総司とデートせよ』だって」

ぐだお「沖田さんとかあ。どんな感じになるかなあ?」

ロマン「うーん、ぐだぐだになるんじゃない? というか随分不安げだね? 彼女なら危険はないと思うけど」

ぐだお「そもそもデート自体経験ないからさ。うまくできるかどうか」

ロマン「ははは、まあいい経験だと思って楽しんでくればいいと思うよ」

ぐだお「そうだね、じゃあ行ってくる」

ロマン「うん、行ってらっしゃい」


沖田「ふーんふーんふふふーんふふふふふふーふん」テクテク

ぐだお「やあ沖田さん、鼻唄歌ってご機嫌だね」

沖田「おやマスターおはようございます。ええ、実はなんと朝飲んだお茶に茶柱が立ってたんですよ茶柱が! これはきっといいことありますよー!」

ぐだお「(ちっちゃいことでホント嬉しそうだなあ)そんな沖田さんにちょっとお願いが」

沖田「なんですマスター? マスターのお願いなら沖田さんなんでも聞いちゃいますよ!」

ぐだお「それじゃあ遠慮なく、令呪をもって命ずる! 沖田総司よ! 俺とデートしてください!」キィン

沖田「……? あの、でぇと? ですか? それは一体?」

ぐだお「え? ああ、そうか意味が通じてないのか。えーっと、そうだね、なんていうか、そう逢引き! 逢引きしよう!」

沖田「…………は?」

ぐだお「あれ? これでも通じてない?」

沖田「あ、逢引き? 私とマスターがですか!?」

ぐだお「う、うんそうだけど」

沖田「あわわ、そ、そんな私なんかじゃッッッ!?」キィン

沖田(れ、令呪による縛りで断れない! ということはマスターは本当に私と!?)

ぐだお「だ、大丈夫?」

沖田「は、はい! ええわかりましたよ。それがマスターの願いならばこの沖田さん覚悟を決めましょう!」

ぐだお「そ、そう。それじゃあ行く場所だけど前の羅生門の特異点が京都だしそこに行こうか?」

沖田「はい! ……あ、マスター、すみませんが出かける前に少々お時間をいただけませんか?」

ぐだお「? まあ問題ないよ。それじゃカルデアスの前で待ってるね」

沖田「はい、すぐ準備しますのでそれでは!」ダダダ

ぐだお「あ、行っちゃった」






ダダダ

ウィーン

信長「おお、おき太、ちょっとこの煎餅茶うけにもらっておるが構わんな」バリバリ

沖田「なんで私の部屋に当たり前のようにいるのかとかはもうどうでもいいです。それより私の1臨の時の着物と袴とブーツ知りませんか!?」バタバタ

信長「なんじゃ藪から棒に? 既に羽織まで見つかったんじゃから今更いらんじゃろ?」

沖田「何言ってるんですか!? これからマスターと逢引きするんですよ! 仕事着で行けるわけないじゃないですか!」バタバタ

信長「ん? なんじゃと?」

沖田「ですから逢引きですよ逢引き! ああどうしましょう、もしかしたら出会い茶屋に行くこととかあるんでしょうか? あー土方さんにその辺よく聞いておくんでした!」

信長「だからあいびきとかであいちゃやとか何のことじゃ」※どちらも江戸時代発祥です

沖田「あ、ありました! 急いで着替えて、よし! それじゃ行ってきます! あ、それとお茶請けは煎餅とかはいいですけどエミヤ印の大福食べたら首はねますから」ダダダ

信長「……是非もないよね」ポツーン


ごめんなさい! 眠い! 続きは明日かきあます

であ

日本での知名度補正は高そうですけどね沖田さん

余談ですがぐだおは男女で遊びに行く程度の考えで逢引きと言いましたが江戸時代における逢引きとは想い合う男女の愛の密会みたいなもんでして、まあそういうことが当然候補に入ります

では始めます


カルデアス前

ぐだお「うーん、お題とはいえやっぱり緊張するなあ」

バタバタバタ

沖田「す、すみません。お待たせしましたっ!」

ぐだお「あ、沖田さん、ううん全然待ってないよ」

ぐだお(あ、なんか今のデートっぽいかも)

沖田「そうですか、急いではいたのですが服がなかなか見つからなくてすみません」

ぐだお「そういえばその恰好久しぶりだね。カルデアに来た時の服だよね?」

沖田「は、はい! ……あ、あのー、もしかしていつもの服のほうがよかったでしょうか?」

ぐだお「ん? いや、いつもの沖田さんの恰好もカッコよくていいけどその服装もかわいらしくて素敵だと思うよ。沖田さんの髪の色にも合ってて似合ってる」

沖田「え、えへへ~、そうですか~、よおし! なんだか気合入ってきましたよお」

沖田「さあマスター、京へ行くんでしたね。お任せください。なんせ京は私の活動拠点でしたから珍しいものを売ってるお店からおいしいお団子屋までどこでも案内しますよ!」

ぐだお「うん、期待してる。それじゃあ行こうか」

沖田「はい!」




数十分後

沖田「こ、こんなはずではッ!!」フルフル

ぐだお「まあよく考えれて見れば沖田さんが活躍してたのは幕末の頃で平安の京じゃ全然街の造りも違うよね」

沖田「うう、せっかくマスターに京のよさを知ってもらおうと思ったのに」

ぐだお「でもこうやって沖田さんと一緒に歩くのも俺は楽しいと思うよ」

ぐだお(一生懸命案内しようとする沖田さんもかわいかったし)

沖田「せめて、せめて何か甘味を売ってる店は」キョロキョロ

沖田「あ、マスター! あそこ見てください! あそこ、あぶり餅が売ってますよ!」

ぐだお「? 確かに何か売ってるね」

沖田「ええ! あそこは私たちの時代にもありましたよ。行ってみましょう!」クイ

ぐだお「わっと、ちょっと待ってって沖田さん」タタタ


沖田「んー、おいしい。これですよこれ!」

ぐだお「へぇ、初めて食べたけど甘い味噌だれの御餅か。さっぱりしてて香ばしいしおいしいね」

沖田「でしょう! 一口大ですからいくらでも食べちゃいそうですよね。……ま、まあお給金を甘味とかに使いすぎて土方さんや斉藤さんに怒られたりしましたが」

ぐだお「あはは」

ぐだお(こうしてみるとホントに普通の女の子だよなあ。これがあの幕末における人斬り集団と恐れられた新選組の天才剣士とは思えないや)

沖田「? マスター? 私の顔になにかついてます?」

ぐだお「いや、別に……あ、口元にたれついてる」

沖田「え? ここですか?」

ぐだお「ううん、そっちじゃなくてこっち」チョイ

沖田「!?」

ぐだお「ん、やっぱ甘いね」ペロ

沖田「!!?」

ぐだお「あれ? どうしたの?」

沖田「いいいいいえいえいえいえ! なんでもありません、ええなんでもありませんとも!」

ぐだお「? そう?」

沖田(な、なんでしょう? 胸がバクバク言ってます。昔近藤さんに頬に米粒ついてるといわれた時はこんなにドキドキしませんでしたよ!?)


ぐだお「さて、これからどこいこっか?」

沖田「そうですね、土方さんなら出会い茶屋の場所とかもいろいろ知ってたんでしょうけど…あ、いや、この時代にはないんでしたか」

ぐだお「? 行く当てないならオレの方から提案してもいい?」

沖田「あ、もちろんです。どこでもお供しますよ」

ぐだお「じゃあちょっと歩くけど行こうか」テクテク

沖田(しかしこの時代の人間でもないマスターが行きたい場所なんてあるんでしょうか?)







ぐだお「どうかな、これ?」

沖田「わ、わあ」

沖田(マスターの問いかけにもまともに返すことができなかった)

沖田(そのくらいに今、私の目の前に広がる光景は言葉を失わせるものだったからだ)

ぐだお「うん、どうやらお目にかなったみたいでよかったよ」

沖田「ええ、本当に驚きました。ここまで見事な桜は初めてかもしれません」

沖田(マスターが案内してくれた場所。それは郊外に広がる見事なまでに咲き誇る桜並木だった)


ぐだお「いやあ、前の茨木童子との戦いの時はゆっくり見ている暇もなかったしね。改めてこれてよかったよ」

沖田「……もしかして、これを私に見せるために逢引きを?」

ぐだお「ん? いやそれだけじゃないけど前にこれを見たとき沖田さんのことが思い浮かんでさ」

ぐだお「ぜひ見せてあげたいな、って思ったんだ」

ぐだお(桜セイバーって呼ばれてるみたいだしね)

沖田「そ、それってあの、それって!」

沖田(ど、どうしましょう、さっきから顔が熱くてマスターの顔がみられません)

沖田(胸もさっき以上にドキドキして、これって、また体調わるくなったんでしょうか?)

沖田(そ、それとも清姫さんが言ってたようなアレでしょうか?)




清姫『誰かのことを考えただけで顔が熱くなったり胸が高鳴るですか? それは決まっていますわ。恋です。焦げてしまいそうなほどに燃え上がるこの想い。これを恋と言わずなんというのでしょう? かくいう私も旦那様のことを思うだけで口から火が出てしまいそうです』



沖田(これが、恋? それともただ単に体調不良? 一体、どっちなんでしょう?)

ぐだお「あれ? 沖田さん?」

沖田(恋? 病気? 恋? 病気? コイ? ビョウキ?)グルグル

ぐだお「おーい沖田さん?」

沖田(いえ、きっとこれは、この感覚は!)

沖田「ガフッ!!」

ぐだお「うわあ!? 吐血!? え、ちょっと大丈夫!?」




士郎「女の子の口元に付いていたやつを食べるとかとんだスケコマシだな…」

志貴「見ていて恥ずかしくなるな、全く」


沖田「……ん? あれ? 私一体?」

ぐだお「あ、おきた?」

沖田「え? へ? な、なんで私マスターに背負われて!?」

ぐだお「いや、さっきいきなり血を吐いて気を失っちゃったからさ。レイシフト地点まで今戻ってるところだよ」

沖田「あ、そういえばさっき……ってすみませんマスター! もう大丈夫ですのでおろしてくれて結構です!」バタバタ

ぐだお「うわっと、いや、さっきまで気を失ってたんだから無理しちゃだめだよ。それに今日外に連れまわしたのは俺のせいなんだからこのくらいの甲斐性は持たせてよ」

沖田「で、でも、その、重くはありませんか?」

ぐだお「全然、むしろ軽すぎて心配になるくらいだよ」

沖田「そ、そうですか」

ぐだお「うん、まあもう少しで拠点に戻れるから少し我慢してて」テクテク

沖田「……はい」



沖田(そのままマスターは何も言わず黙々と歩き続けていました)

沖田(それにしても、血を吐いて倒れた、ですか)

沖田(ということはやっぱりさっきのアレは恋じゃなくて病気だったんですね)

沖田(そうですよね、私みたいな人斬りが恋だなんてありえませんよね)

沖田(……でも、なんででしょう?)





沖田(こうしてマスターに背負われていると、またドキドキしてきて、それでいてとても心地いいのは?)

沖田(ああ、でも今はその答えを出すのはやめましょう)

沖田(今はただ何も考えず、この予想よりも広くて暖かい背中に身を預けていたいです)

ここまで! いやーうまくかけた気がしない! でもここまで!



なお、ぐだおが黙々と歩いてた理由

ぐだお(やばい! 柔らかい! 背中に柔らかな感触が! マシュほどじゃないけど柔らかな感触が! ええい煩悩退散煩悩退散色即是空空即是色!)


こんなんでした


ではいつものストック安価


↓3までで一番コンマの高い鯖

ヒッポメネスの奥さんのアタランテさん了解


内容安価
↓3までで一番高い内容

アルテミス様と一緒

大丈夫、アタランテの信仰心なら大丈夫、たぶん

さて、次はフランとのデート
>>639
一度に5人や3人とデートしようとした君たちには言われたく……言われたく……あれ? すぐに次の子とデートしようとしてるぐだおも割と先輩最低です?

まあ、よしとしましょう

ではまた

あと数時間以内に素材を集めきれるか

つらいわー 1万分の石と返却石で回したら
オジマン×1、ニトリクス×1、ランスロット×2、静謐×2、俵×3、起源弾×1、援護射撃×3、ダヴィンチ×1、ゴールドフィッシュ×1あたる自分の豪運がつらいわー






という夢を見たんだ


現実? 当たった内容はあってますよ。一行目に嘘があるだけです

明日時間できたらフランちゃんとウフフします

では

第2部全然進めてなかったんでイベ終わったら書きます

あ、弓トリアは無事宝具5になりましたがマリーンズがなぜか一枚も落ちませんでした

久しぶりでうまく書けないかもしれない
そもそも寝落ちしそうだ

それでも投稿してもいいよね?

ではフランと遊園地デート始めます


ぐだお「もう夏も終わりだねー」

ロマン「なに言ってるんだい? まだまだ夏はこれからじゃないか」

ぐだお「そうだっけ? カルデアの外は年中雪だらけだしレイシフト先に別荘でもあればまだわかりそうだったんだけど」

ロマン「あはは、そんなものはカルデアにはない。いいね?」

ぐだお「あ、はい」

ロマン「さて、それじゃあ今日もやるかい?」

ぐだお「ああ、お願いするよ」

ロマン「了解だ。さて、今日のマギ☆マリのお題は…『フランケンシュタインと遊園地デートせよ』だって」

ぐだお「デートはこの前沖田さんともやったからわかるけど遊園地?」

ロマン「うーん、どこかレイシフト先に遊園地があるところなんかあったかな?」

ぐだお「冬木は?」

ロマン「第4次の特異点ならともかく普段行ける冬木は既に焼却されちゃってて無理だね」

ぐだお「そっか。……そもそも遊園地って思いっきり電力無駄遣いしてるからフランあんまり楽しめないんじゃ?」

ロマン「それもそうだね。それじゃあこのお題はなしの方向で…」




??「その必要はないッ!」

????「その必要はあるまい」

????「ローマッ!」




ぐだお「だ、誰だ一体!?」


ネロ「余だ!!」

カエサル「私だ」

ロムルス「ローマである」







ぐだお「あ、うん知ってた」


ぐだお「それで? 皇帝様達がそろって一体どうしたの?」

ネロ「うむ! 最近伯父上が構い倒してきて面倒になってな。何かいい方法はないかとお二方に相談しつつマスターのもとへ向かっていたら何やら面白そうな話が聞こえてきたではないか」

ネロ「遊園地とはとても華やかなものと知識にはあるが見たことはない。それが見られるのならば余も見てみたい!」

ぐだお「いや、だから行きたくてもその遊園地がないんだってば」

カエサル「やれやれ、これはまた随分つまらぬことを言うではないかマスター?」

カエサル「ここはカルデア、奇跡をその内に潜めた英霊たちがごまんといるところだぞ?」

カエサル「ならば実物でなくともそれを模倣した設備を用意することも不可能ではあるまい?」

ロマン「た、確かにサーヴァント皆の力をいろいろ借りればそれっぽいのは出来るかもしれないけど場所はどうするんだい?」

ロムルス「ローマである」

ぐだお「あ、レイシフトして使っていいってこと?」

カエサル「無論、影響を及ぼさぬ範囲でだがな」

ネロ「よおし! そうと決まったら早速準備に取り掛かるとしよう! 勿論余がプロジェクトリーダーだな! 黄金の劇場すら立てたこの余の手腕、とくと期待しているがよいぞマスター!」タタタ

カエサル「では私は適切な人員の収集と運用を行うとしよう。なに、心配する必要はない。このような面白、もとい人のためになることに手を抜いたりはせんよ」スタスタ

ロムルス「遊園地もまた、ローマである」ロマロマ



ロマン「……どうする? 任せちゃっていいの?」

ぐだお「強いていうなら、賽は投げられたかな?」



数日後


ネロ「できたぞ! 我ながら見事な出来といえよう。全く、余は自分の才能が怖いぞ」

カエサル「こちらもほかのサーヴァントたちをスタッフとして各所に配置した。皆実に快く引き受けてくれたぞ」

ロムルス「それもまた、ローマだ」


ロマン「まさか本当にやるとは思わなかった」

ぐだお「まあここまでやってくれたんだしフランを誘って楽しんでくるよ」

カエサル「うむ、ちなみにスタッフとして参加しなかったサーヴァントたちの中には客として楽しもうとしている者たちもいる」

カエサル「当然入場料および乗り物代は徴収するつもりだがマスター達は特別会員ということで格安としておいた」

ぐだお「あ、ただじゃないんだ」




ぐだお「と、いうわけでフランちょっといい?」

フラン「ウ?」

ぐだお「令呪をもって命ずる! フランケンシュタイン、遊園地でデートしよう!」キィン

フラン「ウウ?……ゆう、えん、ち?」

ぐだお「うん、いろんなものがあって面白い場所だよ。一緒に楽しもう」

フラン「……ウゥ♪」

レイシフト ローマ



ぐだお「さて、いったいどんなものかと思ってはいたけど」


                    __ _r‐z  _rz_  ,-;_                       _;-,  _rz_  r‐z_ __
              rv‐' |_|  |__|  |_「  | r-i                       r-i |  1_|  |__|  |_| '‐v、
              |             ^  `i.  _rz_  _rz_  _rz_  _rz_ ;i"  ^              |
              |                |_|  |_|  |_|  |_|  |_|                |
              |                |               |                |
              |                |      。 ― 。       |                |
              |                |   。<   ___   > 。  |                |
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              |                |  _rz_  _rz._  _rz_  _rz_ |                |へ、 ,.へ ,.へ. ,.へ
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  ,.へ ,.へ ,.へ  ,.へ|                |               |                |
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 ┴゙┴―──┴―― |                |___l|       |l____|                | ――┴──―┴゙┴
              L...._________....」               L...._________....」






ぐだお(てっきり移動式のカーニバルみたいなの想像してたけど予想以上に本格的だ!)

フラン「ウ?」

ぐだお「ああうん、ごめん、それじゃはいろっか?」


クー・フーリン「へーい大人二人で5000QP、ってマスター達か。じゃあ割引で1000QPな」

ぐだお「うん、すごく自然すぎてスルーしそうだったけど何してるのクー・フーリン?」

クー・フーリン「ああ? そりゃみりゃわかんだろ。もぎりのバイトだよバイト」

ぐだお「……カエサルに頼まれて?」

クー・フーリン「いや、これは師匠の命令でな。『建設の手伝いもせぬのならせめてそのくらいはせんかこの馬鹿弟子が』ってな」

ぐだお「ああこれスカサハさんも協力してるのか。通りで立派だと思った」

クー・フーリン「中もいろいろすげえぞ? 電気をなるべく使わないようにってのがコンセプトらしい」

ぐだお「そっか。うん、なんかホントにわくわくしてきた」

クー・フーリン「おう、そっちの嬢ちゃんもうまく楽しませてやんな。ほれ、これ乗り物券、サービスで分けてやるよ」

ぐだお「ありがとう。じゃあ行こうかフラン」

フラン「ウ!」




クー・フーリン(ま、あの嬢ちゃんはマスターと一緒ならどこでも楽しそうだけどな)


ぐだお「さて、やっぱ遊園地と言ったらメリー・ゴーランドだよね」

フラン「アー、ウー?」

ぐだお「ああ、ええっと回転木馬とも言って馬とかがいっぱい並んでてそれに乗ってぐるぐる回るのを楽しむ遊具だよ」

フラン「ウウ……?」

ぐだお「まあ、見た方が早いかな。ええっと地図によると、あ、あそこだね。ほら、馬がいっぱい並んで……」




ブケファラス「ブルル」

ラムレイ「ブフウウウ」

ドゥン・スタリオン「ヒヒーン」







ぐだお「馬がいっぱいー!?」


ぐだお「何してんの君たち!?」


ブケファラス「ブルル(主に頼まれたので)」

ラムレイ「ブフウウウ(行けと命じられたので)」

ドゥン・スタリオン「ヒヒーン(人参おいしかったです)」


ぐだお「一頭エサでつられてるけどようは皆からメリー・ゴーランドの馬役やれって言われたのか」

ぐだお「いや確かに電気使わないって言ってたけどそうこと? まさかこの遊園地みんなこんなこんな感じなの?」

フラン「ウウ?」

ぐだお「あ、ごめんいきなり騒いで。えーっと、どうしようこれ」

フラン「ウ、ウ」クイクイ

ぐだお「え? 乗りたいのこれ?」

フラン「ウウ」コクン

ぐだお「ま、まあフランが乗りたいならいいよ?」

フラン「ウ!」テクテク



ぐだお「ま、まあ作り物じゃない本物の馬にのれてむしろ楽しい思いができるかもしれないしこれはこれでいいのかな?」


~~♪~~♪


ぐだお「お、回り出した。というかこれアマデウスの演奏? 無駄に豪華なメリー・ゴーランドだな」


パカパカパカパカ

ぐだお「……回り出したっていうか馬が回って歩いてるだけだなこれ。まあいいか。さて、フランはどの仔に乗ったのかな?」

フラン「ウ♪ ウ♪」パタパタ

ぐだお「あ、回ってきた。手を振って楽しそうだなー……」


フラン「ウ♪ ウ♪」パタパタ

白龍馬「「■■■■■ーーー!」






ぐだお「りょ、呂布だああああああああ!」


ごめん。中途半端だけど眠いので今日はここまで

続きはwebで!

ではまた


ジークフリート「すまない。金鯖演出で剣とわかった瞬間、やったガウェインだ!と思わせておいて出てきたのが俺で本当にすまない」



出てきたときは一瞬殺意沸いたけど上みたいなことを言ってるの想像して和んだ1です

ではぼちぼち書いていきます


ぐだお「何やってるのさ呂布? え? お師さんに頼まれた? そんな律儀に命令守らなくても。ていうかフランもなんでよりによって呂布に?」

ぐだお「……なんかすごく乗ってほしそうだったから? ああ、そういや呂布の娘さんに似てるんだったっけ?」

ぐだお「だから肩車してた呂布は心なしか【ヽ(*´∇`)ノ】みたいな感じだったのか」

ぐだお「……それで? 楽しかった?」

フラン「ウゥ!」

ぐだお「うん、それはよかった。じゃあ次はどこ行こっか?」

フラン「ウー?」

ぐだお「うーん、そうだな。ちょっと怖いかもしれないけど絶叫系行ってみようか」

フラン「ウウ?」

ぐだお「はは、まあ普段戦ったりしてるフランはあんまり怖くないかな?」

ぐだお「俺もドラゴンに襲われたりモンスターに襲われたり清姫に襲われたりして怖いのには慣れてきたから物足りないかもしれないね」

ぐだお「さて、ああ、あれだ。さて、電気を使わないでいったいどうやってコースターを動かすのかな?」

ぐだお「たぶんライダーのだれかの宝具だと思うんだけど」





アーラシュ「お、来たな!」

ヘクトール「おーいらっしゃいな」





ぐだお「帰ろうフラン」


アーラシュ「おいおい待てってマスター。せっかくのアトラクションなんだから楽しんで行けって」

ぐだお「そうだね。確かにその通りだと思うよ。けどなんで二人がここに? アーチャーとランサーの二人が乗り物系じゃあまり力になれないんじゃない?」

ヘクトール「ん? いやいやそこはほら、アーラシュの奴の矢で引っ張ってなおかつ後ろからおじさんの槍でブーストさせるって寸法さね」

ぐだお「予想通りすぎてどう考えても地雷臭しかしない! というわけでここはスルーさせていただきます」

アーラシュ「ん? でもよ、あっちの嬢ちゃんは楽しそうにコースターに乗りこんでるぜ?」

フラン「ウ♪」

ぐだお「……ああ、ジャックやナーサリー並みの無垢な瞳が『早く乗ろう!』と誘ってるッ!!」

ヘクトール「ほれほれ、何事もあきらめが肝心だぜ? まあ心配しなさんなって。こう見えてサーヴァントたちが一生懸命作った設備だぜ?」

ヘクトール「レールだってしっかり作られてるし脱線しないようにちゃんと溝にはまってるだろ?」

ぐだお「……ホントだ。確かにこれなら大丈夫かも」

ヘクトール「そうそう。大体これってスリルを味わう乗り物なんだろ? ならこのくらいドキドキする方がちょうどいいとおじさん思うけどねえ」

ぐだお「……それもそっか。うん、わかった。それじゃ乗るとするよ」

アーラシュ「よおし!2名様ご案内だ!」


ぐだお「うわあ、なんかすごくドキドキする。大丈夫? フランは怖くないの?」

フラン「ウゥ!」ワクワク

ぐだお「うん、楽しそうでよかったね」

アーラシュ「よーし、そんじゃ行くぞマスターに嬢ちゃん。危ないからバーをしっかりつかまってな」

ぐだお「言われるまでもなく」ガッシ

フラン「ウ」バキッ

ぐだお「……バキッ?」

フラン「ウィイ?」つバーだったもの

ぐだお「ちょっ!?」



アーラシュ「今なんか変な音したか?」

ヘクトール「そう、気のせいじゃないかね? ほい、方位角固定、準備よーし」

アーラシュ「そうか? ま、いいか。んじゃ発射5秒前―、3-、2-、1」

ぐだお「待って待って待って! このバー二人用だから必然的に俺のも壊れ」

ヘクトール・アーラシュ「「発射ー!」」








フラン「ウーーーーーーーーーーーーー!!」コースター自体を鷲掴み

ぐだお「ぎゃああああああああああああ!!」フランにしがみつき中


アーラシュ「いやあ、悪い悪いマスター。 あくまで人用の強度設定だったからサーヴァントの力にバーが耐えらんなかったみたいだな」

ヘクトール「こりゃあ要改善だねぃ。ま、それでも十分楽しめたんじゃない?」

ぐだお「そりゃあもう、今生きてることに感謝するくらいにはね」

ヘクトール「そりゃよかった。あ、これコース途中で待機してたデオルギウスが取った写真。バーの件もあったからタダでいいぜ」

ぐだお「ああどうも、うわあ、すごい顔してるな俺」

フラン「ウ、ウ」

ぐだお「なにフラン? え、これほしいの?」

フラン「ウ」コクン

ぐだお「そっか。じゃあはい、これ」スッ

フラン「ウウ♪」

アーラシュ「おーよかったな嬢ちゃん。マスターからプレゼントもらえて」

ヘクトール「ひゅーひゅー青春してるねー」

ぐだお「二人はもうちょっと反省した方がいいと思う」


ぐだお「ふぅ、ひどい目にあった。次はもうちょっとおとなしめのとこにいこっか」

フラン「ウー……? ウ! ウ!」

ぐだお「どうしたの? 何か面白そうなのあった?」

フラン「ウ」ユビサシ

ぐだお「ええと、あれは……ミラーハウスと迷路を混ぜるって何考えてるのさ。しかも名前がミラーラビリンスって」

ぐだお「……宝具使ってるであろうあの子には悪いけどどう考えても危険な香りしかしないから他のとこにしよう」

フラン「ウィィ」ショボン





エウリュアレ「行っちゃったみたいね。せっかく入って慌てふためくマスターが見られると思ったのに残念。……あら? どうしたのアステリオス?」

アステリオス「うう、ますたあ、ぼくのとこ、きて、くれなかった。やっぱり、ぼくじゃ、だれかをよろこばせられない」ショボン

エウリュアレ「あ……だ、大丈夫よ。 マスターは無理でもサーヴァントならあなたの宝具だって楽しめるわよ」

アステリオス「そう? だれかはいってくれる?」

エウリュアレ「ええ。あ、ほらあそこの鬼娘なんか入ってくれるんじゃない?」

茨木童子「む? 吾を呼んだか? 女神に牛の男よ」

エウリュアレ「ええ。よかったら入っていかない? まあマスターですら敬遠するくらいのアトラクションだからあなたじゃ無理かもしれないけど」

茨木童子「はっ、あんな人間とくらべるでない。よい、酒呑との待ち合わせにまでまだ数刻ある。暇つぶしに丁度良い」スタスタ

エウリュアレ「……ほら、入っていったわよ」

アステリオス「うん! よかった!」ニッコリ

エウリュアレ「ええ、本当に」ニンマリ




茨木童子「うう~、ここどこ~、酒呑~」ナミダメ




余談だが数時間後、閉館となったのでアステリオスが宝具を解除するまで茨木童子は迷い続けた

そして待ち合わせに遅れたことにより酒呑童子にいびられ再び涙目となるのだがそれはまた別の話である



今日はここまで! エウリュアレちゃんもステンノ様も酒呑童子も基本Sだと思います。

つまり涙目の茨木ちゃん見て三人でほっこりしてると思います。

フラン回だけちょっと長くなりそうだけどいろんなサーヴァント参加させられる内容だから書きたいアトラクション多くてすまない

ではまた


鏡は神秘的な魅力があるから創作物に使われまくってますよね

吸血鬼が鏡に映らなかったり逆に幽霊が映ったり鏡の中に入るアリスがいたり鏡の中に入るスタンドがいたり


ちょっと短いけど始めます


ぐだお「ミラーハウスは敬遠したけど小屋みたいなのに行くのはいいかもね」

フラン「ウ」

ぐだお「となるとここは遊園地の定番の」

キャー イヤー ヒィイイ


ぐだお「お化け屋敷かな」

ギャアアア

ぐだお「ん? なんか騒がしい?」



アルテミス「ねえなんで嫌がるの!? 私入ってみたいんだから入ろうよダーリン!」ギュウウ

オリオン「嫌だあああ絶対嫌だあああああああ!」ギュウウ

アルテミス「何で!? 英霊なんだから幽霊なんか怖くないでしょ? かわいい恋人が入りたいって言ってるんだから一緒に入ろうよ!」ギュウウ

オリオン「幽霊も怖いけどお前も怖いよ!」ギュウウ

アルテミス「ダーリンひっどーい! 私のどこが怖いっていうの。もういいから入るよー」ズルズル

オリオン「嫌あああああ誰か助けてええええ」ズルズル




ぐだお「……なにあのバカップル?」

フラン「ウウ?」ギュウウ

ぐだお「いや、マネしなくていいから。俺も入るつもりだから大丈夫だよ?」

フラン「ウ」

ぐだお「よし、それじゃあ」


サンソン「おや、マスター? それにフランケンシュタイン?」

マリー「あら、本当だわ。ごきげんようマスター、フラン」

ぐだお「サンソン? それにマリー?」


ぐだお「二人も来てたんだ? もしかしてデート?」

サンソン「デッ!? いや、そんなんじゃ」

マリー「ええデートよ」

サンソン「マ、マリー!?」

ぐだお「え? 本当に?」

マリー「ええ。私とサンソンとアマデウスとデオンの4人でデートなの。とっても楽しくって素敵よ。ね? サンソン?」

サンソン「あ、はい。そうですね」

ぐだお「あー、ご愁傷様。でもアマデウスとデオンはどこに?」

マリー「それがはぐれてしまったの。だからこうして探しながら遊園地を見て回っていたのよ」

ぐだお「…ふーん」チラッ

サンソン「……」サッ

ぐだお「またわかりやすい目のそらし方を。まあそれはおいておいて。お化け屋敷に来たってことは二人も入るつもり?」

マリー「もちろんよ! 遊園地って本当に面白いわね。どこもお祭りみたいなんだもの。出来れば全部見て回るつもりよ。あ、せっかくだからマスター達も一緒に入りましょう?」

ぐだお「え? でも」チラッ

サンソン「構いませんよ。あの男ならともかくマスター達を忌避する理由がありません。むしろこちらこそお邪魔では?」

ぐだお「えーっと、フランはどう?」

フラン「ウゥ」

ぐだお「問題ないみたい」

マリー「まあ、なら入りましょう。今度はマスター達ともデートね!」

サンソン「ああ、あんなにマリーが喜んでいる。やはり来てよかった」パアア

ぐだお「……うん、楽しいのはいいことだよねフラン?」

フラン「ウ♪」




ヒュー、ドロドロドロ

オオオオ シネエエエ


マリー「すごいわね。まるで本物の幽霊みたい」

ぐだお「というかどう見ても本物なんだけど」

ぐだお(たぶんここのスタッフはダレイオスやニトクリスかな? 本物の幽霊や死者や骸骨とかが普通に蠢いてる)

キャアア ヒイイ 

ぐだお「ただなあ」

ぐだお(普段から死霊とか骸骨兵とかと戦ってるし、リアルお化け屋敷だったオガワハイムとかで耐性ついちゃったせいでそこまで怖くないなあ)

ぐだお(これじゃフランもあまり楽しめないんじゃないかな?)

ぐだお(……ちょっとだけ怖がるフランを俺が支えるなんて漫画みたいな期待しちゃったけど仕方ないか)ハア

キュッ

ぐだお「ん?」

ぐだお(あれ? なんか裾をつかまれてる?)

ぐだお(もしかしてフラン? お化けを怖がってる?)

ぐだお(……なんだ、一言も声を出してないから全然怖くないのかと思ってたけど怯えてたのか)

ぐだお(しょうがないなあ、ならここはデートの相手役として手を握ってあげるなりしてリードしてあげようかな)クルッ




サンソン「ま、マスター、どうして急に止まるんです!? は、早く進んでください」ブルブル




ぐだお「なんでだよ」


ぐだお「なんでそんな怖がってんの!? 生前は世界で2番目に処刑した数が多いくらいなんだしこのくらい平気じゃないの?」

サンソン「何を言ってるんですマスター! 僕が生前それをどれだけ苦悩したと思ってるんです!? 僕が処刑した者たちが何度も僕に襲い掛かってくる悪夢を平気だったと思いますか!?」

ぐだお「わかった。百歩譲って幽霊が怖いのは認めよう。でもなんで俺!? そこはマリーにつきなよ!」

サンソン「マリーにそんなみっともないところを見せられるわけないじゃないですか!」

ぐだお「いやもうこの光景はどう見てもみっともないものでしかないと思うけど」チラッ

マリー「うふふ、マスターとサンソンは仲がいいわね」

ぐだお「あ、大丈夫みたい」

サンソン「と、ともかくここはどうしても生前の僕が首を切り落とした者たちを思い出させる。だからマスター、早く行きましょう」キュッ

ぐだお「うーん、これがフランだったらよかったのに」

フラン「ウ?」

ぐだお「うん? あ、フランは大丈夫? サンソンは首云々で怖がってるけど」

フラン「く、び?」

ぐだお「ん?」

フラン「ウー……う!」カポッ


ぐだお(突然何かを思いついたように自分の頭に両手でもつフラン)

ぐだお(一体何をするのかと見ていたらかわいい掛け声とともに両手を上に持ち上げた)

ぐだお(当然。持っていた頭ごと)

ぐだお(カポッ、と間の抜けた音に反して先ほどまで話していた少女の首が少女自身の手で引き抜かれる)

ぐだお(ホラー以外の何物でもなかった)

ぐだお「ぎゃあああああ!」


フラン「ウ♪ ウ♪」

マリー「まあマスターったら驚いちゃってかわいいわ」

ぐだお「いや、これはびっくりするって! フランももう首戻して」

フラン「ウ」カポン

ぐだお「まったく、怖がるフランがみられるかと思ったけど逆に驚かされちゃったな」

フラン「ウ、ウ!」

ぐだお(いたずらがうまくいって喜んでるみたいだ。かわいい)

ぐだお「あれ? そういえばサンソンは?」

サンソン「く、首が、首が、また、僕の前で……う~ん」バタン

ぐだお「あ」







ぐだお「それじゃ任せて悪いけど俺たちもういくね」

マリー「ええ、サンソンが目を覚ましたらマスター達も心配してたって伝えておくわ」

フラン「ウィイ」シュン

マリー「大丈夫よフラン。サンソンは優しいからさっきの事だって別に気にしたりしないわ」

ぐだお「そうそう。こういう時は情けないとこ見せた男が悪いって相場は決まってるんだから」

フラン「ウウ?」

ぐだお「うん、それにマリーの膝枕で休ませてもらってるんだからむしろお礼を言われるかもしれないよ」

マリー「あら、それは光栄だわ」

フラン「…ウ」

ぐだお「どうしても気になるなら後でまた謝ろうか。その時は一緒に行ってあげるから」

フラン「ウ!」

ぐだお「うん、それじゃいったんこの話は終わり。それじゃまたカルデアで」



そうして離れた際に、視界の端でアマデウスとデオンが鬼のような形相で膝枕されてるサンソンに向かってダッシュしていたような気がしたがまあ気のせいだろう


今日はここまで。因みにお化け屋敷内の話は私の実体験です。

男友達と友人の彼女と意中の相手と4人で入って服をつかまれちょっと期待して振り返ったらまさかの友人。

なんでお前は彼女じゃなくて俺にしがみついてるのかと

なんで友人の彼女は「あああの二人やっぱり」みたいな顔してるのかと

なんで俺の意中の相手は微笑ましそうに俺たちをみているのかと

いろいろ疑問の多いデートでした


ではまた

ども、好みのデュラハンのタイプはセルティ・ストゥルルソンな1です

では始めます


ぐだお「そういえばそろそろお昼だね。フードコーナーにでも行こうか?」

フラン「ウ!」



ザワザワ

ぐだお「おー、やっぱりお昼時なだけあって混んでるな」キョロキョロ



アルトリアオルタ「おい貴様、そのバーガーは私が目をつけていたものだぞ?」もっきゅもっきゅ

サンタオルタ「何を言っている? 食事とはすなわち戦争だ。早い者勝ちに決まっているだろう? む? フライドチキンが一本足りない?」もっきゅもっきゅ

槍アルトリアオルタ「ふん、油断しているからだ戯けめ。貴様それでも私か? あ、待てそれは最後の楽しみにしていたホットドッグ!」もっきゅもっきゅ



ぐだお「うん、なんで一緒に食べてるのかわからないけどおいしそうだね。誰が作ってるのかな?」



エミヤ「む、来たかねマスター」

ぐだお「ああうん、やっぱり」


エミヤ「やはりというのはどういう意味かね?」

ぐだお「カルデアの料理長とすら言われてるのに今更でしょ? ……まあどっちかっていうとエミヤは凝った料理や家庭の味の料理を作るイメージがあったからこういうジャンクフードを作るってのは意外といえば意外だけど」

エミヤ「なに、そう不思議でもあるまい。生前の紛争地域や難民キャンプなどではまともな食材など手に入らないことも多かったからな」

エミヤ「手軽にできる料理なども自然と覚えていったのさ」

ぐだお「へー」

エミヤ「さらに言えばたかがジャンクフードといえどそう馬鹿に出来たものでもないぞ? どこぞの未熟者はその辺を心得違いしていたようだがこれも極めれば一つの芸術と言える」

エミヤ「例えばこのハンバーガー。ハンバーガーに欠かせない要素は4つある。パンズ、パティ、ソース…そしてピクルス。そのツンと刺す香りと酸味があってこそ肉の旨味は際立つ。ピクルスこそが陰の主役…」

ぐだお「ごめん。そんな料理漫画みたいな本格的な説明はいいから何かオススメもらえる?」

エミヤ「ふむ、ここからが重要なのだが、まあいい。それではマスターにはこのハンバーガーを。フランケンシュタインにはバベッジ監修による海水から精製したロボビタンaを贈ろう。ああなに、お代はいらない。せっかくのデートなのだろう? ここはサービスさせてもらおう」

ぐだお「うん、ありがとう。はい、フラン」

フラン「ウウ!」

エミヤ「ああそうだ。もうすぐここから見えるあそこのステージで催し物をやる予定らしい」

エミヤ「せっかくだから見ていくといい」

ぐだお「へぇ、そりゃあ楽しみだ。是非見させてもらうよ」








ぐだお「フランそれおいしい?」

フラン「ウ♪」ゴクゴク

ぐだお「そりゃよかった」

フラン「ウ?……ウー、ウ!」スッ

ぐだお「え? ああ違う違う。別にほしかったわけじゃないよ。全部フランが飲んで大丈夫」

ぐだお(というかたぶんそれ飲めないし)

フラン「ウィィ」

ぐだお「それにしても催し物か。だから皆ここでお昼食べながら待ってるのか」

ぐだお「ちょっと見渡しただけでもオルタ達にジャックとナーサリー、沖田さんと信長もいるしアイス食べてる式(殺)の前には式(剣)がわざと座って楽しんでるし」

ぐだお「ん? あれは……」





天の衣「ねえねえキリツグ! 売店の子にこれサービスってパフェをもらったの! 一緒に食べましょう!」

エミヤ(殺)「……天の衣、用があるというからついてきたがこんなことのために僕を連れ出したのかい?」

天の衣「もー、キリツグったら、天の衣じゃなくてアイリって呼んでって言ってるのに」

エミヤ(殺)「……天の衣、人の話を」

天の衣「アイリ」

エミヤ(殺)「いや、だから」

天の衣「ア、イ、リ」

エミヤ(殺)「……アイリ、それで僕を連れ出したのは」

天の衣「うふふ、やっと名前で呼んでくれたわ♪ あ、早くしないとパフェが溶けちゃうわね。はいあーん」スッ

エミヤ(殺)「それは君がもらったものだろう? 君が食べるといい。僕はバーガーで十分だ」

天の衣「あーん」

エミヤ(殺)「……」

天の衣「あーん」

エミヤ(殺)「……」パクッ

天の衣「ふふ、どう? おいしい?」

エミヤ(殺)「……悪くない」

天の衣「そう、よかったわ。じゃあ私も」パクッ

天の衣「あらほんと! すごく甘くておいしいわね」

エミヤ(殺)「……ああ、甘いな」







ぐだお「うん、ホントに甘い。砂糖吐きそう」


ぐだお「なんというラブラブっぷり。全く持って羨ましい」

フラン「ウー」スッ

ぐだお「あ、うん、ありがとう。気持ちだけ受け取っておくよ」

フラン「ウー」

ぐだお「いやあのフラン?」

フラン「ウー」

ぐだお「……」ゴクン

フラン「ウ?」

ぐだお「……うん、ありがとう。うれしいよ」

フラン「ウ♪」

ぐだお(カルデア戻ったらロマンに胃薬もらおう)




ぐだお「そろそろショーの時間だけど誰が何やるんだろう?」

??「えー、えー、ただいまマイクのテスト中ー、本日は晴天なり本日は晴天なり―」

??「みなさまー、大変お待たせいたしましたー、それではこれよりお昼のイベントショーをはじめさせていただきまぁす!」

メフィスト「司会はワタクシ、面白おかしいあなたの隣人ことメフィストフェレスがお送りさせていただきますので皆さまうっかり爆発しないようお気をつけを」


メフィスト「さあて! それでは早速一組目! 一体誰が予想した? まさかのネタの公式化! ドラバスことドラゴンバスターズ!」

ワアアアアア

ジークフリート「すまない。アイドルとして輝いてしまって本当にすまない」

小次郎「ふむ、これもまた一興よな」


邪ンヌ「ちょっと嘘でしょこんなの聞いてないわよ! ジル! 何をしているのです早く写真を撮りなさい、特にあっちの赤い衣裳の方!」

ジル「おおお任せください我が麗しのジャンヌ! このジル・ド・レェめがさいっこうにCOOLな写真をとってご覧に入れましょう!」

ジャンヌ「いえ、仮にも竜の魔女を名乗った者が彼らにはまるのはどうなのでしょう?」




信長「おお、何をするのかと思えば歌か! 歌にはわしはちとうるさいぞ?」

沖田「ああ貴女も何かやってましたもんね、泡盛でしたっけ?」

信長「敦盛じゃ! よろしい、ならここで披露してやっても」ガシッ

信長「な、なんじゃ貴様ら百貌のアサシン達か? 何をしておる?」

信長「なに? スタッフのバイト中? バイトがなぜわしをつかむ? え? 弓レディは強制退場?」

信長「ぜ、是非もないよねー」ズルズル


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ジークフリート「これで終わりだ。少しは楽しんでもらえただろうか?」

小次郎「では去るとしよう。まったく、楽しい時間とは実にあっけないものよ」




ぐだお「うん、予想以上によかった。フランは?」

フラン「ウー♪ウー♪」ユラユラ

ぐだお(さっきまでの曲を口ずさんで体揺らしてる。かわいい)



メフィスト「さてさてお次はー、その正体は誰も知らない! 何人目だ騎士王? 謎のヒロインXと助手のリリィによるマジックショー!」


ワアアアア

ぐだお「マジック? Xそんなのできたのかな?」



X「どうも、実はグランドセイバーではないかと巷で噂のヒロインXです」

アルトリアリリィ「助手のリリィです。よろしくお願いします」ペコリ



ワアアアアアワガオウーチチウエー

X「どこぞの円卓が騒がしいですがそれでは早速ご覧に入れましょう。名付けて人体消失マジック!」

X「これはせっかくですのでお客様の中から参加してもらうとしましょう」

X「そうですね。……そこの赤いセイバーである貴女、壇上に上がってもらえますか」

ネロ「む! 余を選ぶか! よい、おぬしなかなか見る目があるではないか」トコトコ


X「さて、まず用意したるはこの箱! 種もしかけもありません」

X「頭だけ出せるようになっているこの箱にまずは入ってもらいましょう」

ネロ「ほうほう。なるほど。入ったがこれでよいのか?」

X「ええ、それではこの箱に入った身動きの取れないセイバーに向かって剣を刺していきます」

ネロ「なに? それでは人体消失ではなく切断マジックではないか? そもそもこれはどういう仕組みなのだ? 余は何も聞かされていないが?」

X「は? 仕組みなんてありませんよ? 種も仕掛けもないといったでしょう?」

ネロ「む?」


ネロ「待て、それではどうやって消えるのだ?」

X「簡単ですよ。私以外のセイバーはこの世から消えればいいんですから」

ネロ「待て待て待て貴様まさか」

X「しねええええええ、く、すかりばー!」

ネロ「イ、インウィクトゥス・スピリートゥス【三度、落陽を迎えても】!」3回ガッツ

ドスドス

X「ちぃ、しぶとい! 2本刺してもまだ死なないとは!」

ネロ「何をする危ないではないか!」残り1ガッツ

X「黙りなさい、殺れるときに殺るのはアサシンの基本でしょう?」

ネロ「ぐぬぬ……うん? 貴様今自分をアサシンと認め」残り1ガッツ

X「さあリリィ! 貴女の剣でこのマジックに終止符を!」

アルトリアリリィ「え? ですが」

X「問題ありません。私を信じなさいリリィ!」

アルトリアリリィ「は、はいわかりました師匠! それではいきます!」

アルトリアリリィ「えーい! カリバーン!【勝利すべき黄金の剣】」

X「え!? 真名解放!? ちょっ、リリィそれでは私も!?」

チュドーン

X「せ、セイバーを、たお」シュウウン

アルトリアリリィ「あ、あれ? X師匠は?」キョロキョロ

アルトリアリリィ「あ!? これが人体消失のマジックなんですね。さすが師匠です!」

ネロ「ふう、ガッツがなければ即死であったな」




ぐだお「なんだこのぐだぐだ」

※余談だがXはカルデアに再召喚されふてくされていました

今日はここまで

明日エミヤ一家が大集合できるのが楽しみです

ではまた

Q.なぜ更新が遅れるのでしょうか?
A.落ちが思いつかないからです

というわけでフランデート、落ちがいまいちですけどさらっと流しちゃうことにしました

では始めます


ぐだお「さて、あの後もナーサリーによるリアル回転コーヒーカップや黒髭の空飛ぶ海賊船とかいろいろ見て回ったけどそろそろ日が暮れてきたね」

フラン「ウ」

ぐだお「さて、と。大体見て回ったし後はパレードを見て帰ろうか?」

フラン「ウ!」


ザワザワ

ぐだお「おお、結構集まってるね。皆パレード見に来たのかな?」

フラン「ウ、ウ!」

ぐだお「うん、楽しみだね。それにしてもパレードとなると一体誰が主体なんだろう。エリザかネロあたりかな?」

フラン「ウー……!? ウ! ウ!」ピョンピョン

ぐだお「お、来たみたいだ。どれどれ?」ヒョイ





メイヴ「さあ、みんな私にかしづきなさい! 私に羨望しなさい! 私を見て喜びなさい! 女王メイヴのパレードよ!」ゾロゾロ

ぐだお「あ、うん、言われてみれば最有力候補だったわ」


エリザ「な、なによアレ!? パレードの真ん中であんな目立つなんて! こうしちゃいられないわ!」

ネロ「うむ! 確かにあの行軍は見事! しかしここはローマ! やはりオリンピアの華たる余こそが最後の締めをするべきであるな!」

エリザ「あら? ならここでゲリラライヴでもしちゃう?」

ネロ「余とそなたの一夜限りのコラボか? 面白い! 観客の総立ちする姿が目に浮かぶようだ!」

エリザ「よーし、そうと決まれば早速…あ、あら? 何かしら? なんだか急に眠く」フワ

ネロ「む、むう余も何やら瞼が重く」ウトウト

エリザ「zzz」パタン

ネロ「zzz」ポテン

メディア「ふう、眠りの香が効いたみたいね。あの軍師に言われて見張っていたけど全くほんと本能的に楽しんでいきていること」

カリギュラ「寝ロオオオオオオオオ!」

メディア「そこうるさい! ほら早くこの子達を運びなさい」





ぐだお「なんだかあっちが騒がしいけどパレード自体はよくできてるね」

フラン「ウ♪」

メイヴ「さあて、それでは今回の特別サービスいくわよ!」

ぐだお「ん?」

メイヴ「今来ているお客の中から一人だけ、私と二人っきりでこのチャリオッツに乗れる権利を上げるわ!」


ぐだお「へ?」


メイヴ「さあ誰でもいいわ! 本人の希望制よ!」

フェルグス「ほう、ならまた俺と夜を過ごさぬか?」

フィン「いやいや、音に聞こえしあの女王と共にできるとは、これは光栄だな。そうは思わないかねディルムッド? それとも君ならわざわざこんな機会を生かすまでもないかな? ははは、そんな青ざめなくてもいいさジョークだよ。割と重めの」

オリオン「はいはいはいはいはい! 立候補します立候補! え、あ、ちょギブギブギブそれ以上強く握られたらプギュル」


メイヴ「ねえどうしたの? だれかいないのかしら? こう私を燃え上がらせてくれそうな強い戦士は」チラッチラッ


クー・フーリン(術)「おい、こっち見てんぞ。誰か行ってやれよ」

クー・フーリン(槍)「いやだよめんどくせえ。ただでさえバイトで疲れてんのにこの上アレの面倒なんか見てられっか」

クー・フーリン(試)「つーかあれオタクみてんじゃねえの?」

クー・フーリンオルタ「あ? なぜ用もないのに行く必要がある?」



ぐだお(なんてセメントな対応。本命には相手にされないってかわいそうに)

ぐだお「それにしてもこのままじゃ話進まないな。いっそのこと俺が立候補して話まとめるかな、なーんて」

ガシッ

ぐだお「ん?」

フラン「ウィイ」フルフル

ぐだお「フラン? どうしたの?」

フラン「ウウ」グイッ

ぐだお「うわ? フラン、どこ行くの? まだパレード終わってないけど?」ズルズル


フラン「ウウ」

ぐだお「ふうっ。どうしたのさフラン? さっきまであんな楽しそうに見てたのに」

フラン「ウウ……だ……め……」

ぐだお「え?」

フラン「きょ、う、は……わたしと、いっしょ」

フラン「ほかの、子、とは、だめ」

ぐだお「……うん、そうだね。今日はフランとのデートだもんね」

ぐだお「ごめんねフラン。許してくれる?」

フラン「……ウウ」コクン

ぐだお「ありがとう。それじゃあお礼に最後に好きな乗り物に乗ろうか? あと一個くらいは乗る時間あるしね」

フラン「ウ? ウー……ウ!」クイックイッ

ぐだお「あ、決まった? じゃあそこに行こうか」

ぐだお(最後なんだし思いっきり楽しんでくれるといいな)

アーラシュ「お、また来たな!」

ヘクトール「おーいらっしゃいな」





ぐだお「帰ろうフラン」


フラン「ウ?」

ぐだお「あ、ごめん嘘。乗る。乗るからそんな悲しそうな顔しないで」

ヘクトール「おんやマスター? 可愛い女の子を泣かせちゃいけないぜ」

ぐだお「どっちかっていうとこの後の展開的に俺が泣きそうなんだけど」

アーラシュ「はは、まあ女性に付き合うのも男の甲斐性ってやつだろ。んじゃまあ乗ってくれや」

ぐだお(だ、大丈夫だ。さっきのアクシデントの改善はやったみたいだし実際あの後これに乗った他の皆に話聞いたけど安全は確保されてるらしいし)

フラン「ウ」ガシッ

ぐだお(ほら、現にフランがつかんでもバーが壊れてないし大丈夫大丈夫)ガシッ








アーラシュ「よおし。そんじゃマスター達が最後の客だしちょっとサービスででかいの行きますかね」

ぐだお「……え?」


アーラシュ「陽のいと聖なる主よ」

ぐだお「ねえ、嘘だよね?」ダラダラ

アーラシュ「あらゆる叡智、尊厳、力をあたえたもう輝きの主よ」

ぐだお「いやいやいや冗談でしょ?さすがにそれは洒落にならないって」

アーラシュ「我が心を、我が考えを、我が成しうることをご照覧あれ」

ぐだお「ねえなんで無視して詠唱してんの? 俺君のマスターだよね?」

アーラシュ「さあ、月と星を創りしものよ」

ぐだお「ちょ、れ、令呪、令呪をもって、って使い切っちゃってる!?」

アーラシュ「我が行い、我が最期、我が成しうる聖なる献身(スプンタ・アールマティ)を見よ」

ぐだお「待って待って待って待って! ほんといやマジでお願い待っt」


アーラシュ「ステラ!【流星一条】」

ぐだお「ぎゃああああああああああ!!!!!」

フラン「ウーーーーーー!!!!」




爆発おちなんてサイテーだとおもいました、まる


以上でフランデートは終わり。爆発おちは便利ですね!

さて次の安価とるか否かですが人はいますか?

では恒例のストック安価

↓1~3の鯖で一番コンマが高い鯖

全く手に入る気がしないアンリですか。書いたら出てくれないかね

内容安価
↓3まででコンマ一番高い内容

お上品? あの捨て鉢で雑魚キャラっぽいあいつが?
了解です。

次はメディアリリィだったけど書きやすいジャックを先に書くかも

ではまた

どうも、先日レベル100宝具5スキルマフォウマになって最強の邪ンヌを育てて大歓喜の1です
あとは絆10にするだけ、長い闘いだなあ

SSの雑談やらFGOの軽い話くらいなら別にOKですがあまり関係ない話はなしでお願いします

ではジャックちゃん始めます


ぐだお「ふう、今日も疲れたなあ」

ロマン「やあおかえり、最近忙しそうだね」

ぐだお「そりゃあ小さな特異点がこうも頻繁に発生しているんだからね。ソロモンとの最後の戦いの前になんでこうも問題が発生するんだろう?」

ロマン「はは、でもおかげでうちもイリヤちゃんやクロエちゃんやら最近じゃクレオパトラまでどんどん戦力が増えてるじゃないか」

ぐだお「まあね。さて、と今日はもう疲れたし」

ロマン「ああ、おやすm」

ぐだお「令呪をちゃっちゃと使おうか」

ロマン「それでこそ君だね」


ロマン「さて、今回のお題は『ジャックに男性を「お父さん」呼び』させること。だっけ?」

ぐだお「いつも俺にもお母さん呼びだしね。 じゃあ行ってくるね」

ロマン「あ、待って今回は僕もいくよ」

ぐだお「あれ? なんで?」

ロマン「ジャックにお父さんと呼ばれたいだけの人生だった…」

ぐだお「何言ってんの? と言いたいけど気持ちはわかる」

ロマン「でしょ?」


ぐだお「さて、いつもはナーサリーと遊んでるか、最近じゃ茨木の自慢話を聞いて喜んでるけど何処にいるかな?」

ロマン「あ、いたよ。ほらあそこ」

ぐだお「あ、ほんとだ」

ジャック「?」クルリ

ロマン「むこうも気付いたみたいだね。こっちにくるよ」

ぐだお「それじゃ、令呪をもって命ずる! ジャック・ザ・リッパーよ! 男性に対して「お父さん」と呼べ」キィン

ジャック「どうしたの? 『お父さん』に『お父さん』?」テクテク

ジャック「……あれ? なんで『お父さん』なのに『お父さん』って言ってるんだろ?」

ジャック「それに『お父さん』のことも『お父さん』って」

ジャック「あれ?」キョトン

ぐだお「しまった。対象範囲が広すぎた」

ロマン「どっちのことを言ってるのかはわかるけどね」


ジャック「ねえ『お父さん』、なんで私たち『お父さん』のことを『お父さん』って呼んでるの?」

ぐだお「そうだね。ジャックはもともとお母さんの中に帰りたい、つまり母親の愛を求めているでしょ?」

ジャック「うーん、よくわからないよ。でもお母さんの中に帰りたいのは本当だよ?」

ぐだお「そっか。でもね、もしジャックが生まれてこれたらそこにはお母さんのほかにお父さんもいたはずなんだ」

ジャック「お父さん?」

ぐだお「そう、お父さん。お母さんとはまた別の、でも同じような愛を与えてくれる人」

ぐだお「君たちが知ることのできなかったその愛を少しでもここで知ってもらえたらなって思ってね」

ぐだお「だから今日はカルデアにいる男の人たちはみんな君の「お父さん」だと思って接してみるといい」

ぐだお「なんだかんだで皆お人よしだし実際に子供もいた人たちも大勢いるから付き合ってくれると思うよ」

ジャック「……うん、わかったよ『お父さん』!」ニパッ

ぐだお「よしよし、いい子だ」ナデナデ


ロマン「うーん、相変わらずお題の言い訳をよく思いつくなあ君は」

ぐだお「なんか言った?」

ロマン「いや、ところで、ジャック? 僕のこと呼んでみて?」

ジャック「え? 『お父さん』?」

ロマン「うんうん、かわいい子にそう呼んでもらえるとなんだか父性に目覚めそうだよ」

ジャック「……でも」

ロマン「うん?」

ジャック「痛いことする『お父さん』は嫌い!」プイッ

ロマン「」

ぐだお(そういや医者は嫌いなんだったっけ? あ、ドクター白目向いてる)

ぐだお『ドクターは俺が見ておくからジャックはいろんな人と話して父性を知ってみたら?』

ジャック「『お父さん』はそう言っていたけど誰に会おう?」テクテク

ジャック「……あ、そういえば」ピコーン






Case.1 エミヤの場合

食堂

エミヤ「む? 今日は一人かなジャック? 生憎今は特に何も用意していないからお菓子はないが何か用かな?」

ジャック「ううん? ただ『お父さん』に会いに来たんだよ」

エミヤ「だから私は母ではない、と」

エミヤ「すまない。もう一度言ってもらえるかな?」

ジャック「? 『お父さん』?」コテン

エミヤ「……」

ジャック「……」

エミヤ「くっ」グスッ

ジャック「!?」


ジャック「ど、どうしたの? 『お父さん』?」アタフタ

エミヤ「いやなに、今君に父と呼ばれて初めて父親の気持ちというものが理解できてね」

エミヤ「思えば生前のオレは理想を追い求めていた。正義の味方になりたいと、爺さんの、切嗣のようになりたいと、そう思っていた」

エミヤ「そのためには少を切り捨てるのも仕方ない、と」

エミヤ「だが本当の意味で親父を理解できていなかった。娘などいない俺にはイリヤを切り捨てなければならなかった父の気持ちなどまるでわかっていなかった」

エミヤ「今君に父と呼ばれたとき、初めて分かった。『ああ、これこそが爺さんが本当に守りたかったものなのだ』と」

エミヤ「守りたいものがなんなのか、ようやく理解できた気持ちだ」

ジャック「えっと、どういうこと? 大丈夫『お父さん』?」

エミヤ「なに、答えは得た。大丈夫だよジャック。オレも、これから頑張っていくから」

ジャック「? うん。よくわからないけど頑張ってね」

エミヤ「ああ、ありがとう。さて、大切なことを気付かせてくれたお礼だ。今日は君の好きなものを夕飯に出そう」

ジャック「ほんとう!?」

エミヤ「ああ、なにせ私は君の『父』なのだからな!」

ジャック「じゃあハンバーグがいい!」

エミヤ「任せたまえ。プレーンはハンバーグはもとよりチーズハンバーグやデミグラス、果ては変わった食材を使った数多のハンバーグも用意しよう!」

ジャック「わあい! 『お父さん』大好き!」

エミヤ「!? くっ! デザートもたくさん用意しておこう! 楽しみに待っていたまえ」ダダダ




※エミヤは父性に目覚めたようです


Case.2 ダビデの場合


ジャック「はんばーぐー♪、はんばーぐー♪」テクテク

ダビデ「やあ、いい歌だね。ご機嫌みたいだけど何かあったのかい?」

ジャック「あ、『お父さん』」

ダビデ「うん? 今誰のことを父と呼んだんだい?」

ジャック「ん」ユビサシ

ダビデ「……」

ジャック「……」

ダビデ「ええっと誰の子かな? ミカルやアビシャグは違うよね? アヒノム? アビガイル? マアカかな? ハギテやアビタルとは髪の色が違うしエグラ? あ、わかったバテ・シェバだね!」

ジャック「……」

ダビデ「あれ? 違ったかな? ええと他の妻たちで子供がいたのは誰だったかな? あ、側女の場合もあるからうーんと」

ジャック「……」テクテク



※ダビデは誰の子か悩んでるようです

※ジャックはエミヤのおかげで上がった『父』への好感度がぐっと下がったようです


注意! 次は6章ネタバレあり



















Case.3 ランスロットの場合

Case.3 ランスロットの場合

ランスロット「あ、あーマシュ。そのだな。よかったら何か話をしないかね?」

マシュ「は? 何を話すことがあるというんですかサー・ランスロット?」

ランスロット「い、いや。特に何というのでもないのだが」

マシュ「ではわざわざ時間を無駄にする必要もないと思います。今日はお互いレイシフトして疲れているでしょうから明日に備えて早く休むべきかと」

ランスロット(と、取りつく島がない! せっかくマスターが気を利かせて今日の編成を一緒にしてくれたというのになんの進展もない!)

ランスロット(いや、ここでひいてはいつもと同じだ。改善とはいかずともせめて何か変化を作らねば!)

ランスロット「マシュ。実は大事な話が「あ、マシュに『お父さん』」ん?」


マシュ「おや、ジャックさんどうしました? 今日はおひとりなのですね?」

ジャック「うん。ナーサリーは今日はアンデルセンとお話してたから一人でお散歩」

マシュ「そうでしたか。ところで、さきほど何やら奇妙なことを言っていませんでしたか?」

ジャック「? マシュと『お父さん』と言っただけだよ?」

マシュ「……へー、そうですか」

ランスロット「」

マシュ「ちなみに一応確認しておきますが誰のことを『お父さん』と言っていますか?」

ジャック「ん」ユビサシ

マシュ「……へー」

ランスロット(ま、マシュが瞳孔が開ききった目でこちらを見ている!)

ランスロット「ま、待ちたまえ! 何かの誤解だ! 私に子供は一人しかいない(はず)!」

マシュ「ええ、そうですね。私の中の『彼』もそういっています」

ランスロット「ほっ」

マシュ「問題は幼気な子供に自分のことを父親呼ばわりさせている穀つぶしがいることです」ゴゴゴ

ランスロット「え?」

マシュ「ああそういえばさっき大事な話があると言っていましたね。わかりました。今日は朝までじっくりお話を聞くとしましょう」

マシュ「さあ行きましょうか。お、と、う、さ、ん!」

ランスロット(ああ、娘が怖い! でも父呼びしてくれてちょっと嬉しかったり)ズルズル

マシュ「あ、あとさっきの『子供は一人しかいない』の後に続いた()の真意も聞かせてもらいましょう」

ランスロット(ばれてるー!?)



※親子の交流を垣間見ました


Case.4 オリオンの場合

オリオン「いや浮気じゃないってかこのヌイグルミボディでナニができるっていうんだってだから違う違うお父さんとか呼ばれるようなことはないってだからちょっと待って離してそれ以上握りしめられたららめえ中身飛び出ちゃうううう!」


※自主規制でした

今日はここまで。あとは落ちを書くだけですけど

落ちの前に軽い安価

↓より男性鯖限定で名前
オリオンみたいにお父さん呼びされた反応を軽く書きます

ここまで乙した奴1人
いくらなんでも酷すぎるわ

>>874
言われて気付き少々驚愕
まあ感想とかあればもちろんうれしいけどこうして安価帰ってきただけでも読んでくれてる人がいるってわかってうれしい>>1です

夜遅いけど始めます

ジャック「ねえ『お父さん』」


以下、それぞれの反応

オリオン「だからなんでまたオレ!? いやだから浮気とかしてませんってばばばばば」

金時「ああん? 俺がダディだって? わりいがちげえなあ。てかガキってどうやったら馬吾来るんだっけ?」

イスカンダル「なに? 余を父とな? がははそうかそうか! では父らしく何かあそんでやるかのう」

ギルガメッシュ「はっ、たわけ! この我が貴様ごとき雑種の父であるはずがなかろう! しかしそれはそれとして父のように憧れるというのはよい。これでもやろう」バビローン

カルナ「悪いがオレはお前に父と呼ばれる筋合いはない(オレのようなつまらん男が父ではお前も嫌だろう)」

オジマンディアス「ふはは! よくぞ見破った! 余はファラオ! 全能の神にして太陽、すなわちあらゆるものの父である!」

フェルグス「んん? 待て待て、誰の子だ?(以下ダビデ同様」

スパルタクス「ほう? ならば貴様も反逆者ということか?」

ロビンフッド「はいはい、またなんか愉快なことマスターがやってんのかね? そういうのはあそこの死んだ魚の目した男に言ってやんな」

エミヤ(殺)「……何? ふん、生憎僕に子供など……子供など……なんだ? なぜイリヤスフィールやクロエやあの弓兵の顔が思い浮かぶ?」

ウラド(狂)「ふむ、余を父と呼ぶか。では余の娘に何か、そうだな、ポンチョでも送るとしよう。その恰好は少々寒そうだ」

>>877 訂正

ジャック「ねえ『お父さん』」


以下、それぞれの反応

オリオン「だからなんでまたオレ!? いやだから浮気とかしてませんってばばばばば」

金時「ああん? 俺がダディだって? わりいがちげえなあ。てかガキってどうやったら出来るんだっけ?」

イスカンダル「なに? 余を父とな? がはは、そうかそうか! では父らしく何かあそんでやるかのう」

ギルガメッシュ「はっ、たわけ! この我が貴様ごとき雑種の父であるはずがなかろう! しかしそれはそれとして父のように憧れるというのはよい。これでもやろう」バビローン

カルナ「悪いがオレはお前に父と呼ばれる筋合いはない(オレのようなつまらん男が父ではお前も嫌だろう)」

オジマンディアス「ふはは! よくぞ見破った! 余はファラオ! 全能の神にして太陽、すなわちあらゆるものの父である!」

フェルグス「んん? 待て待て、誰の子だ?(以下ダビデ同様」

スパルタクス「ほう? ならば貴様も反逆者ということか?」

ロビンフッド「はいはい、またなんか愉快なことマスターがやってんのかね? そういうのはあそこの死んだ魚の目した男に言ってやんな」

エミヤ(殺)「……何? ふん、生憎僕に子供など……子供など……なんだ? なぜイリヤスフィールやクロエやあの弓兵の顔が思い浮かぶ?」

ウラド(狂)「ふむ、余を父と呼ぶか。では余の娘に何か、そうだな、ポンチョでも送るとしよう。その恰好は少々寒そうだ」


ジャック「みんな『お父さん』っていうと不思議そうな顔するけど笑ってた」テクテク

ジャック「……『お父さん』ってそんないいものなのかな?」テクテク





アストルフォ「あ、ジャックだ! やっほー!」

デオン「おや、」ジャックじゃないか? 一人でどうしたんだい?」

ジャック「あ、『おと……あれ?」

アストルフォ「ん? どうしたの? ボクの顔になんかついてる?」

デオン「いや、別におかしなところはないが」

ジャック「あれ? 男の人は『お父さん』で、でもなんか違うような、あれ? あれ? えっと、あれ?」オロオロ

アストルフォ「んん? 何言ってるのさ?」

デオン「僕たちの性別を気にしてるのかい?」

ジャック「……ふぇ」グスッ

アストルフォ「!?」

デオン「!?」




アストルフォ「え? え? いきなりどうしたの!? 何があったのさ!?」

ジャック「だって、『お父さん』か『お母さん』かわからなくって、だから」ヒックヒック

デオン「お、落ち着いて。よく事情は分からないけどほら、涙を拭いて」スッ

ジャック「うん」グシグシ

アストルフォ「うーん、どうしよっか」

デオン「そうだね。正直お父さんお母さんと言われても何のことだか」



ドドドドドドドド┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



アストルフォ「ん?」

デオン「何の音だ?」クルッ

エミヤ「うちの子を泣かせたのは誰だ!」(両手に調理器具)

ダビデ「誰の子かわからないけど僕の子だというなら守るよ。僕は守る」(開き直った)

ランスロット「泣いている少女は無下にできない。あと、ことが済んだらマシュに誤解を解いてほしい」(切実)

オリオン「右に同じく」(切実)

金時「ガキを泣かせるやつはゴールデンじゃねえよな!」(とりあえず泣かすの駄目絶対)

イスカンダル「AAAALaLaLaLaLaie!!」(半分楽しんでる)

ギルガメッシュ「不快な音を立てさせたのは貴様らか雑種!」(子供たちの人気者)

カルナ「……」(流れでついてきた)

オジマンディアス「ファラオの権威を知らぬものがいると見える!」(半分楽しんでる)

フェルグス「おなごが泣いているとあっては黙ってはいられんな!」(開き直った)

スパルタクス「ふはは圧制の気配!」(意味不明)

ロビンフッド「……」(巻き込まれた)

エミヤ(殺)「……」(先ほどの不可解な感情が知りたくて追ってきた)

ウラド「余の前で子を泣かせるか。よい覚悟だ」(片手にポンチョ)


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨


ジャック「あ、『お父さん』達」

アストルフォ「え」

デオン「ちょ」






この後、蹂躙されたアストルフォとデオンを除き全員が常識人鯖たちに怒られた

ジャックも一因として怒られたが泣いているときに助けに来ようとしてくれたみんなを見るとどこか心が温かくなった

今日はここまで

残りの安価をこのスレで消化できるかわからないので安価募集は今回はなしです

ではまた

ネタがうまく思いつかないのでちょっと息抜きしてます

思いつき次第書く所存

ではまた

祝FGO第一部完結! ソシャゲとは思えない内容最高でした!

しかし年明けまで更新は出来なさそうです。かきたい気持ちはあってもネタが思いつかない!

ではまた

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