レミリア「突然何よ?」
フラン「昨今の幻想入りSSでの私の扱いが酷いと訴えたい!」
咲夜「訴訟(きそ)はやめてね」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420877813
レミリア「扱いって・・・貴方そんな酷いキャラしてたっけ?」
フラン「だいぶ酷いよ!大抵『アハハハハハ!コワレチャエ!!!!』とか言ってるよ!」
レミリア「言ってるわね。10個SSがあったら9個はそのキャラで通してるわね」
フラン「コイツ誰だよ!!!!!!!」
レミリア「な、なによ・・・」ビクッ
フラン「私一回もそんなこと言ったこと無いし増してや人形遊びもしないよ!」
咲夜「人形遊びしたい・・・したくない?」
レミリア「で、でもフランと言えば狂気だし狂気と言えばカタカナ言葉でしょ?」
フラン「その認識が間違いだよ・・・狂気の表現がワンパなのよ・・・」
レミリア「ワンパって・・・」
咲夜「ワンパターン戦法(-2000)」
フラン「出る度一々笑うのも疲れるのよ・・・のど痛いし・・・」
レミリア「(知らないわよそんなこと)」
フラン「私だって吸血鬼なんだよ・・・もうちょい利口にして欲しいのよ・・・」
レミリア「狡猾で頭がいいってどこに行ったんでしょうね」
咲夜「吸血鬼は弱点だらけだ にんにくを嫌い 十字架を嫌い 聖餅や聖水は身を焼く 川・海・湖畔・流れる堀を渡れず 太陽に目をそむけ 聖書に目をそむけ ほとんどの吸血鬼は夜しか動けず 安息のねぐらは唯一ツ暗く小さな棺だけ」
レミリア「え、なんで急にバッシングされてるの?」
フラン「まあ百歩譲ってアハハハハはアリ・・・いや認めたくないけどよしとしましょう」
レミリア「・・・まだあるの?」
フラン「私が当て馬にされてるのだけは許せないんだよ!!!!!」
レミリア「ひぃっ」ビクッ
レミリア「当て馬って・・・貴方SSでも強キャラじゃない」
フラン「と思うじゃん!?」
フラン「大抵はなんやかんや善戦するけど倒されるとか狂気が無くなるとかで勝った例が少ないんだよ!」
レミリア「あー・・・なるほど」
フラン「その上戦闘が終われば対戦相手に『お兄様~♪』『お姉様~♪』だのとのたまう始末・・・」
レミリア「それはSSでも限られてるような気はするけどね」
フラン「加えて大人しくなったら本当はいい子だったパターンもこれまた多いこと多いこと」
レミリア「それは事実でしょ。流石私の自慢の妹・・・」
フラン「ほざきなさい!!!!!!」
レミリア「ひぃっ 今のどこに怒る要素があったのよ・・・」ビクッ
フラン「本来もうちょい仲悪い間柄でしょ私たちは!」
咲夜「なんやて工藤!」
レミリア「まあ存在忘れてたりアイツ呼ばわりする間柄だけど・・・険悪するってほどでもないでしょ」
フラン「SSじゃ大抵こうだよ。『本当は二人ともとっても仲良くしたいけどすれ違って素直になれないわーつれーわー』って関係」
フラン「BAKA!!!!!!!!」
レミリア「ひぃっ 別にいいじゃないの悪影響無いんだし・・・」ビクッ
フラン「ありまくるよ!!!そのせいで私は姉に地下に閉じ込められて毎日人形遊びしてでも何故かシスコンの可哀想な子供ってキャラにされてるよ!!!!」
レミリア「お、お姉ちゃんのこと好きじゃないの?シスコンじゃないの?」
咲夜「嫌いじゃないけど好きじゃないよ」
フラン「さっきから咲夜はなんなの!?まあその通りな感想だけど」
レミリア「そ、そうなの・・・でもお姉ちゃんは貴方のこととっても大切に思ってるわ・・・」
フラン「じゃあ仮にその設定のSSだとして・・・」
レミリア「(一世一代の告白が仮設定扱いされた姉が通ります)」
フラン「その場合幻想入りしたオリ主しかり版権もの主人公しかりが紅魔館に来て・・・」
レミリア「多分こんな展開になるわよね」
レミリア『ふうん、侵入者ねぇ・・・』
咲夜『いかがなさいますか、お嬢様?』
レミリア『血もまずそうだしいらないわ 地下室にでも送っておきなさい』
咲夜『かしこまりました』
・・・
イケメンチートハーレム鈍感転生オリ主『う、ここは・・・?』
フラン『お兄ちゃんだあれ?『
イケメンチートハーレム鈍感転生オリ主『あ、ああ俺は(凄いかっこいい名前親のセンスが疑われる)だ』
フラン『私はフランドール。フランって呼んでね?』
イケメンチートハーレム鈍感転生オリ主『うん。よろしく。でも確か俺はメイドさんと対峙してそれから・・・どうした?」』
フラン『ねえお兄ちゃん、私と遊んでくれる?』
イケメンチートハーレム鈍感転生オリ主『え?いいけど、何をして?』
フラン『それはね・・・ダンマクゴッコダヨ?』
イケメンチートハーレム鈍感転生オリ主『!?』
フラン『アハハハハ!カンタンニコワレチャヤダヨ?』
フラン「はい皆さんお疲れ様。イケメンチートハーレム鈍感転生オリ主の役はパチュリーにやって頂きました」
パチュリー「・・・恥ずかしかった///」
フラン「あざとい!キャラ作んな!もう帰れ!!」
咲夜「ぬわああああん疲れましたわもおおおおおん」
フラン「二言しか喋ってないのに疲れんな!」
レミリア「落ち着きなさい。貴方も大概キャラ崩壊してるわ」
フラン「あー・・・そうね。また喉が痛いわ。咲夜、ハーブティ頂戴」
咲夜「お待たせ!アイスティーしかなかったんだけどいいかな?」
フラン「なんでわざわざ冷やした!!!!!!」
レミリア「美味しいけどね」ゴクゴク
フラン「まあ飲むけど・・・一月にアイスティーは辛い・・・」ゴクゴク
フラン「さて本題ね。ここで私が最も不服申し上げたいのはなんでしょう」
レミリア「え?貴方がカタカナ言葉で笑ってることじゃなくて?」
フラン「それは私個人の設定ね。今回は私とお姉様との間柄についての不満点だよ」
咲夜「フラン「さん」をつけろよデコ助野郎!!」
フラン「金田ぁぁぁぁぁ!!!間柄についてって言ったばっかりでしょ!」
パチュリー「あー私分かったわーでも言わないわー分かってるけど言わないわー正解言ったら可哀想だからー」
フラン「パチュリーってクイズ番組で解答出てから『ほらやっぱりー』って言うタイプでしょ」
美鈴「私が登場してないことに不服申し立てます!」
フラン「そう・・・」
美鈴「・・・ごめんなさい真面目に答えます」
咲夜「いいから門番に戻りなさい」ナイフザクー
美鈴「ひぇ~!ごめんなさい~!」
フラン「SSでよくやる茶番を今やるな!!!」
フラン「で、不満点なんだけど・・・」
レミリア「ええ、結局なんなの?」
フラン「何で事あるごとに私に誰かと会わせようとか考えちゃってるわけ!?」
レミリア「え?どゆこと?」
フラン「妹大切だって思ってる系のお姉様って何かにつけて地下室に連れていくのよね・・・しかも侵入者お客人関わらず」
咲夜「地下行きだっ・・・!1050年地下行きっ・・・!」
フラン「何故って咲夜に聞かれた場合のパターンの返しは決まって『運命だから』」
フラン「乙女か!!!!」
レミリア「ひぃっ 一応乙女よ・・・」
咲夜「私が乙女・・・?違う・・・私は悪魔だ・・・」
フラン「どこの馬の骨とも分からない奴をほいほい妹に会わせようとするなと、私は言いたいのよ」
レミリア「でも大概結果オーライになってるからいいじゃないの・・・」
フラン「結果オーライにならないSSって安価系だけだよ!てか私の立場で考えてよ!」
フラン「部屋にいきなり見知らぬ人間をゴロンと置かれるってかなりホラーだよ!?アソボ?とか言えるか!!!!」
レミリア「これは盲点だったわ・・・」
咲夜「この咲夜の目を持ってしても読めなかった・・・!」
フラン「私と戦うことで主人公がどれだけ強いかの尺度も図れるし、戦闘シーンで行数も稼げるのは分かる」
フラン「ただもしその理由だけなら私である必要無いじゃない?ってことなの」
レミリア「そうでもないわよ。キャラ出来上がってるし姉妹愛でシリアス出来るしスペカも単純でわかりやすいでしょ」
咲夜「妹様は犠牲になったのだ・・・話数稼ぎの犠牲にな・・・」
フラン「スペカ使うならレーヴァテインとフォーオブアカインド以外出してよ・・・てか殺しにかかってるのにスペカって・・・」
レミリア「スペカって単純に必殺技を叫んでるだけーみたいな扱いは多いわよね」
フラン「そもそも弾幕が相手を殺すものじゃないし・・・まあそれはもういいや」
フラン「さて最後の不服だけど・・・」
レミリア「まだあったの・・・」
フラン「これは私ってか紅魔館の問題ね」
レミリア「え、私たちもキャラ間違ってた!?うー☆!?PAD!?魔理沙フリーク!?中国!?」
フラン「もう全部廃れたよ!!!!・・・うー☆は時々あるかも」
フラン「キャラじゃなくて紅魔館自体よ!みんなここ来過ぎじゃない!?」
レミリア「あら、いいことじゃない。それだけ紅魔館が筆者や読者にとって印象深いということよ?」
フラン「確かに来るなとは・・・言いたいけど言わない。ただ理由が問題なのよ!」
フラン「『とりあえず紅魔館に』『あそこには図書館が』『吸血鬼がいるとか』『なんとなく』」
フラン「ある者は誰かにほだされ、ある者は自主的に、あるものは強制され・・・」
フラン「幻想郷でも随一の危険性がある紅魔館がそんなに好きなの!!!?」
咲夜「紅魔館がそんなに好きかァーーーー!?」
レミリア「なるほどね・・・来るならせめて必要不可欠な理由持って来いと言いたいのね」
フラン「そういうこと・・・とりあえずビール的なノリで来ては地下室へ連れてかれ激戦を繰り広げた後の姉妹愛でシリアス・・・」
フラン「もう出演多すぎて疲れたのよ・・・」
咲夜「ビール!ビール!」
パチュリー「パッチェ冷えてるわよ」
レミリア「まあ紅魔館・・・ひいては紅魔郷はツブ揃いのキャラで書きやすいからね」
レミリア「ロリ系、年上系、人間、人外、チャイナ服、メイド、病弱娘、巨乳貧乳なんでもござれ。キャラも固まってギャグもシリアスもイケる個性派揃いよ」
フラン「そして安易に紅魔館にキャラを行かせる様な書き手は大概二次の性格のキャラで出して来る」
フラン「それを見た読者はそういう性格だと認識する、転じて書き手になったならやはり性格は参考にしたSSに則って二次の性格のキャラになる・・・」
レミリア「それを見た読者は・・・ってね。しかも途中で書かなくなったSSは紅魔郷編までは完結してることが多いことからそれ以降のキャラの性格が分からないってことかしら」
フラン「妖々夢とか永夜抄だって大概分かりやすいキャラでしょ。やる気が無いだけよ」
レミリア「んな投げやりな・・・」
フラン「話は逸れちゃったけど・・・私が最も言いたいことは」
フラン「私や紅魔館を安易に使って欲しくない。ということだよ」
レミリア「幻想入りSSでそれはある意味縛りプレイね・・・」
フラン「どうせ安易にここに行かせる様なSSなんて有象無象のSSに埋もれてくんだから」
咲夜「有象無象の区別なく私の弾丸は許しはしない!」
フラン「いよいよもって咲夜うるさい!少し静かにしてなさい!お口にチャック!」
咲夜「閉じろジッパー!!」
レミリア「私としては紅魔館の宣伝になるしいいと思ったんだけど・・・」
フラン「おかげで脅威をアピールするどころか外来人の観光地扱いだよ!!!!!」
レミリア「ひぃっ も、もう脅威を宣伝する必要はないじゃない。もう誰もが分かってるわよ・・・」ビクッ
フラン「分かっててなおこれだけ出演するのが問題だって言ってるのよ!!!!」
レミリア「わ、分かったから。もう来ても追い返すし地下室も行かせないから!」
フラン「本当に頼むわよお姉様・・・たまには部屋でゆっくりしたいのよ・・・」
フラン「さて・・・言いたいことは言ったわ」
レミリア「突然来て言うだけ言ってくれたわね・・・ま、気が済んだならいいけど」
フラン「すっきりしたわよ・・・じゃ、部屋に戻るね」ガチャッ
・・・・・・・・・
レミリア「ふーむ。でもこれじゃあフランが家族以外と交流しない可哀想な子になっちゃう。ここは私が一肌脱がないと・・・」
パチュリー「(そういうのを辞めろって話してたはずなのに全く聞いてなかったのかしらこのポンコツは)」
咲夜「お嬢様、私にいい考えがあります」
レミリア「と、突然まともに喋ったわね・・・何かしら?」
咲夜「それはですね・・・」
パチュリー「(失敗フラグしかしないわ)」
・・・・・・・・・
イケメンチートハーレム鈍感転生オリ主「ここの執事として働かせていただくことになりました。よろしくお願いいたします」
フラン「・・・・・・・・・・」
レミリア「突然会わせるのが問題だと言うのなら少しずつ交流させることにしたわ!私のアイディアよ!」
パチュリー「(他人のアイディアを自分の手柄にする吸血鬼の屑)」
フラン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
レミリア「どうしたの?黙っちゃってるけど・・・えと、もっと平凡な人がよかった?」
フラン「・・・・・これも・・・・・」
レミリア「え?」
フラン「これも有象無象のSSの展開じゃないのよ!!!!!!」
レミリア「ひぃっ」
咲夜「妹様がいたから楽しかった」
パチュリー「狂気でカタカナ言葉でシスコンで、そんなフランが皆大好きだったから」
美鈴「これで紅魔館の話は、おしまい」
レミリア「お兄様~♪」
フラン「お姉様が懐柔されてんじゃないわよ!!!!!!」
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