凛「SUPER IDOL 世界-HELEN-」 (28)

※BEMANIネタ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462975463

凛「おはようございます」ガチャ

加蓮「こし、こし、クロス、かた、ダウンで持ち上げてー……ゆっくり下ろす」

加蓮「……」

加蓮「この後どう踊るんだっけ?」

奈緒「次は……あ、そうそう」

奈緒「ななめ、戻して、クルリンパ、だな」

加蓮「あ、そっかー」

凛「……二人とも何踊ってるの?」

加蓮「あ、凛おはよー」

奈緒「よお、凛」

奈緒「あたしたちShe is my wife踊ろうと練習してたんだ」

凛「……何それ、次のトライアドプリムスの新曲?」

奈緒「いや、違う……ってか、凛知らないのか?」

凛「その曲のことなら知らないけど……」

加蓮「えっ、知らないの!?」

凛「いや、知らないよ」

加蓮「嘘……!?」

凛「……そんな有名な曲なの?」

奈緒「あのSUPER IDOL 世界-HELEN-の一番の大ヒット曲っていっても過言じゃないぞ」

凛「誰」

奈緒「そんな……SUPER IDOL 世界-HELEN-を知らないのか……!?」

凛「……ヘレンさんなら知ってるけど」

奈緒「ヘレンさんとSUPER IDOL 世界-HELEN-は何の関係もないぞ

凛「……あ、そう……じゃあ知らない」

奈緒「マジか……」

加蓮「凛、それは人生の11割くらい損してるよ」

凛「来世にまで影響するの?」

加蓮「するよ!」

加蓮「なんてったって、あのSUPER IDOL 世界-HELEN-なんだから!」

凛「……」

凛「ごめん、まったくついていけないんだけど」

奈緒「まあ、知らないならそうだろうなあ」

奈緒「……よっし、じゃあ凛!」

奈緒「今からShe is my wifeのMVを見よう!」

凛「MVあるの?」

奈緒「ああ」

奈緒「いつでも見れるように常に鞄に入れてる」

凛「ずっといれてるのはちょっと怖いんだけど」

奈緒「あとは、こうやって誰かに紹介したりするときに便利だろ?」

加蓮「あたしも奈緒に見せてもらって知った口だからねー」

加蓮「見せてもらってよかったと思ってるよ」

奈緒「だろ!」

凛「……ふーん」

奈緒「というわけで、プロジェクターとスクリーンを用意したぞ!」

凛「いや、普通にテレビで見ればいいんじゃないの?」

奈緒「機材が用意されてるなら、大きな画面で見たほうがお得だろ?」

凛「……そういうものなのかな」

加蓮「そういうものだよ」

奈緒「じゃ、あたしは準備するなー」

加蓮「んー」

凛「……」

凛「……ねぇ、加蓮」

加蓮「んー?」

凛「SUPER IDOL 世界-HELEN-ってなんなの?」

加蓮「んっとねー……」

加蓮「ONLY ONEなLiving Legendだよ」

凛「ぜんぜん意味わかんないんだけど」

加蓮「まあ見たらわかるって」

凛「……」

奈緒「準備できたぞー」

奈緒「じゃ、再生するな」

凛「……」

凛(『ONLY ONE BALLAD』)

凛(『She is my wife』)

凛(『SUPER IDOL 世界-HELEN-』)

凛(黒背景にそう書かれてる)

『愛』

奈緒「お、はじまった」

『それは時に儚く、時に人の心を狂わせる』

凛「……MVは?」

凛「画面には風景しか映ってないけど」

『君と過ごした幾つもの夜』

加蓮「……本当だ!」

加蓮「これ汎用じゃん!」

『まぶたを閉じれば、色あせない思い出が』

奈緒「なんだ汎用か……」

『今も鮮明に蘇る』

凛「……二人とも何回か見たんじゃないの?」

奈緒「見たぞ」

加蓮「見たよ」

『しかし、あの頃の君はもうここにはいない』

凛「じゃあ何で驚いてるのさ」

奈緒「いや、まあ、なんていうか……」

『あるのは、君が残してくれた温もりと、香りだけだ』

加蓮「……様式美?」

凛「えぇ……」

ガシャーン

凛「!?」

凛「後ろで何か割れる音が……?」クルッ

ヘレン「She is my wife」

凛「!?」

凛(さ、サングラスをかけて、そうめんみたいなのがついた服を着たヘレンさんがいる……!?)

奈緒「うおおおおっ! 本物のSUPER IDOL 世界-HELEN-だあっ!」

凛「奈緒!?」

ヘレン「待たせたわね……!」

加蓮「待ってましたーっ!」

凛「加蓮!?」

美穂「……!」

響子「……!」

卯月「……!」

ヘレン「スーパースタッ!」

藍子「……!」

未央「……!」

茜「……!」

凛(ピンクチェックスクールとポジティブパッションのみんなもヘレンさんの後ろにいる……)

凛「……バックダンサー?」

茜「私はキーボードです!」

卯月「私はDJです!」

凛「……そう」

ヘレン「私を見たいという気持ちに答え、ここに来たわ!」

奈緒「すっげー!」

奈緒「まさか生で見れるなんて思わなかった!」

加蓮「本当だよね!」

加蓮「やっぱり生で見ると感動が違うなー……」

凛「……」

凛(確かに、ヘレンさんも、他の4人もピシッと踊ってる)

藍子「……!」

未央「……!」

凛(……でも……後ろの二人はともかく)

凛(なんで踊ってるみんなは真顔なんだろう)

凛(ちょっとくらい笑顔でもいいんじゃ……)

美穂「……!」

響子「……!」

凛「……」

凛(……いつ歌うんだろう?)

未央「……」

美穂「ご覧、この指、綺麗だろ?」

凛「?」

響子「み、美穂ちゃん、声に出てるっ!」

美穂「……あっ!」

ヘレン「別にかまわないわ」

ヘレン「言葉に出すことで全力を出せるなら、いくらでも口に出しなさい」

ヘレン「無理に我慢するんじゃなく自然体で……そうすればあなたも世界レベルよ」

美穂「HELENさん……!」

奈緒「さっすがSUPER IDOLだ!」

加蓮「感動した!」

凛「……」

ヘレン「他のみんなも自由にしなさい!」

未央「じゃあ、私も」

未央「投げたら、反対側からドーン……」

藍子「顔は指先」

響子「ななめ、ななめ、ななめ、ハート」

凛「……」

ヘレン「愛、夢、希望」

凛(……またポエム?)

ヘレン「君と過ごした日を」

ヘレン「私は……決して忘れない」

卯月「Ah~」

茜「Ah~」

美穂「Ah~」

ヘレン「She is my wife」

ヘレン「Ah~、Ah~」

ヘレン「……ふぅ」

凛(結局歌らしい歌無かった……)

凛(あ、でもそれは私が勘違いしてただけか……誰も歌があるとは言ってなかったし)

奈緒「最高だった!」パチパチ

加蓮「最高でした!」パチパチ

加蓮「ね、凛もよかったでしょ?」

凛「あ、うん」

凛「……」

凛「かっこよかったと思う」

ヘレン「ふふ」

ヘレン「この魅力がわかったということは、あなたも世界レベルに一歩近づいたわね」

凛「……?」

ヘレン「みんなも素晴らしかったわ」

ヘレン「ナイス世界レベル」

卯月「ありがとうございますっ!」

藍子「いやー、楽しかった!」

茜「そうですね!」

茜「私もくねくねするの楽しかったです!」

美穂「あ、あの……HELENさん!」

ヘレン「何かしら?」

美穂「今日は、すいませんでした!」

ヘレン「……何のことかしら?」

美穂「途中……口に出しちゃって……」

ヘレン「言ったはずよ」

ヘレン「自然体でいることもまた世界レベル」

ヘレン「あの時あなたは世界レベルに近づいていたわ」

ヘレン「悔やむことはないわ」

美穂「HELENさん……!」

ヘレン「もっとも、口に出さずに自然体で踊れたら更なる高みへといけるわ」

ヘレン「精進なさい」

美穂「はい……っ!」

凛「……」

奈緒「いやー、さすがSUPER IDOL」

加蓮「踊っていないときでもかっこいい……!」

凛「……」

凛(楽屋裏ででもやればいいのに何でここで……)

響子「さ、じゃあ無事終わりましたし!」

響子「どこか打ち上げ行きませんか?」

茜「いいですね!」

茜「天一に行きましょう!」

未央「いや、それは……」

ヘレン「……」

ヘレン「その前にひとつ聞いてくれるかしら?」

卯月「……?」

ヘレン「……私」

ヘレン「今日が、地球にいられる最後の日なのよ」

加蓮「えぇっ!?」

奈緒「そんな……嘘だろ……!?」

ヘレン「嘘じゃないわ……私は銀河にあるSUPER IDOL星に帰らないといけないの」

凛「何そのウサミン星みたいな」

ヘレン「だから、貴方たちと踊れるのもこれが最後になるわ」

藍子「どうしても帰らなきゃいけないんですか……?」

ヘレン「ええ」

ヘレン「……だから、最後、あなたたちにこのダンスを送るわ」

ヘレン「ミュージックスタートッ!」

ヘレン「……」

卯月「この曲は……SA.YO.NA.RA.SUPER STAR!」

凛「IDOLじゃないんだ」

茜「これを踊るのは本当に別れるときだけってHELENさんはあの時……!」

藍子「ジャンル名もONLY ONE FINALEってくらいですから……本当に別れが……!」

ヘレン「……!」

響子「でも……すごい……!」

美穂「やっぱり踊りが世界レベルです……!」

ヘレン「……!」

奈緒「うぅ……これがHELENを見る最後だなんて……!」

加蓮「でも、どうしても帰らなきゃなんだから……受け入れなきゃだよね……!」

ヘレン「……!」

凛「……」

凛(……みんなのテンションについていけない)

凛(なんなの、結局SUPER IDOLってなんなの……?)

凛(なんなの……?)

ヘレン「……!」

ヘレン「……ふぅ」

凛(……あれ?)

凛(踊り終わったの……?)

凛(まだ音楽流れてるのに)

卯月「よかったです!」パチパチ

ヘレン「!」

響子「かっこよかったです!」パチパチ

美穂「世界レベルでした!」パチパチ

茜「燃えましたね!」パチパチ

未央「最高のダンスでした!」パチパチ

ヘレン「みんな……!」

藍子「HELENさん……!」

藍子「バックダンサーやれて、とても楽しかったです!」ギュッ

ヘレン「……」ギュッ

藍子「銀河へ帰っても頑張ってください……」ダキッ

藍子「そしていつか、もう一度会いましょう……!」

ヘレン「……」ダキッ

ヘレン「……ええ」

奈緒「……!」

奈緒「HELENの目から……涙が……!」

ヘレン「思い出すわ……」

ヘレン「あなたとたちとたくさんの舞台で一緒に踊ったこと」

ヘレン「ずっと昔のことのようであり……ほんの少し前のようにも思える……」

美穂「お疲れ様でした!」

茜「ありがとうございました!」

未央「楽しかったです!」

藍子「また、いつか!」

響子「一緒にいたこと忘れません!」

卯月「お疲れ様でした!」

ヘレン「……素敵な花束をありがとう」

凛(……いつの間に用意したんだろ、あれ)

ヘレン「それじゃあ、またいつか会いましょう」

奈緒「!」

加蓮「ヘレンさんの体が光って……!」

凛「わっ、眩しっ……!」

凛「……」

凛「……!」

凛「いない……!?」

卯月「本当に……いなくなっちゃったんですね……」

藍子「はい……どこを見てもいません……」

美穂「……」

美穂「でも……いつかまた会いましょうって言ってくれました!」

未央「!」

美穂「だから、その時まで……世界レベルに近づけるようにがんばりましょう!」

茜「……そうですね!」

茜「そうと決まれば早速特訓しましょう!」

未央「いや、踊ったばっかで疲れてるし……そう、とりあえず打ち上げしようよ、打ち上げ!」

響子「どこにします?」

卯月「んー……どこにしましょうか……」ガチャ

奈緒「……」

加蓮「……」

奈緒「……みんな出ていったな」

加蓮「うん……」

加蓮「HELENさん……本当に帰っちゃったんだね」

奈緒「ああ……」

奈緒「……」

加蓮「……」

凛(……やっぱりいまいちまだノリきれてないけど)

凛(でも、二人があのヘレンさん……いや、SUPER IDOL 世界-HELEN-さんが好きだったのは事実なんだよね、たぶん)

凛(好きだったアーティストが急に活動しなくなる)

凛(……寂しくもなるよね)

凛「……」

奈緒「はぁ……」

加蓮「……とりあえずテレビでもつけよっか」

奈緒「そうだな」ポチッ

『緊急速報です』

凛「あ、川島さん」

『巨大隕石が地球に接近し、日本が壊滅する恐れがあることが発覚しました』

奈緒「はぁ!?」

凛「えっ……!?」

加蓮「嘘……!?」

奈緒「え、えっ、どうしよう……どうしよう……!?」

凛「……本当なのかな……?」

加蓮「本当でしょ……だって、こうしてニュースでやってるんだし!」

凛(……)

凛(さっきのヘレンさんからの流れだと本当だって信じれない)

奈緒「な、なぁどうしたらいいんだ、私たち!?」

加蓮「落ち着いて、奈緒」

加蓮「落ち着いて……ESCAPE TO THE SKYマンを呼ぼう!」

奈緒「あ、ああ、そうだな!」

凛(また私の知らないものが出てきた……)

加蓮「ESCAPE TO THE SKYマン助けてー!」

奈緒「ESCAPE TO THE助けてー!」

加蓮「ESCA助けてー!」

奈緒「ESけてー!」

加蓮「Sけてー!」

凛(わかった、この隕石のニュースたぶん嘘だ)

奈緒「どうしよう、こないぞ加蓮!」

加蓮「私たちの声届いてないのかな……」

奈緒「くっ……じゃあどうすれば……」

『ここで、フィリピンにいるフィリピンニャンコシスターズがどのようにすごしているか見てみましょう』

『ナターリアはフィリピン出身じゃねーって言ってるダロ!』ドボーン

『みくはお魚が嫌いなのっ!』ドボーン

『……ぷはっ!』

『ミクの言った通り、叫びながら川に入ると気持ちいいナ!』

『でしょー?』

『もっかいやるにゃ!』

凛(隕石のニュースでこんな映像普通流さないだろうし)

凛(……ってか、ニュース番組で流れてる音楽が前の2曲と同じ感じだし)

奈緒「……HELEN」

奈緒「そう、HELENがいればあたしたち助かるんじゃないか!」

加蓮「奈緒……でも、HELENはもう……」

奈緒「くっ……あと1日でもHELENが帰るのが遅ければ……」

凛「……」

凛「……あ」

凛「ねぇ、二人とも、今ヘレンさんが廊下を通ったよ」

奈緒「ヘレンさんとSUPER IDOL 世界-HELEN-さんは関係ないだろ!」

凛「……」

凛「……ごめん、そのSUPER IDOL 世界-HELEN-さんが廊下を通ったよ」

奈緒「何っ!?」

加蓮「行かなきゃ!」

奈緒「本当だ、HELENだ!」

加蓮「なぁ、HELEN!」

ヘレン「……?」

ヘレン「私のこと……?」

加蓮「そうだよ!」

加蓮「今、地球に巨大隕石が来てるの!」

奈緒「だからさ、HELEN、SUPER IDOLの力で私たちを助けてくれよ!」

ヘレン「……SUPER IDOL?」

奈緒「……HELEN?」

ヘレン「悪いけど、私、今記憶がないの」

ヘレン「だから、それはできないわ」

加蓮「……嘘」

ヘレン「嘘じゃないわ、それじゃ」

奈緒「……そんな」

奈緒「じゃあ、どうしたら……」

加蓮「……」

凛(……やっぱり、あれサングラスつけただけのヘレンさんだよね)

卯月「~♪」

凛(あ、卯月が逆側から歩いてきてる)

卯月「……!」

卯月「あ!」

卯月「HELENさん!」

ヘレン「!」

ヘレン「う……頭が……!」

加蓮「HELEN……!?」

奈緒「そうか……かつての仲間が呼びかけたことで、記憶が蘇ろうとしてるんだ!」

ヘレン「くっ……ふ」

凛(……ふ?)

ヘレン「深い闇の中……世界は混沌に包まれてたわ」

ヘレン「怒り、悲しみ、驚き、恐怖」

ヘレン「そう、私は……助けを求める声を聞きつけ」

ヘレン「ここに舞い戻ってきた……!」

ヘレン「私はSUPER IDOL 世界-HELEN-」

ヘレン「私は……帰ってきたっ!」

凛(一瞬ヘレン――いや、HELENが光ったかと思うと、さっきまでのそうめんの服に着替えていた)

凛(……どうやってるんだろ、これ)

奈緒「!」

加蓮「HELENだ!」

加蓮「HELENが完全復活した……!」

奈緒「やった!」

奈緒「HELENは帰ってきた!」

加蓮「HELENは帰ってきた!」

ヘレン「私は今ここに帰ってきた」

奈緒「HELENは蘇る!」

加蓮「HELENは蘇る!」

ヘレン「私はオンリーワン」

ヘレン「SUPER STAR!」

凛(やっぱりそこはIDOLじゃないんだ)

ヘレン「……ふぅ」

ヘレン「これで、地球に接近してる隕石は消滅したわ」

奈緒「さっすがHELEN!」

卯月「はやくみんなに帰ってきたってことを知らせなくちゃ!」

卯月「行きましょう、HELENさん!」

ヘレン「ええ」

ヘレン「それじゃあ、また会いましょう」

加蓮「ありがとうございましたー!」

凛「……」

奈緒「……」

加蓮「……」

凛「……で」

凛「これはなんなの?」

奈緒「だからSUPER IDOL 世界-HELEN-を凛に紹介しようとしてたんだけど――」

凛「――いや、一連の流れの説明じゃなくて」

凛「なんで私にこんな劇みたいなの見せたのかなって」

奈緒「あー……」

加蓮「やっぱりばれちゃう?」

凛「ばれないと思ったの?」

奈緒「いや、思わなかったけどさ」

凛「で、何で?」

奈緒「……」

加蓮「……今の元ネタはSUPER STAR 満-MITSURU-って言ってね」

加蓮「音ゲーのコンポーザーなんだ」

加蓮「……で、今の流れは大体その曲のムービーに流れるの」

凛「ふーん」

奈緒「……音ゲーって面白いよな」

奈緒「だから凛も弐寺しようぜ!」

凛「あ、それが目的なんだ……」

奈緒「ああ!」

奈緒「他にも面白いムービーもいっぱいあるんだ」

奈緒「かっこいいムービーだってかわいらしいムービーだってある」

奈緒「もちろん曲も同じで、いろいろなジャンルの曲がある」

凛「ONLY ONE BALLADとか?」

奈緒「いや、あれはまあ特殊な方だけど……」

奈緒「ともかく、弐寺って……音ゲーって面白いんだ!」

奈緒「とりあえず一回やろう!」

凛「……んー」

奈緒「……もしかして怖いのか?」

凛「まあ、ゲームセンターってあまり行かないし……ちょっと怖いかもしれない」

奈緒「ばっかお前……あたしがついてるだろ?」

奈緒「あたしと一緒にBEMANI!」

凛「んー……」

奈緒「……そこで悩まれるとなんともいえない気分になるんだけど」

加蓮「……」

加蓮「……ねぇ、凛」

加蓮「ポップンっていう音ゲーに『蒼い弓箭』とか『蒼が消えるとき』って曲があるんだけど」

凛「やる」

加蓮「……即答だね」

奈緒「さすがだな……」

奈緒「……まあいいや」

奈緒「そうと決まったら、早速ゲームセンターに行こうか」






おわり

十段なう

音ゲーはまったのきっかけのひとつが「ALL MY HEART-この恋に私のすべてをかける-」でした、そういう意味で満にはとても感謝してます

気が向いたら三村かな子 with SUPER IDOL 世界-HELEN-のわくわくお食事タイムも書きます


誤字脱字、コレジャナイ感などはすいません、呼んでくださった方ありがとうございました

元ネタ

https://youtu.be/mscuT8plhuQ

https://youtu.be/f1EyTv3BvG8

https://youtu.be/f_NzA6qo14k

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