みほ「隊長達の集い」 (74)

みほ「・・・」ぐでぇ~

まほ「・・・」だらぁ~

ダージリン「・・・」ごろん

カチューシャ「・・・」漫画じ~

ケイ「・・・」テレビじ~

ミカ「・・・」楽譜じ~

西「・・・」すやぁ


みほ「・・・暇、だねぇ」

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ダージリン「・・・ねぇ、ケイ」

ケイ「ん、何かしら?」

ダージリン「何か面白いことやってくださる?」

ケイ「今テレビ見るのに忙しいから」

ダージリン「・・・」

ケイ「・・・」

ダージリン「ねぇ、みほ」

みほ「今ダラダラしてるのに精一杯なので面白いことできません」

ダージリン「・・・そう」


カチューシャ「・・・ねぇ、ミホーシャ。この漫画の続きあるかしら?」

みほ「無いよ」

カチューシャ「そう・・・」



アンチョビ「おーいお前ら!昼飯の準備が出来たぞー!」


隊長ズ『ガダダッ』

アンチョビ「今日はアンツィオ名物のアンツィオパスタだぞ!」

まほ「今日『は』というか今日『も』というか」

アンチョビ「なんだよ、旨いだろ?」

まほ「いや、確かにそうなのだが」

みほ「わーい!いただきマース!」

カチューシャ「うげっ、ピーマン入ってる・・・」

ケイ「カチューシャ、ピーマンぐらい食べないと大きくなれないわよ」

カチューシャ「うるさいわね!あむっ!」

ミカ「ところで、このあとは何か予定はあるのかい?」

みほ「予定?特にありませんが」

西「そういえば我々は何故西住隊長殿の自宅におよばれされたのでしょうか?」

まほ「あー、それはアレだ。今お母様とお父様は旅行中でな、みほが来れるのは今だろうと思ってだな」

まほ「お前たちはついでに呼んだ」

西「そうでありましたか」

ケイ「でも、だからといって昨日から何もしないでこうダラダラ過ごすのもねぇ・・・」

みほ「ごめんねぇ、ウチ何も置いてなくて」

ダージリン「せめて観光とか買い物にも行きたいですわ」

まほ「そうしたいのは山々だが、昨日から雨降っているからなぁ・・・」

みほ「・・・」

ケイ「・・・」

ダージリン「・・・」

カチューシャ「ねぇ、この漫画の続きある?」

みほ「あ、はい、これ」

カチューシャ「ありがと」

アンチョビ「天気予報によれば明日晴れるみたいなんだがなぁ」

ミカ「その天気予報はアテになるのかい?」

アンチョビ「しらん」

まほ「そうだなぁ・・・明日、明日晴れれば外に出歩くことも出来る」

みほ「じゃあ明日もし晴れたらどこに行きたいか、今のうちに考えておきます?」

ケイ「私は映画を見に行きたいわ!」

ダージリン「私はお紅茶を買いに行きたいですわ」

アンチョビ「私は食材かなぁ・・・」

カチューシャ「私は外ならどこでも構わないわよ!」

ミカ「楽器屋。カンテレの弦が切れてしまってね」

西「お洋服を買いたいですね、私は」

まほ「・・・まぁ、晴れたらの話だがな」

みほ「どうしてそういうこと言うの・・・」

ケイ「・・・本当に暇ね」

ダージリン「みほさん、なにか暇つぶしになるようなものはないかしら?」

みほ「暇つぶしになるようなもの?う~ん・・・トランプとか?」

カチューシャ「うーん・・・ベタすぎるわね」

みほ「えっとそれじゃあ・・・ボードゲームの類いとかどうでしょうか?」

まほ「ウチにそんなものあったか?」

みほ「たしかチェスとか将棋とかならあったはず」

ダージリン「チェス!いいでしょう!聖グロ一のチェス棋士の私がお相手いたしましょう!!」

西「将棋!!町内会将棋大会で何度も優勝を果たした私に挑もうとは良い吶喊魂です!」

まほ「・・・やめておこう。あのふたりは調子に乗ると厄介だからな」

みほ「じゃあどうしよう?」

~数分後~

カチューシャ「・・・ただいま」

まほ「おかえりあなた」

カチューシャ「なんだ、まほのほうから出迎えとは珍しいな。子供達は寝てるのか?」

まほ「ええ、みほとミカはすでに寝てるわ」

カチューシャ「そうか・・・」

まほ「ねぇあなた、聞きたいことがあるの」

カチューシャ「なんだ?カチューシャは疲れてるから明日に・・・」

まほ「・・・千代美」

カチューシャ「!?」

まほ「あなたが寝てる時にこっそりメールを見たのよ」

まほ「ねぇあなた、千代美って誰かしら?」

カチューシャ「・・・会社の同僚だよ」

まほ「嘘つかないで!!私知ってるのよ!あなたが千代美という女と浮気していることを!!」

カチューシャ「な!う、浮気だなんて・・・!」

まほ「これを見ても嘘と言えるのかしら?」

カチューシャ「お前!そんな写真どこで!」

まほ「探偵さんに依頼したのよ・・・少し値は貼ったけどね・・・!」

まほ「まさか私というもがありながらこの女と浮気するだなんて・・・!」

カチューシャ「バカ!誤解だ!」

まほ「これの何処が誤解なのよ!!」



ケイ(・・・なにこれ?)

ダージリン(・・・おままごと?)

ケイ(うわぁ、やだなぁこんなおままごとするの・・・)


まほ「あなたには死んでもらうわ!殺し屋だって雇ったのよ!」

ダージリン(あら、ここで私の役目なのね)

ケイ(せめてできれば普通のおままごとして欲しいわね)

~数十分後~

みほ「お父さんとお母さんの仇ぃ!!」

ミカ「やめるんだみほ!その技を使ったらお前はもう・・・!」

ダージリン「フフッ、やれるものならやってみなさい!この私に傷をつけることさえできるのならね!!」

みほ「くらえ!必殺・・・!」

ミカ「やめろみほぉおおお!!!」

ケイ「そこまでよ!」

ミカ「あ、貴方は!」

みほ「師匠!どうしてここに・・・!」

ケイ「みほ。私はあなたに教えたはずよ。この技は私念の為に使ってはいけないと・・・」

みほ「師匠どいて!そいつを倒せない!!」

ケイ「いいえ、退かないわ。私が命懸けで貴女を止めるもの・・・!」

まほ(まさかアドリブに次ぐアドリブでこんな展開になるだなんてな)

西「さあ!早くこの姉妹に止めを指すのです!」

ダージリン「貴方は誰に口を聞いているのかしら?」

まほ(本当になんだこの展開は)

~さらに数十分後~

隊長ズ『・・・』


カチューシャ「・・・ねぇ、暇なんだけど」

ミカ「それじゃあカチューシャがなにか面白いことすればいいんじゃないかな」

カチューシャ「ノンナがいてくれたらなぁ・・・」

ケイ「・・・誰が呼んでみる?」

ダージリン「熊本まで誰が来るのよ」

ケイ「アリサとナオミでも呼ぶ?」

まほ「エリカもいるぞ」

ダージリン「そうねぇ・・・やっぱ止めておきましょう」

みほ「ねぇ皆、雨が小雨になってきたよ」

西「この調子だと明日は晴れそうですね」

まほ「エリカ、私だ。急で悪いが今から私の家に・・・」

ダージリン「だから呼ばなくてもいいですって」

~数分後~

ケイ「グッジョブベリィナイス!!」

アンチョビ「あーうん、85点かな」

みほ「おお!ここでケイさんが高得点出ました!解説の西さん、いかがでしょうか?」

西「はい、恐らく本場仕込みの英語とサンダース高校によるテンションでこの高得点を出せたのでしょう」

みほ「ケイさんは日本人ですけどね、ありがとうございます。さあ次の選手は・・・」

まほ「・・・」

みほ「おっと、これは黒森峰高校の西住まほ選手です。まほ選手はケイ選手の記録を上回ることができるのでしょうか」

まほ「・・・」グラサン装備

みほ「おっと、これはなんでしょうか?」

西「サングラスですね、これは非常に興味深いです」

みほ「まほ選手は一体どのような蝶野さんモノマネを魅せてくれるのでしょうか」


まほ「すぅ・・・」




まほ「ガッデェエエエエエエムッ!!!!」

みほ「おおっと、これは西さん」

西「ええ、これは蝶野さんは蝶野さんでも、プロレスラーの蝶野さんのようですね」

まほ「この中に!みほのボコ人形を盗んだ奴がいる!一人ずつ確認してやるからな!まずはお前!」

ミカ「私かい?」

まほ「・・・ふむ、次」

ケイ「・・・」

まほ「・・・次」

ダージリン「私じゃないわよ」

まほ「最後にお前」

カチューシャ「わ、私だって違うわよ!」

まほ「ふむ・・・ん?」

みほ「おおっと、カチューシャ選手のポケットから小さなボコ人形!」

西「これは行けませんねぇ」

まほ「おいお前!これはなんだ!」

カチューシャ「し、知らないわよ!」

まほ「知らないとは言わせねぇぞ!なんでお前がこれ持ってんだって聞いてんだ!!こっち来い!」

カチューシャ「へっ、ヤダ!やだやだ!!」

まほ「暴れるんじゃねぇ!歯ぁ食いしばれ!!」


カチューシャ「私じゃない私じゃないわたしじゃ!!」バチィン!!!

まほ「いいか、二度とするんじゃねえぞ」

カチューシャ「うぅ・・グスッ・・・」

アンチョビ「あー・・・80点」

みほ「おおっと!惜しい!記録更新ならず!!」

西「いい線は行っていたんですがねぇ、更新を塗り替えることができず、カチューシャさんはただの殴られ損でしたね」




カチューシャ「・・・」

まほ「だからすまないって」

カチューシャ「・・・」

まほ「思いっきりブッタのは謝るから機嫌直してくれ」

カチューシャ「・・・」

まほ「・・・どうしよう、みほ」

みほ「私に聞かないでよ・・・」

カチューシャ「・・・」

カチューシャ「・・・しろくまアイス」

まほ「え?」

カチューシャ「しろくまアイスを買ってきてくれたら許してあげるわ」

まほ「そ、そうか。しかし今は雨が降ってだなぁ」

みほ「あ、ちょっと止んでる」

カチューシャ「だってさ」

まほ「・・・わかった。近くのコンビニ行ってくる」

ケイ「あ、私タイヤキアイスね」

ダージリン「私はモナ王」

アンチョビ「じゃあ私ガリガリくんナポリタン味」

西「私はクーリッシュで」

ミカ「あずきバー」

みほ「私はピノ」

まほ「畜生!買ってきてやる!!」

みほ「さて」


みほ「おねえちゃんが帰ってくるまで何してようか?」

カチューシャ「雨止んだんでしょ?だったら外に行かない?」

ケイ「雨が上がったばかりなのに何する気なの?」

みほ「・・・泥団子作る?」

ケイ「どうしてそうなるのよ」

ダージリン「手が汚れますわ」

みほ「えー、じゃあ・・・衛生兵ごっこ?」

西「ああ!懐かしいですね!」

カチューシャ「何それ?聞いたことないけども」

みほ「え、知らないんですか?楽しいのに?」

ケイ「いやいや、知らないから楽しいとかわからないし」

西「それじゃあ私とみほさんで実践してみます?」

みほ「うん、そうしよっか」


西「それでは・・・とうっ!」庭にダイブ

ズッシャァア

西「ぐわぁああああああああ!!!」

みほ「しまった!仲間がやられた!!」駆け寄り

西「ぜぇ・・・ぜぇ・・・一発どてかいのをもらってしまいました・・・!」

みほ「西さん!大丈夫です!傷は浅いです!気をしっかり!!」

西「私は・・・私はまだ死ぬわけには行かない・・・子供達が帰りを待っている・・!!」

みほ「だいじょうぶです!助かります!ゆっくり息を吸って!!」

西「ああ・・・見える・・・子供達が出迎えてる姿が・・・」

みほ「ダメ!目を開けて!!衛生兵!えいせいへーーい!!」


西「・・・」

みほ「くっ・・・」



みほ「これが衛生兵ごっこです」

カチューシャ「却下」

アンチョビ「西、お前替えの服もってんだろうな?」

~数分後~

『ピンポ~ン』


みほ「あ、はーい」





みほ「荷物届いた」

ケイ「中身何?」

みほ「多分お母さんが注文してたやつだと思う」

ダージリン「何を買ったのかしら」

ミカ「開けてみようか」

アンチョビ「いや、普通にダメだろ!本人がいないのに勝手にあけちゃ・・・」

カチューシャ「なにこれ?DVD?」

アンチョビ「あーあ、知らないぞ。私一応止めたからな」

みほ「あ、これ今年の戦車道大会の記録映像だよ」

ケイ「え?嘘?発売されるのって来週じゃなかった?」

みほ「うん、普通はそうなんだけど、ウチは顔が広いからね。どこよりも早く届くんだよ」


隊長ズ『・・・・』


ミカ「封をあけたんだから中身を観るのも大差はないはずさ」ウズウズ

カチューシャ「そうね、開けてしまったんだもの。少しぐらい大丈夫よ」ウズウズ

ダージリン「もしかしたら何かしらの手違いで中身が違うってこともありえますから、確認しないとですわね、ええ」ウズウズ

アンチョビ「しょうがないなー、私はあまり乗り気じゃないけど、ここまでいったら共犯だからなー」ウズウズ

西「これでしばらく暇を潰せそうですね!」

みほ「・・・あ、おねえちゃん?ちょっとついでにお菓子とジュースも買ってきてくれない?」

~数十分後~

まほ「・・・ただいま」

カチューシャ「ちょっと!遅いじゃない!」

まほ「しょうがないだろ。みほが急にお菓子やらジュースやら買ってこいと言ってきたんだから」

みほ「アイス溶けてない?大丈夫?」

まほ「アイスのことよりも私のことを・・・って貴様ら何を見てるんだ!!」

ケイ「え?何って、DVDよ?」

まほ「それは見れば分かる!私が言っているのはどうして今年の戦車道大会の映像記録をお前らが見ているかってところだ!」

まほ「私だってまだ見てないのに!!」

アンチョビ「そりゃそうだろ。今さっき届いたばかりなんだから」

みほ「そんなことよりおねえちゃん!ジュースとおかし!早く準備して!」

まほ「おまえらなぁ!!」

ダージリン「まほ、こんな言葉をご存知?」

ダージリン「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」

まほ「・・・!これは本来お母様のものだぁあああああああああ!!!!」

~数時間後~

西「えー、長きに渡る審議の結果」

西「『バレなければ問題ない』という」

>>38投下ミス

~数時間後~

西「えー、長きに渡る審議の結果」

西「『バレなければ問題ない』ということになりましたが、反対の者は挙手を・・・」



西「では満場一致ということで、可決されました」

アンチョビ「まぁ、バレてもまほが謝るだけだからな」

まほ「だからバレないように完璧に封を閉じるんだろう」

ケイ「そんなことできるの?」

まほ「なんとしててもやらねばならん」

まほ「西住流の名にかけてな」

ミカ「安い西住流だね」

カチューシャ「さて!話もまとまったことだし、アイス食べながら続きを観ましょう!」

まほ「あっ」

みほ「どうしたの?おねえちゃん」

まほ「そういえば、アイスも買っていたのを忘れてた」

みほ「・・・まさか」


まほ「・・・」ガサガサっ


まほ「・・・」ベッチャァ



隊長ズ『・・・』


みほ「・・・」

まほ「・・・」

ケイ「・・・」

ダージリン「・・・」

カチューシャ「・・・」

アンチョビ「・・・」

ミカ「・・・」

西「・・・」


西「・・・やることなくなりましたね」

まほ「いや、そのDVDを見ればいいだろう」

みほ「なんか、もう、そういう気分じゃない」

カチューシャ「アイスのないDVD鑑賞なんて一体なんの価値があるのかしら」

まほ「お前たちはそこまでアイスに期待してたのか・・・」

ダージリン「ノーアイスノーライフ」

まほ「そんな名言ないだろ」

ダージリン「今私が作りましてよ」

ミカ「今の私たちにはアイスが必要だからね」

ケイ「・・・ねぇ、皆」

アンチョビ「んー、どしたー?」

ケイ「外、晴れてるわよ」

アンチョビ「そうだなー、晴れてるなー。明日もこの天気だったらいいんだけどなー・・・」


みほ「ねぇ、皆はお風呂上がりは牛乳派?それともアイス派?」

まほ「どうしたいきなり」

みほ「なんとなく聞いてるだけ。因みに私はお水派」

まほ「いきなり二択から外れたな。いささかびっくりだぞ」

ダージリン「私は紅茶ですわ」

ケイ「私はコーラね」

アンチョビ「私は大人のぶどうジュースだぞ」

カチューシャ「・・・ピロシキ」

西「煎餅ですかね」

ミカ「サルミアッキ」

みほ「そっかぁ、みんないろいろだねぇ・・・で、おねえちゃんは?」

まほ「は、私?私は・・・え~・・・」


まほ「ノンアルコールビールだな」


みほ「おねえちゃん、私はアイスか牛乳かと聞いているのに何故ノンアルコールビールと答えるのか私は分からない」

まほ「・・・」ピキピキッ

~それからしばらく~


みほ「おねえちゃんごめんって」

まほ『・・・』

みほ「ちょっと悪乗りしちゃっただけなの」

まほ『・・・』

みほ「だから部屋から出てきてよお姉ちゃん」

まほ『・・・』

みほ「謝るからさぁ、お姉ちゃん」

ダージリン「ごめんなさいね、まほお姉様」

ケイ「ソーリーね、まほお姉」

カチューシャ「早く出てきて銭湯行くわよ!まほお姉ちゃん!」

アンチョビ「パスタもあるぞお姉ちゃん!」

西「このままだと置いて行きますよ姉上殿!」

ミカ「さもないと力尽くで引っ張り出すよ、姉さん」


みほ「ほら、他の妹たちもこう言ってることだし・・・」

まほ『だからそういうことをやめろと言ってるんだ!!』

カチューシャ「そんな・・・まほお姉ちゃんは私達妹のことを嫌いになちゃったの?」

ケイ「いいえ!そんなことないわカチューシャ!まほ姉は私達を嫌いになるようなことはしない!!」

ミカ「そう、私たちはいつだって仲がいい姉妹じゃないか」

ダージリン「ええ、だから私たちを拒絶することなんて・・・ないわよね?まほお姉さま?」

まほ『・・・』

みほ「・・・そっか、こんだけ言ってもお姉ちゃんは出てきてくれないんだね・・・皆」


みほ「『カリカリ作戦』を開始します!」

まほ『・・・は?なんだそれは・・・』



・・・カリカリカリ・・・

みほ「オネエチャン・・・」扉カリカリ

アンチョビ「ワタシダヨ、イモウトダヨ」カリカリ

ダージリン「オネガイ・・・ココヲアケテ・・・」カリカリ

まほ『なんだ!何してるんだ!?』

ケイ「ワタシダヨ・・・ワタシダヨ・・・」カリカリ

カチューシャ「ワタシイイコニナルカラ・・・アケテチョウダイ・・・」カリカリ


まほ『やめろ!!普通に怖いからやめろ!!』

ミカ「ヘヤノ・・・マド・・・」カリカリ

まほ『な、何をする気・・・』



   バァンッ!!

西「アネウエドノォオオオオオオオオオオオオ!!!アネウエドノォオオオオオオオオオオオオ!!!」バンッ!バンッ!


まほ『うわぁああああああああああああ!!!!』逃げ



みほ「あ、良かったぁ。やっと出てきてくれたね!」

まほ「こっ!がっ!こんっの・・・・このバカ!!!」

~数十分後~

隊長ズ『・・・』





カチューシャ「・・・ねぇ、誰か面白いことやって」

アンチョビ「・・・モノマネしまーす」

まほ「他校縛り」

アンチョビ「ヴェっ!?・・・ん~・・・じゃあ訛りが酷いノンナ」

カチューシャ「あ?」


アンチョビ「ガヂューシャさま↑っ!!ごごはまんずワダスにお任せくだせぇ!!」

アンチョビ「ああ!ダメだすガヂューシャさま↑!!ワダスの!ワダスの話を!ワダ!ワダス・・・ガヂューシャァア!!!」

カチューシャ「・・・」

アンチョビ「・・・評価の方は」

カチューシャ「来週、殲滅戦を組んであげるから覚悟しなさい」

アンチョビ「ダメだったかぁ」

ケイ「そりゃそうでしょ」

西「次は僭越ながら私が」

西「無関心なアキ殿」


西「・・・ふーん」

西「・・・へー」

西「・・・はぁ、ねえミカ」

西「・・・もういい、なんかいうのもメンドクなった」


ミカ「アキらしさが無いね」

西「ああ、やはりですか・・・」


ダージリン「それじゃあ今度は私が」

ダージリン「模型に興味津々の逸見エリカ」

ダージリン「へぇ、結構細かいところまで作られているのね・・・」

ダージリン「模型といえど、やっぱりティーガーはカッコイイわね・・・」

ダージリン「それにしても、ホントリアルよねぇ・・・・砲塔も動いたりするのかしら・・・」

ダージリン「・・・あっ」

ダージリン「あっあっ・・・・どうしよ・・・どうしよ・・・そうだボンドでくっつkおはようございます隊長!!!」

まほ「・・・」

ダージリン「・・・」ダジリッ

まほ「・・・そういえば先週、赤星の作った模型が壊されて泣いてたな」

ダージリン「犯人が見つかりましたね」

ケイ「じゃあ次私」

ケイ「んーと、そうねぇ・・・」

ケイ「山篭りの修行をした結果、悪の覇道に目覚めた大洗のラビットチームの車長ちゃんやるわ」

ミカ「ずいぶん具体的だね」

ケイ「西住隊長・・・いえ、みほさん」

ケイ「今日からあなたには隊長を降りてもらいます」

ケイ「その代わりに私が隊長となり、各学校の戦車道を血祭りにしてあげますよ・・・!」

ケイ「さあ!これからは私達ウサギさんチーム・・・いえ」

ケイ「ヴォーパルバニーさんチームに忠誠を尽くしなさい!!」

ケイ「はい」

アンチョビ「・・・悪堕ち成分がなんか足りんな」

カチューシャ「もうちょっとエグめのこといってもいいかも」

ケイ「あら、そう?」

ミカ「それじゃあ風の流れに乗って私もモノマネしよう」

ミカ「結構ヤバめのモノを目撃してしまったローズヒップ」

ミカ「ダージリン様!ダージリン様・・・あ、いたいた!!」

ミカ「おーい!ダージリン様!おっ紅茶の準備が・・・」

ミカ「ヒャッ!!」

ミカ「・・・あ、あの・・・ダージリン様・・・それは一体・・・」

ミカ「・・・あ、いえいえいえ!ワタクシが他にしゃべるわけないじゃないですか!!」

ミカ「だから・・・あの・・・い、命だけは!命だけは勘弁してくださいまし!!!」

ダージリン「・・・一体ローズヒップは何を見たのかしら?」

ミカ「知らない方がいいんじゃないのかい?」


みほ「皆、全員分のタオルあったよー」

カチューシャ「よーし!ミホーシャが来たことだし早速銭湯に行くわよ!!」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年03月15日 (木) 16:15:38   ID: hhLKfEek

このSSほのぼのとしてていいじゃない。

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