【安価】タイトルに沿った内容で怖いss書く (14)

>>3

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男「○○」方式かタイトルだけ方式かどっちでもいいのか

とりあえずタイトルだけで
「おぼえてますか」

天使の笑顔

嘘つき

>>4
勇者30思い出した

いいタイトルだな

僕は毎週火曜日に必ず行く店があった。そこは近所の和菓子屋店で、こじんまりとした小さな店なのだが、実はTVにも取り上げられたことのある名店なのだ。


…しかし、僕が初めて行ったときはその取材が来る前で、とても繁盛しているとは言いがたい状況だった。


当時の僕はこんなガラガラな店じゃ菓子の程度も知れてるな、と思い早々に帰ろうとしたのだが、

「あ、あの試食だけでもしてもらえませんか?」

と、看板娘と思しき女性が小さな饅頭のような和菓子を渡してきたので、さすがに断るわけにもいかず、渋々その女性が渡してきた和菓子を食べることにした。

……しかし驚いたことに、その和菓子は高級和菓子屋店と差し支えないくらい美味しかった。


この美味しさの秘訣ってなんなんですか、と僕が思わず聞いてしまったのに対し、

「すみません。そういうことは常連さんにしか教えられないことになってるんですよ」

…そう答えられてしまったのだが、人は秘密と言われると是が非でも知りたくなるのか、

「なら、毎週来ます。そうしたら教えてもらえますよね?」

と僕は言っていた。

「……なら、楽しみにしてますね」

そう言った彼女の表情はまるで、天使の笑顔と称するにふさわしいくらい、可愛らしい顔をして笑っていた。

ーあれから、5ヶ月近くこの店に通っている。


今日こそは教えてもらえるかな、と思いながらいつものようにあの店の暖簾をくぐる。


「こんにちは、そろそろこの美味しさの秘訣を教えてもらえませんか?」

すると彼女はあの時見た、可愛らしい笑顔で

「……すっかり常連さんですものね。ふふ、ちょうど切れかけていたところなんです。厨房に案内しますね」

…材料が切れかけているのに、なんで厨房に案内するのだろう。

と疑問に思ったが、どうやってこの和菓子ができているのか知りたかったので、僕は何も言わずに彼女の後ろについていった…。


………………………………………


「…いらっしゃいませ。たった今、美味しい饅頭ができたところなんです」


「試食だけでもしてくれませんか?」

次は>>13

いつか見た景色

逆襲のトランクスルー

海がみえない家

面白いな。期待。

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