女神「どんなチート能力でもOKです」勇者1「マジで」 (8)

勇者1「じゃあ、万物創成の能力で」

女神「おk」



女神「勇者1ははじめに自らの力を増幅させるオーブを作った」

女神「次に大量の操り人形を生み出し、自らの軍隊を作った」

女神「そうして魔王軍を壊滅させた」

女神「力をもて余した勇者1は、世界各地の紛争の仲裁に尽力した」

女神「人々は彼の軍隊によって監視され、一切の争いを禁じられた」

女神「世界は勇者1に支配されたのであった」

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女神「人々の心は勇者1によって支配されています…」

勇者2「じゃあ、万物操作の力を俺にくれ」

女神「おk」



女神「勇者2は、最初に勇者1を支配しました」

女神「これにより、勇者1による人々への支配は無くなりました」

女神「その途端、ダムが決壊するかのように世界中で争いが起こり初めました」

女神「なぜなら、勇者1の長い支配の中で、人々は自ら国家を主導する節制を失っていたからです」

女神「勇者2は力はあれど政(まつりごと)を知りません。とにかく、力を持った指導者を支配し、均衡を保たせました」

女神「いつしか勇者2は魔王と呼ばれました」



女神「人々は勇者2によって支配されています…」

勇者3「じゃあ、過去改編の力を俺にくれ」

女神「おk」



女神「はじめに勇者3は、この世界に勇者2が訪れたという過去を無くしました」

女神「すると世界は、勇者1が秩序を保つ世界へと改変されました」

女神「勇者3は勇者1と戦い、勇者1の存在を無に還しました」

女神「すると世界は、魔王軍が支配する世界へと改変されました」

女神「魔王軍によって、人類の大半は滅ぼされていました…」

女神「勇者3は、魔物たちすべての存在を無に還しました」

女神「すると世界は、人々が戦争を繰り返す世界へと改変されました」



女神「やがて人々は、ほら穴の中でマンモスの肉を焼く生活をするようになりました」

女神「勇者3は『これでいい』と考えました」

女神「世界の文明は、勇者3によって大きく退化させられました…」

勇者4「では、能力無効火の力を俺にくれ」

女神「おk」



女神「勇者4の力により、すべての改変は無効化されました」

女神「これにより、世界は勇者2によって操作される世界へ再編成されました」

女神「勇者4は、勇者2の万物操作の力と、勇者3の過去改編の力を無効化しました」

女神「すると、支配から解放された勇者1は、自らに『無効化を無効化する能力』を創造しました」

女神「その後勇者1は、万物操作の力を持つ勇者2を殺害しました」

女神「次に勇者1は、過去改編の力をもつ勇者3を殺害しました」

女神「能力無効化の勇者4もまた、なすすべもなく殺害されました」

女神「彼らの死体は、勇者1によって『能力をもつ人形』として操られました」

女神「世界は、再び勇者1が支配しました」

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