いや、別に書籍化してるのもたくさんあるし馬鹿にしてるわけじゃないんだけどね。
ただ多すぎなんだよ。特にニートが転生したやつ。
無双したいんだろうけどなんか萎えちゃうよね。マンネリ化ってことだよ。
僕にアイデアがある訳じゃないけどさ。
ハーレムも見てると気持ち悪くなってくる物も多くってね...
「ま、全部僕の考えってだけだけどね」
友人はそんな僕にラノベを読むのをやめるべきだ、と強く言う。
全くもってその通りだ。
こんなこと思ってる僕に対して、まともに話を書ける訳でもないのによく言う、と思うだろう。
また言うが馬鹿にしてるわけでもないし、実はラノベ大好きだったりする。だから色々読んでるし、それで似たような作品が多くあることに多少飽きを感じているのだろう。
で、異世界転生ラノベの話だが、ニートならまだ良かったのだ。感情移入し易いだろうし、人生やり直すという姿勢も見られる。
でも最近は、リア充がリア充らしく死んで、転生してリア充無双する、というもう感情移入できないしイライラする。というラノベも増えてきてしまったのだ。
でも読むんだけど。
たまに斬新なアイデアや、ありそうでなかった盲点をつく作品だってあるし、異世界転生もマンネリだの言ってはいるが面白いのだ。
「いや、やっぱりラノべ好きだし」
友人はそんな僕に対してなんとも言えない表情で普通の小説読めよ、と言ってきた。
その通りである。
ここまで来たら頑なに転生を拒む主人公や、転生の手続きに失敗したり、転生するたびに気に入らないと死ぬ主人公がいてもいいかもしれない。
うん、ダメだ。どれも短編むきの上にもうありそうで怖い。
漫画の世界でも小説の世界でもそこは同じ。創作物は早い者勝ち。
後出しジャンケンは駄目だよ、という幼稚園児の台詞が身にしみることだろう。
あんまりラノベ読みすぎると、死ねば転生できるんじゃないかと勘違いする馬鹿がいるのではないだろうか。
いや、絶対いない。いたら絶対関わりたくない。ラノベ好きで学校のロッカーが本棚になってるやつもそんなこと思っていない筈だ。
少女を暴走トラックから守って死ぬ、という人生の幕閉じは最高とも言えるかもしれないが、僕だったらギリ回避して少女に感謝されて永遠の愛を誓って末長くお幸せになりたい。
実際暴走トラックなど滅多に見ないし、少女が危険でも足がすくんで動けない。
ラノベ主人公のことを馬鹿にできないな。
あと、僕も立派なラノベ脳だ。
暇だったので書きました。
SSともまた違った感じになってしまいました。
気分を害されたら方いらっしゃいましたら本当にすいません。
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