海美「私はランニングシューズでもいいと思ったんだけどなー。ねえ茜？」

野々原茜「はいはーい茜ちゃんだよー！呼んだ？呼んだよね！？いやー茜ちゃんすぐ呼ばれちゃうからなー」

日野茜「ランニングですか！走りますか海美ちゃん！！今日は御馳走ですからね！！！最高に美味しく食べるために走りましょう！！！！」

環「お外行くの！？たまきも行く！」

恵美「あ～、行っちゃった。ちゃんと帰って来なよ～」

美也「みんな元気ですね～。靴は大事に使いますね、藍子ちゃん」

藍子「はい、また遊びにいきましょう」

野々原茜「え、茜ちゃんスルー？」

恵美「ほら、あっちに可愛い仲間幸子がいるから、どっちが可愛いか対決してきなよ～」

幸子「ボクが一番カワイイですよ茜さん！」

野々原茜「……茜ちゃんあんな風に見えてるの…？」

幸子「それどういうことですか！」

恵美「ふう、落ち着いたねってことで～」

未央「私とめぐみぃからのプレゼントはこれだー！」

美也「これはちょうちょのイヤリングですね～」

恵美「はいっ、着けたげるっ」

未央「みゃーちゃん似合う似合う！」

美也「可愛いですね～、ありがとうございます。恵美ちゃん、未央ちゃん」

春菜「お次は私たちですよ」

みく「美也ちゃんには……猫と！」

春菜「眼鏡で！」

みく春菜「「猫眼鏡クッション！」」

みく「美也ちゃんはみゃおみゃ～って猫っぽいから選んでみたにゃ」

美也「みゃ～みゃ～猫さんです～」

春菜「そしてこちらは私個人から……」

みく「はいはい、美也ちゃんの目がいいのは知ってるでしょ」

春菜「止めないで下さい！前川さんだって眼鏡仲間でしょう！？」

みく「なんで名字にゃ！」

比奈「相変わらずッスね春菜ちゃん。あ、アタシからはこれッス。手描きで申し訳ないでスけど……」

美也「これは私ですか～？ありがとうございます、額に入れて飾りましょ～」

比奈「そ、それは恥ずかしいんで勘弁して欲しいッス……」



早苗「いいわねー若いって、いつからかしら？誕生日を迎えても喜ばなくなったのは」

このみ「いつからかしらね。でもこれだけ祝ってもらえるならいいのかも。ねえ菜々ちゃん？」

菜々「ななななんでこっちに振るんですか！？菜々はピチピチのJKです！」

早苗「あ、このみちゃんおかわり？」

このみ「はい、早苗さんも」

菜々「まだ大丈夫まだ大丈夫まだ大丈夫……」

千鶴「呑むなとは言いませんわ。ただ未成年もいるんですのよ？あまり羽目を外さないように……」

早苗「大丈夫よ。ほんと、いいお嫁さんになるわ」

千鶴「な、何を言ってるんですの！？からかわないで下さいまし！」　

ロコ「ミヤ、今日のメインです！どうですかこのロコナイズされたバースデーケーキ！今日のためにプランニングしたスペシャルなデコレーションなんです！」

美也「立派なケーキですね～。サンキューです、ロコちゃん」

エレナ「ロコがあと少しあと少しって言うから遅くなっちゃったヨー」

ロコ「ロコのアートはオールウェイズにパーフェクトを目指すんです！」

恵美「それじゃあローソクに火つけよっ。はい琴葉お願いね」

琴葉「ええっ私！？えっと、ここに着ければいいのね……」

エレナ「そこに着ければ全部に行き渡るんだヨ。ロコってば凄いよネ」

恵美「あ、そうだ！ちゃんと掛け声かけてよ！」

琴葉「掛け声……もしかしてあれ…？」

美也「はい～。琴葉ちゃんの掛け声と言えばあれですよね～」

恵美「ほらほら～」

琴葉「え、えっと……」

エレナ「コトハ、早く早くっ」

琴葉「ブ、ブレイズアーーップ！！！……うう、恥ずかしい……」

美也「みなさん、私のためにありがとうございます～。嬉しくて、嬉しくて泣いちゃいそうですけど……私はみんなに精一杯の笑顔をお返ししたいです」

happy birthday to miya♪

祝福の合唱が響き渡る。

美也と藍子の二人から始まった関係が、こんなにも大きくなった。

笑顔のバトンを繋いだその先、事務所の垣根も越えた関係はきっと拡がり続けるだろう。