捨てられた鎮守府と捨てられた提督 (86)
初めて書きますがよろしくお願いします。これは他のサイトで現在書かせてもらってる作品で、他の所にも書いてみようという事で書かせてもらいます!
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1461168331
[たった一人の鎮守府]
青年「まじかよ・・・」
ボロボロの建物
地図はこれを示していた
青年「提督になれたと思ったら・・まぁそうだよな・・」
18才のガキがいきなり提督なれるなんておかしいと思っていたのだ
やはり父の事なのだろうか・・・
父がこの鎮守府の提督をしていたらしい
でも、あまりいい噂がなく、ここが襲撃された時は一番に逃げ出したらしい
そのせいでたくさんの艦娘達が亡くなった
今も行方不明らしく
その息子だった俺はその尻拭いをさせられたのだ
俺もあのクソ親父は大っ嫌いだ
正直関わりたくない
でも、俺は提督になるのが憧れだった
こんな形だが提督になれた
その代わりかなり待遇は悪いけど
俺はあのクソ親父みたいにはならない
青年→提督「よし!着任だ!」
ボロい門を通り中へ入る
提督「そういえば秘書艦は何処にいるんだろうか?」
貰った書類に目を通す
そこに書かれていたのは
『復興作業を急ぎ鎮守府を再開させよ。なお、秘書艦、資材、資金などは支援出来ない』
提督「・・・ふざけやがって!」ビリッ
書類を破り捨て執務室へ向かったのだった
[今の現状]
提督「とりあえず部屋を見てまわったが酷いな」
執務室も他の部屋も使い物にならない程になっている
提督「廃墟だろこれ・・」
提督「まずはどうするか・・・」
提督「とりあえず一人ではなにも出来ない建造するしかないが」
工廠は無事なのだろうか
ー工廠ー
提督「よし、動くぞ!これなら!」
資材0
提督「せめて・・少しは残ってなかったのかよ」
全て回収されたという事なのだろう
提督「資材って・・どうすれば手に入るっけ?」
遠征は無理だ送ってもくれないだろうし
提督「どうすればいいんだよ・・」
悩んでいても仕方ない一つ一つ片付けるしかない
[資材調達]
資材が手に入る方法それは遠征だ
艦娘がいないから無理?違うな!遠征要員ならいる!
提督「遠征行くぞ!」ゴムボート
数時間後
提督「資材って何処にあるか分からないのになにやってんだ俺は・・」日焼け
結局なんの成果もなく鎮守府へ戻る
提督「そうだ!なにも海にあるとは決まっていないなそこら辺を探索すれば」
とりあえず適当に探索をするが見つけたのは古雑誌(成人用)だけだった
提督「ああ!資材なんて何処にもないじゃないか!」
提督「こんなんじゃ何も出来ない!元帥に文句言ってやる!」
鎮守府へ戻る事にした
せめて資材か秘書艦くらいは寄越せっての!
[不安しかない]
元帥に電話をかけようとしたが、まず電話がない
仕方ないので近くで公衆電話を探してなけなしの資金(自腹)でかけた
提督「もしもし、元帥殿に取り次いでもらいたい」
提督「あぁ?忙しい?知るか!さっさと出せ!」
それから数分間資金が徐々に減っていくのを我慢しながら待った
元帥「元帥だが」
提督「おい!あんな廃墟に住まわせて秘書艦も資金も資材も支援出来ない?ふざけんな!なにも出来ねえだろうが!」
元帥「名を名乗れ馬鹿者」
提督「おんぼろ鎮守府の提督だ!さっさと資材か秘書艦寄越せ!」
元帥「貴様は勘違いしているようだから言っておこう」
元帥「貴様はあの極悪非道な提督の息子そんな貴様に支援出来るほどの余裕はない」
提督「くっ!なんでだよ!なんで俺がこんな目に・・」
元帥「恨むならお前を置いて逃げた父を恨むんだな」
元帥「本来なら貴様は憲兵に連れて行かれなければならない存在だった。それを助けたやった。そして提督になりたいという夢を叶えさせてやったのだぞ?」
提督「何が提督だ・・・こんなの」
元帥「逃げようだなんて思うなよ?」
提督「逃げねえよ・・・」
元帥「いいか?お前がもし私の満足いく働きをしなければ即憲兵に引き渡すそれを肝に銘じておけ」
提督「はい・・・」
元帥「なんだ?聞こえないぞ?」
提督「はい!!」
元帥「いい返事だ明日任務を言い渡す任務を遂行し成功させてみせろ」
提督「え?任務?聞いてないぞそんなの!」
元帥「では、期待しているぞ」
そう言って一方的に切られてしまった
提督「なんなんだよ・・くそが・・」
[食堂のおばけ?]
任務がどうとかを考えても仕方がない明日になったらその時考えればいいか
そう思った時腹が鳴った
提督「そういえば昼はなにも食ってなかったな・・」
ここに食堂はあるのだろうか最初に入った時軽く部屋を見て周ったが全てではない
鎮守府内の地図を見るとあるにはある
でも・・・
提督「やってないだろうな・・・」
ー食堂ー
提督「う〜ん・・おかしいな」
他の部屋と違い食堂は綺麗に掃除されている?
これは毎日掃除していないとおかしい
提督「誰かいるのか?」
返事はない
提督「冷蔵庫はっと・・」
中には普通に食材が入っていた
しかもどれも腐ってない
確信した。ここに誰かいる
提督「いるなら出てきてくれないか?今日からここの提督になった者だ」
反応はない
誰かいるのは確かだ
でも、出てこないという事は警戒してるとか?
とにかく無理矢理探すのはやめよう
提督「飯でも作るか・・だけど」
勝手に使うのはダメだよな
俺だって冷蔵庫に入れておいたプリンを食われた時は怒ったしな
でも、腹は減った
提督「そうだ!」
提督「食券は買えるな」
鯖の味噌煮定食を押して食券をテーブルに置いた
提督「さて、俺は執務室で書類とにらめっこでもするかなっと多少の音には気づかないわ〜」
これなら文句ないだろ。まぁ無視されたら今日は何も食えないけど・・
6番さん!
そういう時代だという事で・・・
ー執務室ー
提督「ふむふむ、敵を倒した時に稀に艦娘が現れるのか・・なにそれ怖」
提督「艦娘の艤装ってこんな構造になってんのか・・自由に展開が出来る。でも、メンテは必要なのか」
艦娘についてなにも知らなかったけど調べれば調べるほど人間とは違うんだなっと実感させられる
怖いと思う反面会ってみたいとも思う
トントン
提督「ん?はい、開いてるぞ」
気のせいか?
いや、待てノックされたから普通に反応したがここには誰もいないはずだ
提督「誰だ」
返事はない
片手にナイフを持ちゆっくりとドアを開けた
瞬間味噌のいい香りがした
お腹の減ってる俺にはダイレクトに効いた
提督「こ、これは!鯖の味噌煮定食!」
横に半券も添えられていた
やはり食堂にはいるんだ
提督「でも、まさかおばけとかじゃないよな?」
まぁ、おばけでもなんでもいいや
こっちは金を払ったんだから
そう思いつつ食べてみると
提督「・・・・・・まずっ!!」
鯖は半生でご飯は芯だらけ
味噌汁はただのお湯
野菜は・・うん
提督「生のカボチャ丸々一個をどうしろと・・・」
提督「せっかく作ってもらったんだ全部食うか」
食器を執務室の前に置き
手紙に次はちゃんと煮込んでねと書いておいた
色々やる事も多いが今日は疲れた
風呂に入りたいが壊れてる
直したいが資金はゼロ
提督「はぁ・・やっていけるのかな・・」
不安にかられながらその日は眠った
執務室のボロボロソファーは中々だった
やばい眠い・・・・とりあえず此処までという事で・・また、時間がある時に投稿するので、素人丸出しの文章で読みにくいと思いますが、どうか見てやってください!ではでは
安価の付け方は半角の>>+レス番だよ
>>9 こんな風に
これその某サイトで見た時から思ってたことだけど
いくら恨み?があるとはいえ提督の地位で元帥に
あんな口調で会話するとかありえん
>>10
こんな感じで良いですかね?こんな機能があるとは、教えてもらいありがとうございます!
>>12
おお!某サイトでも見てくれてましたか!ありがとうございます!
確かにそう思うかもしれませんが提督も18のまだ世間知らずのガキですから
まだ、感情の方が優先されてしまうのですって事でどうか・・
[朝ごはん?]
目覚めは最悪だった
部屋が汚いせいもあると思うが喉がイガイガする
これは掃除しないとな
提督「はぁ・・・鬱だ・・」
そうやって言っていても誰も助けてなどくれない優しい言葉をかけてくれる人も怒る人もいない
提督「なにやってんだろうな俺は」
トントン
提督「ん?どうぞ」
返事がない
警戒しつつドアを開けると
提督「ん?これは」
黒い焦げ焦げの何かとおかゆよりドロドロのご飯そして普通の?味噌汁
提督「また、カボチャあるよ・・」
昨日頑張って丸かじりしたから大好物とでも思われてるのか?
それは困るな
カボチャは嫌いではない寧ろ好きな方だ栄養価も高いしお通じもよくなる
まぁ、昨日のは良くなりすぎたけど
提督「だが、食券なんて買ってないんだが・・」
好意で作ってくれたのだろうか?だとするならやはり残さず食べるそれが作ってくれた人への感謝の気持ちになる
いただこう!
提督「あ、これ卵だな!ほんの少しだが・・卵の味がする」
黒い焦げ焦げの何かは卵焼きだった
提督「ご飯は・・まぁ消化にはいいかな?」
芯だらけじゃなかったら研いでないのか?
無洗米でも研がないと食えたものではないというのに
提督「味噌汁は美味い!」
味噌汁の中になにかの破片が入ってるけど
提督「これは・・インスタント味噌汁の袋の破片かな?」
容器に入れる時に一緒に入ってしまったのだろう
インスタントだから失敗のしようはないがせめて食べられる物を入れてくれ
提督「問題はこれか・・・」カボチャ
正直朝から食うのは辛い
てか、生は辛い
お願いだから調理してくれ
そう思いつつボリボリ食べるのであった
食器は執務室の外に出して簡単な感想を書いておいた
落ち着いて料理しようね
文章について思ったんだけど、一行一行が短いからもう少し詰め込んだら?
詰め込みすぎも読みにくいけど、縦に長いのもそれはそれで読みにくい。
>>15
ご指摘ありがとうございます。
一行一行を詰め直すのはすみません
既に第4章の途中まで某サイトに投稿していまして
変えるとなるとかなりの文章量を変えないといけなく、作者の技量上変になってしまいます
ですから、次からは一話一話投稿するのではなく、なん分割か分けてキリの良い所を使ってなるべく長くならないように投稿するので、それでどうかよろしくお願いします。それでも見にくいと思いましたら、また、コメントなりしてください。どうにか考えます
[初任務]
さて、活動を開始したいがなにもする事がなく
ただ、執務室を掃除していた
その途中で元帥に言われた事を思い出し電話ボックスへ向かった
少し躊躇いつつお金を入れる
数コール鳴ってから誰かが出る
元帥「遅いぞ提督!」
提督「時間言われてないし」
元帥「馬鹿者!軍人ならそのくらい言われなくても早めに動かんか!」
提督「分かりましたよ。すみませんでした」
色々言いたい事はあるが電話代が勿体無いので我慢する
早く終わらせないと
元帥「どうだ?鎮守府生活は慣れてきたか?」
1日で慣れるわけないだろ・・・
提督「元帥さっさと言ってくれないか?電話代が勿体無いので」
元帥「貴様質問をしているのだ黙って答えろ!貴様には報告義務がある」
なら電話くらい支給しろっての!
提督「・・・なんとかやっています。生活するだけならどうにか」
元帥「私は貴様に住居を提供したわけではない仕事をしろ。任務を言い渡す!返事は」
提督「はい・・・」
元帥「もっと大きく言わんか!」
提督「はい!!」
元帥「今日のヒトナナマルマルに監査官をそちらへやる。最低限鎮守府として機能しているか確かめるためだ。これは鎮守府に着任したばかりの提督全員にするお前だけではない。それに必ず合格しろ」
提督「もし出来なかったら?再試?」
元帥「憲兵に引き渡す」
提督「・・・そうですか」
元帥「元々無理を言って貴様を提督にしてやった。それは貴様が提督になりたいと強く思い願ったからだ。私を失望させるな」
提督「・・・・・・・」
元帥「憲兵に引き渡されば貴様は人権を剥奪されるだろうな。最早奴だけの身柄ではどうにもならないそれだけの事をしている」
父がなにをしていたかは詳しくは知らない
だけどあまりいい噂はなかった
艦娘の入れ替えが激しく
常に遠征に行かせていたり専門用語でオリョクル?と言うらしい
艦娘の撃沈率も高かく
よく分からないが解体や近代化改修というのもしていたらしい
いわゆるブラック鎮守府らしい
何処にでもあるねブラックな企業は
企業なのか?
まぁいいそれで肝心な時に逃げてしまった
ここら辺に人が少ないのはその時の襲撃で犠牲者がたくさん出てしまい
殆どが帰ってこなくなってしまったからだ
おかげで店が少ない買い物も満足に出来ん
元帥「だが、貴様にもせめてもの慈悲をくれてやろう」
提督「ん?艦娘くれんの?」
元帥「失敗した時は憲兵には引き渡さず私がこの手で殺してやる」
提督「はぁ?」
それが慈悲?広辞苑をねじ込んでやろうか?
提督「それはー」
元帥「任務に必要な書類や詳細などは送っておいた。そろそろ届くだろう。では、健闘を祈る」
またまた一方的に切られた
提督「はぁ・・・・」
やはり見にくいですか?
全然見にくくないよ
見にくいというより背景や地盤がボロボロ
その某所ではフィードバックみたいなのはなかったのかわからないが
折角新たに投稿するならただ張り付けるだけでは勿体なかったのでは
糞 コ テ 死 ね
>>20
そう言ってもらえると助かります
>>21
ご指摘ありがとうございます。簡単な気持ちで書いてしまったので、地盤とか背景とか全く意識して書いていませんでした。ノリと勢いで・・
多少書き直しはしてますが、大きく変える事は出来ません
完結していればリメイクすれば良いんですが、まだ書いている途中で・・
なら、完結してから書けよって話なんですが・・生暖かい目で見守っていただけると幸いです
>>22
生きる!
拠点が襲撃されて壊滅って相当な一大事じゃねーの?最前線ってことだろ?
そこに素人一人放り込んで「立て直せ」ってアホしかいないんですかねぇ……んな場合じゃないだろっていう
攻撃だけで占領なりなんなりしない深海側も相当だけど
テスト中〜〜よくわからないけど、名無しの方が良いですか?
[任務の詳細]
それから少しして書類が届いた
着払いでな
ー執務室ー
提督「本当に書類しかねえな・・」
もしかしたらとほんの少しでも期待していたが無駄に終わった
こんな紙切れにまた俺の金が・・・
提督「嘆いていても仕方ないか・・えっと・・任務報告書と詳細ね」
あと、ついでに提督の為の提督本という本が入っていた
著作者 元帥
かなり重い
提督「こいつの所為で・・こいつの所為で!」
配達料金が高かったんだ
提督「いかんいかん!もしかしたらこの本になにか今の状況を切り抜けられるヒントがあるのかもしれない。読んでみるか」ペラ
元帥の無駄に引き締まった肉体の写真
提督「・・・・・・・・」ペラ
元帥の無駄に引き締まった肉体の写真
提督「・・・・・・・・・」ペラ
元帥の無駄に引き締まった肉体の写真
提督「・・・・・・・・・・」ポイ
その本をゴミ箱へポイした
なにが提督の為になるのか問いただしたいが電話代が勿体無いのでやめておこう
提督「無駄な時間をとってしまった詳細を見てみよう」
任務内容
鎮守府を最低限稼働している状態にせよ
ここで言う最低限とは襲撃に遭っても10分は持たせられるくらいのことを言う
その為には、秘書艦とあと一人の艦娘、計二名以上いる事
工廠、入渠 、食堂が使える事
資材が100以上ある事
それらを満たした上で監査官の合格印を貰い大本営に送れ
以上
提督「まじかよ・・・・」
[入渠]
まず、秘書艦すらいない俺に鎮守府を最低限動かすのは無理という結果がもう出ているわけで・・
提督「やれる事からやるしかないか」
まずは鎮守府内からだ
工廠は動くと思うから大丈夫だろう
まぁ、試そうにも資材ないし
食堂はなんかいるし一応稼働はしてるよね
入渠をどうにかするか
地図を確認して入渠出来る部屋へ向かう
ー入渠ー
提督「・・・・・・・」
入渠は艦娘達の修理場と言えばいいのか風呂なんだけど怪我をしたらここの湯に浸かれば治るらしい
何個も浴槽が並べられその上にはタイマーがついている
知らない人が見たらただの風呂にしか見えない
ここも長い間使われていなかったから汚れているのは分かるし来る前に洗剤とか買って来て掃除をする気でもあった
でも・・・・・
提督「これ血だよな・・・」
床には這いずった跡のような赤黒い染みがついており
その周りや壁にもその赤黒い染みがついている
そして血となにかの腐った臭いがする
一体ここでなにがあったんだ
提督「うっ・・・・」
危うく戻しそうになった
掃除は今はやめておこう
入渠を後にした
まず「入渠(にゅうきょ)」を辞書なり目の前の機械を使って調べてみようか
ゲームと同じように書いてましたが間違いですね。入渠ドッグに頭の中で訂正をお願いします。ご指摘ありがとうございます
[優しさ]
艦娘だ!なにをするにも艦娘がいる!
という事でドロップを狙って遠征に行く事にした
しかし、ドロップは敵を倒さないとでない
今俺が持ってるのはナイフだけだ
これではどう頑張っても勝てない
ー電話ボックスー
提督「もしもし・・・」
???「はい、こちら大本営」
提督「元帥に代わってくれ」
???「貴方はもしや提督ですか?」
提督「ん?そうだけど急いでるから早く頼むよ」
???「それは出来ません」
提督「あ?なんでだよ」
大淀「紹介が遅れましたね。私は元帥の秘書艦をしております。大淀と言います。よろしくお願いします」
提督「あ、うん、それでなんで代われないの?」
大淀「元帥は多忙なのです。一々電話の応対などしている暇はありません」
提督「けっ!何が多忙だよ」
大淀「ですが安心してください。元帥は貴方が電話してくる事を知っていたようですので私が応対するようにと仰せつかっております。私の言葉は元帥の言葉と思って貰って構いません」
提督「そうなのかそれは・・・」
ラッキーじゃないか!あんな堅物相手に交渉するより断然いい!
この人なら頼み込めば少しくらい支援をしてもらえるかもしれない
大淀「それは?」
提督「え?あ〜それは・・大変ですね」
大淀「いえ、仕事ですので」
提督「あ、そう」
やばいな元帥級の堅物の予感がする
大淀「それでどのような御用でしょうか」
妙な小細工はなしだ電話代的にも
提督「支援をー」
大淀「それは出来ません」
最後まで言わせてもらえませんでした
提督「なぁ〜頼むよ・・少しでいいからさ?ね?艦娘一人くれよ・・」
大淀「その艦娘を物みたいに言うのはやめてもらえますか?同じ艦娘として腹が立ちます。私も貴方達と同じ生き物です人間です」
提督「あ・・えっと、すみません言葉の綾です・・」
大淀「私も貴方の鎮守府の状況は少しですが知っているつもりです。支援も出来るならしてあげたいのですが、元帥から資材及び資金それに艦娘の派遣などは絶対にするなとの事です」
提督「徹底されてんのな・・・武器もダメですよね?」
大淀「はい、お前ごときが武器など使えると思うなよと」
提督「ナイフはくれたのに・・・」
大淀「元帥の考えは私にも分かりませんがなにか考えがあるのかと」
提督「はぁ・・・・」
大淀「提督」
提督「ん?もう切っていい?」
大淀「待ってくださいお願いがあります」
提督「なんですか?」
大淀「私も支援以外なら力になりたいと思っています。なので分からない事など電話してもらえればいいのですが」
提督「なんかすみませんね・・それで?」
大淀「電話ボックスから掛けられるとちょっと面倒な手続きが必要になりまして鎮守府からの電話で掛けてもらえませんか?」
提督「ねえよ!!」
大淀「え?」
提督「だから!電話ないんだよ!支給してくれないんだよ!なんでわざわざ電話ボックスで掛けなきゃならないんだよ!」
大淀「そうだったのですか・・電話ボックスが好きなのかと」
提督「こんな金食い虫なんて大嫌いだ!」
大淀「・・・・・・・・」
大淀「分かりました。電話送ります」
提督「え?いや、大淀さん?言っておいてなんだけど元帥は部下だろうと命令を守らなければ・・」
大淀「やばいでしょうね・・だから私からの着任祝いとして個人で送ります」
提督「大淀さん・・」ウルウル
大淀「ただ、これも一度だけでしょうね二度目は流石に私が消されますから・・」
提督「大淀さん!貴女の優しさに・・俺は・・グス・・」
大淀「え?泣いてんですか!」
提督「優しくされたのなんか久しぶりで・・・ありがとうございます!俺頑張ります!」
大淀「は、はい、頑張ってください応援しています」
提督「では、失礼します」ガチャリ
提督「よし!遠征行くぞ!!」ダッ
ー大本営ー
大淀「ふぅ・・裏切り者の息子と聞いたからどんな人かと思えばいい青年じゃない」
大淀「どうにかしてあげたいな・・」
[遠征!ドロップを求めて]
提督「今の俺ならあんな奴等敵じゃねえ!ふははは!」
ナレーション『楽しそうですね。アホみたいですね
彼はまだ肉体的にも精神的にも大人になれていなかった
無理もありません
だって彼はまだ10代です
テイションに身を任せてはちゃけるのは仕方ない事です
そう、彼は今青春しているのです!場の盛り上がりによりお酒を一気飲みするタイプです』
提督「ゴムボート準備オーケー!早速出発だ!」
提督「っと、ここで焦ってはいけないな!燃料を確認しておかないとな」
燃料は半分以下になっていた
途中でモーターが止まったらやばいな
提督「うむ、時間かかりそうだしな買っておくか」
そう思うと必要な物がたくさん浮かびあがってきた
少し冷静さを取り戻した
とりあえずゴムボートのモーターの燃料を買いにガソリンスタンドへ行った
あるよね?
資金(自腹)がやばい
案外近くにあった
[chapter: 遠征!ドロップを求めて ]
提督「今の俺ならあんな奴等敵じゃねえ!ふははは!」
ナレーション『楽しそうですね。アホみたいですね
彼はまだ肉体的にも精神的にも大人になれていなかった
無理もありません
だって彼はまだ10代です
テイションに身を任せてはちゃけるのは仕方ない事です
そう、彼は今青春しているのです!場の盛り上がりによりお酒を一気飲みするタイプです』
提督「ゴムボート準備オーケー!早速出発だ!」
提督「っと、ここで焦ってはいけないな!燃料を確認しておかないとな」
燃料は半分以下になっていた
途中でモーターが止まったらやばいな
提督「うむ、時間かかりそうだしな買っておくか」
そう思うと必要な物がたくさん浮かびあがってきた
少し冷静さを取り戻した
とりあえずゴムボートのモーターの燃料を買いにガソリンスタンドへ行った
あるよね?
資金(自腹)がやばい
案外近くにあった
同じのを二回投稿してしまいました・・・・すみません
ーガソリンスタンドー
提督「ここもボロボロだな・・やってんのかな?」
店員「ボロボロで悪かったね」
提督「あ、いや〜なんというか・・そう!味があっていいよね!」
店員「まぁ、別に気にしてないからボロボロでいいじゃない」
提督「すみません・・」
店員「謝らないでよ。それでなんか買いに来たんですよね?」
提督「はい、ボートのモーターの燃料が欲しいんですが」
店員「はい、少し待っててね」
提督「はい」
ここの店員はあの人だけしかいないのだろうか
なんというか綺麗な人だ。なのにツナギ姿が似合う
年上のお姉さんという感じだ
まぁ、実際俺よりは歳は上だろうけど
店員「お待たせ」
提督「じゃあ、はいこれ釣りは入りません」
少しカッコつけてみたり
店員「はい、お釣りね」
提督「あ、はい・・・」
スルーされた
店員「そういえば貴方見ない顔だね。こんな潰れかけの町にわざわざ来るなんて変わってるね」
そう言えば町の人達に挨拶をしていなかった
忙しいから後回しにしていたが
出来る所からやっておこう
提督「紹介が遅れましたね。昨日からここの鎮守府の提督に配属されました提督です」
店員「・・・・笑えない冗談だね」
提督「いや、本当ですってほら提督証明書」
店員「本物だね・・・・」
提督「という事なのでこれからよろしくお願いします」
店員「今更こんな子供を送ってくるなんて大本営は何を考えてんだか」
提督「確かにまだまだガキかもしれません!でも、やる気はあります!生半可な気持ちで来たんじゃありません必ず皆さんを守ります」
店員「そういうのいいから・・もう貴方は提督でここに来た時点でこの町から孤立したってわけ」
店員「誰も貴方の戯言になんか耳を傾けないよ」
覚悟はしていたと言えば嘘になる
でも、町の人達から見たらいい気はしないだろう
今までほっておいて今更新人にも程遠いヒヨッコの俺を送ったんだ
もう、この町は捨てられたと思っているのだろう
いや、もしかしたら本当にそうなのかもしれない
提督「そうですよね・・前の提督の所為で信用なんてないようなものですよね・・」
こんな事しても意味はないだろ逆に相手の怒りを買う事になるかもしれない
だけど
提督「前の提督の所為で皆さんを危険な目に合わせて・・すみませんでした!」土下座
店員「なにしてんの?喧嘩売ってんの・・・やめて」
提督「これしか今は出来ません!今は信じてもらうしか・・必ずこの町を守ります!だから信じてもらえませんか?いえ、監視していてもらえませんか?」
店員「監視?」
提督「もし、結果が出せなければ・・出せそうにないと判断したなら!俺は町の人達に身柄を渡します」
店員「・・・・・・・」
提督「殺すなり好きにしてください。遠慮はしないでください・・俺は前の提督の息子です」
店員「っ!」
提督「ですが、その時俺の元に艦娘がいるなら・・その子達に罪はありません見逃してあげてください。まぁ、まだ一人もいませんけど」
元はそうなってたかもしれない未来がある
だからそうなるなら大本営からじゃなく自分から・・
元から死んでたのと変わらない人生だったし
その方が町の人達も納得するだろうし
罪滅ぼしになるだろう
提督「では、失礼します」
店員「・・・・まだ子供ね」
提督の買った燃料
店員「忘れてるし・・・」
店員「・・・・・・・」
それから他の店にも必要な物を買いにいき
提督だと話した
怯えられたり、相手にされなくなっり、殴られたり、物を売ってくれなかったりと散々だった
でも、息子だとは言えなかった怖かったからだ
この町には味方は誰一人としていないと気付いたから
いや、とっくの昔に気付いてはいるか
提督「いてて、みんなやっぱり怒ってるよね・・」
提督「早く結果を出してみんなに認めてもらおう!その為には艦娘が必要だ!」
ゴムボートに必要な物を詰め込み
燃料を入れて・・・入れて・・
提督「ガソリンスタンドに忘れてきた・・・なんで気がつかなかったんだよ・・取りに戻るか、いや、やめておこう」
店員「いや、取りに来なさいよ」
提督「え?あ、ガソリンスタンドの店員さん」
店員「はい、これ忘れ物」
提督「持ってきてくれたんですねありがとうございます!よくここだってわかりましたね」
店員「そりゃボートがあるのはここだけだし」
提督「わざわざすみません」
店員「お礼はいいよ。監視してるだけだし。それで?これで逃げるの?」
提督「いえ、艦娘を探します。あと、資材も」
店員「これで?」
提督「はい」
店員「馬鹿なの?」
提督「・・・ですが、こうするしかないんですよ。大本営は支援をしてくれませんから」
店員「全く?」
提督「はい・・電話機一つもくれません」
店員「だからっていきなりすぎない?もう少し時間を置いてからでも」
提督「時間がないんですよ・・今日の夕方には艦娘二人はいないと」
題材も文章もけっして悪いわけじゃないんだけどなぁ……
利点を押し潰しても有り余るレベルでプロットが酷い
やはり軽い気持ちで投稿するのはいけませんでしたね。
一度完結させてから勉強して最初からリメイクして書き直そうと思います
此処まで見てくれた方はありがとうございます。いつか帰ってくる!(帰ってこなくていいとか言わないの!)
このSSまとめへのコメント
いくら何でも糞すぎる