LINEシリーズの外伝ですが、本作が本編に影響する保証はありません
※ネタバレ
本作は第5回総選挙のCuアイドル・早坂美玲のステマSSです
CGプロ、談話室――
小梅「そっか」
小梅「じゃあ……私も、応援する」
輝子「それは心強い……フヒ……」
小梅「今年も全部、輝子ちゃんのつもりだったけど……」
小梅「1割、美玲ちゃんに投票するね……」
輝子「小梅は……いつも通り、だな」フッヒッヒ...
美玲「」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460992350
美玲(ウチはCGプロ所属のアイドル、早坂美玲だッ!)
美玲(早めに出社して雑誌でも読もうと思っていたら――)
美玲(輝子たちが、なんかスゴいことを喋ってたんだ……!)
美玲「ちょ、ちょっと待てッ!!」ガラッ
輝子「おぉ……私たちのアイドルが来たぞ……」
小梅「さすが、私たちのアイドルだね」
美玲「いやいや、ウチはみんなのアイドルだからな?!」
小梅「え……?」
輝子「つまり、私たちのアイドル……だよな?」
美玲「その理論でいけば、輝子も小梅も、ウチのアイドルってことじゃないか!」
輝子「な、何を突然……///」ドキドキ
小梅「美玲ちゃんって、大胆だね……///」ドキドキ
美玲「コイツら面倒くさッ!!!!」
美玲「大体、輝子の配分おかしいだろ」
美玲「普通いくらか自分に投票するものだぞ?」
小梅「え……?」
美玲「オマエはそのままで良いから(諦め)」
輝子「でも、自分に入れなきゃいけない……なんてルールは、な、無いぞ……」
美玲「それはそうだけどさぁ……」
輝子「美玲は、いつもインディヴィを引っ張ってくれて……」
輝子「私や乃々を、ずっと励ましてくれて……」
輝子「す、すごく、頑張ってくれている、からな」
輝子「私は……応援したい人を、応援する……ただ、それだけだ……」
美玲「……そうだな」
小梅「私も、同じ気持ち」キリッ
美玲「……そうだな」
乃々「私もです」ヌッ
美玲「オマエまたそこにいたのか」
輝子「お隣さんも、美玲推し……なのか?」
乃々「はい、私も美玲さんぶっぱでいきます」
美玲「ずいぶんとまぁ男らしい使い方だな」
美玲「オマエも自分に投票しないで良いのか?」
乃々「はい、構いませんよ」
乃々「そもそも私はこの仕事に消極的なので、自分に投票することはまずありません。そうなると必然的に、投票するべき人を吟味する事になります。ここで私はいつも『ボイスなしの子に入れるべき』という自分ルールのもとに動いています。そりゃそうですよ、ボイスなしの子の声を聞きたい、それは当然の欲求なのですから。これを私たちのコミュニティ内で考えたとき、美玲さんを全力で応援するべきとなったわけです。第2回総選挙以来圏内をマークし、ボイス争奪戦でも17位と高評価を得ているため、上位に登り詰める可能性は十二分にあるといえるでしょう。では、美玲さんを推す理由は何か? それこそ数えきれないほどありますが、やはり友好関係を広めることが、私にとっての最大の理由ですね。美玲さんはご存じのとおり、一匹狼キャラですが、それゆえに交友関係が狭まっている嫌いがあるんです。私はもっと見たい! お友達と仲良くしている美玲さんを! 屈託の無い笑顔を見せる美玲さんを! そしてあわよくば私たちインディヴィジュアルズを前面に出していきたい! ついでにNGやTPに負けない、デレマスの顔ユニットに成長したい! でも私が先陣とって目立つのは御免被りたい! だからこそ美玲さんが、たくさんのファンに愛でられるべきなんです!!!!」
美玲「……」
美玲「……オマエ、ウチより成績良いんだよな……」ポン
美玲(´・ω・`)ヨシヨシ ←[2nd:45位、3rd:46位、Voice:17位、4th:49位、5th中間:Cu14位]
乃々(´;ω;`)ブワッ ←[2nd:30位、3rd:42位、Voice:8位、4th:27位、5th:全体7位・Co3位]
乃々「SSを投稿しようとした矢先に、中間結果が出たんです……」ポロポロ
美玲「オマエの大健闘っぷりにウチ、もはや笑ったんだけど……」
乃々「お願いします美玲さん……私より目立ってください……」グスッ
美玲「いやぁ……アレはもうCDデビュー不可避だろ……」
乃々「う゛ぅぅ……公の場に出だくな゛い……」グスグス
美玲「ウチの方が泣きたいんだが」
輝子「乃々の話から、分かるように……」
輝子「昔から……美玲の評価が……ひ、低すぎると、思っていた」
小梅「あんなに頑張ってるのに……」
美玲「頑張ってるけど、どれもゲームに出てないからなぁ」
乃々「美玲さんの仲間想いは、私たちの間では有名なんですけどね……」
乃々「毎回本番前には、私たちに喝を入れてくれたり……」
乃々「会話からハブられてるメンバーと、積極的におしゃべりしてくれたり……」
乃々「たった1人でもインディヴィを名乗ってくれたり……」
美玲「や、やめろよッ! 別に褒められたくてやってるんじゃないんだからなッ!?」
小梅「ツンデレ……良い……!」グッ
輝子「これがたまらない……フヒ……!」グッ
美玲「やめろーッ! 言うなーッ! は、恥ずかしいだろッ!?」カァ...
輝子「あと、た、体重が39kgなだけで、ニュースになったり……」
美玲「それ別人な?」
小梅「現場でポロリしただけで、ニュースになったり……」
美玲「それ別人な?」
幸子「ボクの寿命がカワイイでマッハですが?」ガラッ
美玲「あ、幸子だ、おはよー」
小梅「おはよう」
乃々「おはようございます」
輝子「幸子も美玲に全ぶっぱするように(おはよう……)」
幸子「突然何を言ってるんですか!?」ビクゥッ
小梅「今、美玲ちゃんを応援しようって話なの……」
幸子「なるほど」
幸子「でも、ボクだけ全ぶっぱって、おかしくないですか!?」
幸子「普通は何割か自分に投票するものですよ!?」
美玲「だよな? それウチも言ったんだけどなー……」
輝子「私は、全ぶっぱする」
幸子「え」
乃々「私も、全ぶっぱです」
幸子「え」
小梅「私は、1割だけ」
幸子「なん……だと……!?」
美玲「何でそこで一番驚くんだよ?!」
幸子「小梅さんが……1票でも、輝子さん以外に投票するなんて……!?」
美玲「小梅、輝子好き過ぎだろ……」
幸子「とにかく! ボクは全ぶっぱなんてしませんよ!?」
幸子「そりゃ……美玲さんを応援しようとは、思いますけど……」
幸子「でも! だからって、全ぶっぱは無理ですから!」
美玲「そうだよな、普通はこういう反応だよな」
幸子「それにボク、今回こそはシンデレラガールを狙っているんですからね!?」
幸子「みなさんこそ、ボクを応援してくれても良いんじゃないですか!?」
美玲「そういや幸子って、最高4位なんだよな……」
美玲「実感無かったけどウチって、スゴいトップアイドルと友達なのか……」
美玲「そりゃ幸子はカワイイよなぁ」ジー
幸子「え……あ、ありがとうございます……///」
乃々「キマシタw――いえ、みなまで言いません」キリッ
小梅「ほぼ言ったよ?」
ぼのののひとりごと
乃々(´・ω・`)みれさちを流行らせたい……
幸子「だから、申し訳ありませんが、さすがに全ぶっぱは……」
美玲「いやいや、別に無理して投票しなくても良いからな?」
美玲「大体、輝子たちの全ぶっぱ祭りだって、アイツらが勝手に言ってるだけなんだs――」
輝子「ヒャッハアアアアァァァァァ!!!!!!!!」ボゴォ!!
幸子「かはっ……!?」ドシャァ!!
美玲「さ……幸子ォ!?!?!?!?」
小梅(輝子ちゃんの綺麗な右ストレート……かっこいい///)
幸子「な……何するんですか輝子さん?!」
輝子「さっきから『投票する』だの『投票しない』だの、ゴチャゴチャ言いやがってェ……」コヒュー...
輝子「まだわかんねーのか、アイドル芸人(ポルチーニ)のサッチ!」
美玲「なんだそりゃ」
小梅「出た……ホシショーコ姉貴……!!」ワクワク
輝子「私たちのクインテットの他のヤツならッ!」
輝子「あともうちょっとで、ボイス獲得圏内に食らいつけるって『親友』を決して見逃したりはしねえッ!」
輝子「たとえ腕を飛ばされようが、脚をもがれようともなッ!」
美玲「いや、言ってることは格好良いけどさ……」
輝子「私たちクインテットはな!」
輝子「そこら辺のNGや仲よしプロダクションで『頑張ります』『頑張ります』って、大口叩いて仲間と心をなぐさめあってるような負け犬どもとはわけが違うんだからな」
美玲「後で卯月らに謝りに行くぞ」
美玲「ウチも一緒に謝ってやるから。な?」
輝子「『投票する』と心の中で思ったならッ!」ス...
美玲「おい、そのスマホ、まさか――?!」
輝子「その時スデに行動は終わっているんだッ!」ブッパァ!!
小梅「おー」パチパチ
乃々「おー」パチパチ
輝子「『全ぶっぱした』なら使ってもいいッ!」ドォーン!!
幸子「――!」ジーン...
美玲「……おい待て、ウソだろ幸子、そんな言葉信じるのかッ?!」
幸子「分かりました、ホシショーコ姉ェ!!」
幸子「姉貴の覚悟が! 『言葉』でなく『心』で理解できました!」ス...
美玲「おいッ?! ホントにそれで良いのか!? まだ間に合うぞッ!?」
幸子「オラァ!!!!!!!!」ブッパァ!!
小梅「おー」パチパチ
乃々「おー」パチパチ
輝子「おー」パチパチ
美玲「なんでそんな他人事なんだよッ!?」
幸子「フゥゥーー……」
美玲「あーあー、何千票も入れちゃって……」
幸子「初めて……ボク以外全ぶっぱをやっちゃいましたァ~~~~~♪」
美玲「オマエのブレなさになんかホッとした」
幸子「でも想像してたより、なんて事はn――」
美玲『ウチ、そっぽ向きたくなるんだ。ホメられたり、認められると……。でも、直さなきゃだろ?カワイイ幸子プロデューサー。……な、なんだよッ!?』
幸子「……」
輝子「……」
小梅「……」
乃々「……」
美玲「」
美玲「やめろよッ!? 本人目の前にして寸評するなよッ!?」
美玲「恥ずかしがるからなッ!? 感想とか言ったら、びっくりするぐらい恥ずかしがるからなッ!?」
美玲「恥ずかしすぎて、そこらじゅうジタバタするからなッ!?!?」
幸子「この美玲さん……カワイイですね?」
小梅「ツンデレを、克服しようとしてる……」
輝子「わ、私は、デレデレ美玲も、お気に入り……」
乃々「同感ですが、やっぱりツンデレあってこそですね」
幸子「大丈夫ですよ! 現実の美玲さんはちゃんと、ボクたちと向き合っていますから!」
小梅「困ったらいつでも、手伝ってあげる……!」
輝子「私たちは、美玲の親友だからな……フヒ」
乃々「がんばれv がんばれv」
美玲「やめろよ~恥ずかしいだろ~が~~///」ジタバタ
しばらくして――
幸子「いやぁ……堪能しましたねぇ」
乃々「こんなに濃い美玲さんタイムは、そうそうありませんよ」
輝子「美玲は、照れ屋だからな……フヒ」
小梅「あと1割投票しよう……」トウヒョー
美玲「うぅ……褒めてくれてるから、怒るに怒れない……」プルプル
幸子「でも、これで終わりではありませんよ!」
輝子「そ、総選挙は……5月9日(月)18時59分まで」
小梅「それまでに投票券を集めなきゃ……!」
乃々「まだ間に合いますから!!!! せめて美玲さんと営業回りさせてください!!!!」
4人「「ボク(私)たちの総選挙はこれからだ!!!!!!!!」」
美玲「いやホント乃々のランクインは笑うしかなかった」
終わり
みんなもCuアイドル・早坂美玲を応援しよう!
以上です、ありがとうございました
……ちょっと美玲に全ぶっぱしてくる
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