アイドルマスターシンデレラガールズ、佐藤心さんことしゅがーはぁとさんのお話です。
文章とかキャラとか色々酷いですが、大目に見てくださると幸いです。
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CGプロ事務所
モバP(以下P)「ふむ」
ちひろ「どうしました?」
P「いえ、休みがあるなぁって」
ちひろ「? そうですね。休みですね」
P「そうなんですよ」
ちひろ「はい?」
心「おはようございまーす☆」
ちひろ「おはようございます」
P「おはようっす、はぁとさん」
P「あ」
心「どした?」
P「はぁとさん、次のオフって暇ですか?」
心「なんだ嫌味かコノヤロウ☆」
P「暇なんすね」
心「どうせ独りぼっちの寂しい休みだよ、文句あるのか☆」
P「じゃあデートしましょう」
心「は?」
ちひろ「は?」
P「?」
心「え、今なんて……」
P「聞こえませんでした? デートしましょう。デート」
ちひろ「ちょ! 何言ってるんですか!?」
心「え、は、えっ?」
心(ちょっと待った、今デートって言った!? デート!?)
P「いや、俺も休みですし、丁度良くないっすか?」
ちひろ「そりゃお休みをどう過ごすかは自由ですけど……」
P「ですよね。というわけでデートしましょうよ」
P「あれ? はぁとさん?」
心「」
ちひろ「固まってますね」
P「んー、じゃあ他の人誘いますかねー」
心「!?」
心「待った! 行く! 行くから!」
P「無理してもらう必要ないですよ?」
心「無理じゃない! 無理じゃないから! 行く! 行かせて!」
心「痛風になったとしても行くから! 親が死んでも行くから!」
ちひろ「心さん……」ホロリ
P「はぁ、じゃあ次のオフよろしくお願いします」
心「任せろ☆」
しゅがは宅
心(落ち着け……落ち着くんだ、しゅがーはぁと……)
心(お前は今まで幾多の痛々しい視線を浴びても平常心を保ってきたじゃないか……!)
心(それがたかだかデート如きで慌てるんじゃない……!)
心「でーと……」ニヘラ
心「そっかぁ……デートかぁ☆」
心「うふふ……☆ デート……!」
心「何着てくか考えよっかな……☆」ゴソゴソ
心「いつもの格好だと仕事帰りと代わり映えしないよなー……」
心「となると、ギャップを狙いに行く作戦だな☆」
心「大人の魅力ってやつを前面に押し出してー☆」
心「普段のギャップにプロデューサーもコロッといっちゃったりしてー☆」
心「キャー! もう! プロデューサーのえっちぃ☆」クネクネ
心「……」ピタッ
心(……万が一だぞ。二人とも良い大人だし、もしかしてって事もある……よな?)
心「……下着を可愛い系にして、服は大人路線で行こう」
デート当日
心(は、早く着きすぎた……!)ソワソワ
心(待ち合わせは14時だよな……)チラツ
時計『13時です』
心「し、仕方ない! 待たせるわけにはいかないし! うん!」
心(……変、じゃないよな)キョロキョロ
心(大丈夫……うん、多分だいじょぶ……)ソワソワ
心「にしてもデートかぁ……☆」ニヘ
心(いかんいかん。緩みっぱなしだ。見られるわけには……)
P「あれ?」
心「!?」ビクッ
心「な、なんだ、プロデューサーか☆ 脅かすなよぅ☆」
P「脅かしたつもりはないんですけど、すんません」
P「というか、遅れてすみません」ペコッ
心「い、いや! 大丈夫! 今来たばかりだから! うん☆」
P「なんだ、遅刻かと思ったんですけどはぁとさんも遅れてたんですね。よかったよかった」
心「え? 遅刻?」
P「? 待ち合わせ14時ですよね」
心「え、うん☆ そうだぞ☆」
P「ほら」チラッ
時計『15時です』
心「」
心(えっ。いつのまに二時間経ってた!?)
心(というか、こいつ一時間も遅刻しやがったのか……☆ 連絡も無しとか、シメてやろうか☆)イラッ
P「いやぁ、はぁとさん今日、雰囲気違ってびっくりしましたよ」
P「なんていうか、いつもは可愛いんですけど、今日は綺麗ですよね!」
心「っ!?」
心「あ……ありが……と……」モジモジ
心(ほ、ほめられた……☆ 気合入れた甲斐あった♪)
心「ま、まーアイドルだしな☆ バレないように変装って言うか☆」
P「いつものはぁとさんしか知らないとまず気付かないですよ」
P「俺も見たときあまりにも美人で別人かと思いましたし」
心「普段のはぁとは美人じゃないってのかコラ☆」
P「普段は可愛いですからねー。美人ですけどなんかもっとこう近い感じと言いますか」
心「お、おう☆ 当たり前だろ☆ スウィーティーだし♪」
P「なんかはぁとさんそんなに綺麗なのになんか俺ダサくてすみません」ペコッ
心「そ、そんなことないよ☆ ないぞ☆ プロデューサーもよく似合ってるぞ♪」
P「ははっ。ありがとうございます。じゃあ行きましょうか」テクテク
心「う、うん!」タッ
心「今日はどこいくの?」
P「あー……どうしましょ。なんも考えてねーですわ」ハハッ
P「はぁとさんどっか行きたいとこあります?」
心「えっ!?」
心(やっべぇ……! 着ていく服のことばかりで、なんも考えてないぞ……☆)
P「んー……そっすねぇ」
心(やばい……! こいつの事だからこのままだと「じゃあ解散で」とか言い出しかねないぞ……!)
心「ぱ、パフェ! パフェ食べたい!」
P「パフェですか。じゃあどっか喫茶店でも行きますか」
心「う、うん☆」
喫茶店
P「あー、コーヒーうめぇ」ズズッ
心「……」パクパク
心(いざ面と向かうと何話せばいいのかぜんっぜんわかんねぇ)
P「はぁとさんって」
心「んん!?」
P「というか、女の子って甘い物好きですよね」
心「そりゃ女の子の身体は砂糖でできてるからな☆」
P「ほー、なるほど。だから身体作りのために甘い物っすか」
心「ぷ、プロデューサーは甘い物嫌いなんだっけ?」
P「嫌いではないですけど、あんまり食べないですね」
P「量食べられないんですよ。コーヒーのが好きですね」ズズッ
心「そ、そっか☆ まったく食べないわけじゃないんだな☆」
P「ですねぇ」
心「た、食べる……?」
P「パフェですか?」
心「う、うん☆」
P「んー、一つは食べきれないんで」
心(ここで一口どうって言えば、か……関節キス……!)
心「あ、あのさ!」
P「あ」
心「な、なに!?」
P「はぁとさんの一口くださいよ」ヘラヘラ
心「」
P「駄目ですか?」
心「う、ううん☆ 良いぞ☆ 好きなだけ食え☆」
P「じゃあ頂きますね。スプーンくださいな」
心「あ、あーん……☆」スッ
心「なーんちゃって☆」テヘッ
P「あ、どもっす」パクッ
心(こ、こいつ……☆ なんの躊躇いもなくいきやがった☆)マッカ
P「んー。たまに食うとうまいっすね」モグモグ
心「……」ジーッ
心(ぷ、ぷろでゅーさとかんせつきす……)
P「そういや次どうします?」
心「えっ!?」ビクッ
P「パフェ食べたらですけど、はぁとさん行きたいとこあります?」
心「えっと……うーん……?」クビカシゲ
P「俺の勝手ですけど、見たい映画あったんですよ」
P「行きたいとこなければ映画行きません?」
心「ん☆ いいぞ♪」
映画視聴後
P「面白かったっすね!」
心「お、おう☆」
心(緊張しててなんも映画おぼえてねぇ☆)
P「あ、信号変わりますね。ちょっと走りますか」ギュッ
心「ふぇっ!?」
P「ふー。ぎりぎりですね」ヤレヤレ
心「う、うん……」ギュッ
P「あ、すんません。離しますね」
心「い、いい! 良いから! このままで☆」
P「そうですか?」
心「うん☆」ニコッ
P「そろそろ日も落ちてきましたね」テクテク
P「ごはん行きます?」
心「お、おう☆」
P「なんか希望あります? というかお酒飲みます?」
心「ま、任せるぞ☆」
心(ごはん食べると結構遅くなる……しかもお酒入れたら……)マッカ
P「じゃあお酒も出してくれるとこ行きますか」
心「うん☆」
ちょっと良い感じのお店
P「なかなかっすね」モグモグ
心「だな☆」
心(やっべぇ……緊張で味わかんねぇ……☆)モグモグ
P「しかも割とリーズナブルですしね」
心「案外良い店知ってて驚いたぞ☆」
P「あいさんに教えてもらったんですよ」
心「なるほど☆ あいちゃんのセンスなら納得だ☆」
P「ワインも志乃さんのお墨付きですからね。値段の割にうまいですよ」ゴクゴク
心「そうだね☆」グビグビ
食事後 駅付近
P「まったく……大丈夫ですか?」
心「だいじょうぶーだいじょーぶ☆」フラフラ
P「フラフラじゃないですか」
P「肩貸しますよ」
心「ありがと……☆」ヨロッ
心(やべぇ……ペース間違えた……)
P「帰れます?」
心「ちょっと……無理かも……」ウプ
P「うーん」
心(あれ、これって遠まわしに帰りたくないって言ったパターンか!?)ハッ
心(しかも駅の裏ってラブホ街だし……!)
心(だ、大丈夫! 下着可愛いのつけて来たし! 覚悟は出来てるし……!)
P「よし」ポンッ
心「は、はい!」
P「じゃあ朝までカラオケしますか」
心「はい?」
後日 CGプロ事務所
ちひろ「……それで朝までカラオケですか」
心「はぁとは昨日も休みだったから良いけどさ、プロデューサーは仕事だったわけでしょ?」
ちひろ「そうですね。いつものように出勤してましたよ」
心「なんなのあいつ……」ズーン
ちひろ「まぁ……プロデューサーさんですし……」
心「デートって言うからちょっと期待したのに、よく考えたら映画見て飯食っただけとか…
…」
心「ガキのデートじゃねぇんだからさ……」
ちひろ「プロデューサーさんにとってはデートだったんですかね……?」
心「プロデューサーの真意が知りたいぞ……☆」ハハッ
P「ただいま戻りましたー」ガチャ
ちひろ「おかえりなさい」
心「……おう☆ おかえり☆」
P「あ、はぁとさん。おはようございます。一昨日はありがとうございました」
心「ははっ……☆ 気にすんなよ……」
P「いやぁ、やっぱ美人とデートすると楽しいっすよね」ケラケラ
心「美人なら誰でもよかったのかオルァ☆」
ちひろ「さすが節操無しですね」
P「誰でも良いってわけじゃないですし、それに節操無しってなんですか……」
ちひろ「綺麗な人見かけたら手当たり次第スカウトするような人が節操無しじゃないとか……」ヤレヤレ
心「このナンパヤローめ☆」
P「えー……はぁとさんと一緒に居たかったから誘ったんだけどなぁ……」ウーン
心「なっ!?」
ちひろ「あら?」
P「あ、すんません。時間なんで打ち合わせ行ってきますね」ガチャ
ちひろ「はい。いってらっしゃい」
心「……」マッカ
ちひろ「ですってよ。よかったですね♪」
心「う、うるせぇ☆」
End
以上です。
奈緒とはぁとさんは二人とも想定内のイジりならなんなく対処しそうなのに、想定外のイジりをされると途端に思考停止する気がします。あとぶっちゃけチョロさでもトップクラスな気が。
さて、総選挙です。5月9日の18時59分までです。
皆さま、『佐藤心』並びに『神谷奈緒』に一票を投じてやってください。
しゅがはさんには声実装の夢をを、奈緒にはシンデレラガールの夢を叶えさせてあげてください。
皆さまのお力を貸して頂ければ不可能ではないはずです。
『佐藤心』、『神谷奈緒』に一票をお願いします。
それでは、お読み頂ければ幸いです。そして、投票頂ければこんなに嬉しい事はありません。
では、依頼出してきます。
はぁとさんは良かったが担当Pがクズだったので投票はしません
もう一作書くのなら再選考を行います
>>26
基本私がはぁとさん側しか経験してないんで、こういう話だとまたこいつになりかねないんで難しいですねぇ……。
毛色が違ったのは先日書いたのでしばらく書かないですし……うーん
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