響「コホッコホッ……」

グラ「……大丈夫か？」ｻｽｻｽ

響「……うぅ」



響「ねぇグラーフ……ここは？」

グラ「私の部屋だ」

グラ「貴女はさっき、近くの廊下で倒れた……」

響「……そうだったのか」



響「……おえっ」

グラ「おぉ……み、水っ」

響「……恥ずかしいな……」ｼｭﾝ

グラ「気にするな、誰にも言わない」ｸｽｯ

響「……」

グラ「……」



グラ「……ウォッカを飲んだのか」

響「……うん」

グラ「貴女が成人しているかどうかは、この際問わないでおこう」

グラ「だが、倒れる程飲むのは感心しない……」

響「……何も言い返せないな」



グラ「しかし、どうしてそんなものを？」

グラ「貴女が倒れてしまうくらいだ、結構な量を飲んだようだが……」

響「……」

響「もうすぐ、第二次改装で国籍が変わってしまうからね」

響「向こうのお国柄に、少しでも慣れておこうと思ったのさ」

グラ「……それだけなのか？」

響「……そうさ」ﾌｲｯ

グラ「……そうか」ｸｽｯ

グラ「別に、ロシアに永住するわけでもないだろう」

グラ「今後は……控える事だな」

響「……」ｺｸ

響「……約束するよ」

グラ「ん、約束だ」ﾆｺｯ



グラ「体調は芳しくないか？」

響「うん、まだ頭がクラクラするよ」

グラ「そうか、では……ゆっくりしてゆくといい」

響「……スパスィーバ」

響「……ねぇグラーフ」

グラ「なんだ？」

響「今回の……礼をなにかしたいな」

グラ「ははは、その必要はない」ｸｽｯ

響「そういうわけにもいかないさ」

響「そうだな……」


響「君と司令官の事とか」

グラ「！？」ﾋﾞｸｯ

響「君は最近、よく司令官と一緒にいるね」

グラ「……な、なんのことだ」ﾌｲｯ

響「昨日も秘書艦でもないのに、焼いたお菓子を届けに行っていたじゃない」

グラ「！？」

グラ「……ど、どこで嗅ぎつけた？」

響「なに、風に流されただけさ」

グラ「……」ｶｧｰ…

響「可愛いな、君は」

グラ「ヒビキ、本当はまだ酔っているんじゃないか？」

響「ふふふっ」

響「名前は伏せるけど、君が司令官に気があるとビスマルクも言っていたよ」

グラ（ビスマルク……！）ｺﾞｺﾞｺﾞ



響「私にできることなら、なんでもする」

グラ「……」ｶｧｰ…

グラ「勝手に……するがいい」ﾌﾟｲｯ

残りは夜に書きます書きます

うわあああああうぉとーかって書いてるやんけ！
すみません、一から書き直します

依頼出して立て直ししますので、少々お待ちを……