響「妊娠した...かもしれない」 P「!!?」 (133)
-765プロ-
響 「......」
P 「......」
P (は、妊娠?...いやいや、響に限ってそんな...)
P 「すまん、よく聞こえなかったんだが」
P 「もう一回、言ってくれないか......?」
P (頼む、聞き間違いであってくれ...)
響 「だ、だから......妊娠......」
P 「!」
響 「妊娠しちゃったかもしれないんだ!!!」
全員 「「「 !!!? 」」」
P 「はぁ!?......はぁあ!?」
P 「ちょ、お、お、お、おま、おまおまおま」
小鳥「プ、プロデューサーさん!落ち着いてください!」ガシッ
P 「あ、ああ...ありがとうございます、音無さん...」ヨロ
響 「うぅ......」グス
P 「お、おい......響」
P (響のやつ、真っ青な顔で目に涙をためて...)
響 「本当、なのか...」
響 「......」コク
ごめん
× 響 「本当、なのか」
○ P 「本当、なのか」
やよい「響さんって避妊しなさそうですもんね」
春香「ちょ、ちょちょっと響ちゃん!!」ワタワタ
千早「...我那覇さん、それ、間違いないの?」
響 「たぶん...自分はちゃんと聞いてないけど...」
響 「......お医者さんが...そう言ったって....」ウルウル
律子「本当なら大問題ね......」
美希「きっと本当なの...」
美希「こんな、ふるふると震えて...」
美希「全身から絶望にじませてる響は、ミキ初めて見るの... 」ギュ
やよい「ひびきさん、きょうだいがふえるんですかー?」
やよい「えへへ、それはすごくうれしいかな~って」
伊織「やよい...これはそう簡単な問題じゃないわ」
やよい「え?」キョトン
伊織「...ううん、まだあなたは知らなくていい事よ。ほら、一緒にあっちに行きましょう」グイ
あずさ「響ちゃん、聞きにくいことだけど...」
あずさ「その......お相手は、誰なの...?」
真 「そ、そうだよ!相手は誰なんだよ響!!」
雪歩「今すぐその人の所に行って、埋めてやりますぅ」
亜美「ちょっ、ゆきぴょん怖いよ!スコップしまって!!」ビクッ
真美「ゆきぴょん、目が本気だよ...」
響 「......」
響 「この間ペット特番の収録をした時...」
響 「休憩中、共演した人と一緒になるタイミングが合ったんだけど」フル
響 「そ、そこで......!!」ブルブル
あずさ「.....っ!!」
律子「ちょ、ちょっとまって!!!」
律子「そ、それ屋外って事じゃない...」
響 「うん...」
響 「自分が気が付いた時には、もうムリヤリ...」
響 「自分、必死で止めたんだけど......」
響 「もう、遅かったみたいで......」ウルウル
千早「む、無理やり...!」
雪歩「そんな...!!」
美希「ひどすぎるの!!」
P (気が付いた時にはって...く、クスリでも使われたのか...!?)
春香「プ、プロデューサーさん、これちょっとシャレにならないんじゃ...」
P 「ああ、相手方への抗議だけじゃ...済まない問題だ」
P 「場合によっては訴訟になる」
小鳥「765プロ始まって以来の大事件ですね...」
響 「そ、そんな!!訴訟なんて......!!」ビクッ
響 「そんなことになったら、自分、自分......!!」
響 「うぅ......」ボロボロ
貴音「あぁぁ...響、どうか泣かないでください...」ヨシヨシ
響 「やだぁ...自分アイドルやめたくないぞ...」
響 「それに、みんなにも迷惑を掛けたくない......」
響 「自分、自分どうすれば......」ボロボロ
美希「泣かないでよ、響ぃ......」ギュゥ
あずさ「ね、ねぇ響ちゃん」
響 「うぅ...なんだあずさ」メソメソ
あずさ「もしかして、妊娠しちゃったってのは」
あずさ「響ちゃん自身じゃなくて」
あずさ「その、ハムザベスちゃん
貴音「......安心してください」ソッ
響 「たかね...?」
貴音「わたくしたちは、どのようなことがあっても響の味方です」ナデ
真 「そうだよ!!響になにがあったって、ボクたちが絶対に守ってみせるさ!」
美希「仲間だもん!ミキたちに迷惑......なんて、考える必要はないの!」
美希「ね、ハニー。ハニーなら、響のことしっかり守ってくれるよね?」
P 「ああ、当然だろ。......たとえ、どんな相手であろうと。何があろうと」
P 「響がアイドルを続けられるように、俺は全力でバックアップするつもりだ」
亜美「さっすが兄ちゃん!」
真美「ねぇ、みんなついてるから。だからひびきん、元気出して...?」
響 「うん...」
響 「ありがど...みんな」グス
響 「自分ちょっと元気でてきたさー」
貴音「ふふ、それはなによりです」
響 「ぐすっ...でも......なんでこんなことになっちゃったんだ」
響 「なんで......襲うようなまね...」
響 「ハム蔵ぅ......!!!」
全員「「「......え?」」」
P 「ハム...蔵?」
春香「え、....ねえ、響ちゃんハム蔵って...?」
響 「うぇ?」
響 「だから...ハム蔵が....」
響 「収録で共演した雌のハムスター...ハムザベスちゃん...を」
響 「妊娠...させちゃったみたいなんだ....」ジワ
律子「.................」フムフム
律子「えっ」
あずさ「ね、ねぇ響ちゃん」
響 「うぅ...なんだあずさ」メソメソ
あずさ「もしかして、妊娠しちゃったってのは」
あずさ「響ちゃん自身じゃなくて」
あずさ「その、ハムザベスちゃん...って子なの?」
響 「だから、さっきからそういってるぞ...」
P 「.........」
P 「.........」
P 「.........っ」ガクン
亜美「わ、わーーー!兄ちゃんがひざから崩れ落ちた!!!」
P (安心して腰ぬけた......)
春香「.............」
千早「.............」
あずさ「.............」
貴音「.............」
雪歩「.............」
真 「.............」
小鳥「.............」
響 「ど、どうしたんだみんな.....急に黙って...」キョロ
美希「..........亜美、真美」パチン
亜美「...あい」ガッ
真美「...あいあい」ガシッ
響 「なっ、ど、どうして二人とも、自分を羽交い絞めにするんだ!?」ビクッ
春香「響ちゃん.......」ジリ
あずさ「.............」ジリ
雪歩「.............」ジリ
真 「.............」ジリ
響 「やっ、やめ、無言で近づいてこないで!!こわいぞ!」
響 「なんかこわいぞ!!!」ブルブル
貴音「.............」ジリ
小鳥「.............」ジリ
響 「ひぃっ」
響 「亜美!真美!おねがい、はなして、はなしてっ」ワタワタ
亜美「............」ガシッ
真美「............」ガシッ
響 「あぅう....」ウルウル
美希「人を心配させておいて.......」ジリジリ
響 「美希....」ブルブル
美希「響、それはないの」
美希「おしおきだよ」スッ
響 「......え?」
美希「それ、こちょこちょ~」サワ
響 「うっひゃぁ!!」ビクン
春香「.............」コチョコチョ
千早「.............」コチョコチョ
響 「うひゃ!!な、なんで...じぶんなにも....うひゃひゃ!!」ガクガク
亜美「ちょ、あんまり暴れないでよひびきん→」コチョコチョ
亜美「おさえるの大変だよ→」コチョコチョ
響 「なっなんっうぁひゃやひゃひゃ!!」ビクン
俺「.............」ジリ
お前A「.............」ジリ
>>1「ひぃっ」
>>1「お前ら!おねがい、はなして、はなしてっ」ワタワタ
お前B「............」ガシッ
お前C「............」ガシッ
>>1「あぅう....」ウルウル
俺「人にSS読ませておいて.......」ジリジリ
>>1「俺....」ブルブル
俺「>>1、セルフネタバレはないの」
俺「おしおきだよ」スッ
>>1「......え?」
小鳥「妊娠した...かもしれない」
貴音「...........まったく...」コチョコチョ
雪歩「おしおきですぅ」コチョコチョ
あずさ「そ~れ」コチョコチョ
小鳥「ふふ、ここがいいのかしらぁ」コチョコチョ
響 「あひゃ、きゃ、きゃーっははははは!」
響 「や、やめ、しぬ...あひゃはやひゃひゃひゃひゃ!!!!」
くすぐられるとお漏らししやすくなる
あとはわかりますね?
P「どさくさ紛れに挿れるぞ」
伊織「なんか笑い声が...」ソッ
やよい「あれ、なんか!みんなたのしそうです~!」
美希「あ、いいところに。でこちゃん達もくすぐるといいの」コチョコチョ
あずさ「今なら好きなところ触り放題よ~」コチョコチョ
伊織「な、なんかよくわかんないけど...」サワ
やよい「うっう~!わかりました~」コチョコチョ
響 「ほん、ひぃっ、や、やめ、ひははは」
響 「ひーっひーっ!う、うふひひひゃひゃ!!」
響 「ひひゃはへへはははははきゃひゃははは!」ゼーゼー
--------------------------------
響 「へ、へは、へはははははははは.......」ビクン
響 「ひひ、ひひゃひひひ.......」ビクンビクン
響 「ふぁふふふ.......」
春香「ちょ、ちょっとやりすぎちゃったかな...?」
美希「う~ん。よく考えたら響も悪気があったわけじゃないもんね」テヘ
あずさ「...じゃあ、響ちゃんが落ち着くまで、ハム蔵ちゃんがやったことの対策でも考えて待ちましょうか」
千早「ええ、私もそれがいいと思います」
雪歩「じゃあ私、お茶入れてきます~」
真美「あ、真美も手伝うよ~」
亜美「でも笑い転げる響ちゃん、かわいかったね~」
伊織「否定はしないわ」クス
響 「ふぅ、ようやく、落ち着いたぞ........」フゥ
響 「みんなひどいぞ!どうしてあんなにくすぐったりしたんだ!!」
響 「自分、しぬかと思ったぞ!!」
真 「いやぁ、ごめんごめん。ちょっと想像とあまりに違うものだから驚いちゃってさ」
響 「驚いたのはこっちだよ!!」
春香「まぁまぁ、ほら雪歩が入れてくれたお茶でも飲んで」
響 「もぅ...」ズズ
響 「あちっ」
響 「ううぅ.......」フゥフゥ
p 「.......さて。響」
響 「...な、なんだ?」ビク
p 「一応確認をしておくが」
p 「響が.......その、妊娠したわけじゃないんだな?」
響 「そっ、そそそんなわけないだろ!」
響 「そういうのは、その...結婚してからだろ!!いきなりなにを言い出すんだ!!」ワタワタ
p 「あ、あぁ、そうだよな。スマンスマン.......」
p (よかった........最悪の事態ではないみたいだ......だが)
p 「だけどこれもちゃんと考えないといけないよな」
律子「...ええ、そうですね」
響 「そうでしょ.......だからみんなに相談したのに.....」
響 「こんな仕打ちを受けるなんて...みんなひどいぞ...」グスン
美希「ゴメンなの......。でも響も言い方がわるいって思うな!」
貴音「ええ。てっきりわたくしたちは、響が懐胎したものとばかり...」
伊織「心臓が縮みあがったわ......」
響 「そ、そうだったのか...それは、ごめんなさいだぞ」ペコ
あずさ「いいのよ、響ちゃんが無事でよかったわ」ナデナデ
響 「ひゃひゃ...まだちょっと触っちゃだめさ~」
P 「......ごほん」
響 「っうん」
P 「まぁ、まずは当事者に聞いてみるべきだな」
P 「響、ハム蔵を連れてきてくれ」
響 「......うん、わかった。ちょっとまってて」
響 「連れてきたよ」
ハム蔵「ぢゅぢゅい......」
美希「被告召喚なの」
ハム蔵「ぢゅ、ぢゅい!」
P 「響。ハム蔵はなんて?」
響 「『ち、ちがうんだっ!』って...」
P 「違う?」
響 「うん...ハム蔵、何が違うんだ?
ハム蔵「ぢゅい!ぢゅぢゅぢゅぢゅいっ!ぢゅいぢゅい!!」
千早(何言ってるかさっぱりわからないわ...)
響 「『あの女が誘ってきやがったんだ』...?ハム蔵、何言ってるんだ!!」
響 「相手を...妊娠させちゃったんだぞ!!」
響 「ハム蔵、自分で責任取れるのか?相手の親御さんになんて言うんだ!?」
響 「親になるんだぞっ、本当に大丈夫なのか!?家族の世話だってあるんだぞ!!?」
響 「しかも子供は一人じゃないんだ!!おまえ、おまえ...」
真 「ちょっ!響おちついて!!!」ガシッ
響 「自分の断りもなく......そういうこと。するなよぉ..........」グス
響 「うぅ.....」グスグス
ハム蔵「ぢゅ、ぢゅぅ....」シュン
真美(なんか、ひびきんお父さんみたい...)
亜美(でも、どっちもしてしょんぼりしてる......)
P (.......)
P 「......響、それいつの話だ」
響 「......収録?それとも、連絡があったの?」
P 「どっちも」
響 「収録が、この間の動物特番だから4日くらい前」
響 「で、相手から連絡があったのが、昨日の夜さー.....」
律子「ず、ずいぶん早いわね」
雪歩「ハムスターってそういうもの...なんですか?」
小鳥「いやいやいや、さすがにそんなに速いわけないと思うわ...」
P 「......そうか。よし」
P 「響、もしかしたら、どうにかなるかもしれないぞ」
響 「! ほんと!?」バッ
P 「ああ、さすがに妊娠が発覚するには早すぎる」
P 「まだ、絶対に妊娠したとはわからないんじゃないか?」
美希「フムフム、なるほど...」
P 「それに響もその医者とやらから直接聞いたわけじゃないしな」
P 「もう一度、しっかり検査をしてもらったほうがいい」
小鳥「プロデューサーさん、かっこいいです...!」
春香(手馴れてますねとか言ったら殴られるかな......)
P 「なにより、俺がハム蔵を信じたいんだ」
P 「765プロで働く、数少ない男仲間としてな」キリッ
響 「プロデューサー......!」
ハム蔵「ぢゅい!ぢゅぢゅい!!!」
響 「.....なっ、おまっ」
P 「響、ハム蔵はなんて?」
響 「......っ!」
貴音「響?」
響 「『誓って中では出してない、出す前に引っぺがされたからな』......だって」ボソ
雪歩「.....きゃぅ」
律子「......」ドンビキ
真美「うわぁ....」
美希「響......」
響 「う、うぎゃー!やめてよその目!」
響 「自分が言ったんじゃないよ!!」
P (.......)
P (俺は......俺はハム蔵を信じるぞ!!何があっても!!!!)
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