アイアンマン×艦これのクロスSSです
※原作コミックではなく実写映画版のアイアンマンです
※そこそこの長編になる予定です
※アベンジャーズまで見てないと少し話が分からないかもしれません
以上の点にご注意してください
ある程度書き溜めしてあるので投下していきます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460262919
NY上空
トニー「ミサイルが来る!あと一分もない」
......
....
..
.
トニー「・・・捨てるにはちょうどいい穴だ」
......
....
..
.
ジャービス『・・・Ms ポッツにお繋ぎしますか?』
.......
....
..
.
ジャービス『通信は不の・・・』ブゥン…
トニー(ああ・・・ここはどこだ・・・?いや、それより・・・)
トニー(これで地球は・・・守れたのだろうか・・・?)
トニー(ペッパー・・・せめて・・・きみと・・・さい・・・ご・・・に・・・)スゥ
横浜県中南部 とある鎮守府の庭
金剛「どうデスカ?提督、ハロッズから取り寄せた紅茶デース!奮発したネ!」フンス
金剛「スコーンはチョコチャンクスコーンで、たっぷりチョコチップいれたから、疲れた体に効くはずデース!」
提督「こいつはすごいなぁ・・・最高だよ、毎日ありがとう」
吹雪「とてもおいしいです!ありがとうございます金剛さん!」
金剛「You are welcome!喜んでくれてうれしいネ!」
提督「なんだか俺より喜んでるやつが約一名いるみたいだがな?」チラ
長門「・・・」キラキラ
長門「・・・はっ」
木曾「フッ、さすがのビッグ7もお菓子には弱いのか?」
長門「ち、ちがうぞ・・・これはだな・・・」
赤城「ふふ・・・なんだか微笑ましいですね、加賀さん・・・加賀さん?」
加賀「・・・」キラキラ
加賀「・・・はっ」
赤城「あらあら・・・」フフフ
木曾「こっちもだったか・・・」
吹雪「あはは・・・」
提督「そうだ金剛、明石は?」
金剛「工廠にこもってマース・・・誘ったのですが作業中なのでいらないと・・・」
提督「いつもなら来るのに・・・・あいつ変なもん作ったりしてないだろうな・・・あとでなんか差し入れしとこう」
提督「いやぁ、それにしてもいい時間だ・・・心がやすらぐよ」
金剛「OH!それはよかったネ!明日もやりまs・・・」
ズドォォォォォォォォォン!!
全員「!」
長門「な、なんだ!?」
木曾「わからん!砂埃で見えねぇ!」
提督「レーダーに深海棲艦が映ったら警報が鳴るはずだ!・・・隕石か?」
吹雪「うっ、ゲホッゲホッ・・・何なんですかぁ・・・」
提督「・・・ん?何か落下地点から何か聞こえるぞ」
?『・・・R.V.I.S.システム再起動中・・・・損傷個所を確認中・・・』
?『再起動完了・・・背部、胸部、脚部の一部のスラスターが損傷、飛行性能は通常時の40%以下です』
?『ネットワーク遮断、直ちに繋ぎなおします・・・!・・・これは・・・!』
?『トニー様、さらに悪い知らせです、それも最悪の・・・私も何と言ったらいいか・・・』
提督「これは・・・英語?何かを喋っているぞ・・・スラスターがどうの、飛行性能がどうのとか・・・人の名前らしきものも言ったが・・・駄目だわからん」
赤城「金剛さん、わかりますか?」
金剛「ええっと・・・専門用語が入り混じって聞き取りにくいデスガ、スラスターが損傷して飛行性能が落ちたと言ってマスネ」
金剛「あと、トニーと名前を呼んでいマシタので、おそらく二人?いマス・・・」
加賀「そろそろ視界も開けますよ・・・みなさん警戒を・・・!」
明石「いったい何事ですか!?」バン
提督「明石か、今空から謎の物体が落ちてきたんだ、しかも英語をしゃべってる」
明石「・・・?まったく意味がわかりません・・・」
吹雪「私もわかりません・・・」
赤城「・・・あ!何か光が見えます!」
?『トニー様!トニー様!意識を戻してください!周囲に何者かが8人います!』
?「うるさいぞジャービス・・・何なんだ?勝ったのか・・・?」
?『何とも言えない状況です・・・現実を受け入れるご準備を・・・・トニー様』
?「大げさだな・・・まさかここはあの世だなんて言うんじゃないだろうな?・・・よいしょ」ウィーン... スクッ
提督「な・・・これは・・・ロボット・・・?」
?「あー、逃げ遅れた市民か?危ないぞ、さがっていろ、あと帽子のセンスは考えたほうがいい、そこの・・・やたらとんがった角生やした君」
長門「なんだ・・・・?私を見て何か喋っているぞ・・・?」
金剛「・・・・プッ」
?『トニー様、相手は日本語で喋っています。英語はおそらく通じません』
?「日本人観光客か・・・?よし、日本にASIMOをからかいに行った時に日本語はマスター済みだからな。どれ・・・」
トニー「あー、あー、聞こえるか?僕はトニー・スターク、アイアンマンとも呼ばれている。まぁ、知っているか」
木曾「いいや、全く知らん」
トニー「何だって!?君はテレビ見てないのか!?今NYは大変なことに・・・まったジャービス、ここはどこだ?ビルが見えないぞ?小汚い屋敷しか見えん」
提督「余計なお世話だ」
加賀「爆撃していいですか?」
明石「分解し甲斐がありそうなマシンですね・・・」
提督「ま、まぁ待て・・・」
ジャービス『・・・トニー様・・・それなのですが・・・』
トニー「どうした?本当にあの世とかいうんじゃないんだろうな?怒るぞ?」
ジャービス『いいえ、私にもよくわかりませんが・・・ここはトニー様が住んでいた世界とは違うようです』
トニー「・・・どういうことだ・・・」
ジャービス『わかりません、空の穴に入った時には私もシャットダウンしていて周囲の状況は確認できませんでした・・・ただ、この世界にトニー様のいた痕跡は確認できません』
トニー「!・・・そ・・・空の・・・穴・・・うっうう・・・」フラッ
吹雪「大丈夫ですか!?」ダッ
トニー「来るな!」
吹雪「!」ビタッ
ジャービス『トニー様、落ち着いてください。彼女たちから攻撃の意思は見受けられません』
トニー「ハァッ、ハァッ・・・」
赤城「深呼吸して、とりあえず落ち着いてください、私たちは敵じゃありません。部屋で話し合いましょう?肩貸しますから・・・ねっ?加賀さん?」スタスタ
加賀「仕方ないですね・・・」スタスタ
長門「大丈夫なのか?かなり不安定そうだぞ・・・?」
トニー「大丈夫だ・・・ハァ・・・大丈夫・・・」フラフラ
吹雪「本当ですか?フラフラですよ?」
加賀「いいから私達の肩につかまって下さい、さぁ」グイッ
赤城「いいでしょう?提督?」
提督「ああ、執務室に案内しよう、こっちだ」
長門「本当にいいのか!?」
提督「・・・俺には彼が敵とは思えない・・・混乱しているだけなんだろう」
提督「話せばわかるはずだ・・・金剛」
金剛「了解ネ!2度目のティータイムと行きまショウ!彼が紅茶飲めるようには見えませんケド・・・」
木曾「紅茶だすのか?こんな得体も知れない、人間かもわからんやつにか?危険じゃないのか?俺にはこいつが何考えてんだかさっぱり読めない」
トニー「フゥ・・・フゥ・・・失礼な奴だな・・・僕は人間だ。それに、紅茶よりも酒がいい・・・ウィスキーはあるかな?」
提督「なんだ、人間だったのか、それは良かった」
吹雪「な、なんだか大丈夫そうですね・・・」
明石「後でそのマシンよく見せてもらってもいいですか?」キラキラ
赤城・加賀「・・・・・(重い・・・)」
......
....
..
.
執務室
長門「もう大丈夫そうか?スターク・・・でいいのか?」
トニー「ああ、落ち着いてきたよ、礼を言う。トニーでも構わないよ、美人にファーストネームを呼ばれるのは嫌いじゃない」
木曾「落ちてきた衝撃で頭をやられてるみてぇだな」
トニー「冷たいな・・・心が割れそうだ」
木曾「割ってやろうか?」
吹雪「な、何も割る必要はありませんよ・・・」アセアセ
金剛「それじゃオムレツはできないデース」
トニー「言おう思ったら先越された・・・」
長門「はいはい、さっさと本題に入るぞ・・・提督」
提督「ああ・・・だがその前にスターク、その厳ついアーマーを脱がないのか?暑いだろう」
トニー「別に何ともない、中ではエアコンが効いてる、このスーツの外より快適さ」
加賀「あちこちボロボロでそうは見えないのですが・・・」
赤城「いったい何と戦ってたんです?深海棲艦ですか?」
トニー「深海棲艦?なんだそれは?そもそもここは何処なんだ?君たちは誰なんだ?ハロウィンでもしていたのか?」
木曾「疑問文に対し疑問文で答えるとテスト0点なの知ってたか?さっさと質問に答えろ」
提督「木曾!いいかげんにしろ!なんでそんなにケンカ腰なんだ!」
木曾「こいつの態度がきにくわないんだ!」
提督「だからと言って牙をむき出ししてばかりだと何も進展しない、大人になるんだ」
木曾「・・・クソッ」
木曾「・・・悪かったな・・・スターク・・・答えを焦りすぎた・・・」
トニー「いいや気にするな、僕も少し大人気なかったようだ、これで手打ちにしよう」
提督「よし、まずはこっちから自己紹介しよう、まず俺からだが・・・」
提督「俺は提督と呼ばれていてな・・・」
トニー「ああ、聞いていたよ、そのテイトクってのが名前か?」
ジャービス『いいえトニー様、提督とは英語でAdmiral、もしくはCommanderの事を指します』
トニー「ああなるほど・・・君は指揮官・・・ってことは・・・ここは軍の基地?」
提督「そう、その通りだ。その話についてはおいおい説明していく・・・まずは自己紹介からだ」
提督「さっきも言った通り、俺はみんなに提督という役職名で呼ばれている」
提督「まぁ、俺に本名がないわけじゃないんだが、提督と呼ばれるほうが今じゃしっくりきていてな」ハハハ
提督「本名の方で呼びたいなら教えるが・・・できれば提督と呼んでほしい」
トニー「ああ、ならそう呼ばせてもらうことにするよ、実に覚えやすい」
提督「それはよかった。それじゃ、次は仲間たちを紹介する。みんな自己紹介してくれ」
長門「ああ」
長門「私は長門型一番艦、長門だ」
吹雪「ふ、吹雪型駆逐艦一番艦!吹雪です!」
加賀「航空母艦、加賀です」
赤城「同じく航空母艦、赤城です」
木曾「木曾だ、よろしく」
金剛「金剛型一番艦!金剛デース!よろしくネ!トニー!」
明石「え、えーと・・・工作艦明石です!スーツ触らせてください!」
提督「以上、俺を含めて8人でこの鎮守府を守っている・・・あ、鎮守府ってのは基地の事みたいなもんだ」
トニー「・・・・・・・」
ジャービス『全員第二次世界大戦時に活躍した軍艦の名前です』
トニー「言われなくてもわかる」
トニー「あー、えっとつまり・・・ここは軍事基・・・鎮守府で、君が司令官、他のみんなは軍艦と同じ名前が付けられた彼直属の特殊部隊・・・ってことかな?」
木曾「いいや、俺たちが軍艦そのものなんだ」
トニー「・・・ジャービス」
ジャービス『声紋のブレ、筋肉の委縮などは検知できません、99.7%真実を述べていると言えます』
トニー「全く持って意味が分からない・・・」
トニー「パラレルワールドを移動した上に目の前には自分を軍艦と名乗る女の子・・・さすがの僕も頭が追い付かない・・・・」
ジャービス『私もそうです、トニー様』
提督「落ち着いてくれ、もっと詳しく説明する」
提督「君がさっき聞いてきた質問にも答えよう、俺たちは何なのか・・・ここは何処なのか・・・」
提督「俺達普通の人間は彼女たちのことを艦娘と呼んでいる」
提督「艦娘は今から三年ほど前に現れた・・・それも急にだ。彼女たち自身でさえ自分がどう生まれたかは知らない、多くが謎に包まれた存在だ」
提督「だが二つ、わかっていることがある」
提督「一つは彼女たちが戦時中に戦った軍艦達の魂をその身に持っているということ」
提督「もう一つは、彼女たちは人類を深海棲艦から守ってくれる唯一の存在だということだ・・・」
トニー「さっきも言ってたやつか・・・なんなんだ?その深海棲艦とやらは」
提督「深海棲艦は・・・艦娘が現れると同時に現れた・・・」
提督「人類に対して異常なまでの攻撃性を示し、意思疎通はほぼ不可能、いわば艦娘と真逆の存在だ」
提督「俺たちの使命は人類を艦娘と協力して深海棲艦から守ることだ」
提督「そしてここは、昔実際にここにあった鎮じゅ・・・基地の一部を舗装して使っている」
提督「艦娘は・・・そういう自分が人の姿になる前の古巣に引き寄せられて来る・・・広い海の中をレーダーも、コンパスも使わずにここまで戻ってくるんだ・・・」
提督「そして、戻ってきた艦をまだ深海棲艦の脅威から解放されていない海の近くの基地へ送る・・・」
提督「もちろん、送らずに帰って来た場所にとどめておく場合もある。そうやって艦娘を送り合ったり帰って来た基地でそのまま育てたりして・・・今じゃ日本列島全域をカバーするように基地が10数個程設置され、そこに約6~10人ずつの艦娘が配属されている」
提督「話が長くなってしまったが・・・これで大丈夫か?」
トニー「・・・・・」
トニー「・・・なるほどな、つまり君たちは深海棲艦といういきなり出てきた悪党どもから地球を守るスーパーヒーローって事だな?僕と同業者ってわけだ」
提督「同業者っていえるかわからんが・・・まぁ、そんなところだ」
吹雪「スーパーヒーローなんてそんな大層な・・・」テレテレ
木曾「スーパーヒーローか、良い響きだな」エッヘン
トニー「残念だが、きみは僕の言ったスーパーヒーローの中には入っていない」
木曾「てめぇ!喧嘩売ってんのか!!」クワッ!
トニー「冗談だよ冗談、そんなに怒るな、フック船長みたいでかっこいいぞ?」
木曾「ま・・・許しといてやるよ、俺は心が広いんだ」フフン
加賀「皮肉を言われていることに気が付かないのかしら・・・」
赤城「加賀さん!」シーッ!
明石「それにしても、あなたみたいなオーバーテクノロジーが服着てあるいてるような人が魂が~なんて話をすぐに信じるとは思えなかったですよ」
トニー「別に信じたわけじゃない、ただ、僕ほど優れた科学者になると・・・」
トニー「そういうのは”いてもおかしくはない”って結論にたどりつく。それだけだ」
ジャービス『現に今まで信じられないものばかり見てきましたね』
トニー「うるさいぞジャービス、黙っていろ」
提督「さて・・・俺たちの事はあらかた紹介した・・・次は君の番だ、スターク」
トニー「そうだな、まぁ・・・名前はさっきもいったが・・・」
提督「アイアンマン・・・だろ?アイアンマンの自己紹介はもう聞いた・・・」
提督「そのアーマーを脱いだ、”トニー・スターク”の自己紹介が聞きたいんだ」
トニー「・・・駄目だ、スーツは脱げない・・・」
提督「それはまだ俺達を信用してないからか?」
トニー「・・・」
提督「・・・よろしい、ならば考えがある」ジャキッ…
トニー「そのちっぽけな銃で僕は殺せないぞ、脅しになんてならない」
提督「だろうな・・・だが・・・」
提督「俺は死ぬ」スチャ
全員「!!」
長門「提督!?何を考えている!?」
金剛「ファッザ!?」
加賀「気は確かですか!」
吹雪「司令官!?」
赤城「提督!!」
木曾「おい・・・何してるのかわかってんのか!?」
明石「そうですよ!どうしちゃったんですか!?」
提督「全員静かにしていろ!俺は彼と話している」
トニー「・・・どういうつもりだ?」
提督「簡単な取引だ・・・君は銃を持ちながらアーマーを脱げ・・・」
提督「その間俺や仲間たちが変な動きをしたら・・・容赦なく俺を撃って構わない」
トニー「・・・僕に引き金を引く勇気が無いと思っての行動か?」
提督「いいや?ただ君がスーパーヒーローって話を信じて・・・それにかけるだけさ」
長門「よせ提督!条件が悪すぎる!」
吹雪「そうですよ!やりすぎです!」
金剛「フェアじゃないデース!」
トニー「・・・・・・」
トニー「・・・わかった、僕の負けだ、たいしたやつだよ・・・どこかのキャプテンに引けを取らないな」
トニー「・・・ジャービス、念のため聞くが外の空気の成分は?」
トニー『窒素78、酸素21、アルゴン、二酸化炭素・・・・』
ジャービス『我々が元いた世界と変わりません。出ても大丈夫です』
トニー「そうか、わかった・・・ご苦労ジャービス」
ジャービス『お気になさらず』
トニー「よし、それじゃぁ・・・・」
トニー「・・・スーツ解除」
カシャカシャカシャ….カシン
トニー「・・・これが僕だ・・・トニー・スタークだ・・・」
明石「ダ・・・ダンディ・・・」
金剛「ワオ!とってもハンサムさんデース!」
トニー「星の数ほどその言葉を聞いてきたよ」
長門「やっと目を見て喋れるな、スターク」
トニー「ああ、身も心も軽くなったよ、スーツ脱いだから当然だが」
提督「もう一人についても紹介してくれ、さっきから君がジャービスと呼んでいる人についてだ」
トニー「ああ、こいつは人じゃない、ちょっとした人工知能だよ。ほら、映画とかで見たことあるだろ?」
明石「そんな・・・完全に人間だと思っていた・・・なんというオーバーテクノロジー・・・」
吹雪「すごい・・・」
提督「・・・・・」
ジャービス『ジャービスです、以後お見知りおきを』
提督「さてスターク・・・君に最初の質問なんだが・・・」
提督「・・・君は何処から来たんだ?」
トニー「・・・・」
書き溜め分は以上となります
また書き溜めてくるので、夜ごろに更新する予定です
よければ見てください
見直した時に気に食わないところや矛盾点が見つかり、直しております...
もっと深夜頃になります、すいません...
トニー「・・・信じられないかもしれないが・・・僕は・・・異世界から来たんだ・・・」
提督「いや、信じるよ」
トニー「・・・なんだって?」
赤城「むしろそうとしか考えられませんよ」
明石「そのアーマースーツが逆に裏付けているというか・・・」
加賀「そんなスーツ、戦闘に使ったらどう頑張っても隠せないわ」
トニー「・・・このボロボロのスーツが思わぬところで役に立ってくれたな・・・」
長門「それで?なんでそんなにボロボロなんだ?ここに来るまで何かと戦っていたのか?」
トニー「ああ・・・ここに来る前はNYでエイリアンと戦っていたんだ」
全員「・・・・」
トニー「・・・ついてこれてるか?」
吹雪「は、はい・・・」
トニー「僕達・・・僕以外にも仲間がいた・・・五人・・・」
トニー「6人でやつらと戦った・・・ロキっていう神様気取りがNYの空に大穴を開け・・・そこから・・・そ、そこから・・・っ」
金剛「・・・トニー・・・?どうしたネー・・・?」
トニー「さ、最後に・・・う・・・僕は・・・その穴に・・・核ミサイルごと突っ込んで・・・」
トニー「うっ!・・・うぅ・・・ハァッ、ハァッ・・・」
木曾「お、おいスターク!?どうした!」
トニー「ペッパー・・・」
トニー「ああ!スーツ・・・!スーツを着させてくれ・・・」ダッ
長門「スターク・・・」
カシンッ…カシャカシャ…ウィィィン…
トニー「ハァ・・・ハァ・・・ジャービス・・・いったい僕の体に何が起きている・・・?何かのウィルスにやられたか・・・?」
ジャービス『トニー様の体をスキャンしましたが、どこにも異常は見当たりませんでした・・・』
トニー「だったら何が・・・」
ジャービス「PTSDです、トニー様」
ジャービス「NYでの戦いがトニー様にとってトラウマになっていると思われます」
トニー「・・・・そんな・・・・」
提督「スターク・・・落ち着くんだ・・・」
トニー「わかっているさ・・・ハァッ・・・わかっているんだ・・・」
提督「長門!抗うつ剤を持ってこい!今すぐにだ!」
長門「だ、だがそんなもの・・・」
長門「・・・!」
長門「分かった!持ってくる!」ダッ
加賀「ここにそんなものが置いてあったんですね」
提督「ああ、昔の艦の頃の記憶が戻って動けなくなる子もいるらしいからな・・・念のためのものだ」
金剛「トニー!安心してくだサーイ!ここにはあなたを狙うものなんていないデース!」
金剛「いたとしても深海棲艦くらいネ」
トニー「ううう!」
提督「金剛ぉ!!」
金剛「あ、ソ、ソーリーね・・・」
長門「持ってきたぞ!」バンッ
提督「こっちに渡せ!」
長門「ああ!」ポイッ
提督「よし!スターク!薬だ、飲め!マスクを開けろ!」パシッ スッ
トニー「ハァッ、ハァッ・・・ジャービス、その薬は安全なのか・・・?」
ジャービス『ええ、大丈夫です。飲んでくださいトニー様!すぐによくなります!』
トニー「わ、分かった」カコンッ ゴクン
トニー「ふぅ・・・ふぅ・・・」スゥー…ハァ-…
トニー「はぁ・・・落ち着いてきた・・・ふぅー・・・すまない、助かった・・・」
金剛「よかったデース・・・」
トニー「お前は黙ってろ、僕は怒っている」
金剛「」
吹雪「まぁまぁスタークさん・・・」
提督「無理して喋らせてすまなかった・・・続きは別に話さなくていい・・・」
スターク「ああ・・・そうしてもらうと助かるよ・・・」
提督「何はともあれよかった・・・さぁ、堅苦しい話はおしまいだ!飯にしよう、いつの間にか夕食の時間だ」
長門「スターク、飯は食わないか?きっと腹も減っているだろう?」
トニー「あー、そうだな、とても腹が減った、シャワルマが食べた・・・・」グゥゥ
トニー「・・・今のはスーツの駆動音だ・・・」
「・・・・・」
スターク「お、おい・・・急にだまるなよ・・・」
木曾「・・・ぷっ」
木曾「はははは!」ゲラゲラ
長門「・・・ふふっ」
赤城「かわいらしい音が出るんですね、スタークさん♪」
加賀「スーツの上からでも聞こえる程って・・・ふっ・・・ふふふっ・・・」プルプル
明石「なんだか急に人間らしさが出てきて安心しましたよ!よかったです♪」
トニー「羞恥心を感じるなんて久々だ・・・」
吹雪「いいじゃないですか、健康な証ですよ?早速食堂へ向かいましょう!ほらほら♪」グイグイ
トニー「おいおい、ひっぱるんじゃない、自分で歩けるさ・・・」
トニー「・・・スーツを脱いでな・・・」ガシャンッカシャカコン… スタッ
トニー「・・・さっ、案内してくれないか?」
吹雪「・・・喜んで!こちらです♪さぁさぁ♪」グイグイ
明石「さぁさぁ♪」グイグイ
金剛「今日の当番はワタシデース!作っておいたの温めるだけだからすぐ出来るネー!」グイグイ
木曾「腹ごしらえ腹ごしらえっと!ほら、遅いぞスターク!」グイグイ
トニー「だから引っ張るんじゃない!押すんじゃない!おい提督!こいつらを何とかしてくれ!」
提督「すまんが聞こえない、この世界の人間は腹が減ると耳が遠くなるんだ」ニヤニヤ
トニー「そんなバカなことがあるか!ジャービス!」
ジャービス『すいません、深刻なエラーが発生しました・・・エラーコード19700529・・・』
トニー「適当言うな!それ僕の誕生日だぞ!あー、わかったわかった!されるがままになってやる!」ズザザザザ
赤城「・・・にぎやかになりましたね」
加賀「ええ・・・最初はどうなることかと思いましたが・・・」
提督「スタークが元いた世界に帰れるかどうかはわからない・・・だが、帰れないなら帰れないで・・・」
長門「ここを彼の家にしてあげよう・・・って?・・・いいかもしれないが、それは最悪の場合だn」グゥゥ
提督「・・・お前も腹ペコみたいだな?」
長門「さ、さっさと行くぞ・・・///」
提督「そうだな、長門の腹の虫が鳴いている」ニヤニヤ
長門「ぐっ・・・//」
提督「・・・こういう役回りは赤城か加賀のはずなんだがなぁ」ハハハ
赤城「それはひどいですよ提督!我慢してたんですからね!」
加賀「頭にきました」
提督「冗談だよ。ほらっ、カレーが待っているぞ、さぁ行こう」スタスタ
......
....
...
.
食堂
トニー「・・・で、僕は雷神様の雷を真正面から受けきってからこう言った・・・400%充電完了!・・・ってね」
明石「あははは!神様相手に戦うなんてすごいですね!まるでおとぎ話みたいです!」
木曾「実在する雷の神様か・・・手合せ願いたいものだな・・・」
トニー「やめとけ、一瞬でバーベキューにされるぞ」
吹雪「ヒェッ・・・おっかない・・・」
木曾「俺はそんなよわかねー!」
明石「そ、それで!その神との決着はどうなったんです!?」
トニー「あいつのハンマーを華麗によけてリパルサーを・・・」
提督「みんな仲良く話しているようだな、よかったら俺達も混ぜてくれないか?」
トニー「これはこれは・・・みんな見ろ、キャプテン・ジャパンのお出ましだ!」
明石「キャプテン!こちらの席へどうぞ!」
吹雪「キャプテン!スタークさんの話面白いですよ!」
木曾「ああ、彼の話を映画にしたらバカ売れしそうだぜ!キャプテン!」
提督「スターク・・・後で話がある・・・・」
トニー「はっは!さっきのお返しさ、やられっぱなしは嫌いなもんでね」
明石「スタークさん!さっきの話をキャ・・・・提督にもしてあげてくださいよ!」
吹雪「雷の神様ソーVSアイアンマンの話です!」
トニー「ああ・・・あの話なんだが・・・オチが微妙なんでね、やめにする」
木曾「そんな!別に気にしないぜ?」
提督「それは残念だ、神様というものがどんなのか聞いてみたかったよ」
赤城「面白そうですね、是非聞きたいです」
トニー「まぁ、また今度な?代わりに空を飛び透明になる空母の話をしてあげよう」
明石「な、何ですかそれは!?いったいあなたの世界はどうなってるんですか!?」
加賀「く、詳しく・・・」
長門「加賀・・・?」
トニー「最初は普通に海の上を航行していたんだが・・・急に横からプロペラが・・・」
金剛「カレー出来たネー!運ぶの手伝って欲しいデース!」
トニー「おっと・・・これも続きは後でだ」
明石「待ち遠しい!すごく気になる!」
加賀「あとで是非とも聞かせて・・・」
赤城「加賀さん・・・?」
中途半端なところですいません、今夜はここまでとさせていただきます
今日の夕方ごろに書き溜めて夜更新する予定です
明日の仕事をジャービスに任せたい(切実)
>>39
スターク・ トニー〇です、書き間違えました...
仕事先ですが休憩中なのでちょっとした補足というか、アイアンマンシリーズをあまり見てない人のために、このSS本編に出てくるキャラ(映画版)についての説明を行いたいと思います。
※本篇は自宅のパソコンの中にあるので今は投稿したり書きためる事は出来ません、夜までお待ちください...
Evernoteとか使えば
アイアンマン
本名 トニー・スターク
性格 典型的ナルシスト。切羽詰った状況でもジョークを飛ばすような男だが、決して精神が強い訳では無い。精神が追い詰められた時は自暴自棄になってしまうこともある
天才的頭脳を持ち、4才で回路基盤を組み立て、6才でエンジンを制作、17才でマサチューセッツ工科大学を首席で卒業した。
卒業後しばらくして両親が他界した為、莫大な遺産と経営権を継承しスターク・インダストリーズのCEO兼エンジニアとして就任した。
就任後は辣腕を振るい、次々と破壊兵器を作り軍に提供。会社は最盛を迎え、トニーは酒や女、欲しいものはなんでも手に入った。
ある時、テロ組織に拉致され命辛々生還した経験から過去を振り返り改心。軍事産業から撤退してアイアンマンスーツをきて平和の為に戦うスーパーヒーローとなった。
3分でわかるアイアンマン
https://m.youtube.com/watch?v=yyjIxHgwJGI
文字じゃいまいち伝わらない...という場合はこちらを見ることを推奨します
>>19どこかのキャプテンに~
キャプテン・アメリカのこと。ヒーローと言えば彼、彼と言えばヒーロー
本名 スティーブ・ロジャース
性格 高潔。並々ならぬ正義感と愛国心、なんど負けても立ち上がる強い意志を持つ。
第二次世界大戦中に超人兵士計画(スーパーソルジャー計画)に志願、その正義の心を認められ見事合格。特殊な血清を打たれ超人的肉体を手に入れる。
とある事件でアメリカを守るために自ら爆弾を積んだ飛行機ごと北極海に墜落。死亡したかに思えてたが、70年間氷漬けにされなんとか生存していた為、S.H.I.E.L.Dという組織に助けられ、現代に復活。再びアメリカ国民のため戦う事となる。
破壊不可のシールドを持って戦う。クソかっこいい。
キャプテンアメリカ 映画予告
https://m.youtube.com/watch?v=0vjSfPIev1g
>>44 雷神様の~
マイティ・ソーの事
北欧神話に登場する本気もんの神様。
ソーという名前はThorを英語読みにしたもの。日本ではトールの方が伝わるかもしれない。
ムジョルニアという天候を操るハンマーで戦う。このハンマーは真に高潔な精神を持つものでないと待ちあげることすら敵わない。(原作ならキャプテンも持ち上げることが出来たが、実写版ではほんの少し動かした程度だった)
神々の世界アスガルドで最強と言われるまでに恐れられていたソー。しかし、とある事件をきっかけにソーは独断で敵地にカチコミを仕掛け、それが原因で戦争が起こりそうになってしまう。
この行為によってオーディン(ソーの父親)はブチ切れ、ソーは力を奪われ傲慢な心を更生させるために人間世界であるミッドガルド(地球)に堕とされてしまう。
その地球で愛する女性や友人ができ、それらを守るために自分の身を顧みずに地球に侵攻してきた化け物に立ち向かったその時、ソーは本来の神の力を取り戻し、敵を粉砕した。
マイティソー 予告編
https://m.youtube.com/watch?v=1WBKiQ3I8HE
アイアンマンの動画以外すべて予告編ですが、これで大体どんなキャラなのかわかりやすくなると思います
長文失礼しました。
おまけ アイアンマンVSマイティ・ソー
https://m.youtube.com/watch?v=Y1g-B8BJzwc
おまけ2 アベンジャーズ予告編
https://m.youtube.com/watch?v=GzGCh4mVZG4
めちゃくちゃ面白いので興味が湧いたら是非見てください(宣伝)
アベンジャーズ シリーズの時系列を整理してみた [ Marvel Cinematic Universe - Time Line ]
http://www.youtube.com/watch?v=oeS5gOYTwf4
たくさんの応援コメントありがとうございます
すべてありがたく見せてもらっています
>>53こんな便利なものが...ありがとうございます、活用してみます
>>56-57-58 ありがとうございます、おかげでもっとわかりやすくなりました
トニー「食後のデザート代わりに楽しみにしておけ、面白い話ならたくさんあr・・・」
金剛「はい、ドーゾー♪赤城の分デース!」
ズンッッ
トニー「」
赤城「待ってました!」
トニー「・・・ジャービス、これをどう思う?」つスマホ
ジャービス『カレーですね、それも英国風・・・ですが・・・一人前にしては量が多すぎます。明らかに成人女性が一食に食べる量の20倍以上あります』
トニー「これはこの世界独特なのか・・・?それとも彼女たちが特殊なのか?」
提督「後者だ、彼女たちは戦いによって途方もない体力を消耗する、だからたくさん食べる」
トニー「まるで本当の軍艦みたいな言い草だな、どうなっているんだ」
提督「詳しくは明日の訓練の時間に見せる、楽しみにしといてくれ」
トニー「ほぉ、待ちきれないね、科学者として彼女たちの戦う姿がとても気になる」
提督「さ、全員分の配膳を手伝ってくれるか?」
トニー「これを持つのか・・・僕はこれでも40超えてるんだぞ?少しはいたわってほしいところだよ」
......
....
..
.
トニー「ほら、これで最後・・・君の分だ・・・っと」ゴドンッ
長門「助かった、もう自分の分用意して座っていいぞ」
トニー「そりゃどうも、疲れた後に食べる飯はさぞ美味いだろうね」カチャン
トニー「フゥ・・・ああ・・・スーツなしでこんなの運搬するのはきつい」
ジャービス『お疲れ様です、トニー様』
トニー「お前はその端末の中で暇そうだなジャービス、あとであらゆる仕事を押し付けてやる」
ジャービス『それは勘弁願いたいものですね』
明石「ちょっとトニーさん?ジャービスさんをいじめないで上げてください?」
トニー「なんで僕じゃなくて人工知能が労われるんだ・・・」
木曾「お前の性格のせいだろ」
吹雪「ちょ、ちょっと木曾さん!?」
トニー「いいんだ、僕は大人だ。こんなちんちくりんの言葉にいちいち反応はしない」
吹雪「そ、そうですか・・・(思いっきりしてますけど・・・)」
木曾「言うじゃねぇーかヒゲ」
加賀「いい加減にしてください、ご飯が不味くなります・・・」
提督「またお前らか・・・いい加減にしとけ、つまみだされたいのか?」
木曾「ほんの冗談での小突きあいだよ。ふざけ合ってるだけさ、だろ?スターク」
トニー「ああその通り、僕達ふたりはそれくらい仲良くなったのさ、イェーイ」ピース
長門「だといいんだが・・・」
提督「ほら、みんなでいただくとしよう、ありがとう金剛、いただきます」
「いただきます!」
トニー「・・・あー、今のは食事前のあいさつかな?」
明石「そうですよ、知らないんですか?」
トニー「まぁ、ある程度勉強はしたんだが文化とかしきたりとかはしっかりと学ばなかったからな」
明石「なら一緒にやりましょう!ほら、手を合わせて・・・」
トニー「子供じゃないんだ、これくらい一人でできる・・・ほら、いただきます」スッ
トニー「・・・これでいいんだろう?」
赤城「スタークさんのですます口調すごい違和感・・・」
トニー「一言おおいぞ、Ms赤城」
金剛「さぁトニー!冷めないうちに食べて感想教えてくだサーイ!今日のは自信作デース!」
トニー「言われなくても食べるさ、もう腹が減ったうえに重いもの運ばされて倒れそうだったからね」
トニー「どれ、日本のソウルフード、カレー・・・どんなものか見せてもらおう」パクッ
トニー「・・・・・」
金剛「ど、どうデスカ・・・?」
トニー「・・・・・」
金剛「・・・・ト、トニー・・・?」ドキドキ…
ジャービス『トニー様、Ms金剛が困っています、返答はお早めに』
トニー「・・・今、初めてこの世界に来てよかったと思えることが一つできたよ・・・」
金剛「!」パァァァ
金剛「よ、よかったデース!」
木曾「・・・それは皮肉で言ってるんじゃないよな?」
トニー「いやいや、本当だって、食べ物で感動したのは久しぶりだ」
トニー「テロリストの・・・拉致から・・・ムシャムシャ・・・解放された後に食べた・・・ムシャムシャ・・・チーズバーガー以来の感動だ」ゴクン
長門「おいしいのは分かったからちゃんと飲み込んでから話せ、行儀が悪いぞ」
金剛「おかわりもたくさんあるからぜひ食べてネー!」ブンブン
ジャービス『成分を調べてレシピを作成しておきます、トニー様』
トニー「ああ、帰ったらペッパーに作らせよう」
トニー「帰れたら・・・だがな」
「・・・・・」
吹雪「そ、そうだ!スタークさん、ジャービスさんはスーツの中にいたんじゃないんですか?声がズボンの中から聞こえますけど・・・」
トニー「ああ、この端末の中にもジャービスはいる、僕の家じゃどこでも呼び出せるさ、忠実な執事のようにね」
トニー「そうだ、今日中に鎮守府のコンピューターにジャービスをダウンロードさせ、鎮守府中に小型マイクとスピーカーを取り付けて、いつでもどこでもジャービスを呼べるようにしてあげよう」
トニー「朝起きて天気予報やニュースを聞くこともできるし、料理中にレシピを聞けば作り方だって事細かに教えてくれるぞ?悪くないだろう」
明石「それは素晴らしいですね!ぜひやってほしいです!うわぁ!SFの世界みたいになりそう!わくわくするなぁ!」
木曾「ジャービスはいいやつだしな、いろいろ便利になりそうだ」
トニー「だろう?僕も常にインカムを耳に入れておくのは面倒だ」
提督「おい待て、ジャービスをコンピューターに入れたらお前に軍の情報がダダ漏れになるんじゃないか?」
トニー「大丈夫だ、ロックはかけておく」
トニー「それに、異世界の住人の僕に知られたところで・・・・だろ?」
提督「確かにそうかもしれないが・・・」
明石「お願いしますよ提督~・・・」
木曾「いいだろ?スタークもジャービスもスーパーヒーローだ、信頼に値する奴らじゃないか」
吹雪「私も賛成です!いいでしょう?」
提督「うーん、しかし・・・」
長門「提督・・・ひょっとしたら戦闘面でも大きく役に立つかもしれないぞ・・・?」
加賀「私もそう思います、スタークさんはいつでもどこでもジャービスを呼び出せると言いました。戦闘面のサポートも行ってもらってるはずです」
赤城「戦術が広がりそうですね、私も賛成です」
金剛「ワタシも賛成デス、あのトニーのサポーターなら間違いなく即戦力だと思いマス」
トニー「・・・決まりだな?あー、もちろん、戦闘の時に使ってくれても構わないぞ」
トニー「だろ?ジャービス」
ジャービス『はい、皆様のお役にたてるよう全力で支援させていただきます』
提督「・・・いいだろう、だが情報漏えいがあった場合は、異世界の住人であってもお前を軍法会議につれてくからな」
トニー「はいはい、怖いねぇ」
提督「そして・・・」
トニー「まだなにか?提督さん」
提督「必要な機材はすべてそろえる、遠慮なく言ってくれ」
トニー「・・・ああ、それは助かる」
トニー「よしっ早速準備に取り掛かろう。おっとその前に・・・Ms金剛、実においしいカレーだった。えー・・・っと・・・」
ジャービス『ごちそう様です、トニー様』
トニー「そうだ、ごちそう様、Ms金剛」
金剛「喜んでもらえてうれしいデース♪またそのうち作るネー♪」フリフリ
トニー「ああ、楽しみにしておくよ」スタスタ
トニー「ふぅー食った食った・・・さて、必要機材を紙に書いて提督に渡そう」スタスタ
トニー「軍事施設だし、使える無線機はたくさんあるはずだ・・・この世界の年が1945年とかじゃなかったらな」
トニー「ジャービス、今は何年かネットでわかるか?」
ジャービス「西暦2016年です、トニー様。元の世界より4年進んでいます」
トニー「異世界移動中にタイムスリップまでしたか・・・元の世界に戻った時にどうなってるか不安になってきた・・・」
ジャービス『それに、独自で調べてみましたが・・・どうやらこの世界はトニー様いた世界とそんなに変わらないようです・・・ある一つの事を除いて・・・』
トニー「・・・・・それはなんだ?」
今回はここまでとします。
今のところワードで書き溜めてこっちに投稿というスタイルでやっていますが、レスとレスの区切り方が変で見えにくいとかございませんか?
あれば改善していきたいと思います。
それでは、また書き溜めて明日に投稿したいと思います。
お休みなさい
家に一人ジャービスがほしいですね
我夢「皆凄いね」
春川「全くだね」
ジャービス『あらゆる情報機関に侵入してみましたが・・・』
ジャービス『アベンジャーズのメンバー、シールドが存在した痕跡がありません』
ジャービス『1945程前の記録まで辿ってみましたが、手がかりは何も見つかりませんでした』
トニー「まるで、アベンジャーズの代わりに艦娘がいるみたいだな・・・」
ジャービス『ちなみにですが、スターク・インダストリーズは存在していないため、現在はゼネラル・エレクトリック社が世界一の複合企業となっています』
トニー「・・・まぁ、存在しないんじゃ仕方がな・・・」
ジャービス『さらに今のあなたは無一文です、お気を付け下さい』
トニー「本当に今の僕は孤独だな・・・」
ジャービス『落ち込まないでください。すべてを失ったとしてもあなたはトニー・スタークです』
ジャービス『それに、彼女たちは良くしてくれています。期待以上に応えましょう』
トニー「・・・そうだな、食堂に戻ろう、まだ提督がいるはずだ」
........
......
....
..
.
トニー「・・・というわけでだ、この鎮守府にある無線機をあるだけよこしてくれ。あと、どこで作業したらいいのかも教えてくれ」
提督「了解した、吹雪に持たせる。ただし、万が一のために一つだけ残しておく」
提督「それと作業場なら・・・明石、お前が案内してやってくれ・・・工廠にだ」
明石「了解です!」
明石「さぁさぁスタークさん、こちらです!素敵なものがいっぱいありますよ」
トニー「そりゃ楽しみだ、せひ案内してくれ。つくまでさっきの続きの話をしてやろう」
明石「やったぁ!」
加賀「あっ・・・」
トニー「安心しろ、そのうち君にもおしえるさ」
トニー「さて、オモチャ屋へ急行だ」スタスタ
明石「はい!ついてきてください!」スタスタ
トニー「それで、その空母なんだが・・・透明化までしたのに途中でな・・・」スタスタ
加賀「・・・」
赤城「加賀さん・・・?なぜ耳をふさいでるんですか・・・?」
加賀「ネタバレを聞きたくなくて・・・」
......
....
..
.
工廠
明石「到着しました!ここがみんなの装備などを強化したり改造を行っている工廠です!」
トニー「これは・・・ジャービス、周囲をスキャンしてくれ、何か使えそうなものはあるか?」つスマホ
ヴィィィィン….ポポポポポポポ….
明石「当たり前のようにオーバーテクノロジー・・・」
ジャービス『トニー様、ここにあるもののほとんどが未知のテクノロジーでできたものばかりです』
ジャービス『二次大戦中に軍艦に搭載されていた兵器と見た目、構造が酷似していますが、単なるレプリカではありません、発射可能です』
ジャービス『魚雷や砲弾の弾も内部の構造はそのままにかなり縮小されています』
ジャービス『今現在のテクノロジーでここまでの小型化は不可能です』』
トニー「・・・オーバーテクノロジーはお互い様だったようだな・・・」
明石「えへへ・・・そういわれるとは思っていませんでした・・・」
トニー「このスーパーウェポンで君たちはどう戦うんだ?」
明石「それは・・・明日のお楽しみにしてください」
トニー「またそれか・・・まぁいいだろう」
トニー「よし、アーマーを呼ぶ」
明石「よ・・・呼ぶ?」
トニー「ああ、ここならアーマーの修理もアップグレードも可能そうだ。ジャービス、飛ばせ。建物を傷つけない程度にな」
明石「ちょ、ここの資材を勝手に使うんですか!?」
トニー「ちゃんと出世払いはするさ、技術提供、戦闘補佐と言った形でね」
トニー「それより、僕から離れたほうがいい。もうじきスーツがくる」
明石「え・・・・?それって・・・」チラッ
Mk.7「」キィィィィィィン….
明石「うわわわわっ!!」サッ
ィィィィイイイイ、ウィーン、カシャンッジャギジャギッジャギンッウィーン、カコン
明石「へ・・・変形した・・・」
トニー「あぁ・・・改めて外側からみるとかなりボロボロだなぁ」
トニー「Ms明石、僕のスーツの修理を手伝ってくれないか?」
トニー「工作艦ならある程度のサポートはできるだろう?」
明石「え、いいんですか!?」
トニー「もちろん、君の技術をこのスーツに提供してやってくれ」
明石「喜んで!」
このSS見て今さっきアイアンマン2.3借りてきちゃった
シネマティックユニバースだと異次元はあっても
パラレルワールドって概念はまだないんだっけ
次回投稿予定を書かずに放置してすいません
単純に忘れてました...
続きは今日の昼と夜頃に投稿します。もし良かったら見てください
>>102 制作スタッフじゃないですがこういうコメントはとても嬉しいです、ありがとうございます
>>103 まだ無いですね、X-MENのフューチャーパストがちょっと近いかと
吹雪「失礼します!頼まれていた無線機持ってきました!」ガチャガチャ
トニー「助かる、その辺に置いといてくれ」
吹雪「はい!」ガチャガチャ ゴトッ
吹雪「では失礼しました~」タッタッタッ
トニー「これで必要なものはそろった、すてきなオモチャもたくさんある」
トニー「さ、始めるぞ」ポキポキ
トニー「Mk7ちゃん、話してごらん・・・どこが悪い・・・?」
明石(うわ、いかにもって感じ)
3時間後 22:00
明石「すごい!ここはこうなってるんですね!」ウィンウィン
トニー「それはマイクロミサイルの発射機構だ、うっかり発射されると辺り一帯が吹っ飛ぶぞ」
明石「」
2時間後 00:00
トニー「明石、そこにある61cm五連装酸素魚雷をとってくれ」
明石「またですか・・・はいどうぞ」
トニー「よぉし、それっ」バラッ
明石「あーあ、これで三つ目・・・結構貴重なのに・・・」
トニー「もっと貴重なもの作ってやるからいいだろ?」
明石「さっきから何を作ってるんですか・・・・?」
3間後 03:00
トニー「~♪」カチャカチャ
明石「ま、まだ休まなくていいんですか・・・?」ウトウト
トニー「いいや?僕はこのくらい平気さ、いつものことだ」
明石(信じられない・・・8時間もこんな細かい作業を続けていられるなんて・・・)
トニー「君はもうお疲れのようだな?眠っていいぞ、あとは僕一人でできる。まぁ、最初から僕一人でもできたけど」
明石「もう・・・私だって少しくらい・・・」
トニー「まぁ、君の魚雷解体ショーは実に解りやすかったよ、一発で覚えられた」
明石「一番のハイスペックはあなた自身ですね・・・」
トニー「僕がアイアンマンだからね」
トニー「さぁ、もう寝ておくんだな、夜更かしは肌に悪い」
明石「ふぁぁ~あ・・・すいません、それじゃお言葉に甘えさせてもらいます・・・おやすみなさい・・・」スタスタ
トニー「スーツの修理はあらかた終わった・・・あとは無線機を改造してジャービスをコンピューターに移すだけだな」
トニー「今夜は眠れないな」カチャカチャ
ジャービス『眠れないのではなく、眠りたくないのでは?トニー様』
トニー「・・・・」
ジャービス『眠ると悪夢にうなされるのが分かってしまっているからでは?』
トニー「うるさいぞジャービス、黙っていろ。気が散る」
ジャービス『・・・了解しました、トニー様』
3時間後 06:00
ジリリリリリリリリリリリリリrパシッ
加賀「んんん・・・」ムクリ
ジャービス『おはようございます、今日は快晴です。Ms加賀』
加賀「っ!?」ビクッ
ジャービス『すいません、驚かせてしまいましたか』
加賀「寝起きにいきなり声をかけられたら当然です・・・」
ジャービス『朝食ができています、支度ができたら食堂へ向かってください』
加賀「いつの間に仕掛けたんですか・・・着替えはみないでくださいね?」
ジャービス『ご安心を、カメラは無いので私には見えません』
......
....
..
.
07:00
食堂
トニー「おはようみんな!素敵な朝になったろう?」
吹雪「すごくびっくりしましたよ・・・一瞬で目が覚めました」
長門「せめて予告はしてほしかったよ・・・」
木曾「右に同じだ、いつ取り付けたんだ」
金剛「ベリーサプライズだったネ・・・」
トニー「意外に不評でショック、よかったろ?明石」
明石「寝不足ぎみであんまり・・・」ボケ~…
加賀「ひどい顔してますよ、明石さんもスタークさんも・・・一晩中この機械を作ってたんですか?」
トニー「ああそうだ、つけたのは朝5時だ」
明石「あれから一睡もしてないんですか!?」
トニー「いつものことだといったろ?大丈夫だ」
赤城「さすがに一睡もしないのはどうなんですか・・・はい、朝食お持ちしました」
トニー「わーお、魚、味噌汁、納豆か・・・いいね、日本的で」パクッ
トニー「しかもうまい」
長門「いただきますをちゃんと言え・・・」
金剛「それで、どうやって取り付けたんデスカ?まさかレディが寝ている部屋に・・・」
トニー「安心しろ、僕に寝顔をのぞく趣味はない。ジャービスにスーツを操作させて取り付けさせた」
ジャービス『みなさんぐっすりでしたので取り付けは楽でした』
木曾「やっぱり寝てるとこみてんじゃねぇかぁ!」
トニー「なんだよ、いっぱしにレディ気取りか?ジャービスにはそんな趣味も感情もない」
木曾「ならいいけどよ・・・」
吹雪「いいんだ・・・」
トニー「ところで、訓練とやらはいつからなんだ?」
提督「今日の午前10時だ」
吹雪「あ、提督おはようございます!」
提督「おはよう吹雪、みんなもおはよう」
提督「さぁ、今日の訓練は世界のヒーローが視察するから、くれぐれもまじめにやるんだぞ?」
「了解!」
提督「だとさ、みんな気を引き締めとけよ」
トニー「待ちきれないね、艦娘の真の姿・・・」
金剛「それまで紅茶とスコーンでもいかがデス?」
トニー「是非もらうよ、この間は飲みそびれてしまったからね」
金剛「食後に作るから食べちゃてネー!」
トニー「できればブランデーを入れてくれるとうれしいよ」
長門「朝から酒を飲むのか?冗談だろう?」
トニー「ここに来てから酒を一口も口にしてないんだ、飲ませてくれよ」
提督「酒は夜にしろ、おいしいやつを用意してやる」
トニー「やったね、楽しみが増えた。イエーイ」
長門「調子のいいやつだ・・・」
トニー 「それにしても10時まで暇だなぁ」
トニー 「よし吹雪、僕とスコーンを賭けて博打をしないか?」
吹雪「え・・・えぇっと・・・」
長門「変なことを教えるんじゃない!」
昼の分はここまでとします
次から少し戦闘シーンが入るので、見にくくなってしまったらすいません
2時間後 09:50
演習所
明石「いよいよこの時がきましたね」
トニー「まだかまだかと待っていたよ」
トニー「ひょっとしたらこの訓練の時間に新型スーツの性能が試せるかもしれないな」
ジャービス『訓練に混ざるおつもりですか?』
トニー「まだアップグレードしたスーツの性能を試してないんだ、いい機会だろ?」
トニー「で、話によるとそろそろあの水門からみんなが出てくるらしいが・・・」
明石「もうそろそろ出てくるはずですよ」
ゴゴゴゴ….ギィィィィィィ….
トニー「お出ましのようだ。ポップコーンがないのが悔やまれる」
トニー「どれ、どんな姿をしているんだ・・・?」
吹雪「スタークさーーーん!!」バシュゥゥゥゥッ! ブンブン
トニー「な・・・海面をスライド移動・・・パワードスーツの類か!?」
長門「おいおい吹雪、いきなりすっ飛んで行くんじゃない。あぶないぞ・・・」シャァァ
木曾「どうだ?スターク、これが俺達の本当の姿だ」シャァァ
加賀「本当の姿って言うのはなんだか大げさですが・・・」シャァァ
トニー「ぞろぞろ出てきたな、しかし妙だな・・・パワードスーツにしては背部や脚部にしか装備が装備がない・・・」
トニー「加賀にいたっては・・・弓?と・・・盾・・・か?」
赤城「これは飛行甲板ですよ、スタークさん」シャァァ
金剛「ヘーイ!トニー!ワタシ達の訓練!目を離しちゃノーなんだからネー!!」バシュゥゥゥ
トニー「もう釘付けだよ、僕にもさっぱりわからない。あれは何なんだ?」
明石「あれは艤装といって、艦娘の魂ともいえるものです」
トニー「・・・」
明石「あの艤装は普段ドックの一部に収納されていて、艦娘が出撃するときになるとドックの中で特殊なアームなどを使って装着しています」
明石「ちゃんと本人でないと動かせないんですよ?」
トニー「Mk3をおもいだすな・・・こんどは装着するところを見せてくれ」
トニー(本人に頼んだらあの艤装をいじらせてもらえるだろうか・・・)
明石「・・・またよからぬことを考えていませんか?」
トニー「いいやとんでもない!それに考えていたとしてもよからぬことじゃない!いいことだ!」
トニー「その証拠にあとでMk8の性能を見せてあげよう」
明石「それは楽しみです!私も手伝いましたもん!」
トニー「危うくミサイルであたりを吹き飛ばすところだったのに?」
明石「そ・・・それは言わないで下さいよ・・・」
提督「Mk8がなんだって?」ヌッ
明石「うわ!」ビクッ
トニー「後ろからいきなり声をかけるな、モラルのないやつめ」
提督「お前がそれを言うのか」
提督「・・・よし、それじゃぁウチの自慢の艦隊の力を見せよう」
提督「長門!」
長門「なんだ?」
提督「A3の標的を撃て」
長門「了解した」
トニー「なんだ?見えないぞ?」
明石「距離によって的にランクがあります、的Aは3段階で最も遠い位置にある的です」
ジャービス『1000m先にA3と書かれた小さな的が見えます。おそらくあれの事かと』
トニー「冗談だろ?あの照準もない大砲でどうやっt・・・」
ズドオオオオオン
オオオォォォォ...
ドゴォン
トニー「」
金剛「ヒューッ!さすが長門ネー!」
トニー「・・・ありゃすごいな・・・」
提督「さすがのお前も舌を巻いたか、すごいだろ?」
トニー「ああ・・・驚いたよ・・・」
トニー「あの命中精度・・・そしてなによりあの威力・・・」
トニー「あの砲口の直径から出る弾の威力とは到底思えない・・・戦車砲をはるかに上回ってる」
トニー「どうなってるんだ・・・」
提督「それは俺達にも分からない、でもお前ならいつか分かるかもしれないな」
トニー「あの砲弾を製造してるやつは?」
提督「妖精だ」
トニー「・・・ん?」
提督「だから妖精だ」
トニー「・・・妖精?妖精だって?」
提督「まだ見てないのか?」
トニー「またオカルト系か・・・しかも今度は妖精・・・」
トニー「いよいよファンタジーだな、これをアニメにしたら売れるんじゃないのか?美女がパワードスーツを着て妖精と共に戦う・・・実に日本人にウケそうだ」
明石「私はウケないと思います・・・」
提督「妖精がお前を気に入れば、いつか姿を見せるかもな」
トニー「見てみたいような見たくないような不思議な気持ちだよ・・・」
提督「さ、次は赤城だ、今度はもっと驚くと思うぞ」
赤城「どうしますか?」
提督「おなじくA3を爆撃させろ」
加賀「了解です」ギリギリ…
トニー「弓と矢で戦うのか?僕の仲間にも同じやつがいるが・・・」
提督「まぁ、みておけ」
赤城「目標A3!行きなさい!」ビシュッ
ヒュゥゥゥ...ババババシュン!
ブロロロロロロロロ....
ドゴォン ドゴォン... ズドドォォォ...
赤城「・・・まぁまぁね・・・」
加賀「お見事です、赤城さん」
トニー「矢が・・・複数の戦闘機になった・・・?」
提督「ははは、俺も最初に見た時はそうなったよ」
明石「いつみても不思議ですよねー」
トニー「妖精の類か・・・?あれも何故こうなるのかわかってないのか?」
提督「ああ、さっぱりわからない・・・世界中の研究者が頭を抱えている」
トニー「ジャービス、全部録画してあるよな?」
ジャービス『Ms長門の砲撃から全部とってありあす、トニー様』
トニー「後で早速解析に取り掛かるぞ」
提督「もしわかったら歴史的快挙だぞ、スターク」
トニー「腕がなるね。ただし、あの変形技術をあんな程度のものに使うなんて僕的にはナンセンスだ」
赤城・加賀「!!」
トニー「矢が変化したのは驚いたが、戦闘機そのものの能力はたいしたことない」
トニー「速度はざっと見積もって時速200キロ前後、爆撃の威力にいたってはロケットランチャーより少し強いレベルだ、深海棲艦とやらはこんなもので倒せてしまうような奴らなのか?」
トニー「この程度ならこの世界の海軍の装備で簡単に倒せてしまうだろう?長門はまだしも君たち二人・・・あー、正規空母だったか?」
トニー「二人が戦闘において必要には思えないんだが」
長門「スターク!言い過ぎだ!」
加賀「・・・私のことを馬鹿にするのは構いませんが、赤城さんまで馬鹿にするのは許せません、撤回してください」
赤城「加賀さん、落ち着いてください・・・私は大丈夫ですから・・・」アセアセ
トニー「本当のことを言ってるだけだ、なにか問題があったか?」
トニー「あれなら僕が作ったラジコンでも勝てるね、スーツを着るまでもない」
明石「スタークさん!もうやめてください!」
トニー「なんなら今から作って持ってこようか?なぁに、すぐに作れるさ」
加賀「いい加減にしなさい!!」
加賀「次から次へとふざけた冗談ばかり・・・あなたからすればすべてが冗談なんですか?」
トニー「笑えるなら」
加賀「人をコケにして笑えるなんてどうかしてますよ?
トニー「何をそんなに怒っている?ああ、ラジコンって例えが悪かったか。ごめんよ、ドローンにするよ。いいドローンだな」
加賀「黙りなさい!」
トニー「黙らせてみろ」
金剛「ふ、二人ともやめるデース・・・」オロオロ
加賀「・・・スーツを着なさい、私と勝負しましょう」
「!!」
赤城「加賀さん!」
木曾「おいおい!こんな安い挑発に乗ってどうするんだ!?」
明石「提督!二人を止めないと!スタークさんが危険です!」
トニー「僕が危険?僕がスーツを着て戦ったらどっちが勝つかみえているだろ?」
明石「そういう問題ではないんです!深海棲艦と艦娘は通常兵k・・・」
提督「待て明石!」
明石「何でですか!?」
提督「いいんだ・・・このままでいい・・・」
明石「そんな・・・」
提督(スタークの力量を図るいい機会だ、見させてもらおう)
提督(それに、おそらく加賀も・・・)
トニー「Ms加賀、戦うならば女性といえど容赦はしないぞ、それでいいんだな?」
加賀「・・・望むところです」
トニー「・・・ジャービス!!」バッ
Mk8「」…….キィィィィィィイイイイイイイイイン ピピピッ
トニー「よかったな明石、早速このスーツの性能が見れるぞ?」
明石「こんな形で見たくはなかったです・・・」
加賀「皆さんは離れていてください・・・」スチャ
トニー「さて、ルールは簡単だ。僕が海面に指先でも落ちてしまったら僕の負け」
トニー「君は降参すれば負けだ」
加賀「そんなにハンデを背負っていいんですか?」
トニー「これでも足りないくらいだと思うね」シュゴォォォォ
トニー「さぁ、さっさとかかってこい。新スーツの性能を少しでも試したいんだ」
加賀「・・・それでは・・・」ギリギリ…
加賀「・・・行きなさい」バシュ
ヒュゥゥゥン…
バババババシュン! ブロロロロロロ
加賀(私達艦娘に通常の兵器は効かない・・・この勝負は間違いなく私が勝つでしょう・・・)
加賀(これは卑怯かもしれませんが、彼の傲慢な性格はあまりにもひどい・・・)
加賀(このままではいつか命を落とす羽目になると、いま学習してもらいまs・・・)
トニー「マイクロミサイル発射!」パシュシュシュシュン
ドン!
ドン!
ドン! ドン!
ドン! ドン!
ドン!
ズドォォォォォォォォン!!
加賀「な・・・!」
提督「!?・・・馬鹿な・・・!」
長門「通常兵器で艦娘の装備を破壊しただと・・・・?」
明石「あ・・・ありえない・・・」
トニー「・・・で、君に何ができるんだ?」つキュィィィィィイイイン
加賀「・・・」
加賀「これは・・・鎧袖一触とはいかなそうね・・・」ボソッ…
加賀「・・・あなたのことを甘く見ていました、スタークさん」スッ…
トニー「もう降参?まぁ、賢明な判d・・・」つイイイイィィィ…
加賀「全機・・・発艦!!」バッ
ビシュッビシュッビシュ! カッ バババババババシュンッ
ブロロロロロロロロロ… ブゥゥゥゥゥゥゥン…
加賀「・・・本気で行かせてもらいます・・・!」ゴゴゴゴゴゴ
トニー「やれやれ・・・クールに見えてとてもホットだな、君は・・・」
トニー「オモチャを全て灰にされても泣くんじゃないぞ?」つキュィィィィイイイ
今日はここまでとなります
次回 本気の流法加賀VSアイアンマン
ちなみに1番笑ったアメコミのavパロのタイトルは
ハメンジャーズ エーチチモム ウルトロンです
キャッチコピーが「デカパイを揉む!全ヒーローが揉む!」で腹筋崩壊しました
加賀「目標!前方のトニースターク!全機攻撃開始!機銃掃射!」
ブゥゥゥウウウウンン!! ガガガガガガガガ!
トニー「おっと、これ攻撃のつもり?」キンッ キキンッ
加賀「・・・」
トニー「はいはい、ミサイルはまだありますよっと」パシュシュシュシュ
ズドドドドドドドドンッ
トニー「ジャービス、ミサイルはあといくつ残ってる?」
ジャービス「21発です。それに対して敵戦闘機の数は73機、リパルサーで対応した方がいいかと思います」
トニー「ミサイル補充も面倒だしな、それで十分か」つキュイイイイ
ズドンッ
トニー「ぐっ!」
加賀「そんなところで止まっていたらいい的ですよ?」
ズドンッ ズドンズドン!
トニー「くそっ、いくら威力がないとはいえ爆撃の衝撃でリパルサーが当てられない!」ピピピピピ
トニー(こうなったら本体に近づいて爆撃を封殺してやる!)ドシュゥゥゥゥゥゥ
加賀(速い!戦闘機が追い付けない!今私の近くにある戦闘機でなんとk)
パシュシュシュシュンッ
ズドドドトンッ
加賀(!こ、ここでミサイル・・・爆発で何も見えない!)
加賀(・・・どこにいるの・・・?)
キュィィ…
加賀「うし・・・」バッ
トニー「チェックメイトだ」つィィィィイイイイ
加賀「まだです!」ガバッ
トニー「なっ!?」ヴァゥゥゥゥゥン!
加賀「ぐっ!」サッ ガシッ
トニー「・・・この距離でリパルサーを避けるなんてたいしたもんだ、でも僕と取っ組み合いでk」
メギギギギィィィ…..
トニー「ッ!?ジャービス!どうなっている!?」
ジャービス『腕部に3t以上の圧力がかかっています、両腕部損傷、リパルサー以外の武装はもう使えません』
ジャービス『あと20秒この圧力を加え続けられたらあなたの腕もつぶれます、退避してください』
トニー「ソー以上じゃないか・・・ジャービス!胸にパワー集めろ!吹き飛ばして剥がす!」
加賀「諦めたらどうです・・・?」メキメキッ
トニー「僕の辞書に諦めという文字はない」◎ キュィィィイイ…
ジャービス『両腕部圧潰まで10秒前…9…8…7...』
トニー「今d」
「そこまでだ!」ガッ
トニー・加賀「!!」
長門「・・・もう充分だろう?ここまでにしておけ」
長門「それでもまだやるつもりなら・・・私が相手をしてやる・・・!」
加賀「・・・わかりました・・・少し頭に血が上りすぎていたようです」パッ
トニー「・・・いいだろう・・・」◎ イイイィィィ…
長門「それでいい」
今回はここまでとなります
短くて申し訳ない・・・
土日で書き溜める為、明日も短いor投稿しません
それではおやすみなさい
アイアンマンのリパルサーの発射音を擬音語にするのに30分近くかかったのは内緒
長門「提督、二人はどうする?あなたの判断に任せる」
提督「・・・俺は戦いをあえて止めなかった。二人を罰する権利は俺には無い」
提督「だがお互い反省したいことはあるはずだ」
提督「このまま訓練に参加してもいいし、部屋に戻ってもいい」
加賀「・・・私は部屋に戻ります・・・」
提督「了解した。だがスターク、君にはちょっと話がある。今から執務室に来てくれないか」
トニー「説教かな?ジャパニーズ正座は僕には出来ないよ」バシュゥゥウウウン ガンッ
提督「いいや、ビジネスの話だ・・・」
......
....
..
.
執務室
提督「・・・もうスーツをきて歩き回らなくてもいいようになってきたみたいだな?」
トニー「この建物の中限定さ、君の仲間たちは異世界の住人である僕にとてもよくしてくれている」
提督「信頼してもらえたようで何よりだ」
トニー「・・・それで、ビジネスの話っていうのは?」
提督「君を・・・正式にここの艦隊に加えたいんだ」
トニー「・・・僕に軍人になれっていうのか?」
提督「君が望むものすべてを用意する。どんなものであってもだ」
トニー「なぜ僕のためにそこまでする?」
提督「君の為ではない、世界の為だ」
提督「本来艦娘や深海棲艦には通常兵器は効かない。せいぜいできてわずかな足止め程度だ」
提督「にもかかわらず、君は加賀の戦闘機を撃墜した」
トニー「・・・」
提督「スターク、君は・・・世界を変えることができるかもしれない存在なんだ」
提督「もし君が普通の人間でも扱え、深海棲艦を倒せるような武器を開発したのなら・・・人類はこの戦いで優位に立てる」
提督「・・・やってくれるか?」
トニー「・・・僕は居候させてもらってる身だ。出来る限りのことをする」
提督「感謝する、では早速必要なものがあれば教えてくれ」
トニー「そうだな、ヴィブラニウムを作るのに必要な素材が・・・」
......
....
..
.
加賀の自室
加賀「はぁ・・・」
ジャービス『気分がすぐれないようですね?Ms加賀』
加賀「半分はあなたの主人のせいです」
ジャービス『それは・・・なんと言ったらいいのでしょう・・・申し訳ありません』
加賀「いいんです、私も悪かったのですから」
ジャービス『・・・トニー様は今怯えています』
加賀「・・・そうみたいですね」
ジャービス『まだ見ぬ恐怖に、いつか巨大な敵が来て大切なものを全て奪ってしまうのではないかと・・・怯えています』
ジャービス『だから言ってあげてください。あなた達は味方だと。何も恐れなくていいと。みんなで力を合わせて助け合うのだと』
加賀「彼も人間なんですね・・・」
ジャービス『ええ、良く愚痴も聞かされてますよ』
加賀「ふふ・・・あなたも大変ですね」クス
......
....
..
.
昼 食堂
提督「全員食事を始める前に聞いてほしいことがある」
赤城「スタークさんがいませんよ?彼はいなくていいんですか?」
明石「大方スーツを修理しているんじゃないですか?」
木曾「それもそうだが天窓を閉めていいか?寒い」
金剛「寒いデース・・・」ブルブル
提督「おしゃべりはそこまでだ。今日から新しい仲間が着任することとなった」
吹雪「本当ですか!?うわぁ、楽しみだなぁ!」
加賀「・・・なんだかいい予感がしません・・・」
長門「奇遇だな・・・私もだ・・・」
提督「早速入ってきてもらおう、俺も早く天窓を閉めたいんでね」
木曾「・・・?」
提督「・・・もういいぞ」
「!?」
キィィィィイイイイイン
シュゴォォォォォォ…
ガンッ
ウィーン…ガコンッ カシャカシャカシャ ガコン
トニー「やぁ、新しく君たちの仲間になったトニースタークだ」
トニー「本当は組織は好きではないが、居候させてもらってる恩に報いるためにがんばるよ。改めてよろしく」
「・・・・」
トニー「おかしいぞ、これ他では拍手喝采、歓声飛び交う大ウケなのに」
ジャービス『タイミングが悪かったみたいですね』
吹雪「か、かっこよかったですよ!ね?赤城さん!?」
赤城「え、ええ!ウィーンガシャン!ってかっこよかったですよね!」
トニー「二人ともどうも、僕はうれしいよ」
長門「・・・着任おめでとう・・・」パチパチ…
木曾「それで?着任する前とした後じゃ何が違うんだ?」
提督「彼は正式な仲間となった。彼は俺達と共に戦う、俺達も彼と共に戦う」
吹雪「つまりスタークさんも出撃するんですね!?」
提督「その通りだ、だからこの第三艦隊で彼の面倒・・・」
トニー「まった、第三艦隊?」
提督「ああ、この世で三番目にできた艦娘の艦隊だから第三艦隊だ」
トニー「・・・名前変えちゃダメ?」
提督「駄目に決まってるだろう・・・」
木曾「いいじゃねぇか、天龍のとこなんてガーディアンズ・オブ・ザ・オーシャンって名乗っているぞ」
金剛「確かに、第三艦隊は少しあっさりしすぎている気がしマース」
提督「あれは勝手に名乗っているだけだ、会議では普通に第五艦隊と呼ばれている」
木曾「だったらこっちも勝手に名乗ろうぜ」
提督「・・・・はいはい」
提督「・・・勝手に名乗るだけにしておけよ?」
トニー「喜べみんな、お許しが出たぞ」
木曾「よっし!俺ずっと考えてた名前があるんだ!」
長門「よかったのか?提督」
提督「どうせ何を言っても聞かないだろう・・・」
加賀「でしょうね・・・」
トニー「それで?君の案はなんだい?Ms木曾」
木曾「ディフェンダーズなんてどうだ?」
長門「勘弁してくれ・・・」
トニー「まぁまぁだな・・・」
加賀「頭が痛くなってきました・・・」
赤城「加賀さん・・・」
木曾「なんだよお前ら・・・スターク、お前はもう考えてあるんだろう?」
トニー「もちろんだ、僕がここに来る前に組んでいたヒーローチームがある」
木曾「ヒーローチームだって!?」
明石「なんですかそのそそられるチームは!」
トニー「特別な力をもった者たちを集めてより大きな力にするためのチーム・・・」
トニー「その名はアベン・・・」
ジリリリリリリリリリリリ
「!!」
トニー「なんだ!?何のベルだ!?」
提督「深海棲艦が近くの海に現れると鳴る緊急警報だ!」
提督「全員!食事を中断して今すぐ出撃準備をしろ!」
ジャービス『敵と思わしき反応をここから約200キロ先に確認しました』
ジャービス『敵戦闘機がここからもう120キロのとこまで来ています。速度から考えてあと30分も立たないうちにこちらに到着するでしょう』
提督「急げ!鎮守府を防衛するんだ!」
「了解!」
明石「あわわ・・・敵がこんな近くまで来るなんて・・・」
木曾「くそが!」
長門「ドックへ急げ!一分一秒を争うぞ!」ダッ
提督「スターク、早速君に仕事だ」
トニー「言われなくてもやるさ、ジャービス!スーツの用意だ!」
ジャービス『了解しました。ただし、先刻の戦闘で消耗したところは修理されていません。それでm・・・』
トニー「それでいい!リパルサーでも何とかなるはずだ!」
ジャービス『・・・スーツを用意いたします』
明石「スタークさん!みなさん!頑張ってください!」
ドック
プシューッ、ジャキンッ ガチャンッ カチカチカチ…
加賀「ここまで接近を許してしまうなんて・・・」
赤城「敵の隠密技術も上がってきていますね・・・」
吹雪「でも、今回はスタークさんも付いています!」
金剛「イエース!赤城に加賀にトニーがいれば、制空権はばっちりデース!」
長門「油断はするなよ。航空戦がすべてではないからな」
木曾「言われなくてもわかってる。やつらみんなこの剣の錆にしてやるさ」
ゴゴゴゴゴゴ….
長門「水門があいたぞ!全員出撃だ!」バシュゥゥゥゥッ!
木曾「さぁ、近付いてきたこと後悔させてやるぜ!」バシュゥゥゥッ!
赤城「一航戦赤城!出撃します!」バシュゥゥゥゥ!
加賀「同じく加賀!出撃します!」バシュゥゥゥゥッ!
金剛「目にもの見せてやるネー!」バシュゥゥゥゥ!
吹雪「スタークさん、聞こえますか!?こちらに合流してください!」バシュゥゥゥ
トニー『ああ、今そちらに向かっている』キィィィィィン...
ィィィィィイイイ シュゴゴゴゴ…
トニー「合流完了。さぁ、パーティーの時間だ」
トニー「僕が先に行って戦闘機を倒せるだけ倒してくる。奴らの攻撃なんて僕には効かないしな」
長門「まてスターク!一人で突っ走るな!」
トニー「君たちが来るころにはひょっとしたらみんな倒されているかもな。パーティーにおくれるなよ?」
ドシュウウウウゥゥゥゥゥ...
長門「スターク!・・・くそ!」
木曾「あいつ・・・!」
長門「提督!スタークが一人で先に行った!私達も全力で後を追う!」
提督「なんだと・・・!」
提督「今すぐ追え!スタークの援護だ!加賀!赤城!先にお前たちの戦闘機に追わせろ!」
加賀・赤城「了解!」ギリギリ…バシュッ
バババババシュンッ
ブウウウウウゥゥゥゥゥン…
加賀「全く・・・着任して最初の出撃がこれですか・・・」
赤城「無茶しますね・・・でも、私達も最初はそうだったでしょう?」
加賀「・・・・」
吹雪「いくらなんでも無鉄砲すぎます!」
金剛「帰ったらお説教ネー・・・」
長門「我々も早く追うぞ!全員つづけ!」
今回はここまでです
また次回から戦闘シーンが入ります
明日の夜ごろに投稿予定です
>>210 ありがとうございます。なぜか自分が張った奴は再生できなかったので助かりました
雑談についての件ですが、別に雑談はしてくださって構いません。むしろアメコミについて語る雑談は見ていて楽しいです
ただ、荒れるような発言はご遠慮ください
ディフェンダーズがついにドラマ化されますね、MARVELはドラマも面白い!お金と時間に余裕がある人はぜひ見てみよう!
しまった・・・>>211 でした。すいません・・・
※ここで紹介されるヒーローたちは本編に一切出て来ません。
ただの元ネタの紹介です。見なくても問題ないです。
>> 216 ガーディアンズ・オブ~
ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーの事アメコミでは割とマイナーなヒーローチームでもあったが、実写版も公開され、知名度がグンと上がった
映画に出てきたメンバー(ロケットラクーン、ガモーラ、ドラックス、スターロード、グルート)が有名なメンバー
本当は他にもいたり、3回ほどチームが変わったりしているのだが、実写版ではこの5人だけだった。
笑いあり、涙ありの実写映画はとても面白く、個人的に好きなマーベル映画第5位
>>218 ディフェンダーズってのは~
これもヒーローチーム。創設メンバーはDrストレンジ、ハルク、ネイモア、シルバーサーファー。
このチームも追加メンバーが来たりメンバーそのものが変わったり再結成したりしている
近々ドラマも公開予定。
ちなみにドラマ版メンバーはデアデビル、ジェシカジョーンズ、アイアンフィスト、ルークケイジと人気ヒーロー勢ぞろい
過ごす楽しみ
----------執務室
提督「全く・・・なんて奴だ・・・」
明石「いったいどうしたんですか?」
提督「スタークのやつが勝手に先走ったみたいだ」
明石「えぇ!?無線は!?」
提督「切られていたよ・・・」
明石「・・・・っ」ギリッ
明石「もう!本当に許せません!何なんですかあの人は!」
提督「・・・明石?」
明石「人の気持ちをまるで考えていない・・・!」
ピピッピピッピピッ
トニー『ハロー?聞こえてるか?提督。いきなり切ってすまない』
提督「スターク!チームのもとへ戻れ!一人で突っ走るんじゃない」
トニー『まぁ落ち着け、頼んだ資材の分しっかり働いてみせるよ』
トニー『手始めに敵の艦隊を一匹残らず片づけてみせよう』
トニー『あぁ、あとそれと、今日の晩御飯はソーセージがたっぷり乗ったでかいピザがいい。頼んだよ』
明石「ふざけないでください!艦隊を何だと思ってるんですか!」
『・・・・・』
提督「・・・もう切れている」
明石「・・・・ジャービスさん!」
ジャービス『なんでしょう、Ms明石』
明石「スタークさんに伝えておいてください!戻ってきてと!」
ジャービス『・・・一応伝えておきます。ですが、トニー様はこうなった以上止められません』
明石「・・・・」ギリギリ
---------海上 鎮守府より100キロ地点
トニー「おっと、そろそろ見えてきたな。あの黒い物体が敵か?」
ジャービス『そのようですトニー様。鎮守府のデータによると空母ヲ級、駆逐ロ級、重巡リ級、泊地棲姫と呼ばれる艦種で構成されています』
トニー「いかにも話が通じなさそうな敵だな」
ジャービス「そのうちのヲ級、リ級が二体ずついます。敵戦闘機の数は120。泊地棲姫の肩の主砲の威力はMs長門に匹敵します。ご注意を」
トニー「敵と呼べるのはそいつ程度か」
ジャービス『それと、Ms明石から伝言を授かっております』
トニー「聞かなくて結構だ。後で鎮守府に帰ってからゆっくり聞くよ」
ジャービス『・・・かしこまりました』
トニー「よーし、まずは飛んでくる戦闘機から落としていくぞ」
ヲ級戦闘機「グルル・・・」ギューンッ ゴォォォォ
トニー「おいおい、あいつら生き物みたいだぞ?」
トニー「一匹サンプルに持ち帰ろう」つキュィィィィ
ヴァゥゥゥンッ
ギィンッ
トニー「な・・・弾き返された!?」
泊地棲姫「フフフ・・・何モシラナイ・・・カワイソウナオモチャ・・・深ク深ク・・・オチナサイ・・・」
ズドンッ!
ジャービス『トニー様!退避してください!』ピピピピ
トニー「クソッ!」ヒュンッ
トニー「倍返しだ!」つ ヴァゥゥゥゥン!
ギィンッ
トニー「なぜ効かないんだ!」ドシュウゥゥゥゥン
泊地棲姫「逃ゲテモ・・・スグニガラクタニ・・・ナルノヨ・・・フフ・・・」
リ級「コォオォォ…」ドウンッ ドゥンッ
トニー(敵にリパルサーは効かない!対してこっちはリパルサー以外の武装はない!)
トニー「ハァッ・・・ハァッ・・・クソッ・・・ハァッ・・・」
ジャービス『トニー様、落ち着いてください。何か策があるはずです』
トニー「クソッ!何とか・・・何とか・・・ハァッ・・・」
ジャービス『トニー様!敵戦闘機がこちらにまっすぐ向かってきています!衝突する前に退避をしてくd』
ズガァンッ!
トニー「ぐぁぁ!」ヨロッ
泊地棲姫「・・・沈メ!」ジャキッ
トニー「なっ・・・」
ドゴォォォォォォォン
今回はここまでです
平日はどうしても短くなってしまいそうです
次回も今日と同じくらいの時間になると思います
それではおやすみなさい
MARVELではなくDCですが、ドラマ版FLASHシーズン1が日テレで5/4からスタート!
気になる方は是非チェックしてみてください
フラッシュは光速
クイックシルバーは音速
>>245
しかもフラッシュは体力で走るクイックシルバーと違ってスピードフォースにアクセスして力を得ているので、クイックシルバーより持久力も段違いだったりします。
おまけに竜巻つくるわ人間チェンソーするわ光速超えて時空を移動するわとかなり強いです。
......
....
..
.
---------「お前なら救えたはずだ・・・」
......
....
..
.
------「トニー!助けて!トニー!!」
......
....
..
.
-------「なぜ最善を尽くさなかった・・・?」
......
....
..
.
--------「スタークさん、どうして・・・?」
......
....
..
.
「お前が」
「みんなを破滅させる」
......
....
..
.
トニー「ッ!」ガバッ
トニー「ハァッ、ハァッ、ハァッ・・・」
トニー「ここは・・・」
提督「医務室だ。目が覚めたようだな?」
提督「みんな集まって・・・豪華なお見舞いだな」
吹雪「恐ろしい寝顔でしたよ?」
木曾「ひどくうなされていたぞ、丸一日な」
トニー「丸一日!?いや、それより僕はどうやって助かったんだ?」
長門「・・・金剛が命を張ってあなたを助けた」
提督「自ら囮となって敵の注意をそらしたんだ」
トニー「・・・金剛の姿が見当たらない・・・金剛は!?」
提督「まだドックで体を癒している」
提督「だが・・・彼女の艤装は敵によってほぼ完全に破壊されてしまった・・・もう戦えるかどうかわからない」
トニー「・・・」
トニー「僕の力が・・・足りなかったせいだ・・・」
長門「今すぐお前を締め上げてやりたいが・・・それは私の仕事じゃない」スッ
明石「・・・」ツカツカ
トニー「あー、言葉を使おう、な?人とは話し合いを」
パ ァ ン ッ!
トニー「ぐっ・・・」ドサッ
木曾「うーぅ、強烈」
赤城「倒れる程・・・」
明石「あなたという人は・・・どこまで自分勝手なんですか!?」
明石「人の気持ちも考えないで!みんなどれだけ心配したと思ってるんですか?」
明石「・・・直せないんですよ?・・・死人は・・・」
明石「わかりますか?直すのが仕事の私が・・・直せないものを目の前にした時の気持ちが・・・!」
トニー「・・・」
明石「あなたの軽率な行動で仲間を二人失うところでした」
明石「理解してください・・・すべての信頼を失う前に・・・」
明石「仲間になるということがどういうことなのかを・・・!」
トニー「・・・夢を見たんだ」
トニー「みんなが焼き尽くされていく夢だ」
トニー「僕なら救えたはずなのに・・・手を尽くせなくて・・・みんな死んでいった」
トニー「僕は誰よりも平和を願っている!誰も戦うことのない平和な世界を!」
トニー「だから・・・」
加賀「自分一人でなんでも解決すると?」
トニー「僕のなにが・・・!」
加賀「あなたの気持ちが分からないわけではありません」
加賀「私も昔はそうでした・・・赤城さんも・・・ここにいるほとんどがそうでした」
加賀「平和の為、仲間の為、国の為に・・・自分を危険に晒すようなことは多々ありました」
加賀「でも、仲間がそういう行動をとった時に・・・提督は決まってこう言います」
加賀「命を張るってことがどんな事なのかもっと考えろと」
加賀「命を・・・無駄にするなと」
トニー「・・・!」
加賀「最初はこの言葉の意味が解りませんでした」
加賀「仲間の為、人を守るために命を張って何が悪いのかと」
加賀「でも、今なら分かります」
加賀「命を張っているのは自分だけではない、仲間もそうなんです」
加賀「重要なのはそのことを理解して、仲間を信じて共に一つとなって命を張り戦うことです」
トニー「・・・」
トニー「僕は・・・君たちのことを心の底から信頼していなかった・・・」
トニー「どう戦えばいいのかわからなかったんだ・・・みんなが平和でいられるためには・・・」
提督「加賀も今言ったろ?・・・みんなでだ」
提督「みんなで戦うことを知らないから仲間を心の底から信頼できないんだ」
トニー「・・・いつか負けるという考えはないのか?」
提督「それでも俺達で戦うんだ。ひたすら希望に向かって突き進む」
提督「ここの仲間たちはそれができる・・・お前もできると信じている」
提督「・・・仲間として」
トニー「ふっ・・・臭いセリフだな・・・」
提督「普段のあんたほどではないさ」
提督「さて、金剛の件だが・・・さっきも言った通り彼女の艤装はめちゃくちゃだ」
提督「明石でも直せるかどうかわからん」
提督「だから君も一緒に直してくれ」
トニー「ああ、もちろんだ。明石、頼めるか?」
明石「ええ・・・そうしてもらわないと困ります」ツン
トニー「まぁ、まだ怒ってるよな・・・そりゃ」
明石「ええ、怒ってます・・・でも、金剛さんの艤装を直してくれたら許します」
明石「あなた自身は・・・考えを改めたでしょうしね」
トニー「ならすぐに許してもらえそうだ」
トニー「前より強くして返すと約束しよう」
明石「・・・変な魔改造はしないでくださいね?」
トニー「大丈夫、超弩級重雷装航空巡洋戦艦にするだけだ」
明石「ちょ、やめてください!」
トニー「さすがに冗談だ」
明石「冗談に聞こえませんよ・・・」
トニー「だがある程度強化する前に、ちゃんと許可を取らないとな。艤装は魂なんだろ?」
トニー「今から金剛のもとへ行ってくるよ」
提督「待てスターク、お前が前に頼んでいた資材と機材が届いている」
提督「これらに鎮守府を二か月運用できる程の金がかかった。ちゃんと返してくれよ?」
トニー「もちろんだ、10倍にして返す」
提督「頼んだよ」
トニー「さて、一週間だ。一週間で金剛の艤装を直し、君たちの艤装も強化しよう」
トニー「だから君たちの艤装も貸してくれ」
トニー「・・・僕を信用してくれるか?」
「・・・・・」
今回はここまでとなります
明日から忙しくなるため、時間通りに投稿できるかわかりません
なるべく早く投稿できればと思います
それではおやすみなさい
日向「ついに航空戦艦の時代か…」
↓
日向「戦艦が空を飛ぶのは違うような気がするんだが…」
今日の午後10時30頃に投下予定です。
今更ですがジャービスではなくてジャーヴィスですね
次から変えると混乱を招きそうなのでこのままで行きます
......
....
..
.
入渠ドック
金剛「はぁ・・・」
金剛「派手にやられてしまったネ・・・」チャプン
金剛「この先・・・ワタシ戦えるんでショウカ・・・」
金剛「自分だけ眺めてるなんてのは嫌デース・・・」
トニー「それについては心配いらないぞ金剛」
金剛「!?」
金剛「ト、トニー!?ちょ、ちょっと待ってくだサーイ!」
トニー「落ち着け、そんな慌てなくていい。入渠のシステムについては聞いている。この扉は開けないよ」
金剛「ならよかったデス・・・」
トニー「で・・・君をこんなにまでした敵はどうしたんだ?」
金剛「何とか撃退しマシタ・・・でもまた近いうち傷を癒して戻ってくるでショウ・・・」
トニー「そうか・・・」
トニー「・・・なぁ、金剛・・・」
金剛「?」
トニー「まず君に謝りたいことがある。その、僕が勝手な行動をしたせいで君は・・・」
金剛「・・・あなたが無事でなによりデス・・・気にしないでくだサイ」
金剛「その様子なら、テートク達にこってり絞られたみたいデスネ?」クス
トニー「まぁな・・・僕も考えを改めさせられたよ・・・明石のビンタは凄く効いた」
金剛「アハハ・・・彼女は無茶についてはテートクより怒りマスネ・・・」
トニー「・・・それで、君の艤装についてなんだが・・・・ひどく損傷しているらしい」
トニー「それも、もう戦えるかどうかわからないくらいに・・・」
金剛「・・・」
トニー「だから約束する。僕と明石で必ず治す。今まで以上に戦えるようにしてみせる。だから君の艤装を僕を信用して預けてくれないk」
金剛「よろこんでデース!」
トニー「ずいぶんな・・・即答だな?」
金剛「戦うことができるどころか前より強くなれるなんて最高デース!」
金剛「新しく強い艤装でリベンジしてやりマース!」
金剛「期待してるネー!」
トニー「・・・ふっ」
トニー「ああ、任せてくれ。期待をはるかにぶっちぎるものを作ってみせるよ」
......
....
..
.
工廠
明石「で、金剛さんはどうだったんですか?」
トニー「・・・彼女も即答だったよ」
明石「すごいですね・・・普通は抵抗があるものだと思っていたんですが・・・」
トニー「みんなそれだけ僕に期待してくれているって事だろ?応えてみせるさ」
トニー「さて、早速作業に取り掛かるぞ」
明石「それはいいですけど、ちゃんと休養取ってくださいね?ここに来てから一回もシャワー浴びてないじゃないですか。そろそろ臭ってきますよ?」
トニー「臭いのはまずいな。まぁ、うまくやるさ」
トニー「で、全員の艤装がここにあるわけだが・・・設計図みたいなのはあるか?」
明石「はい、用意しておきました!私が修理しながら書いたものですが」
トニー「よし、こっちに渡せ。関連書類もだ」
明石「まさか今から全部覚えるつもりですか!?」
トニー「もちろんだ、一度目を通せば十分。それに軍艦の構造は隅々まで知っている」
トニー「昔父が持っていた本を読み漁っていたもんでね」
明石「確かに私達は人の姿をした軍艦みたいなものですが・・・」
トニー「人の姿をした軍艦?いいキャッチコピーじゃないか」
トニー「装着せよ、強き自分なんてのもカッコイイと思わないか?」
明石「いいですね、いつか艦娘の宣伝ポスターができたらそれにします」
トニー「決まりだな、それじゃ仕事に戻るぞ。明石、設計図渡すからジャービスのサポートを受けつつアークリアクターを作成してくれ」
明石「あーく・・・?なんですか?」
トニー「安心しろ。ジャービスが分かりやすく説明してくれるし、ロボットアームを操作して手助けしてくれる。君なら出来るはずだ、明石」
明石「・・・わかりました!やれるだけやってみます!」
ジャービス『よろしくお願いします。Ms明石』
トニー「人の姿をした軍艦?いいキャッチコピーじゃないか」
トニー「装着せよ、強き自分なんてのもカッコイイと思わないか?」
明石「いいですね、いつか艦娘の宣伝ポスターができたらそれにします」
トニー「決まりだな、それじゃ仕事に戻るぞ。明石、設計図渡すからジャービスのサポートを受けつつアークリアクターを作成してくれ」
明石「あーく・・・?なんですか?」
トニー「安心しろ。ジャービスが分かりやすく説明してくれるし、ロボットアームを操作して手助けしてくれる。君なら出来るはずだ、明石」
明石「・・・わかりました!やれるだけやってみます!」
ジャービス『よろしくお願いします。Ms明石』
明石「でもその前に・・・」
トニー「なんだ?」
明石「なんであなたの攻撃が艦娘には効いて深海棲艦には効かなかったんでしょうね?」
トニー「・・・それについてなんだが、ある仮説を建てた」
明石「?」
トニー「加賀に行った攻撃と深海棲艦に行った攻撃の違いから至った仮説だ」
トニー「加賀の戦闘機にはマイクロミサイル・・・深海棲艦にはリパルサーで攻撃した」
明石「そこに何か違いが?」
トニー「・・・深海棲艦には艦娘以外の装備は通用しないんだろ?」
トニー「そこで問題だ、あのマイクロミサイルはどうやって作って補充したか覚えてるか・・・?」
明石「確か威力を高めるために魚雷を・・・あっ!」
トニー「そう、その通りだ!あのマイクロミサイルには艦娘の装備を使っていたんだ」
明石「だから加賀さんの戦闘機を・・・」
トニー「つまりだ、僕のリパルサーを艦娘と同じエネルギー機構で発射できたら奴らにも効くんじゃないか?」
トニー「そして、それに成功すればこの艤装たちにもアークリアクターを装備させることができるはずだ」
トニー「アークリアクターは半永久的なエネルギー機構だ。もし艤装に取り付けることができたら・・・」
トニー「弾薬以外の補給は必要なくなる・・・!」
明石「・・・やってみる価値はありますね」
トニー「だが艦娘の艤装のエネルギー機構が分からない。明石、何か知らないか?」
明石「・・・ボイラーとタービンです」
トニー「・・・普通の軍艦と同じ?」
明石「ええ、だからボイラーとタービンの代わりにそのアークリアクターを入れることができたら理論上は・・・」
トニー「僕のスーツ用のタービンはあるか?」
明石「ええ!あります!今すぐ持ってきますね!」
明石「うわぁ、なんだか夢が広がるなぁ!」ダッ
トニー「彼女もまた科学者か・・・・」
トニー「僕も久々にわくわくしてきたぞ。ジャービス、カメラの準備だ」
......
....
..
.
ジャービス『撮影開始まで3・・・2・・・1・・・どうぞ』
トニー「今から艦娘用タービンを接続したスーツによるリパルサー発射テストを行う」
トニー「目標は10メートル先にある明石の艤装」
トニー「・・・本当にやっていいんだな?」
明石「ええ、後で直せる程度に!」
トニー「よし・・・頼むからうまくいってくれよ・・・」つキュィィィィン
ヴァゥゥンッ!
ズガンッ
明石「・・・・やった・・・私の艤装に傷が・・・」
トニー「成功だ・・・ははっ・・・やったぞ・・・!」
トニー「YEAAAAAAAH!!やったぞ明石!」
明石「これは世界が変わりますよ!とうとうやりましたね!」ワッ
トニー「ああ!だがこれは手始めにすぎない。次は彼女たちの番だ」
トニー「アークリアクターを量産する。ジャービス!しっかりアシスタントたのんだぞ」
ジャービス『お任せください、トニー様。Ms明石、私が全力でサポートいたします』
明石「こちらこそ!」
ジャービス『まずはアークリアクターについてですが・・・』
......
....
..
.
作業開始から2日目
明石「スタークさん!アークリアクター三つ完成させました!」
トニー「君は呑み込みがずいぶん早いな」
明石「スタークさんが書いた設計図の分かりやすさ、それとジャービスさんのアシストのおかげです!」
ジャービス『お役にたてて光栄です』
トニー「それは良かった。その調子であと五つ作ってくれ」
明石「了解です!そっちはどうですか?」
トニー「金剛の艤装ならもうほぼ完成している。あとは新しい・・・」
作業開始から5日目
明石「・・・これは?」
トニー「そうだな・・・Mk.Xとでも名付けようか」
明石「10(てん)じゃなくてですか?」
トニー「君たちとの技術の融合(クロス)という意味も兼ねてこの名をつけた」
明石「ほおお・・・」キラキラ
トニー「まぁ、あと少しで完成するから楽しみにしておいてくれ」
トニー「君が今手を付けているそれが最後のアークリアクターだろ?」
明石「はい!これが終わり次第そちらを手伝いますね!」
作業開始から6日目
トニー「なぁ明石、君はハリケーンが来たら逃げるか?」
明石「え、えぇ・・・それは・・・逃げます」
トニー「まぁ、だろうな。確かに人類は自然には抗えないだろう。逃げるしかない」
トニー「でももしこれを装着したら・・・僕らはハリケーンに立ち向かうことも出来るし・・・」
トニー「・・・勝つことも出来るぞ?」
明石「・・・」ゾクッ
作業開始から・・・・
今回はここまでとします。
もうすぐ終盤です。よければ後少しお付き合いください
>>322 思いっきりミスしてしまいました。
また、>>320 の内容を
明石「確かに私達は人の姿をした軍艦みたいなものですが・・・」×
明石「まぁ、私たちは人の姿をした軍艦みたいなものですから・・・」○
に脳内変換していただくとありがたいです
パワードアーマー(アイアンスーツ)
アイアンマンの外見と能力は、主にパワードアーマーの変更とアップグレードにより、頻繁に変遷されている。
柔軟かつ、かなりの復元力と防護力を実現する外殻を形成しており、超人的な強さと飛行能力を与えている。ミサイル等の実弾武装も装備しているが、標準装備の武装の大半は光線兵器である。
リパルサーレイ:アイアンマンの標準的攻撃翌用光線兵器。常にガントレットの掌から発射される。
パルスボルト:周囲のキネティックエネルギーを集め、目標が遠くなるほどに強力になる兵器。
エネルギーシールド:電磁力パルス発生装置。
ユニ・ビーム:胸部から発射される破壊光線。格ゲーをやっている人たちの間ではプロトンキャノンがあるので得意技扱いされ易いが、原作ではこの兵器こそがアイアンマンの必殺技である。
プロトンキャノン:極太ビームを放射する、アイアンマンの体躯より巨大な光線砲。原作では指で数えられる程度しか使われていないのだが、格ゲーでは長いことアイアンマン唯一の超必殺だったことに加えて、ビジュアルがシンプルかつインパクト抜群なため格ゲーをやっている人たちの間では「アイアンマンと言えばプロトンキャノン」のイメージが定着してしまっている。
他、小型ミサイル、肩部がせり上がって発射する連射性のエネルギー砲、ウルトラフロンの発生や、磁場の操作、ソニックブラスト、レーザーブレード、囮を作り出すホログラフ発生装置など。
…….
….
..
.
作業開始から7日後 午後5時
コンコン
提督「スターク、明石、悪いが・・・」ガチャ
トニー「おっと、静かにした方がいい。彼女を起こしたくないからな」
明石「Zzz…」
提督「・・・相当のめり込んでやってたみたいだな?」
トニー「まぁね、彼女はとても優秀なアシスタントだったよ」
提督「俺達の誇れる工作艦だ」
提督「明石には許してもらったのか?」
トニー「あー、まだその話はしていない。許してくれているといいが」
提督「君のすぐ横で寝ていられるんだ。きっと大丈夫さ」
トニー「どうだろうな、女の怒りってのは・・・長引くものだ」
提督「・・・参考にするよ」
提督「それで、完成した艤装は?」
トニー「ドックに運んでおいた。調整済みだしいつでも出撃できるぞ」
提督「それは楽しみだ。君のスーツも強化したのか?」
トニー「ああもちろん、1から作り直した。前のやつとは全くの別物さ」
提督「・・・」チラ
Mk8「」ボロッ
Mk9「」
提督「あれだけのものを一週間で・・・やはりとんでもない奴だな」
トニー「潤沢な機材と資材と優秀なサポーターに僕。怖いものなんてないね」
提督「あの二体の違いは?片方は少しごついが・・・」
トニー「ごつい方はついさっきできたばかりでまだ調整中だ」
トニー「奴らとの戦闘で速さはそんなに必要ないと分かったんでね」
トニー「速度を落として装甲と火力を大幅に上げた」
トニー「それでも音速は超えられるから充分だろ?」
提督「恐れ入ったよ、やつらに目にもの見せつけられるな」
提督「だが今は二人とも会議室に来てもらう。緊急会議だ」
トニー「それって本当に僕も必要?」
提督「当然だ。同じ艦隊に配属されてるんだからな」
トニー「了解。ジャービス、引き続きスーツの調整と点検を頼む」
ジャービス『了解です』
......
....
..
.
会議室
提督「よし、これでみんな揃ったな」
木曾「スターク!飯の時以外顔みねぇからとうとうあんたもロボットになっちまったのかと思ったぜ」
トニー「君の減らず口は健在でよかったよ。張り合いの有るやつがいないとさびしい」
加賀「開発は終わったのですか?」
トニー「ぎりぎりね。みんながあっと驚くものを作っておいたよ」
明石「楽しかったですけどかなりの重労働でした・・・」
金剛「楽しみネー!」
吹雪「魔改造じゃなければいいなぁ・・・」
提督「全員静かに。今から会議を開始する」
提督「さっそくだがこの写真を見てくれ」ピラッ
赤城「これは・・・」
長門「深海棲艦だな・・・それも大艦隊・・・四艦隊くらいはいるぞ」
金剛(あいつらじゃないネ・・・)
提督「これは昨日人工衛星から撮った写真だ」
提督「ここ一週間あらゆる海域で深海棲艦の動きが観測されなかった」
提督「だが突然こうした大艦隊が現れた。おそらく敵の大規模な侵攻作戦だろう」
提督「この敵艦隊はまっすぐここの鎮守府近辺の町に向かっている」
提督「避難勧告はすでに出してある。市民のほとんどは避難を始めた」
提督「だが問題はこの写真以降この大艦隊の居所が全くつかめていないところだ」
提督「奴らの航行速度と距離から考えて、最短で明後日には着くと見られている」
提督「こちらも大艦隊で迎え撃つ。最寄りの鎮守府からも艦隊が来るとの連絡があった」
提督「明日には全員出撃し、24時間体制で町を防衛する」
提督「情報が正しいとは限らない。もしかしたら今もう近くまで来ているかもしれない」
提督「だから、いつでも戦えるように心の準備をしておいてくれ。以上だ、質問のあるものは?」
木曾「今から向かうのは駄目なのか?早い方がいいんだろ?」
提督「今はまだ駄目だ。町の人々はまだ避難の途中だ」
提督「君たちの姿を見るともう敵が来たのかと国民を不安にさせるか、最悪パニックになる危険性がある」
提督「だからまだ待機だ」
木曾「新しい艤装とやらを使いたかったんだがなぁ」
トニー「そんなに焦るな、艤装は逃げないぞ。楽しみなのはいいが、明日まで我慢しておけ」
長門「余計な弾を使うわけにもいかないしな」
木曾「へいへい、了解だ」
提督「ほかに質問のあるものは?」
「・・・」
提督「よし、では会議を終了とする。全員解散」
吹雪「うわぁ・・・緊張するなぁ・・・」
明石「今までにないほどの大規模な戦いになりそうですね・・・」
木曾「俺は待ち遠しいね」
赤城「慢心はいけませんよ?」
木曾「んなのわかってるさ。落ち着いて、冷静に、敵を倒す」
加賀「腕が鳴りますね。鎧袖一触と行けばいいのですが・・・」
長門「敵を倒すことよりも町を守るのが最優先だ。市民の大切な住み家や財産を奴らに破壊させるわけにはいかない」
金剛「カッコイイこと言いマスネー!ヒーローみたいデース」
トニー「それはそうだ。僕たちはヒーローなんだからな?」
提督「スターク、今夜君に少し話がある。時間あいてるか?」
トニー「またビジネスの話か?女性以外に夜のお誘いを受けるなんて久々だ」
提督「単なるお話さ。それに、君にちょっとしたプレゼントがある」
トニー「それは楽しみだな、夕食を食べ終わったらでいいか?」
提督「もちろんだ」
......
....
..
.
午後6時 食堂
明石「まさかピザが夕食に出るなんて・・・」
金剛「一週間お疲れサマってわけで、ジャービスに聞いて一番喜びそうなピザ作りマシタネー!」
トニー「わお、喉から手が出る程食べたかったよ。一昨日なんて亀と一緒にピザを食べる夢まで見たほどだ」
赤城「カオスですね・・・」
提督「スタークと明石への労いと英気の養いを兼ねて、今日は楽しんでくれ」
明石「ありがとうございます!」
トニー「そんじゃ早速・・・いただくとするかな」パクッ
トニー「ん゛~、あぁ最高だ。疲れが吹き飛ぶねぇ」
長門「いただきますだろ・・・これで何回目だ・・・」
赤城「まぁまぁ、今回くらいは無礼講で・・・」
木曾「こいつはいつも無礼だろう?」
木曾「しかし、もう悪夢にうなされることも発作を起こすこともなくなったみたいだな?いいことじゃねぇか」
トニー「・・・まぁな、もう大丈夫だ」
トニー「今だからこそ言うが、僕はこの世界に来てよかったと思い始めた」
トニー「ここで大切なことをたくさん学ぶことができたからな」
トニー「君たちのおかげで、僕は成長することができた」
「・・・・」
吹雪「スタークさん・・・」
トニー「おっと、湿っぽい話をしてしまったな。僕らしくもない」
トニー「さ、ピザタイムの続きと行こうか」
木曾「だな、お前らしくない」
木曾「おっと、ソーセージたっぷり乗った奴発見!いただき」スッ
トニー「それは僕が目をつけていたものだ。だから僕がいただく」パッ
木曾「おい!そりゃないだろ!」
トニー「早い者勝ち~」ムシャムシャ
木曾「なんてきたねぇ大人だ・・・」
金剛「まだまだあるから取り合わないでくだサーイ・・・」
ハハハ…
コレモボクガイタダコウ カガサン!
スターク!! アタマニキマシタ
ハハハハ…
......
....
..
.
執務室 午前1時
トニー「さて、もう大人の時間だな。酒があればうれしいんだけど」
提督「もちろん、これが君へのプレゼントだ」ドンッ
トニー「焼酎か。もちろん好きだ」
トニー「でも最初にこの部屋に来た時に、部屋全体をスキャンしたんだが・・・」
提督「・・・」ダラダラ
トニー「そこの本棚の後ろに何か空間があるな?しかもそこにはビンらしきものが見え」
提督「わかったわかった・・・だすよ・・・」スタスタ
ギィィイイィィ…
提督「ほら、もってけ泥棒」ドンッ
トニー「イェーイ、いい趣味しているな。日本のウィスキーは世界でも名高い」
提督「こいつはかなり高かったんだぞ・・・みんなには内緒だからな?」 トポトポ…
提督「加賀とか金剛に知られると持ってかれる・・・」トポトポ…
トニー「女性には苦労しているみたいだな?」
提督「それもお互い様・・・な。ほら」スッ
トニー「それじゃ乾杯」
提督「乾杯」
チンッ クイッ
トニー「くぅ~っ、あぁ・・・実に一週間ぶりだ・・・すごく長く感じたよ」
提督「それはよかったな・・・」クイッ
トニー「まぁそう落ち込むなよ、いつかはなくなるものだ」
トニー「・・・で、これを渡すことが目的じゃないんだろう?」
提督「・・・実は・・・君にまた新しいお願いがあるんだ」
トニー「一応聞くよ、なんだ?」
提督「元の世界に・・・帰れる保証はあるのか?」
トニー「・・・」
トニー「ぶっちゃけて言うと・・・今のところない」
トニー「だが、いつか見つけて帰って見せるさ」
提督「そうか・・・」
提督「・・・とても不謹慎な話をするが・・・もし帰れなかったら・・・」
提督「この世界に居続けてくれないか・・・?」
提督「この世界には、君が必要だ・・・」
トニー「・・・僕が開発していったものじゃ足りないのか?」
提督「確かに君が作った武器で人間は有利になれるかもしれない」
提督「だが、それでも奴らの真の力は未知数なんだ」
提督「どれだけいるかもわからない。ひょっとしたらまだまだ序の口なのかもしれない」
提督「対してこっちはたった180近くの限りある艦隊・・・今までに死んだ艦が帰って来たという報告はなかった・・・」
提督「人間の兵隊と違って彼女たちに代えはいない」
提督「俺は昔兵士として奴らと戦ったことがある・・・ひょんなことから提督になったが・・・前線で戦う者たちの気持ちはよくわかる・・・」
提督「だからこそ君が必要なんだ。この世界を守り続けるためには・・・!」
提督「君ならどんな新しい脅威が来ても、何とかしてくれるに違いない!」
提督「俺にできるのは・・・椅子に座って、彼女たちができる限り死なないように、かつ任務を遂行できるように最善の策を考えて指示を出すだけだ・・・」
提督「俺にももっと出来ることがあれば・・・」
提督「ただひたすら終わりの見えない戦争をし続ける・・・そんな彼女たちがかわいそうでならない」
提督「身勝手なのはわかっている。だがそれでも・・・どうか・・・」
トニー「・・・」
トニー「今のままで充分じゃないのか?君の仕事ぶりはまだあまり見れてはいないが・・・」
トニー「ここ三年間で君は誰も犠牲者を出していないんだろ?」
提督「なんとか・・・な」
トニー「それは紛れもなく君のおかげだ」
トニー「君は彼女たちと共に戦っているんじゃないのか?」
トニー「自分で言ったことを忘れてしまったのか?きみは僕に言ったろ?」
トニー「みんなで戦うと」
提督「・・・」
トニー「まぁ、どうしても帰れなかったら・・・この世界を精いっぱい守って見せるさ」
トニー「そうせざるを得なくなるわけだしな」
トニー「だが、僕に頼りっきりにならなきゃいけなくなるほど・・・君も彼女たちもやわではないだろう?」
提督「スターク・・・」
提督「ふっ・・・俺はどうかしてたみたいだな」
提督「君のことを叱れる立場にはなかったようだ」
トニー「誰だって間違えはおこすさ」
トニー「僕も・・・平和を願うあまり、間違った行動をした・・・」
トニー「君達のおかげで考えを改めることができたがね」
提督「今だから言うが・・・」
トニー「なんだ?」
提督「君はたった二日でPTSDを克服したよな?」
提督「本当はもっと時間をかけて治すつもりだった」
トニー「・・・というと?」
提督「覚えているか?君が初めてここにきてこの部屋で発作を起こした時を」
トニー「ああもちろん、印象深くね」
提督「あの時君に渡した薬は・・・実はただの頭痛薬だ」
トニー「なんだって!?」
提督「君はただの思い込みで恐怖を作ってるに過ぎないって説得していくつもりだったんだが・・・まぁ、なにはともあれうまくいってよかった」
提督「長門もジャービスも俺の意を酌んでくれようでよかったよ」
トニー「ジャービス・・・いるか?」
ジャービス『はい、いつでもいますよ』
トニー「僕は君に嘘はつかないように作ったはずなんだが・・・」
ジャービス『ええ、ついていませんよ?だから私は”よくなる”とは言いました』
ジャービス『なにがとは言っていません』
トニー「ものは言いようだな・・・」
提督「ははは・・・」
トニー「全く・・・お見事だ。してやられたよ」
トニー「さて・・・明日は出撃だし、今日は早めに寝るとするよ」
提督「酒はもういいのか?」
トニー「ここで飲み干してしまうなんてもったいない」スクッ
トニー「戦いに勝って戻ってきてからにするさ」
トニー「それまで飲まないでくれよ?」スタスタ
提督「ああもちろん」
提督「この栓は・・・君が戻ってくるまで開けない」キュキュ…
提督「また明日にでも一緒にこの酒を飲もう」
提督「それまで死なないでくれよ?」
トニー「ああもちろん」
提督「それじゃおやすみ」
トニー「ああ、いい夢を」ガチャッ
バタン
今回はここまでです
GWまでには終わらせる予定です
それではおやすみなさい
つい最近シビルウォーが楽しみすぎて夢に出てきました
アイアンマンふるぼっこにされていました
>>347 ありがとうございます!補足としてすごくわかりやすいです!
素朴な疑問ですが、ムジョルニアを持てそうな艦娘っているとしたら誰だろうか・・・?
......
....
..
.
4時間後 午前5時
執務室
トニー「早めに寝ておいて正解だった。こんな朝早いとはね」
赤城「さすが慣れっこなんですね」
吹雪「私はまだこれには弱いです・・・」
提督「さて全員、準備は出来ているか?作戦を説明する」
提督「市民の避難が完了した。今から一時間後には出撃する。他の鎮守府でも同様だ」
提督「あとは先日説明した通り、合流して24時間体制で町を警備しろ」
提督「合計で五艦隊での大規模な防衛戦に・・・」ピピッピピッ
トニー「おいおい、携帯の電源切っとけよ」
明石「スタークさん!」
提督「大本営から・・・?作戦に変更でもあったのか?」ピッ
提督「はい、こちら呉鎮守府」
提督「・・・なっ・・・!?」
提督「はい・・・はい・・・ということは、我々だけで・・・?」
提督「そんな・・・」
提督「・・・了解しました・・・」ピッ
提督「・・・」
金剛「・・・相当な緊急事態みたいデスネ?」
提督「全員、心して聞いてほしい・・・」
提督「合流予定だった艦娘が所属する各鎮守府正面海域に深海棲艦が出現したとの連絡があった・・・人工衛星に写っていた奴ららしい・・・」
提督「それらに応戦する為、町への防衛には行けないそうだ」
長門「なんだって!?いったいどうなっている!?」
提督「話はそれだけじゃない、さらに町の正面海域にも深海棲艦がおよそ十八体ほどの大艦隊で出現したとの連絡も入っている・・・」
赤城「そんな・・・衛星に写った敵だけじゃなかったんですか・・・?」
提督「奴らはわざと人工衛星に写ったんだ・・・」
提督「町に向かったと思わせておいて、撮られた後に分かれて各鎮守府へ向かったんだ」
提督「そして、本命の大艦隊はずっと隠れてこの機会を待っていた・・・」
トニー「こっちには来ていないのか?」
提督「ああ・・・不思議なことにな・・・何故かはわからないが・・・」
明石「一体何が目的なの・・・」
加賀「・・・つまり、私達だけで・・・」
木曾「町を防衛しろってことだな・・・?」
提督「そうだ・・・」
吹雪「き、厳しい・・・ですね・・・」
「・・・・・」
提督「・・・この作戦は今までで最大にして最も危険な任務となるだろう」
提督「だが、君たちならきっとこの試練を乗り越えられると信じている」
提督「今日まで一歩一歩築き、磨き上げてきた技術、経験、知恵を全て武器として持ち、この恐るべき敵を打ち砕いてほしい」
提督「俺は・・・君たちと肩を並べて戦うことはできない。だが、その想いで君たちへ指示を送るつもりだ」
提督「そしてここからは・・・提督としてではなく、君たちと共に今まで過ごしてきた一人の心配性な家族としての願いを言う」
提督「全員・・・必ず生きて帰ってきてくれ。お願いだ」
......
....
..
.
ドック
木曾「まったく提督のやつ・・・まるで何かの最終回みたいな事言いやがって・・・」
吹雪「あれ?木曾さん少し泣きそうになってませんでした?」
木曾「なってねぇよ!」
長門「気を引き締めろ。それだけの任務ということだ」
金剛「あんな顔されタラ・・・絶対に負けられないネ!」
赤城「ええ、戻ってみんなで祝いましょう?またピザでも作って♪」
加賀「ええ・・・さ、行きますよ?」
「艤装装着!」
「!?」
長門「スターク・・・」ウィィィィ…
金剛「モ―!緊張感吹き飛ぶネー!」ガシャンッ キリキリ
トニー『お気に召したようで何よりだ』
木曾「ははは!面白いことやってくれるじゃねぇか!嫌いじゃないぜ!」シューッ シャキンッ
吹雪「時と場合がありますよ・・・」カチッ カシャンカシャン
トニー『今がその時さ』
トニー『それと、君たちに話しておきたいことがあってね』
加賀「ふざけたことでなければ聞きます」ヴィーンッ バシュンッ
赤城「あはは・・・」ヴィーンッ バシュンッ
トニー『僕達のチーム名さ』
木曾「お―、待ってたぜ。いったいなんだ?」◎キュィィ… ガコンッ
吹雪「気になってました!」◎キュイィ… ガコンッ
ゴゴゴゴ….ギィィィィィィ….
バシュゥゥゥゥッ!
アベンジ
トニー『人類に危害を加え、平和を脅かす者へ報復する者たち』カシャカシャカシャッ ガッコンッ
トニー『平和の維持者・・・』◎キュィィィ…
トニー『そういう者の事を僕等はこう呼ぶ』ドシュゥゥゥゥウウン キイイィィィィン…
ィィィィィィィイイイイイイ シュゴゴゴゴゴ….
トニー「・・・アベンジャーズと・・・」
トニー「さ、全員ドレスは着たか?」
長門「・・・・フッ」
今回はここまでとなります
なんだかんだでGWに突入してしまいました
一気に書き上げていくので、どうか最後までお付き合いください
それではおやすみなさい
>>424 アベンジの文字が自分のスマホではちゃんと報復の上に乗っているのですが、パソコンだととんでもない位置にいます。
もし全くあさっての方向にあったらすいません・・・ゴーストライダーの目を覗いてきます・・・
>>425 ありがとうございます!また失敗してしまいました。 なぜかうまくいかない・・・
追記
GW中は更新遅くなってしまいそうです
更新は明日の夜頃になります。連絡遅れて申し訳ないです
もし良ければお越しください
加賀「凝った演出ですね。わざわざ仕組んだんですか?」
トニー「エンターテイナーだからね」
吹雪「私たちの艤装にスタークさんが胸につけているのと同じような物が・・・」
金剛「なんだか体が軽いデース!」グルグル
トニー「名称はアークリアクターだ」
赤城「あーく...りあくたー?」
トニー「簡単に言うと半永久的なエネルギー機構だ」
トニー「ま、結論から言うと君たちはもう弾薬以外の補給は必要としない」
木曾「いきなりぶっ飛んでいるな・・・」
トニー「パワーも航行速度も格段に上がって・・・」
長門「スターク、続きは町へ向かいながらだ。ついて来い!」バシュウウウウウウッ!
トニー「了解。それじゃまず君たちの最高時速の上昇についてだが・・・」
......
....
..
.
大本営
元帥「奴らの狙いがまるで読めん・・・」
元帥「なぜここまでしてあの町を狙う・・・?」
中将「今の所まだ解りません・・・」
少将「もう町に艦隊は送ってあるのですか?」
中将「ああ、第三艦隊と思われる者達からもう少しで町へ到着するとの連絡が入った」
元帥「思われる・・・?どういうことだ?」
中将「第三艦隊であることは間違い無いのですが・・・」
元帥「が?」
中将「その・・・彼女達は・・・アベンジャーズと名乗っています・・・」
元帥「・・・なに?」
......
....
..
.
数刻前 工廠
明石「行きましたね・・・」
提督「・・・」
明石「心配ですか?」
提督「まぁな・・・だがそれ以上に彼女達を信じている。うまくやってくれるさ」
明石「スーパーヒーローですもんね」
提督「その通りだ。さ、執務室に戻るぞ」スタスタ
明石「・・・」チラッ
Mk8「」ボロッ
明石「・・・今度は一緒に出撃したらどうです?」
提督「馬鹿を言うな・・・」
......
....
..
.
トニー「町に向かうにつれて霧がどんどん濃くなってきたな」
トニー「ジャービス、衛星から見た町周辺はどうなっている?」
ジャービス『分厚い雲と霧のせいで把握できません』
トニー「スーツのバイザーを熱探知に切り替えろ。どんな細かい動きも逃すな」
ジャービス『了解しました』
赤城「...!」
赤城「偵察機が撃墜されました!」
加賀「私のも同時に破壊されました...!」
トニー「300m先に発砲炎をバイザーが感知した。つついてみよう」ジャキッ パシュゥゥゥゥン
吹雪「レーダーに反応あり!数は17、18・・・」
ドォオォン...
吹雪「17に減りました」
トニー「よし、効いてるな」
金剛「ナイスデース!」
提督『全員聞こえているか?状況報告を頼む』
吹雪「濃霧で視界不良!敵艦の数は17!艦種は不明!偵察機は敵により撃墜!スタークさんが敵を一体沈めました!もう間もなく戦闘に入ります!」
提督『了解した。加賀、赤城、戦闘機と爆撃機を発艦させしだい砲撃戦に巻き込まれない位置まで下がれ。スターク、戦闘機達を先導しろ』
トニー「了解。みんなついてこい」ドヒュゥゥゥゥン
赤城・加賀「発艦させます!」バシュッ
カッ バババババシュンッ
ブロロロロロロ……
加賀「発艦完了。これより後退します」
赤城「皆さんご武運を!」
バシュウウウウウウン…
提督『長門と金剛はスターク達からの状況報告まで待機だ』
長門・金剛「了解!」
提督『吹雪と木曾は少し後方に下がれ。戦艦達の戦闘が始まったら隙を見て魚雷を奴らの横っ腹に打ち込むんだ』
吹雪「了解です!」
木曾「あいよ!」
ジャービス『風の動きからしてとそろそろそちらの霧が晴れると思われます』
提督『霧が晴れたら敵の大艦隊が一気にくるぞ。全員警戒を怠るな』
トニー『全員聞こえているか!?なにか化け物のような尻尾を生やした奴等がそっちへ猛ダッシュして行った!気をつけろ!』
トニー『追いかけたいところだが、これより敵戦闘機と交戦状態に入る!そっちでなんとか出来そうか?』
長門「愚問だな。誰に言っているんだ?」ジャキン
金剛「来るならカモーンデース!」ジャキッ
トニー『君たちの背中についてる小型スラスターは速度アップだけでなくて砲撃の反動を封殺してくれる。静止しながら撃たなくても命中精度は落ちないぞ。敵を翻弄しながらたっぷり弾を叩き込んでやれ』
吹雪「レーダーに反応あり!真っ直ぐ突っ込んできます!」
木曾「・・・」スチャッ
ドドドドドドドド...
ジャービス『トニー様のバイザーからの映像より艦種を特定...戦艦レ級が2体とル級が1体です。もう目の前まで来ています!』
レ級「ゴアアァアァァアァァアア!」ズドドドド
ル級「オォ゛ォオオオオオアア゛ア゛!」バシュウウウウウウッ
長門「よりにもよってお前らか・・・」
金剛「あいつらの相手はvery hard workネ・・・ 」
提督『レ級は長門と金剛が相手をしろ!ル級は吹雪と木曾で倒せ!』
--------- 長門達より数百メートル先
トニー「・・・」
ジャービス『トニー様、正面より多数の敵機を確認しました』
トニー「言われなくても見えているよ・・・」
ゴ
ォ ォ ォ
ォ ォ ォ
ォ ォ ォ
ォ
ォ ォ ォ
敵戦闘機「グルルル・・・」
ジャービス『400機以上はいます』
ジャービス『400機以上はいます』
トニー「全く・・・まるで野鳥の群れだな・・・」
ジャービス『イナゴの群れの方が適切かと』
トニー「静かにしてろジャービス」
トニー「・・・!あいつは・・・」
トニー「喜べ金剛、リベンジの機会が早速到来だ」
泊地棲姫「・・・」
金剛『今それどころじゃないネー!トニーに譲りマース!』ドォン! ドォン!
トニー「・・・しょうがない、僕もリベンジがしたかったしな」
トニー「さて、ご機嫌麗しゅう存じます、お姫様。後ろのお連れ様もお元気そうで」
二級・リ級・チ級「コォォオオオォ…!」
泊地棲姫「マタ・・・沈メテアゲル・・・!」ニタァ
トニー「ひどい笑顔だな、日本のプリクラでも綺麗に写すことは無理そうだ」つキュィィイイ
泊地棲姫「無駄ナコt・・・」
ヴァゥゥゥゥン!
ズガンッ!
泊地棲姫「!?」
泊地棲姫「カッ・・・ナンダト・・・!?」
トニー「残念だったな。今度は僕が君をぶちのめす」
泊地棲姫「ククク・・・面白イ・・・!」ジャキッ
今回はここまでとなります
次回は5月5日の夜頃を予定しております
もし良ければまた見に来てください
シビルウォー見てきました。
なんていうかもう...見ているこっちの心が引き裂かれそうでした
後ブラックパンサーが素晴らしかった
おつ。
ブラックパンサーもスパイディーも最高でしたな
ちなみに>>1さんはどちら側に感情移入しました?
>>456
チームアイアンマンです
どっちも同じくらい好きだったのですが、途中でアイアンマンにグイッと傾きました
これ以上はネタバレになりそうなので控えます
投稿は今日の深夜頃になりそうです
しばらくお待ちください
大変お待たせしました
夜中というより明け方になってしまいました
今から投下していきます
--------------------------
レ級「オ゛オ゛ッ!」ブンッ
長門「ッ!」ガシッ
レ級「カカカ…」グググッ
キュィィィン…
メキメキメキ…
レ級「ガ…カ…」
長門「どうした?ご自慢の尻尾の力はそんなもんだったか?」ギリギリ
長門「ハァッ!」グイッ
ドゴォン!
レ級「カッ…」
長門「ぶっ飛べ」ジャキッ
ズドォォォォォン
長門「こっちは片付いたぞ。金剛、今すぐそっちに加勢する」
提督『レ級相手にやるな長門・・・」
長門「相手が油断してくれていた上に艤装のパワーが強化されていたおかげだ。次はこうはいかないだろう」
金剛『こっちは最初っから警戒心高くて厄介ネー!』ドゴォン
提督『長門、加勢しに・・・』
吹雪『その必要はないです!』
提督『・・・吹雪?』
吹雪『金剛さん!そのまま引き付けておいてください!』
金剛「りょ、了解ネー!」バシュゥゥゥゥ
吹雪『ジャービスさん、トムとジェリーって知ってますか?』バシュゥゥゥゥッ!
ジャービス『あー、彼等の真似はおすすめできません・・・』
キィィィィイイイイイイイイン…
レ級「!?」
吹雪「食らってくださぁぁぁぁぁああい!!」スチャッ
ガコンッ
レ級「ゴァッ…アァ…?」 カチッ
ズドォォォォォオオオン
吹雪「ふぅ・・・うまくいきました・・・」
提督『どうした?何が起きたんだ?』
金剛「ブッキーが魚雷をレ級の口にねじ込んで吹き飛ばしたネ・・・」
提督『・・・わお』
吹雪「スタークさんが艤装にリパルサーエンジンを組み込んでくれたおかげです」
木曾『おい!終わったか!?早くこっちに戻ってきてくれ!俺の主砲じゃこいつの装甲は破れねぇ!』ギィン! ドゴォン
金剛「今度はワタシが助けに行くネー!」キュィィィ… バシュゥゥゥン
長門「島風の3倍のスピードは出てるぞ・・・どうなっているんだ・・・」
--------------------
木曾「やってくれるじゃないか・・・フッ!」ザンッ
ル級「ゴァァ゛ッ!」ギィンッ
木曾「チッ、やっぱダメか!剣じゃ魚雷を叩き込む隙は作れねぇ!」
ル級「ガァッッ!」バキィ
木曾「ぐあっ!」
ル級「コォォォ…!」ジャキッ
木曾「やべっ・・・」
金剛「させないネー!」
ド ゴ ォ ッ !
ル級「カッッ…」ズザザザ
木曾「普通タックルであそこまで飛んでいくか・・・?」
金剛「高速戦艦なめるなデース!キッソー!叩き込むネー!」
木曾「ああ!今ならやれる!」ウィィィン パシュゥゥゥゥッ
ル級「!」サッ
木曾「ゲッ!あいつあんな体勢から避け・・・」
グンッ ギュィィィィ….
ル級「!?」
ドゴォォォォォ…
木曾「・・・気のせいかな?今魚雷が曲がった気がするんだが・・・」
金剛「曲がったどころか敵を追尾してたワ・・・」
木曾「・・・スターク」
トニー『ごめんよ、時間がなくて説明しきれなかった。君の魚雷を熱追尾式に代えさせてもらったよ。もちろん敵味方判別装置つきだ』ヴァゥン! キュィィ
木曾「嬉しいが・・・なんだかチートみたいだ・・・」
ジャービス『前方より敵の増援を検知』
木曾「!」
ジャービス『戦艦タ級、レ級、雷巡チ級、重巡リ級、ネ級で構成された艦隊です』
金剛「Give me a break…」
長門「さすがにきついな・・・強くなったとはいえ数の差は厳しいものがある・・・」
-------------------------
赤城『長門さん側が片付いたみたいですね』
トニー「こっちはちっとも片付かない!」つヴィーーーー
ホ級「ア゛ア゛ア゛ア゛ァァァ!!」ビシュゥゥン
トニー「よしっこれで3匹目だ。残り11匹」
赤城『うわっ、ちょっとスタークさん!あんまりむごい倒し方しないでくださいよ!』
トニー「なんだ、見えているのか?」
加賀『はっきり見えていますよ・・・真っ二つに焼切るのはやりすぎです』
トニー「結果オーライだろ」
トニー「それにしても、一向に減ってる気がしn」つキュィ…
ドゴォオンッ!
トニー「ぐぅっ!」ガァンッ!
泊地棲姫「ヨソ見シナイデヨ・・・ネ?」
トニー「その程度か!?」ヴァゥゥゥン!
敵戦闘機「グルァァァ…」ギューンッ
ズドォォン!
トニー「クソ!さっきからあの羽虫どもが盾になって奴にまともに攻撃があたらない!」
加賀『口が悪いですよ?』
トニー「こんな時まで説教するな!」
赤城『まぁまぁ・・・敵の艦載機の数は確実に減ってきています。この調子で行けば確実にこっちが制空権を取れるはずです』
提督『スターク、悪いんだが長門達のところへ加勢しに行ってくれないか?物量に押し切られそうだ』
トニー「了解。だがいいのか?敵の戦闘機たちはまだこっちの倍近くいるぞ」
提督『みんなで協力して一気に片づけて戻ってくれ。赤城、加賀、それまで持ちこたえられそうか?』
赤城『一航戦の誇りにかけて持ちこたえてみせます』
加賀『右に同じく』
提督『よし、頼んだぞ。スターク、そこは彼女たちに任せて行ってくれ』
トニー「全く、無茶言ってくれるね」ドシゥゥゥゥンッ
泊地棲姫「逃ガスカ・・・!」バシュゥゥゥゥ
赤城『くっ・・・さすがに敵戦闘機だけで手一杯ね・・・』
加賀『すいませんスタークさん、あなたの方を泊地棲姫率いる艦隊が追っていきました』
加賀『制空権だけは絶対に取らせません。それでも厳しいでしょうが・・・』
トニー「なに、気にすることは無いさ。こっちにも援軍はある」
加賀『援軍ですって・・・?』
トニー「ジャービス、“X達”の準備は出来ているか?」
ジャービス『少し前にMs明石と私で調整を終え、すでに飛ばしてあります。もうそろそろ到着するかと』
トニー「やはり彼女は優秀だな。よし・・・」
トニー「ジャービス、ホームパーティープロトコルだ」
-----------------------
タ級・ネ級「コオォォ…」ドォン! ドォン!
木曾「パワーや速度で勝っていても弾薬が足りねぇ!倒しきれないぞ!」
レ級「グォォオァアアァァアア!!」ドゴォォン
長門「ぐぁぁあ!」ズガァッ
金剛「長門!」
吹雪「長門さんが中破しました!」
提督『長門!大丈夫か!?』
長門「戦艦が簡単に沈むか!まだ戦える!」
長門(だが・・・さすがに後一発あいつの主砲を食らえばマズイな・・・クソ・・・)
トニー「おっと長門、ドレスが台無しだな。すぐに替えを用意しよう」シュゴゴゴ…
木曾「替え?いったい何を言ってるんだ?」
---------------------------------
加賀「敵の戦闘機たちもやりますね・・・」
赤城「食い止められてはいますが・・・これ以上敵機が増えないように祈るしか・・・」
シュルルルルルル….
加賀「!」
加賀「赤城さん!危ない!」サッ
赤城「えっ・・・」
ズガァァァァァァン
加賀「あぁっ!」
赤城「加賀さん!そんな・・・!魚雷!?一体どこから・・・」
潜水ソ級「ハァァァ..」ゴボゴボ…
.
赤城「潜水艦!?まさか・・・レーダーを掻い潜って・・・」
提督『どうした!?加賀!応答しろ!無事か!?』
加賀「すいません提督・・・大破してしまいました・・・これ以上は動くことも・・・」
加賀「赤城さん・・・逃げて・・・」
赤城「そんなこと出来るわけないじゃないですか!」
赤城(でも・・・いったいどうすれば・・・)
ソ級「ハハハ…ハァァ…」ジャキッ
赤城「・・・!」ギュッ
提督『加賀ぁ!』
ヴヴヴヴヴヴヴヴンッ
ソ級「ゴァァッ…ア…」ビチュゥンッ ゴボゴボ…
加賀「!・・・敵潜水艦が・・・・」
赤城「機銃掃射・・・?」チラッ
ォォォォォ…
赤城「」
トニー『どうやら間に合ったみたいだな』
加賀「あれが・・・援軍?」
トニー『ああ』
赤城「あれって・・・」
トニー『見ての通りだ』
提督『なんだ?一体どうなっている?』
赤城「私が聞きたいです・・・」
加賀「・・・スタークさん、あなたはどうかしているわ・・・」
トニー『おっと、口が悪いぞ?Ms加賀』
トニー『それでは、存分にパーティーをたのしんでくれ』
ォォォォォォォオオオオオオ
ゴオオオオオオオオオ
艤装s「」シュゴオオオオオオオオ
ブーンッ ピピピッ ピーッ
ヴィーンッ ガシャインッ シャキンッ キュィィッ ガッコンッ チキチキチキ… ガギンッ!
加賀「・・・こ、これは・・・とんでもないものを作ってくれましたね・・・」
赤城「あれ?加賀さん口元ちょっとにやけてますよ?」
加賀「お、思い出し笑いです・・・///」
赤城「ふふっ・・・でもこれであの子たちに増援を送ることができますね」
加賀「ええ・・・」
ギュィィン… ギリリリリリ…
バシュゥゥゥンッ カッ ババババババシュンッ
グォォォオオオオッ キィィィィィン
赤城「・・・私達の烈風ってあんな見た目してましたっけ?」
加賀「・・・やっぱ彼はどうかしてるわ・・・」
赤城「あはは・・・」
-----------------------
木曾「なんだ?加賀達の方になにかあったのか?」
赤城『楽しみにしておいた方がいいですよ?』
木曾「なんだよそれ・・・」
トニー「そろそろ来るさ」
吹雪「来るって何がですか?」
トニー「替えのドレスさ」
トニー「僕がただ単に速度とパワーが上がるだけのお粗末なものを提供すると思っていたのか?」
長門「一体何を言って・・・」
シュゴォォォ… ヴィーンッ ガッコンッ キュルルル…ヴーン ギガゴゴ ジャキンッ
長門「」
長門「な、なんだこれは!?」
トニー「そら、他のみんなの分も来たぞ」
艤装s「」シュゴォォォォォ
ヴィーンッ ヴィーンッ ピピッ ピピピッ
金剛「What the hell・・・」ガシャンッ キュィーンッ
チ級「グォァァ゛ッ!」パシューンッ
トニー「おっと」ヴァゥゥンッ
チ級「ガァッ…」ガァンッ
トニー「ヒーローの変身中に攻撃するなんてルール違反だぞ?」
トニー「みんなが新型艤装を装着し終えるまで僕が全員相手をしてやる」つキュィィィイイ
ネ級「オ゛ア゛ア゛ァ ッ!」ドォンッ ドォンッ
トニー「そっちじゃないって」ドシュゥゥンッ バキィッ!
ネ級「ガッ…」ドサッ
トニー「・・・!」ピピピピ
ヴァゥゥンッ
ドゴォォォォン
トニー「・・・もう君の砲撃は目をつぶってても撃墜できるよ」
泊地棲姫「追イ詰メタ・・・ガラクタ共メ・・・」ジャキッ
トニー「その言葉、そっくりそのまま返すよ」
トニー「みんな準備は?」
金剛「いつでも大丈夫ネ・・・」ヴォォォンッ ガシンッ
長門「ああ、早くこれを試したい」 ガッゴンッ キュィィィン…
木曾「スターク、いつの間に俺の眼帯をいじくった?」ジャキジャキジャキッ ジャギィンッ!
吹雪「体がまるで空気のように軽いです・・・」フォォォォ…
トニー「さぁいくぞみんな・・・Avengers・・・」
トニー「Attack!!」
今回はここまでです
本当はASSEMBLE!!にしたかったのですがまだ映画では一言も言ってなかったのでなんとなくやめました
やっぱこれはキャプテンが言わなきゃね!
次回の予定はまだ未定です
>長門「戦艦が簡単に沈むか!
ミズーリ「……」
だいぶ間が空いてしまいました今から投下していきます!
長門「全員!この長門に続けぇぇええ!」バシュゥゥゥッ!
トニー「長門、まだその拳で本気で殴るんじゃないぞ。後にとっておけ」
長門「了解!」ド ギ ャ ァ
リ級「ゲェァァァァアッ」パァンッ
長門「う、やりすぎた・・・」
加賀『今度はあなたですか・・・』
長門「そんな強く殴ったつもりはなかったんだがな・・・」ジャコンッ キュィィ
タ級「オ゛オ゛ッ!」ドォンッ
長門「!」サッ
ピピーッ パゥッ
ズガァァァアン
長門「な、なんだ!?私に向かってきた弾が空中で・・・」
トニー「APS(アクティブ防護システム)だ。飛んできた弾を自動で無力化してくれる」
長門「恐ろしく便利だな・・・・」
トニー「ただし一回使うと一分間はチャージで使えないから注意しろよ」つヴァゥゥンッ
チ級「ゴォォァァッ」ドゴォン
トニー「よし、あいつはもうボロボロだ!誰かとどめ刺しとけ!」
吹雪「任せてください!」パシュッ ドシュゥゥゥッ
チ級「グォァァァッ」ドゴァァ
吹雪「これ魚雷じゃなくて小型ミサイルじゃ・・・」
トニー「そうだな・・・君は駆逐艦というよりは超高速イージス艦になったというべきかな?」
吹雪「やっぱり魔改造になりましたか・・・」
泊地棲姫「チッ・・・弱イ奴ニ集中砲火シロ!!」
タ級「カァァッ!」ズドォンッ
吹雪「当たりません!」ヒュンッ ドシュゥゥンッ
泊地棲姫「馬鹿ガ・・・」ニタァ
長門「吹雪!そっちは危ない!」
レ級「ガァッ!」ズドォンッ
吹雪「えっ・・・」
金剛「させないネー!」バシュゥゥゥゥッ
ギィンッ カンッ
金剛「お返ししマース!」
タ級「!?」ヒュルル
ズガァァァァン
吹雪「た、助かりました・・・」
金剛「油断はNO!」
金剛「それにしてもこの盾頑丈で使いやすいデース」
トニー「この世界で考えられる最強の組み合わせの合金でできている」
トニー「それなりに耐えられるはずだ」
木曾「スターク、俺の右目が見えるようになった。信じられないぜ・・・」ピーッピーッ
木曾「おまけにさっきから変な音が鳴りっぱなしだ。眼帯越しに敵に赤い照準がついている」
木曾「この背中に羽のように生えている魚雷は全部飛ばせるのか?」
トニー「君の神経インターフェイスに直接アクセスしている。照準があってるやつにミサイルを飛ばせ。君の声に反応する」
木曾「そいつはすげぇな・・・よし行け!」
ピーッ パパパパパシュッ
キィィィィィィィン
ズドドドドドンッ
ネ級・レ級「グォァ゛ァ゛ァ゛ッ」カッ
ズガァァァァァアアッ!
木曾「いいねぇ、これ・・・最高だぜ!」
トニー「さて、お披露目会はいかがだったかな・・・?」
長門「もうお前を守る艦はいないぞ?諦めろ」
泊地棲姫「バカナ・・・」
泊地棲姫「ドウナッテイル・・・アリエン・・・タカガ一艦隊ニ・・・!」
トニー「言ったろ?今度は僕が君をぶちのめすって」つキュィィィィ….
金剛「ワタシの借りも返させてもらうネ・・・!」ジャキッ
泊地棲姫「オノレ・・・・!」
泊地棲姫「ガラクタ共メガアァアアアア!!」ジャキッ
ズガァァァ...ン...
------------長門達よりはるか前方
提督『状況報告を頼む』
赤城『長門さん側がたった今片付いたようです。残りの敵は空母ヲ級四体のみ。私たち二人は現在制空権確保寸前』
赤城『あと一歩で敵の空母に攻撃できます。勝利したも同然です』
提督『報告ご苦労だ。最後まで気を抜かずに敵を倒すように』
赤城『もちろんです』
赤城『さぁ加賀さん!一気に押しきりますよ!』
加賀『ええ!』
烈風X「」キュィィィィッ グォォォォンッ
ガガガガガガッ
グォォォオオッ ガガガッ
ガガガッ キィィィィィンッ
ガガガッ
敵ヲ級戦闘機「グルァァァァァ…」ズドドドドドドンッ
赤城『制空権確保!』
加賀『空母にとどめを刺します!』
流星X「」キィィィィィィ…. バシュゥゥゥゥッ
ヲ級「・・・・・ッ」
ドゴォォォォォォオオッ
ヲ級「ガッ…ア゛ア゛…」ゴボゴボ…
加賀『こちらも終わりました。後で合流しましょう』
加賀『それとスタークさん、あとでしっかりこの戦闘機たちの説明をしてくださいね?』
加賀『あと私達の両肩についているガトリングについても・・・』
トニー『はいはい、でもかっこいいだろ?』
加賀『まぁ、否定はしません・・・』
------------------------------
トニー「さて、帰って宴会とでも行こうじゃないか。またピザが食べたい」
吹雪「いいですね!私はおいしいアイスが食べたいです」
トニー「お子様だな・・・」
吹雪「別にいいじゃないですか!」プンスコ
長門「・・・・・」
泊地棲姫「ハハハ・・・メデタイ奴ラダナァ・・・」
「!!!」バッ
トニー「まだ生きてたか」つシャキッ
泊地棲姫「何モ・・・不思議ニ・・・思ワナイノカ・・・?」
泊地棲姫「ハハ・・・ナンデ・・・オ前ノトコダケ・・・敵ガアラワレナカッタト・・・ハハハ・・・」
泊地棲姫「偶然ダトデモ・・・?ハハハハハ・・・」
木曾「何が言いてぇんだ・・・?」
ジャービス『緊急連絡です。大変まずい状況です』
ジャービス『こちらの鎮守府正面海域に敵艦隊が突如として出現しました』
ジャービス『もう敵艦載機が目前まで来ています』
ジャービス『鎮守府に居た提督とMs明石にはお伝えしましたが、間に合うかどうかはわかりません』
長門「何だと・・・!」
泊地棲姫「ハハハ!ホラホラ急ゲ急ゲ!ハハハハハ!」
パシュッ
泊地棲姫「ハハh・・・」
ドゴォン....
金剛「テートク!聞こえてマスカ!?今すぐ逃げるネー!」
提督『今から明石を連れて避難するところだ!だがもうすぐそこ』ブツッ
吹雪「司令官・・・?」
木曾「おい応答しろ!大丈夫か!」
ジャービス『通信設備を敵に破壊されました。鎮守府の損壊状態も衛星からでは雲で確認できません』
赤城『そんな・・・』
木曾「・・・くそっ!」
トニー「僕は先に戻る!全員フルスロットルで後を追え!」ドシュゥゥゥッ
長門「ああ!みんな聞いたな!?行くぞ!」バシュゥゥゥッ
加賀『艦載機を先行させます!間に合って・・・!』ギリリリ… ドシュンッ
赤城『なんてことに・・・!』ギュィィィッ ギリリリ…
金剛「テートク・・・!」バシュゥゥゥッ!
キィィィィィ…
トニー「・・・ジャービス、あれはもう大丈夫か?」
ジャービス『MkXは不完全です。動かすことすらままなりません』
トニー「なんとかならないのか!」
ジャービス『何度も調整を試していますが成功しません。動かすことは不可能です』
トニー「くそ!」
トニー「間に合えよ・・・!」
今回はここまでです
まいどまいど中途半端な終わり方で申し訳ないです...
あと2、3回の投下で終わるのでもし良ければまた見に来てください。
それではおやすみなさい
次回投稿は金土日をつかって書く為、おそらく月曜日頃になると思われます。
今日の夜中1時に投下します
--------------工廠 地下
Mk.X「」シーン…
?「・・・?」ヒョコッ
?「・・・」トテトテ
?「・・・!」
?「・・・」ポゥッ…
ヴゥゥゥウン…
Mk.X「」キュィィィィイイン…
バギンッ バギンッ ウィーン… ザッザッザッ….
-------------------鎮守府 廊下
提督「おい!聞こえるか!?誰か応答しろ!」
提督「通信が途絶えた・・・!」
提督「ジャービス!いるか!?」
「・・・」
提督「さっきの爆撃で通信システム系が全てやられたか・・・」
提督「明石を助けなければ・・・!工廠もじきに爆撃される!」ダッ
キィィィィィィィン….
敵爆撃機「コォォォオオ….」キィィィン…
提督「!」
提督「しまっ・・・」
ズドォォォオンッ!
----------------------工廠
明石「!」
明石「今のは近かったなぁ・・・早く逃げないと・・・」
明石「提督ともジャービスさんとも連絡がつかない・・・」
明石「どこへ逃げれば・・・」
明石「確か訓練では裏の山に逃げ・・・」
ズゥウンッ….
明石「ひっ!・・・なに・・・?」
ズゥウウンッ! パラパラ…
明石「あ、足が・・・」ガタガタ
ズガァァァァアアンッ
明石「あ・・・」ペタン
戦艦棲姫艤装「ハァァアア….」
戦艦棲姫「初ジメマシテ・・・サヨウナラ・・・・」ニタァ…
明石「ひ・・・だ、だれか・・・」ガタガタ
戦艦棲姫「アノコノ報告ドオリ・・・見タコトモナイ武器ガイッパイ・・・」
戦艦棲姫「全テ破壊シナサイ・・・」
明石「!?」
戦艦棲姫艤装「グォァァァァアアアアア!!」ブンッ
ガシャァァァアンッ! バキバキッ
明石「や、やめて・・・」
Mk8「」メシャッ バギィッ
グシャッ
明石「・・・・!」
明石「やめてください!」ジャキッ
明石「撃ちますよ・・・?」
戦艦棲姫「ソンナモノガ・・・効クト・・・?」
明石「新作の歩兵用武器です・・・威力は未知数・・・」
明石「試すにはいい機会です・・・!」ヴゥーン…
------------------------鎮守府より数百メートル先
トニー「もっと速度は上げられないのか!」
ジャービス『これが限界です』
トニー「鎮守府が見えてきた。ジャービス、ズームしろ」
ジャービス『ズームしました』
トニー「なっ・・・明石・・・!」
ジャービス『極めて危険な状況です』
トニー「ここから狙って当ててやる」つキュィィィ….
ドゴォォオンッ!!
トニー「!」ヒュンッ
戦艦水鬼「行カセルワケ・・・ナイダロウ・・・?」
戦水鬼艤装「ハァァアア…」ジャキッ
ル級・リ級「オ゛オ゛ォ…」ズズズ…
トニー「邪魔をするな!」つヴァゥゥンッ
トニー(明石・・・!提督・・・!)
---------------工廠
戦艦棲姫「ハッ・・・錯乱デモシタカ・・・?怖クモナントモナイワ・・・」
戦艦棲姫「アナタハ怖インデショウ・・・?震エテイルワヨ・・・?」
明石(本当は今にでも逃げ出したい・・・効くかどうかなんてわからない・・・でもやらなきゃ・・・!)
明石「ええ・・・でも、私達の努力と知識の結晶が詰まったここを壊される方がよっぽど怖い!」
明石「離れて!!」カチッ
ガウンッ!
戦艦棲姫「ッ!?」ビシッ
戦艦棲姫「ナンダ・・・ソノ武器ハ・・・?」
明石(効いた・・・!でも・・・)
明石「次の課題は・・・威力の向上ね・・・」カシンッ ヴゥーン…
戦艦棲姫「イイオモチャネ・・・?私ニ傷ヲツケルナンテ・・・」
戦艦棲姫(チッ・・・コレヲ人間ドモガ持チ始メタラ厄介ネ・・・)
戦艦棲姫「ココニアルモノモ・・・アナタモ・・・」
戦艦棲姫「マトメテ消ケシテアゲルワ・・・!」
明石「・・・」
明石(提督・・・スタークさん・・・みんな・・・ごめんなさい)
戦艦棲姫「死ネ!!」
戦艦棲姫艤装「ゴァァァァッ!」グアッ
明石(私はここまで・・・)
キィィィイイイインッ
ガンッ!!
戦艦棲姫「!」
シュゥゥウウウ…
提督「すまない明石、遅れたな」つキュィィィイ...
今回はここまでです
続きはまた明日の夜ごろに投稿します
深海棲艦のキャラがいまいちつかみ辛いですね・・・
あとうちの艦隊にやっとアイオワが来ました。キャプテンアメリカの格好してくれないかな
明石「提督!?その恰好はいったい・・・?」
提督「細かい事情は後で説明する。ここは俺が引き受ける!行け!」
明石「は、はい!」ダッ
タタタ…
戦艦棲姫「・・・」
提督「さて・・・君は初めて見るタイプだな。何が目的だ?」
戦艦棲姫「キサマラノ・・・」ギリッ…
戦艦棲姫「破滅ダ!!」
戦艦棲姫艤装「グアァアアアアアッ!!」ジャキッ
-------------------------------------------------
トニー「・・・どうなっている?」
ジャービス『わかりません。確かにあのスーツは今まで動かせなかったのですが・・・』
トニー「いや、一つだけ心当たりがある・・・」
トニー「まったくやってくれるよ。あのちびっこ・・・」
戦艦水鬼「ズイブン余裕ソウダナ・・・?」
戦艦水鬼「ヨソ見ハ死ヲ招クゾ・・・?」
トニー「こっちのセリフだ、僕ばかり見ていていいのか?」
戦艦水鬼「何・・・?」ヒュンッ
ガキンッ
戦艦水鬼「!?」チラッ
ミサイル「」ピピッ
ズガァァアンッ
戦艦水鬼「ガッ…イツノマニ・・・?」
吹雪「速すぎて見えませんでしたか?」バシュゥゥッ
長門「我々の事を忘れてしまっては困るな?」
金剛「ワタシ達のhome吹っ飛ばした覚悟はできてんでショウネ・・・?」
戦艦水鬼「オマエ達モ・・・今ニアアナル・・・」
戦艦水鬼「全員カカレ!」
ル級・リ級「ガアアッ」バシュゥゥウッ!
「そういうセリフは負けフラグだぜ?」
ヒュンヒュンヒュンヒュン
ズドドドドドドンッ
ズガァァアアアアアッ
ル級・リ級「ガァアア…」
木曾「致命傷とまでは行かないか・・・ずいぶん強い奴らを連れてきたな?」
ル級「フゥゥゥウッ…!」
流星X「」キィィィィイイ… ヴゥゥゥゥゥン゛ッ
ガガガガガガッ
ル級・リ級「ゴァアア…」ビチュンッ
ゴボゴボ…
木曾「おっと、前言撤回するぜ」
加賀「爆撃機、上空に待機させてあります。敵戦闘機もほとんど見受けられません」
長門「大した敵じゃないな」
提督『ちょっといいか?』
「!」
提督『全員に頼みがある』
吹雪「司令官!生きてたんですね!」
金剛「ワタシ信じていたデース!!」
提督『心配かけてすまない。だがちょっと今はお急ぎだ』
金剛「・・・?」
提督『すまないが、誰かこいつを吹き飛ばせる奴はいないか?しつこくて困っている』キィィイイ
戦艦棲姫「フフフ・・・食イ散ラカシテキテ・・・」
戦艦棲姫艤装「ガアアアッ」ドドッ ドドッ ドドッ
ドドッ ドドッ…
金剛「」
赤城「」
吹雪「」
加賀「あの・・・いったい何をなさっているんですか・・・?」
木曾「はぁ・・・」
吹雪「それを吹き飛ばせと・・・?」
長門「・・・」スッ
ドドッ ドドッ ドドッ…
トニー「なぁ長門」
長門「ああ」 ジャコンッ キュィィ…
トニー「今が本気で殴る時だと思わないか?」
ドドッ ドドッ ドドッ
赤城「も、もうすぐそこまで・・・!」
ドドドドドドドドドッ
戦艦棲姫艤装「グォァァァァア!!」ズドドドドド!
長門「・・・ふっ」ィィイイイッ ヴンッ
長門「胸が熱くなるな」
フォッ
ズ ガ ァ ァ ン ッ !
戦艦棲姫艤装「ゲァァアアアアッ!?」ビキィッ
ピシッ ビキビキッ…
戦艦棲姫「ナッ!?・・・私ノ艤装ヲ・・・拳デ・・・?」
提督「スターク!」◎キュィィィィ
トニー「ああ!」◎キュィィィィィ
カッ
ドゴォォォオオオオッ
パラパラ…
戦艦棲姫「コンナ・・・コトガ・・・!?」
戦艦棲姫「キサマラハ・・・何者ナンダ・・・?」
トニー「名乗らせてもらおうか」
トニー「僕達はアベンジャーズ、お前達をマリアナ海溝の底まで沈めるのが今日の任務だ」
戦艦棲姫「フザケルナ・・・コンナ・・・コンナ・・・!」
戦艦水鬼「・・・」
戦艦水鬼「役立タズメガ・・・」ジャキッ
戦艦棲姫「!?ナニヲ・・・」
ズガァァァアアンッ
「!!」
戦艦棲姫「ガァ…ア゛ア゛ッ…」
戦艦棲姫「ナ・・・ナゼ・・・?」ズシャッ
戦艦水鬼「戦ウ手段ヲ絶タレタオ前ハ最早何ノ役ニモタタナイ」
戦艦水鬼「オノレノ無能サヲ恨ンデ死ネ」
戦艦棲姫「・・・ッ・・・ァ」ゴボボッ…
提督「・・・自分で味方を殺すなんて愚策もいいところだ」
金剛「諦めたのデスカ?」
木曾「はっ、これがお前の全力かよ。拍子抜けだぜ」
戦艦水鬼「・・・」スッ
バシャッ バシャッ バシャッ
バシャッ バシャッ バシャッ
バシャッ バシャッ バシャッ
バシャッ バシャッ バシャッ
長門「・・・・・」
バシャッ バシャッ バシャッ
バシャッ バシャッ バシャッ バシャッ
バシャッ バシャッ バシャッ バシャッ
バシャッ バシャッ バシャッ バシャッ バシャッ
バシャッ バシャッ バシャッ バシャッ
バシャッ バシャッ バシャッ
「グルルル…」 「コォォ…」
「ハァァァア…」 「オォォッ….」
「カァァァァアアアッ….」
提督「・・・言わなきゃいいのに」
木曾「・・・」
戦艦水鬼「コレガ私ノ全力ダ・・・」
戦艦水鬼「オ前達ハ確カニ強い」
戦艦水鬼「今マデ見テキタドンナ奴ヨリモ・・・」
戦艦水鬼「ダカラコソ・・・今ココデ決メテヤル・・・」
戦艦水鬼「オ前達スラ叩キ伏セ・・・人類ニハ絶望シカ無イト言ウコトヲ・・・」
戦艦水鬼「サァ・・・クルガイイ・・・!」
トニー「・・・」
トニー「さて、倒して帰るぞ」
トニー「・・・みんなで」
今回はここまでです
予告通りに次回で終わらせる予定です。
ただし終わり方やこの後の戦闘シーンなどで苦戦中のため次回まで少しかかるかもしれません・・・お待ちください・・・
戦艦水鬼「押シツブセ・・・!」
イ級s「カアアッ!」バシャァァァアアッ
長門「ってぇぇえ!!」ドゴォオオッ!
金剛「ファイャァアアアアア!!」ドォオンッ!
ズドドォォオオオオッ!
木曾「その調子だ!」パシュシュシュシュ
提督「スターク!加賀と赤城の護衛をするぞ!」
トニー「大丈夫だ。僕らは海上の敵殲滅に専念するぞ」
提督「なぜだ?」
トニー「彼女たちを見ろ」
赤城「スタークさん!ななななんですかこれ!?」ヴゥゥゥゥゥゥウウウンッ
加賀「肩のガトリングが勝手に・・・」ヴゥゥウンッ ヴゥゥゥウウッ
敵爆撃機s「アアアア….」ドゴォン
トニー「それは小型化したCIWSだ。君に近づく航空機も投下された爆弾も全て破壊する」
トニー「安心だろ?」
提督「・・・二人の心配はいらなさそうだな」
提督「他のみんなも姿形が変わっているな・・・よし、制空権確保は彼女たちに任せよう」
提督「戦術組む為に全員の艤装について手短に説明してくれないか?」
トニー「映像を送った」
提督「・・・なるほどな」ヴーンッ ピピッ
長門「早く指示をくれないか!」ドゴォォオンッ
吹雪「敵の弾幕が・・・」ヒュンッ ヒュンッ バシュゥウッ!
提督「吹雪!そのまま敵を引き付けろ!速度を生かして避け続けるんだ!」
提督「木曾と金剛で吹雪が引き付けた敵を始末だ!」
提督「加賀と赤城はそのまま制空権確保に集中しろ!」
提督「スタークは海上の敵を攻撃しつつ敵空母を吹き飛ばしてきてくれ!」
提督「長門、敵戦艦を優先して叩きのめせ!」
「了解!」
加賀「提督はどうなさるのですか?」
提督「・・・あいつと戦う」
戦艦水鬼「・・・」
トニー「タイマン貼る気か?」
提督「そういう為のスーツだろう?これは」
トニー「・・・まぁな」
……
....
..
.
数日前 工廠
明石「それはどうするんですか?」
トニー「これは廃棄する」
明石「え・・・」
トニー「このボイラーとタービンはもういらないだろ?代わりにリアクターをいれたんだからな」
トニー「・・・まぁ、記念に部屋に飾るくらいならいいかもしれないが・・・」
トニー「さぁ、さっさと片付けて次の作業に・・・」
カランッ….
トニー「!」クルッ
妖精「・・・」トテトテ…
トニー「」
明石「あれ、妖精さん。起きていたんですね」
トニー「妖精さん・・・?」
明石「ええ、妖精さんです」
明石「見たがっていたじゃないですか、妖精さん」
トニー「これが・・・」
明石「この子ですっ!」
トニー「そうか・・・で、なぜこの子がここに?」
明石「うーん、なんででしょうかね」
明石「正確には装備妖精さんと言って、いつもは私のお手伝いとかしてくれるんですけど・・・」
妖精「・・・」サラサラ…
トニー「何かを書いているようだが・・・?」
妖精「・・・」ピラッ
トニー「これは・・・」
【たーびんたちも なかまにいれてあげて みんなさびしがっている】
トニー「・・・どういうことだ?なにかの暗号か?」
明石「書いてある通りですよやっぱり飾るだけじゃかわいそうですよ」
トニー「おいおい、ただの動力源だろ?新しいのをつかった方が・・・」
妖精「・・・」グイグイ
トニー「なんだよ、引っ張るんじゃない」
明石「スタークさん」
トニー「・・・まてよ・・・」
トニー「いいアイディアが浮かんだ」
……
….
..
.
トニー「提督、そのスーツはいわば一人の艦隊だ。あらゆる機能を備えている」
提督「戦いながらで教えてくれ」バシュゥゥゥ…
シュゴォォォォオ…
提督「提督が直接戦うのは何か変か?お前らの狙う大将首が、今目の前にいるぞ」
提督「欲しければ俺を一対一で倒して首をもぎ取るんだな」
戦艦水鬼「言ワレネクテモ・・・ソノツモリダ!」
戦艦水鬼艤装「ガアアアッ」ブンッ
提督「フッ!」サッ ヴァゥゥンッ
戦艦水鬼「ソンナ攻撃ガ効クカ!」バシィッ
提督「これならどうだ!」ジャキッ
パシュュウッ
ズガァンッ
戦艦水鬼「ッ・・・」
戦艦水鬼「フンッ・・・」
戦艦水鬼「貧弱ナ武器ダナ・・・カユイ程度だ・・・!」ザッ
提督「さすがに硬いな・・・」
提督「何か手は?」
トニー『マニュアルを送る』
提督「・・・・・なっ、これを言うのか!?」
トニー『あとで好きに変えていいから、今はそれで我慢しろ』バシュゥゥッ
提督「・・・四の五の言ってられないな」
提督「・・・モード!バトルシップ!」
ガシャコンッ ヴーンッ キンッ
提督「さぁ、まだまだこれからだ!」ジャキッ ズドォォォオンッ
戦艦水鬼「!?」ドゴォォォッ
戦艦水鬼「グァッ・・・!」ヨロッ…
提督「まだ痒いか?」
戦艦水鬼「コシャクナ・・・!」ジャキッ
提督「モード!デストロイヤー!」
ヴィーッ シャキンッ キュィィィィイッ!
ドシュゥゥゥゥンッ
戦艦水鬼「消エ・・・」
提督「後ろだ!」
提督「モード!!トアピードー クルーザー!」
戦艦水鬼「!」
ジャキジャキジャキッ! ピピピッ
提督「食らえ!」
パシュシュシュシュゥゥゥゥゥ!
ズドドドドンッ
戦艦水鬼艤装「グォォオオアアア…」
戦艦水鬼「ヤルジャナイカ・・・!」
戦艦水鬼「ヤレ!」
敵戦闘機「グォォオォォオオ!」ギュィィィィイ…
提督「!」
提督「モード!エアクラフト キャリア!」
パパパパパシュッ
超小型攻撃ユニット「」フィィィィンッ
ヴァゥンッ
ヴァゥンッ
ヴァァンッ
敵戦闘機「アアアア…」ズガァ…
提督(まるで小さいころに見たガンダムに出てきたファンネルみたいだ・・・)
戦艦水鬼「クソ・・・!使エル奴ヲコッチニヨコセ!」
-----------------------------------
ル級「オオオッ!」バシュウウ
レ級「ガァッ…!」ダッ
イ級s「ガルァァァ!」バシュゥゥ
ドゴォンッ
レ級「!」
吹雪「そこを通りたいなら私を倒してからにしてください!」ジャキッ
吹雪「鬼さんこちら!・・・です!」バシュゥウウ!
レ級「カァァァアアッ!」ダッ
-----------------------
金剛「どうデスカ木曾?狙えマスカ?」
木曾「もう少しでロックが・・・」
タ級「オオオオッ!」ドゴォォォンッ
木曾「!」
木曾「金剛!」
バシュゥゥッ
ガギィィィイインッ
金剛「効かないネー!」
赤城『金剛さん、そのまま盾を構えて注意を引いてください』
赤城『スタークさん、戦艦を一撃で葬れるような装備は流星に積んでありませんか?』
トニー『もちろんだ。両横の翼に小型化したジェリコミサイルが積んであるぞ』
トニー『ぶちかませ』
赤城『了解です』
流星X「」キィィィィ…. パシュゥゥゥゥ…
タ級「!?」
バババババシュンッ
ヒュルルルルル…
ドガァァァァッ
金剛「くっ・・・」ビリビリ
トニー『気に入ってもらえた?』
赤城『次はもう少し威力を抑えたものを乗せてください、味方も巻き添えにするところでしたよ・・・?』
トニー『善処する』
加賀『使いどころが難しい武器ですね・・・』
金剛「盾が無かったら危なかったデース・・・」
木曾「またお前に貸しを作っちまったな」
金剛「気にしなくていいネー!」
木曾「おかげでロックが完了した!行け!」ピーッ
バババシュゥゥゥゥゥッ
金剛「おまけデース!」ドゴォォォッ!
--------------------------------------------
レ級・ル級「グォォオッ」ドゴォォンッ ドォォンッ
吹雪「そんなの止まって見えますよ!」 サッ ヒュンッ
ヒュゥゥゥゥン…
レ級・ル級「!」
レ級・ル級「ガァァァッ」バッ
吹雪「もう逃げられませんよ?」
ズドォァァァァァアアアアッ
木曾『大丈夫か?』
吹雪「ええ、一発も当たっていません!お見事です!」
木曾『よし、あと少しだ!一気にたたむぞ!』
吹雪「了解です!」
-------------------------------
戦艦水鬼「ナゼダ・・・ナゼ味方ガ一体モ来ナイ・・・」
長門「それはこいつらの事か?」ブンッ
ル級・ネ級「」ドシャッ
戦艦水鬼「・・・!」
提督「長門!」
長門「あまりに歯ごたえが無いのでな、ここまで来た」
トニー「右に同じく」シュゴゴゴゴ…
トニー「後方に隠れていた空母は全滅させたぞ」
戦艦水鬼「役立タズ共メ・・・」
提督「お前の負けだ」
バシュゥゥゥ…
吹雪「こっちも片付きましたよ」
木曾「お前の全力はたいしたことなかったな」
金剛「数だけだったデース」
赤城「敵航空機増援無し、制空権確保完了しました」
加賀「鎧袖一触だったわね」
戦艦水鬼「私ノ・・・仲間ガ全テ・・・ヤラレタト言ウノ・・・?」
トニー「万策尽きたか、残念だったなトナカイ君」
戦艦水鬼「ククク・・・」
トニー「お前らは死に際に笑わなきゃならないルールでもあるのか?不気味だからよせ」
戦艦水鬼「今回ハ・・・オ前等ノ勝利ダ・・・」
長門「負け惜しみか?見苦しいぞ」
戦艦水鬼「イツカハ負ケル定メナノダ・・・」
戦艦水鬼「滅亡ヲ少シ先延バシにシタニ過ギナイ・・・」
戦艦水鬼「我々ハ滅ビナイ・・・オ前等ガイル限リ・・・」
戦艦水鬼「戦イ続ケテ・・・最後ニ残ルノハ・・・」
戦艦水鬼「冷タイ死体ノ山ダケダ」
戦艦水鬼「ツカノ間の平和ヲ・・・タノシンデルガイイ・・・」
提督「・・・」
長門「提督、耳を貸すな。ただの負け惜しみだ」
提督「・・・こいつが言うことにも一理ある」
吹雪「司令官・・・」
提督「だがこれだけは言える。お前が思っている以上に人類は弱くはない」
提督「定めがなんだ?そんなものを覆していくのがヒーローだ!彼女たちだ!」
提督「来るなら何度でも戦いに来るがいい、彼女たちは負けない」
提督「みんなで戦い、みんなで勝ち続ける」
戦艦水鬼「イツカ必ズ・・・滅ボシテヤル・・・!!必ズダ!!」
戦艦水鬼艤装「ゴァァァァアアアアアアッッ!!」ジャキッ
提督「全員撃てぇぇぇえ!!」つキュィィィイイ
ジャキッ ジャキッ
ジャキッ ジャキッ
カッ
……….
……..
….
..
.
翌朝 鎮守府庭
金剛「紅茶できたヨー。召し上がってくだサーイ」カチャ カチャ
トニー「もらおう、楽しみにしてた」スッ
金剛「よかったデース!」
吹雪「他の鎮守府も防衛に成功したみたいですし、まさに大団円ですね!」
明石「ええ、皆さん本当にお疲れ様でした」
提督「ありがとう明石、君こそよくあの時立ち向かったな」
明石「えへへ・・・気がついたら銃を手に取っていました・・・」
トニー「あの試作品は効いたのか?」
明石「ええ!もう少し威力が欲しい所ですがしっかり効いてましたよ!」
木曾「そんなものまで作っていたのか・・・」
加賀「一番驚いたのは提督がスーツ着て飛んで来た時ですよ・・・」
提督「あれは俺自身も驚いたよ、鎮守府が空爆された時にあのスーツが来て俺の体を包んだんだ」
トニー「どうだった?癖になっただろう?」
提督「まぁ・・・な」
赤城「戦う提督なんて前代未聞ですね・・・」
長門「なんだか奇妙な言葉を大声で発していたな。モードなんたらとか・・・」
提督「それ以上何も言うな・・・」
木曾「名前はアイアンコマンダーなんてどうだ?」
提督「い、いいんじゃないか?」
トニー「戦う提督、アイアンコマンダー・・・か。まんまだが中々だ」
木曾「お前もまんまだろ!」
長門「こんな時にまで喧嘩をするんじゃない・・・」
トニー「ところで明石、僕のことはもう許してくれた?」
明石「え?なんのこと・・・あっ」
トニー「・・・忘れていたみたいだな?」
明石「あ、あはは・・・もちろん許していますよ・・・ただ、あんなことがあったから・・・」
トニー「・・・」
明石「ちょ・・・何とか言ってくださいよ・・・」
加賀「ふふっ、なんだか懐かしいですね・・・」
赤城「何がですか?」
加賀「ちょうどこんな風にお茶をしていた頃に、スタークさんが急に空から降って来たじゃないですか」
赤城「ああ・・・そうでしたね」
吹雪「たった一週間ちょっとの間だったのに、なんだか懐かしいですね」
明石「確かに・・・」
金剛「濃かったデスネ・・・」
提督「スターク、これからはどうするつもりだ?」
トニー「あー、そうだな・・・」
トニー「次元転送装置なんて考えたこともなかったが・・・まぁ、作って見せるさ」
トニー「それまではここでヒーローとして・・・」
ズギャァァァァアアアアアアンッ
「!?」
ソー「迎えにきたぞ、スターク」
トニー「ソー!?」
木曾「こ、こいつが北欧神話の・・・?」
長門「イメージとまるで違う・・・」
加賀「神様は英語を喋るのですか・・・」
ジャービス『私が翻訳します』
トニー「どうやってここまで来た!?」
ソー「ヘイムダルだ。ヘイムダルの目で見つけ、四次元キューブを使い、ここまで来た」
>>592ヘイムダル~
アスガルドの番人であり、次元の先すら見通す目と耳を持つ
一部ではフローズンヘイムダルや氷のオブジェで有名
トニー「まさかそっちから来るとは・・・」
トニー「ということは勝ったのか?」
ソー「ああ、だがお前が門から戻らなかったとき、皆が悲しんだ」
ソー「さぁ、戻るぞスターク。俺につかまれ」
トニー「・・・・・」
ソー「どうした?皆が待っているぞ?」
トニー「・・・僕は・・・」
提督「行っていいぞ、スターク」
トニー「まさかそっちから来るとは・・・」
トニー「ということは勝ったのか?」
ソー「ああ、だがお前が門から戻らなかったとき、皆が悲しんだ」
ソー「さぁ、戻るぞスターク。俺につかまれ」
トニー「・・・・・」
ソー「どうした?皆が待っているぞ?」
トニー「・・・僕は・・・」
提督「行っていいぞ、スターク」
トニー「・・・なんだって?」
提督「今言った通りだ。行っていい」
トニー「いいのか!?」
提督「ああ、皆も同じ気持ちのはずだ」
提督「だろう?」
長門「もちろんだ。まぁ、少し寂しくはなるがな・・・」
吹雪「あなたを待つ人がいるなら、そちらを優先してあげてください」
トニー「だが、僕がここに残って・・・」
明石「あなたは十分やってくれました、返しきれない分の恩を貰いましたよ?」
金剛「トニーがいなかったら今頃こんなものじゃ済まなかったデース!」
加賀「あなたは命の恩人です」
赤城「スタークさんのおかげで今の皆があります。帰るべき家があるのに居続けて欲しいなんて、図々しい事言えませんよ?」
木曾「・・・まぁ、お前なら向こうで転送装置なんて作れるだろ?またこっちに来いよ」
長門「そのうちふらっと来るかもしれないな」
提督「俺も考えを改めさせてもらった。スタークが行ってもこの世界は俺達で守り抜いて見せるさ」
提督「今までのようにな」
トニー「・・・」
ソー「お前はこの世界でも何か偉大なことを成し遂げたようだな」
トニー「・・・みんな暖かい別れの言葉をどうも。僕がいなくなった後でみんな泣かないようにな?」
木曾「馬鹿言うな。早く行けよ」フンッ
トニー「はいはい、それじゃお言葉に甘えて・・・」
トニー「明石、スーツの扱い方、修理の仕方等についてのデータを君の端末に送っておいた。使ってくれ」
明石「はい!ありがとうございます!」
トニー「・・・さて、そろそろ行くとするかな」スクッ スタスタ
ジャービス『皆様大変お世話になりました』
明石「ジャービスさんも今までお疲れ様でした!」
ジャービス『ありがとうございます』
ソー「やることは済ませたのか?」
トニー「ああ、もう大丈夫だ」
トニー「それじゃみんな、近いうちにまた会おう」
提督「達者でな」
「・・・・・」
長門「・・・行ったな」
明石「ええ・・・」
金剛「あーあ、直したばかりの庭がめちゃくちゃデース・・・」
提督「さすがは神様だ、細かいことは気にしないみたいだな」
加賀「直す方の身になってほしいものです」
「・・・・・」
提督「・・・そろそろ戻るか」
木曾「なぁ、あいつ本当にまた来れるのかな・・・」
提督「何を心配することがあるんだ?」
-------------------------------------------
スタークタワー
ソー「ついたぞ、元の世界だ」
トニー「助かったよ、ソー。礼を言う」
ソー「礼には及ばん」
ソー「・・・で、彼女達にまた会いに行くのか?キューブの再現なんて人間には不可能だぞ?」
トニー「僕をそんじょそこらのひよっこ研究者と一緒にしないで欲しいね」
ソー「?」
-------------------------------------------------
木曾「それはどういうことだ?」
提督「木曾、彼を誰だと思っているんだ?」
木曾「・・・!」
提督「彼は・・・」
----------------------------------------------------
ソー「どういうことだ?スターク」
トニー「ソー、僕を誰だと思っているんだ?」
トニー「僕は・・・」
---------------------------------------------------
トニー・提督「アイアンマンだ」
END
......
….
..
.
数日後 トニー邸
ペッパー「不思議な体験をしてきたのね、あなたの顔つき変わったわ」
トニー「まぁね、世界をまた一つ救ってきたよ。いい世界だった」
ペッパー「そう・・・」
ペッパー「それにしてもあなたが帰ってきていきなりカレーが食べたいなんて言ってくるとは思わなかったわ」
ペッパー「てっきりまたチーズバーガーが食べたいなんて言い出すのかと」
トニー「向こうで食べたカレーが忘れられなくてね」
金剛「そんなに喜んでもらえてうれしいデース!また作るネー!」
トニー「ぜひお願い・・・」
トニー「・・・!?」ガタタッ
木曾「ははは、ビデオに撮りたいくらいの驚きっぷりだな!」
提督「押しかけてすまない」
ソー「邪魔するぞ、スターク」
トニー「なんでここに!?ソーまで!」
長門「実はあの後みんなやっぱり会いたいってなってな」
赤城「みんなでソーさんが来た時にできた地面の模様を真似して書いて、空に向かって叫んで必死にアピールしたんですよ」
ソー「あのヘイムダルが頭を抱えていたぞ」ハハハ
加賀「神様に物乞いしてるみたいで嫌でしたが・・・」
吹雪「思いが通じてよかったです!」
明石「早速で申し訳ないんですがスタークさんのラボ見せてくれませんか?」キラキラ
トニー「おいおい、元の世界にもどれ。僕がその内たずねるから」
ペッパー「あら、いいじゃないの。かわいらしいお客様じゃない」
ペッパー「ちょっと待ってて、今なにかおいしいお菓子を持ってくるわね」タタタ…
金剛「そんな気を遣わなくても・・・」
ソー「あのヘイムダルが頭を抱えていたぞ」ハハハ
加賀「神様に物乞いしてるみたいで嫌でしたが・・・」
吹雪「思いが通じてよかったです!」
明石「早速で申し訳ないんですがスタークさんのラボ見せてくれませんか?」キラキラ
トニー「おいおい、元の世界にもどれ。僕がその内たずねるから」
ペッパー「あら、いいじゃないの。かわいらしいお客様じゃない」
ペッパー「ちょっと待ってて、今なにかおいしいお菓子を持ってくるわね」タタタ…
金剛「そんな気を遣わなくても・・・」
トニー「・・・それで、一体何しに来たんだ?まさか観光なんていわないよな?」
提督「君になにかお返しがしたくてな・・・」
明石「私達に出来ること、なにかありませんか?」
トニー「はぁ・・・いきなりそんなことを・・・」
トニー「・・・!」
トニー「ジャービス」
ジャービス『はい、なんでしょう』
トニー「フューリー長官につなげ」
これで終わりとなります。暖かいコメントありがとうございました!
こんな終わり方であれですが、続編の予定は今のところありません。ストーリーが浮かんだら書くかもしれないです
ですが、もしソー(MCU)艦これの世界に堕とされたら・・・?というSSを書こうと考え中です。よければ見てください
最後に、こんな長々とした駄文に付き合っていただいた皆様、本当にありがとうございました!
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