いつだかわからない時代のどこだかわからない場所でのお話。
リーナには王冠が生えていました。
王冠が生えているのは346プロの中でもリーナだけでした。
346プロのしきたりでは王冠の生えた子供が生まれるとその子は、海の上に聳え立つ誰もいないお城に生贄としてささげられることになっており、今年はリーナがお城に連れていかれる年でした。
17歳の誕生日、3人のプロデューサーに連れられお城に向かう車の中でもリーナは暴れたりしませんでした。
自分がこれからどうなるかは大体わかっていたけど、それは自分にとって当然のことと思っていたからです。
お城に入ると中は暗くてちょっと寂しくなったけど、それでもリーナは我慢しました。
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やがて、お城の奥の部屋にある沢山のカプセルの一つに入れられ、蓋が閉ざされました。
プロデューサーの足音が聞こえなくなり、いよいよリーナは一人きりでした。
リーナは静かに目を閉じました。
…ゴゴゴゴゴゴゴチョップデス
リーナ「………?」
突然部屋が揺れ始めました。
リーナを入れたカプセルは台座から転げ落ち、リーナは部屋の真ん中に投げ出されました。
床に叩き付けられた衝撃で気を失ったリーナは、悪魔と出会い、自分が影に飲み込まれる暗くて怖い夢を見ました。
やがて夢から覚め、自分が広いお城の中に一人自由の身でいることに気付いたリーナは、何処へ向かうともなく歩き出しました。
こうしてリーナの小さな冒険が始まったのです。
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李衣菜「美波さんナレーション上手ですね」
美波「ふふっありがとう李衣菜ちゃん」
蘭子「次なる饗宴の練磨か?(今度のお芝居の練習ですか?)」
李衣菜「うん、美波さんに手伝ってもらってるんだ!」
凛「王冠が生えた子供って変な設定だね」
李衣菜「原作は角だったんだけど分かりやすくするためだって」
卯月「そういう原作改変するから叩かれるんですよね、リスペクトしてないって」
未央「しまむー、それは言っちゃダメー!!」
李衣菜「あははっ…美波さん、続きお願いしていいですか?」
美波「ええ、いいわよ。頑張りましょ」
みく「みくのセリフはっ!?」
みく「ていうかほとんどナレーションってどういうことっ!!?」
終わり
3周目しててなんとなく書きたくなりました
だりーな可愛い(エアP並感)
初SSだし続きとか考えてなかった
続き書く場合別スレ建てます
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