【安価スレ】モバP「はーい、二人組作ってー」 (124)
安価の二人組で漫才ネタを作ります。
アイドルはモバマスでお願いします。
まずは
>>2
>>3
から
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460107134
時子様
未央
モバP「まず1組目はパッションの二人。未央と時子様です、どうぞー!」
未央「はーい、どうも」パチパチパチ
時子「フンッ」ペシペシペシ
未央「未央でーす!」
時子「私よ」
未央「二人合わせてNew"sでーす」
時子「らしいわね」
未央「真っ先に突っ込ませてもらうけど……」
時子「何よ」
未央「出囃子に合わせて出てくるよね?」
時子「ええ」
未央「普通は手拍子だよね」
時子「ええ、よく見るわね」
未央「今、おかしくなかった?」
時子「どこが?」
未央「手拍子だと音はどうなるっけ?」
時子「まぁ……、パチパチとかじゃないかしら」
未央「そうだよね! でも、未央ちゃんには『ペシペシペシ』って聞こえたんだよね」
時子「アァン? アンタの耳がおかしいんじゃないの?」
未央「じゃあ、気のせいだったのかな……」
時子「気になるならもう一回やればいいじゃない」
未央「あ、時子様、優しい。じゃあ、もう一回登場のところかややってみよう!」
時子「ええ」
未央「はーい、どうも」パチパチパチ
時子「フンッ」ペシペシペシ
未央「そこっ!」
時子「はぁ……?」
未央「いやまあ、最初からわかってたよ? だって、ゆっくり登場してくるし、鞭を叩きながらだし」
時子「ええ、そうね」
未央「自覚してたの?」
時子「記憶力皆無の政治家じゃあるまいし、自分の行動くらいわかってるわよ」
未央「そうだよね。あ、政治家といえば」
時子「待ちなさい」
未央「え?」
時子「え、じゃないわよ。そこ拾うところじゃないでしょ。拾うにしても、鞭の流れが終わって適当な話題振りしてからでしょ」
未央「終わってなかったの?」
時子「むしろ終わってると思ったのかしら?」
未央「だって、『自覚してる』って言われたから。ああ、もう終わりだなって」
時子「そんなので納得するなら最初のくだりいらなくないかしら? わざわざ私が登場のやり直しまで提案してやって、行動までしたのによ?
未央「というか、あんまり興味なかったから……」
時子「ハァ? 興味ない? 鞭よ? 仮にも漫才の登場で鞭使ってるのよ? そこ興味ないの?」
未央「うん。時子様、いつも鞭使ってるし。別に自然かなって」
時子「ええ、そうね。私はいつも使ってるわ。下僕の躾のために、それが私だから。けれど……」
未央「ところで、躾と言えばね」
時子「そこ! 雑!」
未央「え?」
時子「なんでそんなに話題の切り替えがそんなに下手くそなの? 貴方、紛いなりにもニュージェネレーションでステージ立ってるでしょう? ラジオ出演だってあるでしょう。ライブ見させてもらったけれど、そんな雑なトークしてなかったと思うんだけど?」
未央「見てくれてるんだ……。えへへ……嬉しい……」
時子「べ、別に……。あれよ。下僕を躾ける上で、あらゆるニーズを掴んでおくってのは大事だと思ってる。それだけよ」
未央「へー。でね、躾って言えばね!」
時子「二度目! 学習能力! 貴方、馬鹿なのかしら?」
未央「そうそう。馬鹿にならないようにするには、小さいころからの躾が大事で。私もね……」
時子「ちょっと上達してんじゃないわよ!」
未央「褒められた……嬉しい……」
時子「いちいち顔を赤らめるんじゃないわよ。嬉しそうにしてんじゃないの、別に思ったことを口にしただけよ」
未央「褒めるっていうのは躾において大事な意味合いを持っててね。幼少期に褒められる機会が少なかった子供は大人に……」
時子「強引ね! ちょっと褒めたらすぐそれよ! 何? わかったわよ、そんなに躾について話がしたいならしてあげてもいいわよ。下僕の躾に関しては私も慣れてるしね。さあ、何が聞きたいのかしら?」
未央「あ、別にそんなに興味ないかな……」
時子「もういいわよ!!」
未央「ありがとうございましたー」
ちょっと飯食ってきます。
次の二人は↓二人で
モバP「続いては乃々とありすです、どうぞー」
乃々「ど、どうも……」
ありす「どうも」
乃々「も、森久保です」
ありす「ありすです」
乃々「二人合わせて……。って、え……?」
ありす「いちご手羽先です」
乃々「えっと、えーっと……。」
ありす「森久保さん、どうかしました?」
乃々「ありす、さん?」
ありす「ええ、ありすです」
乃々「橘……じゃなくて、ありすさん?」
ありす「ええ、なんか問題でも?」
乃々「私の記憶が間違いでなければ……名前で呼ばれるの嫌がっていたような……」
ありす「そうですね」
乃々「どうして心変わりを……?」
ありす「私、大人になりたくて……。でも、プロデューサーからは子供扱いされるし、大人の皆さんからも『まだまだ子供でいいのよ』とか諭されるし……。それでどうしたらいいのかって考えたんです。でも、いい案が浮かばなかったから周りの人に相談してみたんです」
乃々「それで……今みたいに……?」
ありす「ええ。『名前が気に入らないって考えて意固地になってる時点で子供っぽいんだよ。ご両親がしっかり考えてくれたお名前でしょ? 意味はあるし、こう育ってほしいっていうのが込められてるんだから。その名前に誇りを持って、堂々とするくらいが一番いいんだよ! せっかくアイドルやってるんだから。ありすといえば橘ありす、って言われるくらいになるぞ。そんな意気込みで行かないと!』って」
乃々「そんなに……。熱く語ってくれたんですね……。私にはそんなに熱く……語られても……むーりぃー……ですけど……」
ありす「なんか一つ大人になれた気がしました。ありがとうございます……里奈さん」
乃々「里奈さんっ!?」
ありす「ええ、見た目から誤解してましたけど。すごく熱くて、すごく尊敬できる人でした」
乃々「きっと、そうだと思うんですけど……。言ってることは正しいと思うし……尊敬はできるんですけど……。ですけど……」
ありす「他にもアドバイスくれた人いるんです!」
乃々「えっと、誰ですか……?」
ありす「はい、同じクール所属の木場さんです!」
乃々「大人っぽい、かっこいいの代表ですけど……」
ありす「そうなんです……。クールの中でもクールだと思います」
乃々「なんて言われたんです……?」
ありす「『細かいことは気にすんな! 気合と根性で乗りきれるはず!』って」
乃々「えぇー……。雑なんですけど……。もっと冷静で的確なアドバイスだと思ってたんですけど……」
ありす「情熱的でした」
乃々「体育会系で、情熱的なのは間違いないですけど……。それにしても……」
ありす「あとは、パッションの方から」
乃々「このパターンだと……。どうせ……」
ありす「『頑張ってください! 一緒に頑張りましょう!』って言われました」
乃々「卯月さんだ……」
ありす「麗奈さんが」
乃々「わかってましたけども、わかってましたけども……」
ありす「そういった色々なアドバイスを経て、名前を呼ばれることへの抵抗をやめようかな、って思いまして」
乃々「誰の言葉かはともかくですけど……。それで前向きになったならいいと思うんですけど……」
ありす「だから、私も乃々さんが前向きになれるように言葉を贈ろうと思うんです」
乃々「全力で遠慮するんですけど……」
ありす「じゃあ、他の人でもいいですよ」
乃々「他の人もあるんですか……?」
ありす「多少の用意は」
乃々「用意、って……。予めインタビューしておいてくれたんです?」
ありす「……えっと、はい」
乃々「嫌な予感しかしないんですけど」
ありす「誰がいいですか?」
乃々「じゃ、じゃあ……。お隣さんの輝子さんで。お隣さんなら優しい言葉くれそうな気がするんで……」
ありす「あー、ごめんなさい。輝子さんは売り切れなんですよね」
乃々「……小梅さんで」
ありす「売り切れです」
乃々「杏さん」
ありす「品切れですね」
乃々「逆に誰なら行けるんですか?」
ありす「ヘレンさんと飛鳥さんとこずえさんですかね」
乃々「悪意! 人選に悪意を感じます……」
ありす「なら、私という手も」
乃々「自分を最終手段にするのはどうかと思うんですけど……。でも、その三人よりはマシなのでありすさんお願いします」
ありす「わかりました。んっ……おほん。ヘーイ! ふわぁ……後ろ向きであろうとも、後ろ向きに全力ならそれは世界レベルの……ふわぁ……」
乃々「も、もういいんですけど……」
ありす「ありがとうございました」
次も↓2で
モバP「次は幸子と藍子だ、よろしく頼むぞー」
幸子「フフーン! カワイイボクの登場ですよ」
藍子「みなさん、こんにちわー。今日は暖かくていい日ですね。先日の暴風雨で散るかと思われた桜も、まだ残っていますし。もう少しお散歩とお花見ができそうですね。私も今日のこの収録もの前に少しだけ外に出てみてですね、桜……」
幸子「導入が長いです! 長すぎます! ラジオか何かと勘違いしてますか!?」
藍子「それでですね、桜がまだきれいに咲いているところもあって、やっぱり四季を感じますね……。はい、どうぞ、幸子ちゃん」
幸子「ええっ? なんの『はいどうぞ』なんですか? 中田もびっくりのキラーパスですよ?」
藍子「私は結構話したから次は幸子ちゃんの番かなって」
幸子「そういうんじゃないですからこれ! 漫才ですからね?」
藍子「漫才……。ああ、あの『なんでやねん』で有名な」
幸子「それで有名かは知りませんけれど……。もしかして藍子さん、あんまりお笑いとか見なかったりします?」
藍子「そうなの。見てても、皆さんどんどん話してしまうのでついていけなくて……。私、少しのんびりしてるから」
幸子「それなら、このボクが漫才とはなんぞやってのを教えてあげますよ!」
藍子「ほんと? ありがと幸子ちゃん!」
幸子「いえいえ! カワイイボクにかかれば、漫才の説明だってなんのそのです! それでですね、漫才というのは基本的に二人の人間で行います」
藍子「うん」
幸子「まず一人はいわゆる『ボケ』と言われる人ですね」
藍子「あ、知ってるよ。面白い事言う担当の人だよね?」
幸子「最初のうちはその認識でいいと思います!」
藍子「幸子ちゃんみたいな人だよね?」
幸子「えっ?」
藍子「へ?」
幸子「ボク、何か面白い事言ってましたっけ……?」
藍子「ええっと……。『フフーン、ボクはいつもカワイイですね』とか『ボクは今日もカワイイ』とか」
幸子「ボケじゃないです! え、なんですか? 藍子さんはいつもそれをボクのボケだと思ってたんですか?」
藍子「んふふっ……。だ、だから、幸子ちゃん、一回言ってみて?」
幸子「馬鹿にしてません?」
藍子「フフーンってやってみてください」
幸子「えっと……」
藍子「やってみてくださいよ!」
幸子「今日一番の声量っ! 藍子さんってそんな怒鳴ることあるんですか? ライブ中より声出てますよね?」
藍子「お願いします、一回だけでいいんです」
幸子「わかりましたよ……。んっ、オホン。フフーン、ボクは」
藍子「なんでやねん!」
幸子「なんでやねん!!」
藍子「え?」
幸子「それはボクのセリフですよ! なんなんですか! お願いしておいて、遮るだなんて」
藍子「ツッコミです」
幸子「もういいです。ツッコミとかボケについては割愛しましょう。次は実際に舞台にあがるところです。まず、両サイドから二人で出てきて、名乗るわけです」
藍子「藍子でーす」
幸子「幸子でーす」
藍子「二人合わせて」
幸子「カワイイボクと……」
藍子「ドラム缶です……」
幸子「なんてもんぶっこんでんですか! ちょっと!」
藍子「うん……」
幸子「しかも自分で言って自分で落ち込んでるし! 何がしたいんですか!」
藍子「私もう漫才やめる……辛いよ……」
幸子「自業自得ですよね!? 知ってます? 開き直れない自虐ネタはつまらないんですよ?」
藍子「でも、幸子ちゃん……いつも『ボクはカワイイ』とか言ってても面白いよ?」
幸子「ボケ且つ自虐ネタだと思われてたんですか? ボクのことなんだと思ってるんですか」
藍子「狩野英孝さんとか、ノンスタイルの井上さんとか」
幸子「ちょっと! っていうか、藍子さんお笑い見てますよね?」
藍藍子「見てないよ? それは間違いないっ」
幸子「長井秀和!」
藍子「でもそんなの関係ねぇ!」
幸子「小島よしお!!」
藍子「世界レベル!」
幸子「ヘレンさん!」
藍子「行こうか、私たちの足跡を残しに」
幸子「凛さん! 怒られますよ!」
藍子「ちょっと何言ってるかわかんないです」
幸子「サンドウィッチマン!」
藍子「ハンバーグ!」
幸子「ハンバーグ師匠! なんなんですか! 藍子さん、そんなにボクと話すの嫌ですか?」
藍子「だったらこんなに楽しそうに幸子ちゃんとお話ししてないよ」
幸子「えへへへ……って! オードリー! やっぱりお笑い詳しいじゃないですかー!」
藍子「どうもありがとうございました」
下2で
モバP「次はフレデリカと雫かー。どうなるか全く読めんなー、じゃあ、どうぞー」
フレデリカ「どもどもー、フレちゃんだよ~?」
雫「雫でーす。二人合わせてー?」
フレデリカ「宮本雫でーす」
雫「よろしくお願いしまーす」
フレデリカ「フレちゃんこの間ね、街を歩いてたんだ。電車でもバスでもなくてね」
雫「うんうん。牛さんでもなくてね?」
フレデリカ「うん。牛さんでもなくて。そうしたら、なんとフレちゃん見ちゃったの!」
雫「えー? 何見たのー?」
フレデリカ「なんだと思う?」
雫「牛さんかなぁ?」
フレデリカ「ワーオ! 牛さん推すね!」
雫「もぉ~大好きですから! この間も~」
フレデリカ「ちょーっとストップ! 今、フレちゃんのターンね?」
雫「フレちゃんのターン」
フレデリカ「おっけー?」
雫「おっけー!」
フレデリカ「でね、何を見たかっていうと水族館のポスターなの『不思議な生き物展』っていう」
雫「うんうん」
フレデリカ「これまたワオ、珍しいって思って行こうと思ったの」
雫「それでそれで」
フレデリカ「でも、フレちゃんさすがに一人で行くのは無理かなーって思ってお友達誘ったの」
雫「牛さん?」
フレデリカ「あっちゃー、牛さん来ちゃったか~。フレちゃん、お友達は多いほうだけど、さすがに牛さんはお友達にはならないな~」
雫「平等に扱ってください!」
フレデリカ「ノンノン。怒っちゃう? てか、これフレちゃんがツッコミ? いやあ、ミカちゃんあたりが見たらびっくりしちゃうかも」
雫「牛さんも生きてるんです」
フレデリカ「しるぶぷれしるぶぷれ。一回、牛さん置いておいていい? フレちゃんお話ししたい」
雫「牛さんは一回おいとく」
フレデリカ「そう」
雫「わかった」
フレデリカ「オッケー。んで、適当に探して見つかったのがシキちゃんだったの」
雫「牛ちゃん?」
フレデリカ「シキちゃん」
雫「シキちゃん」
フレデリカ「おふこーす。それで中に入ったのね? 室内だったから、暑くないし虫もいないしで快適だねってシキちゃんと言ってたんだけど」
雫「牛がいなくて、快適だって牛ちゃんと?」
フレデリカ「ノンノン。虫とシキちゃん」
雫「虫とシキちゃん」
フレデリカ「うん。とりあえず、適当に歩いたら海のブースがあってね?」
雫「牛のブース?」
フレデリカ「海」
雫「海」
フレデリカ「それで、ウミウシがいて」
雫「ウミウシ」
フレデリカ「ウミウシ。んでね、いろいろ見ようと思ったんだけど失敗失敗。シキちゃん変装忘れちゃって」
雫「おっぱいおっぱい? 牛ちゃん?」
フレデリカ「失敗。シキちゃん。おっけー?」
雫「失敗、シキちゃん。おっけー!」
フレデリカ「それで、ファンの子たちを無視するわけにもいかなくて」
雫「ファンの子たちを牛にするわけにもいかなくて」
フレデリカ「んー、フレちゃんもう疲れちゃったかなー。シエスタしよ」
雫「ありがとうございましたー」
下2
今日はこれで終わりにします
モバP「今日のトリはこの二人、奏と菜々さんだ。お願いしまーす」
菜々「はーい、どうもどうもー」パチパチ
奏「どうも」パチパチ
菜々「ウサミン星から来ました、安部菜々、ラブリー17歳と」
奏「東京都から来ました、速水奏17歳です。二人あわせて」
菜々「ワッツ セブンティーンです」
奏「よろしく?」
菜々「えっと、この段階でいろいろツッコミたいところはあるんですが……、今日は先に宣言しておきます! ナナは今日、ツッコミをしません!」
奏「その心は?」
菜々「ナナだってたまにはボケたい! 吉本の新喜劇もドリフの大爆笑も、アイドルがボケで出ることありましたし!」
奏「なら私が今日は責任をもってツッコミをするわ、任せておいてちょうだい」
菜々「わかりました! ナナ、今日はボケ頑張っちゃいますよ! キャハッ。この間ですね、礼子さんや早苗さんたちと飲みに行ったんですよ。んっ、ええっとナナはもちろん未成年なのでソフトドリンクでしたが」
奏「素足での地雷原突入からの、セルフツッコミに関しては私も対応のしようのないのだけれど」
菜々「わ、話題を変えましょう。先日ですね、美優さんとかと……」
奏「ストップ。登場人物だけで嫌な予感がするわ。ほかには誰がその話に出てくるの?」
菜々「えっと、楓さんと礼さんと友紀ちゃんと……」
奏「ダウトね」
菜々「はい……」
奏「年長組から離れましょ。むしろ、一番下の年少組の子たちとのエピソードないのかしら」
菜々「ありますよ! この間千佳ちゃんと魔法少女ごっこやったり、光ちゃんと仮面ライダーごっこしたんですけど、話が通じなくて。マーズとか仮面ライダーV3とか……。ハッ! ええと、これはあれです、最近昔のも気になってみたりしたんです!」
奏「猛犬注意の場所でバーべーキューするのやめてもらっていいかしら?」
菜々「すみません……。えっと、じゃあ、高校生組にします! 高校生組に!」
奏「そうね、JKだものね」
菜々「この間、柚ちゃんとか忍ちゃんとかと話してたんだけど。今vineってのでショートムービー投稿するのが流行ってるらしいですね」
奏「ええ。私はやったことないけれど、日常の風景とかをコマ送りで撮影したりするそうよ」
菜々「そんなのが学校で、遊びでできるんだからすごいですよねー。菜々の頃なんてポケベ……」
奏「わざとやってるかしら」
菜々「いえ、滅相もございません」
奏「やめましょう。日常会話から広げて、ネタにするのは菜々さんには向いてないわ」
菜々「はい」
奏「今どきの子から、大人まで。誰が知っててもおかしくない時事ネタで話ししましょう」
菜々「それなら大丈夫ですね!」
奏「パナマ文章って知ってるかしら?」
菜々「あー、知ってます。お金持ちが、税金を安くするために経由する場所『タックスヘイブン』についてのものでしたよね?」
奏「ええ。法律的には問題がないところもあるらしいのだけれど。本来であれば国内に落ちるべき税金が、タックスヘイブンを経由することで、個人のお金になるってので物議をかもしているわ」
菜々「金額もすごいらしいですもんね!」
奏「億じゃくだらないそうよ」
菜々「三億円事件……あっ」
奏「最近、ツイッターで東京駅のとあるところに印がある。っていう話が出ていてね」
菜々「ああー、総理が狙撃されたやつですよね! 懐かしいな……あ……」
奏「TPPについての審議が進むそうで、日本の農業などにも営業が出そうね」
菜々「関税自主権がなかったころとかはほんと大変だったんですからね、不平等条約だって政府内でも大揉めだったんですよ? あう……」
奏「韓国の客船が沈んだってニュースが前にあったじゃない?」
菜々「だめですよねー! 黒船が来たとき……えっと、その」
奏「ソフトバンクのCMの効果で、あの小さい白い犬が売れているらしいけれど。数年後にブームが去った時が怖いわ」
菜々「犬には優しくしませんと! お上に怒られますよ! これは、違うくてですね……」
奏「この間巨人阪神の最初の首位攻防戦が行われていたわね」
菜々「まさか、あんなにすぐ秀吉が帰ってきて光秀を討つなんて……。あの天王山をと……」
奏「もうだいぶ前になるかしら、木更津の黄金のお風呂が盗まれたのは」
菜々「金閣寺ができたときは感動しましたよね……」
奏「最近、ぶっちゃけ寺とかいう番組が流行ってるそうじゃない」
菜々「平等院鳳凰堂は本当に、作るの大変だったんですよ?」
奏「菜々さん」
菜々「はい」
奏「平等院鳳凰堂の上にはなんかいますね」
菜々「鳳が」
奏「私たちはオオトリ」
菜々「これが本当のオオトリ、ということで」
奏「おあとがよろしいようで」
菜々「ありがとうございました」
また明日とか
下2で
モバP「さて本日も始まりました。次は楓さんと志希だ。……大丈夫かこれ」
楓「どうも~」
志希「にゃはは~、どーもー」
楓「楓ですー」
志希「志希だよー? 二人合わせて」
楓「メイプルホープです、ふふっ」
志希「いやー、まさかあたしが漫才やることになるなんてねー。楓さんはまだ分かるんだよ? ダジャレとか言ってるから」
楓「いえいえ、私なんか……。漫才なんてお手上げですよ」
志希「万歳?」
楓「私としては志希ちゃんも向いてると思うんです」
志希「なんでー? あたしはお家で薬品まぜまぜするのと、匂い嗅ぐのが好きなだけだよ?」
楓「漫才だからです!」
志希「天才?」
楓「そう。でも、頭いいからって悪いことしたらダメですよね」
志希「犯罪」
楓「誤って逮捕ってのもあることもありますよ」
志希「冤罪」
楓「たこ焼き美味しい」
志希「関西」
楓「ええっと……」
志希「以外とレパートリーが少ないってゆーね。あたしと変わってよ」
楓「ええ、いいですよ」
志希「あたしが漫才やるなんてね、って冒頭で言ったけど。そもそもアイドルが漫才やるのがすでに珍しーよね」
楓「そうですねえ」
志希「マイノリティ。アイドルは歌って、踊ってが普通だもんね」
楓「ええ」
志希「マジョリティ。でも、アイドルも活動の幅が広がってて、バラエティとかにも出てるよね? フレちゃんとかはバラエティでよく見るし。ただ、人数が多いだけで中身の伴わない人も増えたと思うんだ」
楓「そうね」
志希「エンプティ。って、楓さんできてないじゃーん。あたしが言ってばっかりじゃん」
楓「ちょっと私には難しかったかもしれないわ」
志希「じゃあ、別のにしよう」
楓「別の」
志希「うんうん。じゃあ、あたしがボケやるから、楓さんツッコミやってね?」
楓「わかったわ」
志希「こないだフレちゃんと遊びに行ったんだけど」
楓「うんうん」
志希「水族館的なところに行ったのね? 海の匂いが室内でもして、海にいる気分だったんだけど。というか、海だったんだけど」
楓「うんうん」
志希「楓さん」
楓「はい」
志希「ツッコミ」
楓「うん、でも……」
志希「でも?」
楓「志希ちゃんなら、それくらいやりかねないかなって」
志希「待って。あたしどんなイメージ持ってるの?」
楓「匂いジャンキー、薬品オタク、危険な天才」
志希「待って待って」
楓「はい?」
志希「あたし、そんな危険なアイドルじゃないよ? いや、そりゃ、時々ちょっと実験しちゃうけど」
楓「マッドサイエンティスト、デンジャージニアス」
志希「止めないの? 今、あたし止めたのに? というか、デンジャージニアスって危険な天才と意味同じだし!」
楓「あらあら……」
志希「そこまで過激派なアイドル、世の中にはいないよ」
楓「あっ!」
志希「ん?」
楓「マイノリティ!」
志希「もういいよ!」
楓「どうもありがとうございましたー」
今までで一番悩みましたね。
イマイチ志希ちゃんと楓さんのキャラ生かしきれなくて申し訳ないです。
次、↓2
モバP「悠貴とあいさんか、ちょっと読めない二人だけど、どうぞー」
あい「はい、どうも」
悠貴「ど、どうも~」
あい「東郷あいだ」
悠貴「乙倉悠貴です!」
あい「二人合わせて」
悠貴「ハイガールですっ!」
あい「コンビ名の由来は読んで字のごとくなんだが、私も悠貴くんも身長が少々高くてね。そこから取らせてもらったよ」
悠貴「事務所に入ってから、私より大きい人がいるからなんか新鮮だったんですよね」
あい「うちは少々、体格に関しても個性的なところがあるからね。悠貴くんはジュニアアイドルやってたらしいけれど、その時も背の高い子はいなかったのかい?」
悠貴「見ませんでしたね―。やっぱり、小学生とかだと若葉さんくらいの子ばっかりで」
あい「そこで若葉くんをチョイスするのはいささか悪意を感じるが……。なんにしてよ、君はまだ中学生だからね。これからまだまだ伸びる可能性もあるさ」
悠貴「大きすぎるのも考えものだと思いますけど……」
あい「なぜだい? 高身長、というのは女性っぽさからかけ離れてしまうところもあるかもしれないが、それはそれで魅力的だよ」
悠貴「だって、私『にょわー☆』とか言えないです」
あい「別にあれは高身長の必須ではないぞ」
悠貴「ダジャレも言えません」
あい「それもだな」
悠貴「あんなに胸大きくないです」
あい「アレは規格外だ。というか、君は胸もまだ成長期だろうに」
悠貴「それに、背が高いとからかわれるんです……」
あい「それはいけないな。ただ、君はその高身長とスレンダーなところが魅力なんだぞ? それを少しからかわれるからって、卑屈になってはいけない」
悠貴「はい……」
あい「なんて言われるんだい?」
悠貴「はい。『悠貴ちゃんのモデル体型! もっと太って馬鹿!』とか『悠貴のスレンダー! 羨ましいんだよ馬鹿やろう!』とか」
あい「それは褒められてるんじゃないか」
悠貴「でも『馬鹿』って」
あい「ええっと、それはだな……。ある種の羨望の表現であって……」
悠貴「馬鹿って言ったらダメって教わりましたっ!」
あい「いい子かっ! いい子だけれども! 大丈夫だ、大丈夫。悠貴くんはクラスメイトとかには褒められているし、羨ましがられている。私が保証しよう」
悠貴「あいさんが言うならそう信じます……。でも、他にも」
あい「他にもなんかあるのかい?」
悠貴「はい。混んでる電車の中で呼吸はしやすいですし、つり革に手が届きますし。遊びに行って、同級生がすぐ見つけてくれますし、高いところに手が届きますし」
あい「それはメリットではないのか?」
悠貴「つり革に届かない子たちがみんな私に捕まってくるんですよ? 高いこところのものは全部私にお願いされますし」
あい「頼られるってことは素晴らしいことじゃないか」
悠貴「私も『つり革届かない』とか『これ取って』とか言ってみたいんです!」
あい「ふむ……。その悩みは私にはどうもしてあげられ……」
悠貴「ああっ! わかりましたっ!」
あい「どうしたんだい?」
悠貴「あいさん、きらりさんやってくださいっ!」
あい「はい?」
悠貴「私が背が低い若葉さんの役やりますから、背の高いきらりさんの役やってください。そうしたら、私も小さい気分が……」
あい「落ち着こう。いちいち若葉くんを出すのに関してはもはやスルーしよう。なぜ、私がきらりくんを?」
悠貴「だって、あいさんと私だとそんなに変わらないから『取って』ってできないんです。一回でいいから、そういう気分味わってみたいんです」
あい「……悠貴くんがそこまで言うのであれば私も腹を括ろうじゃないか。君に小さい気分を味あわせてあげよう」
悠貴「ありがとうございますっ! えっと。きらりー、あれ取って―、杏じゃあれ取れないや」
あい「ええっ!? 若葉くんじゃないのかい? 何のために引き合いに出したんだい?」
悠貴「きらりさんはそんなこと言わないっ!」
あい「私の話はスルーか! ん、おほん。にょわー☆ 杏ちゃん? あれが取れないの? きらりが取ってあげるにぃ☆」
悠貴「45点です」
あい「点数制なっ!? なんでそんな点数なんだ……?」
悠貴「きらりさんなら自分で取らずに、杏さんを高い高いか肩車します」
あい「なぜそこまで見てるんだ……」
悠貴「いつか若葉さんに頼られた時のことを考えてですね」
あい「また若葉くんか! もういいよ!」
悠貴「どうもありがとうございましたー」
ちょっと用事があるのででかけます、後半駆け足ですみません。
また帰ってきたら書きます。
↓2で
モバP「拓海と奈緒か。二人共ツッコミをしてる事のほうが多いけど。さあ、どうぞ」
奈緒「どうもー」パチパチ
拓海「どもー」パチパチパチ
奈緒「神谷奈緒と」
拓海「向井拓海だ。二人合わせて」
奈緒「制服乙女だ」
拓海「何だこのコンビ名は! 乙女ってなんだよ」
奈緒「あたしらだけコンビ名をプロデューサーが決めたらしくて」
拓海「あのヤロー……。まあ、そこに引っかかってても漫才できねぇ、受けた仕事はきっちりこなしてやらねぇとな」
奈緒「そうだな。でも、漫才ってのもなー……。経験ないから難しいな」
拓海「ありがとうございましたー」
拓海「なら、ここで漫才の練習するってーのはどうだ?」
奈緒「ここでっ? 本番の真っ最中でか?」
拓海「練習っつーのは大事なんだ。単車乗るときもしっかり教習行って、そうだな。スラロームとか、一本橋とか坂道発進とか」
奈緒「待て待て待て。それは本番前の練習の話だろ!? わかるか? 今は本番の最中だ! 練習するところじゃないだろ」
拓海「じゃあどうやって漫才するってんだよ!」
奈緒「台本書いたろ! それの通りにやるんだよ!」
拓海「バッキャロー! 台本ってのはレール、レールってのは決められた道。アタシたちは、大人に決められたルールに縛られるのが嫌で不良やってんじゃねぇのかよ!」
奈緒「不良じゃねぇし!」
拓海「じゃ、じゃあ……アタシらが拳と拳でぶつかり合ったあの夜は何だったってんだよ! まやかしだったのか?」
奈緒「じゃんけんでグーのあいこが続いただけ!」
拓海「しょっちゅう、夜中まで語り合ってたじゃねぇか……」
奈緒「猫の可愛さについてな」
拓海「学校だって途中でフケたりしてよ」
奈緒「仕事な」
拓海「時には他の奴らとバトったりしただろ?」
奈緒「ライブバトル!」
拓海「マッポの世話にもなったじゃねぇか」
奈緒「早苗さん! もしくは一日警察署長! もしくは各種イベントの警護!」
拓海「ちょっとあぶねぇ薬に手ぇだして……」
奈緒「ダメだ」
拓海「スタ……」
奈緒「それは、ダメだ」
拓海「お、おう……」
奈緒「普段からツッコミばっかりなのに、こういう場面でもツッコミかぁ……。たまにはあたしもつっこまれてみたいぜ」
拓海「突っ込まれてみたい?」
奈緒「ああ」
拓海「卑猥かっ!」
奈緒「何が!?」
拓海「まだ昼間だぞ? それにアタシたちまだJKだし、そういうのは早いっていうか……」
奈緒「え、何が? っていうか、不良とか言ってる割には初心だなおい!」
拓海「じゃあ、お前言えんのかよ!」
奈緒「何をだ?」
拓海「子供の作り方だよ!」
奈緒「何で言うんだよ!」
拓海「言ってみろよ! そんなに初心初心って人のこと馬鹿にするなら、言ってみろよ!」
奈緒「一回しか言ってねぇよ! 何聞いてたんだよ!」
拓海「あー、良いぜ。お前がそこまで言うなら、アタシが言ってやるよ」
奈緒「あたし以外のあたしでも舞台上に見えるのか?」
拓海「子作りってのは、アレだよ。アレだ……。コウノトリさんが運んでくんだよ!」
奈緒「予想してたけどもっ! 保健体育の授業出たことねぇのかよ!」
拓海「アタシは不良だぞ! 保健体育の授業なんて出たことねぇよ!」
奈緒「ピンポイントかよ! そんな不良があってたまるか!」
拓海「不良をカテゴライズするな!」
奈緒「言ってることはかっけぇけど、至る経緯がだせぇ!」
拓海「だせぇ、だと……? アタシはな、かっこ良くなりたくてここまで突っ走ってきたんだ。それを否定されたとあっちゃあ……」
奈緒「な、なんだよ!」
拓海「結局、アタシたちにはコレしかねぇって訳だよ。決着つけようぜ! じゃーんけーん!」
奈緒「だから、じゃんけん!!! もういいよ!」
たくみんは天然ボケだよね
↓2
モバP「心さんと日菜子か……。どうなるか、二人共、どうぞー」
心「どうもー☆ 佐藤心、しゅがーはとって呼んでね♪」
日菜子「日菜子ですぅ。よろしくおねがいしますねぇ…」
心「そういえば、日菜子ちゃんは妄想するのが好きなんだっけ?」
日菜子「ええ、そうなんですよぉ。いつもあんなことやこんなことを妄想して……むふふ」
心「こらこら☆ そんな顔しちゃって、どんなスウィーティーな妄想してるんだい?」
日菜子「日菜子はとある国のお姫様なんです」
心「ふんふん、王道だね♪」
日菜子「ある時、すれ違った国民に一目惚れしちゃいます。でも、日菜子はお姫様、近々隣国の王子との政略結婚が決まっていますぅ」
心「それでそれで?」
日菜子「迎えた結婚式当日。式は進み、ついに誓いのキスの場面になります」
心「おお……、どうなる? ここで乗り込んで来たらとってもスウィーティー☆」
日菜子「そこでドアが開かれます」
心「うんうん!」
日菜子「日菜子は俺と結婚するんだ! 望まない結婚なんかさせられない!って走ってくるんですぅ……」
心「いや~ん、かっこいい。はぁともそんな彼氏欲しい……って何言わせんだコラ☆」
日菜子「俺の前に何人立ちはだかっても無駄だぁ! どけぇ! どけぇ! おらぁ! どけぇ! あっ、ちょっと多い……」
心「ん?」
日菜子「さっきまでこんなにいなかったでしょ! 何人いるんだよっ! どけぇ! 日菜子ぉ! どこだぁ! 日菜子はここですよぉ! 日菜子が見えないっ!」
心「日菜子ちゃん?」
日菜子「くっそ、一人ひとり相手してたら埒が明かない……。あんまりこんな手は使いたくなかったが……」
心「ちょっと待って☆ 一人芝居も甚だしいぞ♪」
日菜子「バキュン! ズガガガガッ! バキュンバキュン! バララララ! チュンチュン! うわぁ! 被弾したぁ! 衛生兵! 衛生兵!」
心「音真似のクオリティ高すぎだぞ♪ じゃなくて」
日菜子「あと、あと少しで日菜子に……。バキュン! うぐっ……。日菜子……ガクッ」
心「死ぬのかよ☆ スウィーティーなハッピーエンドはどうなった♪」
日菜子「あれ、この人知らない人……」
心「って、知らないんかいっ♪ もういいわ、日菜子ちゃん変わって☆ はぁとがほんとにスウィーティーな妄想を見せてあげるから♪」
日菜子「はぁい……」
心「26歳のはぁとは結婚適齢期が着々と過ぎ、焦るアイドル。友達も結婚してる人が増え、引き出物のカタログが部屋にたまる」
日菜子「現実的なところからスタートするんですねぇ……」
心「そんな中で母親が倒れ、そんなに興味のなかった見合いを受けることになったはぁと」
日菜子「ふむふむ」
心「母親に花嫁姿を見せたいという一心から、結婚を決意してしまう」
日菜子「今のところスウィーティーなところは見当たらないんですけど……」
心「迎えた結婚式当時。ついに誓いのキスの場面になります」
日菜子「あれぇ?」
心「そこでドアが開かれます」
日菜子「はぁとさん?」
心「はぁとは俺と結婚するんだ! 望まない結婚はさせられない!って走ってくる」
日菜子「ちなみに、どなたが走ってくるんですかぁ……?」
心「すれ違った国民、かな?」
日菜子「日本国民ですか?」
心「とある国の?」
日菜子「何で疑問形なんですかぁ」
心「っかしーな♪ スウィーティーでしゅがしゅがな妄想のはずだったんだけどな」
日菜子「やっぱり日菜子の方が妄想できますよぉ。変わって下さい」
心「おっけー☆」
日菜子「世界は核の炎に包まれていました」
心「ん?」
日菜子「その中で日菜子は運命的な出会いをします。相手はその国の国民です」
心「嫌な予感♪」
日菜子「飢えていた男の人に日菜子は、引き出物のカタログを渡します」
心「すとぉーっぷ! 引きづられてるぞ☆ 変わって?」
日菜子「はぁい」
心「はぁとは未知の技術で生み出された生物なんだけど」
日菜子「ダメですよぉ。変わりましょ?」
心「うーん、おかしいな☆」
日菜子「さっき舞台袖でプロデューサーさんに言われたんですけどぉ」
心「妄想ですらなくなっちゃったじゃねーか☆ というか、わりと序盤からスウィーティーじゃなかったじゃんもー」
日菜子「むふふ……」
心「いつも妄想してんの?」
日菜子「トップアイドルにする妄想なら」
心「それは妄想じゃないぞ☆」
日菜子「え?」
心「はぁとが日菜子ちゃんも一緒にトップアイドルにしてやるよ♪」
日菜子「むふ……むふふ……日菜子、はぁとさんと結婚しますぅ……」
心「もういいよ♪ ありがとうございましたー」
いたるところで見たことあるような展開でサーセン
↓2
また明日とかやります
モバP「瞳子と忍か。アイドルというのに関して思い入れがある二人だな。それが漫才にどうでるか。ヨロシク頼むぞ」
瞳子「どうも、よろしくお願いします」
忍「ども~! よろしくね! アタシは工藤忍だよ!」
瞳子「私は服部瞳子。二人で偶然像よ、みんなよろしくね?」
忍「よろしくね!」
瞳子「忍ちゃんはアイドルを夢見て青森から出てきたのよね?」
忍「はい! 今思い返すと、無謀だし少し恥かしいところもありますけど。こうしてアイドルできてるのが嬉しいです。あ、そういえば、瞳子さんはこのプロダクションに入る前もアイドルやってたんですよね? どうして辞めちゃったんですか?」
瞳子「そうね……。周りの環境、自分の能力、理想と現実とのギャップ。色々思うところはあるけれど、一番は……」
忍「つまるところ、考えが甘かったってことですね」
瞳子「そう、私自身の……。って、え?」
忍「え? トータルすると考えが甘かったから、環境に適応できなかったり、ギャップを埋められなかったりしたんですよね?」
瞳子「間違ってないわ。間違ってないけれど、もう少し……こう、ないかしら?」
忍「んー?」
瞳子「可愛く首を傾げてもダメよ! 一応よ? 芸歴は私のほうが上だし、年上だし、このプロダクションのデビューでも先よ?」
忍「はい!」
瞳子「良い返事ね! と、なると私の言いたいこともわかるわよね?」
忍「はい! あれですね? 『的を射たことを言われて耳が痛いので、芸歴や年齢などの権力を使って、思ってもいないごますりをしてくれ。そうすれば私の心が少しは穏やかになる』っことですよねっ」
瞳子「言い方! でもまあ、ニュアンスはそういうことね」
忍「でも、アタシには言えません……」
瞳子「どうしてよ」
忍「だって……。瞳子さんは一度挫折して、辛かったはずなのに。この世界に戻ってきて、アタシたちの先輩としてお手本になってくれてるんです。なのに……何があったかは知りませんけど、そんな弱気になって……。アタシはそんなこと言えないですっ!」
瞳子「忍ちゃん……」
忍「瞳子さん……」
瞳子「やさし……」
忍「まあ、権力振りかざしてくる先輩なんかに従わないってだけですけどね」
瞳子「忍ちゃん! はっきり言って! 私のことが嫌いなら、そうとはっきり言ってよ!」
忍「嫌いなわけないじゃないですかっ! 何言ってるんですか!」
瞳子「思いの外否定が強くてビックリだわ」
忍「嫌いっていうか。ちょっと苦手で。一挙手一投足に苛立つと言うか、生理的に受付ないというか……」
瞳子「それを世間では嫌いって言うのよ!? 知ってるかしら!?」
忍「それはそうと、今度アタシ、瞳子さんと同じお仕事あるんですよね。頑張りましょうね!」
瞳子「ここまででの流れでっ!? 私はどんな顔して貴方と仕事すればいいのかしら!」
忍「ええっと。あれじゃないですか? 局のお偉方に媚びを売る時のような、ヘラヘラした嫌な笑顔で」
瞳子「私なにかしたかしら! 親御さんの仇みたいなレベルで嫌われてるじゃないの!」
忍「瞳子さん覚えてないんですか……?」
瞳子「何よ?」
忍「瞳子さん、一度だけですけど。青森に営業に来たことありますよね?」
瞳子「え、ええ……」
忍「広場での小さなライブイベントでしたね」
瞳子「ええ」
忍「お客さんがあまりおらず、曲の途中で帰り始める人も」
瞳子「そうだったわね……」
忍「でも、その中でも一人最前列で手を降っていた女性がいたはずです」
瞳子「そうね、でも、それが何の関係が」
忍「何の関係が、ですかっ!?」
瞳子「所々声荒らげるのやめてもらっていいかしら? 驚いてしまうわ」
忍「なんだって? ところどころ声を荒げるから驚く。ですって!?」
瞳子「言ったことまんま! ほぼ復唱!」
忍「その……。そのライブ会場の最前列に残っていた人は……」
瞳子「私の母ね」
忍「そう! 瞳子さんのお母様です!」
瞳子「えっ!?」
忍「瞳子さんのおかあ……」
瞳子「だからっ!?」
忍「急に大声出すのやめてもらっていいですか……。ほんと、なんかその……。嫌です」
瞳子「大嫌いじゃない! 私の事ものすごく嫌いじゃない!」
忍「あ、いえ……そのようなことは」
瞳子「たどたどしいっ!」
忍「そろそろオチの時間らしいですよ?」
瞳子「この流れで落とせると思ってるのかしら!?」
忍「一つ、この状況を打破する魔法の言葉がありますよっ!」
瞳子「聞かせて頂戴」
忍「嫌よ嫌よも好きのうち、ってね?」
瞳子「お後がよろしい……のかしら?」
忍「どうもありがとうございましたっ!」
のあ
あんず
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