モバP「カラオケに行こう」 (207)


・これはモバマスssです
・キャラ崩壊があります
・書き溜めは無いので、のんびり書いていきます


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ちひろ「はぁ…」


P「どうしたんですか?溜息なんてついて」


ちひろ「いえ…先日は楽しかったなぁ、なんて」


P「先日?」


ちひろ「このあいだ、私もお願いシンデレラを歌わせて貰ったじゃないですか。わざわざステージまで用意して頂いて」


P「あぁ、とっても素敵でしたよ。ステージの上に太陽があった、そう感じました」


ちひろ「随分とプロデューサーさんらしからぬ表現ですね、何かに影響されましたか?」


P「昨日読んだ漫画の冒頭がそうだったんです。天使の方が良かったですか?」


ちひろ「別にどっちでも構いませんけど…」





P「そう言えばその漫画のヒロインの名前が奈緒だったなぁ」


奈緒「呼んだ?プロデューサー」


P「おはよう奈緒。別に呼んでないぞ」


ちひろ「おはようございます、奈緒ちゃん」


奈緒「おはようございます。で、何の話してたんだ?」


P「ちひろさんがこないだ歌った話だよ。凄く上手だったよなって」


奈緒「それは確かにそうだったなぁ…ちひろさんはアイドルはやらないのか?」


ちひろ「私は別に…歌うのは嫌いじゃないですけど、今はこの仕事で満足してますから」



P「そんなんでちひろさんに満足されちゃこまりますよ」


ちひろ「え?」


P「よし、今週末カラオケに行きましょう!」


ちひろ「カラオケですか?それなら構いませんけど」


P「そうと決まれば早速、みんなに連絡します」


奈緒「誰誘うんだ?」


P「そらーうちの部門全員だよ。もちろん奈緒もだぞ」


P「ちょうどみんなオフだった筈だし、いいだろ?予定が無ければだけど」



奈緒「あたしは構わないけど、全員集まるのか?流石に誰かしら用事があるだろ」


P「まぁそれは誘ってみないことには分からないさ。ほい、みんなに個人ライン送ったぞ」


奈緒「ん、あたしにも来た。なになに…」


『今週末、確かオフだったよな?よければ一緒にカラオケ行かないか?』


ちひろ「……」


奈緒「……」


P「ん?どうした二人とも」


奈緒「まぁ…うん」


ちひろ「…プロデューサーさん、胸ポケットに時計か写真を入れておくといいかもしれませんよ」





?「ふーん、プロデューサーとカラオケデート…まぁ、悪くないかな」


??「一緒にカラオケかぁ…ポテト注文させてくれるかな」


?????「カラオケのお誘いかー。ふんふんふふーん、これはこれはー」


?「二人きりでカラオケなんて、彼も随分と踏み切ってくるわね」


???「カラオケ 未成年 保護者同伴…23時まで…早い」


??「カラオケデート、ですか…今のうちにどういう事をすればいいのか調べておかなければ…」


??「おーう、やるねぇ。これはあたしも頑張るかぁ」


?「プロデューサーくん気が早いなぁ。よーし、唯やっちゃうよ〜」


??????「Время настало」

?「ぴにゃぴにゃ、ぴーにゃぴにゃ」

P「お前には送ってねーよ」


週末、カラオケ前


P「みんな大丈夫って言ってましたし、全員集まれるといいですね」


ちひろ「あ、はい。そうですね…」


P「そろそろカラオケに着きますよ」


ちひろ「胃が痛い…胃薬買ってきていいですか?」


P「あ、なら後で俺のやつ渡しますよ」


P「到着!よーしみんないるな、おはよ…う…」



凛「ふーん…ふーん…悪いかな」


加蓮「…プロデューサーなんて医者に診断ミスで胃癌って判断されちゃえ」


奏「…冥界へと誘われし漆黒の翼」


フレデリカ「ふふーん、フレデリカは可愛いからしょうがないね。でも2号は嫌だよー」


ありす「一夫多妻 国…アフリカですか。私は日本がいいので私一人に絞って下さい」


文香「いきなり大人数でだなんて…そんな…」


アナスタシア「アー…プロデューサーは星になりたい…ですね?」


唯「えーどうせなら唯二人きりがいいよー…だめぇ?」


周子「関東って関西とちがって愛人制度が認められてるのかな。ならうちの地元に来てよ」


奈緒「…分かってはいたさ…分かってはいたけど!」


P「…なんかカラオケ前の一箇所だけ空気が違う…」


ちひろ「自業自得です」


P「お、おはようみんな!大切な休日なのにきてくれてありがとな!」


凛「うん、大切な久しぶりの休日だったけどプロデューサーとカラオケって聞いたら行くしかなかったよ…ついさっきまでは」


P「なんだ凛?急に体調崩したか?胃薬ならあるぞ」


加蓮「なんで胃薬なんて持ち歩いてるの?ストレス溜まるから?」


P「前に胃癌のドッキリやった時買ったんだけど使わなかったから持ち歩いてた。いる?ポテト食べるともたれない?」


加蓮「いらないよ、私若いし」


P「うっ…地味に刺さる…」



ありす「なんでグループラインの方で言ってくれなかったんですか?」


P「ほら、それで他のみんなが来れるって言ってるのに一人だけ来れない人いたら可哀想だろ」


ありす「あとから知る方が辛いと思うんですけど」


P「それもそうだ…ありすは賢いなあ」


ありす「一人前のレディーとして当然の事です」


文香「…プロデューサーさんは…12歳の女の子にも手を出すんですか…?」


P「え、なんでそうなるの?」


文香「カラオケに男女で来るのは、つまりそういう事…だと…」


P「おいありす、文香にネットを教えたから大変な事になってるじゃないか。やっぱり賢くないな」


ありす「え、酷くないですか?」


周子「つまりプロデューサーは元からみんなでカラオケに行くつまりで誘ってたって事だね」


フレデリカ「それなのにみんな勘違いしちゃって〜バカだね〜」


奏「それにしては貴女も随分とお洒落な服を着て来ているじゃない」


フレデリカ「フレちゃんはいつでも究極に絶対お洒落特権だよー」


唯「でもでも、それだと人数多過ぎるよね。分けるの?」


P「そうだな、ちょうど12人だし4人ずつ3部屋でコロコロ交代していけばいいんじゃないかな」


P「じゃあみんな、四人組になってくれー。三人か二人のとこに俺とちひろさんが入るから」


P「…二人組み…準備体操…うっ」


文香&橘&唯
加蓮&凛&アーニャ
周子&奏&フレデリカ


P「…なぁ、なんで奈緒が余ってるんだ?」


奈緒「いや、まぁ…うん」


奈緒(みんなの視線が痛い…そうだよな、だってあたしが入る=プロデューサーは入らない、なんだから)


奈緒(くそっ、何時もとは違うメンツで歌って隠れオタを探そうなんて思わなければ良かった)


奈緒(…すまん加蓮、凛、アナスタシア)


奈緒「じゃ、じゃああたしは凛たち…と…


奈緒「 」


奈緒(…っぶねぇ!今絶対殺意飛んできた!加蓮はまだ大丈夫だけど他二人の目が完全に殺人鬼だぞあれ!)


奈緒(まだ見終わってないアニメがたくさん残ってるのに…せめてパソコンとスマホのデータを消去し切ってからじゃないと…)



ちひろ「…仕方ありませんね」


奈緒「?!ちひろさん?」


ちひろ「では、三人×四組にしましょうか。奈緒ちゃんには申し訳ないですけど、私とプロデューサーさんとの三人で


凛「仕方ないなぁ、奈緒。私達と一緒に奏でようよ、蒼の楽団のハーモニーを」


奈緒「え、あぁ、うん…よろしく」


ちひろ「私は文香ちゃんのグループに混ざりますので、プロデューサーさんは奏ちゃん達のグループへ」


P「疲れそう。じゃ、2時間くらいしたら部屋移動しましょうか」


P「今からフリータイムなら8時間はあるし、十分だろ」


ちひろ「次のグループは私がくじで決めておきますので、時間になったらラインの確認をお願いしますね」


ガチャ


P「カラオケなんて久しぶりだなぁ。テンション上がるわ」


フレデリカ「んふんふー、アタシと一緒に歌って踊れば今年一年幸せが約束されるよー」


周子「しゅーこちゃんと歌って踊ってとある用紙にサインすれば一生幸せが約束されるよー」


奏「現役アイドル三人と個室で騒ぐなんて、役得じゃない」


P「…テンション下がりそうだからどんどん歌おう!よし、俺から入れちゃうぞ!」


『明日があるさ (ジョージアで行きましょう編)』


P「プロデューサーがカラオケっていったらコレだよなぁ!」


フレデリカ「ヒューヒュー、高得点狙おーう。採点入れてないけど」


奏「別に点数なんていいんじゃない?大切なのは相手に想いを届ける事よ」


周子「おおーう、奏君もかなり蒼だねえ」


P(…蒼って?)


フレデリカ・周子・奏(ああ!)


P(?!)


P「ーーふぅ、思いっきり歌うと思ったより疲れるなぁ」


フレデリカ「お疲れ〜え。さあて、気になる点数の方は〜?」


周子「ドゥルルルルルルルル、ででどん!」


フレデリカ「中吉!恋愛運は良し、運命の人はすぐそこにいるよー」


P「なんだそりゃ…突っ込みどころしかないな」


奏「突っ込むなんて…」


P「まって奏、お前そんな事言うキャラじゃなかっただろ」


周子「さーて、じゃあしゅーこちゃんも珍しく真面目に歌っちゃおうかな」


フレデリカ「アタシもうたうよーん」


奏「なら私も一緒に歌おうかしら」


周子「ならせっかくだしプチLiPPS結成だね」


P「お、って事はもちろん曲は」


『Tulip』



奏「忘れて来てあげたのよ 自分の傘は」


フレデリカ「雨の日は寄り添って近づけるでしょ」


周子「公園のチューリップも濡れて咲いてる」


フレデリカ「このチャンス 逃したら次はないかも」


周子「くちびるはしゃべるためじゃなく」


奏・周子・フレデリカ「キミのためにキスするために咲いている」


P(流石に上手いなぁ…うん、いや、かなり凄いけど)


P(ずっとこっち見ながら歌われるとこっちも反応に困る)


P(え、何?誘ってるの?いやいや、そんな訳無いよな…)




「この後はもっと skip skip skip…なんてね」


フレデリカ「ふー、疲れたー。プロデューサーくん、どうだったかね?」


P「え、あ、かなり良かったよ。なんか凄い迫力だったぞ」


奏「それだけなのかしら?せっかく貴方のために歌ってあげたのに」


周子「しゅーこちゃん的には唇にプレゼントをくれると評価高いよ」


P「はっはっは、ご冗談を。にしてもやっぱ生で聴くと全然違うなあ」


フレデリカ「それはそーだよ。想いが詰まってるからねー」


周子「さーて、じゃあ次はこんちきする歌にしようかな。一度歌ってみたかったし」


『花簪ーHANAKANZASHIー』




周子「いーまー」


周子・フレデリカ・奏・P「こんちきちん!こんちきちん!」


周子「祭囃子がおこしやすーお月様はんなりと夢照らしてー」


周子・フレデリカ・奏・P「こんちきちん!こんちきちん!」


周子「四季に映した愛しみー出会いと別れをーあゝ繰りかえーすー」


P「うーん、良い…周子verもCD出してもいいかもしれない」


周子「もっと褒めてもいいんだよー」


P「流石俺の育てたアイドルだ!とっても良かったぞ!」


周子「あ…うん。ありがと…」


フレデリカ「あれあれー、珍しいものが見れましたなぁ奏さん」


奏「ふふっ、そのくらいにしておいてあげなさい」



P「何歌おうかな。高速道路は…流石に無いか。じゃあこれだ」ピッ


『SPY』


奏「…プロデューサー、浮気でもされたの?」


P「いや、そういう訳じゃないけど。普通に好きなだけ」


奏「ふーん…」


P「ってか奏がこの曲知ってる事が意外だな。マッキーは有名だけど知られてるのって他の曲だから」


周子「これ、どんな曲なの?」


奏「男版relations」


フレデリカ「なるほどー、プロデューサー振られたの?」


P「だから違うって。そもそも誰かと付き合ってるなんて言ってないだろ」


周子「それもそだね。それ以前にプロデューサーが他の誰かと付き合えるなんて思えないし」


P「うっわ辛辣」


P「だけど信じてる 信じてる どうか信じさせて」


フレデリカ「必死だねー。月末で引き返せなくなった人みたいだよ」


奏「なによその無駄にピンポイントな例えは。それにしてもプロデューサー結構上手いわね」


P「そしていつか思い出して 嘘も見抜けない程 恋に落ちた役立たずのスパイを」


周子「ひゅーひゅー。上手いねえ」


P「一時期マッキーにハマってたから、割と歌い慣れてるんだよ」


奏「失恋には?」


P「慣れるほど恋愛してないかな…」


フレデリカ「むむむ、これは負けてられないね。という訳で、真面目モードフレちゃんいくよー」


『piece of cake』




フレデリカ「It's a day for kiss… いつだって逢おうよ!」


P「…?……?!」


フレデリカ「ホントはねずっと気付いてたんだ ナイショでこっちを向いていたの おんなじ気持ちだったから」


周子(これはこれは…)


奏(ほんとに真面目モードなのね…表情はいつも通りだけど)


P(すげぇ上手い…相変わらずこっち見ながら歌ってるけど)


P(にしてもフレデリカらしからぬ曲だな。歌手は…あっ、やっぱフレデリカだわ)



フレデリカ「Yes, it's a piece of cake だってもう、あなたなんだよ「もしかして」が「やっぱり」に変わったの I LOVE YOU」


P(普段あんなキャラのフレデリカが真面目に歌うとヤバイのはTulipで知っていたがまさかここまでとは…)


P(なんでだろう、フレデリカが可愛く見えてくる。黙れば美人、喋れば超美人なら歌えば究極美人だな)


フレデリカ「「好き」って言ってほしいな いまだって、ずっと待ってるんだ きっと…きっと! 恋人になれる It's a day for kiss!」


周子「上手いなーフレちゃん。危うく惚れかけちゃったよ」


奏「貴女も随分と歌い慣れてるみたいだったけど、練習したのかしら?」


フレデリカ「どーだろーねー?聞かせたい人がいたから練習したのかもしれないよー?」

今日はもう寝ます
このグループであと1.2周したらチェンジする予定
暇な人は過去作貼るんで是非

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メドレー終わったので再開します


奏「良い雰囲気になられても困るし、私も曲入れるわよ」


『星のかけらを探しに行こう again』


奏「今宵星のかけらを探しに行こう 舟はもう銀河に浮かんでる 願い忘れたことがあったから もう一度 向い合せで恋しよう」


フレデリカ「おーう、オシャレソング」


P「オシャレソングなのか?とは言え結構イメージに合ってるなぁ」


奏「意外なのが良かったのならハピダリでも歌ってあげましょうか?」


P「コール疲れるから遠慮するよ…」



奏「今度はもっともっと素直になれるよ もう二度とふたりはぐれないように…」


周子「ひゅー、さっすがぁ。上手いなあ」


フレデリカ「だがやつはプチTulip四天王にて最弱」


P「三人なのに四天王なのか?」


フレデリカ「うーん…じゃあプロデューサーも入る?」


P「疲れるから遠慮するよ…にしても、流石奏だな」


奏「もっと情熱的な言葉を掛けてはくれないのかしら?」


P「俺にそんな無茶ぶり要求されても困るんだけど」


周子「さて、取り敢えず一周はした事だし。そろそろ採点でもいれてこうか」


フレデリカ「おー、最下位は次の週までドリンク係だねー」


P「あっ、俺ドリンク係って事?」


奏「諦めるの早くないかしら?」


P「現役アイドルにカラオケで勝てる訳ないだろ…」


フレデリカ「妨害すれば勝てるんじゃないかなー?」


P「んな事しないわ…さて、次の曲いれるか」


『奏』

よし、ここはイケメンと春(季節)繋がりで福山雅治の桜坂を歌おう



周子「お、定番だね」


P「俺大好きなんだよね、奏が」


奏「…大丈夫よ、私はそんなにおめでたい女じゃないわ」


フレデリカ「って言う割には緩い顔してるよー」


周子「フレちゃん目が笑ってないよ」


フレデリカ「真のアイドルは目で笑うんだよー」


周子「じゃあやっぱり笑ってないじゃん」



P「君が僕の前に現れた日から 何もかもが違くみえたんだ 朝も光も涙も歌う声も 君が輝きをくれたんだ」


周子「これをプロデューサーが奏ちゃんの為に歌っていると思うと胸熱ですなぁ」


奏「やめてよ周子、もしこれで私の点数が一番低くなったら貴女のドリンクは茶葉オンリーよ?」


周子「それもうサラダだよね」


フレデリカ「そうだよしゅーこちゃん。プロデューサーが誰かの為に歌うなんてありえないよーん」


奏「…貴女も若干キャラブレてないかしら?」


P「たとえばそれがこんな歌だったら 僕らは何処にいたとしてもつながっていける」


P「…ふぅ、お前ら妨害しなくてもどうせ勝てるだろ…」


周子「そんなつもりは無かったんだけどね」



フレデリカ「さーて、気になる点数はー?」


『84.5点!』


フレデリカ「うわー、すっごくコメントしづらい点数だねー」


P「なんかさっきから辛辣過ぎない?」


奏「上手かったけれど、時折音程がずれていたもの」


周子「誰かへの熱い思いが溢れてズレちゃったんだろうね」


フレデリカ「単純に練習不足だねー、プロデューサーもトレーナーさんのレッスン受けてみる?」


P「いやいいよ、辛そうだし」



奏「さて、じゃあ次は私が歌おうかしら」


周子「プロデューサー、今の彼女は精神状態が不安定じゃ。妨害すれば勝てるぞい」


P「だからんなことしないって」


『Be My Boy』


P「おっ、残念な神曲」


フレデリカ「返信返ってこないの?」


奏「誰かさんにラインしてもなかなか返ってこないんだもの」


P「そりゃ仕事して疲れ果てて寝て仕事だからしょうがないだろ…なんか蒼くて返信し辛い内容のライン多いし」

蒼「ふーん……その蒼いのってきっと可愛いんだろうね」



奏「「今どこにいるの?」そんなの聞ける距離じゃないし「今なにしてるの?」知りたいけれど不自然かな 送る直前に何度も消して打ち直して メールの返事にいったい何分かかってるんだろ?」


周子「あー、確かに蘭子ちゃんもあの言葉でラインするの大変って言ってたし、クールな人って意思疎通に時間がかかるんだね」


フレデリカ「あれー?周子ちゃんもクールじゃないの?」


周子「あたしはほら、全てを統べるハイブリッドアイドルだから」


フレデリカ「おー、燃費良さそー」


周子「そりゃシンデレラガールですから」


P「お前ら歌聞けよ」


フレデリカ「ちゃんと聞いてるよー。今日のおやつはフルーツタルトだよねー?」


P「ちがうしなんでかな子verなんだよ」


奏「ドキドキが止まらない キラキラが眩しくて ワクワクを期待して 会いにいこう ぐるぐるはもうやめた ハラハラを刺激にしていますぐ送信!」


P(やっぱ上手いなあ…こりゃ負けたわ)


P(…なにやら周子がジェスチャーを送ってくる…なになに?スマホを見ろ?)


P(ん、周子からラインが来てる…最後のサビで奏をドキッとさせる様な一言を言えば勝てる?)


P(いやいやいや、だから妨害なんてしないって…)


P(続きがきた…ええと、あたしが送った文を読み上げるだけでいい?)


P(…これなら周子のせいに出来るし、やるか)


奏「Babyそばにいて Baby見つめてて 言えないけどBe My Boy Baby友達じゃ Babyもうヤダよ 近づきたいBe My Boy, Baby」


P「綺麗な声だ…でもそれ以上に歌ってる姿が綺麗だ」


P「…奏は、俺の事どう思ってるんだろう…」


奏「えっ…?」


奏「…!周子!あなた


周子「奏ちゃーん、歌詞まだあるよー」


奏「あっ…「君のことが好きだよ」」




『83.0点!』


周子「おー、なんかさっきよりも凄く普通っぽい点数だね」


フレデリカ「最後の部分ちゃんと歌えてたらもっと高かっただろーねー」


奏「プロデューサー…何か言う事は?」


P「俺は悪くねえっ!俺は悪くねえっ!!これも全部塩見周子ってやつの…ほんとごめんなさい」


奏「まぁいいわ…周子、最期に何か言いたい事はあるかしら?」


周子「あ、次あたしの曲だ」


奏「歌ってる途中でキー変えてあげようかしら」


周子「おっ、それは音程完璧ガールのしゅーこちゃんに対する挑戦状かな?」


奏「…はぁ、もういいわ…」


『世界中の誰よりきっと』


P「うわなっつ」


フレデリカ「カラオケだと割と定番らしーよ」


周子「まぶしい季節が黄金色に街を染めて 君の横顔そっと包んでた」


奏「…」ぴっ


『キーが上がりました』


周子「世界中の誰よりきっと熱い夢見てたから 目覚めてはじめて気づくつのる想いに」フフーン


奏「…」ぴっ


『キーが下がりました』


周子「世界中の誰よりきっと果てしないその笑顔 ずっと抱きしめていたい季節を越えていつでも」ドヤァ


P「流石周子、アイドルやってるだけあるな。あと奏、そんなムキになるなよ…」


周子「ずっと抱きしめていたい 季節を越えてーいつでもー」


周子「…ふふーん」


『90.0点!』


周子「さっすがしゅーこちゃん、音程完璧!」


フレデリカ「まさに世界レベルだねー」


奏「私の完敗よ…」


周子「正義は勝つのさ、いつの時代も」


P「正義ってなんだよ…」


フレデリカ「さぁ?さーて、次はフレちゃんだよー。邪魔しないでねー?絶対だよー?」


周子「わかったわかった、絶対しないからね」


P「安心しろ!俺がちゃんと邪魔しない様に見張っておくから!」



『ミラクルペイント』


フレデリカ「夕闇のキャンバスにワインレッドの夕日を見送ったー帰り道 あなたのハートはもう私のこと描いてるのかーなー」


P「ん、これまた意外なとこから曲がきたな。奈緒とカラオケでも行ったのか?」


周子「でもフレちゃんっぽいリズムだね」


P「またこっち見ながら歌ってるけどな」


フレデリカ「ミラクルペンティーン キセキのショーター 魔法の一筆で夢中にさせて 爪の先まで全て あなた色に染めてー」


P「歌詞適当だなあ」


周子「奇跡のショタってなんなんだろ?」


P「ショータイムだよ」


奏「…ショタのショータイム…」ボソッ


P「…」



フレデリカ「しゃーばーとぅりらーとぅりらーとぅららしゃばらるっぴるららぱるわ」


P「最後面白いほど適当だったな」


フレデリカ「だいじょーぶだいじょーぶ、いつもてきとーだから」


P「え、でもさっきの歌はちゃんとしてたじゃん。迂闊にもドキッとするくらい」


フレデリカ「…まぁまぁ、取り敢えずドリンクバー係は回避出来たんじゃないかなー?」


『84.5点!』


奏「あら、プロデューサーの点数とピッタリね」


フレデリカ「コメントに困る点数にコメントしやすくしてあげたんだよー」


周子「適当じゃなかったんかーい」


フレデリカ「てきとーだよーん」


周子「そして奏ちゃんがドリンクバー係決定だね」


奏「何の茶葉がいいかしら?」


フレデリカ「アタシはフランス人らしくカフェオレの茶葉がいーなー」


周子「じゃああたしは宇治抹茶で」


奏「残念だけどそもそも茶葉なんて無かったわ」


P「まぁカラオケのドリンクバーだしな」


奏「アイスティーにしちゃったけど、良かったかしら?」


周子「いいっすよー」


フレデリカ「冷えてるかなー?」


P「やべぇ急にこの部屋にいるのが怖くなってきた」


周子「まぁまぁ、二周目といこうよ」


P「あっ、曲どうしようかな…よし」


『最大公約数』



P「僕の二歩は君の三歩 僕の四歩は君の六歩 そんな風にこれからも 歩いていければいいと思うんだ」


周子「おー、今度は誰に向けて歌ってるんだろ?」


奏「前提がまずおかしくないかしら?」


フレデリカ「理系チックだから多分フレちゃんだねー」


周子「あれ?フレちゃんデザイン学科じゃなかった?」


フレデリカ「理系って思ったらそれが理系なんだよー」


周子「おおう、ロックだねえ」


P「分かり合えない想いは無理に頷くためではなく いつかの楽しみに そうとっとこ」


奏「素敵な曲ね」


周子「高音もバッチリだし高得点が期待出来ますな」


P「雨のち晴れのち曇り 僕のち君のちつまり そうやってこれからだってやっていこう」


周子「つまりどーゆーこと?」


フレデリカ「アタシ気象予報士じゃないから分かんないかなー」


P「…やっぱお前ら俺の邪魔しようとしてない?」


周子「そんな気は毛ほどもないよ」


『86.5点!』


P「まぁさっきよりは高いしいいか」


周子「さーて、あたしはどうしよっかなー」


フレデリカ「あ、どうせなら三人でデュエットしようよー」


奏「そうね、なら曲はどうしようかしら」


周子「三人組ユニットの曲にすればよさげ?」


奏「そうね、周子に任せるわ」


周子「うーん、じゃあこれで」ぴっ


『オーバーマスター』


フレデリカ「おー、スリルのありそうな曲だねー」


周子「パートは適当でいいよね。誰も歌わなかったらその時はプロデューサーがなんとかしてくれるよ」


P「ちょっと無理があるんじゃないかな」

よし奏さんにdear...歌わせよう

フレちゃんにはDo-Daiかな


フレデリカ「カッコ悪いわよ アタシを堕とすの バレてるの」


周子「カッコつけたところで 次に出るセリフ プランBね」


フレデリカ「優しさ欲しいと思ってる?」


奏「やっぱアンタには高嶺の」


フレデリカ・周子・奏「花ね」


周子「ココに響き渡らなくちゃ」


フレデリカ・周子・奏「意味がないのよ!」


P「お前ら絶対打ち合わせしてただろ」



フレデリカ・周子・奏「Thrillのない愛なんて 興味あるわけないじゃない」


奏「分かんないかな…」


フレデリカ・周子・奏「Tabooを冒せるヤツは 危険な香り纏うのよ」


周子「覚えておけば?」


フレデリカ「Come Again!」


P(こいつらほんと喋んなければカッコいいのになぁ…無理か)



『89.3点!」


P「おお、やっぱ高いなあ」


フレデリカ「どーだったー?ハニー」


P「ハニー?まぁ凄くカッコよかったよ」


周子「あたしは何時でも完璧さー」


P「せめて一人称だけでも似せる努力しようか」


奏「ええと…面妖な」


P「もうちょいがんばれ」


周子「さーて、じゃあ次こそあたしのソロだね。何にしよーかな」



『Time after time~花舞う街で~』


P「おお、迷宮のクロスロード」


フレデリカ「名前の数字順に殺されてくんだっけー?」


P「それはその前のやつだな」


周子「もしも君にめぐり逢えたら 二度と君の手を離さない 春の終わり告げる花御堂 霞む花ひとひら」


フレデリカ「おー、なんか京都っぽーい」



周子「Time after time 君と色づく街で 出逢えたらもう約束はいらない」


P「かっこいいなぁ、にしてもいい曲だ」


奏「ロマンチックな詩ね」


P「まぁ元の話が若返りとかSAO的な事とかしてるし、多少はね?」


周子「誰よりもずっと傷付きやすい君の そばにいたい今度はきっと」


フレデリカ「ひゅーひゅー。で、しゅーこちゃんは誰に向けて歌ったのー?」


周子「そりゃーもうフレちゃんにだよー」


フレデリカ「おーう、サンキューマイフレーン」


フレデリカ「さて、気になる点数はー?」


『87.6点!』


周子「むむ、下がっちゃったか…」


奏「でもドリンクバー係は回避したじゃない。良かったわね」


周子「おっとお、若干言葉の端から棘が見え隠れしてるんだけど」


奏「気のせいよ。それより次は私の番ね」ぴっ


『アムリタ』



奏「聴かせて懐かしい歌を 遠くで口ずさんで 聖なる蜜のように夢のようにその中で眠らせて」


P「綺麗な歌と声だな。これ誰の曲だったっけ?」


フレデリカ「こないだまゆちゃんとカラオケ行った時に歌ってたから、多分まゆちゃんの曲だよー」


P「いやいやいや、え?あの子こんな曲歌えるの?マジかようちの部門にスカウトしたい」


周子「無理でしょ、本人が担当プロデューサーにベッタリだし」


P「まぁそうだよな…」


フレデリカ「プロデューサーはヤンデレが好きなのー?」


P「…前の妹の演技の時に懲りてるからいいや」



奏「銀色の雨が降ってきたら私だと思って涙を拭いて」


周子「こっちの方がロマンチックじゃない?」


フレデリカ「雨が私って、沢山いるのかなー?」


周子「分身の術だよ、多分」


フレデリカ「つまり私は忍者だったんだねー」


P「ぜってぇ違うよ。作曲者と歌手に謝れ」


周子「忍者を否定…まさか貴様、侍か?!」


P「んな訳ないだろ。ってかお前は忍者と侍をなんだと思ってるんだ」


フレデリカ「でもほら、タマちゃんが時代劇見たとき忍はズルだって言ってたよー?」


P「もういい、こんな会話に混ざってられっか!俺は一人で奏の歌に集中する!」


奏「まっすぐに肌に落ちる流星 あなたに降る 雨になる 蜜雨」


奏「…ふぅ、もう自分の歌しか聞こえないって言い聞かせて歌えば何とかなるわね」


P「おつかれ、今回は俺何もしてないぞ?」


奏「歌い終わってからなら甘い言葉を掛けてくれてもいいのよ?」


P「奏の歌声に聴き惚れてたよ。欲を言えばもっと聴いてたかったかな」


奏「…また周子?」


P「いんや、俺の正直な感想」


奏「…そう。で、今回は何点だったかしら?」


『90.1点!』


奏「ふふっ、ドリンクバー係はプロデューサーに決定のようね」


正確になら計画(プラン)だし
優しさも「やさしさ」
分かんないも「わかんない」
Come Againも「Come again」



フレデリカ「よーし、じゃあ最後はアタシのターンだね」


『love the world』


奏「あら、随分とキュートな選曲じゃない」


フレデリカ「そりゃーフレちゃんキュートですから」


周子「うちの部門のキュート担当だもんね。あとありすちゃんと奈緒ちゃんもだけど」


P「何も言うまい」


フレデリカ「さーて、歌うよー」


周子「いえーい」


フレデリカ「こっそり秘密をあげるわ ずっと好きにしていいのよ きっとキミも気に入るよ 二人だけの特等席」


フレデリカ「あきらめないで 大切な すこしの意地とキミよダーリ刺激的 ほらステキ 見える世界がきらめくわ」


P「…結局二人は入らないのか?せっかく三人用の曲なのに」


周子「いやー、思った以上にフレちゃんが真剣に歌ってるから入りずらかったんだよね」


奏「滅多に見られない真面目な彼女を、邪魔したくないのよ」


P「まぁ、それは分かるな…」


フレデリカ「やわらかな キミのタイミング ずるいでっしょー チュチュチュ love love the world」



フレデリカ「どーだいプロデューサー?アタシの歌は」


P「上手いし可愛かったよ。今度またもっとキュートキュートしてる曲出すか」


フレデリカ「おー、遂にプロちゃんがアタシの可愛さに気付いたのかー」


P「何言ってんだ、元から可愛いと思ってたよ。普段はそう思いたくなかっただけだ」


フレデリカ「ふーん…さーて、何点かなー?」


『91.0点!』


周子「お、最高得点!やるーぅ」


奏「流石フレデリカね、宮本なだけあるわ」


P「余程高得点が嬉しかったんだな。フレデリカ少し顔赤いぞ」




周子「さーて、次は何歌おっかなー」


P「ん、ラインが来てる…あ、もうメンバー替えの時間か」


フレデリカ「あれ?早過ぎなーい?」


P「まぁ採点いれると時間食うし歌ってない時間もあったからな」


奏「楽しい時間はあっという間ね」


周子「ありゃ、あたしたちは全員プロデューサーと別みたい」


P「んじゃ、俺は次の部屋向かうか」


ガチャーーバタン


P「ふぅ…次のメンバーはさっきよりは疲れなさそうだ」



ガチャ


奈緒「お、やっと来たかプロデューサー」


文香「あの…よろしくお願いします…」


P「ほんと平和そうなメンバーで良かった」


ありす「飲み物は全員分用意してあります。ブラックコーヒーで良かったですよね?」


P「え、ありす飲めるの?」


ありす「馬鹿にしないで下さい。私は過去の少し子供っぽかったありすじゃありません。ブラックありすなんですから」


奈緒「まぁとりあえず、採点は入れなくていいよな?」


ありす「構いませんよ。時間効率の向上を図りましょう」


P「あ、悪いけど音程バーだけ表示させてくれる?あれあると歌いやすいんだ」


文香「…あれ?普通に歌うのですか?」


P「文香、多分お前が考えているような事は起こらないぞ」


文香「…もしかして、私には想像もできない様なハードな


P「普通に歌うだけって事だよ…」



文香「…少し、言っている言葉の意味が分かりません…」


P「理解しようとしてないだけだろ…」


文香「もう少し近代的に言って頂けると嬉しいのですが…」


P「何その無茶振り…ええと、トゥデイのオブジェクトはエブリワンでハッピリーにシングするだけなんだよ。文香がイマジンしてた様なダーティーな事はノーだ」


文香「そんな…私の予習が…」


P「普通に歌おうよ、それがカラオケの普通の楽しみ方なんだから…」


奈緒「なんか分かんないけど取り敢えず定番曲入れてくぞー」


『君の知らない物語』


ありす「神谷さん前も歌ってましたけど、これ定番曲なんですか?」


P「さぁ、多分オタクには定番曲なんだろ」


奈緒「なっ!あたしだって別にオタクじゃねぇし!この曲は知ってても何のアニメの曲なのかは知らねぇし!」


P「何でもは知らないのか?」


奈緒「当たり前だろ、知ってる事だけだ」


P「…………」


奈緒「…………」


文香「…プロデューサーさん、歌わないのならライチ金柑しますよ…?」


P「オーディオコメンタリーの方までカバーしてる事も驚きだけどそれ犯行予行だからな?」


奈緒「いつもどおりのある日の事 君は突然立ち上がり言った「今夜星を見に行こう」」


ありす「あれ、でもMVはアニメじゃないんですね」


奈緒「あぁ、カラオケの機種によって違うんだ。ちゃんとした実写のMVだったりアニメ映像だったり」


P「アニメとかが苦手な相手とカラオケ行った時は背景の設定をしておくとお互いが幸せになれるから覚えておくといいぞ」


文香「「たまには良いこと言うんだね」なんてみんなして言って笑った 明かりもない道を」


P「バカみたいにはしゃいで歩いた 抱え込んだ孤独や不安に押しつぶされないように」


ありす「え、もしかして歌えないの私だけですか?」


奈緒「真っ暗な世界から見上げた 夜空は星が降るようで」


奈緒・文香・P「いつからだろう 君の事を追いかける私がいた どうかお願い驚かないで聞いてよ 私のこの想いを」



奈緒「ふー、一曲目はやっぱこれだよなあ」


P「もう何年も経ってるけどまだまだ強いな」


文香「…あら?曲はどうやって探すのかしら?」


ありす「仕方ありませんね。私が教えてあげますからタッチペンを貸して下さい」


文香「ありがとう…ありすちゃん」


P「尊い…」


奈緒「分かるわ」


ありす「はぁ…それで、何の曲を探してるんですか?」


文香「風の戦士マイティー・セーラーというアニメの主題歌で…」


ありす「ここオタク率高くないですか?」


ありす「こうやってキーワード検索をしていけば…」


文香「あ、あったわ…ありがとう、ありすちゃん」


ありす「礼には及びません。常識人として当然の務めです」


奈緒「割と失礼な事言ってないか?」


P「まだ子供だから常識と非常識の区別がつかないんだろ」


文香「曲名を覚えていたら早かったのでしょうけれど…この送信をタッチすればいいのかしら?」


ありす「キーを変えないのならそのまま送信で大丈夫です」


文香「…合わなかったら、後から変えればいいわよね」ピッ


『空想文学少女』


今日はもう寝ます
奈緒ふみふみは兎も角橘さんって何歌うんだろう
ロリだしラヴィアンローズや水中キャンディでしょうか



文香「やわらかな光の中 埃のパレード抜けて 抱きしめた本の匂い 切なくなるほど この想い君へと」


P「この曲聴くといつも出会った時の文香を思い出すなあ」


奈緒「そんなラブストーリーみたいな出会い方だったのか?」


P「いつか俺もポエムバトルするかもしれないと思って詩集を探してたら出会ったんだよ」


奈緒「痛いなぁ…同じ本に手を伸ばして手が重なったりは?」


P「いや、俺が探してた白雪の詩集って本の隣に文香が探してた本があったんだよ」


奈緒「おー、それはそれで運命的だな」


P「ビビッときて通い詰めて少しずつスカウトしてた。今思うと迷惑だったかもしれないし割と強引だったかな…」


文香「あの日君にうまく言えなかった「ありがとう」 昼下がりのエピソード 今も覚えてますか?」



文香「涙の意味(わけ)が知りたい ページめくって「恋」だって気づいたこの気持ち」


ありす「素敵な曲ですね。鷺沢さんにぴったりです」


奈緒「おっ、ありすこの曲気に入ったのか?ならこのアニメのBlu-rayボックス今度貸して


ありす「いえ、この曲は気に入りましたけどアニメには興味がないので結構です。あと橘です」


P「まあまあ、ありすも一度見ておけよ。俺や文香との話題が増えるんだからさ」


ありす「プロデューサーがそう言うなら…」


奈緒「…………」


文香「向かい合わせいつの日かきっと...なんてラブストーリーは今日もフィクションのままで」


文香「…ふぅ、疲れますね。少し熱唱し過ぎたかもしれません」


P「上手かったぞ、流石だな」


ありす「私も負けてられませんね。大人っぽい曲にしなければ…」ピッ


『朧』


P「あれ、ありす音ゲーとかやるの?」


ありす「前に他の方にゲームセンターに連れて行かれた時に少し」


P「†渚の小悪魔ラヴリィ〜レイディオ†歌ってよ」


ありす「そんな電波な曲歌うわけ無いじゃないですか。何なんですかあの歌、歌手の顔が見てみたいくらいです」



ありす「追いかけても追いかけても するり指をぬける水のよう あなただけにあなただけに 見つめられて漂う星の影 夢でもつかまえて」


奈緒「おぉ、ありす上手いじゃないか。それにかっこいいなあ」


ありす「かっこいいのは当然です、そう言う曲を選んだ訳ですから。あと橘です」


文香「綺麗な曲ですね…」


P「結構ありすに合ってるな」


ありす「ありがとうございます。褒められて嫌な気はしませんね」


奈緒「…絶対的橘さん上手だな」


ありす「うぐっ…」




ありす「流れる雲に思う行き先ないこの心 いつかみた日の明日も青い通り雨」


奈緒「青い通り雨ってなんなんだろ」


P「さぁ、こんど同じユニットの専門家に聞いてみろよ」


奈緒「長くなりそうだからいいや」


文香「お二人は…解らないのですか?」


P「まるで意味が分からん」


ありす「かなうのならかなうのなら 駆け出してゆきたい風の中 あなただけをあなただけを 見つめたなら羽ばたく蝶のように 夢ならみせないで」



ありす「ふぅ…全然集中出来なかったけど歌いきれました」


P「悪いな、妨害するつもりはなかったんだ」


奈緒「え、あたしが悪いのか?」


ありす「神谷さん、他人のせいにするのは良くないですよ?」


奈緒「ちくしょう…いいよ、次はあたしが歌うから」ピッ


『野良猫ハート』


P「…ん?…んんん?」


奈緒「前やってたゲームの曲でさ。なかなかいい曲なんだよ」


P「…how old are you?」


奈緒「…え、プロデューサー知ってんのか?!」


奈緒「夜空の星の光をキミは全て一人で受け止め 誰にも聞かせたことのない素敵な声で泣いてたね」


ありす「素敵な曲ですけど、神谷さんですからまたアニソンですか?」


P「いや、これはアニソンじゃないぞ。さっき奈緒が言ってたから知ってるけどこれはゲーソンだ」


文香「…どんなゲームなんですか?」


P「えっ、あー…」


文香「どんなエロg


P「取り敢えず今は歌を聞こうか。終わってから奈緒に聞いてくれ」


ありす「あれ、でも確か前カラオケに行った時誰かが歌ってたような…」


奈緒「開けたこの世界でキミに出会えたんだ この手を放しはしない 二度ともう戻れない魔法にかけられても この喉をならして 野良猫ハート届け」


ありす「野良猫の歌なんですか?」


P「俺別に普段ゲームとかしないから分からないなぁー」


文香「…箪笥の左列下から二段目の二重底に


P「文香、晩年、砂子屋書房」


文香「流石に申し訳ないのでカラオケデートで手を打ちましょう…嗅ぎつけられても困りますし」



P「さて、そろそろ俺も歌おうかな」ぴっ


『ハネウマライダー』


奈緒「おっ、ポルノか」


ありす「…神谷さん、不潔ですよ」


奈緒「そうじゃねぇって!歌手名だよ歌手名!」


文香「奈緒さん…」


P「…頼むから歌ってる時は騒がないでくれよ、奈緒?」


奈緒「此処には味方がいないのか!」



P「新たな旅立ちにモーターバイク オンボロに見えるかい? ハンドルはないけれど曲がるつもりもない」


奈緒「そう言えばプロデューサーってバイクは乗るのか?」


ありす「そもそも免許持ってるんですか?」


文香「持ってはいる筈ですよ…何度か送ってもらって…あっ」


奈緒「あたしには分かる、確信犯だ」


ありす「どう言う事ですか!プロデューサーさん!?」


P「Hey you このBig Machineに乗っていけよ 」


ありす「そんな陽気なアメリカ人みたいに鷺沢さんを誘ったんですか?!」


文香「プロデューサーのビッグマシーンだなんて…そんな…」


P「頼むから歌わせてくれない?!」



P「…はぁ、疲れた」


ありす「さて、一周しましたしそろそろ採点でも入れませんか?」


奈緒「あ、どうせなら最下位は罰ゲームにしようぜ」


文香「一位の人が最下位の人をもう一巡するまで好きにできる…で、いいですか?」


P「早いなぁ、そして王道っちゃ王道だけど最下位は俺だろうから嫌だよ」


文香「なら多数決で…賛成の人」


奈緒・ありす「はーい」ノ


P「…知ってた」



P「あ、流石に持ち歌は無しにしてくれよ?」


文香「…そんな事する筈無いじゃないですか…」


P「歌手名:鷺沢まで入力してるのに何を言ってるんだ…」


奈緒「あー、何にしよっかなー」


ありす「こうなると迷いますね…」


P「誰も入れないなら俺が歌うぞ。俺にとって順番なんて関係ないんだから」


『青いベンチ』


寝ます
キャラバンと茜ちゃんの為に少し更新が遅くなるかもしれません

メタルダー「朱でも蒼でもいいじゃないか」

キカイダー「せやな」



モバP「君は来るだろうか明日のクラス会に 半分に折り曲げた「案内」をもう一度見る つきあってた頃僕ら手をつなぎながら 歩いた並木道たくさんの人がゆくよ」


文香「プロデューサーの学生時代…少し、気になりますね」


奈緒「どうせその頃も無意識の内に口説いたりしてたんだろうな」


ありす「恋人とか、いたんでしょうか?」


奈緒「なんやかんやいたんじゃないか?」


文香「…当時恋人がいたにせよいなかったにせよ、プロデューサーはもう非童て


P「この声がー!!枯れるくらいに!!君に好きと言えばよかったー!! 会いたくて仕方なかったー!! どこにいても何をしてても!!」


ありす「煩すぎますよ、プロデューサーさん。音程も全く合っていませんし…」




『74点!』


P「ちくしょう…なんて平坦な点数なんだ…」


奈緒「ドンマイプロデューサー、最下位決定したようなもんだな」


ありす「何度もふざけて歌うから…勝負なんですから、もっと真面目に歌って下さい」


文香「いきなり大声をだすんですから…」


P「だって文香が変な事言おうとするから…」


文香「ですが…事実ですよね?」


P「いや…あの…まぁ…」



クラリスさんもせーらさんも確保し、チョコも1200以内キープ出来ているのでのんびり再開します




文香「では、次は私が…」


『悲しみの向こうへ』


P「……」


奈緒「……」


ありす「どうしたんですか?二人とも」


文香「悲しみの向こうへと辿り着けるなら 僕はもう要らないよぬくもりも明日も」


P「今やってる音ゲーで、NICEでコンボ切れるのふざけんなとか思ってたけどさ。これ聞くとNICEはダメだなって思うよな」


奈緒「選曲に対して何も言わないのか?!…言えないよなぁ…」


文香「Why...?脆すぎた世界留める術を知らずに ただ僕は願ってたそう忘却を」


P「…俺誰かに刺されるような事してないよな?」


奈緒「…自分の胸に手を当てて考えてみたら?」


P「…自分のじゃつまらないから奈緒のでいい?」


文香「悲しみの!向こうへと!」


P・奈緒「」ビクッ


文香「辿り着けるなら 僕はもうこれ以上何も感じなくていい」


奈緒「ばっか!あたしを巻き込むなよプロデューサー!」


P「じょ、冗談は程々にしなきゃだめだよな!」



P(文香が一位になるのはマズイ、そう本能が告げている)


P(…文香には悪いが、なんとかして妨害しなければ…)


文香「絶望の向こうへと君は還るのか 至上の愛悠久の帆に穢れなき身を委ね」


P「acid lover…泡沫夢幻…」ボソッ


奈緒「…汚ねぇぞ、プロデューサー」


文香「プロデューサーさんは…そういったシチュエーションが好みなのですか?」


P(…だめだ、勝てない…)



文香「悲しみの向こうへと辿り着けるなら 僕はもう怖れない孤独な眠りさえ…」


P「さ、流石だな文香!凄く上手だったぞ!」


文香「…ふぅ…ありがとう、ございます」


『91.0点!』


P「おお、なんかにょわにょわしそうな点数」


奈緒「プロデューサーに妨害されてこれか、流石だな。あたしたちのゲームだと何故か属性がDanceだけど」


文香「ふふっ…これで…プロデューサーさんに…」


P(…頼むぞありす!奈緒!)


ありす「さて、では次は私が」


P「がんばれ!がんばれ!」


奈緒「…なんでだろ、普通に応援してるだけな筈なのに汚い」


文香「…それは…神谷さんの心が汚れてるからではないでしょうか…?」


奈緒「…決めた、あたし絶対一位とってやる!」


P「おお!ふぁいと!」


ありす「…曲いれていいですよね?」ぴっ


『絶対的一方通行』



P「…随分と違う角度から入れてきたな」


奈緒「あり…絶対的橘さんは絶対的一方通行しってたのか」


ありす「ありすでいいです。前に友達が歌っていて、かっこいい曲と曲名だったので覚えました」


P「…友達と、カラオケか…よかった」


ありす「なんですか。その、娘に友達がいる事を知って安堵した父親のような眼は」


文香「ふふっ…良かったですね、お父さん」


P「お、お父さんって…」


文香「パパ、の方が良かったですか…?」


P「そうじゃなくてだな…」


ありす「…あの、歌ってる間は邪魔しないで下さいね?」



ありす「見るな。来るな。 知るな。渡るな。 それ以上こちらに歩みを進めるな。聞くな。寄るな。 わかるな。探るな。 手に入れる価値のあるものなどどこにある」


奈緒「うーん、重い」


P「ひふぅ…」


奈緒「あたしが言える事じゃないけどプロデューサーも結構幅広くあれだよな」


P「まぁ、プロデューサーだしな」


奈緒「こんど二人でカラオケ行かないか?」


P「別に、空いてる日ならかまわな


文香「……」


P「くなくなくなくないかな。文香も割と色々知ってたし三人で行こうか」



ありす「戻ろうとすることさえ出来ないのだと気づいた時には 全てが遅すぎた もはや なにもかも なにもかも ああ!」


ありす「…私も鷺沢さんと色々勉強しますから、私も入れて四人で行きましょう」


P「構わないぞ。この面子はまだ良心的だし」


奈緒「良心的じゃない面子ってなんだよ…」


P「フレかなしゅーこ。あれだめだ、体力もたない。1時間が限界だ」


文香「さて、気になる点数は…」


『89.4点!』


奈緒「お!八九寺!」


P「お前、知らないんじゃなかったのかよ…」


ありす「むむ、一位にはなれませんでしたか。残念です…」


チョコイベ現在199位でかなり余裕が出来たので投稿します




P「さて…あとは奈緒か」


奈緒「なんだよ、その頼みの綱が切れかけのロープだった時みたいな眼は…」


P「頼むぞ奈緒、割とガチで俺はお前に一位になって欲しい」


奈緒「うーん、まぁやるだけやってやるよ」


ありす「なんでプロデューサーは鷺沢さんに一位になって欲しくないんでしょう?常識人の鷺沢さんが一位になるのが一番平和な筈なのに」


文香「プロデューサーさんは…神谷さんに色々とやましい命令をされたいからだと思います」


奈緒「なっ!やっぱり変な事考えてやがったなこの変態プロデューサー!」


P「俺何も言ってなくない?」


奈緒「まぁプロデューサーの為だし、ここは割と歌い慣れた歌にしてやるか」


P「おお…っ、なんたる僥倖!プロちゃん喜んでナデナデしちゃいそう!」


奈緒「……はぁ」ぴっ


『オレンジ』


P「なっつかしいなぁ」


奈緒「このアニメのせいでほっちゃん=報われない女友達のイメージになったなぁ」


P「何でもは…って、もういいか。とりあえず頼んだぞ!」



奈緒「眠れない夜には1人でため息 みんなはどうなの?なんだかさびしい」


ありす「確かに歌い慣れてる感がありますね」


P「これならいけるか…?」


文香「…誰かが妨害しなければ、おそらく最高得点でしょうね…」


P「…妨害はダメだぞ?」


文香「もちろん、私はしませんから安心して下さい」


奈緒「広い大地にひと粒の種 根っこ伸ばして まだ青い実をつけた」


あ…この場合、落とした方がいいんでしょうか?
削除依頼とかですかね?


パパッとやって終わりにします
たらたら書いていながら申し訳ない…


奈緒「オレンジ今日も食べてみたけどまだ酸っぱくて泣いた 私みたいで残せないから全部食べた 」


P(よし、終わる!あとはこのまま何もなければ


Prrrr! Prrrr!


P「うわぁ!?」


奈緒「なっ!なんだよプロデューサー?!」


P「内線だ…はい!…え?混んできたので終わりですか?」


奈緒「あー、フリータイムで入っちゃったから3時間保証制だったのか」


P「分かりました、もうすぐでます…と、いう訳だ」


奈緒「にしても最後の最後であたしの邪魔しやがって…プロデューサーの為に頑張ってたんだぞ?」


P「…あ」



『90.5点!』


奈緒「あー!ちくしょう!」


ありす「高得点ですね。最後までちゃんと歌えていればもしかしたら最高得点だったかもしれません」


P「まぁ、あれだ、うん。今回は途中で邪魔が入ったから無しで」


文香「…私の時も、話しかけてきたのにですか?」


P「割と緊張してた所に内線掛けてきた店員を恨んでくれ」


文香「…ところで


P「今日1日なんなりとご命令下さい」


奈緒「まだ何も言われてなかっただろ!」




P「さーて、忘れ物はないかー?出るぞー」


ありす「子供じゃないんですから、心配し過ぎです」


P「おいありす、スマホ忘れてるぞ」


ありす「えっ、ほんとですか?」


P「あぁ、嘘だぞ痛い!痛いスネ蹴るのやめて!」


文香「ふふっ…まるで、親子みたいですね」


奈緒「せめて兄妹にしてあげないとクールさんが怒り出すぞ」


文香「義兄妹に?…確かによく姉妹みたいだとは言われますが…」


奈緒「表情で大体分かったけど、そう言う意味じゃないからな?」


P「まぁいいや。よし、行くぞ」



P「ふー、3時間振りの外の空気だ!」


加蓮「…結局、プロデューサーさんと同じ部屋にはなれなかったんだけど?」


P「まぁまた今度な。俺だってどうせなら加蓮と同じ部屋が良かったよ」


加蓮「え?!それって」


P「少なくともフレ奏しゅーこよりは楽そうだし」


加蓮「大丈夫、大体分かってたから」


凛「はぁ…折角色々練習してきたのに」


P「ちなみに凛は何歌ってんだ?」


加蓮「アライブファクターとかblue symphonyとか」


P「あぁ…」



ちひろ「はぁ…どうせならちゃんと八時間料金で入れば良かったですね」


P「まぁフリータイムの方がリスクはあるけど安いですし、フリータイムを選んだちひろさんにとやかく言う気はありませんよ」


ちひろ「若干言葉の端に棘がありませんか?」


P「まさかぁ、フリータイムにしたのは俺だって言って批難を一人で浴びた事に恩を着せようだなんて微塵も思ってませんって」


ちひろ「…何か要望は?」


P「実はですね、俺結構ちひろさんの歌聴くの楽しみにして来てたんです」


P「とは言えこのあたりにカラオケ店はさっきの店舗しかありません。ですけどね」


P「昨晩泊まったとこ、部屋にカラオケがあったんですよ」




ちひろ「…分かりました、歌ってあげますよ」


P「俺一人で独り占めしちゃうなんてファンに申し訳ないですけどね」


ちひろ「いや、私は別にアイドルじゃないですから…」


P「ははっ、でも良かったです。ちひろさんもアイドルしないかなぁなんて前は思ってましたけど、もしそうだとしたらこんな関係にはなれませんでしたし」


ちひろ「…仕方ありませんね。惚れ直しても知りませんよ?」


P「その場で愛情をぶつけても大丈夫な場所ですし、問題ありませんから」


ちひろ「もう…!」


イチャイチャ、イチャイチャ




…………


周子「……」


周子「……マジか」


周子「……」


周子「……」パシャ



全員分書きたかったけど終わりです。
中途半端で申し訳ありません。
最後に凛アーニャちひろさんの部屋を書きたかった…

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