男「三歩で忘れるだろ」お空「そ、そんなことないもんっ」【東方ss】(35)

--注意事項--

※これは東方projectを原作としたssです。
※原作に矛盾及び勝手な解釈が含まれています。
※キャラ崩壊の可能性があります。というか絶対します。
※男を含むオリジナルキャラクターが登場します。特に男はキャラが濃くなる予定です。
※基本的に台詞形式です。地の文は苦手です。無理です。
※にわかです。予防線です。すみません。
※gdgd進行になると思います。予防線です。すみません。

以上のことが大丈夫な方はゆっくりしていってね!

--地底 灼熱地獄跡地--

お空「ふぁあああ…」ポー

お燐「おはよう、お空♪」ゴトゴト

お空「んーっ?…あ、おはよーお燐」

お燐「にゃんにゃん♪ふにゃにゃん♪」

お空「うれしそうだねー、いいことでもあった?」

お燐「にゃー♪よくぞ聞いてくれた!今日手に入った死体が中々の上物でさー」ウットリ

お空「へー、よかったねー」

お燐「温度はどんな感じになってるかにゃー?」

お空「んと、ちょっとまってね…あんていしてるみたいだけどさがってきてるかも?」

お燐「かも?…まあいいにゃ、とりあえず死体投げ込んでみよっと」ポイッ

死体「」ヒュー ジュワァアアアアアア ギャー

お燐「…」

お空「…」

お燐「ミッションコンプリートだにゃ」

お空「おー?」

お燐「ここはしばらくあたいが見ているからさ、お空は休んできていいよ」

お空「ありがとー」

--地霊殿--

お空「なにしよっかなー」テクテク

さとり「あら、お空じゃない、灼熱地獄の温度調節は大丈夫かしら?」

お空「いまはお燐にかわってもらってます」

さとり「そう…あっ」

お空「どうしました、さとり様?」

さとり「いえ、これからちょっと買い物をしてくるからお留守番お願いできるかしら?」

お空「あ、それならわたしがかわりにいきましょうか?」

さとり「そう…じゃあまかせようかしら」

お空「はい!」

さとり「じゃあ必要なものはこの紙にメモしておいたから」

お空「わかりました!いってきます!」タッタッタッ

さとり「よろしくたのむわね」

--地底 旧都--

お空「えーっと、ふむふむ…」トコトコ

お空「むむむっ、このメモにかいてあるのなんてよむんだろう?」???

???「おーい!お空ー!」

お空「うにゅ?ヤマメ?どうしたの?」

ヤマメ「いやさーこの人がお燐に用事があるっていうからさー、そこにちょうどアンタが通りかかったってわけ」

お空「?だれ?」

男「はじめまして、男といいます」ニコッ

お空「はじめまして、霊烏路空です、お空ってよんでね」

ヤマメ「まぁ、話でも聞いてやってよ」

お空「えっと…男?さん?はお燐にどんなようじがあるの?」

男「それはですね…私、普段は地上で暮らしているのですが、先日、地上で可愛らしい猫又の妖怪の姿を拝見しまして」

男「ぜひお近づきになりたいと思っていたら地底に入っていくのが見えまして」

男「彼女こそが地底のアイドルだと私は確信いたしまして」

男「私もあとを追いかけて来たらそこのヤマメさんにその娘がお燐さんだろうということを教えていただいたのです」

男「そこにちょうどあなたが通りかかりお燐さんの身内の方だと伺ったので橋渡しを頼めないかと思いまして」

お空「…」

男「お空さん…?」

お空「?」キョトン

男「あれ?ちょっとヤマメさん、これどういうことですか?」アセッ

ヤマメ「…」プルプル

男「…ヤマメさん?」

ヤマメ「はぁああああああああああああああああああああああああん!?」

男「はいっ!?」ビクッ

お空「うにゅっ!?」ビクッ

ヤマメ「お前よぉ…」ジロリ

男「は、はい…?」ビクビク

ヤマメ「だぁれが地底のアイドルだってぇえええ…?」フゥーフゥー

男「…え?」ビクビク

ヤマメ「地底のぉ…アイドルはぁ…」シュゴーシュゴー










ヤマメ「このっ…黒谷ヤマメちゃんだぁああああああああああああああああああああああああ!!」ドスッ

男「へぶっ!?」ドンガラガッシャーン

お空「男さん!?」アセアセ

ヤマメ「可愛らしいお嬢さんですね、とか声かけてくるからよぉ?こっちは快く協力してやろうと思ってたのに?」ゴスッゴスッ

男「」バキッ

ヤマメ「まぁ好みはあるから?百歩譲って?私よりもお燐が好きになるってのはあるかもしれないが?」ゴスッゴスッ

男「」ボキッ

お空「ヤマメ、それいじょうは…」オロオロ

ヤマメ「譲れない一線ってものがあんだろうがぁああああああああああああああああああああああああ!!」オラー!

男「ちょっ、それはシャレになんな…」グシャッ

お空(これがちていのアイドル?)

お空「これがちていのアイドル?」

ヤマメ「おう、しっかり覚えときなよ」ガスッガスッ

男「」チーン

男「ちょ、ちょっと待ってくださいよっ」ボロボロ

ヤマメ「あぁん!?」ギロッ

男「知らなかったんですよっ、あなたが本物の地底のアイドルだなんてっ、それにこんなにも可愛らしいからっ…」

ヤマメ「ほぅ…?」

男「アイドルの枠に収まらない…女神かと思ったんですよっ!」

ヤマメ「…」










ヤマメ「女神よりもアイドルの方が上だろ…?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

男「待って、待って、訂正します!アイドルがナンバー1です!あなたこそがアイドルです!」アセアセ

ヤマメ「わかればよろしい」フゥッ

お空「?」

男「えっと、話を戻しますが…お空さんさっきの件どうでしょうか?」

お空「んーっと、ヤマメがアイドルで…お燐もアイドルで?…ナンバー1?」

男「どうしたらそうなるんですかっ!?」ガーン

ヤマメ「あー、ごめん、話がそれすぎちゃったんだね、多分もう忘れちゃってると思うよ」

男「えぇえええ!?確かにそれましたけどそれでもついさっきのことですよ!?」

お空「う~ん?」ムムム・・・

ヤマメ「この子頭がちょっとあれだから…それにさっきの話だって長すぎて理解できていたか…」

男「そ、そこまでですか…」アセッ

お空「わかった!」ピコーン

ヤマメ「お、マジでっ!?」

お空「えっと三行でまとめると…」

ヤマメ「何故に三行…?」

お空「<お燐>」

お空「<かわいい>」

お空「<アイドル>」

お空「お前っ、さてはプロデューサーだな!」マチガイナイッ!

男「」

ヤマメ「マジで!?」

男「…もう」

ヤマメ「?」








男「もうアイドルはいいって言ってるでしょーがぁああああああああああああああああああああああああ!」

お空「うにゅ?」ハテ?

お空「わかった!」ハイッ!

男「何が!?」

お空「<お燐>」

お空「<ねこまた>」

お空「<???>」

お空「お燐はねこまたじゃない!かしゃだよ!!」ビシィ!

男「人に姿を変えられるから猫又だと思ったんですよ!って違ぇーよぉおおおおおお!!」

男「そういうことじゃなくてですね…というか三行にしなくていいですからぁああああああああああああ!!」

お空「うにゅ?」ハテ?

ヤマメ「はいっ!」

男「ちょっとぉおおお!?」

ヤマメ「<ヤマメ>」

ヤマメ「<地底のアイドル>」

ヤマメ「<橋渡し>」

ヤマメ「お前!さてはこのわたしをスカウトに来たんだろ!そうなんだろ!いやそうに違いない!!」バーン!

男「あなたまでなんで加わってるんですかぁああああああああああああ!?」

男「そもそもそういう連想ゲームとかじゃないですからぁああああああああああああ!!」

ヤマメ「うにゅ?」テヘペロ

男「そこまでやらんでいいぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

男「あとアレンジ加えんな!わざとらしく舌を出すな!あざといわぁああああああ!!」

お空「はいっ!」

男「もういいわっ!」

ヤマメ「はい!お空!」

男「いつから挙手、指名制になったぁああああああああああああ!?」

お空「<お燐>」

お空「<かわいい>」

お空「<あとをおいかける>」

お空「…もしかしてストーカーさんですか?」ウワァ

男「ちょっと待って!?それはちょっと待って!?誤解だから!!三行の抜き出しに悪意を感じるよっ!?」

ヤマメ「いや、あながち間違ってなくね?」

男「この子ホントは記憶力いいでしょ!?絶対わかってて遊んでるよね!!??」

お空「うにゅ?」

男「騙されないからな!?そんな風にとぼけても騙されないからな絶対に!!」

お空「はいっ!」

男「もうやめて!ホント勘弁してください!!」

ヤマメ「はい!お空!」

男「もぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

お空「<お燐>」

お空「<かわいい>」

お空「<ちかづく>」

お空「…もしかして変態さんですか?」ウワァ

男「ほらね!やっぱりね!そんな気はしてたよ!!」

お空「わたししってるよ、だってさとりさまがいってたもん」

男「だから違うってぇええええええ!!言葉の綾だってぇええええええええええええええええええええええええ!!」

ヤマメ「だから間違ってないって」

男「いや…だから…私は純粋に…お燐さんのことが知りたいだけなんですよ…」ゼェ・・・ゼェ・・・

ヤマメ「いや怖いわ」

お空「お燐はわたしがまもるよっ!」フンスッ

男「どうしたら信じてくれるんですか…」

??「あたしが信じてやるよ」ゴクゴク・・・

男「…誰ですか?」

ヤマメ「おっ?」










勇儀「鬼に誓って保証してやるよ、その言葉は嘘じゃない」ッハー

お空「わー、勇儀さんだー」

ヤマメ(昼間から一升瓶片手にぶらついてるんですか…)

男「鬼…ですか…」

勇儀「ああ、あたしは鬼だからね、嘘はつかないし大っ嫌いだ」

勇儀「だから嘘をつかれたりすると…こう…なんというかね…体が…こう……………………まぁ、わかるわけだ」

ヤマメ(脳筋特有の何が言いたいのか表現できない感じですねー…もしくはアルコールか)

勇儀「ヤマメ」ジロッ

ヤマメ「嘘はついてないですよ嘘はっ!?」ビクッ

ヤマメ(あんたさとりかっ!?)バクバク

勇儀「…とまぁ、こんな感じで」

勇儀「さっきのアンタの言葉にはそれを感じなかった、だからそれは真実なんだろう」

男「そ、そうですか…いや、よかった、信じてもらえて…」アセアセ

ヤマメ「いや、別に誰もそこは疑ってないからね?ストーカー疑惑が晴れたわけじゃないよ?むしろかたまったんだけど?」

勇儀「が、しかしーーーーーーーーーーーー」グググ…

勇儀「ーーーーーーーーーーーーそれ以外の話は全部嘘だ」バリィン ボタボタ










ヤマメ(素手で一升瓶割ったぁああああああああああああ)パネェ

男「…」

勇儀「言ったろ?わかるって…悪いが途中から聞かせてもらってたよ」ジロッ

勇儀「アンタがお燐のことを知りたいのは本当、しかし理由は全部嘘」

勇儀「お燐のことを探ってる…?いや、どちらかというと狙ってる…?」

勇儀「まぁ、なんにせよ答えてもらうよ…返答には気を付けた方がいい」

勇儀「わかってるかいーーーーーーーーーーーー」

勇儀「ーーーーーーーーーーーー退治屋の人間」

男「…」










ヤマメ「はぁああああああああああああああああああああああああ!?」ビクッ

ヤマメ「人間!?いや、それよりも退治屋!?退治屋が一体この地底に何の用があって来た!?」バッ

お空「…お燐」

お空「お燐はわたしがまもるよっ!!」バッ

勇儀「そんなに身構えなくてもいいよ」

ヤマメ「でもっ!」

勇儀「大丈夫だって…あいつが何かしようもんなら…」コキッコキッ

勇儀「…三歩で終わらせるから」オォオオオオオオ

男「…」

勇儀「…それにしても残念だねぇ」

男「…?」

勇儀「人間っていってもどこぞの巫女や魔法使いは気のいい奴らだったんだが…」

勇儀「ああいった連中はごくわずかしかいないみたいだ」

勇儀「やっぱり人間って種族は変わってないんだねぇ…」

勇儀「今も………………昔も…………………苦手だねぇ…」

男「…巫女……………………博麗…か」

勇儀「ん?」

男「…………わかった」スッ

ヤマメ「!?」ビクッ

お空「…」ゴクリ

男「降参だ」シロハター

お空「へ?」キョトン

ヤマメ「はぁあ!?」

男「鬼が相手じゃ何もできん、流石に詰んでるっつーの」パッ

男「確かに俺はお前らが言うお燐ってやつの情報が欲しいし、それは決して好意からとかじゃない」

勇儀「随分と潔いじゃないか」

ヤマメ「なにか企んでるんじゃないのか!?」

男「まぁ、これが嘘じゃないのは鬼のあんたならわかるよな?」

勇儀「ああ、続けてくれ」

男「っと、その前に…」

勇儀「何だい?」

男「ちょっと、言い訳をさせてくれ」

勇儀「…まぁ、いいだろう」

男「まず、俺は最初からあんたを騙すつもりはなかった」

男「鬼が嘘を嫌うのは人間でも知ってるからな」

男「だからさっきまでの嘘は大目に見てくれないか?」

勇儀「ふむ…」

勇儀「言い回しが少し可笑しいが…あたしもそこまで鬼じゃないんでね」

勇儀「元々そんなつもりはないよ……けど……」

勇儀「別にあたし達鬼に対しての嘘が嫌いなんじゃない、嘘というのが嫌いなんだよ……だから……」

勇儀「……………次はないよ?」ジロッ

男「…そのことに関してだが」

勇儀「ん?」

男「人間って種族は弱いんだよ、とても…妖怪にとってみれば取るに足らないぐらいに」

男「もちろん例外はあるさ…例えば、博麗の巫女とか」

男「けど、普通の人間にそんな力があるはずもない」

男「弱いんだよ、人間は」

男「そんな人間が妖怪と渡り合っていくには騙し、騙され…ってのがどうしても必要になってくる」

男「わかるか?」

勇儀「つまり何か?あんたはこれからも嘘をつき続けていくことを改める気はないってのかい?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

男「…っ」ゴクリ

男「…少なくとも俺はそう生きてきた…息を吐くように嘘を吐いてきた」

男「場合によっては…あんたにだって嘘をつくかもしれない…でも…俺はそれを変えようとは思わないっ」ジッ

勇儀「…それは命を懸ける価値のある嘘かい?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………………!!!!!!!!!!!!!!!

男「…命…ひいては俺の…人生を懸けるっ」

勇儀「…」

男「…」ドクンッドクンッ

勇儀「…その心に偽りなし…か」スゥ

男「…」

勇儀「アンタの勝ちだ、今回はあたしが折れよう」

男「…っ」フゥ

勇儀「だけどあたしはやっぱり嘘が嫌いだ…だからあたしのいる前で口を開くときは全てじゃなくていい…」

勇儀「できる限りでいいから真実を語っちゃあくれないかい?…これ以上はこっちも譲りたくないんだ」

男「…善処する」

勇儀(嘘をついてきた人生…ねぇ…)

勇儀(それが大きいものなのか、小さいものなのかあたしにはわからないが…)

勇儀(少なくともそれを否定しようもんなら何が本当なのか見失うことになる…)

勇儀「…難儀だねぇ」

勇儀「ん?どうしたんだい、アンタ達?」

ヤマメ「」チーン

お空「あわわわわ…」ガクブルブルブル

男「…あんたの圧に耐えられなかったんだろ…すっげぇおっかない顔してたぞ」

勇儀「えっ、そ、そんなに怖かったかい…?」アセッ

男「…少なくとも女がしていい顔じゃなかったな」

勇儀「…嘘だよな?」

男「ホントだよ」

勇儀「」ガーン

男(意外とそんなこと気にすんのな…)

ヤマメ「お、お前、最初にあった時と口調が随分違うじゃないか…っぷはぁ」ゼェゼェ

男「ああ、すまん、こっちが素だ……………………大丈夫か?」

ヤマメ「うるさい!気にするな!そんなことよりも!」

ヤマメ「よくもわたしを騙してくれたね!気持ち悪い喋り方する奴だとは思ってたけど!」

男「だったら怪しめよ」

勇儀「見るからに怪しいって感じだもんねぇ」

男「全くだ」

ヤマメ「開き直ってやがるっ!?」

お空「…やっぱり不審者さんだったんだね?」ウワァ

男「こいつめんどくせぇええええええええええええええええええええええええ!!」

ヤマメ「お前も大概だよっ!?」

ヤマメ「お前、わたしのことなめてるだろ?わたしだけだったら何とかなるとか思ってたんだろ?」

男「さあ?それはどうだろうか…さすがに土蜘蛛を相手取るのはきついからな」

ヤマメ「!わたしの正体を知ってたのか!!」

男「あたりまえだろ、地上じゃ有名な話だぞ?美少女ヤマメちゃん」

ヤマメ「!び…ほ、本当か!?有名なのか!!??」ドキッ

男「おお…その姿を一目でも見れば彼女の張った罠に自ら飛び込んでしまうくらい魅力的だとか」

ヤマメ「おお!!」キラキラ

男「そうだなぁ…地上での専らの評判は…」

ヤマメ「ひょ、評判は…?」ドキドキ

男「…」ジッ

ヤマメ「…///」ドクンドクン

















男「ヤマメですか(笑)」

ヤマメ「ぶっ殺すぞ!!??」シャァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!

勇儀(こいつは本当に嘘つきだねぇ…)ハァ・・・

男「っと、まぁそんな感じであんた達はチョロそうだったんだよ」ケラケラ

お空「勇儀さん、ちょろいってどういういみ?」

勇儀「アンタみたいに純粋だって意味さ」ナデナデ

お空「うにゅ~」ポワポワ

ヤマメ「ふふふ…土蜘蛛の恐怖…思い知るがいい…」シュゴォオオオオオオ

勇儀「だいたいさぁ」

ヤマメ「ん?」

勇儀「こいつが持っている物見ればもっと警戒してもいいだろうに」

お空「えっと…ゆみ…と…や…?」

ヤマメ「だってこいつ、自分のことキューピットの妖怪だって言ったんですよ!!」

勇儀「…は?」

ヤマメ「キューピットですよ!そりゃ弓と矢持ってても不思議じゃないですよ!!」

勇儀「いや、まずはキューピットの妖怪ってのをなぁ…」

ヤマメ「それに加えてこう言ったんですよ!?」

ヤマメ「私のこの一物でお燐さんを貫きに来ました(声真似)」

男「いや、言ってねぇよ!!??」

男「弓矢な!!お燐さんじゃなくてお燐さんの心な!!」

男「弓矢でお燐さんの心を射抜きに来ましたって言ったんだよぉおおおおおおおおおおおお!!」

ヤマメ「今時そんなくっせぇ台詞言ってて恥ずかしくねぇのかぁああああああああああああ!!??」

男「こんな口先だけの言葉に騙されたのはどこのどいつだぁああああああああああああ!!??」

お空「お、お燐のことをことばたくみにもてあそんだんだねっ!?ゆるさないよっ!!!!」ガシャン

男「めんどくせぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!」

勇儀(お酒が抜けてきたんかねぇ…何も考えたくないよ…)ボー

勇儀「…ちょっと脱線しすぎじゃないかい?話を戻そう」

男「え?なんの話?」

勇儀「あんた地底まで何しにきた?」ピクッ

男「土蜘蛛退治?」

ヤマメ「やれるもんならやってみろぉ!!」

勇儀「…」ピクピク

お空「お燐のかたきっ!!」

男「さっきからお前だけ世界観が違ぇんだよ!!」

勇儀「」ブチッ





勇儀「話を戻そうか…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………………

男「悪かった…」

ヤマメ「」ガクガクブルブル

お空「うにゅ?」ポカーン

男「まぁ俺の話っていうのは…何度も言ってるが、そのお燐ってやつの情報が欲しい」

勇儀「それは何故なんだい?何か理由があるんだろう?」

男「…地上で起きた事件について調べてる」

勇儀「それは…退治屋としてかい?」

男「まぁ…そうなるな」

お空「お燐はなにもわるいことなんかしてないよっ」バッ

勇儀「まぁ、待とうじゃないか…なぁ、アンタ」スッ

勇儀「お燐はあたし達の仲間だ…そうやすやすとは売れないねぇ」

勇儀「それにこっちはアンタのことも地上で起きたことも全然情報が足りてないんだ」

ヤマメ(ただの変態だよ)ベェー!

男「なるほど…信用されてないってわけね…まぁそりゃあね」ベェー!

勇儀「…情報交換と行こうじゃないか、信用できるかはこっちで判断するが」

男「…わかった…あんた達はそのお燐ってやつにかなり近しいらしいしな…こっちにとっても悪くない」

勇儀「そうか!それじゃあまずは酒でも飲みながら…っと」

勇儀「しまった…あたしとしたことがさっき、中の酒ごと瓶割っちまったんだっけなぁ…」アチャァ

男「…奢るよ、酒が入ったほうが口の滑りもいいだろうしな」ハァ

勇儀「そうか!よし、じゃあまずはどこか飲める場所に行こう!」

ヤマメ「あ、はいはーい!それじゃあわたしのおすすめのお店がある!知り合いの行きつけなんだけど!」

男「…お前何企んでるの?」

ヤマメ「えっ、だっておごりでしょ?ごちになりまーっす!!」ニヤリ

男「このアマァ…!」ピクピク

勇儀「おーし!そこ案内しろぉ!」

ヤマメ「おー!」





お空「うにゅ?」

いやぁ~、開幕からgdgdですねぇ…脱線しすぎて話がほとんど進んでませんね…すみません
とりあえず男がどんな感じの変態か分かるくらいは進められたと思うのでよしとします…
しかしスレタイに名前のあるお空さんよりヤマメさんが想像以上に濃いキャラになってしまうなんて…

とりあえずはここまでなので書き溜めがたまったら投下する不定期更新とさせていただきます(予定)
(書き溜めてあってなんでこんなgdgdかというとただ書き溜めてるからで推敲してないんですね…すみません)

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