【ガルパン】 みほ「宇宙戦艦道です」 (272)
~学園星大洗~
杏「やあ、西住ちゃん!」
みほ「は、はい!?」
杏「必修選択科目なんだけどさあ、宇宙戦艦道とってね」
「よろしく」
みほ「あ、あの」
「この学校は宇宙戦艦道の授業はなかったはずしゃあ?」オロオロ
桃「今年から復活することになった」ズイ
みほ「私、この学校は宇宙戦艦道がないと思ってわざわざ転校してきたんですけど」
杏「いや~ぁ運命だねー」
みほ「必修選択科目って自由に選べるんじゃあ?」
杏「とにかくよろしく」バシバシ
みほ「…」レ○プ目
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1459332154
~保健室~
沙織「みほ、大丈夫?」
華「早退されるならかばん持ってきましょうか?」
みほ「ありがとうでも、大丈夫」
沙織「一体生徒会長に何言われたのよ」
華「良かったら話してください」
みほ「今年度から宇宙戦艦道が復活するって」
華「宇宙戦艦道とは乙女が嗜む伝統的な武道の?」
沙織「それとみほに何の関係があんの?」
みほ「私に宇宙戦艦道選択するようにって」
沙織「えーなんで?」
華「ぜひ宇宙戦艦道を選択するよう頼まれるなんて、もしかしてみほさん数々の歴戦をくぐり抜けてきた戦の達人何でしょうか?」
みほ「実は私の家は代々宇宙戦艦乗りの家系で、でもあまりいい思い出がなくて、私宇宙戦艦を避けてこの学校に来たわけで」
沙織「そっかー、じゃあ無理にやらなくていいじゃん、それにさあ、今時宇宙戦艦道なんて女子高生のやることじゃないよ」
華「生徒会にお断りになるなら私達も付き添いますから」
みほ「あ、ありがとう」
ビィィィィィィィ
みほ「な、なに?」
桃『全校生徒に次ぐ、直ちに体育館に集合せよ』
~体育館~
がやがや
桃「静かに、これより必修選択科目のオリエンテーションを開始する」
モニター「宇宙戦艦道入門」
柚子「宇宙戦艦道、それは伝統的な文化であり世界中で女子の嗜みとして受け継がれてきました」
「礼節のある淑やかで慎ましく、そして凛々しい婦女子を育成することを目指した武芸でもあります」
「宇宙戦艦道を極めることは女子としての道を極めることでもあります」
「硬化テクタイトのように硬く、波動エンジンのようにカタカタと愛らしい、そしてショックカノンのように必殺命中」
「宇宙戦艦道を学べば必ずや、良き妻良き母良き職業婦人になれることでしょう」
「健康的で優しく逞しいあなたは多くの男性に好意を持って受け入れられるはずです」
「さあ、皆さんも是非、宇宙戦艦道を学び心身ともに健やかで美しい女性になりましょう」
モニター「来たれ乙女達!!」
沙織「私やる!最近の男子って強くて頼れる子がすきなんだって」
「それに宇宙戦艦道やればモテモテなんでしょ?」
「みほもやろうよ家元なんでしょ?」
みほ「私はやっぱり…」
華「私も宇宙戦艦道やります!西住さんもやりましょうよいろいろご指導ください」
みほ「ああ、ええっと」オロオロ
沙織「みほがやればぶっちぎりでトップの成績取れるよ!」
みほ「……ごめんね…やっぱり私、どうしても宇宙戦艦道したくなくてここまで来たの…」
沙織「そっかあ、じゃあ私達もやめる、みほのと一緒のにする」
みほ「そ、そんな…二人は宇宙戦艦道やりたかったんじゃあ…」
沙織「だって一緒のほうが楽しいじゃん」
華「それに私達がやると西住さんが嫌なことを思い出してしまうかもしれないでしょ」
みほ「私は平気だから…」
華「お友達に辛い思いはさせたくないです」
沙織「私、好きになった彼氏に合わせるタイプだから大丈夫~」
ビィィィィィィィ
桃『普通一課、二年一組西住みほ至急生徒会室に来ること、以上』
みほ「ど、どおしよう」ガタガタ
沙織「私達も一緒に行くから」
華「落ち着いてくださいね」ソットテヲニギリー
~生徒会室~
桃「これはどういうことだ?」つ□
杏「なんで選択しないかなあ?」
桃「わが校、宇宙戦艦経験者は皆無です」
柚子「終了です、わが校は終了です」ボロボロ
沙織「勝手なこと言わないでよ!」
華「そうです、やりたくないと言っているのに無理にやらせるきなんですか?」
沙織「みほは宇宙戦艦やらないから」
華「西住さんのことは諦めてください」
杏「んなこと言ってるとあんた達、この学校に居られなくしちゃうよ?」
華「お、脅すなんて卑怯です」
桃「脅しではない、会長はいつだって本気だ」
柚子「今のうちな誤ったほうがいいと思うわよ?」
沙織・華「ひどい、横暴すぎます」
みほ(ふたりとも本当は宇宙戦艦道やりたいのに私に合わせてくれて…私をかばってくれて…)
(私のために…)
す~
みほ「あ、あの!!」
「私、宇宙戦艦道やります」
杏ニヤ
華「本当に良かったんですの?」
沙織「無理することないんだからね?」
みほ「大丈夫、私嬉しかった、二人が私のために一生懸命…私そんなのは始めただった」
「ふたりともありがとう」
~格納庫前~
ガヤガヤ
桃「思ったより集まりませんでしたね」
柚子「全部で18人です、私達を入れて21人」
杏「まあ、なんとかなるでしょう、結果オーライ」
カツカツ
桃「これより宇宙戦艦道の授業を開始する」
優花里「あ、あの、戦艦はブリュンヒルトですか?それとも…」
杏「えーとっ、なんだっけ?」
ガガーウィーーーーン
M-21991式第1種宇宙戦闘艦〈ヤマト〉ボロー
優季「うへーーなにこれーー」
あゆみ「ぼろぼろー」
華「わびさびでよろしいんじゃ?」
沙織「これはただの鉄ザビ」
コツコツ
みほ「装甲もエンジンも大丈夫そう、これでいけるかも…」
《わあ~》
沙織「こんなボロボロで何とかなるの?」
みほ「た、多分…」
沙織「男と戦艦は新しい方がいいと思うよ?」
華「それを言うなら女房と畳では?」
沙織「同じようなもんよ、それにさあ、一艦しかないじゃん?」
柚子「えっと、この人数だったら…」
桃「全部で五艦必要です」
杏「んじゃあ、みんなで戦艦探そっか」
《うへー》
あや「探すってどういうことですか?」
桃「わが校においては、何年も前に宇宙戦艦道は廃止になっている、だが当時使用していた戦艦がこの星のどこかにあるはずだ」
「明後日、宇宙戦艦道の教官がお見えになるので、それまでに他の4艦を見つけ出すこと」
カエサル「して、一体どこに?」
杏「やーそれがわかんないから探すの」
梓「何も手掛かりないんですか?」
杏「ない」キッパリ
桃「では、捜索開始」
沙織「とは言ったものの、どこにあるっていうのよー」
優花里コソコソ
華「港に戦艦は止まってないかと」
沙織「だって一応は船じゃない、じゃあ裏山行ってみよう」
みほ「はは…」チラ
優花里「ハッ!!」コソコソ
みほ「…あ、あの?」
優花里「ひ、ひゃい!」
みほ「よかったら一緒に探さない?」
優花里「いいんですか?」パアッ
「あ、あの…普通二課、二年三組の秋山優花里といいます」
「不束者とは思いますがよろしくお願いいたします」ペコ
~裏山~
華「あっちから鉄と油の匂いが…」クンクン
沙織「華道やってるとそんなこともわかるの?」
華「私だけかもしれませんが」
優花里「では、シュラハトシッフ・フォー」
沙織「シュ、シュラ?」
みほ「シュラハトシッフ、戦艦って意味だよ」
テクテク
沙織「やったーあったー」
みほ「駆逐艦〈そよかぜ〉…」
沙織「なんかさっきのよりボロボロ…ビスだらけでポツポツしてるし…」
優花里「そよかぜといえばタイラー艦長の惑星連合宇宙軍旗艦を勤め、初期のラールゴン帝国との戦争を支えた重要な駆逐艦なんです」スリスリ
「〈負け知らずのそよかぜ〉の異名をとっていてー、あ、艦首の軍旗はポールからガスを噴き出して宇宙空間でもはためく仕掛けになっているんですよ!」
沙織「いま、いきいきしてたよ…」ヒキー
優花里「すいません…」ショボーン
~格納庫前~
桃《ご苦労、運搬は自動車部に依頼しておくので、引き続き捜索を続行せよ》
桃「一艦見つかりました」
杏「やればできるもんだねー」ホシイモパクパク
カクジセンカンヲミツケー
桃「宇宙戦艦〈アルカディア号〉、駆逐艦〈そよかぜ〉、外宇宙練習艦〈ジェイナス〉、高速戦艦〈アースグリム〉、それから宇宙戦闘艦〈ヤマト〉」
「どう振り分けますか?」
杏「見つけたもんが見つけた戦艦に乗ればいいんじゃない?」
柚子「そんなことでいいんですか?」
桃「そよかぜは我々が、お前たちはヤマトで」
みほ「え、はい」
桃「では、〈ヤマト〉Aチーム」(みほ、沙織、華、優花里)
「〈アルカディア号〉Bチーム」(典子、妙子、忍、あけび)
「〈アースグリム〉Cチーム」(カエサル、エルヴィン、左衛門佐、おりょう)
「〈ジェイナス号〉Dチーム」(梓、あゆみ、紗季、桂利奈、優季、あや)
「〈そよかぜ〉Eチーム」(杏、柚子、桃)
桃「明日はいよいよ教官がお目見えになる粗相の無いよう綺麗にするんだぞ」
~アルカディア号~
あけび「がっちりしてますねー」
妙子「いいアタック出来そうです」
~アースグリム~
カエサル「主砲が回らないなー」
おりょう「鳥の頭みたいぜよ」
左衛門佐「ちゅんちゅん」
エルヴィン「たわけ、アースグリムは銀河帝国の旗艦として、ラグナロック作戦や回廊の戦いで同盟軍艦隊を押し返した凄い戦艦なんだ」
「ファーレンハイトさんに謝りなさい」
《すいません》ペコリ
~ジェイナス~
梓「ビーム砲がいっぱいあるね」
あや「おっきくてつよそー」
~ヤマト~
沙織「うわ、ベタベタするー」
華「これはやりがいがありそうですね」
みほ「これじゃあ中も…」スタスタ
「艦内の水抜きをして、第三艦橋を修理しないと…」
「古い補助エンジンを交換して、波動エンジンも始動させないと」
~戦艦を洗艦します~
華「沙織さん冷たいー」ビチャビチャ
左衛門佐「高松城を水攻めじゃー」バシャバシャ
カエサル「ルビコンを渡れ」
おりょう「ペリーの黒船来航ぜよ」
エルヴィン「宇宙戦艦と水といえば藤子・F・不二雄の宇宙船製造法でしょ」
《それだ》
あゆみ「もーびしょぬれ」パタパタ
桂利奈「恵みの雨だー」
優季「ブラ透けちゃうよー」
桃「今日は戦艦を洗艦するといっただろ」
柚子「それよりちょっとは手伝ってくださいよ…」ゴシゴシ
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桃「よし、いいだろう、後の整備は自動車部に今晩中にヤラせるそれでは本日は解散」
優花里「早く乗りたいですね」
みほ「う、うん…」ツカレタ
黒森峰はマクロスでくると見た
~格納庫前~
華「遅いので心配しました」
みほ「ごめんね、寝過ごしちゃって…」
沙織「教官もおそーい」プンプン
「焦らすなんて大人のテクニックだよね」
キィィィィィィン
ウィィィィンガガガガガガグシャアアン
柚子「ああ、学園長のお宅が」オロオロ
杏「ああ、やっちったねー」モグモク
゙
キュィィィィィンゴゴゴゴ
優花里「うわー、惑星連合宇宙軍の最新鋭の新型戦闘艦、巡洋艦〈阿蘇〉です、すごおおい」キラキラ
ウィィィン
亜美「こんにちわー」
《こんにちわあ~》
桃「特別コーチの宇宙戦艦共同体の蝶野亜美一尉だ」
亜美「よろしくね、宇宙戦艦道は初めての子が多いと聞いていますが一緒に頑張りましょ」
「あれ、西住師範のお嬢様じゃないですか?師範にはお世話になっているんです」
「お姉様もお元気?」
みほ「ああ…はい…」
ニシズミシハンテ?ユウメイナノ?
亜美「西住流っていうのはね宇宙戦艦道の流派の中でも最も由緒のある流派なの」
優花里「教官、本日はどのような訓練を行うのでしょうか?」
亜美「そうね、本格戦闘の練習試合早速やってみましょう」
柚子「え!!いきなりですか?}
亜美「大丈夫大丈夫、宇宙戦艦なんてバーと動かしてガーっと操作してドーンと打てばいいんだから」
「それじゃあ、それぞれのスタート地点に向かってね」
優季「どうやって動かすのこれー」
桂利奈「知ってそうな友だちに聞いてみよっか」
あや「ネットで聞いたほうが早いんじゃない?」
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典子「ここで頑張ればバレー部は復活する、あの廃部を告知された日を忘れるな、ファイトー」
《おう!!》
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左衛門佐「初陣ぜよ」
おりょう「車懸りの陣でいきますか」
エルヴィン「いや、ここは火力を集中させて一点突破戦法で」
カエサル「一艦しかないじゃん」
亜美『じゃあそれぞれ役割を決めてくれる』
『三名のチームは艦長と操舵手、それから砲手、四名はそれに加えてレーダー分析官、五名は通信手ね』
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沙織「なんちゃら長とかさんとか手とか何がなにかわからないよー」
華「私達のチーム四人しか居ないですし」
みほ「じゃあレーダー分析官は通信手と兼任ね」
優花里「もちろん西住殿が艦長ですよねー」
みほ「えー無理無理」ブンブン
華「ではそうしたら」
沙織「もうーくじびきでいいよー」
亜美『では、全艦全速前進』
華「あのーどうすれば?」
みほ「まず、まず波動エンジンを起動させて」
華「えっと、これですか?」ポチ
ブブブブブブピヒュゥゥゥゥゥゥ………
………………………………………………
……ゥゥゥゥゥヒュゥゥゥゥゥゥゥ
ポヒュゥゥゥゥゥウウィィィィィン
優花里「ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!!」
沙織「ヒトが変わった…」
みほ「シュラハトシッフハイ…」ハハァ
~小惑星帯~
亜美『みんなスタート地点についたようね、ルールは簡単全ての艦を動けなくしたチームの勝ち』
『つまり、ガンガン前進してバンバン撃ってやっつければいいだけわかった?』
『宇宙戦艦道は礼に始まり礼に終わるの、では一同礼』
《よろしくお願いします》
『それでは、試合開始!』
優花里「始まりましたねー、とりあえず波動砲でも撃ってみます?」
みほ「いや、闇雲に打っても…」
沙織「ねえ、まず生徒会チーム潰さない?教官も女の人だったし」プンプン
華「まだ言ってるんですか…」
沙織「だって艦長が決めていいんでしょ、生徒会チームに向けて全速前進!!」
みほ「ははぁ」
バシュゥゥゥゥドガァァァァァン
沙織「うわぁ、なになに?何が起こったの?」オロオロ
~アルカディア~
忍「うわあ、すごい音」
妙子「いま空気震えたよ」
あけび「こんなスパイク撃ってみたい」
典子「まずはヤマトAチームを叩く」
~アースグリム~
エルヴィン「まずはアルカディアに協力してヤマトだ秘密協定は提携済み」
カエサル「賽は投げられたか」
--------------------------------
沙織「怖いー逃げよ」
ウィィィィィン
優花里「レーダーに機影を確認、前方にアースグリムこのままでは挟まれます」
沙織「右に曲がってー全力で逃げてー」
バシューンバシューン
ドゴオオオオン
優花里「前方に小型シャトルです」
みほ「あ、危ない」
今日はここまで、またよろしくお願いします
>>19それはお楽しみに
今日は少しだけ
みほ「優花里さんシャトル回収の準備をお願いします」
優花里「は、はい了解であります西住殿!!」
『後部ハッチ開放、誘導ビーム照射』
ウィィィィィン
みほ「大丈夫ですか?」
麻子「ん、問題ない」ムク
沙織「アレ麻子じゃん?どうしたの?」
麻子「沙織か」
みほ「あのお友達ですか?」
沙織「うん、幼なじみ!麻子あんたこんなとこで何してんの?授業中だよ?」
麻子「しってる、シャトルで昼寝をしてた」
ドガアアアアアン
沙織「きゃあ」
みほ「格納庫では危ないのでブリッジに上がってください」
ウィィィィィン
麻子「うー酸素が少ない…」
優花里「大丈夫ですか?」
沙織「麻子、昔から低血圧で…」
みほ「ノーマルスーツでも着ますか?」
麻子「このままでいい、問題ない」
バシューンバシューン
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
沙織「きゃあああ、もうやだあああ、どうすればいいのよーー」
みほ「……」コンソールカチカチ
みほ「機関停止してください、前方の小惑星帯に入ります」
優花里「あんな狭いところに入るのですか?」
みほ「大丈夫ゆっくりいけば大丈夫だよ」
みほ「華さん、ゆっくり前進してください」
ウィィィィィン
ゴン! ガン!
沙織「きゃあ、大丈夫なの?」
華「なんとかしてみます」
ビシュゥゥゥゥゥ---ーーーン
ダガァァァァァァァァァァァン
《やあああああ》
優花里「後部ブロック大破、第三艦橋応答ありません」
華「……」チーン
沙織「ああ、華大丈夫?」オロオロ
優花里「操舵手失神、行動不能!」
~アースグリム~
カエサル「いた、見た、撃った!!」
エルヴィン「よし、このまま撃破するぞ!」
『アルカディアそちらもいいな』
典子『大丈夫です、任せてください』
~ヤマト~
みほ「とりあえず通信士席で休んでもらいましょう」ハナハコビー
「操舵手は苦手だけど私がヤラないと」ハア
スィィィィィィィィンスイスイ
沙織「ええ、麻子運転できたの??」
麻子「今覚えた」つ【教本】
沙織「さすが学年主席!」
~アースグリム~
エルヴィン「とにかく撃ち込めー」
典子『撃て撃て撃て!』
エルヴィン「主砲、正射三連」
妙子『それそれそれ』
あけび『三連装パルサーカノン発射~!』
~そよかぜ~
桃「よーし今のうちに回り込め」
ズィィィィィンン
~ジェイナス~
梓「私達もついてこーっと」
ボギー「機関出力サイダイ、前進シマス…」
あゆみ「ボギーちゃんかわいい~」
~ヤマト~
優花里「レーダーに感、前方からそよかぜとジェイナスが来ます」
沙織「このままじゃあ囲まれちゃうよー」ボロボロ
みほ「落ち着いてください、麻子さん左舷回頭、推力停止してください」
「秋山さん、砲塔を回転させてください」
優花里「はい!」
ウィィィィィン
沙織「はやくはやく、撃たれる前に撃っちゃてよー」
ウィィィンカチ
みほ「三連装ショックカノン発射用意」
「全員ショックに備えてください」
「す~、発射!!」
バヒュィィィィィィィィィン
アースグリム ズガアアアアアアアアン ピ、シュポ F□
沙織「す、すごお!!」
優花里「じんじんします」
華「なんだか、気持ちいい」ウットリ
亜美『有効、Cチーム行動不能』
(やるわね)ニッコリ
みほ「今度はアルカディア号」
優花里「はい!」
ウィィィィィン
~アルカディア号~
忍「キテルキテル」オロオロ
典子「フォーメーションB!!」
《ハイ》
あけび「重力波ミサイル発射ー」
カパ カパ
バシュウウウウウウン
みほ『優花里さん対空防御、弾幕はって』
優花里『了解であります』
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
ヒュゥゥゥゥゥゥゥン
ドカ ドカ ドカ ドカ ドカ
みほ『次弾装填、発射!」
カチ!
バヒュィィィィィィィィィン
アルカディア号 ズガアアアアアアアアン
典子「ま、まともにアタック食らったぁ」
ドカアアアアアアアアアアアアン ピ、シュポ F□
そよかぜ ズィィィィィンン
沙織「また来るよ」ワタワタ
ショックカノン ウィィィィィン
~そよかぜ~
桃「ふふふ、ここがここがお前たちの死に場所だ!」
フェーザー砲 ビシュゥゥゥゥゥン
ヤマト スカ!
みほ『撃て!』
そよかぜ
ドガアアアアアン ピ、シュポ F□
杏「やられちゃったね」ヘラ
柚子「桃ちゃんここで外す?」
桃「桃ちゃんと呼ぶな」バタバタ
~ジェイナス号~
梓「やっぱ西住流半端なーい」
あや「逃げよ逃げよ」
紗季「……」ジーー
ボギー「敵艦ハッケン攻撃キマス…」
桂利奈「急げ急げ!」ソレー
ジェイナス号 小惑星にゴツーン
桂利奈「あれあれ?」シュツリョクアップー
ボギー「停止シテクダサイ機関部異常カンチ…」
ジェイナス号
プシュウウウウ
----------
-----ボン!
ピ、シュポ F□
亜美『Bチームアルカディア号、Cチームアースグリム、Dチームジェイナス号、Eチームそよかぜいずれも行動不能』
『よってAチームヤマトの勝利』
沙織「私達勝っちゃったの?」
華「そうみたいですね」
優花里「すごーい、西住殿すごいです」ダキツキー
麻子「勝ったというよりも他のチームが脱落したという方が正しいな」
まほ「はは…」
優花里「す、すいません」バッ
亜美『回収班を派遣するので行動不能の艦はその場に置いて戻ってきて』
桃「ふふふ、やはり彼女に宇宙戦艦道を履修させたのは正しかった」
杏「作戦通りだね~」ニヤ
~格納庫前~
亜美「みんなグッジョブ!ベリーナイス」
「初めてでこれだけ動かせれば上出来よ、特にAチームよくやったは」
「あとは日々艦隊運動と射撃訓練に励むように」
桃「一同礼!」
《ありがとうございました》ペコ
今日はここまでありがとうございました
わからない機体や質問等あったらお願いします
乙!正直ガルパンしか知らないからヤマト以外分からん
詳しくは要らないから何のアニメかだけ教えてください
>>67
読んでいただきありがとうございます
では簡単な解説を
ヤマト:言わずと知れた宇宙戦艦、宇宙戦艦ヤマトより恒星間航行用超弩級宇宙戦艦です第二次大戦中に長崎沖に沈没した戦艦大和をイスカンダル星からもたらされた波動エンジンなどを用いて改造、宇宙船としたものです
そよかぜ:無責任艦長タイラーに登場する駆逐艦です。地球圏は統一され惑星連合宇宙軍となり惑星ラアルゴンとの戦争を描いた作品です
そよかぜはその惑星連合宇宙軍の艦の中でも古い分類に入る老朽艦でヤマトのように第二次大戦期の艦艇を連想させる作りになっています艦首が衝角の様な形になっていて私の一番好きな宇宙船です。
ジェイナス号:銀河漂流バイファムに登場する宇宙船です。他の戦艦と異なりこの艦は本来は軍人が恒星間航行の練習をするための船です。バイファムは十五少年漂流記とガンダムを合わせたような作品で13人の少年少女が異星人との戦争の中、異星人側の軍の捕虜となった家族を救出するため自分達だけで異星人の母星を目指す旅に出るという作品です。作中に登場するボギーはジェイナス号に搭載されたAIでボギーと協力することで子どもたちだけでも航行させることができるようになっています。
アルカディア号:宇宙海賊キャプテンハーロックに登場する宇宙戦艦です。宇宙海賊として恐れられるキャプテン・ハーロックの乗艦。理想郷アルカディアの名を冠しているように、地球を含めあらゆる束縛に反旗を翻し、自由を求めて大宇宙に己の旗を掲げる無法者ハーロックを象徴する艦です。
アースグリム:銀河英雄伝説に登場する戦艦です。銀河帝国艦艇では珍しく二又にわかれた船首をしており、小型要塞砲に匹敵する大口径ビーム砲が搭載されています。銀河英雄伝説に登場する艦艇はヤマトやアルカディア号のような回転砲塔は持たず、機体前面にビーム砲を搭載する設計になっています
これ以外の艦艇は登場したつど解説を入れておきます
こいつらは出るかな?
アークエンジェル(ガンダムSEED)
マキシマス(トランスフォーマー)
アートデッセイ(ウルトラマンティガ)
アルカディアはどっち?ラム付きのほうが戦術が広がりそう。
今日もよろしくお願いします
>>82わが青春のアルカディア号の艦首髑髏版です、あれなら後部デッキでバレーできるからね(笑)
~温泉~
沙織「ん~今日はつかれたね~」ノビー
華「最初はどうなることかと思いましたけどすごくドキドキしました」
優花里「はいー、ショックカノンを撃てるなんて感激でありました」
沙織「でもさー、やっぱり艦長はみほがやってよね」
華「私達ではやはり戦艦のことよくわかりませんし」
優花里「西住殿頼りになりますし」
みほ「私が?そんな私なんて全然…頼りになんか…」
華「西住さんよろしくお願いします」
沙織「よろしくー」
優花里「よろしくお願いいたします」
みほ「はい、こちらこそよろしくお願いします」
沙織「私は何が向いてるかな」
みほ「武部さんはみんなと話すのが得意だから通信手なんてどうかな」
華「私、砲手をやってもよろしいでしょうか、じんじんしびれた感じが忘れられなくて…」モジモジ
優花里「では、私は従卒になりたいであります、コーヒーでもココアでもフィンガースナップひとつでお届けするであります」
みほ「ははぁ…、優花里さんはレーダー分析官兼参謀をお願いします」
優花里「参謀でありますか?ありがとうございます」ハァハァ
沙織「ねえ、まこー操舵手おねがい」
麻子「悪いが、もう書道を選択している」
みほ「冷泉さんがいると助かります」
優花里「今日の運転は見事でありました」
麻子「無理なものは無理だ」
沙織「でもまこ、単位足りてないじゃん、宇宙戦艦道取れば単位三倍だよ?おばーに怒られるよ?」
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---------------------------------
--------------------------
麻子「…分かったやろう」
~格納庫前~
桃「今日の訓練ご苦労であった」
《おつかれさまでした》
桃「急ではあるが今度の日曜日、練習試合をすることになった、相手は聖グロリアーナ女学院」
《ええー!!》
沙織「どうしたの?」
優花里「聖グロリアーナ女学院は全国大会で準優勝したこともある強豪校なんです」ショボン
桃「日曜は朝六時に集合」
麻子「ろ、六時なんて人間に起きられるわけ無いだろ、戦艦道やめる」
華「もうですか!?」
沙織「麻子は昔から朝が弱くって」
優花里「モーニングコールさせていただきますから」
麻子「無理だ、六時になんてこれるはずない」
優花里「いえ、六時集合なのでもっと早く起きなくては…」
麻子「人にはできることと出来ないことがある」
沙織「麻子がいなくなったら誰が運転するのよ~」
華「ならいっその事戦艦に泊まったらどうです?」
優花里「そうですよ、ヤマトなら専用個室もありますし映画鑑賞室や食堂、大浴場まで完備であります」
華「じゃあみんなでお泊り会しましょう」パチパチ
~宇宙戦艦道試合会場宙域~
華「アレが聖グロリアーナ女学院の戦艦ですか?」
優花里「そうみたいです、大きいですねー」ニコニコ
小型シャトル シュィィィィン
桃「本日は急な申し込みにもかかわらす快く答えて感謝する」
ダージリン「構いませんことよ、それにしても随分個性的な戦艦ですわね」アワレミー
「ですが、私達はどんな相手にも全力を尽くしますの、サンダースやプラウダみたいな下品な戦い方はしませんわ」
「騎士道精神でお互い頑張りましょう」ニコ
審判「ではこれより聖グロリアーナ女学院対大洗女子学園都の練習試合を始める」
「一堂礼」
《よろしくお願いします》
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----------------------------------
-----------------------------
桃『用意はいいか隊長、全ては貴様にかかっている』
みほ「は、はい」
《試合開始》
みほ「では、私達Aチームはこれから偵察に向かいます、みなさんは回廊内の予定ポイントで待機してください」
《はい!》
杏「ねーねー西住ちゃん、作戦名とかないの?」
みほ「作戦名ですか?…では、コソコソ作戦でコソコソ隠れて相手の出方を見てコソコソ攻撃します」
桃「姑息な作戦だな」ハァ
柚子「桃ちゃんが考えたんじゃあ…」
みほ「では、コソコソ作戦開始です」
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----------------------------------
-----------------------------
聖グロリアーナ女学院艦隊
ダージリン『全艦前進』コウチャノミー
ズィィィィィンン
~ヤマト~
優花里「グロリアーナ艦隊発見しました旗艦ヒューベリオンです」
みほ「標準型戦艦4隻、ヒューベリオン1隻ですね」
優花里「さすが綺麗な隊列を組んでますね」
みほ「あれだけ速度を合わせて隊列を崩さないなんて、ダージリンさんの艦隊運動は名人芸だね」
優花里「こちらのビーム砲では敵艦の正面シールドは抜けません」
みほ「んーそこは戦術と腕かな」ニッコリ
優花里「はい」パァ
みほ「麻子さんこちらも展開します、デブリに隠れながら接近してください」
スィィィィィィィィン
みほ「目標ヒューベリオン、撃て」
バシュウウウウウウン
~ヒューベリオン~
ドーカアアアアン グラグラ
オレンジペコ「仕掛けてきましたね」ヨロヨロ
ダージリン「こちらもお相手しますか、全艦攻撃開始」
ビシュゥゥゥゥゥン
ビシュゥゥゥゥゥン
~ヤマト~
優花里「撃ってきましたね」
みほ「麻子さん敵の直撃を食らわないよう注意してください、敵を目標地点まで誘導します」
麻子「了解」
ウィィィィィン
ズシィィィィン
ズィィィィィンン
ユラユラ
華「直撃でなくてもかなり揺れますね」
みほ「このまま追いつかれないよう前進してください」
~ヒューベリオン~
ダージリン「思っていたよりやるわね、全艦全速前進」
ズゥゥゥゥゥゥン
ダージリン「どんな走りをしようともわが校の戦艦は一滴たりとも紅茶をこぼしたりしないは」クイ
ビシュゥゥゥゥゥン
ビシュゥゥゥゥゥン
ペコ「………」ジィーーー
ダージリン「何を見てますのペコ?」
ペコ「いえ何でも…」
ダージリン「あなた、私が紅茶さえ飲んでいれば幸せだと思っているでしょ」
ペコ「そんなことは…」
ダージリン「ふふ、全艦攻撃の手を緩めないように」
~回廊内~
あや「へっへー革命ー」ダイフゴウチュウー
典子「いつも心にバレーボール」トスー
桃「…遅い」プンプン
杏「待つのも作戦のうちだよー」
桃「しかし…」
みほ『こちらAチーム、敵を引き付けつつ後3分で目標地点に到着します』
桃『Aチームが来たぞ、各自配置にもどれ』
ヤマト
ズィィィィィンン
桃『敵艦発見、撃て撃て撃て』
バシュウウウウウウン
バシュウウウウウウン
ドガンドガン
みほ『ま、待ってください』
沙織『味方を撃ってどーするのよー』
~ヒューベリオン~
ダージリン「こんな安直な作戦私達には通用しないは」
ダージリン『敵が動きましたは、アッサム、全艦隊を例の宙域に向けなさい、そこで凸形陣を敷きます』
------------------------------------
桃『撃て撃て撃て、どっちを向いても敵ばかりだ!狙いを付ける必要もないくぞ、撃って撃って、撃ちまくれ』
バシュウウウウウウン
バシュウウウウウウン
大洗艦隊コウゲキ-
みほ『そんなバラバラに攻撃しても…敵の砲撃の間を狙ってください』
桃『もっと撃てー撃て撃て撃て』
バシュウウウウウウン
バシュウウウウウウン
~ヒューベリオン~
ダージリン『全艦砲撃開始』
ビシュゥゥゥゥゥン
典子『すごい攻撃』
ダージリン「火力を集中して一点突破を図ります、目標ジェイナス」
ビシュゥゥゥゥゥン
ビシュゥゥゥゥゥン
ダージリン「全速前進」
ズィィィィィンン
梓『こっち来たー』
あゆみ『もうやだ~』
優季『怖いよ~』
桂利奈『脱出しよう~』
ボギー『脱出艇ヨウイシマス』
梓『逃げちゃだめだってばー』
一年生チームシャトルデダシュツー
ジェイナス
ズガアアアアアアアアン ピ、シュポ F□
~そよかぜ~
柚子「あれ、あれあれあれ」グイグイ
杏「あー、エンジン止まっちゃったね、この船ボロいからねー」
柚子「会長、そんなこと言ってる場合じゃありません」ガチャガチャ
そよかぜ座礁
~ヤマト~
みほ「武部さん、各艦状況を確認してください」
沙織「え、えーと、Bチームどうですか」
妙子『大丈夫です』
沙織「Cチーム…」
カエサル『言うに及ばず』
「Dチーム…」
ボギー『ゼンインブジダシュツシマシタ』
「Eチーム…」
杏『ダメっぽいねえ』
桃『無事な艦はとことん撃ち返せー』
~ヒューベリオン~
ダージリン「敵の戦列が崩れましたわ、各艦前進、このまま敵を包囲します」
~ヤマト~
典子『隊長、私達これからどうしたら』
みほ「このままいたらやられるだけ…」
華「隊長は西住さんです」
沙織「私達みほの言うとうりにする」ニコ
麻子「どこへだって行ってやる」
優花里「西住殿、命令してください」
みほ『BCチーム、私達の後について来てください移動します』
エルヴィン『心得た!』
典子『了解です』
みほ『もっとコソコソ作戦を開始します』
みほ『全艦ミサイル掃射、左舷回頭全力でこの宙域を離脱します』
カパ カパ カパ
パシュウウウウウン
ドガガガガガガ
ダージリン「あら、逃げ出したの?」
ペコ「小惑星帯に撤退するようですね」
ダージリン『全艦、敵を追いなさい』
----------------------------
-------------------------
----------------------
みほ『これより小惑星帯に入ります、地形を最大限に利用してください』
《了解!!》
みほ『各艦散開』
シュィィィィン
シュィィィィン
ダージリン『こちらも敵を追います、各艦散開、待ち伏せに注意しなさい』
~アースグリム~
小惑星に張り付き中
カエサル「きたきたきた」
エルヴィン「敵艦補足」
あ れ
カエサル「ここは秘密兵器を使ってみるか」ニヤニヤ
エルヴィン「そうだな、一度威力を見ておくのもいいだろう」
《よろしい本懐である》ハハハッ
左衛門佐「主砲、正射!」
キュウウウウウウウウン
ズバアアアアアアアアアアアアアアアアアン
※アースグリム主砲:通称本懐砲、波動砲並の威力を誇る必殺兵器
グロリアーナ標準型戦艦
ズガアアアアアアアアン ピ、シュポ F□
おりょう「凄いぜよ」
~グロリアーナ標準型戦艦~
グロリアーナ生A「…廃棄された資源用小惑星に熱源感知」ピピピピピ
ルクリリ「敵はそこだ、船首回頭全速前進」
スィィィィィィィィン
ルクリリ「敵は坑道内だ進めー」
スイ スイ
----------------------------
妙子『キャプテン、敵が罠に入りました』
典子『よし、エンジン再始動、突撃ー』
----------------------------
グロリアーナ生A「か、艦長、これは採掘用ロボットのエンジンです」
ルクリリ「しまった、罠だ退避ー」
典子『撃てー!』
パシュウウウウウン
グロリアーナ標準型戦艦
ズガアアアアアアアアン ピ、シュポ F□
あけび『やりましたキャプテン』
典子『よっしゃああ』
~ヤマト~
エルヴィン『こちらCチーム、一艦撃破』
妙子『Bチーム一艦撃破』
優花里「やりましたね西住殿」
みほ「うん」
~ヒューベリオン~
『すいません撃破されました』
『こちらも行動不能すいません』
ダージリン「な…!」紅茶カップガシャーン
ダージリン「おやりになりますわね、でもここまでですは」
~アースグリム~
カエサル「ははははっ」
エルヴィン「ははははっ」
おりょう「前方に敵ぜよ」ピピピピ
カエサル「よし、もう一隻仕留めるぞ」
左衛門佐「主砲正射三連!」カチッ
プス…
エルヴィン「どうした撃ててないぞ」
左衛門佐「おかしいな」カチカチッ
プス… プス…
おりょう「全然撃てないぜよ」ウワ-
カエサル「敵が来ているぞ!」
標準型戦艦
ウィィィィィン
《くたばれカイザー!!》
ビシュゥゥゥゥゥン
ビシュゥゥゥゥゥン
ズガアアアアアアアアン ピ、シュポ F□
おりょう「やられたぜよ」ゲホゲホ
エルヴィン「私の武運の鉱脈も尽きたか…」
左衛門佐「な、なにか形見をください!必ず隊長の元へお届けします」
エルヴィン「そうだな、形見をやる…お前の命だ、生きて隊長にお目にかかれ死ぬなよ…」ガクッ
カエサル「何を遊んでいる!!」ウガー
エルヴィン『すいません隊長やられてしまいました」
※アースグリムの本懐砲を使用してしまうと主砲周りの船首が溶解してしまい攻撃ができなくなるのである
あけび「やりましたねキャプテン」パシ
忍「こんなアタック決めたの久しぶりです」
典子「よし次行くぞ」
《おお!》
カラ…カラ…
妙子「…なんでしょうキャプテン?」
カラ…カラ…カラ…ピキ!?
あけび「ぴき?」
…ゴゴゴゴゴゴゴ
典子「く、崩れるぞおおーー!!」
妙子「前進前進」ワタワタ
あけび「敵艦が邪魔で通れません」
典子「誰だこんな狭いところで主砲なんてぶっぱなしたのはー」
《ぎゃぁぁぁぁぁぁ生き埋めになるうううう》
《キャプテーーーン》
ぐしゃああああああん
アルカディア号 ピ、シュポ F□
~ヤマト~
エルヴィン『こちらCチーム撃破されました』
典子『こちらBチーム行動不能すいません』
優花里「残っているのは我々だけです」
みほ「敵は残り何隻ですか?」
沙織「えっと、3隻です」
標準型戦艦
ヒュゥゥゥゥゥゥゥ
みほ「来た、囲まれたらまずい…」
麻子「どうする」
みほ「とにかく敵を振りきってください」
ブィィィィィィンン
ビシュゥゥゥゥゥン
ビシュゥゥゥゥゥン
みほ「よけてください!」
ズゥゥゥゥゥン
優花里「敵艦から通信です」
みほ「モニターに回してください」
ピシューーン
ダージリン『こんな格言を知ってる、恋愛と戦争では手段を選ばない』
優花里「ダメです西住殿完全に包囲されています」
みほ(なにか、ないかないの?)
今日はここまで ありがとうございました
戦艦解説
ヒューベリオン:銀河英雄伝説に登場する主人公ヤン・ウェンリー第13艦隊の旗艦を務める戦艦です自由惑星同盟の戦艦も帝国艦同様前面にしか砲門がないため常に敵を向いて戦う必要があります
同盟艦は帝国艦のように無駄に内装にこだわったり形に拘ったりとしないため質実剛健と言った風貌で攻撃翌力守備力とも帝国艦をわずかばかり優っています。
装甲前面には強力なシールドがはられており、有効射程距離内からでも正面装甲は抜くことが出来ません、そのためお互いに主砲を向かいあわせて撃ちあっているわけですが、主砲発射の際はそのシールドを解除しなくてわならないためこの隙を突かれると撃破されてしまいます
いかに敵の側面や後方、包囲するかなどの戦術が大切になってくる作品です。
現在ヤングジャンプでコミックス版が連載中なので気になる方はどうぞ
ではまたおよろしくお願いします
乙
面白いんだが、わ と は が逆に使われてる部分が多く、物凄く気になる
特にダー様の台詞で顕著ですは
>>111
ありがとうございます
これからは気をつけて行きたいと思います
そよかぜ
ズィィィィィンン
杏『参上!』
華「生徒会チーム!」
優花里「エンジン直したんですね」
桃『発射!』
バシュウウウウウウン
ヒューベリオン スカッ
柚子『桃ちゃんここで外す』ハア
ダージリン『撃ちなさい』
ビシュゥゥゥゥゥン
ビシュゥゥゥゥゥン
そよかぜ
ズガアアアアアアアアン ピ、シュポ F□
杏『やーらーれーたー』
みほ「前進、一撃で離脱してください」
バシュウウウウウウン
標準艦
ズガアアアアアアアアン ピ、シュポ F□
みほ「このまま前進してください、回廊出口で敵を待ち伏せします」
麻子「了解」
ズィィィィィンン
みほ「前方の小惑星に接舷してください、攻撃翌用意」
みほ「撃て!」
バシュウウウウウウン
標準艦
ズガアアアアアアアアン ピ、シュポ F□
みほ「第二砲塔用意 目標グロリアーナ標準艦 撃て」
バシュウウウウウウン
バシュウウウウウウン
標準艦
ズガアアアアアアアアン ピ、シュポ F□
優花里「やりましたね西住殿」パア
みほ「このまま後退します、敵と相対距離を保ってください」
ズィィィィィンン
麻子「このまま撤退するか?」
みほ「いえ、ここで決着をつけます、優花里さんロケットアンカー発射用意してください」
ダージリン『逃しませんわよ、全速前進』
ウィィィィィン
麻子「このままじゃ追いつかれるぞ」
みほ「大丈夫です、機関最大、前方の小惑星を過ぎたらアンカーを発射、敵の後背に回り込みます」
ズィィィィィンン
みほ「ロケットアンカー発射」
ドォォォォォン グザ
みほ「このまま敵の背後に回り込みます」
グィィィィィン
沙織「うわあああ潰れるうう」グィィィィィン
ダージリン『……』ピキーン
ダージリン『機関停止、全力後退』
みほ「主砲発射用意、撃て!」
ダージリン『主砲正射!』
バシュウウウウウウン
バシュウウウウウウン
ビシュゥゥゥゥゥン
ビシュゥゥゥゥゥン
ズガアアアアアアアアン
モクモクモク
--------------------------------
-------------------------------
------------------------
ヤマト ピ、シュポ F□
《大洗女子チーム全艦航行不能、よって聖グロリアーナ女学院の勝利》
優花里「西住殿 敵艦から通信が来ております」
ダージリン『あなたが隊長さんですわね?あなたお名前は?』
みほ「えっと西住みほです」ウツムキ
ダージリン『もしかして西住流の?、随分お姉さんとはちがうのね」フフ
…ピ
杏『やあやあ、負けちゃったね、ドンマイ』
みほ「すいません」
桃『約束通りやってもらおうかあんこう踊り』
杏『まあまあ、こういうのは連帯責任だから』
桃『ええー』
柚子『会長まさか!?』
…この後めちゃくちゃあんこう踊りした
~格納庫前~
梓「西住隊長…」ションボリ
「戦艦を放り出して逃げたりしてすいませんでした」
《すいませんでした》ペコリン
あゆみ「先輩たちとってもかっこ良かったです」
優季「すぐ負けちゃうと思ったのに…」
あや「次は私達も頑張ります」
桂利奈「絶対頑張ります」
みほ「ふふ」ニコ
杏「これからは作戦も西住ちゃんが考えてよ、でこれ」つ□
通信文
ダージリン『今日はありがとう、あなたのお姉さまとの試合よりずっと面白かったわ』
『貴官の勇戦に敬意を表す、再戦の日まで壮健なれ』
優花里「すごいです、聖グロリアーナ女学院は好敵手と認めた相手にしか紅茶を送らないとか」
みほ「はは、勇戦と評してもらっちゃった」ハハ
優花里「昨日の敵は今日の友ですね」
杏「公式戦は頑張らないとね」
沙織「公式戦て?」
優花里「宇宙戦艦道の全国大会です」
~抽選会場~
《大洗女子学園、8番》
《おおー》
《イエーイ、やったー》
優花里「サンダース校…」
沙織「それって強いの?」
優花里「優勝候補の一つです、戦艦の保有数が全国一位なんです」
みほ「でも、公式戦は台数も決まっていて、一回戦は十隻までって決まってるから」
沙織「でも十隻ってうちの倍じゃん!」ウヘー
みほ「うん…」ションボリ
優花里「……」
~学校~
みほ「優花里さんが学校に来てないの?」
沙織「そうなの、携帯かけてもつながらないし…」
華「お宅におじゃましてみますか?」
~ユカリンハウス~
好子「朝出かけたっきりまだ帰ってきてないのよ、よかったら部屋で待っていて」
沙織「ありがとうございます」
みほ「優花里さんどこ行っちゃったんだろう?」
窓ガラガラ
優花里「あれ、皆さんどうして私の部屋に?」ヨイショ
みほ「優花里さんこそどうしてたんですか?」
優花里「ふっふー、ぜひ皆様に見ていただきたいものがあるんです」シュパ つ□
モニター《実録!突撃!!サンダース大付属高校》
沙織「なにこれ?」
優花里『私は今、サンダース大学付属高校に来ております、では潜入します』
優花里『なんとか潜入できましたでは、サンダースの制服に着替えたいと思います』
ストーム・トルーパー(優花里)『これでどこから見てもサンダース生です』コーホー
~格納庫~
優花里『すごいです、スター・デストロイヤーがズラリ、あれはヴィクトリー級』
『あっちにはインペリアル級も、ああーあそこにはベイダー卿も搭乗したエグゼキューター級もあります』
-----------------------------------
---------------------------------
~ブリーフィングルーム~
優花里『全体ブリーフィングが始まるみたいです』コーホー
アリサ『では一回戦出場艦を発表する』
アリサ『エグゼキューター級スーパー・スター・デストロイヤー1隻、インペリアルⅡ級スター・デストロイヤー1隻、インペリアルI級スター・デストロイヤー8隻』
優花里『容赦無いようです』アワアワ
アリサ『なにか質問は?』
優花里『はいノ、小隊編成はどうしますか?』
ケイ『今回は3隻で1小隊の3個中隊にするわ』
優花里『フラッグ艦のディフェンスは?』
ケイ『ナッシング!』
優花里『敵には大和級がいるのですが?』
ケイ『問題ないは、1隻でだって殲滅できるわ』フンス
ナオミ『見慣れない奴だな?』
アリサ『所属と階級は?』
優花里『え、あのー第13艦隊、薔薇の騎士連隊所属ライナー・ブルームハルトであります』ビシ
ナオミ『偽物だー捕まえろー』
優花里『ひえーハアハア』スタコラサッサー
『有力な情報は入手しましたこれでレポートを終わります』
優花里「オフラインレベルの編集でありますが参考になさってください」つ□
みほ「ありがとう、秋山さんのおかげで相手のフラッグ艦も分かったし頑張って戦術立ててみる」
~第1回戦~
桃「整備終わったかー」
《はーい》
桃「では試合開始まで待機」
ナオミ「のんきなものね」ハア
アリサ「それでよく全国大会まで出てこれたものね」
優花里「わああ」サッ カクレー
桃「貴様ら何しに来た?」
ナオミ「試合前の交流も兼ねて食事でもどうかと思いまして」
杏「おおーいいねー」
シャトル シュウウウウウ
沙織「わーひろーい」
優花里「豪華な船ですね、こんな大きな戦艦始めて見ました」
ケイ「ヘイ、アンジー」
柚子「杏だからアンジー?」
杏「やーやーケイお招きどうも」
ケイ「なんでも好きなモノ食べていってねー」
ケイ「ヘイ、ブルームハルトこの前は大丈夫だった? うちは何時でもオープンだからまた遊びに来てね」
優花里「は、はい」
華「隊長さんは感じの言い方ですね」モグモグ
アリサ「一年生だからって遠慮しないで食べていきなさい」
梓「は、はいありがとうございます」
アリサ「じゃあお互い頑張りましょ」握手つ
優季「へ、私~?よろしくお願いします」⊂握手
アリサ「ええ、よろしく」ポワワワワン
優季「…コチラコソ…」メダマグルグル
《それではサンダース大学付属高校と大洗女子学園の試合を開始する》
みほ『説明したとおり、敵のフラッグ艦を戦闘不能にした方の勝ちです、サンダース付属の戦艦は攻守ともにこちらの船より強力ですが落ち着いて戦いましょう』
『機動力を活かして常に動き続け、敵を分散させ各個撃破します』
《はい!》
《では、試合開始!》
みほ『全艦、前進開始』
ゴゴゴゴゴゴゴ
ケイ『前進前進、ガンガン行くよー』
デーデーデー デッデデー デッデデー デーデーデーデッデデー デッデデー
そもそもこんな艦隊を管理、運営するにはデススターかイゼルローン並の学園艦ということにいまさら気づいた
>>128
この世界では高校生が惑星を運営しています、それをすべて統括しているのが生徒会長です
みほ『ウサギさんチームは右方向の偵察をお願いします、あひるさんチームは左方向を』
《了解しました》
みほ『カバさんチームはカメさんチームを援護しながら前進してください』
~ジェイナス号~
あゆみ「いないねー」
桂利奈「逃げちゃったんじゃない?」
梓「静かに」
ボギー「敵艦ハッケン、敵艦ハッケン」
梓「いた!」
梓『こちらうさぎチーム、スター・デストロイヤー3隻確認これからおびき出します』
ボギー「後方チュウイ、後方チュウイ」
ドガアアアアアン
あや「きゃあ!」
スター・デストロイヤー艦隊
ズウウウウウウウウウウン
梓『スター・デストロイヤー6隻に包囲されちゃいました、どうしましょう?』
みほ『ウサギさんチームこれから援軍を送ります、なんとか耐えてください』
みほ『あひるさんチームついてきてください』
《了解しました》
ズウウウウウウウウン
あゆみ「わーわー撃ってきたー」
ドガアアアアアン
梓「あやこっちも攻撃!」
あや「はーい」
バシューンバシューン
スカ スカ
ケイ『へへー当たらないよー』
ケイ『撃て撃て撃て!』
ビシュゥゥゥゥゥン
ビシュゥゥゥゥゥン
あゆみ「頑張って桂利奈ちゃん」
かりな『あいあいあーい』
ズゥゥゥゥゥゥン
~ヤマト~
みほ「麻子さん面舵いっぱい!」ピキュイィィン
ドガアアアアアン
ドガアアアアアン
みほ「3隻…囲まれた!」
ズガアアアアアアアアン
優花里「前方に6隻、左舷から3隻…全10隻中9隻この宙域に集結ですか」
華「随分思い切った作戦ですね」
みほ『ウサギさんチームこのままでは包囲されます、停止出来ますか』
《むりでーす》
ズガアアアアアアアアン
沙織「6隻に集中砲火受けてるって」
みほ『わかりました、アヒルさんチームはウサギさんと合流後ミサイル一斉掃射、紡錘陣形で小惑星帯まで撤退します』
《わかりました》
~スター・デストロイヤー~
『…小惑星帯まで…撤退しま…す』
アリサ「小惑星帯まで撤退ね」ニヒヒ
アリサ『隊長、N-5ポイントに2隻回してください』
ケイ『2隻ね、OK!』
ズィィィィィンン
~ヤマト~
梓『先輩、ありがとうございます』
みほ『落ち着いてください、あひるさん、ミサイル発射、ウサギさんチームは私たちについてきてください、この宙域を突破します』
典子『撃てー』
カパ カパ カパ
パシューーーーン
ドガアアアアアン
みほ「全速前進!」
優花里「レーダー感、西住殿、前方に2隻回りこまれました!」
みほ「このまま前進してください、こちらも砲撃開始」
バシューンバシューン
桂利奈『まじですか!?』
忍『了解、機関最大船速』
ズィィィィィンン
バシューンバシューン
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
沙織「きゃああ」グラグラ
みほ「このまま小惑星帯に入ります」
ズィィィィィンン
ケイ『ここは障害物が多すぎるわね…全鑑停止』
アリサ「ッチ! 逃げられたか」
ケイ『ドンマイドンマイ!深追いNGよ、にしても今日もアリサの感は冴えてるわね』
アリサ『ありがとうございます』ニヤァ
優花里「危なかったですね西住殿」
みほ「うん、まるで私達の動きがわかっていたみたい…」ハッ
みほ コンソールパチパチパチー
みほ「やっぱり…」
優花里「どうしたんでありますか?」
みほ「私達の通信がこの宙域中に全チャンネルで送信されてる…」
沙織「ええーなんでそんなことに?」
優花里「わかりません、通常の高速通信は何重にもプロテクトをかけているんですが…」
みほ「沙織さん発信元は分かりますか?」
沙織「ええーと…発信元はジェイナス号です」
みほ「なんでそんなことを…」
沙織「ウサギさんチームに聞いてみようか?」
みほ「待ってください、優花里さんシャトルの準備をしてください、ジェイナスに行きます」
優花里「わかりました」ピコピコピコ
シャトル
シュイイイイン
~ジェイナス号~
あゆみ「怖かったね~」
桂利奈「すごかったね~」
優花里「全員動かないでください」バーン
梓「どうしたんですか隊長」ワア
みほ「宇津木さん動かないでください」
優季「……」メダマグルグル
梓「優季どうしたの?」
優花里「だめです、反応がありません」ウツムキ
みほ「…多分、フォースで操られているんだと思う」
優花里「フォースでありますか?」エエー
みほ「ごめんなさい宇津木さん」ドス
優季「ううぅ……あれ?どうしたのみんな?」
《優季----》
梓「良かったね優季」
桂利奈「心配したよー」ウウ
みほ「通信はこのままにしておいてください、優花里さん戻ります」
~ヤマト~
沙織「まさかフォースを使って操られるなんて…」
華「そんなの反則なんじゃあ?」
優花里「ん~確かにルールブックにはフォースを使っちゃいけないなんて書いてありませんねえ」
華「抗議しましょう!」
みほ「ん~それならこっちは…」
------------------------------
------------------------------
------------------------------
みほ『全艦、このまま前進し小惑星帯を脱出します、Nフィールドの衛星上に再集結してください』
みほ『敵は小惑星帯を迂回してくると思われます、敵が通りすぎたところを挟み込んで砲撃します』
~スター・デストロイヤー~
『…通り過ぎたところを…砲…します』
アリサ『隊長、目標は衛星上に再集結します、囮をこのまま前進、本体は小惑星帯を左右から迂回して敵を挟みます』
ケイ『OK!OK!、でもなんでそんなことまでわかっちゃうわけ?』
アリサ『女の感です…」ニヤ
ケイ『ハハハ、それは頼もしい』
------------------------------
------------------------------
------------------------------
みほ「よし『全艦停止、敵に囲まれました、全艦後退してください』」
みほ【アヒルさんチーム、作戦どおりワイヤーで小惑星を牽引しつつこの宙域から離脱してください】
みほ『敵に発見されました、全艦全力で離脱してください、そよかぜはSフィールドの廃棄コロニーに隠れてください』
~スター・デストロイヤー~
『そよかぜは…廃棄コロニーに隠れ…さい』
アリサ「そよかぜ…、敵のフラッグ艦ね」ニヤ
アリサ『チャーリー、ロック敵は廃棄コロニーよ、見つけ次第迎撃しなさい』
《了解!》
スター・デストロイヤー
ズィィィィィンン
『こちらチャーリー、廃棄コロニー到着、迎撃に当たります』
スイイイイイイイイン
~アースグリム、ヤマト、ジェイナス~ 待ち伏せ中…
おりょう「来たぜよ…」ニヤ
みほ【各艦砲撃用意…】
『こちらチャーリー、敵艦見つかりません…』ウロウロ
みほ『撃て!』
バシューンバシューン
ビシュゥゥゥゥゥン
ズガアアアアアアアアン
『ジーザス』ドガアアアアアン ピ、シュポ F□
『メーデーメーデーこちらロック、敵の待ち伏せを ドガアアアアアン
スター・デストロイヤー ピ、シュポ F□
アリサ『なんですって!』
ケイ『ワッツ』
優花里「へへ、やりましたね」
沙織「通信じゃなくてシャトルで伝令を送ってたんだもーん」フフ
優花里「でも流石に疲れました」ヘトヘト
華「まさか私達が先に撃破できるなんて」
麻子「この後はどうする?」
アリサ「一体どうなってるのよ」カチカチ
みほ『…このまま全艦Bフィールドに集結してください、危険ではありますが敵に対して一点突破をはかります…』
アリサ「…ハハハハハハッ勝ったは」
アリサ『隊長、敵はBフィールドに全艦が集結するようです』
ケイ『それ本当?どうしてわかっちゃうわけ?』
アリサ『私の感は確実です』
ケイ『OK!全艦 GO ahead!』
------------------------------
------------------------------
------------------------------
ケイ『…なにもないよーーーーーー』ポツーン
アリサ『そんなはずありません!』…まさかはめられた?…」
~アルカディア号~
妙子「キャプテンこの後どうしますか?」
典子「この宙域にも敵がいる可能性がある、索敵怠るなよ」
《了解!》
スィィィィィィィィン
アルカディア号:スター・デストロイヤー ばったり
典子「あ…」
アリサ「あ…」
典子「取舵いっぱい全速後退ーーー」
アリサ「追えー!、撃って」
典子『隊長、敵をF-7ポイントで発見しました、でもこちらも発見され追撃を受けてます』
みほ『了解、そのままF-5ポイントまで後退してください、こちらも迎撃に向かいます』
みほ『全艦F-5ポイントに急行してください』
典子『対艦爆雷投下用意、放てー」
カパ ポイポイポイ
ドガアアアアアン
ドガアアアアアン
サンダース生「敵、爆雷を投下しているもよう損害軽微」
アリサ「こちらも攻撃しなさい」
バシューンバシューン
みほ『アルカディア号着きました、全艦、突撃してください』
ズィィィィィンン
サンダース生「レーダーに感、て、敵艦隊です」
アリサ「え、え、え、後退後退!」
アリサ『こちらフラッグ艦、敵全艦こちらに向かってきます』
ケイ『ちょっとちょっと話が違うじゃない?』
アリサ『どうやら敵に無線傍受を逆手に取られたようで…』
ケイ『ばっかもーん!!』
アリサ『申し訳ありません』
ケイ『いいからとっとと逃げなさい』
ケイ(…無線傍受までして数で押し切るなんてフェアじゃないわね…)
ケイ『3隻だけ私についてきて、ナオミ出番よ』
デーデーデー デッデデー デッデデー デーデーデーデッデデー デッデデー
ペコ「まさかこんな展開になるなんて」
ダージリン「まるで鬼ごっこね」クスクス
アリサ「このスター・デストロイヤーがやられるはずないわ」ガタガタ
「2万5000隻が建造されて、宇宙を統一だってしたのよ」ガタガタ
ドガアアアアアン
ドガアアアアアン
サンダース生「きゃあああああ」
アリサ「なんであんなしょぼくれた戦艦に追われなきゃならないのよ、あんた達の学校とは格が違うのよ、撃て撃て撃て」
バシュウウウウウウン
ビシュゥゥゥゥゥン
ズガアアアアアアアアン
みほ「今のは…」
優花里「スーパー・スター・デストロイヤーです…流石全長19km ものすごい攻撃翌力ですね」
アリサ「キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!」
サンダース生「イエーイ」パシーン
沙織「どうするみぽりん?」
みほ『カメさんは中央にあひるさんカバさんは攻撃を続けてください』
梓『今度こそ逃げずに戦います』
《うん》
ペコ「大洗女子ピンチですね」
ダージリン「サンドウィッチはね、パンよりも中のきゅうりが一番美味しいの」
ペコ「はい?」
ダージリン「挟まれたほうがいい味出すのよ」ドヤ
典子「撃てー」
ズガアアアアアアアアン
あけび「うわああああああ」
アルカディア号ドガアアアアアン ピ、シュポ F□
優季「桂利奈ちゃん頑張って」
桂利奈「あいあいあいー」
ズィィィィィンン
ナオミ「撃て!」
バシュウウウウウウン
あや「いやああああああ」
ズガアアアアアアアアン
ジェイナス号ドガアアアアアン ピ、シュポ F□
みほ『皆さん怪我はないですか?』
《大丈夫です》
沙織「もうダメなの~」メソメソ
ズガアアアアアアアアン
バシュウウウウウウン
ドガアアアアアン
桃『もう終わりだ…』ガックシ
カエサル『あんなに近づいてきた…』
みほ『みんな落ち着いて攻撃を続けてください、当てさえすれば勝てるんです』
『諦めたら負けなんです』
桃『いやもうだめだよ柚ちゃん』メソメソ
沙織「華、撃って撃って撃ちまくって、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるって恋愛だってそうだもん」
華「いえ、一発でいいはずです、麻子さんエンジン最大出力、西住さん波動砲を使います」
みほ「波動砲は推力が停止してしてしまうので危険だけど賭けてみましょう」
沙織『波動砲を使用します、各艦射線上から退避してください』
みほ『波動砲発射用意』
優花里『エネルギー弁閉鎖。エネルギー充填開始』
みほ『セイフティーロック、解除。ターゲットスコープ、オープン』
華『電影クロスゲージ明度20』
『エネルギー充填120%』
キィィィィィィィィィィィィィン
みほ『総員、対ショック、対閃光防御』スチャ
ゆかり『最終セイフティー、解除』
華『発射10秒前』
『9』
『8』
『7』
『6』
『5』
『4』
『3』
『2』
『1』
みほ『波動砲、発射!!!』
ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
ズドオォォォォォォオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!
スター・デストロイヤー ジュウウウウウ…ピチュン
審判《大洗女子学園の勝利》
沙織「勝ったよみぽりん」ダキー
優花里「やりましたね西住殿」
華「みほさんやりました」
《おおーい》
みほ「わあ、みんな…」
《やっったーーー》
《勝ったーーー》
《西住隊長ーー》
審判「一堂礼」
《ありがとうございました》
ケイ「あなたがキャプテン?」
みほ「は、はい」
ケイ「ファンタスティック、こんな試合ができるなんて思ってなかったわ」ダキー
みほ「あの、どうして4隻しか来なかったんですか?」
ケイ「ザッツ戦艦道、道を外れたら艦が泣くでしょ?」
ケイ「盗み聞きなんてつまらない真似して悪かったわね」ペコ
みほ「でも、全艦で来られたら負けてました…」
ケイ「ふふっ」つ握手
みほ「ありがとうございます」
--------------------
--------------------
ケイ「後で、反省会するから」パシン
アリサ「ひいぃぃぃぃ」ガクプル
ナオミ「ふふ」ポンポン
今日はここまで
今日は少しだけ
~次はアンツィオ戦です~
柚子「今のままで2回戦勝てるでしょうか?」
桃「我々は勝たなければならないのだ」バシィ
柚子「でも、相手はあのアンツィオ高校です」
杏「のりと勢いだけはあるからね~」モグモグ
柚子「調子に乗られると手強い相手です」
みほ「みんなの士気も高まって練度も上がってますが今の戦力だけではどうしても…」
桃「しかし、わが校の戦艦はもう…」
華「お話中失礼すいません、書類上ではこの星にはまだ戦艦があるようですが?」
杏「じゃあ、もう一回みんなで戦艦探そっか」モグモグ
~惑星大洗~
典子「戦艦なんだからすぐ見つかりますよね」
みほ「だと思うけど」
麻子「手掛かりはないのか?」
忍「冷泉先輩、刑事みたい」
みほ「それが部室が昔と場所が変わったみたいでわからないんだって」
----------------------------------
~洞窟~
あや「なにここなに~」
優季「洞窟みた~い」
梓「思えばなんで星が学校になってるんでしょう?」
沙織「たしか来るべき異星人交流社会ために広い視野を持ち大きく銀河に羽ばたく人材の育成と、生徒の自主独立心を養い高度な学生自治を行うために、これからの教育は宇宙で行うべしと唱えた人物がいたらしいよ」
梓「無策な教育政策への反動なんですかね?」ハハッ
生徒A「お疲れ様でーす」
沙織「あ、すいませんこの辺で戦艦見なかったですか?」
生徒A「ん~、戦艦かどうかはわからないですけどそれっぽいもの見たことあるよね?」
生徒B「どこだっけ?向こうの遺跡じゃなかったっけ?」
--------------------------------------
~海岸~
カエサル「ん~、よっと」ハッ カラン |ノシ_ パタ
ありょう「東が吉とでたぜよ」
カエサル「よし、向こうだな」
優花里「こんなことでわかるんですか?」オドロキ
--------------------------------------
典子「これで最後の部室ですよ?」
みほ「そうですね、でも何もなかったですね…」ガラガラピシャ
麻子「誰だこんなところに洗濯物干してるのは」
みほ「あっあれってまさか…」オドロキ
6連装波動エンジン デーン
~湖~
優花里「見つかりました、バード・オブ・プレイです」チンボツー
カエサル「流石はスポック」
優花里「あのー、それはちょっと~」イヤダナー
エルヴィン「カーク船長ならどうかな」
優花里「んはー、ありがとうございます」
--------------------------------------
~会議室~
桃「了解、バード・オブ・プレイだそうだ」
華「全長88m、ディスラプターキャノン2門搭載ですね」
杏「ジェイナスよりはいっかー」
柚子「新しいチームも出来ますしね」
~格納庫前~
華「沙織さんと一年生チームまだ帰ってないようですね…」
携帯ニャーンニャーンニャーン
麻子「遭難したそうだ…」チャクシン
優花里「ええ、どこでですか?」
麻子「わからん、どこかの遺跡らしい」
桃「なにか目印になるもがあるはずだ、それを探して連絡させろ」
杏「ハイこれこの星の地図ね、捜索隊に行ってきて」つ□
~遺跡~
優花里「何かでそうですね」ブルブル
みほ「麻子さん大丈夫?」
麻子「お化けは早起き以上に無理」ガクブル
--------------------------------------
あや「おなかすいたね」ションボリ
桂利奈「うん…」
梓「今夜はここですごすのかな…」メソメソ
沙織「みんな大丈夫だよ、落ち着いて」
--------------------------------------
携帯ピーピーピー
エルヴィン『西を探せカーク船長』
優花里『了解であります』
麻子「なんだそれ?」
優花里「魂の名前をつけてもらったんです」
テクテクテク
みほ「あーいた!」
《やったー救助隊だー》ダキシメー
みほ「武部さんモテモテだね」クスクス
優花里「あ、あれって!!」
Ν-ノーチラス号 デーーーーン
桃「みんな遅くまでご苦労だった、次の戦いには間に合わないがこれで先を戦う希望が見えた、次のアンツィオ戦もやるぞ」
「西住しめろ」
みほ「みなさん、次も頑張りましょう」
《おーー》
--------------------------------------
カルパッチョ「全員気をつけ」
アンチョビ「きっと奴らは言っている、のりと勢いだけはある、調子に乗るとて手強いと」ビシ
アンチョビ「しかし、のりと勢いはなにも悪い意味だけじゃない、こののりと勢いを2回戦に持って行くぞ」
アンチョビ「次はあの西住流率いる大洗女子だ、諸君ののりと勢い、さらにこの秘密兵器、そして少しの考える頭があれば悲願の3回戦進出も夢ではないぞ!」
《おおおーーー》
~アンツィオ戦~
ドガアアアアアン ピ、シュポ F□
アンチョビ「うう~」ガク
審判《大洗女子学園の勝利》
~次回、これがホントの知波単戦です!~
今日はここまで
戦艦紹介
バード・オブ・プレイ:映画スタートレックに登場する宇宙船ですバード・オブ・プレイは翼を広げた鳥のような形をしています
登場する映画によって造形が異なり、この作品ではスタートレックⅢのクリンゴン・バード・オブ・プレイにしています
Ν-ノーチラス号:ふしぎの海のナディアに登場する戦艦です。正式名称を第四世代型超光速恒星間航行用超弩級万能宇宙戦艦ヱクセリヲンといいます
アニメ会社、ガイナックススタッフの趣味を凝縮したような戦艦です、造形や効果音など宇宙戦艦ヤマトからのパロディがあちらこちらに見られます
バードオブプレイは小さすぎないかと思ったけどそうか遮蔽装置があるのか
アンツィオ艦は何だったのかだけでも教えてくださいお値打ち
>>161
書くの忘れていました
アンツィオ校は銀河英雄伝説に登場する単座式戦闘艇:ワルキューレに搭乗しています
ただ、ワルキューレだけでは惑星間航行ができないため、空母が1隻います。
アンチョビの用意した秘密兵器の正体はスペースコブラに登場するタートル号です
アンチョビは風船で作った偽のデコイを使って敵を撹乱、敵艦の主砲の影に隠れながら戦闘艇で攻撃しタートル号で敵フラッグ艦を強襲、敵船艦橋に乗り込み船員を左手に仕込んだサイコガンで倒すという計画を立てていました。
うそです、すいません
~一回戦知波単学園対黒森峰女学園~
審判「これより知波単学園対黒森峰女学園の試合を始める」
「一堂礼」
《よろしくお願いします》
~ケーニヒスティーゲル~
エリカ『所詮は伝統だけの弱小校、一回戦はこちらのものですね隊長』
~ブリュンヒルト~
まほ『浮かれるなエリカ、たとえ相手が誰であろうと全力で試合に当たるのみ、行くぞ』
《うおおおおおお》
まほ『鶴翼陣形を取れ、全艦前進』
ズイイイイイイイイン
~知波単艦隊~
~青のインプルス~
隊長『敵はあの黒森峰…しかし、諸君らの必勝の信念があれば必ず我ら知波単学園に勝利の栄光をもたらすであろう』
『全艦、全速前進、目標、敵総旗艦ブリュンヒルト!』
《うをおおおおおおおおおおおおおおおおおおお》
隊長『知波単の興廃この一戦にあり各員一層奮励努力せよ!』
《うおおおお、突撃ー》
《行け行け行けー》
絹代「ん~本当にこのままでいいんだろうか…」
~宇宙防衛艦 轟天~
玉田『どうしました、副隊長?』
絹代『いや、このまま突撃して我らに勝算はあるんだろうか…』ウツムキ
玉田『何を言うんです、突撃はわが校の伝統、必勝の戦法ではないですか!』
絹代『ん~そうなんだが、何かもっと戦法はないんだろうか…』
細見「目標、敵艦隊発見!」
隊長「来たな~良し!全艦鋒矢陣形、敵艦隊に突撃するぞ」
《おおおおおーーー》
~ブリュンヒルト~
黒森峰生「目標確認、全艦突撃体勢の模様」
まほ「きたか『エリカ、予定通り密集しつつ後退』
エリカ『了解! 各艦速度合わせー、離れすぎないよう注意しろ』
まほ『指向性ゼッフル粒子用意!』
黒森峰生『了解、各艦、指向性ゼッフル粒子放射開始します』
まほ『よし、では各艦後退開始、敵との距離を取る』
~青のインプルス~
知波単生「目標後退を始めました!」
隊長「なに?後退だと? さては我らに臆して逃げたか」ハハハッ
絹代「隊長、これは妙です…敵の作戦ではないかと…」
隊長「ならばその策ごと打ち破ってしまえば良い」
隊長『全艦最大出力、敵の艦列に風穴を開けてやれー』ハハハッ
《うおおおおおおとつげきーーーー》
ズゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン
※ゼッフル粒子:宇宙空間で爆発するガスのようなもの、銀河帝国はこの粒子に指向性をもたせ自由に操れる技術を開発している
登場は銀河英雄伝説
~ケーニヒスティーゲル~
黒森峰生「目標、作戦領域内に入ります」
エリカ「よし、主砲正射!」
バシューンバシューン
ゼッフル粒子 チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン
~青のインプルス~
ドガアアアアアン
知波単生「きゃああああああ」グラグラグラ
隊長「うわああ」ドシーン アタマウチツケ
絹代「ああ、誰か軍医を!、一体何ごとだ?」
知波単生「ゼッフル粒子の爆発と思われます!我が艦隊はほぼ壊滅…」ションボリ
絹代「情報は正確に!」
知波単生「すいません、残存兵力、我艦インプルス、轟天を除き壊滅、敵前進してきます」
隊長「…クゥ」イテテ
絹代「大丈夫でありますか」
隊長「これでは、指揮はもう無理だな…西、貴官に艦の指揮を引き継ぐ…突撃し知波単学園ここにありと知らしめよ」ガクッ
絹代「隊長!」
軍医「大丈夫です、頭を打って一時的に気を失ったものと思われます」
絹代「そうか…轟天と回線を繋いでくれ」
知波単生「はい!」コンンソールピコピコ
ピコーン
玉田『大丈夫だったか?』
絹代『ああ、指揮権を一時的に委任されたこれからは私が指揮を執る…』
玉田『そうか、しかしもう艦も残っていない、ここは潔く突撃して華々しく散ろうぞ!』
絹代『駄目だ、ここは一時撤退して体制を立て直す』
玉田『逃げるだと?名誉ある知波単魂はどうなる?』
絹代『体制を立て直すだけだ、付いてきてくれ』
玉田『…了解』
絹代「機関最大船速、この宙域を離脱する」
ズイイイイイイイイン
~ケーニヒスティーゲル~
チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン
エリカ「ッチ、2隻取り残したか」イライラ
黒森峰生「ブリュンヒルトから通信です」
ピコーン
まほ『よくやったエリカ』
エリカ『すいません隊長、2隻取り残してしまいました』ションボリ
まほ『うむ、功を焦りすぎ敵を引き付けきれなかったな…』
エリカ『申し訳ありません』ペコ
まほ『気にするな、目的は達成した』
エリカ『はい、ありがとうございます! すぐの追撃の準備に移ります』
まほ『いや、こちらの艦列も衝撃波でかなり乱れている、敵も退却するようだ、こちらも体制を立て直す』
エリカ『了解!、各艦進路合わえー衛星上で再集結する』
《了解!》
~青のインプルス~
絹代「目標は?」
細見「資源衛星上にて集結中」
玉田『で、これからどうする?』
絹代『うむ、敵艦に対して突撃をしようと思う』ハッキリ
玉田『それでは、一緒ではないか!?』ダンッ
絹代『大丈夫だ、私に考えがある』
~ケーニヒスティーゲル~
黒森峰生「艦隊、準備完了しました!」
エリカ「よし、ではこれより【ドガアアアアアアアアアアアアアアン】
エリカ「っな、なにごと?」
黒森峰生「わかりません、資源衛星が突然砕けました…何かがこちらに高速で接近してきます!」
エリカ「なんなのよまったく」
エリカ『全艦、上下回避!!』
黒森峰生「ダメです、間に合いません」
ズガガガガガガアアアアアアアアアアアアアアアアン
エリカ「きゃああああ」グラグラグラ
エリカ「どうなってるのよ?」
黒森峰生「敵艦が我艦に対して衝角で突撃してきた模様です」ワタワタ
エリカ「損害は?」
黒森峰生「第12ブロックの外壁を剥がされました、機関に損傷はない模様、航行に支障はありません」
エリカ「やってくれたわね、弱小校のくせに」イライラ
まほ『エリカ、熱くなるな、体制を立て直す』
エリカ『はい!隊長』
~青のインプルス~
絹代「ハハハッ見たかこの回転衝角の威力!!」
《うをおおおおお》
絹代「よし、ではもう一度行くぞ」
絹代『衝角順回転、粉砕し、破砕し、爆砕し、塵芥と化せ!』
《うおおおおおおおおおおおおおおお》
キュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン
ゴゴゴゴゴ
絹代『全力必中吶喊!!』
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
~ケーニヒスティーゲル~
黒森峰生「目標、再接近、突撃してきます」
エリカ「なんですって!」
まほ『落ち着けエリカ、敵の攻撃は直線的だ、それ故進路も読みやすい落ち着いて迎撃しろ』
エリカ『了解です隊長』
エリカ「各艦、砲撃開始、よく狙いなさい!」
バシューンバシューン
~轟天~
ドガアアアアアン ピ、シュポ F□
玉田「くそおおおおお」ダンッ
~青のインプルス~
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
ガキーーーン
ガキーーーーン
知波単生「轟天大破、こちらも回転衝角弾かれました…」
絹代「弾かれた…私の回転衝角が…足蹴にされた…」
知波単生「流石黒森峰ですね、これほど正確に射撃してくるとわ…」
絹代「よし、こうなったら衝角順回転、衛星の残骸を敵にぶつけてやれ!」
『絶対撃滅投擲開始ぃぃぃぃぃ』
シュウウウウウウ
ヒュン ヒュン ヒュン
三○ 三○ 三○
~ケーニヒスティーゲル~
ドガッ ドガッ ドガッ
ガガアアアアアアアアアン
エリカ「今度はなにごと?」
黒森峰生「敵艦、衛星の残骸を重力場によって打ち出している模様です」
エリカ「何なのよ、次から次へと」ムキー
ガガアアアアン
黒森峰生「きゃあああ」
まほ『各艦フィールド最大、各員落ち着いて対応せよ』
《りょ、了解です》
~青のインプルス~
絹代「よおおおし、投擲第2陣用意!、投擲後本艦も最大船速、衝角順回転で敵を粉砕する」
『目標敵旗艦ブリュンヒルト』
絹代『絶対撃滅投擲開始ぃぃぃぃぃ』
シュウウウウウウ
ヒュン ヒュン ヒュン
絹代『ブリュンヒルトを砕き散らせー、最終突撃ーーー吶喊!!!!』
《吶喊!!!!》
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
~ケーニヒスティーゲル~
黒森峰生「敵艦もこちらに突撃してきます、こちらのフィールドでは防ぎ切れません!」キャアア
エリカ「なんですって! たかだか1隻になんてざまなの」ウガー
まほ『落ち着けエリカ敵の目標は私だ、装甲の厚い艦を前面へ、エリカ、砲撃は任せたわ』
エリカ『で、でも隊長』
まほ『落ち着いて対処なさい、あなたならできるわ』
エリカ『は、はい! 進路固定砲撃用意』
残骸 ヒュン ヒュン ヒュン
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
黒森峰生「敵艦きます!」
エリカ「発射用意」
絹代『殲滅吶喊ーーーー』ウオオオオオ
エリカ「撃て!」
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
------------------------------------------
---------------------------------
-----------------
~青のインプルス~
ドガアアアアアン ピ、シュポ F□
審判『知波単学園走行不能、勝者、黒森峰女学園』
《いやっったあああああああああああああああああ》
まほ『よくやったなエリカ』
エリカ『ありがとうございます!、ご心配をかけすいませんでした』
まほ『なに、次に活かせばいい…』
エリカ『はい!』パァアア
~次回、これがホントのグロリアーナ戦です!~
今日はここまで
戦艦紹介
ケーニヒスティーゲル:銀河英雄伝説に登場する戦艦、ティーガー戦車と同じ名前だがこちらは宇宙船、帝国軍の呼吸する破壊衝動ことビッテンフェルト提督の指揮する黒色槍騎兵艦隊(シュワルツ・ランツェンレイター)の旗艦
帝国軍高速戦艦の主砲と旗艦部を更に強化した攻撃特化の戦艦、他の船と異なり彼の艦隊だけ船体を黒く塗装されている。
ブリュンヒルト:こちらも銀河英雄伝説に登場する戦艦、主人公ラインハルトが機上し帝国軍の旗艦を務めている機体。
通常の戦艦の10倍の予算が掛けられ建造され、ビーム砲を反射・拡散させる特殊コーティングがされており、白く輝くような船体をしている。
青のインプルス:無限のリヴァイアスに登場するヴァイア艦、宇宙に生息するヴァイアと呼ばれる生物をベースに建造されており本来は人類が太陽系外に脱出する目的で建造されている
船首に回転衝角というドリルのようなものがついており重力制御による突撃で土星の第7衛星ハイペリオンを一撃で破壊する威力がある。
宇宙防衛艦 轟天:映画、惑星大戦争に登場する宇宙防衛艦、もともとは映画海底軍艦に登場した潜水艦で東宝映画に数多く登場している
見た目は戦艦の船首をまるまるドリルに置き換えただけのようなデザインで男の子の夢を具現化したようなデザインをしている
東宝映画のお気に入りらしく、映画では何作にも登場しゴジラと戦ったりまでしている。
数あるヴァイア艦の中で主役のリヴァイアスじゃなく青のインプルスを選ぶとは
いつも読んでいただきありがとうございます
ちょっとだけ単品投下
前後とは特に関係ありません、分かる人にしかわからないネタです、と言うか普通わかりませんすいません
>>185
西さんが映画で吶喊叫んでいた時このネタ思いついたのでインプルスにのせるためだと言っても過言ではありませんwwww
~聖グロリアーナ女学院対黒森峰女学園戦前夜~
~ヒューベリオン~
ペコ「……」鏡ニラミツケー
ローズヒップ「ペコは何をしておりますの?」
アッサム「先程ダージリン様が部屋に来るようにと言われてまして…」
ローズヒップ「それで女化しこんでいるんですね」
ペコ「…」リップヌリヌリ
ペコ「…では行ってまいります」キリッ
~艦長室~
ペコ「失礼します」
プシュウウウ
ダージリン「ああ…どうぞいらっしゃい」コツコツコツ
ダージリン「…‥‥‥」コツコツコツ クルッ
ダージリン「…………」コツコツコツ クルッ
ペコ「…」チラ チラ
ダージリン「あ、あのペコ」
ペコ「はい」
ダージリン「ああ、いやオレンジペコ」
ペコ「‥はい」ポッ
ダージリン「私はあなたより2歳も年上ですし、なんというかその生活人とは欠けたとこもありますわ…いろいろと省みてこんなお願いする資格があるかも疑問ですわ」
「いかにも地位利用しているみたいですし…目の前に戦いを控えてこんなことを申し込むのは不謹慎なようですし…」
ペコ「…」ゴクリ
ダージリン「ですが言わずに後悔するよりは言って後悔したいですし…困りましたは先程から自分の都合ばかり言ってしまってますわ」ポリポリ
ダージリン「ようするに、ようするにですわ…」
ダージリン「ようするに、ようするにですわ…」
-------------------------
---------------------
------------
ダージリン「紅茶を入れてくれないかしら?」キリッ
ペコ「…………」シンダメー
ダージリン「どうかしたの?ペコ?」
ペコ「…へ、へえ?」ハッ
ダージリン「返事を頂いていないのですけども」
ペコ「イエスですは、ええ、ええイエスですは閣下」シンダメ
ダージリン「ありがとうペコ」ニコ
-------------------------
~給湯室~
ガシャーン ズガーーン ガラガラガラ カチャーン
ジャバジャバジャバジャアアアアアアアアアア
ガガガガガガガ ウィーーーン ズガアアアア
ガッチャーーーン チョロチョロチョロ
ローズヒップ「い、一体何ですのこの騒音は?」キーン
アッサム「ペコが紅茶を入れていますの」コウチャノミー
ローズヒップ「紅茶を?紅茶を入れるだけであんな音がするものですの?」エエエ
-------------------------
ペコ「お茶が入りましたはダージリン様…」ショボーン
ダージリン「ありがとペコ」カチャ
ペコ「いえ、どういたしまして」メソメソ
ダージリン「ふふ、そういうところも大好きよペコ」ニコ
ペコ「えええええええええええええ」
おわれ
~聖グロリアーナ女学院対黒森峰女学園戦~
シャトル
シュイイイイン
ダージリン「久しぶりね、まほさん」
まほ「ダージリンか、久しぶりだな」
ダージリン「ええ、騎士道精神に則り今日こそ決着をつけましょ」
まほ「ああ、だが勝つのは我々黒森峰だ」
審判「では、これより聖グロリアーナ女学院対黒森峰女学園の試合を始める」
「一堂礼」
《よろしくお願いします》
~ヒューベリオン~
ペコ「相手はあの西住流、大丈夫でしょうか?」
ダージリン「勇気がなければ、 他のすべての資質は意味をなさない」コウチャノミー
ペコ「チャーチルの言葉ですね」
ダージリン「私たちはなすべきことは全てやってきましたわ、自信を持ちなさいペコ」
ペコ「はい、ダージリン様」
アッサム「各艦準備完了しました」
ダージリン「わかりました」
ダージリン『全艦 前進』
ズィィィィィン
~ヒューベリオン~
エリカ「始まりましたね隊長」
まほ「ああ、だが相手はあのダージリンだ油断はするな」
エリカ「了解です、こちらも準備完了しました」
まほ『よし、全艦 前進』
------------------------------------
ナレーター(屋良有作)「準決勝戦は、当初ごく平凡な形で開始された」
「まほもダージリンも相手こそ秘策を仕掛けてくるのではないかと疑い、ごく正統的な戦法の探り合いから始まった」
「だが一度戦闘が始まると、双方の司令官の思惑とは別に無秩序に拡大していった」
-----------------------------------
~ヒューベリオン~
グロリアーナ生「敵、有効射程距離から離脱します」
ダージリン「こちらも後退なさい、一度艦列を整えます」
アッサム「これで3度目の突撃ですね…」
ダージリン「ええ、こちらもだいぶ艦を失いましたわ」
ペコ「ダージリン様少しお休みになられたほうがよろしいのでは?」
ダージリン「いえ、私は大丈夫ですわ、でもそうですわね、全員に交代で食事と休息を取るよう連絡しなさい」
ダージリン「タンクベット睡眠と紅茶も許可します」
ペコ「はい、ダージリン様にもこちらを」つ紅茶
ダージリン「あら、気が効くわねペコ」クイ
アッサム「ただこのままではいたずらに兵を消耗するだけですね」
ダージリン「ええ、しかし、まほさんならそろそろ何か別の手を打ってきそうですわね」
~ブリュンヒルト~
黒森峰生「敵も後退を始めました」
まほ「さすがダージリンだな、この重厚な戦列と防御力は脅威だ」フゥ
エリカ「しかし、攻撃ではこちらが有利ですこのまま押しこめば私達の勝利です」
まほ「いや、それこそ向こうの思う壺だ、無理な突撃はこちらの士気にも影響する、長時間の戦闘で部員も疲れている」
まほ「こちらも休息をとる、交代で休息と食事を取るよう伝えろ」
エリカ「わかりました、隊長もお休みになられますか?」
まほ「いや、私は大丈夫だ、エリカも少し安め」
エリカ「はい、わかりましたでは失礼します」
まほ(なかなかやるなダージリン、さてどうしたものか…)
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まほ「このままではいたずらに戦力を消耗するだけだ、そこでこちらは私も前線に出る」
まほ「右翼エリカ、左翼赤星、中央は私が務める、右翼左翼を前進させ鶴翼陣にて突撃する、中央に敵を集中させつつ敵を半包囲、これを叩く」
エリカ「た、隊長を囮にするんですか!?」
まほ「ああ、こちらも手駒には際限がある、フラッグ艦だけ後方でのんびりと、というわけにもいかん」
エリカ「しかし、あまりにも危険では…」
まほ「わかっている、敵をおびき寄せたら後退し敵を包囲する、後は敵を叩くだけだ心配ない」
エリカ「分かりました、では艦隊整理にかかります」
まほ「うむ、頼んだぞ」
エリカ「了解しました、では私はこれで旗艦に帰ります」ピシ
シャトル シュイイイイン
まほ(さて、ダージリン、お前はどう出る…)
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まほ『作戦は伝えた通りだ、全艦前進』
《うおおおおおお》
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
エリカ「我々も前進するわ、フラッグ艦の動きにも注意しなさい」
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
~ヒューベリオン~
アッサム「敵艦隊確認、前進してきます」
ペコ「敵も攻勢にでたようですね」
ダージリン「こちらも前進なさい」
アッサム「ダージリン様、敵艦隊に旗艦ブリュンヒルトを確認しました!」
ペコ「フラッグ艦が前線に出てきたんですか?」
アッサム「敵も勝負に出たということかしら」
ダージリン「恐らくは敵の罠ね…」クイ
ペコ「こちらはどうしましょう?」クビカシゲ
ダージリン「……こちらも前進します、アッサム艦隊を凸形陣に目標は敵旗艦ブリュンヒルトよ」
ペコ「それでは敵の作戦にハマってしまうのでは?」
ダージリン「ええ、ですがこのまま戦ってもいずれはこちらの戦力はそこを尽きます」
ダージリン「ならばここは敵の罠ごと蹂躙するしかありませんわ」
ダージリン「Nothing ventured, nothing gained.」
ペコ「はい?」
ダージリン「危険を冒さなければ何も得られない、逃げてばかりでは勝利は得られないのよ」
ダージリン『では、全艦前進』
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
~ブリュンヒルト~
黒森峰生「敵艦補足、こちらに突撃してきます」
まほ「よし、攻撃開始、まだ引くな、敵を十分引き付けるぞ」
《了解》
バシューンバシューン
エリカ「よし交戦が始まったわ、こちらも前進」
ズィィィィィン
バシューンバシューン
ズガアアアアアアアアン グラグラ
黒森峰生「隊長、もう十分では?」キャアアア
まほ「まだだ、敵を完全に包囲するまで此処に留まれ」
エリカ『小梅、隊長が危ないわ、早く包囲するわよ』
小梅『了解、全艦前進、攻撃開始』
~ヒューベリオン~
ズガアアアアアアアアン
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
アッサム「敵艦に包囲されつつあります」
ダージリン「今は構わないわ、攻撃を前方に集中なさい」
バシューンバシューン
ズガアアアアアアアアン
ドガアアアアアン
アッサム「戦艦パトロクロス撃沈、戦艦ペルーン航行不能!」
ガガアアアアアアアアアン
ズガアアアアアアアアン
ペコ「戦列、崩壊しつつあります、これ以上は戦力として維持できません」
ダージリン「仕方ありませんわね、此処は一時退避します」
ペコ「しかしこの状況では退却も容易ではありません…」ションボリ
ダージリン「攻撃を左翼に集中なさい、集中砲火で一点突破を図ります」
ダージリン『全艦砲撃開始』
バシューンバシューン
ダージリン『戦列に穴が開きましたわ、全艦全速前進』
《うをおおおおおおおおおおおおおおおおおおお》
ズィィィィィィィィィィィン
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エリカ『すいません隊長、敵艦に逃走されました』ションボリ
まほ『仕方ない、敵ははじめから逃げる余力を残していた』
エリカ『はい、しかしこれで戦況はこちらに完全に傾きましたね』
まほ『ああ、しかしフラッグ艦を潰さねば意味は無い』
エリカ『了解しました』ピシ
まほ『よし、では艦列を整えて敵を追撃する』
エリカ『ハッ!』
小梅「すいません副隊長、敵に逃げられてしまい…」
エリカ「しょうがないわ、隊長も追っしゃていたように敵は最初から逃げる準備をしていたもの」ハァ
小梅「先程の戦闘で負傷した敵船が恒星に引きこまれていきますね…」オチコミー
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
エリカ「大丈夫よ、去年の事故以来、審判団で救難船も出しているし、あなたが心配しているようなことは起きないは…」
小梅「そうですね、もうあんなことは起きてほしくありません」
エリカ「じゃあ、私は隊長とこれからの打ち合わせに行ってくる、こちらのことはよろしくね」
小梅「了解しました」ビシ
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黒森峰生「敵はこの宙域で停滞中です、このまま前進すればすぐにでも追いつけます」
エリカ「エンジントラブルでしょうか?」
まほ「わからん、だが敵艦の動きに仕組まれた何かを感じる」フム
エリカ「考え過ぎでは無いでしょうか、あれだけの戦闘です敵艦に損傷を与えていたとしてもおかしくありません」
ルクリリ「そうですよ隊長、この機会を逃してはいたずらに戦況を長引かせるだけかと…」
エリカ「そうです、隊長はこれまで戦局を動かしてこられた。今回に限り、戦局に動かされるおつもりですか?」
ピクーーーン
まほ「逸見エリカの言や良し、私は考えすぎた。大義名分の最大にして至高のものは全国大会の優勝である!」バシーン
まほ「エリカに命ずる、逸見艦隊、赤星艦隊をもってグロリアーナ女学院に止めをさせ」
まほ『これより作戦を開始する、全艦健闘を祈る』
《うをおおおおおおおおおおおおおおおおおおお》
~ケーニヒスティーゲル~
エリカ「良し、全艦全速前進、私達でこの戦いに終止符を打つわよ」
エリカ『小梅、遅れずについてきなさい』フンス
小梅『了解! こちらも全速前進、エリカ艦隊に遅れるな』
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
黒森峰生「目標、射程圏内に入りました」
エリカ「よし、全艦攻撃開始!」
バシューンバシューン
小梅「こちらも攻撃開始しなさい」
バシューンバシューン
ズガアアアアアアアアン
直下さん「敵艦から攻撃きます」
ズガアアアアアアアアン
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
エリカ「撃ち返しなさい、主砲正射三連」
バシューンバシューンバシューン
ズガアアアアアアアアン
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---------------------------
……「やっと行ってくれましたね」ハァ
……「ローストビーフになってしまうかと思いましたわ」アツアツ
……『ローズヒップ、作戦通り行きますわよ』
ダージリン「イギリス人は恋愛と戦争では手段を選ばない」フフフッ
ダージリン『目標、恒星表面、ミサイル掃射』
カパ
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
ズポン…
………ゴゴゴゴゴゴゴ
ドガアアアアアアアアアアアン
~ブリュンヒルト~
黒森峰生「ハッ、恒星表面で爆発を観測、恒星風がこちらにきます!」
まほ「なに?」ハッ
ビュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
ローズヒップ「リミッター全開で行きますわよおおお」
ズイイイイイイイイン
ダージリン『ローズヒップ、あまりスピードを出しすぎて敵を追い抜かないようにね』
ローズヒップ『了解ですわダージリン様!全速前進!』
~ブリュンヒルト~
黒森峰生「敵艦補足、真下です!恒星風に乗ってこちらに急接近中、砲撃きます」
ドガアアアアアアアアアアアン
まほ「しまった」グラグラ
~ヒューベリオン~
ダージリン『全艦砲撃!!」
バシューンバシューン
ガキーーーーン ガキーーーーン
ダージリン「やはり硬いですわね」ッチ
ダージリン「でもこれで最後ですわ、ミサイル掃射」
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
黒森峰生「ミサイル着弾、これ以上はもちません」
まほ「ちぃ、ダージリンめ、やられた」ダンッ
黒森峰生「砲撃、更にきます、こ、これは…」ハッ
まほ「どうした!?」
黒森峰生「逸見艦隊です、逸見艦隊が到着しました!!」
エリカ「全艦突撃、隊長をお守りしろーーーー!」
ズイイイイイイイイン
アッサム「ダージリン様、敵艦隊が到着した模様です…」
ダージリン「予定よりだいぶ早いですわね…」ハァ
~数時間前~
エリカ「撃て撃て撃て!」
バシューンバシューン
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
エリカ「よし、このままいけば我々の勝利ね!」
小梅『副隊長、妙に敵艦からの砲撃が少なくないですか?」
エリカ『フフッ私達の猛攻に手も足も出ないようね』アハハ
小梅(この攻撃はどこかおかしい…なにか、何か見逃しているような…)
エリカ「撃て撃て撃て」ハハハッ
バシューンバシューン
チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン
グラグラグラ
小梅「ハッ、レーダー、敵旗艦ヒューベリオンは確認できますか?」
黒森峰生「い、いえヒューベリオンは確認できません」
小梅コンソールパチパチパチ
小梅「やっぱり!」
エリカ『どうしたの小梅?』
小梅『副隊長、敵フラッグ艦が居ません、残りの艦も半分は核融合炉の火が消えています!』
エリカ『なんですって!』
小梅『恐らく航行不能になった艦をワイヤーで牽引しているものと考えられます』
エリカ『じゃあ、ヒューベリオンはどこにいるって言うのよ…』
小梅(…あの恒星に引きずり込まれた撃破艦…妙に綺麗だったような…)
小梅「ハッ、エリカさん、隊長が危ないです敵は隊長のところです!!」
エリカ『全艦反転、隊長が危ないわ!』アタフタ
ルクリリ「どうやら敵に気づかれたようね…」
ルクリリ『全艦砲撃、敵を隊長のところに行かせるな!』
《わあああああああああああああああああ》
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
グラグラグラ
エリカ「くそ、これじゃあ反転も出来ない…」ダンッ
小梅『副隊長ここは私に任せてください、エリカさんは隊長のところへ!』
小梅「機関全速前進、敵を引き付けるぞ」
《おおおおおおおおおおおおおお》
~パーツィバル~
ズイイイイイイイイン
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
小梅「怯むな、敵を押しとどめるんだ」
バシューンバシューン
ガガガガガン グラグラグラ
エリカ「足の遅い艦は脱落しても構わないわ、全艦全速前進」
ズイイイイイイイイン
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エリカ『隊長ーー、ご無事ですか?』
まほ『ああ、エリカご苦労』
まほ『よし、反転攻勢にかかる、全艦攻撃開始』
バシューンバシューン
ズガアアアアアアアアン
~ヒューベリオン~
ダージリン「まだこれからよ、攻撃開始」
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ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
ヒューベリオン ピ、シュポ F□
審判《聖グロリアーナ女学院行動不能、勝者黒森峰女学園》
《いやったああああああああああああああああああああああ》
ダージリン「完敗ですわまほさん」
まほ「いや、こちらこそ危ないところだった、勝負の女神がたまたまこちらに微笑んだだけだろう」
ダージリン「決勝戦がんばってください」つ握手
まほ「ああ、西住流とは勝つことだ、わたしは誰にも負けはしない」握手⊂
ダージリン「みほさんもなかなかやりますわよ」クス
まほ「ああ、知っている」
ダージリン「では、ごきげんよう、決勝戦楽しみにしていますわ」フリフリ ノシ
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ガチャ
ペコ「ダージリン様、紅茶をお持ちしました…」
ダージリン「…ありがとうペコ」
ペコ「ダージリン…泣いておられたのですか…?」
ダージリン「努力は必ず報われる、もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない」
ペコ「日本の野球選手の言葉ですね」
ダージリン「私もまだまだ修行が足らなかったようですわね、ペコ、あなたも精進しなさい」
ペコ「…ダージリン様」ギュウ
ダージリン「ありがとうペコ」ポロポロ
~次回、絶体絶命です~
今日はここまで ありがとうございました
戦艦紹介
パトロクロス:銀河英雄伝説に登場する自由惑星同盟の戦艦、パエッタ中将やヤンが指揮した戦艦で同盟軍でも屈指の大型戦艦である
ペルーン:こちらも銀河英雄伝説に登場する戦艦、自由惑星同盟のボロディン提督率いる第12艦隊の旗艦、同盟軍の戦艦の中でも超距離射撃翌用の特化した機体
ロングレンジのビーム砲と高性能レーダーを搭載している
聖グロリアーナ女学院は自由惑星同盟軍の戦艦で統一されています。ローズヒップは同盟軍最速の戦艦エピメテウス、ルクリリはウランフ中将の乗る盤古(バン・グゥ)に搭乗しています
~惑星プラウダ~
ノンナ「準決勝は残念でしたね」
カチューシャ「去年カチューシャたちが勝った所に負けるなんて」ハハハッ
ダージリン「勝負は時の運というでしょ」
ノンナ「紅茶をどうぞ、ペチーネも」コト
ダージリン「ありがとうノンナ」ニコ
ダージリン「次は準決勝なのに余裕ですわね、練習しなくてもいいんですの?」
カチューシャ「機体がもったいないわ、相手は聞いたこともない弱小校だし」
ダージリン「でも、隊長は家元の娘よ、西住流の」クスクス
カチューシャ「ええっ!そんな大事なことなんで言わないの」プンプン
ノンナ「何度も言ってます」クスクス
カチューシャ「聞いてないわよ」プンプン
ダージリン「と言っても妹の方でしてよ、黒森峰から転校して無名校をここまで引っぱってきたの」
カチューシャ「そんなことを言いにここまできたの?」
ダージリン「いいえ、美味しい紅茶を頂きに来ただけよ」クスクス
~大洗格納庫~
~ヤマト~
ナカジマ「6連波動エンジンに交換したついでに、外観も変えておきました、第三艦橋も改良しておきましたよ」
優花里「復活編のヤマトですね」ウキウキ
みほ「ありがとうございました、自動車部の皆さん」ペコ
ナカジマ「いえいえ、大変でしたけどやり甲斐もありました」ニコニコ
柚子「主砲の強化に新しい戦艦も増えましたね」
みほ「あの、バード・オブ・プレイに乗るチームは?」
ザッザッ
そど子、ゴモヨ、パゾ美
そど子「今日から参加することになりました風紀委員です、よろしくお願いします」
杏「略してそど子だ、いろいろ教えてあげてね」
杏「なにチームにしようか隊長?」
みほ「バード・オブ・プレイって鴨っぽくないですか?だからカモチームで」
杏「じゃあ、カモチームね~」
桃「次は準決勝だ、相手は去年の優勝校プラウダだ、絶対に勝つぞ!負けたら終わりなんだからな」
《ええ~なんでですか? 来年があるじゃないですか? 相手は優勝校ですよ?》
桃「それでは、ダメなんだ!」
杏「勝たなきゃだめなんだよね…」
桃「西住、指揮!」
みほ「じゃあ練習開始しましょう」
~準決勝開催予定宙域~
柚子「この辺りは恒星もないので冷えますね…」
あゆみ「私、タイツ二枚重ねにしよ~っと」
シャトル シュウウウウウウ
カチューシャ、ノンナ ガチャ
みほ「あ、あれはプラウダ高校の隊長と、副隊長…」
優花里「地吹雪のカチューシャとブリザードのノンナですね」
カチューシャ カツッ カツッ ガツッ ガツッ ドスッ ドスッ ズシーン ズシーン ドシーン ドシーン
沙織「で、でっかーい、何あれ?、どういうこと??」
カチューシャ(10m)
優花里「プラウダ高校はゼントラーディの艦隊を使用するために一部の生徒がマイクローン装置を使って巨大化するんです」
麻子「マイクローン装置なのに巨大化するのか?」
優花里「もともとは小型化するためのものらしいですよ、どうやって巨大化しているかはよくわからないそうですけど」
カチューシャ「フフフ…アハハハハ、このカチューシャを笑わせるためにこんな戦艦を用意したのね」ビリビリ
杏「やーやーカチューシャ、生徒会長の角谷だ」チョコーン
カチューシャ「フフフ、あなた達はすべてがカチューシャよりも下なの、戦艦も技術も身長もね」ハハハッ
桃「巨大化してるだけじゃないか…」ボソ
カチューシャ「聞こえたわよ、よくもカチューシャを侮辱したわね粛清してやる」ズシーン
カチューシャ「行くわよノンナ」ズシーン ズシーン ズシーン「じゃあね、ピロシキ~」
ノンナ「ダスビダーニャ」ズシーン ズシーン
~ヤマト~
みほ『とにかく相手の数に飲まれないよう冷静に行動してください、フラッグ艦を守りながらゆっくり前進してまずは相手の動きを見ましょう』
カエサル『ゆっくりもいいが此処は一気に攻めてはどうだろう』
おりょう『先手必勝ぜよ』
みほ『気持ちはわかりますがリスクが…」
典子『大丈夫ですよ!勢いは大切です」
梓『私達もなんだか負ける気がしません、敵は私たちのこと舐めてます』フンス
桂利奈『ぎゃふんと言わせてやりましょうよ』
桃『よし、それで決まりだな』
みほ『わかりました、一気に責めます、相手は強敵ですが頑張って戦いましょう』
《おおーーーーーーー》
ゼントラーディ艦隊
ズイイイイイイイイン
ズイイイイイイイイン
~ノプティ・バガニス~
カチューシャ『あいつらにやられた艦は、全員シベリア送り25ルーブルよ』
ズイイイイイイイイン
~ケアドウル・マグドミラ~
ノンナ『窓のない部屋で25時間、愛・おぼえていますか聞きっぱなしの刑という事ですね』
《や、ヤック・デカルチャー》キャアアアアアアアア
カチューシャ『あえてフラッグ艦だけ残して後はみんな殲滅してやる、力の違いを見せつけてやるんだから』
《Ураааааааа!!》
~ヤマト~
沙織「冷える~」
優花里「宇宙空間は-270℃ですからね、このあたりの宙域では恒星からのマイクロ波も届かないので機体からどんどん熱を吸われてしまうんです」
華「これは早めに決着を着けるのが正解だったかもしれませんね」
沙織「このままどんどん寒くなっちゃうの?」
優花里「エンジンの排熱や暖房をつけているので大丈夫ですよ、もう少し温度上げましょうか」ピピピッ
~ノプティ・バガニス~
プラウダ生『敵は全艦こちらに向かって進行中』
カチューシャ「ふーん、一気に勝負に出るき?生意気な」プンプン 「ノンナ!」
ノンナ「わかっています」
~ヤマト~
優花里「レーダーに感、11時方向に敵艦3隻です!」
みほ『各艦警戒してください』
みほ(3隻だけ?外郭防衛線かな?)
優花里「敵艦、砲撃きます!」
バシューンバシューン
みほ「気づかれた、『全艦、砲撃開始』
バシューンバシューン
ズガアアアアアアアアン
バヒューーーン
スヴァール・サラン ドガアアアアアン ピ、シュポ F□
みほ「こちらも攻撃開始」
華「はい!」
バヒューーーン
ズガアアアアアアアアン
スヴァール・サラン ドガアアアアアン ピ、シュポ F□
優花里「命中しました」
沙織「一気に2隻も倒しちゃった」キャピキャピ
カエサル『昨年の優勝校を倒したぞ』
おりょう『時代は我らに味方してるぜよ』
桃『よし、このまま行くぞ』
~スヴァール・サラン~
バシューンバシューン
ズイイイイイイイイン
優花里「敵艦、後退を始めました」
みほ「このまま迎撃します、各艦前進してください」
ズイイイイイイイイン
《よーし、突撃ー、行けいけ行け~》
沙織「なんで逃げてるの?」
優花里「私達が全艦で追いかけてるからじゃないですか?」
沙織「そうだよね~何故か追いかけると逃げるよね~男って」
桃『撃て撃て撃て』
バシューンバシューン
優花里「前方に敵、フラッグ艦です」
桃『フラッグ艦さえ倒せば我々の勝ちだぞ、全艦攻撃』
バシューンバシューン
ズガアアアアアアアアン
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
優花里「フラッグ艦先程から前進と後退を繰り返していますがどうしたのでしょう?」
みほ「っは!」コンソールパチパチパチ
みほ『敵艦隊が後方から接近してきます、ここままでは挟撃されます右に転進してください』
右舷宙域
プラウダ艦隊
ズイイイイイイイイン
桃『ん、なんだ?』
優花里「右舷前方に敵影確認!」
プラウダ艦隊
ズイイイイイイイイン
みほ『急速旋回、この宙域から脱出します』
優花里「無理です西住殿前方からも艦隊が来ます」
プラウダ艦隊
バシューンバシューン
梓『きゃあああ』
優花里「ダメです西住殿、完全に包囲されています」
沙織「周り全部的だよ」
バシューンバシューン
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
ズガガガガガガアアアアアアアアアアアアアアアアン
みほ『全艦、前方の資源衛星帯に逃げ込んでください』
ズイイイイイイイイン
ズバアアアアアアン
バシュウウウウウウン
~アースグリム~
ズガガガガガガアアアアアアアアアアアアアアアアン
カエサル「しまった、エンジンをやられた」
ブスブスブス
みほ「ロケットアンカー発射、アースグリムを牽引します」
ズイイイイイイイイン
みほ「このまま衛星内に退去してください」
--------------------------
-----------------
-------
ノンナ『資源衛星に逃げこまれたようですね』
カチューシャ『もう少しだったのに、弱小校のくせに手間かけてくれちゃって』プンプン
ノンナ『あれだけ衛星があると特定するのは難しいですね、虱潰しに衛星を攻撃しますか?』
カチューシャ『もっといい方法があるわ』クスクス
みほ「攻撃が止んだ…」
優花里「西住殿、広域通信で放送が流れています」ピコピコ
カチューシャ『ごきげんよう大洗の諸君、降伏なさい、全員土下座すれば許してあげるわ』フフーン
ノンナ『カチューシャ様はお心が広いので3時間の猶予を与えます。3時間以内に返答がない場合、反応弾を使用して資源衛星帯ごと爆撃します』
カチューシャ『じゃあ、お返事待ってるは、じゃあね~ピロシキ~』プチン
桃『何だと、ナッツ!』
エルヴィン『徹底抗戦だ!』
梓『最後まで闘いぬきましょう』
みほ『でも、ここまで囲まれていては…』
華「ここはみほさんに従います」
沙織「私も、土下座だってしていいよ」
桃『駄目だ、徹底抗戦だ、負けたらもうおしまいなんだ』
みほ『どうしてそこまで、ここまでこれただけで立派じゃないですか、私宇宙戦艦道がもっと好きになりました、だからその気持を大事にしなまま大会を終わりたいんです』
桃『何を言っている、負けたらわが校はなくなるんだぞ』グス
杏『河嶋の言うとおりだ、この大会で優勝しなければわが校は廃校になる』
みほ『廃校ってどういうことですか?』
杏『学園星は維持費も運営費もかかるため、成果のない星から統廃合されるそうだ、わが校は近年、生徒数も減少しており対した成果も挙げられていない、来年度で廃校になるそうだ』
みほ『それで宇宙戦艦道を…』
杏『昔は盛んだったらしいから、どうにかなるかと思ったんだけどね』トホホホ
《学校なくなっちゃうの? 私達これからどうなってしまうんですか…》
みほ『まだ負けたわけじゃありません、頑張って戦いましょう、また来年もみんなと宇宙戦艦道できるように』
杏『西住ちゃん…』
みほ『降伏はしません、最後まで戦いましょう、ただしみんなが怪我をしないように注意してください』
みほ『各艦エンジンを停止してください、排熱で敵に見つかる可能性があります、艦内は非常灯と通信器のみ電源を入れておいてください、その間にアースグリムの修理を行います』
桃『よし、我々は作戦を立てるぞ』
ペコ「大洗女子、完全に囲まれていますね、でもなぜプラウダは攻撃をしないのでしょう?」
ダージリン「プラウダの隊長はね搾取するのが大好きなのプライドをね」
桃「問題はこの包囲網をどう突破するかだな」
柚子「敵の正確な配置がわかればいいんだけど」
みほ「偵察を出しましょう」
桃「敵に発見されないか?」
みほ「バード・オブ・プレイを出します、あの艦なら遮蔽装置が付いているので敵艦に接近しても発見されることはありません」
桃「よし、ではカモチームには偵察に出てもらう」
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~バード・オブ・プレイ~
シュイイイイン
そど子「前方2時の方向に1500m級 中型砲艦2隻」
麻子「ASS-1っと」
そど子「でも、どうしてあなたと偵察に出ないといけないのよ」
麻子「レーダーを使うと敵に発見されるからな、目視で探すしかない、両目とも2.0あるからだろ」
そど子「まったくもう、4時方向に3隻」
シュウウウウウウ
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そど子「ただいま帰還しました」
みほ「ふたりともありがとうございます、あの艦隊の中でこれだけ正確に特定できるなんて、これで作戦が立てやすくなりました」
沙織「うう~寒い、暖房つけちゃダメなの?」ブルブル
優花里「できるだけ敵に察知されないよう仕方ありません」ブルブル
優季「おなかすいたね~」グゥ
桃「食料は?」
柚子「こういう事態は想定してなかったから携帯食料しか用意してなくて…」
桃「そうか、しかしこれでは士気に関わるな…」
梓「桂利奈、紗季三人で食料探しに行こう?」
桂利奈「ジェイナスにならまだ何かあるかもね」
梓「隊長、ちょっと行ってきます」カツカツカツ
~ジェイナス格納庫~
桂利奈「ないね~」ガソゴソ
梓「紗季そっちは何かあった?」
紗季「……」ペラ、ペラ
梓「紗季なに読んでるの?」ノゾキコミ
紗季「……」ペラ(エロ本)
梓「さ、紗季そんなの本読んじゃダメ///」アタフタ
桂利奈「わ~凄い///」
梓「ささ、帰るよふたりとも///」グイグイ
~ノプティ・バガニス~
カチューシャ「なに~土下座?」ムニャムニャ
ノンナ「いいえ、降伏はしないようです」
カチューシャ「そう、じゃあ、とっとと片付けて帰るわよ」ファ-
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みほ『ではこれより敵包囲網を一気に突破する心太作戦を開始します』
カチューシャ『ふふふ、包囲網の一部をわざとゆるくしてあげたわ、敵はそこをついてくるはず、そしたら挟んでおしまい』ニシシ
ノンナ『そううまく行くでしょうか?』
カチューシャ『カチューシャの考えた作戦が失敗するはずないわ、それに万一の時もフラッグ艦には頼れる同士が付いてるわ』
大洗艦隊
ズイイイイイイイイン
カチューシャ『来たわよ、迎撃用意』
ズイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン
杏『小山、運転変われ!』
柚子「は、はい」
杏「よし、突撃するぞ」
ズイイイイイイイイン
カチューシャ「ええ、こっち?せっかく包囲の薄いとこ作ってやったのに、全艦砲撃開始」
杏「河嶋、攻撃用意、敵の防御陣の一角を突き崩すぞ、撃って~」
桃「はい会長!」
バシュウウウウウウン
杏『西住ちゃんこっちは任せて展開して』
みほ『はい、よろしくお願いします』
ズイイイイイイイイン
杏『砲火を集中させろ!撃って撃って撃ちまくれ」
バシューンバシューンバシュウウウウウウン
ズガガガガガガアアアアアアアアアアアアアアアアン
カチューシャ『ひるんじゃダメよ、敵は最後のあがきだ』
バシュウウウウウウ
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
みほ『全艦加速してください、敵包囲網を突破します』
ズイイイイイイイイン
桃「会長、艦隊は突破に成功したようです、我が艦も…」
杏「いやまだだ、敵の足をこの場引き止める、ぎりぎりまで踏みとどまるぞ」
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
杏「んん~この辺りが限界かな?河嶋、ありったけのミサイルを敵にお見前してやれ」
桃「はっ!」
カパ カパ
バシュウウウウウウン
チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン
カチューシャ「く~やるわね」グラグラ
杏「よし撤退するぞ」
ノンナ『逃がすな、討ち取りなさい」
バシュウウウウウウン
そよかぜ ドガアアアアアン ピ、シュポ F□
杏『西住ちゃんごめんね、やられちゃった、後はよろしくね』ゲホゲホ
みほ『ありがとうございました、全艦付いてきてください、小惑星帯に逃げ込みます』
ズイイイイイイイイン
みほ『カバさん、小惑星帯に入ったら惑星表面に張り付いて隠れてください、敵をやり過ごして敵フラッグ車に突撃を掛けます』
《了解》
ノンナ『敵は小惑星帯に逃げこむようです』
カチューシャ『構わないはこっちもこのまま突っ込みなさい、銀河の果てまで追いかけてやるんだから』
ズイイイイイイイイン
ガシーン ガシーン
カエサル「…行ったかな?」
みほ『カバさんチームこちらもフラッグ艦に攻撃をかけます付いてきてください」
ズゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
~ケアドウル・マグドミラ~
ノンナ「攻撃をフラッグ艦に攻撃を集中させなさい」
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
~ジェイナス~
梓「このままじゃアヒルさんやられちゃうよ」
あゆみ「桂利奈、アヒルさん守ろう!」
優季「そうだね、アヒルさんの盾になろ」
ズゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
ズガーーン
ジェイナス ピ、シュポ F□
梓『すいませんカモさんアヒルさんをお願いします』
ソド子『よし、こっちもやるわよ』
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
~ヤマト~
優花里「西住殿、敵フラッグ艦を捕捉」
みほ「了解、華さん攻撃準備」
プラウダ生『すいませんカチューシャ隊長敵に見つかってしまいました、そっちに合流してもいいですか?』
カチューシャ『ニェート、フラッグ艦だけで宙域に出たらいい的になるは逃げまわって時間を稼ぎなさい』
ノンナ『少しの時間をいただければすぐに撃破してみせます』
バシューンバシューン
カチューシャ『いい事、敵を頼れる同志の前に誘い出して撃破しなさい』
《Ураааааааа!!》
カエサル「くそーなかなか当たらん」
エルヴィン「撃て撃て~」
ありょう「ん~なんぜよあのでかいのは?人か?」
左衛門佐「宇宙に人がいるか!」
優花里『SDF-1 マクロスです!!』
~マクロス~
ニーナ「トランスフォーメーション完了だべ、マクロスキャノン発射準備!」
キュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
優花里「敵艦エネルギー充填中、恐らくマクロスキャノンではないかと」ワタワタ
みほ「華さん、こちらも波動砲を使います、発射用意!」
華「了解です、エネルギー弁閉鎖。エネルギー充填開始」
キュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン
みほ『総員、対ショック、対閃光防御』
ニーナ・みほ「発射!」
バヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!
ズドォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!
ジュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!
沙織「きゃあああああああああああああ」ガガガガガガガ
優花里「波動砲相殺されたようです」グラグラグラ
みほ「華さん波動砲連続発射!!」
華「はい」カチッ
バヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!
バヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!
ニーナ『きゃあ、またくるべ』ガガガ
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
マクロス ドガアアアアアアアアアアアン ピ、シュポ F□
ニーナ『隊長、やられてしまいました』
カチューシャ『なにやってるのよまったく』プンスカ
みほ「あとはフラッグ艦だけです、攻撃開始」
ズガアアアアアアアアン
カチューシャ『相手はポンコツ艦だけよ主砲発射!』
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
あけび「きゃああああ」
典子「まだまだやるぞ、それそれそれ!」
ズイイイイイイイイン
みほ『カバさんチームこちらの砲撃で敵を誘導します、主砲発射用意してください!』
エルヴィン『心得た!』
カエサル『主砲発射用意』
キュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン
みほ「華さん、ショックカノン発射、敵を誘導してください」
華「了解です!」カチ
パヒューーン
パヒューーン
パヒューーン
フラッグ艦
グイイイイイイイイイイイン
みほ『今です、主砲発射!』
左衛門佐「了解!」カチ
ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン
ノンナ「主砲発射!」
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
-----------------------------------
------------------------------
-------------------------
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
もくもくもく
もくもく
アルカディア号 ヨロヨロヨロ
プラウダフラッグ艦 ピ、シュポ F□
審判《プラウダ高校フラッグ艦走行不能、勝者大洗女学園》
《ぃぃやったあああああああああああああああ》
《うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉ》
カチューシャ「そんな…」ポロポロ
優花里「凄いですに西住殿」ブンブン
杏「よくやったぞ」
カチューシャ「せっかく包囲の一部を薄くしてそこに引き込んでぶっ叩くつもりだったのに」カツカツカツ
沙織「あっ今度は縮んでる」
カチューシャ「まさか包囲網を突破できるとは思わなかったな」
みほ「あのまま一気に攻撃されてたらこちらも危なかったです」
カチャーン「それはどうかな…まあ、あなた達大したものよ」つ握手
みほ「こちらこそありがとうございました」 ⊂握手
今日はここまで
次回『宇宙戦艦道』最終話「あとには退けない戦いです!」
銀河の歴史もあと一ページ。
機体解説
ノプティ・バガニス:超時空要塞マクロスに登場するゼントラーディ軍の艦艇、4000m級 中型艦隊指揮用戦艦です
ゼントラーディには機体を整備したり修理したりという考えがないため壊れたら即廃棄されてしまう、そんな中で長期にわたって戦闘を行ってきたことから高い実用性と強靭性を持っていることがわかる
ケアドウル・マグドミラ:こちらもマクロスに登場する戦艦 3000m級 艦隊指揮用戦艦です、登場人物のカムジンが乗っていた艦艇です
船体はカモノハシのような可愛らしい形をしています。この頭の部分が惑星突入艦(1000m)にもなっています。
1000mというととてつもない巨体に感じますが、人類よりも6倍近い体躯をもつ彼らにとってはこの船もイージス艦 あたご と変わらない程度の感覚です
SDF-1 マクロス:こちらもマクロスに登場する主役のマクロスです地球統合軍の主力宇宙戦艦です。もともとは異星人の恒星間宇宙船が飛来したものでそれを調査し地球人でも扱えるよう改修したものがマクロスです
六連装波動エンジン:ヤマトの波動エンジンを改修したものでもともと1つしかなかった炉心を6基からなる大型炉心に改造それに伴い、波動砲も最大6発まで連射、もしくは収束してより強力な波動砲にして発射できるようになった。
しかし、それに伴うエネルギー充填の時間延長や最大出力で発射した場合の破損、6連射してしまうとエンジンがしばらく停止してしまうなどの欠陥もある
今日は以上です、読んでいただきありがとうございました
質問等あったらお願いします
読んでいただきありがとうございます
戦艦の基準ですがものすごい適当です
あんこうチーム:主人公っぽくて後半で強化できる機体ということでヤマト
アヒルさんチーム:典子→バレー部キャプテン→キャプテン→キャプテンハーロック→アルカディア号
カバさんチーム:ドイツっぽくて正面しか攻撃できないので帝国艦、攻撃翌力も持たせたかったのでアースグリムにしました
ウサギさんチーム:一年生だけで構成されたチーム→子供だけで運転できる→ジェイナス
カメさんチーム:いつもはおちゃらけてるけどやる時はやる会長→無責任艦長→そよかぜ
カモチーム:バード・オブ・プレイって鴨っぽくないですか?
レオポンチーム:ポルシェティーガ→幻のレア洗車→幻の発掘戦艦→N-ノーチラス号
です、ものすごい適当です(笑)
敵艦隊
グロリアーナ:隊長がいつも紅茶を飲んでいる→提督がいつも紅茶を飲んでいる→ヤン・ウエンリー→同盟軍艦船
サンダース:ハリウッド映画とお金持ちということでスターウォーズの銀河帝国
アンツィオ:小型艇ということと日独伊同盟なので帝国軍のワルキューレ
知波単学園:吶喊!
プラウダ:カチューシャを大きくしてあげたかったのでゼントラーディ艦艇
黒森峰:帝国っぽくて似合いそうなので銀英伝の銀河帝国、と言うか原作の銀英伝もまんまドイツ帝国だから
以上です
今日は少しだけ
~会議室~
桃「次はいよいよ決勝戦だ、相手はあの黒森峰学園」
みほ「決勝戦は20隻までいいのでこのままではあまりにも戦力の差が…」
柚子「どこかで戦艦たたき売りしてないですかね?」
杏「色々なクラブが義援金出してくれたんだけど、戦艦はね~」
みほ「流石に戦艦は難しいですね…」ションボリ
プロスペクター「そんなことはございませんよ」ササッ
柚子「ど、どなたですか?」
プロスペクター「私こういうものです」つ【名刺】
みほ「ネルガル重工?プロスペクター?」
プロスペクター「はい、私共ネルガル重工が開発した戦艦ナデシコを是非ご提供できないかと思いましてこのたび参りました、あ、名前はペンネームのようなものなのでお気遣いなく」
みほ「は、はぁ」
杏「いいじゃん西住ちゃんこれで戦力も増えるし、でおいくらほどで?」
プロスペクター「はいはい、私共はこれぐらいを考えております」ソロバンパチパチ
杏「ん~ちょっち高いね~、こんなもんでどうよ?」ソロバンズラシー
プロスペクター「やや、これはお厳しい、これでは私共もまいってしまいます」パチパチ ソロバンミセー
杏「宇宙戦艦道決勝戦なんていい宣伝になると思うよ~、それに優勝なんかしちゃったらも~」パチンパチン
プロスペクター「なかなかおやりになりますね、宜しい、このネルガル重工、全力でサポートさせていただきましょう」
桃「よしこれで戦力も増えたな」ウンウン
みほ「でもなでしこの操縦にはIFS(イメージフィードバックシステム)がいるんじゃ…」
プロスペクター「おお、これはうっかりしておりました、そうですかIFSを使用できる人はいらっしゃいませんか…」
柚子「せっかく戦力のめどが立ったと思ったのに…」
杏「うまくはいかないもんだね~」
桃「そういえばこの前見つかった戦艦はどうなったんだ?」
みほ「散らばってたパーツを自動車部の皆さんが集めて直していたはずですが…」
桃「あれさえあればこの戦局を打破できるはずだ」
ピロロロロロ
柚子「はい、その戦艦レストア完了したそうです」
~N-ノーチラス号~
ズイイイイイイイイン
桂利奈「すごーい」
あや「つよそー」
優花里「わ~N-ノーチラス号、これってレカ戦艦なんですよね」ウキウキ
優花里「まぁバリヤーが1分しか発生できなかったり、未知の部分が多すぎて本来の力の数%しか発揮できないのが問題ですけど」
柚子「もう他に戦艦はないんでしょうか…」メソメソ
ねこにゃー「あの、西住さん…」コソコソ
みほ「あ、猫田さん」
ねこにゃー「あの、僕も今から戦艦道とれないかな?操縦はね慣れてるから」モジモジ
みほ「ありがとう!でももう戦艦が…」
ねこにゃー「あの戦艦は試合には出ないの?」ユビサシー
みほ「あの戦艦てナデシコのこと?でもナデシコはIFSが…」
ねこにゃー「僕、IFS使えるよ、オンラインゲームする時便利だからマイクロマシン入れたの」
みほ「本当!?ありがとう」
杏「そういうことだからナデシコよろしくね~」
プロスペクター「了解しました、これからもどうぞご贔屓に」
みほ「N-ノーチラスは自動車部の皆さんにお願いしますね、ナデシコは…」
ねこにゃー「もう仲間を呼んでるから、オンラインの戦艦ゲームしてる子です」
ももがー、ぴよたん「よろしくお願いします!」
杏「よーし、明日はいよいよ決勝戦だよ~目標は優勝だからね」
桃「大それた目標なのはわかっている、だが我々にはもう後がない負ければ…」ショボーン
杏「西住ちゃんも一言」
みほ「明日対戦する黒森峰女学園はもともと私のいた学校で、でも今はここ大洗女子学園が大切な母校で…だから、私も一生懸命落ち着いて頑張りますので、皆さんがんばりましょう」
《おおおおお~》
~バーミリオン星域~
優花里「わぁ~ここで試合ができるなんて」ワハ~
華「そんな凄いところなんですか?」
優花里「はい、宇宙戦艦道の聖地です!」
シャトル
シュイイイイン
ダージリン「ごきげんよう」
みほ「こんにちは」
ペコ「まさかあなた達が決勝戦に進むとは思いませんでしたわ」
みほ「私もです///」
ダージリン「ふふ、あなた方はこれまで予想を覆す戦いをしてきた、今度はどんな戦いをしてくれるか楽しみにしてますわ」クスクス
みほ「はい!頑張ります」
ケイ「ハーイみほ!」
ケイ「またエキサイティングでクレイジーな戦い楽しみにしてるは」
みほ「ありがとうございます」
カチューシャ「このカチューシャ様が見に来てあげたわよ、黒森峰なんて第一次星間大戦なみにボッコボコにしちゃってね」
みほ「はい!」アハハッ
カチューシャ「じゃーねーピロシキ~」
ダージリン「あなたは不思議な人ね、戦った相手みんなと仲良くなるなんて」
みほ「それはみなさんが素敵な方だから」
ダージリン「あなたにイギリスのことわざを送るは、四本足の馬でさえ躓く、強さも勝利も永遠じゃないは」
みほ「はい!」
審判《それでは、両校挨拶》
《よろしくお願いします》
まほ『これより決勝戦だ、初めて戦うチームだが油断するな、グデーリアンは言った、硬い皮膚より早い足と、全艦全速前進』
《うおおお~》
みほ『こちらあんこうチーム、目標地点まで後少しです、まだ黒森峰女学園は見当たりませんが全艦注意してください』
ズイイイイイイイイン
バシューンバシューン
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
沙織「きゃああ」グラグラ
みほ『敵艦、砲撃来ます、各艦散開してください』
バシューンバシューン
黒森峰艦隊 ズイイイイイイイイン
桃「小惑星帯を突っ切ってきたのか」
華「早いですね、これが黒森峰…」
優花里「流石西住流…」
みほ『全艦落ち着いてください、前方の小惑星帯に退避します』
ズイイイイイイイイン
エリカ『全艦砲撃開始!』
バシューンバシューン
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
黒森峰生「前方に敵フラッグ艦を確認」
エリカ『よし、砲撃用意』
ウィィィィィィィンン
ももがー「船体が安定しない…」グラグラ
ねこにゃー「ゲームだと簡単に操縦できるのに」アクセク
黒森峰生「砲撃準備完了、照準敵フラッグ艦」
エリカ「よし、主砲正射三連」
バシューンバシューン
ももがー「あれ、後退しちゃってる?」
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
ナデシコ ピ、シュポ F□
審判『大洗艦走行不能』
みほ『猫田さん大丈夫ですか?』
ねこにゃー『ごめんね西住さん、もうゲームオーバーになっちゃった」ショボーン
沙織「怪我はないって」
みほ「よかった…『全艦きらきら作戦です』
《準備完了です》
沙織「きらきら準備完了だって」
みほ『はい、きらきら作戦開始です!』
カパ カパ カパ ヒュン ヒュン ヒュン モクモクモク
~ケーニヒスティーゲル~
エリカ「なにあれは?煙幕?」
エリカ『構わないは全艦前進』
ズイイイイイイイイン
まほ『まて、エリカ 全艦停止一時後退する』ピシ
エリカ『なぜです隊長!たかだか煙幕ですよ』ウガー
まほ『よく見ろエリカ、あれは煙幕だけではない』
エリカ『えっそうなんですか?』
まほ『ああ、あれは熱感知式追尾機雷を煙幕で隠しているんだ、あのまま突入していればエンジン排熱に釣られた機雷が次々襲ってくるぞ』
エリカ『そうだったんですか、すいません隊長、ではこれからどうしましょう?』
まほ『うむ、全艦指向性ゼッフル粒子散布用意』
《了解、ゼッフル粒子散布開始します》
まほ『よし、全艦後退、小惑星帯から距離を取れ』
スィィィィィィン
まほ『よし主砲正射、ファイエル』
バシュウウウウウウン
ゼッフル粒子…チチチ ゴゴコドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン゙
追尾機雷 ピピピピピ クイ バシューン ドガドガドガドガドガアアアアアアアアアアアアアアアアン
エリカ『よし、全艦前進、敵艦隊を追撃する』
スィィィィィィン
~ヤマト~
みほ『このまま予定の宙域まで進行します、カメさんは小惑星に張り付いて待機、他の艦は私に付いてきてください』
ズイイイイイイイイン
--------------------------------
-------------------------------
------------------------------
~ヒューベリオン~
黒森峰生「大洗艦隊発見、て、敵の後方にブラックホールを確認、シュワルツシルト半径は推定500万km、大洗艦隊シュワルツシルト半径ギリギリに布陣しています」
まほ「予定より早く陣地を構成したな」
エリカ『敵は背水の陣のつもりでしょうか?』
まほ『仕方ない、全艦前進、あそこに布陣されては小細工は出来ない、王者の戦いを見せるまで』
~ヤマト~
優花里「敵艦前進してきます」
みほ『全艦攻撃開始』
バシューンバシューン
バシュウウウウウウン
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
帝国標準艦ピ、シュポ F□
帝国標準艦ピ、シュポ F□
黒森峰生『すいません撃破されてしまいました』
黒森峰生『こちらもやられました』
エリカ『なにやってるの、こちらも攻撃しなさい』
バシューンバシューン
ゆかり「流石に攻撃激しいですね」ガシューン
まほ『赤星、装甲の厚い艦を集めて前進しろ』
小梅『了解です!」
パーツィバル
ズイイイイイイイイン
ダージリン「重装甲の戦艦を盾にして砲撃するつもりですね」
パーツィバル
ガキーーーーン
ガキーーーーン
小梅『怯むな砲撃開始』
バシューンバシューン
ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
みほ「そろそろかな」グラグラグラ
杏『西住ちゃん、そろそろ行くね~』
みほ『はい、おちょくり作戦開始です!』
~そよかぜ~
杏「よし、小山、突っ込め~」
柚子「こんな大艦隊の中で大丈夫でしょうか…」
杏「くっついてたほうが安全なんだって」
すすすすすすいーーーーーん
杏「河嶋、目標はあくまでも機関部だ行くぞ~」
ズイイイイイイイイン
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
黒森峰生「な、なにごとだ?」
黒森峰生「左舷にそよかぜです、エンジンをやられました、航行不能です」
杏「もういっちょいくよ~」
バシュウウウウウウン
ドガアアアアアアアアアアアン
黒森峰生「しまったエンジンが、例のそよかぜがいるぞ攻撃開始」
バシュウウウウウウン
ドガアアアアアアアアアアアン
黒森峰生「きゃああああ」グラグアグラ
エリカ『止めなさい、同士討ちになるわ』
優花里「敵包囲陣崩れましたね」ニコ
みほ『全艦、集結してください敵陣を突破します』
ズイイイイイイイイン
黒森峰生「敵艦隊こちらに突撃してきます」
エリカ「砲撃しなさい!」
黒森峰生「ダメです、艦列が乱れて攻撃できません」
エリカ「こんな時に」ダンッ
みほ『みほ、このまま敵陣を突破します、全艦全速前進』
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
~大洗艦隊逃走~
エリカ『良くもやってくれたわね、全艦追撃用意』
まほ『まて、エリカこのままでは機関部をやられた艦艇がブラックホールに飲み込まれる、各艦体勢を立て直す』
エリカ「あの子、ここまで狙って此処に布陣したの…」ブル
~ヤマト~
みほ『皆さんこのままバーミリオン星域まで進軍します、全艦付いてきてください』
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
~N-ノーチラス号~
プスンプスンプスン
…‥グウウウン
ホシノ「おい、ノーチラスがぐずりだしたぞ」
ナカジマ「あちゃ~これは縮退炉が暴走したかな?ちょっとなだめてくる」タッタッタッ
ナカジマ「よちよ~ち、もう大丈夫でちゅよ~」カチャカチャ
華「だいぶ離せましたね」
優花里「この後はどのルートを?」
みほ「この先のエレルギー潮流を渡ります」
沙織「エネルギー潮流って?」
優花里「先程のような艦隊同士の艦砲戦では砲撃によって宙域に蓄積されたエネルギーが逃げ場を求めて川のように流れるんです」
みほ『カバさんあひるさんチームは上流に、ウサギさんカモさんは下流に集まってください』
優花里「船体の軽いカモさんやウサギさんを流されないようにするんですね」
みほ『では、全艦前進、漂流物に注意してください』
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
ヒュウウン ガン ガン
優花里「かなり風が強いですね」グラグラ
麻子「舵を持って行かれそうだ」クッ
~シャイナス~
ヒュウウウウ ガシャアアアン
桂利奈「あれあれあれ?」ガシガシ
あや「どうしたの桂利奈?」
桂利奈「動かなくなっちゃった」ウエーン
梓「ええ~」
あゆみ「どうしよっか」
《うん!》
梓『西住隊長、私たちは大丈夫です、先に行ってください』
沙織「ウサギさんチームこのままじゃ流されちゃう」
みほ(どうしよう、このままじゃ…)
華「行ってあげてください」
麻子「西住さんのしたいようにすればいい」
みほ「優花里さん、コスモタイガーと牽引ワイヤーを準備してください」
みほ『皆さん少しだけ待っていてください』
コスモタイガー
シュイイイイン
みほ『みんな大丈夫?』
梓『隊長…』シクシク
《ありがとうございます隊長》シクシク
みほ『じゃあ、梓さんと優季さんラウンドバーニアンで牽引ワイヤーを結びつけてください』
梓・優季『分かりました』
みほ『それじゃあ、皆さん速度を合わせて前進してください』
《了解!》
柚子「みんなで勝つのが西住さんの西住流なんですね」シクシク
華「私、みほさんの戦艦道が間違っていないことを証明するためにも絶対勝ちたいです」
麻子「無論、負けるつもりはない」
優花里『後方、敵戦艦接近中皆さん砲撃開始』
エリカ『あいかわらず甘っちょろいことを、全艦攻撃用意』
ナカジマ「ジェイナスの修理終わったよ~」
みほ『それでは全艦前進、回廊内に入ります』
ズイイイイイイイイン
みほ『全艦、追尾式機雷散布してください』
《了解!》
------------------------------------
----------------------
-----------
エリカ『また機雷原だと、まったく毎度毎度手間かけさせてくれちゃって』
まほ『恐らく敵は回廊内に逃げ込むつもりだろう』
~そよかぜ~
杏『いや~、うまくいったね~西住ちゃん』
みほ『このまま敵を回廊内誘い込み分断させて各個撃破していきたいと思います』
優花里『前方に帝国軍標準艦です』
カエサル『よし、討ち取るぞ!」
バシュウウウウウウン
ガンガン
……
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
そど子「なにあれ、壁?衛星が動いてない?」
カチューシャ「来ちゃった…」ワタワタ
ダージリン「帝国最大の軍事要塞…」ハァ
みほ「ガイエスブルグ要塞…」
ガイエスブルグ
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
優花里「ガイエスブルグ要塞です、動いているの初めて見ました」
沙織「何なのあれ?もう星じゃん」
優花里「ガイエスブルグ要塞は銀河帝国の保有する要塞で直径およそ45km、収容艦艇16000隻、主砲の高X線ビーム砲、通称ガイエス・ハーケンの出力は7億4千万メガワットにもなります」
華「でもそれって要塞なんですよね?」
麻子「宇宙戦艦じゃないぞ?」
優花里「ガイエスブルグ要塞は12基のワープエンジンを装備して宇宙空間を航行できるようにされているので戦艦扱いになるんです…」
ガイエスブルグ
キュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン
ズシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
杏「わ~やられた~」
柚子「やられてません」
そど子「なによそんなの反則よ」
ズイイイイイイイイン
ビシュウウウン
ガイエスブルグ コツコツ
キュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン
ビカーーーバシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
そど子「きゃああああああああああああ」ガガガガガガガガアアアアアアアアン
バード・オブ・プレイピ、シュポ F□
左衛門佐「おのれ~カモさんチームの仇!」
エルヴィン「主砲正射
キュウウウウウウウ
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウン
ガイエ
ジジジジジジー
おりょう「全然効いてないぜよ」
ガイエスブルグ
キュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン
ビカーーーバシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
アースグリム ピ、シュポ F□
今日はここまで、またよろしくお願いします
乙です。
ラウンドバーニアンはバイファムとネオファム各1機ずつって解釈でOK?
あと、みほを乗せるのであればコスモゼロでも合っている気がする
>>243
はいその2機です
復活編のヤマトなのでコスモゼロのほうがあってますね、そっちにしましょう
みほ『全艦後退してください、敵と距離を取ります』
ズイイイイイイイイン
沙織『カモさんチーム、カバさんチーム大丈夫ですか?』
そど子『すいませんやられちゃいました、後はお願いします』
エルヴィン『こちらも大丈夫だ、後は頼む』
沙織「みんな無事だって」ハァ
優花里「西住殿どうしましょう、こちらの装備でガイエスブルグを攻略するのは困難では…」
華「波動砲使います?」
みほ「波動砲は船体を敵に向けて固定しなくてはいけないのでどうしても狙いがバレます、なので敵との撃ち合いになれば相手の固定砲台に撃ち落とされてしまいます」
優花里「ではどうしましょう…」
みほ(なにか手はあるはず…)
ペコ「流石ガイエスブルグ、大洗女子は土壇場ですね」
ダージリン「土壇場を乗り切るのは勇猛さじゃないは、冷静な計算の上に立った捨て身の精神よ」
ガイエスブルグ
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
優花里「ガイエスブルグ接近してきます」
桃「くそー戦術的撤退~」
ズイイイイイイイイン
みほ「回廊内で決着をつけるにはガイエを倒すしかない…グズグズしてたら敵艦隊が到着しちゃう」
優花里「ガイエスブルグすごいですね、前も後ろもどこも抜けません」
沙織「いくらなんでも大きすぎ、あんなの戦艦が入れそうな戦艦だよ…」ウワーン
みほ「はっ!」
みほ「ありがとう沙織さん」ニコ
みほ『カメさん、アヒルさん、少々無茶な作戦ですが今から言う通りに動いてください』
杏『なんでもするよ~』
典子『任せてください』
桃『今更なんだいいから早く言え』
------------------------------------
-------------------------------
---------------------------
ガイエスブルグ
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
みほ『では、作戦開始します』
カパ
ゼッフル粒子 シュウウウウウウウン
優花里「しかし、西住殿、大洗に指向性ゼッフル粒子はありません、普通のゼッフル粒子で大丈夫でしょうか…」
みほ「大丈夫、あれだけ大きな物体なら引力もあります、ガイエスブルグの引力に惹かれてゼッフル粒子も集まるはずです」
沙織「みほ、ゼッフル粒子散布終わったよ」
みほ「ありがとうございます」
みほ『では全艦、予定通り分散して前進してください、敵の砲台の動きに注意してください』
ズイイイイイイイイン
《了解です!》
ズイイイイイイイイン
~ガイエスブルグ~
黒森峰生「敵艦隊分散してこちらに向かってきます」
艦長「敵はガイエスハーケンを無駄撃ちさせるつもりだろう、浮遊砲台で対処しろ」
スイイイイイイイン
黒森峰生「浮遊砲台、準備完了、砲撃できます」
艦長『よし、攻撃開始!』
バシュウウウウウウン
ゼッフル粒子 チカチカ チュドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
艦長「何事だ!?」
黒森峰生「ゼッフル粒子の爆発です、こちらの損害軽微、問題ありません」
艦長「こけ脅しか、全砲台、攻撃再開」
みほ『今です、全艦突撃してください!』
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
みほ『カメさん、アヒルさん後はお願いします』
桃「まさかこんな作戦とは…」ウツムキ
杏「燃えるね~」ニヤニヤ
柚子「やるしかないよね」
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
典子「よし、こっちも突撃するぞ~」
《おお~》
ガイエスブルグ船体格納庫
典子「よし、突っ込め~」
ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアン
杏「よし、こっちも行くぞ、河嶋、内火艇用意」
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアン
艦長「何事だ!?」
黒森峰生「敵戦艦、こちらの内部格納庫に侵入してきました」
艦長『何だと!?、全員、重装甲服を着用、白兵戦用意』
ガチャガチャ
杏(白兵戦用コンバット・スーツ95式MC”ハマー”着用)
杏『西住ちゃん、うまく侵入できたよ』
みほ『ありがとうございます、こちらは敵艦表面で艦砲射撃を行います、そのままサブコントロールを目指してください』
桃『司令部を制圧しなくていいのか?』
みほ『恐らく敵は司令部の防御に徹してくるはずです、なのでこちらはサブルームを攻略します』
杏『よし、バレー部もいくぞ~』
《おお~》
黒森峰生「いた、敵が居たぞ」 ドスドスドス
トマホーク ガキーン
桃「会長、ここは私達が」 ガキーン
杏「おお~こえ~、ここは任せたぞ河嶋!」
ガシーン カチャーン
黒森峰生「敵を押し返せ-」
ガキーン ガキーン
桃「くそーなんて作戦だ」
あけび「こっちもくらえ~」
コスモドラグーン バキューン バッキューン
杏「いくぞー典子」
典子「はい、会長!」
重力サーベル ガチャガチャ
《うりゃああああ》
ザシュ ザシュ
典子「とりゃああ」
バシュウウウウウウン
忍「こっちです、キャプテン」
バキューン バキューン
典子「会長、サブルーム制圧しました」
ガキーン ガキーン ズキューン
杏「よーし、じゃあここを防御しててね、すぐ済ませるから」カタカタカタ
典子「よーし、全力でブロックするぞ!」
ズキューーン
《おおー》
杏『西住ちゃん、砲台のコントロールは頂いたよ~」カタカタ
みほ『ありがとうございます、全艦、敵ワープエンジンに攻撃を掛けます』
《了解です!》
みほ『攻撃開始!』
バシュウウウウウウン
~ガイエスブルグ~
黒森峰生「敵艦、ワープエンジンに攻撃を開始しました」
艦長「浮遊砲台を移動させて対処しろ!」
黒森峰生「だ、ダメです、浮遊砲台のコントロールを奪われています」カチャカチャ
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
艦長「くそ、敵の狙いはこれだったのか…」グラグラ
黒森峰生「エンジン2基大破、更に攻撃きます」
ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアン
艦長「くそー、これでは航行出来ない」ダンッ
~ヤマト~
優花里「西住殿、ワープエンジン4基の破壊に成功、これでガイエスブルグは航行不能です!」
みほ「わかりました『会長、作戦は成功しました、撤退してください』
杏『了解~!河嶋撤退するぞ~』
桃「分かりました会長」ブン ザシュ
杏「よし、脱出!!」
ズイイイイイイイイン
典子「こっちも撤退するぞ!」
《了解、キャプテン》
ズイイイイイイイイン
~ガイエスブルグ~
艦長「くそ~、このままおめおめとやられるか、砲撃開始~」
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
そよかぜ
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン ピ、シュポ F□
柚子「きゃあああああ」グラグラ
桃「ここまでよくやってくれたな…」
杏「我々の役割はここまでだな」
みほ『すいません、私のせいで』
桃『そんなことはない、いい作戦だった』
杏『後は頼んだよ西住ちゃん』
みほ『はい!』
みほ『相手は14隻、こちらは4隻ですがフラッグ艦はお互い1隻です、相手の目標は私達フラッグ艦です、皆さんは出来る限り敵を分散させてください』
典子「みんなー敵を挑発するよ」
みほ『あんこうは敵と一対一の機会を伺います、レオポンさんチームもよろしくお願いします』
ナカジマ「心得た」
みほ『相手にはまだパーツィバルやケーニヒスティーゲルも居ます、後方にも注意してください』
梓『隊長、後続のほう私たちに任せて下さい!』
みほ『お願いします』
《やったるぞ~》
~黒森峰艦隊~
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
黒森峰生「敵艦隊発見しました」
エリカ「よし、ここで倒すわよ、全艦前進」
典子「来たぞ~、砲撃開始!」
エリカ「く~邪魔な船ね、フラッグ艦が狙えないわ…」
典子「よし、敵を分断するぞ」
《了解!》
アルカディア号
グイイイイイイイイイイイン
黒森峰生「敵艦隊、分かれていきます」
エリカ「追いかけなさい、ここで倒すわよ」
シュウウウウウウウン
エリカ『小梅、そっちは任せたわ』
小梅『了解!』
パーツィバル
ズイイイイイイイイン
梓「最後尾発見、あや準備いい?」
あや「おっけ~」
バシュウウウウウウン
パーツィバル
カギーン
あゆみ「かた~い」
優希「桂利奈ちゃん頑張って」
桂利奈「あいあいあーい」
梓「よし、このまま敵艦隊を資源惑星に連れ込むぞ」
ズイイイイイイイイン
梓「昨日徹夜で考えた、戦略大作戦!」
資源惑星 ズイイイイイイイイン
~パーツィバル~
黒森峰生「敵艦発見、攻撃きます」ガキーンガキーン
小梅「迎撃しなさい!」
スイイイイイイイン
あゆみ「敵艦来たよ!」
優季「桂利奈ちゃん次のトンネルを右、次の次のトンネルも右だよ」
桂利奈「あいあい」
梓「よし、敵艦の背後に来れたよ」
あゆみ「あや攻撃、攻撃!」
バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
パーツィバル
ガキーン ガキーン
あや「硬すぎる…」
梓「ゼロ距離でも抜けないなんて…」
あゆみ「もうダメなの…」メソメソ
小梅『反転しなさい、攻撃準備」
グイイイイイイイイイイイン
優季「きちゃうよ~」メソメソ
ボギー「脱出艇準備カンリョウ…エンジン臨界運転カイシ…」
梓「ボギーちゃんどうしたの?」
ボギー「ジェイナスヲ自爆サセマス…脱出シテクダサイ…」
梓「そんな…」
ボギー「早クシテクダサイ…」
あや「ボギーちゃん…」
梓「みんな、脱出するよ」
桂利奈「梓ちゃん…」
梓「早くするよ、ボギーの行動を無駄にしないで」タッタッタッ
脱出艇
シュイイイイン
あゆみ「ボギーちゃん…」メソメソ
桂利奈「ボギーちゃんのバカー戻ってこーい」
紗季「……」ボソッ
梓「紗季どうしたの?」
紗季「紙飛行機…」
あや「紗季ちゃん天才」ガシッ
梓「みんな手を貸して」
ガチャガチャ
砲塔 ウィィィィィィィンン
梓「発射」
バシュウウウウウウン
~ジェイナス~
ボギー「自爆準備カンリョウ…」
ボギー「脱出艇ガ離レテイキマス。離レテイキマス。離レテイキマス……」
バシューーーーン
-▷ -▷ -▷ -▷ -▷
-▷ -▷ -▷ -▷ -▷ 紙飛行機 スィィィィィィ
-▷ -▷ -▷ -▷ -▷
-▷ -▷ -▷ -▷ -▷
《ボギーちゃん、私達ずっと友達だよ~》
大人の古い♪ 御伽噺は♪ 色褪せた♪ アルバムの…様な物♪
あの時の♪ ときめきを♪ 確かに思い出せるけど♪ もう2度と…感じる事は…出来ない…
君は少年♪ 輝いてる♪ その目は♪ 何を見るだろう♪
初めて知る♪ 戸惑いさえ♪ 恐れず…♪ 君は素敵♪
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ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
ジェイナス ピ、シュポ F□
パーツィバル ピ、シュポ F□
赤星艦隊 ピ、シュポ F□
小梅『こちらパーツィバル、艦隊全滅です…』
エリカ『なにやってるのよ』イライラ
まほ『落ち着けエリカ、フラッグ艦だけをねらえ』
梓『すいません先輩、やられちゃいました、後はお願いします…』メソメソ
《よろしくお願いします》
みほ『こちらあんこう、まもなく廃棄コロニーに到着します、レオポンさん作戦通りにお願いします』
ナカジマ『了解です!』
ヤマト、ブリュンヒルト
廃棄コロニー ズイイイイイイイイン
ナカジマ『ここから先は行かせないよ!』
シュウウウウウウウン
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
~ケーニヒスティーゲル~
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
エリカ『しまった、隊長、私達が行くまで待っていてください』グラグラ
バシュウウウウウウン
バシュウウウウウウン
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
ナカジマ「バリア保つかな?」
ビシビシビシイイイイイ
ホシノ「こちらも撃ち返せ」
ガガガガガン
バシュウウウウウウン
ホシノ「超電磁バリヤー出力最大」
ウィィィィィィィンン
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
~ヤマト~
みほ「ここで決着を付けます、機関最大船速」
ゴオオオオオオオ
三連装ショックカノン バヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
まほ「こちらも攻撃開始!」グラグラグラ
ビシュウウウウウウウウウウン
ズガアアアアアアアアン
ホシノ「攻撃来るぞ」
バシュウウウウウウン
スズキ「もうバリヤーが保たないかな~」
パリーーーーン
ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン
ナカジマ「もうここまでか~三式航空爆雷全弾投下~」
カパ カパ ヒュウウウウウウウウン
N-ノーチラス号
ズガアアアアアアアアン ピ、シュポ F□
エリカ「よし、全艦突撃~」
黒森峰生「だめです、目標宙域に爆雷が散布されています、このままでは通れません」
エリカ「チィ、回収艇早くしなさい」イライラ
《ゆっくりでい~よ~》
ナカジマ『こちらレオポン、なんか敵がね、無理やりそっちに行こうとしてるよ~』
沙織「みぽりん、敵がこっちに近づいてるって急いで」
みほ「やっぱり一撃をかわして一気に近づくしか…」
みほ「麻子さん、敵の砲撃をかわした後、急旋回、敵に接舷します」
麻子「もう、動けなくなるぞ?」
みほ「構いません、ここで決めます!」
麻子「わかった」
みほ「前進!」
ズイイイイイイイイン
まほ『こちらも前進、打ち方用意』
みほ、まほ「撃て!」
バシュウウウウウウン
ビシュウウウウウウウウウウン
ヤマト
ガスゥゥゥゥン
みほ「優花里さんロケットアンカー発射」
バシュウウウウウウン ガスッ
グィィィィィィィン
ヤマト ギリギリギリ
みほ「このまま強行接舷します」ギュウウウウウウ
ヤマト・ブリュンヒルト ガシイイイイン
みほ「優花里さん、白兵戦用意、敵艦に突入します、華さん達はここで敵を足止めしてください」
《了解》
まほ「くっやられたな、白兵戦用意、敵はここに来るぞ」グラグラ
みほ「優花里さん行きます」カチャ
優花里「はい、西住殿」スチャ
ダッダッダッ バキューン バキューン
黒森峰生「ぐはっ!」バタッ
優花里「とりゃあ」ザシュ
黒森峰生「このくそ」ガキーン
みほ ダッ グルン バキューン
みほ「優花里さんこっちです」ダッダッダッ
黒森峰生「撃て撃て撃て~」
ガガガガガガガガアアアアアアアアン
華「すごい攻撃ですね」 クルッ ダダダダダアアン
沙織「もうやだ~」ポイッ ズドオオオオオン
麻子「まだ来るぞ」ダダダダダアアン
~第一艦橋~
ポイッ ズガアアアアアアアン
モクモクモク
みほ「そこっ」ザシャ
まほ「あまい!」ガキーン
まほ「西住流に逃げるという道はない、こうなったらここで決着を着けるしかないな」スチャ
みほ「受けて立ちます…」カチャ
……ダッ
ガキーン ガキーン
ブンッ ガシィィィィン
クルンッ ガキーーーン
みほ(流石お姉ちゃん…)ハァハァ
まほ「いくぞ…」ダッ
ガキィィィィィィィィィン
みほ「………くっ」ズキン
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まほ「やるようになったなみほ…ふふっ」バタァァァン
審判《黒森峰フラッグ艦艦長行動不能》
《よって、勝者、大洗女子学園》
《うわああああああああああああああああああああああああああああああ》
桃「勝ったのか…」
柚子「そうだよ桃ちゃん」グイグイ
杏「優勝だ!!」ニコー
沙織「やったよみぽりん」ダキー
優花里「やりましたね西住殿」
《やったあああああ》
《さすが隊長!!》
《優勝だアアアア》
杏「西住ちゃん、これで学校廃校にならずにすむよ…」
みほ「はい!」
杏「ありがとね、西住ちゃん」ダキー
エリカ「大丈夫ですか隊長?」
まほ「ああ、問題ない」ヨロッ
みほ「お姉ちゃん…」
まほ「……優勝おめでとう、完敗だな」ニコ
まほ「みほらしい戦いだったな」つ握手
みほ「そうかな?」⊂握手
まほ「ああ、西住流とはまるで違うがな」
みほ「じゃあ、そろそろ行くね、お姉ちゃんやっと見つけたよ、私だけの宇宙戦艦道」
まほ「ああ」
エリカ「次は負けないわよ」
みほ「はい!」
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審判《優勝、大洗女子学園》
みほ 優勝旗バサー
ペコ「おめでとう」パチパチ
ダージリン「おめでとう」パチパチ
ケイ「コングラッチュレーション」パチパチ
カチューシャ「ハラショー」パチパチ
《おめでと~》
しほ「………」ニコッ パチパチパチ
杏「なにか言え、隊長」
みほ「ええ、じゃぁ シュラハトシッフ・フォー」オオー
《おお~》
沙織「ねえ、帰ったらなにする?」
華「お風呂入って」
麻子「アイス食べて」
沙織「それから~」
《宇宙戦艦乗ろっか~》
~Ende~
以上です、読んでいただきありがとうございます
初めてSS書きましたが楽しく書くことが出来ました
また何か思いついたら書きたいと思います、ありがとうございました
バイファム最終回は感動モノなのでぜひ見てみてください
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