ドラえもん「どうしたんだいのび太君」のび太「ああもうムシャクシャするな!」 (13)

のび太「なんか復讐する道具出してよ!」

ドラえもん「何か理由があるならいいなよ」

のび太「ジャイアンがいじめてきて、しずかちゃんを出来杉が横取りしたんだ」

ドラえもん「うーん、復讐する道具ねぇ。あるにはあるんだけど」

のび太「あるの!?出して」

ドラえもん「斬首刀~」

のび太「なんなの?それ」

ドラえもん「これを半径5メートル以内に人がいるときにスイッチを押すと、刀がブンッって回って、人の首を切り裂くんだ」

のび太「へぇ~すごいや!貸して!」

ドラえもん「いいけどくれぐれも悪用しないようにね」

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のび太「ジャイアン!」

ジャイアン「おうなんだのび太!」

のび太「ジャイアン覚悟!」ポチッ

スパンッ!

のび太「やった!やったぞ!」

のび太「ジャイアンの首が胴から離れた!」



スネ夫「!?すごいものみちゃたぞ!」

出来杉「僕に何か用?のび太君」

のび太「いやぁ~、ちょっとこっち来てくれない?」ニヤニヤ

出来杉(人間のくずで嫉妬厨のメガネザルがこの僕に用があるんならロクなことがない)

出来杉(用心するか)

出来杉「来たけど、何?」

のび太「いやぁ~、ちょっとね……」ポチ……

ガンッ!

のび太「ああ!斬首刀スイッチが!」

出来杉「斬首刀スイッチ?ほお。その道具で俺を殺そうとしたのか」

のび太「い、いやぁ~、そ、そんなわけじゃ……」

出来杉「てめーは俺を怒らせた」

のび太(計画通り!実は僕はドラえもんから秘密である道具を持ってきてたんだ)

出来杉「覚悟ぉ!」

のび太「いくぞぉ!ヒラリマント!」

ヒュンッ!

出来杉「俺の攻撃が受け流された!?」

のび太「じゃあ出来杉」

ポチッ

・・・

のび太「ば、馬鹿な!?」

出来杉「僕の体中には無数の電極と、絶縁体が仕込まれてある」

出来杉「まあ、鉄程度余裕で防げるわけですヨ」

出来杉「いくぞ!天才アッパー!」

ドゴォオオオン!

のび太「主人公の僕が負けるなんて!」

・・・

出来杉「この町には無数の殺し屋がいる」

出来杉「それも未来から送り込まれた、ね」

出来杉「何故僕の命を狙っているかって?」

出来杉「決まっているじゃないか」

出来杉「僕が天才だからだよ!」

殺し屋「対合成生物用暴走鎮圧銃用意!」

殺し屋「発射!」

バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!

殺し屋「ハッ、余裕じゃない……」

ビリッ!

殺し屋「ふ、防がれ……」

ヒュンッ!

出来杉「天才の僕がたかだか数世紀先の兵器に遅れをとるとでも?」

殺し屋「ど、どうか命だけは……」

出来杉「お前の雇い主は誰だ?」

殺し屋「デ……」

出来杉「デ?次は?」

殺し屋「それ以上はいえない!」

出来杉「じゃあさらばだ」

ズバッ!

「ぐええええええええええええええええ!」

未来忍者「あの殺し屋がこうもあっさりと……」

未来忍者「ステルス迷彩!」フォンッ!

未来忍者「ククク、姿が見えなければても足もでまい……」

出来杉「……」

未来忍者「5メートル、3メートル、1メートル!ハハハッ着いたぞ!」

未来忍者「悪いな!成功報酬は九百億円ももらえるからな!」

出木杉「で?透明になったから何だ?」

出来杉「だだ漏れの殺意に気付かないほど俺が弛んで見えるのか、お前には。なるほど」

出木杉「お前の雇い主の目は節穴だな」

未来忍者「!!??」

ズバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!

未来忍者「どうして……」

出木杉「ハイテク装備に囲まれそれに頼りきったお前じゃ一生分かるまいよ」

魔術師「科学が発達したからといって魔術が衰退するわけなかろう!」

魔術師「言語魔術を極めたこの私に不可能はない」

魔術師「“結界よ!町を覆え!”」

ブォン……

魔術師「“蛇の目よ!全てを睨み全てを呪え!”」

シュン……

魔術師「これで町を結界が多い、人々は動かなくなった」

魔術師「楽なものだな!あっさりと出木杉の命を奪えるじゃないか!」

出木杉「ほう?言語魔術か?それでこの俺が敗れるとでも?」

魔術師「お前、どうして……」

出木杉「魔術頼りのインテリちゃんにチャンスをやろう」

出木杉「一回だけ言語魔術を使え」

魔術師「ガキが!!」

魔術師「“神の怒りよ!その怒りを、眼界の少年に向け給え!”」

ゴロゴロゴロ……

ビシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!

魔術師「た……助か……」

出木杉「たかが神ごときにこの俺が殺せるとでも?」

魔術師「こ、こいつは一体何者なんだ……ッ!?」

ズバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!

魔術師「ガハッ!」

出木杉「魔術なんて得体の知れないものに一生をつぎ込むなんて、天才がやることじゃねえんだよ」

???「科学も魔術も認識の外の攻撃も全てが通用しない」

???「これが希代の天才出木杉英才か」

???「まあいい。雑魚じゃおもしろくないからな」

???「もっといい手を使おう」

???「ふふふ……」

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