モバP「簡単な漢字心理テストをするぞ!」 (138)
※ちょっとだけ閲覧注意かも
卯月「急にどうしたんですか?」
モバP(※以下P表記)「うちの事務所は学生が多いよな!!」
卯月「はい、そうですね」
P「アイドルをやっているとはいえ、学生の本分は学業だ!!」
P「アイドルをやってるからといって、勉強が全然出来ないなんてのは駄目だっ!!」
卯月「あうぅ……この前のテスト、ちょっと点数が下がっちゃいましたぁ……」
P「しかしっ、アイドルを疎かにして良いかといったらそれも違う!! 大事なのは両立だっ!!」
卯月「うぅ……難しいです……」
P「そこでっ! 簡単な漢字テストを幾つかやってもらい学力をはかると共に!!」
P「その問題を答えるのにかかった時間や答え方、その時の表情などから、その子がどんな子なのかを見てみようという企画だっ!!!」
卯月「そういう事なんですね、わかりました!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458987414
卯月「ところで、今日のプロデューサーさんはなんだか元気ですね」
P「ああっ! この企画を思い付いてから、早くやりたくて仕方がなくてな!」
卯月「そうなんですね、じゃあ早速やりましょう!」
P「よしっ、その意気だ!! それじゃ始めるからなっ!!」
卯月「はい! 島村卯月、頑張ります!」
P「今から俺が、問題の書かれたフリップを提示するから、その問題の答をその場で言葉に出して言ってくれ!!」
卯月「はい!」
P「問題は全部で5問! 全て漢字の読みの問題で、次の問題は前の問題に答えてから順々に出していくからな!!」
卯月「はい!」
P「準備は良いかっ!? 行くぞっ!?」
卯月「はいっ! 島村卯月、頑張りますっ!!」
P「これはなんと読む!?」スッ 『一個』
卯月「『いっこ』です!」
P「これは!?」スッ 『十個』
卯月「『じゅっこ』です!」
P「これは!?」スッ 『百個』
卯月「『ひゃっこ』です!」
P「これは!?」スッ 『千個』
卯月「『せんこ』です!」
P「これはっっっ!?」スッ 『万個』
卯月「『まんこ』です!」
P「うっっっ!!!!!」
卯月「わっ!? プロデューサーさん、どうしたんですか?」
P「ふぅ……ああ、大丈夫。気にしなくて良いよ」
卯月「あれ? プロデューサーさん、なんだか元気が……」
P「気にしなくて良いよ、大丈夫だから。それよりテストの結果だけど……」
卯月「あっ、はい!」
P「まず学力に関しては問題無しだね」
卯月「簡単でした!」フンスッ
P「心理テストの方は、卯月はとても真面目で純粋で、本当に素敵なまるで天使の様な女の子という結果が出た」
卯月「そ、そんな……天使だなんて……」テレテレ
P「うんうん。これからも、その素敵な天使の様に眩しく輝く笑顔を忘れずに、一緒にトップアイドルを目指していこうな」
卯月「はいっ! 島村卯月、これからも一生懸命頑張りますっ!」
P「今日はこの後、レッスンだったよね?」
卯月「あっ、はい。そうです」
P「そろそろ時間だよね? テストは終わりだからもう向かって大丈夫だよ。協力してくれてありがとうね」
卯月「はい、わかりました! それじゃ行ってきます!」テテテッ
P「はい、行ってらっしゃい。怪我しないように気をつけてね」
ガチャ バタン
>>6 ごめんなさい、訂正です
誤 卯月「『まんこ』です!」
P「うっっっ!!!!!」
正 卯月「『まんこ』です!」
P「うっっっ!!!!!」ドピュッ
P「さて、スタドリスタドリ……」ゴソゴソ
P「……」カショッ ゴクゴク
P「……ふぅ……」
P「……」
P「……ぅ……ぐ……ふ、ぅぅぅおおおおおーーー!!!」
P「よしっ!! 1人目は大成功だな!!」
P「いやー、次は誰が来るかなー! 楽しみだなー!!」
ガチャ
凛「おはよう」
P「おう、凛か! おはよう!!」
凛「『取り敢えず事務所に来てくれ』って連絡が来たけど、どうしたの?」
P「実はかくかくしかじかでな!!」
凛「ふーん、漢字心理テスト? 良いよ別に、暇だったし」
P「ぃよし来たぁっ!! よしやるかぁっ!!」
凛「ところで、今日のプロデューサーはなんか妙に元気だね。どうしたの?」
P「ああっ! この企画を思い付いてから、早くやりたくて仕方がなくてな!」
凛「そうなんだ、じゃあ早速やろうか」
P「よしっ、その意気だ!! それじゃ始めるからなっ!!」
P「準備は良いかっ!? 行くぞっ!?」
凛「うん、いつでも良いよ」
P「これはなんと読む!?」スッ 『一個』
凛「『いっこ』」
P「これは!?」スッ 『十個』
凛「『じゅっこ』」
P「これは!?」スッ 『百個』
凛「『ひゃっこ』」
P「これは!?」スッ 『千個』
凛「『せんこ』」
P「これはっっっ!?」スッ 『万個』
凛「……」
P「……ん~~~? どうしたぁっ!? まさかわからないなんて言うじゃないだろうなぁっ!!」
凛「……最っ低……」
P「……あれ?」
凛「アンタ……そういう事、平気でアイドルにやるような奴だったんだ……ハッキリ言って見損なったよ」
P「ぐふっ……り、凛……?」
凛「気安く呼ばないでくれる? 気持ち悪いっ」
P「がふっ……!」
凛「……」スタスタ
P「あ、あれ……? 何処に……」
凛「帰る」スタスタ
P「え、あの……」
ガチャ バターン!!
P「……」
P「……くそっ! なんて事だ!」
P「まさか2人目にして失敗するとは思わなかった!」
P「ポンポンと連続してテンポ良くいけば、そのまま言ってくれると思ったのに!!」
P「……まぁ、凛にゴミを見るような目で見られて罵ってもらえたから良しとするかな……」
P「だが俺は諦めん!! アイドルの口からあの言葉を聞くまで、俺は諦めんぞーー!!」
P「さあっ、次は誰が来るかなー! 楽しみだなー!!」
ガチャ
未央「おっはよーございまーす!」
P「おう、未央か! おはよう!!」
未央「『取り敢えず事務所に来てくれ』って連絡が来たけど、どうしたの?」
P「実はかくかくしかじかでな!!」
未央「漢字心理テスト? 良いよ! やろやろっ」
P「ぃよし来たぁっ!! よしやるかぁっ!!」
未央「ところで、今日のプロデューサーは随分元気だねっ! 何か良いことでもあったの?」
P「ああっ! この企画を思い付いてから、早くやりたくて仕方がなくてな!」
未央「そうなんだ! よしっ、じゃあ早速やっちゃおうか」
P「よしっ、その意気だ!! それじゃ始めるからなっ!!」
P「準備は良いかっ!? 行くぞっ!?」
未央「うん! いつでも良いよ!」
P「これはなんと読む!?」スッ 『一個』
未央「『いっこ』!」
P「これは!?」スッ 『十個』
未央「『じゅっこ』!」
P「これは!?」スッ 『百個』
未央「『ひゃっこ』!」
P「これは!?」スッ 『千個』
未央「『せんこ』!」
P「これはっっっ!?」スッ 『万個』
今日はここまで
取り敢えず、未央の他に3人書く予定です
書けるかわかりませんが、もしアイドルのリクエストがあればご意見下さいませ
思い付けたら書きたいなと思います
未央「まん……!? ち、ちょちょ、プロデューサー!?」
P「どうした!? まさかわからないなんて言うじゃないだろうな!!」
未央「違うよ! そうじゃなくて、なんてこと言わせようとするのさぁ! こんなのセクハラだよ!」カアァァッ
P「んー、何がセクハラなのかなぁ~?」
未央「えっ、だ、だからその……その問題の答がだよ!」
P「ん~? この万(よろず)の個(こ)という漢字の組合せの読みの何がセクハラなんだぁ?」
未央「だ、だからぁ……もうっ! わかるでしょっ!?」
P「いや~、ちっともわからないなぁ~」
未央「んなっ!?」
P「この問題の答がどういうもので、それが一体どんな意味を持っていて、その事がどうセクハラになるのかを教えてもらえないとなぁ~」
未央「うぅ~~……だ、だからぁ……」
P「未央が、これがどうセクハラになるのか教えてくれて」
P「それで俺が理解して納得できれば、謝ることもできるしやめる事もできるけど、残念な事にわからないからなぁ~~」
未央「う……うぅ……」ジワァ
P「ほらほらー、この万(まん)の個(こ)という漢字の組合せがなんという読み方で、それが何を意味していて、どういう風にセクハラなのか教えてくれよー、さぁさぁ、さぁっ!」
未央「う……うっ……」
未央「……うっ、ぐす……ひっく……」ポロポロ
未央「……ぅぅ……うわぁーん!! プロデューサーのイジワルー!! 変態スケベオヤジ~~!!!」ダッ
P「あっ」
未央「ふえぇ~~~ん! プロデューサーに汚されたぁ~~~!!」
ガチャッ バターン!
P「……」
P「……クソッ!!」
P「くそくそくそくそっ!!」
P「なんて事だっ! 2回も失敗するなんて!」
P「未央なら問題の流れであの言葉を明るく爽やかに言ってくれると思ったのに!!」
P「はぁ……まぁ、真っ赤になって涙を目に滲ませる未央が最高に可愛かったから良しとするか……」
P「だがっ! 次! 次こそは!」
P「次こそは成功させて見せる!」
P「さぁ! 次は誰が来る!?」
ガチャバターン!!
茜「おはようございます!!!」
P「おう、茜か! おはよう!!」
凛「『取り敢えず事務所に来てくれ』って連絡が来ましたが! どうしたんですか!!?」
P「実はかくかくしかじかでなぁっ!!!」
茜「漢字心理テストですか!! 勉強はあまり得意ではありませんがっ! 全力で挑みます!!!」
P「ぃよし来たぁっ!! よしやるかぁっ!!」
茜「ところで、今日のプロデューサーはとても元気ですねっ!!! 元気なのは良いことです!!!」
P「ああっ! この企画を思い付いてから、早くやりたくて仕方がなくてなぁ!!!」
茜「そうなんですか! では早速やりましょう!!!」
P「よしっ、その意気だ!! それじゃ始めるからなっ!!」
P「準備は良いかっ!? 行くぞっ!?」
茜「はい!! いつでも大丈夫です!!」
茜「燃えてきましたぁー!!! ファイヤーーーッッッ!!!!!」
やっちゃった……すみません
>>58訂正です
8: ◆jCuNTsyVe2Xz[saga]
ガチャバターン!!
茜「おはようございます!!!」
P「おう、茜か! おはよう!!」
茜「『取り敢えず事務所に来てくれ』って連絡が来ましたが! どうしたんですか!!?」
P「実はかくかくしかじかでなぁっ!!!」
茜「漢字心理テストですか!! 勉強はあまり得意ではありませんがっ! 全力で挑みます!!!」
P「ぃよし来たぁっ!! よしやるかぁっ!!」
ごめんなさい >>62の酉の部分は気にしないで下さい……
P「これはなんと読む!?」スッ 『一個』
茜「『いっこ』です!!!」
P「これは!?」スッ 『十個』
茜「『じゅっこ』です!!!!!」
P「これは!?」スッ 『百個』
茜「『ひゃっこ』です!!!!!!!」
P「これは!?」スッ 『千個』
茜「『せんこ』です!!!!!!!!!!」
P「これはっっっ!?」スッ 『万個』
茜「『まんこ』です!!!!!!!!!!!!!!!」
P「うっっっ!!!!!」ドピュッ
…マンコデス!!!!!!!!!……マンコデス!!!!!!!
………マンコデス!!!!!…………マンコデス!!!
……………マンコデス!………………マンコデス…………………
……………………マンコデ………………………マンコ…………………………
……………………………マン………………………………マ……………………………………
P「ふぅ……」
茜「……」
P「……さて、じゃあテストの結果ね」
茜「……」
P「まず、学力は問題無し。偉いぞ」
茜「……」
P「心理テストの方は、茜は本当に元気で明るく活力に溢れた子だという事がわかった」
茜「……」
P「ただ、少し猪突猛進過ぎる所があるみたいだから、どこかで大失敗をしてしまうかも知れないという感じで……って、茜?」
茜「……」
茜「……」
P「茜? どうしたの? おーい、茜ー?」
茜「……」プルプル
P「おっ?」
茜「……あ……あ……ああぁぁあ……」カアアァァァ
P「おぉ……凄い勢いで赤くなっていくなぁ」
茜「あ……あ……わ、わわわわわたしは、いいいいいぃぃま、ななななななななにをををっっ……!?」
P「何って、『まん──」
茜「わっ、わーーーーっっっ!! ぅわあーーーーーっっっ!!! ひゃわぁぁーーーー!!!!!」ボンッ
P「ま──」
茜「わ、わ、わ、わ、たし、ちちちちょっと走ってきまぁぁぁぁぁす!!!!!」ダッ
ドドドドドドド!!! バキィッ!!
P「……ドア壊れちゃった」
P「さて、スタドリスタドリ……」ゴソゴソ
P「……」カショッ ゴクゴク
P「……ふぅ……」
P「……」
P「……ぅ……ぐ……ふ、ぅぅぅおおおおおーーー!!!」
P「よしっ!! 1人目は大成功だな!!」
P「いやー、次は誰が来るかなー! 楽しみだなー!!」
今日はここまで
次の投下は木曜以降になるかも知れません
お待ちいただけたら幸いです
今更ながら気付きました…今回コピペミス多くすみません
>>68訂正します
P「さて、スタドリスタドリ……」ゴソゴソ
P「……」カショッ ゴクゴク
P「……ふぅ……」
P「……」
P「……ぅ……ぐ……ふ、ぅぅぅおおおおおーーー!!!」
P「よしっ!! 4人目は大成功だな!!」
P「いやー、次は誰が来るかなー! 楽しみだなー!!」
アナスタシア「ドーブラエウートラ……アー、おはようございます」
P「おう、アーニャか! おはよう!!」
アーニャ「『取り敢えず事務所に来てくれ』という連絡が来ましたが、どうかしましたか?」
P「実はかくかくしかじかでなぁっ!!!」
アーニャ「漢字心理テストですか? アー……漢字は、まだあまり得意では、ありません」
アーニャ「でも、やってみます」
P「ぃよし来たぁっ!! よしやるかぁっ!!」
アーニャ「なんだか、今日のプルルルルォデューサーは、元気ですね?」
P「ああっ! この企画を思い付いてから、早くやりたくて仕方がなくてなぁ!!!」
アーニャ「そうですか。じゃあ、早くやりましょう」
P「よしっ、その意気だ!! それじゃ始めるからなっ!!」
P「準備は良いかっ!? 行くぞっ!?」
アーニャ「ダー、大丈夫です」
アーニャ「アナスタシア、ガンバリます」
P「これはなんと読む!?」スッ 『一個』
アーニャ「『イッコ』ですね?」
P「これは!?」スッ 『十個』
アーニャ「『ジッコ』ですね?」
P「これは!?」スッ 『百個』
アーニャ「『ヒャッコ』ですね?」
P「これは!?」スッ 『千個』
アーニャ「『センコ』ですね?」
P「これはっっっ!?」スッ 『万個』
アーニャ「『マンコ』ですね?」
P「うっっっ!!!!!」ドピュッ
アーニャ「……? プルルルルォデューサー、どうかしましたか?」
P「ふぅ……ああ、大丈夫。気にしなくて良いよ」
アーニャ「ンー……プルルルルォデューサー、なんだか、元気がなくなりましたね?」
P「気にしなくて良いよ、大丈夫だから。それよりテストの結果だけど……」
アーニャ「ダー」
P「まず学力に関しては問題無し。よく勉強してるね」
アーニャ「なんとか、読めました」
P「あ、ただ2問目は『じっこ』と読むのが本来は正しいらしいけど『じゅっこ』とも普通に読めるし、今は『じゅっこ』の方が一般的かもしれないね」
アーニャ「ダー、わかりました」
P「心理テストの方は、アーニャはとても純粋で素直な女の子という結果が出た」
アーニャ「ンー……少し、恥ずかしい……です」
P「ただ、少し素直過ぎるかな」
アーニャ「素直過ぎる……ですか?」
P「うん。人を疑えって訳じゃないけど……例えばの話、アーニャがまだ知らない日本語があるのを良いことに」
P「アーニャ自身が気付かない内に、アーニャにエッチな事を言わせたりする最低な奴がいたりするかもしれないから、変な質問とかには気をつけた方が良いかもね」
アーニャ「ダー、わかりました」
P「アーニャが、そんな事をされるなんて考えたくもない……絶対に許せないよ」
アーニャ「……プルルルルォデューサーは……ヴィ オーチン ドーブルイ……アー、とても優しいですね?」
P「俺はアーニャのプロデューサーだからね。それぐらい当然だよ」
アーニャ「プルルルルォデューサー……!」キュン
P「アーニャは、今日はオフだったよね?」
アーニャ「ダー」
P「テストは終わりだから、もう帰っても大丈夫だよ。オフなのに協力してくれてありがとうね」
アーニャ「ニィエー ザ シタ……アー、どういたしまして。それじゃあ、お疲れ様です」トテトテ
P「はい、お疲れ様。怪我しないように気をつけて帰ってね」
P「さて、スタドリスタドリ……」ゴソゴソ
P「……」カショッ ゴクゴク
P「……ふぅ……」
P「……」
P「……ぅ……ぐ……ふ、ぅぅぅおおおおおーーー!!!」
P「よしっ!! 5人目は大成功だな!!」
P「いやー、次は誰が来るかなー! 楽しみだなー!!」
杏「ん」
P「おう、杏か! おはよう!!」
杏「『取り敢えず事務所に来てくれ』って、なんかあったの?」
P「実はかくかくしかじかでな!!」
杏「えー、漢字心理テストぉ? めんどくさー……買い物帰りに連絡あったからついでに来たけど、こんな事なら帰れば良かった……」
杏「……まぁ、良いや。帰っても暇だから付き合ってあげるよ」
P「ぃよし来たぁっ!! よしやるかぁっ!!」
杏「ところで、今日はなんか無駄に元気だけど、どうしたの? 正直、うるさいんだけど……」
P「ああっ! この企画を思い付いてから、早くやりたくて仕方がなくてな!」
杏「……ふーん、そう……じゃあそろそろやる?」
P「よしっ、その意気だ!! それじゃ始めるからなっ!!」
P「準備は良いかっ!? 行くぞっ!?」
杏「ん、ちょっと待って……うん、良いよ」
P「これはなんと読む!?」スッ 『一個』
杏「『いっこ』」
P「これは!?」スッ 『十個』
杏「『じゅっこ』」
P「これは!?」スッ 『百個』
杏「『ひゃっこ』」
P「これは!?」スッ 『千個』
杏「『せんこ』」
P「これはっっっ!?」スッ 『万個』
杏「『まんこ』」
P「うっっっ!!!!!」ドピュッ
杏「ええ……」
P「ふぅ……」
杏「ちょ……普通に気持ち悪いし引くんだけど……」
P「杏含めうちのアイドル達と、この言葉にはそれだけの魅力と魔力があるからね、仕方ない……」
杏「っていうか賢者タイムとのテンションの差がありすぎでしょ……」
P「まぁ、そんな事よりテストの結果だけど……」
杏「良いよそんなの。どうせプロデューサーが、あの単語言わせたいためだけに適当な事を言ってるだけでしょ?」
P「まぁ、そうだけど……それでも、杏がちょっと羞恥心がなさ過ぎるって事はわかるよ」
杏「まぁ、引きニートやってるとボトラー経験なんかもあるし、そんな単語言うぐらいじゃね」
P「それにしたってなぁ……後、杏はもう少し聡い子だと思ったんだけどなぁ……」
杏「……どういう事?」
P「あー……いや、なんでもない」
杏「……ん」
杏「……で? もう終わりで良いの?」
P「うん。終わりだから、もう帰っても大丈夫だよ。ありがとうね」
杏「ん。じゃあ、杏はもう行くね。程々にしときなよ」テクテク
P「はい、お疲れ様。怪我しないように気をつけて帰ってね」
P「さて、スタドリスタドリ……」ゴソゴソ
P「……」カショッ ゴクゴク
P「……ふぅ……」
P「……」
P「……ぅ……ぐ……ふ、ぅぅぅおおおおおーーー!!!」
P「よしっ!! 6人目は大成功だな!!」
P「いやー、次は誰が来るかなー! 楽しみだなー!!」
cp回復したから一旦中断
今夜中には終わると思います
美優「おはようございます」
P「美優さんじゃないですか! おはようございます!!」
美優「『取り敢えず事務所に来てくれ』という連絡が来ましたが、どうかしたんですか?」
P「実はかくかくしかじかでしてね!!!」
美優「漢字心理テスト……ですか? はい、良いですよ」
P「ぃよし来たぁっ!! よしやりますかぁっ!!」
美優「ところで、今日のPさんはとても元気ですね。どうしたんですか?」
P「はいっ! この企画を思い付いてから、早くやりたくて仕方がなくですね!!!」
美優「そうなんですか。それでは早速やりましょうか」
P「よしっ、その意気です!! それじゃ始めますからねっ!!」
P「準備は良いですかっ!? 行きますよっ!?」
美優「はい、いつでも良いですよ」
P「これはなんと読む!?」スッ 『一個』
美優「『いっこ』です」
P「これは!?」スッ 『十個』
美優「『じゅっこ』です」
P「これは!?」スッ 『百個』
美優「『ひゃっこ』です」
P「これは!?」スッ 『千個』
美優「『せんこ』です」
P「これはっっっ!?」スッ 『万個』
美優「!? ……えっ、あっ……あの……Pさん……それは……」カアァァ
P「どうしたんですかっ!!? まさか、こんな簡単な漢字が読めないなんて言うんじゃないでしょうねっ!!??」
美優「い、いえ……勿論、読めますけれども……でもそれは……」
P「だったら早く答えを言って下さい!! さぁ! さぁっ!!!」
美優「そ、そんな……そんなの……恥ずかしいですよ……」
P「恥ずかしいですって!? 美優さん!!!」
美優「ひゃいっ!?」
P「美優さんは今いくつですか!!」
美優「えっ? え、あ……2、26です……」
P「ですよね!! 26なんていう良い大人が! 小中高校生と一緒にアイドルやって!」
P「中学生と並んでヘソ出して動物のコスプレなんかして『が……がおー……』なんてやってる人が! 今更何が恥ずかしいっていうんですかっ!!!」
美優「え、あ……ぁぅ……その……」
P「良いですかっ!! 26にもなる大人が! アイドルなんてやってる次点で充分恥ずかしいんですよ!!」
P「こんな程度の事で恥ずかしいなんて言ってたら! アイドルなんてとてもじゃないけど出来ませんよ!!」
美優「そ、そんな……」
P「それに例えばですねぇ!! 美優さんがバラエティーに出演したときに! 共演した大御所タレントさんに下ネタを言うように言われたとして!」
P「美優さんはそれを『恥ずかしいから』で断るんですかっ!?」
美優「えっと……それは……」
P「そんな事をして大御所タレントさんが怒ったりしたらどうするんですか!?」
P「それで美優さん、更にははうちの事務所に仕事が来なくなったりしたらどうするんですか!?」
P「そうなった時、美優さんに責任がとれるんですか!? とれませんよね!?」
美優「それは……はい……そう、ですね……」
P「ですからっ!! これはそうならないようにするための訓練なんです!!」
美優「訓練……」
P「そうです!!!」
美優「……わ、わかりました……言い、ます……!」
P「よしっ!!!!」グッ
美優「スゥー……フゥゥ……っ!」カアアァァァッ
美優「……ま……ま、『まんこ』……です……!!」
P「うっっっ!!!!!」ドピュッ
美優「!?」
P「ふぅ……」
美優「え……Pさん……?」
P「はい」
美優「その……」
P「はい」
美優「あの……」
P「はい」
美優「いえ……なんでも……」
P「はい」
P「さて、ではテストの結果ですが……まず学力は問題なさそうですね」
P「まぁ、美優さんの年齢で読めなかったら寧ろ問題ですからね」
美優「そうですよね」
P「そして心理テストの方ですが、美優さんは淑やかさと恥じらいを持った、大変魅力的な大人の女性という結果が出ました」
美優「そ、そんな……私なんて……」テレテレ
P「ですが、少々押しに弱く流され易いみたいですね」
美優「そ、そうですか……?」
P「そうですね……例えば、美優さんがバラエティー番組に出演して、そこで共演した大御所タレントさんに下ネタを言うように強要されたとしましょう」
P「そうすると、きっと美優さんはその大御所タレントさんを怒らすまいと、怒らせてしまったら自分やうちの事務所仕事がこなくなるかも知れないと考えて」
P「恥ずかしがりながらもそれに応えてしまうでしょう」
P「でもそれは完全なセクハラです。そしてセクハラは立派な犯罪です」
P「俺がその場にいれば美優さんを守ることも出来ますが、俺がそこにいなくても嫌な事は嫌と、毅然として言える強さを持って欲しいと思います」
美優「……はい……」
P「また、もしそんな事があったら、すぐに俺に報告して下さいね」
P「何があっても、死力を尽くして美優さんを必ず守ってみせると誓いますから」
P「それに、俺の知らない所で美優さんがそんな低俗な輩に辱しめを受けてるなんて……考えただけでも怒りで気が狂いそうです」
美優「Pさん……そんなにも、私の事を……」
P「俺は美優さんのプロデューサーですからね。それぐらい当然ですよ」
美優「Pさん……」キュン
P「美優さんは、今日はオフでしたよね?」
美優「はい、そうです」
P「テストはこれで終わりです。オフなのにわざわざ来て協力してくれて、ありがとうございます」
美優「いえ、お役に立てたのなら良かったです。それじゃあ、私は帰りますね」
美優「お仕事、頑張って下さい。お疲れ様です」テクテク
P「はい、お疲れ様です。気をつけて帰って下さいね」
P「さて、スタドリスタドリ……」ゴソゴソ
P「……」カショッ ゴクゴク
P「……ふぅ……」
P「……」
P「……ぅ……ぐ……ふ、ぅぅぅおおおおおーーー!!!」
P「よしっ!! 7人目は大成功だな!!」
P「いやー、次は誰が来るかなー! 楽しみだなー!!」
すみません、今日はここまでです
後1人、明日には完結させたいです
ゆかり「おはようございます」
P「おう、ゆかりか! おはよう!!」
ゆかり「『取り敢えず事務所に来てくれ』という連絡が来ましたが、どうされましたか?」
P「実はかくかくしかじかでなぁっ!!!」
ゆかり「漢字心理テストですか、わかりました。やってみます」
P「ぃよし来たぁっ!! よしやるかぁっ!!」
ゆかり「ところで、今日のプロデューサーはとても元気ですね」
P「ああっ! この企画を思い付いてから、早くやりたくて仕方がなくてなぁ!!!」
ゆかり「そうでしたか。それでは早速やりましょう」
P「よしっ、その意気だ!! それじゃ始めるからなっ!!」
P「準備は良いかっ!? 行くぞっ!?」
ゆかり「はい、大丈夫です。お願いします」
P「……待てよ!?」
ゆかり「どうかされましまか?」
P「ゆかりは確か、良いところのお嬢様だったな!?」
ゆかり「どうでしょうか……あまりそういった自覚はありませんが……」
P「……そうだな……よし! それじゃあゆかりはお上品に、問題の答えの頭に『お』を付けて言ってくれ! 良いかっ!?」
ゆかり「答えの頭に『お』を付けるのですね……わかりました」
P「よしっ!!! 良いぞぉ、その通りだ!!!」
P「それじゃ改めて、行くぞっ!?」
ゆかり「はい、お願いします」
P「これはなんと読む!?」スッ 『一個』
ゆかり「『おいっこ』です」
P「これは!?」スッ 『十個』
ゆかり「『おじゅっこ』です」
P「これは!?」スッ 『百個』
ゆかり「『おひゃっこ』です」
P「これは!?」スッ 『千個』
ゆかり「『おせんこ』です」
P「これはっっっ!?」スッ 『万個』
ゆかり「『おまんこ』です」
P「うっっっ!!!!!」ドピュッ
ゆかり「? プロデューサー? どうしたんですか?」
P「ふぅ……あぁ、気にしなくていいよ」
ゆかり「おや? 急に元気がなくなってしまったようですが……大丈夫ですか?」
P「うん、大丈夫だから気にしなくて良いよ。それよりテストの結果なんだけど……」
ゆかり「あっはい。どうでしたか?」
P「まず学力の方なんだけど、こっちは問題無しだね」
ゆかり「思っていたより簡単でした」
P「それで心理テストの方だけど、ゆかりはとても素直で純粋な女の子という結果が出た」
ゆかり「そうですか。ふふっ、少し恥ずかしいですね」
P「ただ、少し世間知らずな所があるかもね」
ゆかり「世間知らず、ですか……確かにそうかも知れませんね」
P「うん。それで、ゆかりのそこの部分を利用して、ゆかりが気付かない内に卑猥な事を言わせたりするような」
P「そんな最低で下劣極まりないクソ野郎が、ゆかりの近くにいるかもしれないから注意した方が良いかもしれないね」
ゆかり「わかりました、気を付けます」
P「俺の目の前にそんなクソ野郎がいたのなら、この命に代えてもゆかりを守ってみせるんだけどな……」
ゆかり「プロデューサー……そんなにも私の事を想ってくれているなんて……嬉しいです」
P「俺はゆかりのプロデューサーだからね。これぐらい当然の事だよ」
ゆかり「プロデューサー……!」キューン
P「ゆかりは、今日はオフだったよね?」
ゆかり「はい、そうです」
P「テストはこれで終わりだから、もう大丈夫だよ。オフなのにわざわざ来て協力してくれて、ありがとう」
ゆかり「いえ、お役に立てたのなら良かったです。それでは、私は帰りますね。お疲れ様です」テクテク
P「はい、お疲れ様。気をつけて帰ってね」
P「さて、スタドリスタドリ……」ゴソゴソ
ポンポン
P「……ん?」クルッ
早苗「はーい、Pくん。ちょっといいかなー?」
P「あれ、早苗さん? どうしたんですか、今日はオフでしたよね? 何か用事ですか?」
真奈美「どうやら、少しオイタが過ぎたようだね」
P「おや? 真奈美さんまで……なんの事ですか?」
拓海「シラ切ろうってのかよ……良い度胸してんじゃねぇか」ボキボキ
清良「うふふ……ちょっとイタズラし過ぎかしらね」キュッ シュッシュッ
亜季「おぉっ、清良殿! ニトリルゴム手袋にアルコール消毒とは、本気でありますな!」
有香「プロデューサー……あたしも今回の事はどうかと思いますよ……」
巴「……おう、親父か……ちょっとどうしてもシメにゃならんヤツがいてのぉ……おう……すまんが、うちのもんでこっちの方に来とる腕利きの連中を、出来る限り事務所に寄越してくれんかのぉ……おう……頼む……」
P「お……おいおい、どうしたんだよ皆……オフの日に呼んでもないのに、わざわざこんなに集まって……しかもなんだかおっかないぞ」
早苗「へぇ、とぼけようっての……でもあの子の前でも、まだそんな態度でいられるかしらー?」
P「ん? あの子?」
未央「うっ……うっ……」グスグス
時子「未央、駄目よ。あんなゴミにも劣るクズの事であなたが涙を流すなんて……あなたの価値が下がってしまうわよ。ほら、ハンカチ」
未央「うぅ……ありがと……ひっく」ゴシゴシ
P「……あっ……」
早苗「たまたまフラッと事務所に寄ったら、未央ちゃんが泣きながら走ってきてね」
早苗「何かあったのかと思って話を聞いてみたら、随分ヒドイ事をしたみたいね?」
P「……」
早苗「しかも、あたしや拓海ちゃん真奈美ちゃんとか腕っぷしの強い子には連絡しなかったあたり、確信犯よね?」
P「……し、証拠は……?」
真奈美「何だって?」
P「お、俺が酷い事をした確かな証拠でもあるんですか?」
P「確かに未央は泣いてますけど、俺が酷い事をした証拠にはならないですよね?」
P「ちょっとした思い違いとかで、お互いに勘違いしてるだけかも知れないじゃないですか」
拓海「なっ……!」
P「俺が何か酷い事をした確かな証拠でもあれば話はべつですが、そんな証拠も無いのにこんなに寄ってたかって……それはどうなんですか」
拓海「てめぇっ……!」
P「全く、言いがかりは止して下さいよ。大体──」
カチッ
杏『「まんこ」』
P『うっっっ!!!!!』ドピュッ
カチッ
P「……!?」
ジー カチッ
杏『良いよそんなの。どうせプロデューサーが、あの単語言わせたいためだけに適当な事を言ってるだけでしょ?』
P『まぁ、そうだけど……それでも──』
カチッ
P「い、今のは……」クルッ
杏「……」
ちひろ「……」ニコニコ
P「……杏、に……ちひろさん……」
杏「はい『プロデューサーが卑猥な事を言わせるために何かしてますよ』って証拠の一部」
杏「未央ちゃんの証言も合わせれば、充分な証拠になるでしょ」
P「いつの間に……」
杏「全く……杏があんなめんどくさい事、考えなしにやるわけないじゃん」
杏「……という訳で……はい、ちひろさん」ポイッ
ちひろ「あら、良いんですか?」パシッ
杏「もうデータは写したからね。それはちひろさんにあげるから好きに使いなよ」
ちひろ「そうですか、ありがとうございます」
杏「それじゃ、杏は帰って取り敢えず1ヶ月ぐらい、休ませてもらうよ」スタスタ
ちひろ「はい、良いですよ。お疲れ様です」
ちひろ「……さて、プロデューサーさん?」ニコッ
P「は、はい……」
ちひろ「これからどうなるか……どうするべきか……わかりますよね……?」
P「……あ……う……」
早苗「さて」
真奈美「それでは……」
拓海「覚悟できてんだろーな……」
P「ひっ……!?」
ウワアアアァァァァァァーーーーーーー…………
おわり
という訳で終わり
セクハラは犯罪です。セクハラはダメ。ゼッタイ
これを思い付いたのは「おねだりshall we」の歌詞の『満月照らす おさんぽ道 ひょいひょいひょい』の部分と、いつかのモバマスss雑談スレで出た話題からです
みくやかな子の声で『まんげ(つ)』って聞いた瞬間にピクッとした人は決して私だけではない筈です
こんなセクハラコピペを読んでくれた人達、ありがとうございます
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