P「アイドルの香水を売り出したら一人だけ三日で売り切れた」 (70)

思い浮かべたアイドルは誰ですか?あなたはその人の匂いが大好きなんですね

ピヨォ?

柔道部の部室の匂いがしそうなのが真

P「というわけでなかなか好評でしたよ」

小鳥「で、誰のが一番売れたんですか?」

響「…」ガタッ

P「お前じゃねぇ座ってろ」

小鳥「そもそもどんな香りを売りだしたんですか?」

P「そうですね、春香の場合はバニラ系の甘い香りにしましたね」

小鳥「お菓子を焼くことからですか?」

P「それもありますが…」

P「春香は見ているだけで優しい気持ちになれるというか、癒やされますよね」

小鳥「ドジっ子ですからね」

P「そんな優しい春香にはバニラ系統の甘い香りがあうかなと思って」

春香「ねぇ、千早ちゃん、私プロデューサーと結婚する」

千早「うるせぇ座ってろ」

小鳥「千早ちゃんはどんな香りにしたんですか?」

P「千早の売りはクールさと透明感ですからクリーン系と言われるものにしてもらいました」

小鳥「クリーン系?」

P「清らかな水を思わせる、透明感あふれる香り…だそうですがほんとにこれが千早にあうんです」

小鳥「なんとなくわかりますピヨ」

P「触れてはいけないような透明感を保ってほしいとも思うのですが」

P「まぁ、本当は優しい千早にもあうような香りです。いい香りですよ」

千早「プロデューサーになら汚されてもいいです!!」

美希「うるせーの、黙ってろなの」

美希「ねぇねぇ!ハニー!美希はどんな香りにしてくれたの!?」

P「ん?美希か?美希はな」

美希「わくわくなの!」

P「スパイシー系というのにした」

美希「胡椒なの?ひどいの!!」

P「胡椒の香りの香水なんていらんだろ…香辛料のように、熱く個性的な香りと言われて」

P「才能一杯でキラキラしてる美希にはあうかなと思ったんだ」

美希「ハニー…」

P「まぁ、臭いと思う人もいるみたいだけどな」

美希「いいの!美希は美希のことを好きになってくれる人がいれば!」

P「いやいや、そういうわけにもイカンだろ」

美希「極論を言えばハニーさえいればいいの!えっちしよ!」

雪歩「…」ザクッ

P「雪歩が俺の背をスコップで突いてくるから冗談でもそういうのはやめてください、お願いします」

雪歩「…プロデューサー」

P「うん、もうそろそろシャツに血がにじむからやめてくれるかな」

雪歩「私のはどのようなものにしてくれたんですか?」

P「グリーンティ」

雪歩「…」ザックザック

P「うん、名前で決めたのが大きいのは認める。しかし一応考えたから刺すのやめてくださいお願いします」

雪歩「…はい」

P「緑茶のエキスも香料として用いられることがあるようだが、これがふんわりとした雪歩の雰囲気にピッタリだと思ったんだ」

P(まぁ、実際のグリーンティーはもっとすっきりしていて、鋭い香りもしているところも雪歩にはあってるかなと)

雪歩「プロデューサー…」

雪歩「嬉しいですぅ、こんなにも私のことを考えてくれてるなんて」

P「うん、みんなの分かんがえt」

雪歩「挙式はいつにしますかぁ?」

P「おーい、真呼んできてくれ」

じゃ、じゃぁ、お風呂入ってくるから次の人が書いてくれることをに期待するといいの

P「ありがとう真助かった、だがお前どこで当て身なんて習得した」

真「やだなぁ、乙女の嗜みですよ!」

P「そ、そっかぁ、嗜みか」

真「それにしてもダメですよ、プロデューサー!雪歩はプロデューサーに心酔しているような状態ですから下手に喜ばしちゃ!」

P「以後気をつける」

真「で、なにしたんですか?」

P「んとな、お前たちをイメージした香水を出したって話をしたらああなった」

真「へぇ!香水ですか!僕はどんなイメージですか?」

P「真はな、シトラス系統の香りにした」

真「ふーん…」

P「実際、シトラス系統の香りには覚醒作用があり、気分を "キリッ" と引き締めてくれる効果を持っていたりしてさわやかな真にはぴったりだと思うんだが…何だ不満か?」

真「なんというか…もっと乙女な感じの香りがよかったですね!チョコの香りとか甘ったるいバニラ1000%みたいな感じで…」

P(当て身覚えるような奴に乙女な香りとか胸焼けがしそうです…)

やよい「おはようございます!プロデューサー!なにしてるんですか?」

P「ゃょぃぃぃょゃょぃ」

やよい「うっうー?」

P「いや、気にするな。おはやうやよい!はい!」

やよい「ターッチ!」

P「イェイ!」

やよい「今日も絶好調です!プロデューサー!」

P「ぁぁゃょぃぃぃょゃょぃ…やっぱり元気いっぱいのやよいは太陽の香りって感じで間違いなかったな!」

やよい「太陽の香りですか…?」

P「なぜそんなに落ち込むかね?」

やよい「だって、太陽の香りってダニの死骸の香りだって…」

P「それは違うよ(論破)洗濯後に残る汗・脂肪・洗剤などの成分が 太陽の光や熱で分解された結果発生するアルコールや脂肪酸等の揮発物質のことで…まぁ、ダニの死骸ではない」

やよい「難しくてよくわからないです…」

P「まぁ、癒される元気な香りがしてすごいぃぃょゃょぃってことだよ!」

やよい「ありがとうございます!プロデューサー!うっうー!」

伊織「あんたたち楽しそうね…」

P「おや、いたのか伊織」

伊織「いたのかって…失礼ねプロデューサー」

P「相変わらずいい匂いするよな伊織は」

伊織「は!?なにあんたいきなり!?」

P「お前の匂いは諸事情により発売できなかったよ…」

伊織「なんのことよ」

P「採算が取れませんでした」

伊織「…ああ、そういうこと?まぁ、ホイホイ再現されても困るもの」

P「本当にピンからキリまであるよな…」

伊織「とは言え高いからいい匂いがするというわけでもないし?香水は自分の体臭なども考えて使わないと意味ないわよ」

P「へぇ」

伊織「結局はバランスよね、恐ろしく体臭に合わない匂いもあるし。あと付け過ぎはダメ」

P「もうお前パフューマーにでもなったらいいんじゃね?」

というわけで後香りのイメージを書いていないヒトは
律子
あずさ
亜美
真美
貴音

ピヨ
なの。後は任せたの、ちょっとねるの

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