鶴姫しずか「声無き者達の宴」 (12)

しずか「という訳で松風さん、人を集めてくれまいか?」

松風鈴「ごめん、姫、誰を?」

前作
・『西住みほ「あ、ライン通知が来た。誰からだろう?」』
西住みほ「あ、ライン通知が来た。誰からだろう?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1452769761/))
・『 西住しほ「安価で出されたお題を」』
西住しほ「安価で出されたお題を」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457008468/))

注意
このSSはガルパンのスピンオフ作品の人達が出てくるSSです
スピンオフを知らない人は読むなとは言いませんが是非買ってね(ダイマ)
(リトルアーミーはまだ買ってないだなんて言えない・・)

・ガールズ&パンツァー リボンの騎士 1~3巻発売中
・ガールズ&パンツァー 激闘!マジノ戦ですっ!! 1、2巻(完)発売中
・ガールズ&パンツァー リトルアーミー1、2巻発売中


・尚、このSSは短編集になると思います
・いつものように更新遅くなると思います
・ところでダージリン様が使ってはいけないお金をパチンコで溶かして取り返しのつかなくなってしまうSSまだですか?
・もしくは画像でもいいです
・あとアウンさんちゃんのオッパイにうもれて死にたい

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458822184

~アスパラガスさんは勝つためにはどんな手段も厭わない~

アスパラ「この前のタンカスロンでわかったことがあるザンス」

アスパラ「というよりも、最初から分かりきっていたことでザマスが」

アンチョビ「まぁなんだ、一応聞いといてやるよ」

アスパラ「やはり旧BCと旧自由は仲違いしすぎる!」

アンチョビ「知ってた」

アスパラ「恐らく、我がBC自由学園が敗北する原因はこれだけでザマショウ」

アスパラ「故に!旧BCと旧自由が互いに手を取り合えばタンカスロンはおろか、戦車道でさえも強豪校として名を馳せることができるでザマショ!」

アンチョビ「ん、まぁ言いたいことは分かる。わかるんだがなぁ・・・」


アンチョビ「今更どうやって仲違いをなくすってんだ?」

アスパラ「問題はそこザマス」

アスパラ「我らがどれだけレクレーションやイベントを催しても、仲が深まるところか逆に溝が深まるばかり・・・」

アスパラ「そこで!無駄に結束力の高い貴様らアンツィオに来たわけザマス!」

アンチョビ「おーいペパロニー。お客さんはおかえりのようだ、土産持たせてやれ」

アスパラ「待つザマス!お願いだからどうしてそんなに仲が良いのか教えてくれ!」

アンチョビ「そんなこと言ったってさー、ウチは結束力というよりもノリと勢いだけだからそんな特別なことしてないんだよ」

アスパラ「そんな・・・それでは何故こんな貧乏臭いところに来たかわからないじゃないか!」

アンチョビ「おーいカルパッチョ、こいつ簀巻きにして土左衛門にしてやれ」

アスパラ「待て!今のは謝る!」

アンチョビ「全く・・・今度変なこといったらただじゃ置かないからな・・・あ、そうだ」

アンチョビ「みんなでランチってのはどうだ?もしくはおやつの時間とか」

アスパラ「ティーブレイクなら一度試したザマス・・・」

アンチョビ「あ、やったのか。で、結果は?」

アスパラ「たけのこの里とキノコの山でさらに仲違いに・・・!」

アンチョビ「あー、そりゃダメだわー。そのチョイスの時点でダメだわー」

アスパラ「・・・因みにアンチョビはどちらザマス?」

アンチョビ「私?私はだなー・・・・んー・・・」

アンチョビ「きこりの切り株」

アスパラ「え?」

アンチョビ「きこりの切り株」

アスパラ「え?」

アンチョビ「え?」

アンチョビ「あ、そうだ!ゲームとかはどうだ?」

アスパラ「ゲームザマスか・・・それこそ仲違いになるような・・・」

アンチョビ「そうか?ウチの奴らは結構ゲームで仲良くなったりもしてるぞ?」

アスパラ「例えばどんなのだ?」

アンチョビ「例えばー・・・んー・・・私がやったのは・・・ドカポンってやつとスマッシュブラザーズと、マリオパーティーに桃鉄・・・」

アンチョビ「後、いただきストリートとかカービィのエアライドとか、主にパーティーゲームだな」

アンチョビ「あと、テーブルゲームならモノポリーとかパラノイアとかもやったな!楽しかったなぁ!」

アスパラ「ふむ、パーティーゲームザマスか・・・これなら我がBC自由学園の者たちにもできそうだ」

アスパラ「助言感謝する!早速取り寄せてみよう!」

アンチョビ「おう、頑張れよー」

~二日後~

アスパラ「アンチョビィイイイイイイイイ!!」

アンチョビ「おお、アスパラ。どうだった?」

アスパラ「貴様私を騙したザマスね!?」

アンチョビ「はぁ?そんなことは・・・」

アスパラ「貴様が勧めたゲームを生徒にやらせたら!」

アスパラ「仲良くなるところか逆に険悪になったザマス!!」

アスパラ「どう責任とってくれるザマスか!!」

アンチョビ「んなわけあるか!大体、ゲームで険悪になるはずがないだろう!」

アンチョビ「実際、ウチの子等はあのゲーム笑いながらやってたぞ!!」

アスパラ「それはお前らのところがバカなだけだろうが!!」

アンチョビ「おいペパロニ、カルパッチョ、どうやらアスパラガスは遊んで欲しいらしい。連れてけ」

アスパラ「ちょ!だれもそんなことは・・・おい!やめろ!離せ!」

アンチョビ「はー・・・アスパラ、私前にも行ったよな?」

アンチョビ「今度いったらただじゃ置かないって」

アスパラ「離せ!離せぇええええええ!!!」バタンっ

~一週間後~

旧BC1「おい!アスパラの奴が帰ってきたらしいぞ」

旧BC2「はんっ、今更帰ってきて、今度はなにしようってんだ?」

旧BC1「それがアンツィオから帰ってきてから様子がおかしいらしい・・・」

旧BC2「様子がおかしいだって?」

旧BC1「ああ、どうも噂じゃ・・・」

アスパラ「よう貴様たち!元気にしてるザマスか!」

旧BC1「げぇ!アスパラ・・ガス隊長!」

旧BC2「よ、よくお戻りで・・・」

アスパラ「なんザマス?あまり元気がないではないか!」

アスパラ「そうか!腹が減っているザマスね!」

旧BC「ど、どうしたんだ?アンツィオで頭でも打ったのか?」

旧自由1「おい旧BC共!アスパラガス隊長を止めろ!」

旧BC1「うるさい!お前らのところの隊長だろう!お前らが何とかしろ!」

アスパラ「おや、丁度いいところに集まったザマスね・・・」


アスパラ「さあ皆の共!湯を沸くザンス!釜を炊くザンス!!」

アスパラ「今宵は宴の始まりザンス!!」

旧自由2「隊長!正気に戻ってください!アスパラガス隊長!!」

アスパラ「あっははははははははは!!!!」





~アンツィオ~


アンチョビ「なあお前ら、一体アスパラになにしたんだ?」

ペパロニ「へ?特別何もしてないっすよ?」

ペパロニ「ただ、みんなと一緒に飯くったりゲームしたりしただけっス」

アンチョビ「そうか」


~アスパラガス編・終わり~

~ヤイカさんの三分クッキング~

まほ「実はエリカに黙っていたことがある」

エリカ「はあ、なんでしょうか」

まほ「実は私はだな・・・」

まほ「カレーしか作れないのだ!!」

エリカ「知ってます」

まほ「・・・」

まほ「それでだな、カレーしか作れないというのは些かあれだと思うので」

まほ「これを期に他の料理に挑戦をようと思う」

エリカ「頑張ってください」

まほ「・・・」

エリカ「・・・」

まほ「・・・それだけか?」

エリカ「ほかに何か?」

まほ「・・・いや、何も」

エリカ「それでは私は先に寮に戻りますので」

まほ「あ、ああ・・・」




まほ「やはりエリカは手を貸してくれないか」

まほ「しょうがない、テレビの料理番組を見ながら覚えるか」

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