勇者「伝説の剣が錆び付いてボロボロなんだけど」 (36)

勇者「ついに伝説の剣を手に入れたぞ!!」

僧侶「いやあ長かったねぇ」

魔法使い「まさか竜の巣の最奥に隠されてたなんてね~…」

女剣士「はよ見せて!!はよ!!!」

勇者「よし、鞘から抜くぞ…!」

ススッ…


ギシッ


女剣士「……ぎし?」

勇者「待ってこれ…」

ギギッギシッ…ギェギ…


勇者「うわなにこれめっちゃ錆びてるんだけど」

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僧侶「これはひどい」

魔法使い「もはやただの茶色い棒ね」

女剣士「錆すぎてて刃が全くないんだがこれ」

勇者「え、なにそれ。つまりナマクラってことデスカネ…」

女剣士「そうなるな」

僧侶「もはや鈍器」

魔法使い「でも叩いたら真ん中から折れそう」

勇者「待って俺の心が折れそう」

勇者「というわけで町の鍛冶屋さんにきました」

魔法使い「鍛冶屋でどうにかなるのあれ」

勇者「なんなかったら死ぬ」

鍛冶屋「錆すぎてて使いモンになんねぇなこれ」

勇者「 」

鍛冶屋「伝説の剣だか知らねぇがこれならウチの廃品の方がマシだな」

僧侶「なんとか復元とかできないんですか?」

鍛冶屋「少なくともウチじゃ無理だな。西の魔女ならモノの時間を戻せるらしいから当たってみたらどうだ?」

勇者「よっしゃ行こう今すぐ行こう!!!!!」

西の魔女「な、なんだこれは…これが伝説の剣だと…」

勇者「お願いします!!!なんとかしてください!!!!」

魔法使い「アンタどんだけ使いたいのよこの剣」

勇者「だってあんなに苦労したじゃん!!竜の巣だよ!?俺食われかけたんだよ!?!」

魔法使い「でも勇者ってマズそうよね」

女剣士「わかる」

魔法使い「僧侶くんはおいしそう」

女剣士「甘そうな匂いする」

勇者「何の話してんの!?」

僧侶「甘そうな匂い…するのかなボク…」スンスン

西の魔女「私が復元できるのは最大で200年ほどだが…とりあえずやってみよう」

西の魔女「待たせたな」

勇者「どうですか!?!?!?」

西の魔女「ふふふ…驚くなよ?」



スッ…ギシッ…

西の魔女「この辺を見ろ。ちょっとだけ錆が減っているだろう?」ドヤァ

勇者「チェンジで」

西の魔女「何がチェンジだ貴様」

勇者「もおおおおぉぉやだああああぁぁぁ…」

女剣士「よしよし泣かない泣かない」

僧侶「あの、何か他に方法とか心当たりないですか…?」

西の魔女「そうだな…ここから南の森に真実を写す泉というものがあるんだが、その泉の水で洗えばもしかしたら…」

勇者「よっしゃあああ行くぞお前ら!!!!!!!」

西の魔女「ただ森にはヒト嫌いのエルフが住んでいるから気を付けたまえ」

勇者「というわけで森にきたのですが…」



エルフ「貴様ら一体何が目的だ!?」

僧侶「さっそく捕まりましたね…」

勇者「真実の泉に行きたいんですけど」

エルフ「疑わしい」

魔法使い「私たちが嘘を言ってるかどうか、泉に行けばわかるんじゃない?」

エルフ「疑わしきは罰せよ」

僧侶「聞く耳のみの字もない…」

女剣士「エルフってスタイルいいんだなー、うらやましい」

勇者「唐突に何言ってるのねえ」

エルフ「貴様……それが目的か」キッ

女剣士「くっ、殺せ!とか言いそう」

エルフ「くっ、馬鹿にしおって…!」

女剣士「惜しいッ!」

魔法使い「惜しくないから」

勇者「何言ってんのお前ら」


女剣士「痛い」ヒリヒリ

勇者「あと三発くらい蹴ってもいいんだけど?」

僧侶「話がこじれる前に開放してもらいましょう?」

女剣士「……」

勇者「どうした、女剣士」

女剣士「いや、エルフっておっぱいでかいんだな…」

勇者「お願い黙って」

エルフ「なっ、貴様ら…!!殺す!!今この場で殺す!!!」カアァァァ

魔法使い「ほら、怒らせちゃった」

エルフ「私に乱暴する気でしょう!ヒトの薄い書物みたいに!」ドキドキ

女剣士「かわいい」

勇者「お前もう黙れマジで」

女剣士「おねえさんといいことしない?」

勇者「よーしエルフこいつ殺していいぞ」

エルフ「……や、優しく、して…」ビク…

勇者「なんで乗り気なんだよマジ」

エルフ「え?伝説の剣?…そうだったのですか」ハァ…ハァ…

女剣士「そういうことよ」ワキワキ

僧侶「…………」カアァァァァ

魔法使い「純情僧侶くんかわいい」

勇者「ねえもうおかしくないこれ?意味わかんないこれ。ヒト嫌いってなんだったの」

エルフ「ヒトのオスは汚らわしい」

女剣士「おねえさんは?」

エルフ「……すき」ポッ

魔法使い「あー、ヒト嫌いってそういう」ニッコリ

僧侶「ははは、破廉恥ですよぅ…」

勇者「何なのお前ら僧侶が一番乙女してるじゃん」

エルフ「ここが真実の泉だ。さっさと用を済ませ」

勇者「さっそく泉の水で洗ってみよう」

ゴシゴシ…

僧侶「変わりませんね」

ジャバジャバ…

魔法使い「もっとこう、腰を入れてみれば?」

ザバザバ……

女剣士「貸してみ」スッ



女剣士「そぉい!!」ドボーーーン!!

勇者「はあああああぁぁお前なに伝説の剣泉に投げ込んでんだよ!?」

僧侶「女剣士さん何考えてるんですか!?」

女剣士「むしゃくしゃしてやった。後悔はしていない」

魔法使い「水しぶきすっごい高かったわね…」

エルフ「…キレイだった」

勇者「さっさとサルベージしてきやがれ!!!」ドカッ

女剣士「きゃあ乱暴」ドボーーーーーン!!

勇者「あいつ中々上がってこないな…」

魔法使い「大丈夫よ。どうせなんか企んでるわ」

エルフ「ここは真実の泉。浴びればモノもイキモノも真実の姿になる」

魔法使い「女剣士の真実…ってアイツほど本能に正直なヒト知らないんだけど」

僧侶「あれは完全に素でやってますよね」

勇者「素だな。余計にタチ悪い…ん?」

ザバアアアァァァ……



『あなたたちが落としたのはこの錆びた剣ですか?それともこっちの焼きまんじゅうですか?』



勇者「いやお前女剣士だろ」

魔法使い「というかなんで焼きまんじゅう持ってんのよ」

僧侶「泉の水でドロドロになってますし」

女剣士「…よろしい、正直者の勇者にはこの国王様ステッカーを贈呈しようぞ」ペッカーー

勇者「すごい、めっちゃいらない」

僧侶「というか国王様ステッカーってなんですか」

女剣士「ちまたでハヤリのおにゅーなアイテムだぜ。ナウなヤングに人気だぜ」

勇者「しっかしここまでしても錆が取れないとはな」

魔法使い「むしろアレじゃない?錆びてるけど聖なる力で魔物によく効くとか」

僧侶「魔王の前で真の姿を取り戻すとか」

女剣士「斬れないモノを斬る剣とか。メルフォースッ!!」シュバッ

勇者「そうだな…秘めたる力があるのかもしれないな」

僧侶「片っ端から試してみましょうか」

女剣士「それじゃあまずは勇者のお昼ご飯のおにぎりから試してみよーか」

勇者「女剣士って斬れるのかなー」シュッシュッ

女剣士「待ってそれ伝説の剣じゃなくて普段使ってるや、ちょま」

女剣士「痛い」ジーン

勇者「女剣士は斬れなかったな…手当たり次第試してみるか」

女剣士「斬れてたまるか」フンス

魔法使い「とりあえず木の枝とか」

勇者「てやっ」ペキッ

僧侶「これは斬れたってより折れた、だね」

魔法使い「訓練用のわら人形」

勇者「うりゃっ」ボフッ

魔法使い「魔法はどうかな?ファイアー!」ボァアッ

勇者「そりゃあー」ボアァアッ!

僧侶「斬れてないね…」

魔法使い「やっぱりただのナマクラなのかなぁ…」


女剣士「勇者×僧侶の薄い書物」

勇者「おりゃああああああッ!!!」ビリィッ

女剣士「力任せに叩き斬りやがったこいつ」

勇者「なんでお前がそんなもの持ってるの?ねぇ?」

女剣士「楽しいよ」

僧侶「あ、ボクは魔法使いさん一筋なので」

魔法使い「僧侶くん…」ポッ

勇者「惚気んなマジぶっ殺すぞ」

女剣士「勇者…ポッ」

勇者「あー頑張れば女剣士叩き斬れそうな気がしてきた」ブンブン

魔法使い「色々試したけど結局魔物特攻説が有能よね…」

勇者「ここまできてナマクラだったら立ち直れないかも」

僧侶「と、とりあえず試してみましょうか!」

魔法使い「まずはほら、そこのスライムとか」

スライム「グゲァアァ」

勇者「だらぁー!!」ブチッ

スライム「グギャアアアアア…」

僧侶「完全に鈍器ですね…」

魔法使い「少なくとも斬れてはいないわね」


女剣士「見て見てローパー捕まえてきたよー」

ローパー「キシャアアアア」

勇者「うおらぁー!!」ベチィ

ローパー「キエエエエエェェ…」

女剣士「ローパーたーーーん!!!」

ゴブリン「フゴッ!!」

ゾンビ「ヴァーー…」

ワーム「キョアアアアアア」

オオカラス「グアーーッ!!」

ガーッ!! ピルルルッ!! フゴォア… キーキー!!


都合よく 色んな魔物が 集まってきた!


勇者「都合よすぎだろ!!」

女剣士「頑張れ勇者ー」

魔法使い「伝説の剣の真価を発揮するのよ!」

僧侶「回復は任せてください!」

勇者「えっ俺一人で戦うのこれ」

女剣士「私らが手伝っては意味がないだろう」

魔法使い「もしかしたら効果の高い魔物がいるかもしれないわよ」

僧侶「一人でも戦えるようにサポートは頑張りますよ」

勇者「何だろう僧侶の優しさがすごいつらい」

勇者「はあっ…はあっ…何とか全部倒したぞ…!」

魔法使い「でも全部斬れた、感じじゃなかったね」

僧侶「…もしかして効果のあるモノに対して斬れる、というわけじゃないのでしょうか」

魔法使い「あー、その可能性はあるかも」

僧侶「根本的に鈍器として扱うべき存在なのかもしれません」

勇者「伝説の剣でしょこれ」

魔法使い「剣(鈍器)なのかも…」

勇者「存在観念が揺らいでるから!」

僧侶「あれ、そういえば女剣士さんは…?」



女剣士「みんなー溶岩魔人さん連れてきたよー」

溶岩魔人「ウッス。ユウシャコロスッス。ガンバルッス」ゴボゴボ…

勇者「テメーなに四天王の一人呼んできてんだよ!!!!」

女剣士「いやほらボスクラス特攻かもしれないやん?」フンス

魔法使い「というかどうやって連れてきたの」

女剣士「こうして釣り竿の先に煮干しを吊るしてだな」ヒョイ

溶岩魔人「ニボシッ」

勇者「さっそく試し斬りすっぞオラァ!!」

女剣士「痛い」ボロッ

溶岩魔人「マケタッス…グフッ」

勇者「フーッ!!フーッ!!ハーーーッ!!!」

僧侶「もう、少しは手加減してあげてくださいよ。回復するのボクなんですよ」パアァァァ…

女剣士「えーん僧侶くんいたいよー」

勇者「さすがに四天王相手だぞ!!!手伝えよ!!!!」

女剣士「一人で勝てるのがすごいよね。しかもその剣(鈍器)で」

魔法使い「この剣(鈍器)丈夫ねー、刃こぼれすらしてない。刃ないけど」

勇者「ついに伝説の剣と呼ぶことを放棄し始めたなお前ら」

魔法使い「まーそれは置いといてさ、こうなるともうアレしか残ってないね」

女剣士「アレか…いかがわしいこと専用」

勇者「どうやって使うんだ言ってみろオォン?」

女剣士「伝説の剣♂みたいな。…勇者の小刀…」ボソ

勇者「こいつ絞め上げていい?」ギリギリ

女剣士「ちょま、すでに絞まってるから、ギブギ、グゥ!?」

僧侶「死なない範囲でどうぞ」

女剣士「マジで死ぬかと思った」ゴホッ

魔法使い「…ゴホン。アレよ、対魔王専用武器みたいな」

勇者「それしかないよな…」

魔法使い「これはもう試してみるしかないわね」

勇者「魔王だよ?決戦だよ?試すもクソもないんだけど」

女剣士「そうと決まれば、ゴホッさっそく殴り込みに行こうぜ」ゲホゲホ

勇者「そろそろ本格的に殺したくなってきましたが」

僧侶「でもそれ以前に魔王城への扉を開けないと…」

勇者「四天王を全員倒して鍵を集めないといけないんだよな、めんどくせぇ」

魔法使い「さっき炎の四天王倒したし、あとは水の四天王だけね」

女剣士「案外ノックしたら開けてくれたりしないかな」

勇者「してこいよもう」



魔王「フハハハ、ようこそ我が城へ!!まさかド正面からノックしてくるとは思わなかったぞ!!」

勇者「なんでお前も開けんだよ!!!バカしかいないのこの世界!!!!!」

女剣士「ねーねーまおっちー勇者がね酷いのー」ヒソ

魔王「マジでー?男としてデキてなさすぎウケるんですけどー」ヒソ

勇者「殺す」

魔王「クク、しかし貴様らごときが我にかなうハズもない。せいぜい楽しませてみせよ!」

勇者「クッすごい闇のオーラだな…」

女剣士「つよそう」

魔法使い「さすが魔王ね…」

僧侶「勇者、今こそ伝説の剣の出番です!!」

勇者「伝説の剣よ、俺に力を貸してくれ!!」



………。

女剣士「なにそのポーズダサッ」プッ

勇者「クソがーーーーー!!!!!」

魔王「死ねぇ!!暗黒魔法!!」

勇者「チィッ!!」

魔法使い「氷結魔法!!」

バキイィン!!!

魔王「ほう、中々やるではないか」

女剣士「勇者!!実際に使ってみないと武器の能力はわからんぞい!」

勇者「うおりゃあああ!!!」ゴキィン

魔王「ぬ、重い一撃だな…!クク、剣を使わない勇者とは珍しい」

勇者「剣としてすら見られていねぇ!!」

勇者「クソッ、伝説の剣だろこれ!?なんなんだよマジ」

魔王「フン、我が漆黒の剣の切れ味を見よ!!」ズバッ

勇者「クッ!反撃するぞ、みんな!!」ギイィン

女剣士「だが、待ってほしい。本当の斬ることだけが全てなのだろうか」

勇者「ハァ?」

女剣士「伝説の剣を打った巨匠はこう願ったのではないか…?」



女剣士「相手を傷つけ続けていては何も変わらない、と……」





女剣士「私たちは、変わらなければいけない、そういう願いが込められているのではないか…?」





勇者「女剣士…お前…」

女剣士「……」コクッ

勇者「魔王、変わろう。俺たちが戦い合っても、何も変わらないんだ」

魔王「却下だ」ズバァッ!!

女剣士「生死を賭けた戦いの最中だぞ!?ふざけているのか!!」

勇者「お前がな!!!!!」

僧侶「大丈夫ですか勇者…?」パァァ…

勇者「心があんま大丈夫じゃない」


魔王「クハハハッ!!楽しいぞ女剣士よ!!まさか貴様がこれほど剣の達人とはな!!」ガギィン!!

女剣士「はっはー褒めてもなんも出ねーぞまおっちー」キン!!カァアン!!


魔法使い「魔王と張り合ってるし」

勇者「普段あんなふざけてるのにめっちゃ強いの腹立つ」

魔法使い「まあだから勇者パーティに引き込んだんだけどね」


僧侶「ところで、この……鈍器、こんなボロボロなのに」

勇者「ねえ今なんで躊躇ったの?なんで鈍器って言い換えたの?」

僧侶「折れる気配が全くないですね」

魔法使い「あーそれ私も気になってた。溶岩魔人とか滅多殴りにしてたのにね」

僧侶「もしかしてこれってさ…」



僧侶「絶対に折れることのない剣、とか?」

勇者・魔法使い「「それだ!!!」」

勇者「そういうことか…つまりどんなに錆びていても折れない心を持て、と。そういうことか…!」

僧侶「そこまでは考えてないと思うけどなぁ」

魔法使い「錆だし経年劣化よね」

勇者「魔王ォ!!ここからは俺が相手だ!!」

魔王「面白いぞ勇者!かかってこい!!我は楽しいぞ!!」

女剣士「よっしゃー頑張れ勇者。私は疲れた」


勇者「俺はこの剣のように!!どれだけ錆びてボロボロになろうと!!」ガン!ゴン!

魔王「ヌゥ…!!今奴はこの瞬間にも成長しているというのか!!クククッ」

勇者「絶対に折れたり!!しない!!!!!」ゴギイイン!!

魔王「グハァッ!?!!」



僧侶「勇者も大概バカだよね」

魔法使い「バカね」

女剣士「ちくわ食べたい」

魔王「グッ…我の負けだ。認めよう…強き者よ……!!」

魔王「だが我はいつの日か、蘇る…!我が我でなくなろうとも、魔王の意思は不滅…!ぐふっ」

勇者「伝説の剣すげぇ。マジで折れてねぇ」

女剣士「撲殺系勇者…新しい」

僧侶「でもこれで終わったんだね…」

魔法使い「魔王の遺言が気になるけどね。とりあえずはいいんじゃない?」



こうして勇者は伝説の剣で魔王を殴り、倒したのだった。

そして世界は仮初の平和を得たのである。

~100年後~

勇者「これが100年前の勇者が使ったという伝説の剣か!!」

弓使い「まさか竜の巣に隠されてるとは思わなかったけど」

賢者「それもまた試練、ということでしょう」

格闘家「勇者、さっそく見せてくれよ!!」

勇者「ああ…!!」



ギッ…



勇者「えっ」





勇者「伝説の剣が錆び付いてボロボロなんだけど…」

~完~ 入れ忘れた…

くぅ疲以下略



SS初投稿です

完全にノリとテンションで書きました。後悔はしてない。たぶん。

そのうちマジメな奴書くかも。



あ、あと明日誕生日なんで祝ってください。

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