ナルト「俺は火影っていう責務があるんだってばよ…それにここは火影室だ……今は妻と夫の関係じゃない……」

アンコ「…ッ！」

アンコ「でも昔は…！」ナルト「それは昔の話だってばよ！今は下忍のうずまきナルトでも中忍第二次試験官みたらしアンコでもねぇ！」

アンコ「……」

ナルト「分かったら出て行くってばよ…」

アンコ「分かりました…」

ナルト「ふぅ…」

シカマル「お疲れさん、ナルト今日はもう帰れ」

ナルト「え？」

シカマル「今日の分はシズネさんと俺でやっとくからたまには家に帰ってやれよ」

ナルト「…………」

シカマル「……嫌なのか？」

ナルト「いやそういうんじゃなくてさ…」

ナルト「確かに戦争の後も……アンコと任務をこなしていく内に俺はアイツに惹かれていった……」

ナルト「母ちゃんに似て強気で根性もある…」

シカマル「なら…」ナルト「でも！」

シカマル「でも、なんだ？」

ナルト「……ねぇ？」

シカマル「あん？」

ナルト「太りすぎだってばよおおおおおぉぉぉぉ！！！！！！」

シカマル「いやまぁ……否めねぇが……」

ナルト「さっきあんな事言っちまったが俺は昔のアンコが好きだったんだ…」

ナルト「強くて…仲間のためなら命を張って前線へ出向くその姿勢……そんな姿に憧れたんだってばよ……」

ナルト「それが今は平和ボケであんな体型にいいいいぃぃぃぃぃ！！！！」

シカマル「お、落ち着けやナルト！！」

シカマル「もうとりあえずもう今日は帰って休め！」

ナルト「…………うん」

ｶﾞﾁｬ

ナルト「ただいまー…」

アンコ「おかえりあなた！ご飯にする？お風呂にする？それとも……」

ナルト「あぁ…うんメシにしてもらおっかな」

アンコ「はーい」

ナルト「………」

ナルト「はぁ……（昔はあんなのほほんとしたキャラじゃなかったんだけどなぁ……）」

ナルト「（なんたって俺ってば頬舐められたんだからな……）」

アンコ「はいあなた！今日はあなたの大好物のラーメンにしたわよ！」

ナルト「マジで！？って……は？」

アンコ「超こってり豚骨を凝縮させた脂ギッシュラーメン！五人前！さっ！いくわよー！」

ナルト「」

-翌日-

大蛇丸「七代目火影ともあろう者が…このわたしに相談とは……」

ナルト「申し訳ねぇってばよ…」

ナルト「つーか大蛇丸が悪い！」

大蛇丸「え？」

ナルト「あんたが帰ってきたからその安心した反動でアンコが太ったんだ！」

大蛇丸「言いがかりはよしてちょうだい、というか私なんの関係もないじゃない」

大蛇丸「……いいから落ち着いて、そこ座りなさい」

・
・
・

ナルト「で、戦争後は綺麗な奴だったんだけど……」

大蛇丸「色々大変だったみたいね」

ナルト「俺ってばもうどうしたらいいのか……今のアンコを愛せる気がしねぇってばよ…」

大蛇丸「私には恋愛感情なんてものはわからないからねぇ」

大蛇丸「なんの解決方法も出してあげれないけど」

ナルト「だよなぁ…」

大蛇丸「でも」

ナルト「？」

大蛇丸「手助けする事は出来るわ」

大蛇丸「ついてきなさい」

ｼｬｰｼｬｰ

ナルト「なんだ…これは？」

大蛇丸「これは私が独自に開発していた忍植よ人間と遜色ない生命力を持っているわ」

ナルト「ほー…で、こいつをどうするつもりだ？」

大蛇丸「こうするのよ！」

大蛇丸「口寄せ・穢土転生！」ﾎﾞｰﾝ

ナルト「うおっ！」

大蛇丸「この忍植を穢土転生の生贄にする事でデメリットは完全に無くなったわ…」

大蛇丸「女の事ならこの人達に聞きなさい…同じ影として共感しあえるでしょう…」

ナルト「こ、これは……」

大蛇丸「そう…歴代火影達…！」

初代火影・千住柱間「」
二代目火影・千住扉間「」
三代目火影・猿飛ヒルゼン「」
四代目火影・波風ミナト「」

大蛇丸「さらに大サービスよ！穢土転生！」

大蛇丸「あなたの為に見つけてあげたと言っても過言ではないわ……」

ナルト「な、なんだ？」

大蛇丸「さぁ来なさい……伝説の三忍……」

ナルト「……！」

大蛇丸「自来也！！」

自来也「」

ナルト「エロ仙人…」

大蛇丸「さぁ悩み相談と行きましょうか……七代目火影様…」

柱間 扉間 ヒルゼン ミナト「ん？」

大蛇丸「わざわざおの世からお越しいただき申し訳ありませんね、火影様達」

扉間「また大蛇丸とかいう若造か」

ヒルゼン「死人を弄ぶでないと数年前に行ったはずじゃ」

大蛇丸「ふふふ、そう言わないでください可愛い里の後輩が相談があって呼び出したんですから……それにもうそれは数十年前の話ですよ「

大蛇丸「その証拠に………ほら」

七代目火影・うずまきナルト「うっす！」

柱間「おぉ！あの時の！うずまきナルトか！大きくなったのぉ！」

ミナト「七代目火影……夢を叶えたんだねナルト！」

ナルト「あぁ…先代達の火の意思は俺が……いや俺と里の子達が受け継いでるってばよ！」

柱間「七代目とな、うむうむ里も安定しているようじゃな」

ミナト「ナルト、五代目は確か綱手様だったね、六代目は誰だい？」

ナルト「カカシ先生だってばよ」

ミナト「そっか……カカシが……」

自来也「あの〜ワシもそろそろ話に入ってええんですかのお」

ミナト「自来也先生！」

自来也「先代達と並んで登場出来るとは恐縮ですのお……」

ﾀﾞｷｯ

自来也「ん？」

ナルト「うっうっ……エロ仙人……」

自来也「ふっ……（背かなり伸びたの……）」

柱間「して、お前は誰ぞ」

自来也「ワシは自来也と申します、初代様の孫の綱手とはよろしくやらせてもらって者です」

柱間「ほう！という事は綱の！」

自来也「はい！もうそれはもう！だっはっはっは！！」

ヒルゼン「（ワシが死んでた間にデキたのかこやつら？いや自来也の事じゃ……嘘じゃな」）

大蛇丸「とにかくここじゃ何なので街に繰り出しましょう」

大蛇丸「ゆっくりお酒でも飲みながら…」

-酒場-

ヒルゼン「ほう、アンコと…」

ナルト「あぁつえーしカッコイイしな……でも最近は……」

ミナト「アンコはナルトより一回り上だよね？」

ナルト「うん」

ミナト「ナルトは年上の女性が合ってると思うしいいチョイスと俺は思うよ」

柱間「里を安定させるにはまず火影自身が安定せねばならん、その為には妻という存在はとても大きな存在になる！」

ナルト「そうだよなぁ……」

客1「あれ七代目様だよな…？」ﾎﾞｿﾞﾎﾞｿ

客2「隣にいるの初代様じゃないか？」ﾎﾞｿﾞﾎﾞｿ

客3「んな馬鹿な！！はっは！」

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アンコ「あなた…最近ご無沙汰じゃない…」ナルト「いや俺も火影だしさ…」
アンコ「あなた…最近ご無沙汰じゃない…」ナルト「いや俺も火影だしさ…」 - SSまとめ速報
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2016/05/20(金) 11:03:17.91