管理人「ふふふ…遂に我が城の完成だ!」
【回覧板】
この物語は剣と魔法で魔王を倒すでもなく、曲がり角でパンを咥えてごっつんこするでもなく、普通の管理人がのんびり生活する物語です。
二階建て六部屋のアパート、六畳一間、風呂、トイレ付き、日当たり良好、移動魔法陣まで徒歩5分、ペット可、魔獣(大型)不可、月 銀貨10枚
入居者募集中!
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458517537
管理人「募集のチラシはこんな感じでいいかな…っと。 あ、入居者さんがいつ来ても良いように身嗜みを整えておこう」
〜洗面台〜
あなたの容姿 下一
あなたの特技 下二
………
……
…
管理人「これで完璧っ……さーて、町に行って昼までチラシを配りまくるぞー・・」
つチラシの束
管理人「くっ…夕方まで粘ったというのに全然、チラシが減らなかった。 このままじゃ、夢の家賃収入暮らしが本当に夢になっちまうぞ」
とぼとぼ……
???「おやおや、入居者探しは難航しているようだねー、管理人くん。その。お悩み…私が何とかしてあげようかー?」
管理人「ん、誰かと思えばイロハじゃないか…何の用だよ。昔みたいに菓子は作ってやらんぞ」
イロハ「管理人くんってば、幼馴染みを腹ぺこ怪獣みたいに扱って…あーあ、アパートの入居者について朗報があるんだけどなー」
ピクッ!!
管理人「可憐なお嬢さん、もうすぐ美味しいスコーンが焼き上がるのだが部屋でゆっくり食べていかないかね」
イロハ「うんうん、良きに計らえー」
〜管理人室〜
イロハ「はむっ、大体の話は理解できたわよね」
管理人「いや、全く」
▼脳がイロハの話を理解する事を拒否した!
イロハ「だからぁ、私が新たな入居者になってあげるって言ってるの」
管理人「金はあるのか?」
イロハ「ないわ!」
管理人「…これから金を工面出来る予定は?」
イロハ「そうね、私ほどの逸材ならゆくゆくは大富豪の予定だけど…今のところは無しよ!」
管理人「不採用、お引き取り下さい、帰れ」
イロハ「なんでよ、ケチ!」
管理人「馬鹿言うな、家賃が払えない奴に部屋を貸すほど俺は優しくねぇよ」
イロハ「こんなに可愛い娘が住んだら入居者が殺到するに決まってるって!!」
管理人「ったく…相変わらず言い分が無茶苦茶だな。 仕方ない、入居者0は格好つかねぇし……銀貨3枚で手を打ってやるよ」
イロハ「あはっ、管理人くんってば太っ腹〜!」
ぎゅうー
管理人「だーっ、暑苦しいから抱き着くな!」
▼102号室 に イロハ が 住み始めた!
次の日
▼睡眠不足で気分が悪い!
管理人「ふわぁ、昨日はイロハの荷解きに振り回されて寝れてねぇんだよなぁ」
イロハ「ぐががー、すぴー」
管理人「んで、当人は爆睡かよ…デコに肉とでも書いとこう」
…キュッ
▼すこし、気分が良くなった!
管理人「うーし、今日も一日やるぞー! いざ、チラシ配り!!」
結果…下2
1、新たな入居者が現れた!
2、やっぱり、ダメだったよ
管理人(亜人も魔人も人間も…誰一人としてチラシ貰ってくれないとか泣きそう。 もう、やる気も尽き果てそうだ)
管理人「はぁー……うーすっ、入居者募集中でーす」
???「一枚頂けます?」
管理人「へ?…あ、はいっ! も、勿論ですことよ! 」
▼管理人は声が裏返った!
つチラシ
新たな入居者
下1 種族と見た目
下2 性格
下3 性別
〜管理人室〜
管理人「じゃあ、ご入居の前に幾つか質問を…えー、まずは種族とお名前を」
ライム「スライムのライムっす!」
▼自己紹介と共にゼリーのように胸が揺れる!
管理人「お仕事は…」
ライム「ふっ、ドラゴンスレイヤー……っす」
管理人(確か、龍人とは違って理性がない害龍を狩る仕事だっけな。 危険だから高い金で雇われる職業なんだが…)
管理人「……今までの討伐回数は?」
ライム「ゼロっす!!」
管理人「えっと、もう一度宜しいですか?」
ライム「まだ、ゼロっす!! スライム種は魔種の中ではとびきり弱いので有名っす。 でも、自分はスライムでも努力すればドラゴンにも勝てるって証明したいんす!!」
▼ライムは暑苦しかった!
管理人「お気持ちは分かりましたが収入は…その、ありますか?」
…ゴクリ
ライム「カップゼリー工場でパートしてるっす、家賃ぐらいは払えるっすよ?」
管理人「よ、良し。 入居者審査を終えます…こちら、103号室の鍵です」
ライム「管理人さん、これから宜しくっす!」
ヌチョ、ヌチョ
管理人(うぉぅ…ベトついた握手だなぁ)
▼103号室 に ライム が 住み始めた!
管理人「さてと、明日の予定は…」
下2
1、なんとなしに町へ散歩にいく
2、1階が入居者で埋まった記念にほそぼそとパーティ
3、いいから、入居者探しだ!
管理人「一階の部屋を全て埋められたんだ、二階も余裕で埋めてやるぜ!」
▼管理人はやる気に満ち溢れていた!
管理人「俺ならやれる……うぉぉぉぉっ!!」
後に、その日の彼は何か赤くて3倍早かったと幼馴染みは語る。
あと、五月蝿くてウザかった…と。
入居者 下1〜5(コンマ値が高い3つを選択)
テンプレ…種族、名前、性別、性格
ゲオルグ「ふむ、こんな爺に部屋を貸してくれるとは有難いことだ。儂の名はゲオルグ、これから宜しく頼むわい」
管理人「はい、こちらこそ若輩者ですが宜しくお願いします」
ゲオルグ「かっかっかっ!」
▼201号室に ゲオルグ が住み始めた!
ボンバー「俺様の名前はボンバー、種族は爆弾岩だ」
管理人さん「爆弾岩って……あの岩に顔の付いたアレですか?」
ボンバー「あれは擬態や戦闘時の形態だ。 普段は暮らし難いから周囲の岩をくっ付けて人型になってんだよ…何か文句あんのか?」
▼ボンバーは鋭く睨んだ!
管理人「い、いえっ!」
管理人(物凄く怖いのですがーっ!?)
▼202号室に ボンバー が住み始めた!
管理人「えーと…次は夕妃さんは亜人の人かな?」
夕妃「うーん、少し違うわ。よく間違われるのだけど私の種族は狐の亜人と魔族の交配種、妖狐というの。 普通の狐人とは違ってこういう事も出来るわけ」
▼胸の前にかざした手に狐火が灯った!
管理人「おー、これは凄いなぁ!」
管理人(…和服からはみ出んばかりの胸も凄いなぁ)
夕妃「うふふ、これからお世話になるわね」
▼203号室に 夕妃 が住み始めた!
管理人「うっし、やっとこさスタートラインだ。 明日から管理人として頑張るぞー!」
▼全部屋が埋まった!
▼管理人はやる気が上がった!
下1…次の日の予定
1、住民とのコミュニケーション
2、街の散策
3、自室でごろごろ
〜管理人室〜
管理人「…頑張ると言ったものの、昨日は3倍働いたから疲れちまったし、ごろごろするとしよう!」
ごろごろ、ごろごろ…
管理人「なんか、楽しくなってきたぞ! うぉん、俺は人間ローラーだ!!」
ごろんごろんごろん…
▼管理人は年甲斐もなく転がった!
イロハ「…楽しい?」
管理人「あぁ、かなり楽し…い……あの、イロハ=サン いつからそこに?」
イロハ「隣の部屋が五月蝿いなー…と思って来たのよ。確か、うぉん辺りかなー、人間ローラーさん」
▼イロハはニコニコしている!
管理人「あの、イロハ様 これについてはご内密にしてほしいなー…なんて」
イロハ「そうだねー…じゃあ、管理人くんさ お願い一つ叶えてくれない?」
管理人「あまり、無茶じゃなければ叶えるけど」
下2…イロハのお願い事
イロハ「マヨネーズ切らしてたから貸してくれない?」
管理人「そんなことで良かったのかイロハの事だから、どぎついのが来るかと思ってたぜ」
ガサゴソ…
イロハ「元から言いふらすつもりも無いわよ。 それに物音がしたからもあるけど、借りに来たのも用事の一つだからね〜」
管理人「調子いいぜ、全く…ほらよっ」
▼マヨネーズが宙を舞った!
イロハ「わっ、馬鹿!?」
下1(コンマ30以上でマヨネーズキャッチ成功)
ゴツんっ…
イロハ「うぎゃっ………もー、最悪ぅ!」
キャッチしそこねたマヨネーズはイロハの頭とぶつかり、結果としてイロハはマヨネーズまみれになった。
飛び散ったマヨネーズが顔や胸にかかり些か…その、エロい。
管理人(いやー…こいつは眼福、眼福)
ゴゴゴゴゴゴ…
管理人「ん…?」
▼管理人は寒気を感じた!
イロハ「何してくれてんのよっ、バカんりにん君!!」
ズドンっ!!
▼鋭いストレートが管理人の顔を穿った!
管理人「あべしっ」
渾身の一撃により管理人の意識は次の日の朝まで帰って来なかった。
下1…次の日の予定
1、街の散策
2、住民とのコミュニケーション(1人指定)
3、寝る
〜203号室〜
ピンポーン…
管理人「夕妃さーん、管理人です」
夕妃「はーい、鍵は開いてるから上がって頂戴」
▼部屋の中から声が聞こえる!
管理人(呼ばれたから部屋まで来たが…何だろう?)
夕妃「突然、お呼びしちゃってゴメンなさいね。 その実は…」
下1…呼んだ理由
夕妃「あ、アレが出たの…」
管理人「あれ?」
夕妃「黒くて飛ぶやつ!」
管理人(ゴキブリかレイヴンか…多分、前者だな)
\ 呂布だー! / \ じょうじ / \ 師匠 /
管理人「あー、確かに居ますね。ゴキブr」
夕妃「その名前を言わないで!!」
管理人(かなり、苦手なんだな…だから、バスルームに避難してるのか)
夕妃「私、あれだけはダメなのよ。カサカサってしてて」
管理人「まぁ、任せてください……俺の履き物が唸りを上げますよ」
▼管理人はスリッパを構えた!
下1…コンマ30以上でGを討伐
【ゴキブリとは長い触角、扁平な楕円形の体、発達した脚、油を塗ったがごとき体表等の特徴を持つ魔虫である。触覚の感知能力は非常に高く、六本の足は瞬発性に優れ、勇者の剣すら避けると噂されている。また、近年では魔翌力を喰らう新種もいるらしく、特に女性魔術師には恐れられている。−イセカイ出版 魔虫図鑑より−】
管理人「相手は3匹、油断は禁物だな」
先ずは目視出来る一匹を静かに近づき…
スパンっ!
管理人「ここからが始まりだ…」
【奴等はフェロモン以外にも特殊なコミュニケーション能力があるらしく、仲間が死んだ際に臨戦態勢をとる事が研究チームにより明らかとなっている】
管理人(感じろ…カサカサという足音を不快な羽音を)
ブブブ……カササ…カサッ
管理人「そこだっ!」
左右からの同時突撃、受ければ並みの拳より痛いのは明白だ。
しかし、管理人は焦らず両手を振るう。
スパンっ、スパンっ!!
▼管理人の勝利 決まり手 撃ち落とし
管理人「ふう…夕妃さん、終わりましたよー」
ガチャっ
夕妃「ううぅ、有難う管理人ちゃん!!」
ぎゅむっ…ぽよん
管理人「うわっぷ、夕妃さ、息できな」
圧倒的な二つの質量兵器が管理人の呼吸を阻害する。実際スゴイ。
夕妃「良かったわ、本当に良かったー」
管理人「くる…し……っ」
▼夕妃の勝利 決まり手 圧迫
夕妃「あら?…管理人ちゃん、管理人ちゃーん?」
【回覧板】
今日はここまで。質問やら感想やら要望があればお好きにどうぞー。
【回覧板】
管理人の目標はつつがなく管理人として暮らす事であり、特に大きな目的はありません。
強いて言うならば、自身と住民の幸せが彼の目標です。
基本的に一度入居した住民は定住します。
管理人さんは現状に満足していますが、何らかのきっかけがあれば増築を考えるでしょう。
好感度システムを使用するか悩んでいるのですが、その際は一般的にコミュニケーション後のレスのコンマ値分を上昇形式が良いのでしょうか。
次の日
管理人「最近、酷い目にあってばかりな気がするぜ…」
▼管理人の身体はボドボドダァ!
今日の予定 下1
1、住民とのコミュニケーション(1人選択)
2、街へ散策
3、その他(行動指定)
〜街〜
管理人「ばたばたとチラシ配りで駆け回ったが、ゆったり見て歩くのも悪くないな」
管理人「…えーと、地図を見て何処に向かうぐらいは決めるか」
バサっ…
行き先…下1
1、露店広場
2、食品街
3、骨董品店
4、公園
5、ダンジョン
〜食品街〜
▼様々な食の匂いが管理人を包んだ!
管理人「ほー、コカトリスの手羽先かぁ。 おっ、あっちのは魔カジキのソテー…魔物料理は値がはるなぁ」
店員「お兄さん、イーターフラワーの実がやすいよー」
管理人「悪いが、金持ちじゃあないんだ。 そこの果実缶を一つくれ」
店員「あいよー」
▼管理人はフルーツ缶を手に入れた!
管理人「缶詰は保存が効いて便利なんだよなぁ」
(アイテムは用途に合わせて使うと、好感度アップや半定時に補正をかけたり出来る)
次の日
管理人「〜・」
▼管理人は水を撒いている!
イロハ「管理人くん、なにしてるの?」
管理人「ん、幸せの種ってのを安く買えたから植えたんだ…これで俺も幸せもんだぜ!」
イロハ「へー、そうなんだー」
イロハ(明らかに詐欺だよねアレ…まぁ、本人が幸せそうだし、いっかー)
今日の予定 下2
1、街を散策
2、住民とのコミュニケーション(1人選択)
3、その他(自由選択)
▼ゲオルグが部屋を訪ねてきた!
ゲオルグ「管理人君は居るかね?」
ガチャっ
管理人「あ、ゲオルグさん。何かご用ですか?」
ゲオルグ「古い友人に菓子を貰ってね、一緒に食べないかい?」
差し出されたるは七星堂の竜神まんじゅう。1日、7個しか販売されない幻の一品である。
管理人「いいんですか!あ、お茶を淹れてきますよ」
ゲオルグ「おぉ、助かるよ。最近は喉に詰まりやすくて敵わんからね」
管理人「なかなか食べれないって噂の一品ですから、それくらいはやらせて下さい」
ゲオルグ「…時に管理人君よ」
管理人「んぐっ、なんれふか?」
▼管理人はまんじゅうを頬張っていた!
下1…ゲオルグの本当の訪問理由
ゲオルグ「老人は豆な計算が苦手でのう、五年分の家賃を事前に払わせてもらえぬか?」
管理人「…はい?」
ゲオルグ「そう、驚きなさるな。只、古龍がこの場所を気に入っただけじゃよ、かっかっか」
▼ゲオルグ は 大金を置いて帰っていった!
管理人「えっ、えぇぇーっ!?」
▼管理人 は 大金 を手に入れた!
管理人「ど、どうしたもんかコレ…」
どうしよう?…下1
1、貯金
2、管理人、豪遊ッ!!
管理人「今の所は貯金しておこう…」
▼管理人の善の心が 2 上がった!
管理人「大金を目の前にしていると邪心が湧いてしまうな。よし、街にでも出て気を紛らわそう」
何処に向かう?…下2
1、武器屋
2、食品街
3、骨董品店
4、公園
5、ダンジョン
〜オルロフの武器工房〜
カーン、カーンッ…
オルロフ「…らっしゃい」
店の暗がりの中には、光る炉に照らされながら槌を振るう男が居た。
管理人「あ、どうも…」
オルロフ「武器……買うか?」
振り上げられた槌が止まり、男はポツリと呟く。
管理人「じゃあ、使いやすいダガーを頂けるかい?」
オルロフ「…」
すっ…と男が指差す方には大量のダガーが陳列されている。
管理人「どれも良い腕だ、これを頂くよ」
管理人は何本か抜いて見ながら、一番手に合ったものを選んだ。
オルロフ「…まいど」
そう呟くと、男はまた槌を振るい始めた。
管理人(……無口な店主だなぁ)
▼管理人 は ダガーを手に入れた!(管理人の戦闘力が12になった)
【回覧板】
管理人 E.ダガー
戦闘力10+2
持ち物 フルーツ缶、大金
好感度(コンマにかける数値を0.1から0.01に修正、小数点第三位から切り上げ)
幼馴染み イロハ 0.05
妖狐 夕妃 0.45
竜人 ゲオルグ 0.87
鍛冶屋 オルロフ 0.57
管理人「今日も1日頑張るぞー!」
▼アパート前の掃き掃除で竹箒が唸りを上げる
今日の予定…下1
1、街へ散策に行く(何処へか指定)
2、住民とのコミュニケーション(一人指定)
3、その他(自由指定)
管理人「ふー、お掃除完了っ!」
夕妃「管理人ちゃん、お疲れ様ー」
▼冷たい麦茶 が 差し入れられた!
管理人「これはこれは助かります。 んっ、ぷはーっ」
夕妃「うふふ、良い飲みっぷりね。 そうだ、管理人ちゃん。この後の予定は空いてるかしら?」
管理人「えぇ、まぁ」
夕妃「この前の一件のお礼がしたいのだけど」
管理人「いや、そんな大層な事をしたわけじゃ」
夕妃「遠慮なんていいから…レッツゴー」
▼管理人は強引に尻尾で掴まれて連行された!
行き先…下2
〜居酒屋〜
夕妃「麦茶なんかよりエールの方がお好きでしょ?」
▼夕妃はずらりと並べられた酒瓶を前に微笑んだ!
管理人「…人並みには飲みますが」
グビグビ…
夕妃「んふふ、今日は私の奢りだから好きに呑んで頂戴」
トクトクトク…
▼向かいの席から夕妃は器用に尻尾で酌をしている
管理人「そういや、夕妃さんはお飲みにならないんですか?」
夕妃「私はいいの、どんどん呑みなさいな」
▼一瓶、また一瓶と消費されていく酒瓶の山。 管理人は意識は段々と歪んで行く。
管理人の行動…下2(好感度判定)
管理人「いやー、こんなに綺麗な人にお酌してもらえるなんて幸せですよ」
グビグビ…
夕妃「あら、そう思って貰えるなんて嬉しい」
▼笑顔と共に尻尾がゆらりと揺れる。
管理人「贅沢を言うなら、俺からも酌をさせて下さると嬉しいなー…なんて」
▼管理人は チラリと視線を送ってみる。
夕妃「亜人の血も混じった私はお酒を飲むと本能に流され易くなってしまうから飲めないわ……まだ、管理人ちゃんの前じゃ恥ずかしいもの」
▼断わられたが夕妃の赤面はとても良い摘みになった!
管理人「そーれすか、そいつは残念です。んくんくっ…ぷはーっ!」
ゴトんっ…
夕妃(ふふふ、若いって可愛らしくて良いわね)
好感度 0.45→0.50
次の日
ズキズキ…ズキズキ
管理人「流石に飲み過ぎたか…頭が痛いな」
コソッ…
夕妃(ちょっと、呑ませすぎちゃったかしら)
管理人「えーい、何のこれしき気合いだ!気合い!」
今日の予定…下1
1、街へ散策(行き先指定)
2、住民とのコミュニケーション(一人指定)
3、その他(自由指定)
廊下
ライム「おはよーございますッス!」
▼大きな挨拶が管理人の頭に響く
管理人「お、おはよう」
ライム「あれ? 管理人さん、元気なさそうっすね」
管理人「二日酔い気味でね…あいたた」
ライム「それは大変そうすっね。 うーん……そうだ!」
▼何処からか電球が煌めいた!
ライム「その二日酔い解消はライムに任せて欲しいッス!」
ライムの行動(好感度判定)…下2
ライム「うちの爺ちゃんが酔っ払った、時には背中をさするのが一番って言ってたッス!」
ズルリ……ピトッ
▼手からヌルりと伸びた触手が服の中に潜り込み背中をさする
管理人「少し冷たいのが丁度いい具合に気持ちいよ、ありがとう」
ライム「んふふー、もっと出来るッスよー!」
管理人「え、いや、背中だけで」
▼枝分かれした触手が管理人の身体中を撫で回す
ウネウネウネウネウネウネ
管理人「や、やめっ、擽ったいからくふっ、あっはははは!!…うぷっ」
▼最終的に余計に気持ち悪くなった様です。
ライム「?」
好感度 ライム 0.49
次の予定…下1
1、街へ散策(行き先指定)
2、その他(自由指定)
管理人「………」
▼今は独り言を呟くのすら気持ち悪いようだ!
管理人(何処に行こうか…あんまり、派手には動きたくないし)
行き先…下1
1、露店広場
2、食品街
3、骨董品店
4、公園
5、ダンジョン
ダンジョン前
管理人(くっ、道に迷ったぞ…うぷっ、トイレ……トイレは何処だ)
▼管理人は鬼気迫る表情だ!
衛兵「ちょっと、アンタ! そっちは一般人には危な……いや、ありゃあ凄腕の冒険者だな。凄い顔してたし」
管理人(…誰かに呼ばれた気がするが、今はトイレだっ)
ザッザッザッ…
ダンジョ 地下1
▼ヘドロドロが現れた!(初めてなのでお試しエンカウントです)
管理人「!!」
管理人(何故、魔物が…まさか、ダンジョンに迷い込んじまったのか!?)
ヘドロドロ「ぐしゅるぐじゅる」
管理人(ただの管理人じゃ、一撃耐え切れるかだ気を付けなくては!)
ヘドロドロの攻撃まで2ターン
勝利条件 下2までにコンマ30以上を出す!(勝利の場合は戦利品を得て帰ります)
管理人「俺は…トイレに行くんだよっ!!」
ヘド/ロドロ「ぐじゅっ」
▼気持ちの悪さが身体を駆け巡るが、気迫の一撃がヘドロ状の生き物を引き裂いた!
管理人は 泥パック を手に入れた!
管理人「動いたら…限界が……やばっ…おろろろろr
▼お見苦しい場面なので転がる管理人の映像を差し替えております。
今日はここまで。
次の日
管理人「…んー、ミルクが足りてないな」
グツグツと寸胴鍋でカレーが煮込まれている。
イロハ(あ…カレーの匂いがする)
ゲオルグ(ふむ、香りだけで美味いと分かる…なかなかの腕前じゃな)
▼アパートでは隣人に何を作ってるかバレやすい
今日の予定…下1
〜管理人室〜
管理人「これからアパートで共に暮らすんだ。 管理人として親睦会の一つでも用意しなきゃな」
ピンポーン
管理人「お、来た来た」
イロハ「お腹減ったー!」
夕妃「あら、美味しそうな匂い」
ボンバー「………けっ」
ライム「ライムはカレー大好きッス!」
ゲオルグ「食事は賑やかなのが良いものだ、かっかっかっ」
▼全員が部屋に集まった!
管理人「これは……流石に狭いな」
夕妃「そうねぇ…それじゃあ一手間加えて」
▼夕妃が何かを呟くと部屋が一回り大きくなった!
ゲオルグ「ほう、妖術か…空間術とは仕組みが違うみたいだのう」
夕妃「まぁ、ゲオルグさんは博識ですね」
管理人(ゲオルグさんが冷静に解説してくれたが凄すぎて俺にはよくわからないぜ)
ライム「取り敢えず、カレー食べようッス!」
イロハ「お腹ぺこぺこだよ、管理人くん!」
管理人「はいはい、直ぐにやるから座って待ってな」
▼カレーパーティーが始まった!
激辛のカレーを無心に食べるボンバー。
乙女の恥じらいは何処に行ったのか3皿目をペロリと平らげるライムとイロハ。
先程の術の話で盛り上がる夕妃とゲオルグ
管理人(さて、俺は誰の隣に座ろうかな…)
下1…人物選択
管理人「なぁ、イロハ…そんなに食ったら太んぞ?」
管理人が心配するのもその筈、彼女の既にカレーは5杯目に突入していた。
イロハ「それは管理人くんのカレーが美味しいのが悪いんだって…はむっ」
管理人「まぁ、そう言って貰えるなら作った甲斐があるんだがよ」
因みに隣に座ってるライムは十数杯目に突入し、心なしか小麦色になってる気がしなくもない。
流石、スライム族と言ったところか消化が早いのであろう。
管理人(ん…イロハの奴、・にカレーついてるな)
管理人の行動…下2(好感度判定)
管理人「昔から不注意なのは変わらないな…ほら、口についてんぞ」
イロハの顔に手を当てて、ハンカチで付いているカレーを拭き取る。
ぐしぐし
イロハ「んっ…ありがとー、管理人くん」
管理人「お前はもう少し気をつけろよなぁ」
イロハ「えへへ、昔から管理人くんにはお世話になってきたからねー。これからも宜しく!…なんてね」
にっこりと笑う姿に管理人はやれやれと呟いた。
管理人「全く、図々しい幼馴染みだぜ」
好感度上昇
ライム 0.05→0.1
【回覧板】
違う、イロハだ。
イロハ 0.05→0.1
なんか、ミスが多いので一旦ここまで。
簡易的なキャラ紹介をオマケに添えて。
管理人
坊主刈りの頭と良い具合に引き締まった筋肉が特徴の男。
勇者や貴族の様な特殊な出自はない普通の人間。
体育会系な見た目とは裏腹に料理と裁縫が得意。
一応は主人公。
イロハ
ボーイッシュなショートヘアーが特徴な女の子。
駆け出し冒険者として宿暮らしをしていたが宝探しや討伐がうまくいかず、宿を追い出されていた。
管理人とは幼馴染みであり懐いている。
ライム
スライムの魔人である少女。 熱血バカな性格で体育会系なノリで会話する。夢は竜を倒し、スライム族が弱いという認識を改めさせる事。
胸が豊か。
ゲオルグ
腕に鱗が浮き出ている以外は只の老人の姿に見える竜人。紳士的な態度や落ち着いた口調からは器の違いを感じさせる。
魔術の知識に長け、大金を懐からポンと出せる辺り只者ではないのだろう。
ボンバー
短気な爆弾岩の男。見た目は筋肉質の巨漢だが、その身体は岩や石の集合体である。自爆すると死んでしまう様に世間から思われているが、爆弾岩は爆発後に霊体になり新たな核岩へ移るだけである。
夕妃
狐の亜人と魔人のハーフ、種族は妖狐に分類される。大人な雰囲気とグラマラスなボディが人目を誘う。自由に動く尻尾や狐火など戦闘にも長けており、頼りになる女性だ。
酒好きだが獣性に流され易くなるので信頼出来る者としか飲まないらしい。苦手なもの、ゴキブr
オルロフ
寡黙なドワーフの鍛冶屋、人が嫌いなわけでは無いが、会話するよりも魔石や鉄を弄ってる方が楽しいとの事。
次の日
コトコト…
管理人「いやー、二日目のカレーは格別だな」
▼残量的に3日目もカレー、4日目もカレー…本音は?
管理人「正直、作り過ぎた」
今日の予定…下1
1、街へ散策に(行き先は以前の選択肢から指定)
2、住民とコミュニケーション(一人指定)
3、その他(自由指定)
〜 縁側 〜
ライム「ふっ、せい、てりゃー!」
▼鶏の鳴き声に交じり、少女の気合が入った掛け声が響く
管理人「おっ、朝から元気だな」
縁側を降りた庭先が基本的にはライムの朝のトレーニング場だ。
ライム「おはようッス、管理人さん! 自分、元気だけが取り柄ッスから!」
管理人「あんまり、無茶しすぎんなよー!」
ライム「気をつけるッスー!!」
▼大声で返事をするライムに釣られてこちらの音量まで大きくなる
管理人の行動…下2(好感度判定)
管理人「ライムの奴、頑張ってるみたいだし差し入れでも持っていってやるかな」
▼押入れから 取り出したるは 力水 !
管理人「魔導通販で買った水が役に立つ時が来るとは…」
ライム「はぁ、はぁっ」
管理人「ライムー! 喉、乾いただろうから、差し入れだー」
▼宙を舞う水筒を器用に触手がキャッチする
ライム「わー! 丁度、バテバテだったッスよー…んっ、んくく、ぷはっ」
▼見る見るうちに水筒の力水は飲まれライムの体内に吸収されていく。水分が体の大部分を占めるスライムにとって水は何よりも重要だ。
ライム「この水、美味しいッスね!」
管理人「何たって魔素が配合されてるから…なっ!」
▼無論、水分量だけ質量も増すので元のサイズの服には収まりきらない形で肉付きが良くなる
ライム「よーし、もうひと頑張りッス! ありがとーッス、管理人さん」
管理人「あ、あぁ、どういたしましてだ」
管理人(おおお…飛び跳ねると連動して色んな部分が揺れる揺れる)
▼ライムの純粋さに漬け込んだ不埒なガン見である
好感度上昇
ライム 0.49→1.08
【回覧板】
今日は忙しいのでこれまで。
オマケに下1〜3までのお題で小話を書きます。(好感度判定や今後に関わるイベントは起こりません)
店やシステムに対して質問や世界観の説明足りないんだけど?という、お言葉も随時承っております。
余談ですが、ライムちゃんは戦闘力25あるので魔族的に弱くとも十分に強いです。
203号室
夕妃「尻尾を触りたい…?」
イロハ「夕妃さんって妖狐だよね! 私、一度でいいから狐の尻尾を触ってみたくて」
夕妃「……うーん、少しだけなら」
イロハ「ありがとっ。じゃあ、早速!」
イロハは夕妃の言葉尻を聞かずに尻尾を抱き締める
ぎゅむっ
夕妃「きゃっ、強く触り過ぎよ!?」
イロハ「えへへー、しっぽしっぽ」
ぎゅむぎゅむっ
フサフサした尻尾を縦横無尽に撫で回し、イロハが堪能するのを止めるという展開がまるで感じられない。
夕妃「あっ、イロ、ハ…ちゃ……んーっ、尻尾はデリケートだから、優し、っ!!」
イロハ「あぁ、この触り心地が堪りませんなぁ」
戦闘にも使用される尻尾だが、勿論ながら神経が通った身体の一部である。
それを執拗に撫でられては、大人な振る舞いの夕妃といえど平静とはいかないのであろう。
きゃっきゃっ、わいわい…
そんな騒ぎを聞き付けたのか、部屋に耳を傾ける人影が一つありました。
…どきどき
管理人(あの二人は部屋で…な、何をしているんだ)
▼童貞の管理人さんには些か刺激が強過ぎたようです。
今日の予定…下2
1、街へ散策(行き先指定)
2、住民とのコミュニケーション(一人指定)
3、その他(自由指定)
管理人「アパートも軌道に乗ってきたし改めて御近所さんに挨拶といこうか」
▼管理人はカレー入りのタッパーとタオルセットを装備した!
管理人「料理油の詰め合わせの方が良かっただろうか…ハムにしたって腐る食べ物だしなぁ」
▼お歳暮を悩む主婦と大差なかった!
管理人「まぁ、両隣は何かしらの組合の建物で面倒だし…今日の所はお向かいさんだけでいいか」
ザッザッザッ…
お向かいさん…下1
1、高層マンション
2、学舎
3、教会
4、その他
〜教会〜
教会は解毒から解呪、果ては蘇生を執り行う重要な施設である。
住居を選ぶ際に転送魔方陣までの距離よりもこちらの有無を重視する者も居るほどだ。
管理人「ごめん下さーい」
教会の扉を開けると一人の女性が祈りを捧げていた。
シスター「……あら、貴方は確か向かいの」
管理人「えぇ、アパートを管理してる者です。 今更ながら挨拶をしに来ました」
▼管理人は お土産セット を手渡した!
シスター「」
シスター「これはこれは、ご丁寧に。 私めに出来ることは祈る事と、懺悔を聞くことぐらいですが宜しくお願いします」
ふんわりとしたシスターの雰囲気に思わず心が和む。
管理人「えぇ、シスターさんも困った事があったら俺は何時でも助けになりますよ」
シスター「ふふっ、有り難うございます…管理人さんのアパートに祝福あれです」
管理人の行動…下1
1、そのまま帰る(教会選択時のコンマで好感度上昇)
2、その他
管理人「せっかくだがら祈っていっていいかな?」
シスター「えぇ、神を信じれば必ずや貴方の祈りをお聴きになってくれるでしょう」
▼管理人は祭壇で静かに祈りを捧げた!
管理人(……む、何か聞こえるような)
下2…コンマ80以上でイベント発生
?『シジッ…ジ……か……ザザザザッ』
管理人(気のせい…か?)
シスター「あのぅ、どうかなされましたか?」
ぶつりと不自然なノイズが途切れる。
管理人「いえ、何でもなかったみたいです」
シスター「…?」
管理人「それでは今日の所はこの辺で」
▼違和感は管理人の気のせいだった!
【回覧板】
幾人か見てくださる方も居るようで1も嬉しいしだいです。
ゾロ目の恩恵は考えましたが…1は見落としやすいものでして採用しておりません。
のんびりとした日常を予定としている管理人生活ですが、舵を切る皆様が波乱万丈なファンタジーライフを望むなら今更ながらステータスの割り振りを行ないます。
しかし、その場合は世界の仕様がピースフルからノーマルに変わるのでお気を付け下さい。
神様については7つの球を集めたら出てくるアレみたいにボンヤリと一つ願いを叶えます。
ボンヤリというのは物品が欲しい程度なら、帰り道で拾ったなどで解決してくれます。
しかし、住民を増やしたい! 改築をしたい!等のPONと簡単では無いものは条件やヒントを言う程度になります。
また、教会自体には毎日通えますが、神は十日以上は間隔を空けないと祈っても現れません。
因みに神に祈るとシスターちゃんの好感度は変化しません。
長くなりましたが、今日はここまで。
ゲオルグさんの朝は早い。
ゲオルグ「………ふむ」
目覚ましも雄鶏も鳴かない、透き通る程に静かな朝。
老竜は住民の誰よりも早く起き、縁側で朝刊に眼を通す。
ゲオルグ「オウマ党とシャユー党の政党争いにジンマ党が乱入……いやはや、荒れておるのう」
三面を読み終える頃にはトレーニングをしにライムが縁側を訪れる。
正確には訪れるというよりも襲い掛かっている。
ライム「竜のお爺さん、覚悟ッス!!」
ビュンっ…
新聞を読みふけるゲオルグの背にライムの触手鞭が襲い掛かる。
ゲオルグ「昨日は手で防がれたのを学習して、新聞を読んでる内に攻撃するのは良い考えじゃな。しかし、ライムくん…儂にはまだ尾が残っているのでのう?」
顔色ひとつ変えず、新聞を捲ると同時に何本もの触手を硬質な尾が薙ぎ払う。
ライム「ぐぬぬ、また強くなったら来るッス! 覚えてろッスー!!」
ゲオルグ「あぁ、楽しみにしておるよ」
丁度、そんなやりとりが終わる頃に管理人の呼ぶ声が聞こえてくる。
管理人『住民の皆さーん、朝ごはん出来ましたよー!』
ゲオルグ「あの頃とは違い、この喧騒が愛おしい……かかっ、我ながらジジ臭いな」
今日もゲオルグさんの朝は早い。
管理人さんの予定…下1
1、街へ散策(行き先指定)
2、住民とのコミュニケーション(一人指定)
3、その他(自由指定)
〜路地裏〜
ボンバー「………」
管理人(あれ、ボンバーさんだ。 あんな所で屈んで何してるんだろう?)
ボンバー「チッ、チッチッ」
管理人(舌打ち?…いや、なんか違うな)
にゃーん
ボンバー「おら、土産の魚だ。好きに食いな」
猫「ごろにゃん」
管理人(!?)
すりすり
ボンバー「くはは、止めろよ。くすぐったいじゃねぇか」
なでなで
猫「なーお」
電柱から和やかな風景を管理人は眺めている。
管理人(あんな笑顔のボンバーさん、
初めて見たぞ…まず、話し掛けて大丈夫なのか?)
管理人の行動…下2(好感度判定有り、状況により倍率変動有り)
管理人(…なるべく自然に挨拶して、この場を通り過ぎよう)
▼管理人の脳内シュミレーションは完璧だ!
ボンバー「そんなにがっつかなくていいんだぞ?」
すたすた…
管理人「ア、ボンバー=サン グウゼン、デアイマシタネー。デハ、オタッシャデー。」
ボンバー「」
すたたたたた…
鮮やかな話術と歩行術…ワザマエと言わざるえないだろう。
ボンバー「お、おい!管理人、いつから見てやがった!?」
管理人「管理人、何も見てない、ノールック…サヨナラッ!」
だだだだだ…
ボンバー「あからさまに逃げんじゃねーっ!!」
猫「にゃー?」
好感度上昇
ボンバー 0.00→0.35
次の日
管理人「あれからボンバーさんの視線が更に鋭くなった気がする」
イロハ「管理人君ってばなんかしたの?」
管理人「強いて言えば…アンブッシュ?」
イロハ「餡子プッシュ?」
管理人「そんな小豆信者みたいなことしてない」
今日の予定…下2
1、住民とのコミュニケーション(一人指定)
2、街へ散策(行き先指定)
3、その他(自由指定)
管理人「…ん? 家賃をまだ払ってない人が居るな」
▼管理人は帳簿とにらめっこをしていると1人分の家賃が足りないことに気づいた。
その人物は?…下1
1、イロハ
2、ライム
3、ボンバー
管理人「…確か、銀貨2枚もまけたよなぁ?」
イロハ「あー、はい…そうでございます」
管理人「それすらも払わないって図々しいと思わないのかなぁ?」
イロハ「…はいぃ」
▼管理人のオーラがイロハを威圧する!
管理人「で…何で払えないんだよ?」
イロハ「ふぇ?」
管理人「流石に何の理由もなく金を踏み倒すやつじゃないってのは長年の付き合いで分かるからな…何か有ったんだろ?」
▼何だかんだで管理人は甘いぞ!
イロハ「管理人くん…うぅっ」
うるうる…
管理人「泣くな、泣くな。ほら、訳を話せって」
イロハが家賃を滞納してる理由…下2
イロハ「町を歩いてたら、君の住んでるアパートの権利書を格安で売ってあげよう…って知らないオジサンに言われて」
管理人「…で、買ったのか」
イロハ「うん!」
ポカっ!
イロハ「い、痛いよ 管理人くん!?」
管理人「あのな、俺ならまだしも…知らないおっさんからこのアパートのオーナーになれる権利なんて買えるわけないだろ!」
イロハ「えぇーっ!? じゃあ、この権利書は!」
管理人「只の紙切れだ」
イロハ「そんなぁー…わたしの全貯金をはたいたのに」
管理人「ほら、項垂れてないでおっさんと会った場所まで行くぞ…」
イロハ「裏の小道だけど何しに行くの?」
管理人「人の幼なじみを騙した詐欺師をぶちのめしにいくんだよ!」
パキポキっ…
~裏道~
詐欺師「おっ、旦那…今ならアパートの権利を安く売りますぜ」
アパートの裏にある細道に入ると、そそくさと怪しい男が管理人に話しかけてきた。
管理人「ほう、因みにどこのアパートのだ?」
詐欺師「へへへ、そこに見えるアパートだ。今なら銀貨10枚ポッキリですぜぇ」
管理人「そうか…俺の城は銀貨10枚ぽっちか」
詐欺師「えぇ、今なら10枚ぽっち………俺の?」
管理人「あぁ、俺がそのアパートの管理人、御本人様だ…よっ!!」
不意打ちじみたボディブロー。 めきゃっ…という鈍い音が詐欺師の脇腹から響く。
詐欺師「げほっ、げほっ…テメェ、やりやがったな!!」
痛みに顔を歪めながらも詐欺師は懐から短剣を出し、管理人に襲い掛かった!
…がきんっ!!
イロハ「管理人くん、今のは出てきても大丈夫なタイミングだった…よね?」
降り下ろされた短剣をイロハの寂れたロングソードが弾き返す。
管理人「あぁ、一発入れられてスッキリしたしバッチリなタイミングだ」
詐欺師「て、テメェは昨日のバカ!?」
イロハ「レディに失礼ねっ!!」
管理人「さぁ…覚悟しろよ、子悪党!」
下1~3までにコンマ20以上が出れば無事に成敗!(宝石や短剣等の有り得る報酬を書けば成功時に獲得)
管理人「これは俺のアパートを銀貨10枚っていった分!」
ばきっ!
管理人「これはアホのイロハを騙した分!」
どかっ!
管理人「そしてこれは…家賃滞納の分だーっ!!」
ぼこすかぼこすか
詐欺師「半分位…俺の……せいじゃ…ね…ぇ」
▼管理人一行は 詐欺師 をやっつけた!
イロハ「私、何にもしてないのだけど…」
管理人「おらっ、騎士団に突き出す前に騙した金と何か寄越しやがれ」
ごそごそ
イロハ「…鬼だ」
▼管理人は バーダック と トレジャーマップ を手に入れた!
管理人「うーし、これにて一件落着だな」
イロハ「あのー、家賃分を差し引いた銀貨7枚返してもらってないなー…」
ちらちら
管理人「元はと言えば騙されたお前が悪いんだ。こいつは2ヶ月分の家賃として没収します」
イロハ「そんなぁー!?」
管理人「これは俺のアパートを銀貨10枚っていった分!」
ばきっ!
管理人「これはアホのイロハを騙した分!」
どかっ!
管理人「そしてこれは…家賃滞納の分だーっ!!」
ぼこすかぼこすか
詐欺師「半分位…俺の……せいじゃ…ね…ぇ」
▼管理人一行は 詐欺師 をやっつけた!
イロハ「私、何にもしてないのだけど…」
管理人「おらっ、騎士団に突き出す前に騙した金と何か寄越しやがれ」
ごそごそ
イロハ「…鬼だ」
▼管理人は バーダック と トレジャーマップ を手に入れた!
管理人「うーし、これにて一件落着だな」
イロハ「あのー、家賃分を差し引いた銀貨7枚返してもらってないなー…」
ちらちら
管理人「元はと言えば騙されたお前が悪いんだ。こいつは2ヶ月分の家賃として没収します」
イロハ「そんなぁー!?」
下1…イロハの好感度上昇判定
イロハ(…アホって言ったのは許せないけど、懲らしめる時に私の分って言ってくれたのは少し嬉しかったかなぁ)
管理人「ぼけっとしてないでコイツ運ぶの手伝えよー」
イロハ「はーい、すぐ行く!」
ダッダッダッ…
好感度
イロハ 0.1→0.55
【回覧板】
管理人さんの戦闘力がどうたらと話したが、面倒になったから色々と一新して説明するゾ!
まず、ダンジョンに仲間と入る際は、友人以上の好感度で尚且つ1人までしか入れないゾ!
・基本的なダンジョン戦闘
【敵の戦闘値】−【味方と合わせた全戦闘値】=【クリア条件コンマ】
・イベント戦闘(罠に嵌めた相手や強敵と戦う際)
【敵の戦闘値】×【1.5 又は 0.5 】−【味方と合わせた全戦闘値】=【クリア条件コンマ】
・雑魚戦
【敵の戦闘値】≦【味方と合わせた全戦闘値】=【無条件勝利】
逆も然りでその場合は、【無条件撤退】となる。
肝心の戦闘値がないと目安が分からない?…そんな貴方の為に一覧表がございます。
【戦闘値早見表】
管理人 戦闘値12
イロハ 戦闘値25
ライム 戦闘値25
ゲオルグ 戦闘値40(??)
ボンバー 戦闘値40(80)
夕妃 戦闘値35(??)
G 戦闘値5
ドロベドロ 戦闘値20
サンドワーム 戦闘値40
デスタイガー 戦闘値70
狂剣士 戦闘値100
魔王 戦闘値150
味方の()の部分は好感度イベントをこなしたり特殊な行動をすると使えるゾ!
……使用時にデメリットがないとは言ってないけど。
元々はギャグ戦闘しかしないつもりだから敵の数値はガバガバだゾ!
……魔王がいるかすら定かではないというのに。
ダンジョン選択時に表示される☆数×10が敵の戦闘値基準だゾ!
……ボスは特殊戦だったり、基準戦闘値以上の可能性も全然あるがな。
ふう、それでは夜食をタベチャッてこよう。
〜管理人室〜
管理人「ダイエット?」
イロハ「そっ! 管理人くんって創作料理を作るのが好きじゃない」
管理人「まぁ、趣味みたいなもんだが…それが何故にダイエットなんだ?」
▼そう尋ねられ、イロハは自信タップリに宣言した。
イロハ「ずばり、管理人くんは……いくら味見しても太らない方法を知ってるんでしょ!」
管理人「いや、さっぱりだ?」
▼電光石火の即答である。
イロハ「えぇー…期待して来たのにぃ」
管理人「気が済んだなら帰った帰った」
イロハ「ぶーぶー!」
がちゃん…
▼イロハは最後まで気付かなかった…管理人室に山積みにされた魔導通販のカロリーイータークッキーの箱に。
管理人(バレて女性陣に狙われでもしたら、懸賞で当たったオヤツの危機だからな)
ぽりぽり。
管理人の今日の予定…下1
1、住民とのコミュニケーション(一人指定)
2、街へ散策(行き先指定)
3、その他(自由指定)
ゲオルグ「おや、君から来るとは珍しい」
管理人「あの、煮物を作り過ぎてしまって良かったら」
▼鍋を手に管理人はゲオルグの部屋の前に来ていた。
ゲオルグ「管理人君の料理は美味いから嬉しいわい。ささっ、中へ入りたまえ お茶ぐらいだそう」
▼部屋に入ると生花や掛け軸と和風なインテリアが立ち並んでいる。
管理人「おすそ分けしにきたのに、ご馳走になってすいません」
ゲオルグ「年寄りは寂しがり屋で御節介な生き物でな。まぁ、竜に襲われたとでも思ってそこら辺は潔く諦めてくれ」
管理人(どうにもゲオルグさんには敵わないなぁ)
管理人の行動…下2
管理人「俺はあんまり学が無いんでお聞きしたいんですが…あの掛け軸に書いてある【ジャクニクキョウショク】ってどんな意味なんですか?」
ゲオルグ「あぁ、あれは弱き者は強き者に淘汰されるという意味じゃ。 儂がやんちゃだった頃はまさにそんな世界じゃったわい」
さらりと管理人に説明するゲオルグであったが、その瞳は微かに憂いを帯びていた。
管理人「 武力が全てだった世界も協定によって、今では平和になりましたね」
ゲオルグ「うむ、そのお陰でこうしてのんびり茶が飲める。 管理人君、一つ問うのだが君は今を文字で表すならなんとするかね?」
管理人「そう…ですね」
管理人の答え…下2(好感度判定)
管理人「恒久平和なんてどうですかね?」
ゲオルグ「ほう、平和な世の中がこれからも何時迄も続いていくと君は考えるか」
管理人「少し子供っぽいですかね?」
ゲオルグ「いや、希望的で儂は良いと思うぞ。 次に筆を取るときはその字を書かせて貰おう」
そう言いながらゲオルグは元からあった掛け軸を爪でバラバラに破り捨てる。
管理人「えっ、裂いてしまって良かったんですか!?」
ゲオルグ「くくくっ、平和な世にこの字は似合わぬからな」
驚く管理人を横目に何だか上機嫌なゲオルグはゆったりと尻尾を揺らしていた。
好感度上昇
ゲオルグ 0.87→0.91
▼目も耳も意識までがぼんやりする。
管理人『…俺は絶対に親父の仕事は継がない』
父『なんだとっ!!』
管理人『今の世界に親父の仕事は必要ないんだよ!』
父『馬鹿息子が…歯食い縛れぇ!』
バキッ
ちゅんちゅん…
管理人「………はぁ、またあの夢か」
今日の管理人の予定…下1
1、住民とのコミュニケーション(一人指定)
2、街へ散策(行き先指定)
3、その他(自由指定)
管理人「冒険者ギルド…イロハから話は聞いてるが利用した事はまだ無いんだよなぁ」
酒場にもなっているギルドの中は人で溢れかえっている。
戦士「おーい、誰か魔術師で手が空いてる奴居ないか?」
ごろつき「酒足りないぞー、ひっく」
商人「サンドワームの群れの駆除依頼をしたいのだが…」
ウェイター「きゃっ!? お客様、ウチはお触り禁止ですっ!!」
呪術師「ぶつぶつぶつぶつぶつぶつ…」
管理人「すげぇな、こりゃあ」
多種多様な人種と密度に圧倒されている管理人に眼鏡をかけたエルフの女性が話しかける。
受付「お早う御座います、依頼の受諾でしょうか? 発注でしょうか?…それとも酒場にご用でしたか?」
管理人「あー、その知り合いが此処で仕事してるって聞いて見学に来たんだ」
受付「そうですか…此処、冒険者ギルドは適切な人材を送り問題を早期に解決する事をモットーとしております。どうぞご贔屓に」
管理人「あぁ、困った時には宜しく頼むよ」
すたすたと持ち場に戻る受付と別れ、管理人は当てもなくギルド内を彷徨いていた。
管理人の行動…下2
管理人「見るだけならタダだ。クエストボードでも見てみるか」
▼様々な色の紙が貼られた掲示板に人が集まっている。どうやら、色によって難度と報酬が違うようだ。
管理人「泥パック用のドロ急募…採集系の仕事もあるんだな。 えーと、用心棒に害獣退治。 うわっ、暴龍の討伐まで請け負ってるのか」
様々なクエストが目に入るが、中でも一番に気になるクエストがあった。
管理人「これは…」
クエスト内容…下2
管理人「牛小屋の掃除だなんて…懐かしい言葉だ」
親の知り合いである農夫に手伝わされた事を管理人は思い出す。
管理人「ホーンブルには尻を良くど突かれたなぁ」
痛い思い出に苦笑いしながらも、チラリと依頼金をみるとそこそこ良いのに管理人は
気が付く。
管理人(ふむ、機会があれば受けてみても良いかもしれない)
▼その他 で クエスト を 受注 出来るようになった!
イロハ「出来たー?」
管理人「………まだ、待て」
チクチク
管理人「………」
ヌイヌイ
管理人「……」
プチんっ
管理人「ほら、出来たぞ。しっかし、何で毎回ズボンに穴を開けて帰って来るんだ?」
イロハ「いやー、戦いに夢中で、つい」
管理人「やんちゃ坊主か!!」
▼管理人さんは料理以外に裁縫も得意だ!
イロハ「もー、アップリケは恥ずかしいから止めてよ!」
管理人「文句言うなら破かない努力をしろ、努力を」
管理人の予定…下2
1、街へ散策(行き先指定)
2、住民とのコミュニケーション(一人指定)
3、その他(自由指定)
〜居間〜
管理人「ライム、この後は暇か?」
走り込みを終えたライムに管理人は居間で茶を啜りながら尋ねた。
ライム「まぁ、特訓メニューが一区切り付いた所ではあるッス」
管理人「そいつは良かった 。いつも修行で忙しそうで、いつ頃話しかけるべきか分からなくてな」
ライム「んー、修行中でもランニング中でも、何時でもバッチコイで自分は話せるッスよ?」
管理人「ははっ、偶には座ってゆっくりと話しのもいいだろ」
▼ちゃぶ台にライム用の湯呑み用意した!
二人の駄弁り内容…下1
管理人「入居してから少し経ったが不便な事とかないか?」
ライム「不便な事…ッスか?」
管理人「あぁ、立場的にもどうにも気になることでな」
ライム「ご飯も美味しいし、入居者も優しいし、庭で朝からトレーニングしてても怒られないし…わりかし満足ッスね」
管理人「…そうか」
しゅん…
ライム「なんで肩を落としてるんスか?」
管理人「そうだ! 逆にあると便利なものはないか?あるだろう! なぁ!」
ずずいっ!!
ライム「あわわっ、顔が近いッスよ!? …えーと、じゃあトレーニングルー「却下」……道じょ「無理だ」……ケチっす」
管理人「いや、出来れば叶えてやりたいが大掛かりすぎる事はおいそれとは出来ないんだ」
ライム「…じゃあ、『下2』ぐらいならいいッスか?」
コンマ好感度判定+要望…下2
ライム「…じゃあ、野外テーブルぐらいならいいッスか?」
管理人「テーブルなら居間にあるだろう?」
▼チッチッチ…とライムは指を振った!
ライム「野外テーブルは庭でバーベキューする時に使えるッス!」
管理人「庭も殺風景だったし用途も悪くは無いな…よし、採用だ」
ライム「やったッスー!!」
管理人「設置してすぐに壊すなよ?」
ライム「任せろッス!」
▼庭に 野外テーブル が設置された!
因みに…後日、修行中にテーブルを破壊したライムが「や、やっちゃったッスー」とあわあわと修繕していた。
好感度上昇
ライム 1.08→1.83
【回覧板】
前回と同じく小話のネタを下1から下3で募集します。
好感度は貯まりにくすぎる気がするので判定値を二倍にする予定です。
このSSまとめへのコメント
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