苗木「ま、まさかそんなものが完成されたなんて…!」
不二咲「これでどんなに腹黒いアイドルも探偵も怖くないね!」
苗木「ところでクロ度って何?」
不二咲「ちなみに本編で色々やらかしてる人にはプラス補正が出るよ!」
苗木「本編って何?」
不二咲「逆に僕みたいな天使にはマイナス補正がつくよ!」
苗木「こんな装置作ってるのに天使も何もあるの?」
不二咲「基本的に人殺しで+10程度の補正になるよ」
不二咲「あとは神の好み次第だよ!だから補正に対する反論は聞かないよ!」
苗木「なかなか横暴だね、ちなみに人殺しなんてこのクラスにいるの?」
不二咲「じゃああとは任せたよ苗木君!」
苗木「合点」
苗木「と言われたのが10分前、まずは誰のクロ度を測定するか」
苗木「よし、まずは↓1の個室に突撃してみよう」
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舞園「な、苗木君!どうしたんですかこんな時間に!」
苗木(彼女は超高校級のアイドルの舞園さん)
苗木(不二咲クンから聞いた話じゃあ彼女は相当腹黒いらしい)
舞園「あ、もしかしてデートですか?一応理想のデートプランは頭に叩き込んでますよ」
苗木(ボクにはただの脳内ピンクにしか見えないけど)
苗木「いや、今日はちょっと舞園さんのことを調べたくてね」
舞園「私のことを…苗木君が調べる……!?」
苗木「いっておくけど別ににやましいことはしないよ」
舞園「そ、そんなこと言わないでも避妊の準備なら…」
苗木「それはボクも常時携帯してるから心配しないでね」
苗木(さて、彼女のクロ度をさっさと調べようか)
↓1 コンマ二桁 補正 5
苗木(38…確か一般的な平凡な予備学科の人が50)
苗木(つまり平均は丁度50ってことだけど…)
舞園「苗木君!今日はコーヒーにつけるラー油を開発しましたよ!」
苗木(あれ、意外と普通にいい人なのか…?)
苗木「あとできればコーヒーじゃなくて牛乳に合うラー油がほしいな」
舞園「な、苗木君が十分かわいいですから、背なんて伸ばさなくても…」
苗木(うんん、まあ初回だしこんなものか)
苗木「ありがとう舞園さん、あと別に身長にコンプレックスは抱いてないよ」
舞園「そういう頑固なところも……」
苗木(まあ何気に霧切さん辺りとじめじめしてるわけじゃないしね、この人)
苗木(さて、残念な結果に終わったけど…)
苗木(次は↓1のところに行くか)
霧切「あら、舞園さんとイチャイチャしてたくせに次は私に来るのね」
霧切「苗木君のくせに生意気よ」
苗木「おこなの?あとなんてその事を知ってるの?」
霧切「敵情視察をしてただけよ、ストーカーなんてしてないわ」
苗木(超高校級の探偵、霧切さん)
苗木(正直舞園さん以上にダメな人だと思う)
苗木「ところでなんでもうスカートを脱ごうとしてるのかな」
霧切「え?私たちそういう仲でしょう?」
苗木「ボクから見た君はただの変態かな」
苗木(不二咲クンによれば彼女は裏切さんの可能性があるらしい)
苗木(まあただの変態だろ、一応調べておくか)
↓1 コンマ二桁 補正0
苗木(51…ほぼ平均値ってことでだけど…)
苗木(これが世界の平均なのか……軽く絶望だな)
霧切「どうしたの苗木君、顔が真っ青よ」
苗木「なんて言いながらブラに手をかけるのはやめようね」
苗木「あと個人的に君はお尻のほうがいいと思うよ」
霧切「安易なエロには靡かないのね、生意気よ」
苗木「生意気って言っとけば許されると思ってるの?」
苗木「あとはパンツを無言でボクに投げつけないでくれる?」
霧切「スキンシップよ」
苗木「山田君のパンツ投げつけられて君は嬉しい?」
苗木「つまりそういうことだよ」
苗木(やっぱり彼女が世界の平均なんて信じられない)
苗木(まあ、いいか、次は↓1に会いに行こう)
大神「む、どうした苗木、我に稽古をつけてもらいたいのか?」
苗木「やめて死んじゃう」
苗木(彼女は大神さん、天使ってこと以外はごく普通の人だ)
苗木(天使は強いのが当たり前だからね、仕方ないね)
大神「ところで、先ほど舞園がコーヒー用ラー油を我ににくれたのだが」
大神「苗木、また舞園に変なことをいったのではあるまいな?」
苗木「そんなことしないよ!そもそもコーヒーラー油なんて初耳だし(大嘘)」
大神「ふむ、ならば信じよう、疑ってわるかった」
苗木(うーん。天使で癒されるのは確かだけど彼女は弄りずらいんだよな)
苗木(ま、さすがに彼女が腹黒はないだろうけど、一応調べようか)
↓1 コンマ二桁 補正-20
苗木(65か…ん?)
苗木(………ん?)
大神「どうした苗木?腹でも壊したか?腹痛にはプロテインコーヒーだぞ」
苗木「え、あ、あ、うんありがとう大神さん!」
苗木(ま、マジか、あの大神さんがあんな二人より腹黒いなんて)
苗木(信じない、信じないゾそんなこと!)
大神「む、顔色が悪いぞ、そんなときこそプロテインコーヒーだ」
苗木「さすがにプロテインコーヒー押しだね大神さん!?」
苗木(いや、こんな天使も人並みのズルさがあるのも萌えるじゃないか苗木誠…!)
苗木「そ、それじゃあボク用事あるから、それじゃあ!」
大神「プロテインコーヒーは1日一杯、食事後に飲むのだぞ苗木!」
苗木「ありがとう大神さん!」
大神(…………)
大神(…………ラー油の毒味は任せたぞ苗木、我にあれは無理だ)
苗木(プロテインコーヒーは後で霧切さんにあげるとして)
苗木(次は↓1かな)
朝日奈「あ、苗木だ!ヤッホー」
苗木「ヤッホー朝日奈さん、今日もドーナツ日和だね」
朝日奈「苗木にもわかるんだ!左右田よね!絶好のドーナツ日和だね!」
苗木「だからって1日20個は太るからやめようね」
朝日奈「ふ、太らないよ!もう太らないんだから!」
苗木(スイマーの朝日奈さん、天使……かな?個人的には天使だ)
苗木(色々と未熟なところがとてもエロい、あとボクが唯一少しでも恋人と認めた人)
朝日奈「あ、ねえ苗木!このドーナツにこのラー油かけて食べてよ!」
苗木「ボクに毒味させようとしてるのは分かるから遠回しに言わないでいいよ」
苗木「ていうかラー油多いな、舞園さん頑張りすぎだろ」
苗木(彼女はたまにとんでもないことをすることがある)
苗木(ま、本人に悪気はなさそうだし、腹黒とは関係ないよね…?)
↓1 コンマ二桁 補正-5
苗木(53……普通だ、平均的だ)
朝日奈「どうしたの苗木!手が止まってるよ!」
苗木「ボクは君と違って胃袋ブラックホールじゃないから勘弁して」
苗木(初めてこの装置がまともな数字出してる気がするぞ!)
朝日奈「えー、こんなに美味しいんだよ?食べなきゃ損だよ!」
苗木「朝日奈さんからすれば世の中の食べ物は全部ステーキ同等なんじゃないの?」
苗木(でもこれよりも白い舞園さんってなんだよ、あれで現状トップだぞ)
苗木(ていうか霧切さんも地味にこれより白いのか……壊れてるんじゃないのかこの装置)
苗木「あとこのラー油ドーナツは美味しくないから捨てたほうがいいよ」
苗木「先輩たち今日は見ないな……キャラ濃い人が多いから会いたくないけど」
苗木「じゃあ↓1に会いに行こう」
モノクマ「やあやあ苗木クン、どしたのボクなんかを呼び出して」
苗木「ボク的にも江ノ島さんを呼んだはずなのに着ぐるみ着た人が出てくるとは思わなかったかな」
モノクマ「つれないなあ苗木クンは、折角髪の毛を着ぐるみに積めこんで着たのに」
苗木「暑くない?」
モノクマ「正直絶望的に暑苦しいですはい」
苗木(彼女はモノクマ……というこの学園のマスコットキャラの着ぐるみを着たの江ノ島さん)
苗木(絶望を何よりも愛してるんだし測定しなくても黒いんだよな、いやそこが好きなんだけど)
モノクマ「一応これ自作なんですよ……?少しは誉めてください」
苗木「その格好のまま一週間過ごせば考えてあげるよ」
モノクマ「飲ます食わずを強要するか……うんうん、実に絶望的だね」
モノクマ「具体的にいうと設計ミスで着ぐるみを自力で脱げない残酷な事実ぐらい絶望的だ」
苗木「……………手伝おっか?」
モノクマ「……………………お願いします」
苗木(まあ、最近はボクの希望パワー意味深のおかげでまるくなったけど)
苗木(どうせクズに代わりはないんだよな、ウニよりゃましだけど)
↓1 コンマ二桁 補正25
苗木(74っと、ぶっちぎりの最下位だな)
苗木(むしろ少ない方だろこれ、やっぱりこれ壊れてるんじゃないのか?)
江ノ島「はあ……生き返るわあ、マジ絶望的だったわぁ」
苗木「とか言いながらボクに着ぐるみ着せようとしてるのはどうかと思うな」
江ノ島「だって~苗木くんってとっっっても生意気なんだもん!」
江ノ島「だから私と同じ絶望を味わってほしいの!」
苗木「まあ、ボクも別に構わないけどね、江ノ島さんのいう絶望にも興味あるし」
苗木「でもどさくさに紛れて着ぐるみにカイロを入れたのは許せないな」
苗木(あのあとはストーキングしてた霧切さんのおかげでなんとかなった)
苗木(ついでにプロテインコーヒーも渡しといた、次は↓1と話そう)
日向「お、苗木、今日は絶好のパンツ日和だな」
苗木「それ毎日聞いてますし今日はブラジャー日和です」
日向「ブラジャーか…そういえばブラは花村からしかもらってないな」
苗木(日向創、ひとつ上の先輩で元予備学科生だ)
苗木(今は努力の末に超高校級のパンツハンターの称号をてに入れた)
苗木「まあ、ようはただのクズだ」
日向「なんかいったか?ところでこのパンツをみてどう思う、舞園からもらった」
苗木「すごく、ラー油臭いです……」
日向「左右田よな!やっぱりときめくよな!」
苗木(まあ、根はいい人っぽいし、ヤるときはヤる人だし)
苗木(案外白いかも…)
↓1コンマ二桁 補正0
苗木(80………え、え?)
日向「どうしたんだ苗木?ところでパンツくれないか?」
苗木「おまえにやるパンツはねえ」
苗木(あの江ノ島さんよりも高いのか……案外クズなんだな)
苗木(心の中じゃあ何考えてるか分からないんだな………)
苗木「ところで日向先輩はなんでパンツを?」
日向「うーん、これといって理由はないんだけど、楽しいだろ?」
日向「それにパンツ渡したあとに正気に戻って赤面する姿が美しい」
日向「いざとなったら金になるし、おかずにもなる、これなんてアイドルのだしな」
日向「左右田!お前も一緒にやらないか、パンツ集め」
苗木(あ、わりとクズだこいつ)
苗木(世の中見た目じゃわからんな、江ノ島さんもボクのおかげでクロ度が下がったのかも知れない)
苗木(次で最後にするか、↓1、君に決めた!)
不二咲「あ、苗木君、どう?」
苗木「ぼちぼちかな、やっぱり人は見た目じゃ判断できないってことは分かったよ」
不二咲「へー、やっぱりこの学園の天使は僕だけなんだね」
苗木「自分で天使っていう天使は存在しないんじゃないかな(正論)」
不二咲「大神さんがあんなだったのに?」
苗木「そもそもこの装置が壊れてるんだよ!全部お前のせいじゃないか!」
不二咲「ふふふ、人なんてそんなものだよ?それも分からなかったの苗木君」
苗木「ボクは飽きたりしない、捨てたりしない、逃げたりしない」
苗木「絶望なんてしない!全部この機械のせいなんだ、大神さんこそ天使なんだ!」
不二咲「明日に絶望しろ、未知に絶望しろ、思い出に絶望しろ!」
苗木(このノリ疲れるな、まあ不二咲さん測って終わりにさせよう)
↓1コンマ二桁 補正-25
不二咲「ほら、51、僕は平均値だよ?その程度で僕を論破するつもり?」
苗木「いや………それは違う」
不二咲「え?」
苗木「この数字が指し示してるのはもうひとつある、それを彼女が教えてくれた」
不二咲「ふん。どうあがいても僕が天使である事実は変わらないよ」
苗木「それは違うよ!!!思い出してみてよ、51の人は他にもいたよ」
不二咲「どういうこと?」
苗木「まだ分からないの?つまり君はその人と同レベルの人間ってことさ(暴論)」
・・
苗木「そう!!!!!あの霧切さんと同レベルの人間だってことさ!!!!!!」
不二咲「うわああああああああああ!!!!!!!!」
こうして自称天使は霧切さんレベルまで堕ち、学園に平和が訪れました
終里
くぅ疲、最後はきれいにまとめられました
暇だったので建てたスレでした、いやぁ初ssは緊張しますね(適当)
読んでくださってありがとうごさいます、また暇だったらなんか建てます、それでは
これから用事があるんで続けられません><
物好きな人が似たようなスレ建てることに期待してください
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