モバP「楓さんとの日々」 (16)
・急造したので誤字脱字が目立つかもしれません、申し訳ありません。
・話の都合上、時系列がバラバラなのをご了承下さい。
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[楓さんとパソコン]
楓「……」カタカタ
ガチャ
P「あれ、楓さん、パソコン使って何してるんですか?」
楓「あっ、何でもないですっ」カチカチッ
P「……今、何かしてましたよね」
楓「いえ、本当に何でもないですから……」ガラガラ
P「ちょっと、椅子に座ったまま何処かに行かないで下さい」
P「……それなら、履歴を調べても大丈夫ですよね」カチカチ
楓「あ、あぁ……」
P「……楓さん」
楓「はい……」
P「事務所のパソコンで、お酒の通信販売のページなんて見ないで下さい」
楓「ごめんなさい……」シュン
[楓さんと駄洒落]
楓「おはようございます」
P「おはようござ……楓さん」
楓「はい」
P「どうして……法被を着ているんですか」
楓「今日は月曜日ですからね」
P「別に、祭りとかは無かったと思いますけど……」
楓「ハッピーマンデー、ですね……うふふ」
P「えっ……」
楓「法被を着てハッピーになりましょう……ふふっ」
P「は、はぁ……?」
P(……今日、普通に平日なんだけれど)
[楓さんとこたつ]
楓「……こたつのみかん、無くなっちゃいましたね」
早苗「外の段ボールにまだあったはずよね」
楓「……」
早苗「……」
楓「ここは年長者の貫録を見せる所ですよ」
早苗「ここは人生の先輩に奉仕する場面よ」
楓「早苗さんって、姉御肌って感じですよね」
早苗「楓ちゃんって、才色兼備って言葉が似合うわよね」
楓「気遣いの出来る大人の女性って良いですよね」グググ
早苗「その台詞、そのまま返してあげるわ」グググ
P(……あれがこたつの魔力なのか)
[楓さんとコーヒー]
楓「……」コポポポポ
楓「……」フーフー
楓「……」ズズッ
楓「に、苦いっ」
P「……何してるんですか?」
楓「……プロデューサーの気持ちになるですよ」ウゥ…
P「仁奈の真似はいいですから」
楓「……」
楓「プロデューサーがいつもコーヒーをブラックで飲んでいるので」
楓「そんなに美味しいのかな、と思って飲んでみましたけれど……」
楓「大人しく、ミルクと砂糖を入れます……」
P「そうして下さい」
[楓さんと駄洒落 その2]
楓「こんにちわ、プロデューサー」
P「あれ楓さん、今日は休みだったと……それは」
楓「比奈ちゃんに手伝って貰って、作ったんです」
P「……どうして、リグ・シャッコーなんですか?」
楓「プロデューサー、今日が何の日か分かりますか?」
P「今日は別に何も無かったと思いますけど……」
P「……まさか、『赤口』ですか?」
楓「赤口の日に、シャッコーを持ってきました……うふふっ」
P「……」
楓「では、お疲れ様です」ペコリ
P「お、お疲れ様です」
バタン
P「……」
P「何をしに来たんだ、楓さん……」
[楓さんと大人の自覚]
楓「この世紀末歌姫、高垣楓が相手よ!」バッ
千佳「みんなの為に、ラブリーチカは負けないよっ!」
ありす「……」
ありす「……楓さんは、ちょっと子供っぽすぎませんか?」
楓「あら、どうしたのありすちゃん?」
ありす「橘です……時々、楓さんが本当に大人なのか疑わしいです」
楓「これでもお姉さん、ちゃんと大人として成長してますから」ウフフ
ありす「例えば何ですか?」
楓「お酒が飲める」フフン
ありす「それは20歳を超えれば誰でも飲めます」
楓「選挙にも行けるわね」
ありす「それも年齢が基準になっている話です」
楓「成長という話だと……身長が大きい」
ありす「うっ、それは……確かに」
ありす「……胸はあまり成長していないみたいですけど」ボソッ
楓「ありすちゃん?」ギュムギュム
ありす「い、いひゃいです! ごめんなひゃい!」
モバP(小学生に大人気無いな……)
[楓さんとコンビニ]
楓「すみませんプロデューサー、車を止めて貰っても良いですか?」
P「どうかしましたか?」
楓「コンビニに寄りたいのですが、良いですか?」
P「はい、良いですよ」
楓「では、行ってきます」
楓「……」トボトボ
P(あ、楓さん帰ってきた……あれ)
P「楓さん……どうしたんですか?」
楓「……レシートを、貰えませんでした」
P「え?」
楓「時々、お釣りだけを渡される店員さんが居るんです」
楓「その時に勇気を出して『レシートも下さい』と、言おうと思っているんですが……」
楓「今回も、言えませんでした……」ズーン
P「あぁ……分かります」
P「向こうも気遣いでやってると思うと、言い出せませんよね」
楓「……」コクリ
P「まあ……元気出して下さい、次ですよ次」
楓「はい……」シュン
[楓さんと駄洒落 その3]
楓「おはようございます、プロデューサー」
P「おはようございます、楓さん」
P「今日から3月ですね」
楓「えぇ、そうですね……」
楓「マーチに待った3月、ですね……ふふふっ」
P「……えっと」
P(今のはまさか、『March』と3月を掛けてるのか?)
楓「プロデューサー?」ワクワク
P「……80点です」
楓「やりました、高得点ですね」ウフフ
[楓さんと終業後]
P「……」カタカタ
P「……楓さん、こんな時間まで残ってどうしたんですか?」カタカタ
楓「今日は、久々に飲みたい気分なんです」
P「そんな事言って、昨日も川島さんたちと飲んでましたよね」
楓「バレてましたか」ウフフ
P「事務所であれだけ盛り上がっていれば嫌でも分かりますよ……」
楓「でも、今日も赤提灯が私の事を呼んでいると思うんです」
P「いえ、呼んでいないと思います」
楓「そんな意地悪な事を言わずに、行きませんか?」
P「まだ仕事中ですから」
楓「仕事よりも、居酒屋の方がわーくわくすると思いますよ……ふふ」
P「まったく……貴方は駄洒落とお酒の話しか出来ないんですか?」ハァ
楓「温泉に行きたい、という話も出来ます」フフン
P「そういう、くだらない事を言わないで下さい」ギュムギュム
楓「い、いひゃい! いひゃいです!」
P「本当に、貴方という人は……」
楓「痛い……」スリスリ
P「……あー、もう仕事する気を無くしました」
P「今日はもう、飲みに行こうかな」
楓「……ふふっ」
楓「プロデューサーのそういう優しい所、大好きです」
P「はいはい、お世辞はいいですから」
楓「……ありがとうございます」フフッ
楓「やっぱり私たち、お酒を飲むのは避けて通れないみたいですね」
P「25点ですね」
楓「……優しいけど、やっぱりプロデューサーは意地悪です」
書けば出る、という事で実践してみました。
楓さんと日常を過ごしたいだけの人生でした。
呼んで下さった皆様、ありがとうございました。
HTML化依頼を出してきます。
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