セブドラSSです
とりあえず2020からスタートです
若干キャラ崩壊注意で
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~2020年 都庁会議室~
エメル「は?」
エメル(突然妹から相談があるというので聞いてみたら、そんな言葉が飛び出してきた)
アイテル「聞いてましたか?姉さん?」
エメル「あ、すまん・・・もう一度言ってくれ」
アイテル「だから・・・」
アイテル「最近タケハヤがあいてをしてくれない、と言ったんです」
エメル「・・・・・」
エメル「アイテル、まず1ついいか?」
アイテル「どうぞ」
エメル「今は非常事態だ、まだドラゴン共がこの星を闊歩しているのだからな」
アイテル「わかっています」
エメル「それにここには政府の重鎮も沢山いるんだ、この会議室の使用許可とるのだって容易ではないのだぞ」
エメル「だから、あまり下らない用なら私は帰・・・」
アイテル「これは大事な事なんです!」ドン!
エメル「」
エメル「あのな、私もお前ももういい歳(ガチで)なのだからそんな事で駄々を・・・」
アイテル「でも・・・」シュン
エメル「・・・・ちなみに聞くが、相手とは遊び相手の事か?」
アイテル「いえ・・・夜の相手ですけど?」
エメル「帰る」
アイテル「待ってください姉さん!」ガシッ
エメル「離せ!私はお前の惚気話を聞きに来たんじゃない!」
アイテル「だからこれは重要な事なんです!」
アイテル「姉さんがドラゴンを殲滅したいのと同じ位に!」
エメル「!」ピク
アイテル「姉さんなら・・・わかりますよね?」
エメル「・・・話してみろ」
アイテル「ありがとう姉さん・・・」
アイテル「渋谷にいた時は毎日といっていいほど行っていたのに・・・」
エメル「う・・・もう胃が痛くなりそうだ・・・」
アイテル「こっちに避難してきてからは3日に1度・・・今では週一に・・・」
エメル(十分だろ・・・)
アイテル「どう思いますか?」
エメル「今は避難所生活だろ?周りの目とか気になるんじゃないか?」
アイテル「それはありません、皆さんも私達の関係は理解してくれてますから」
エメル(何やってんだSKYイイイイイイ!!!)
アイテル「まぁこの前は声のボリュームあげ上げすぎて皆寝不足になってダイゴに注意されちゃいましたけどね♪」テヘペロ
エメル(よくやったぞダイゴ・・・流石SKYのお母さん・・・)
アイテル「とにかく!このままじゃ私どうにかなっちゃうかもしれません!」
エメル「確かに私達がどうにかなったらヤバそうだしな・・・」(ガチで)
エメル「何か心当たりとかないのか?」
アイテル「そう言われても・・・最近夜遅く出かけてる事位しか・・・」
エメル「・・・・・それじゃね?」
アイテル「それ・・・とは?」
エメル「アイツはどこへ行くかとかお前に言ったのか?」
アイテル「いいえ・・・」
エメル「お前にすら言わずに出かける・・・この意味はただ一つ・・・」
エメル「誰かとこっそり会ってるんじゃないか?」
アイテル「そ、それって・・・・う、浮気!?」ガビーン!
エメル「ま、あくまで可能性だがな」
アイテル「そ、そんな・・・タケハヤが浮気なんて・・・アリエナイアリエナイ・・・・」ガタガタ
エメル(動揺してるな・・・)
アイテル「姉さん!」ガシッ
エメル「な、何だ!?」
アイテル「誰なんですか!?私のタケハヤを誑かそうなんて罪深い女は!?」
エメル「知らん!あくまで可能性の話だ!」
アイテル「こうなったらここの女性に片っ端から聞いて回るしか・・・」
エメル「まぁそれが確実な方法だろうな」
アイテル「まぁドラゴン憎し一筋の姉さんはないとして・・・」
エメル「おい!」
アイテル「まずは身近な人から聞いてみよう・・・」
アイテル「それじゃ姉さん、私はこれで・・・」
バタン
エメル「・・・・・」
エメル「今日はもう寝よう・・・」
~SKY居住区~
アイテル「ただいま・・・」
ネコ「あ、アイテルお帰り~」
ダイゴ「タケハヤならいないが・・・何かあったのか?」
アイテル「そう・・・丁度よかった」
ネコ「どういう事?」
アイテル「ネコ・・・ちょっと聞きたい事が・・・」
ネコ「アタシに?何かな?」
アイテル「最近タケハヤが私に内緒で出かけてるんだけど・・・何か知らない?」
ネコ「う~ん・・・知らないな~」
アイテル「本当に?」
ネコ「ホントだよ!それに今アタシもちょっと大変な事に・・・」
アイテル「大変な事?」
ダイゴ「父親の事で・・・な」
アイテル「ああ・・・」(そういえば13班がその事で奔走してたっけ・・・)
アイテル「そう・・・ごめんね変なこと聞いちゃって・・・」
ネコ「ううん、気にしないでいいよ」
アイテル「それじゃ私は行くとこあるから・・・じゃあね」
タタタ・・・
ネコ「行っちゃった・・・どうしたのかな?」
ダイゴ「さぁな・・・しかしこれはあいつらの問題・・・俺達は見守るしかないかもしれん・・・」
ネコ「そうだね・・・でも困ったら相談に乗るからね~」
ダイゴ「ああ・・・」
ダイゴ(しかしタケハヤは何を・・・)
~ロビー ショップ前~
アイテル「こんにちは」
レイミ「いらっしゃいませ~おや、アイテルさんですか」
アイテル「繁盛してる?」
レイミ「お陰様で、所でこの間ご購入された「夜のお供セット」は役立ってますか?」
アイテル「とても役に立ってるわ」キラキラ
レイミ「それは良かったです☆」
アイテル「でも最近タケハヤが相手してくれなくて・・・」
レイミ「あらら・・・」
アイテル「何か知らない?」
レイミ「皆目見当もつきませんね~」
アイテル「そう・・・邪魔したわね」
レイミ「いえいえ、今後ともウチの商品を御贔屓に~」
アイテル「ええ、それじゃ」
タタタ・・・
ケイマ「ったく・・・貴重なDzで何作ってんだよ・・・」
レイミ「まぁいいじゃないですか、時には娯楽も必要ですよ」
ワジ(私の所からも超絶倫ドラゴン幼体ドリンクを買って行ったとは言えんな・・・)
レイミ「おや、新たなお客さんが・・・いらっしゃいませ~」
??「すまんが、この素材で作って欲しいモンがあるんだが・・・」
レイミ「あ、あなたは・・・」
~自衛隊駐屯区~
アイテル「こんにちは・・・」
リン「君は・・・珍しいなここに来るなんて」
アイテル「あなたに聞きたい事があって・・・」
リン「私に?」
アイテル「ええ、最近タケハヤと何かなかった?」
リン「タケハヤ?何かあったかな・・・う~ん・・・」
アイテル「思い出して」
リン「あ、そういえば・・・」
アイテル「!」
リン「昨夜スカイラウンジで一緒に飲んでたな」
アイテル「!!?」
アイテル「あなただったのね・・・」
リン「へ?」
アイテル「タケハヤをかどわかした女狐はあなただったのね!」
リン「何を言って・・・」
アイテル「返して!私のタケハヤを返して!!!」
リン「お、落ち着け!」
リン「昨夜はたまたま席が近かっただけだ、それ以上は何もない!」
アイテル「本当?」
リン「本当だ!軍人は嘘をつかん!」
アイテル「信じていいのね?」
リン「勿論だ」
アイテル「・・・・疑ってごめんなさい、その真剣な目をみればわかるわ」
リン「いや、わかってくれればいいんだ」
アイテル「実はタケハヤが最近素っ気なくて・・・」
リン「そうだったのか・・・」
アイテル「他に何か知らない?」
リン「そういえば・・・」
アイテル「?」
リン「今朝13班と会話しているのを見たぞ」
アイテル「!」
リン「そのまま外へ・・・って聞いてるのか?」
アイテル「まさか13班と・・・逢引きなんて・・・」
リン「クエストオフィスの前だったからクエストの受注だと思うが・・・」
アイテル「こうしてはいられない・・・貴重な情報ありがとう!」
タタタ・・・
リン「おい!何か大変な事になりそうだな・・・」
アイテル「タケハヤ・・・13班の誰がいいの・・・」
アイテル「サムライ?あの綺麗な黒髪に惹かれたの?」
アイテル「それともデストロイヤー?あの太股が魅力的なの?」
アイテル「サイキックのナイスバディにメロメロなの?」
アイテル「まさかあの狙ってるとしか思えないハッカーのゴスファッションがいいの?」
アイテル「っと、そうこうしてる内に着いたわね・・・」
~ムラクモ本部~
バァン!
アイテル「失礼するわ!」
キリノ「わっ!」
ミイナ「アイテルさん・・・どうしたんですか?」
ミロク「目が血走ってるぞ・・・」
アイテル「そんな事より、13班は何処?」
ミイナ「さっき帰ってきたんですけどすぐに出て行きましたよ」
ミロク「タケハヤと一緒にな」
アイテル「やっぱり・・・タケハヤぁ・・・」グス
キリノ「な、何があったんだい?」
アイテル「タケハヤが浮気してるの・・・13班と」
キリノ「いや、彼に限ってそれは・・・」
アイテル「じゃあ何で私に内緒で出かけるの!?」
キリノ「そ、それは・・・何でだろうね?」
ミイナ「キリノ焦ってますね」
ミロク「こういうの苦手そうだもんな・・・」
キリノ「と、とにかく浮気なんて何かの間違いじゃないかな?」
アイテル「タケハヤタケハヤタケハヤ・・・・」ゴゴゴ・・・
キリノ「ひいい!何か凄いオーラが出てる!?」
キリノ「その辺の帝竜なんか目じゃない位の威圧感が・・・」
アイテル「タケハヤ・・・」
トボトボ・・・
ミイナ「行っちゃいましたね・・・」
ミロク「大丈夫なのか?アレ」
キリノ「どうしよう・・・13班に連絡・・・いや彼等でもどうにかできる問題じゃ・・・」
ミイナ「動揺しまくってますね・・・」
キリノ「ああナツメさん・・・こういう時あなたならどうしますか?」
~東京タワー~
人竜ミズチ「クシュン!寒いわね・・・成層圏に近いからかしら・・・」
ミズチ「ああもう13班!寄り道してないで早く来なさいよね!」
アオイ(幽霊)「うぷぷ・・・鼻水垂れてる・・・相変わらず恥ずかしい女だね~♪」
~数時間後 SKY居住区~
タケハヤ「今帰ったぜ」
ネコ「あ!タケハヤやっと帰ってきた!」
タケハヤ「?」
ダイゴ「実は大変なことになってな・・・」
タケハヤ「一体何があったんだ?」
ダイゴ「あれを見てみろ」
タケハヤ「ん?」チラ
アイテル「タケハヤタケハヤタケハヤタケハヤタケハヤタケハヤ・・・・・」ブツブツ
タケハヤ「あ、アイテル!?どうしたんだよ!?」
ネコ「戻ってからこの調子なんだよ~どうにかしてよ!」
タケハヤ「おい、アイテル?」
アイテル「・・・タケハヤ?」
タケハヤ「ああ俺だ!一体どうした?」
アイテル「タ~ケ~ハ~ヤ~」ゴゴゴ・・・
タケハヤ「な、何怒ってんだよ・・・」
アイテル「私という者がありながら・・・他の女にうつつをぬかすなんて・・・」
タケハヤ「な、何の事だよ・・・」
アイテル「ネタは挙がってるの、言い訳はできないよ・・・」
タケハヤ「ネタ?」
アイテル「きょ、今日は13班と・・・1日中外出してたって・・・」
タケハヤ「13班?」
タケハヤ(ああ、アレか・・・)
タケハヤ「お、落ち着けアイテル・・・実はな・・・」
アイテル「バカ!」ポカッ
タケハヤ「痛っ!」
アイテル「バカバカバカ!タケハヤのバカー!」ポカポカ
タケハヤ「だから痛いっての!」
アイテル「タケハヤにとっては女なんて沢山いるんでしょうけど・・・」
タケハヤ「な、何言って・・・」
アイテル「私にはタケハヤしかいないの!あなたのいない人生なんて嫌なの!」
タケハヤ「アイテル・・・」
アイテル「だから・・・私から離れないでよ・・・私の傍にずっといて欲しいの・・・」
アイテル「うう・・・うえええええええん・・・」ポロポロ
タケハヤ「・・・・・」
タケハヤ「ったく、しゃーねーな」
アイテル「うう・・・ヒック・・・」グス
タケハヤ「アイテル、少し目閉じてな」
アイテル「え・・・こう?」キュッ
タケハヤ「おし、ちょっと待ってな・・・」ゴソゴソ
アイテル(何してるんだろ・・・)
タケハヤ「もういいぞ」
アイテル「何なの一体・・・」パチ
タケハヤ「ほれ鏡」スッ
アイテル「これは・・・髪飾り?」
ダイゴ「ほう・・・」
ネコ「綺麗だね~」
アイテル「これ・・・どうしたの?」
タケハヤ「ほら、今日は俺達が出会った日だろ?」
アイテル「そ、そうだったっけ?」
タケハヤ「だから何かプレゼントしようと思ってな・・・最高の素材で作ったモンだぜ!」
アイテル「もしかして・・・これを作る為に出かけてたの?」
タケハヤ「ま、まぁな・・・」
タケハヤ「この素材が中々レアなマモノからしか取れなくてな・・・中々苦労したぜ」
ネコ「水臭いじゃん」
ダイゴ「言えば俺達も協力したのだが・・・」
タケハヤ「これは俺がどうしてもやり遂げたくてな・・・」
タケハヤ「でも中々上手くいかなくて・・・13班に依頼しちまった・・・」
アイテル「それが・・・今朝の事・・・」
タケハヤ「ああ、お前には迷惑かけちまったな、すまねぇ」
アイテル「もう・・・」ギュッ
タケハヤ「お、おい・・・」
アイテル「バカなんだから・・・えへへ・・・」スリスリ
タケハヤ「はは・・・」ナデナデ
タケハヤ「よし!これから出会いの記念パーティといこうぜ!」
ネコ「いいね~」
ダイゴ「腕が鳴るな」
SKYメンバー達「よっしゃー!!!」
タケハヤ「13班とかも呼んでこいよ!盛大にやろうぜ!」
アイテル「皆・・・ありがとう・・・」
~パーティ開始~
ネコ「それじゃ皆・・・カンパーイ!」
全員「カンパーイ!」
ワーワー!
リン「この料理美味いな・・・誰が作ったんだ?」モグモグ
ダイゴ「・・・俺だ」
リン「え・・・」
ネコ「ダイゴはSKYのお母さんだからね~」
ダイゴ「茶化すな」
リン(可愛いエプロンだな・・・)
キリノ「しかしこんなに沢山の食材は・・・」
タケハヤ「開発班に髪飾りの依頼出した後に13班と1狩りしてな」
アイテル「そこまでやってたのね・・・」
タケハヤ「ありがとな、アイテルも喜んでくれたぜ」
レイミ「それほどでも~」
ミイナ「はい13班、お酌してあげます」
ミロク「ず、ずるい!俺もやる!」
タケハヤ「なぁアイテル」
アイテル「?」
タケハヤ「お前には俺しかいないのかもしれねぇけどさ」
タケハヤ「こうやってお前の為に集まってくれた」
タケハヤ「ダイゴも、ネコも、SKYの奴らも、13班達も・・・」
タケハヤ「それにその柱の影で寂しく飲んでる奴もな」
エメル「・・・・フン」グビグビ
アイテル「姉さん・・・」
タケハヤ「俺達は家族だ、全員な」
タケハヤ「そういうのも、悪くないと思うぜ?」
アイテル「そうだね・・・でも」
アイテル「私はやっぱりタケハヤが1番かな」
タケハヤ「おいおい・・・」
アイテル「ねぇタケハヤ」
タケハヤ「ん?」
アイテル「今夜は寝かさないからね、溜まった分は、返してもらうから」
タケハヤ「」
アイテル「うふふ・・・楽しみ」
それから、人竜ミズチを討伐し、真竜ニアラ、真竜フォーマルハウトの襲撃も、13班を中心とした人々の奮闘で退けた
しかし、それによって犠牲となった人々も多い、アイテルの姉、エメルも・・・
そして、彼女達は・・・・・
~あれから長い年月が過ぎた とある場所~
人類戦士タケハヤ「・・・・・・・」
アイテル「タケハヤ・・・やっと戦いは終わったのよ・・・」
アイテル「だから、ゆっくり休んでね」
アイテル「私の愛しいタケハヤ・・・」
アイテル「それにしても・・・・・」
アイテル「これってある意味緊縛プレイじゃない?」
アイテル「ヤバイ・・・そう考えると震えてきた・・・」ゾクゾク
アイテル「ちょっと町へ繰り出しましょう・・・」
人類戦士タケハヤ「・・・・・・」
~東京~
アイテル「ふぅ・・・大部この町も穏やかになったわね・・・」
アイテル「この平和は沢山の犠牲の上に成り立ってるというのに・・・」
アイテル「ここは・・・本屋かしら・・・」
アイテル「ちょっと覗いていきましょう」
~本屋~
アイテル「ふむふむ・・・」ペラ
アイテル「まさかこんな夜の楽しみ方があるなんて・・・」
アイテル「タケハヤ・・・これからも退屈しないで済みそうよ」
アイテル「うふふふふふ・・・・・」
ミオ「あれ、あの本屋で笑ってる子って・・・・・」
~おわり~
これで終わりです
セブドラは命の儚さを教えてくれるゲームでした・・・
それと次回のPXZにタケハヤかだれか参戦してくれる事を密かに願ってます
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