幼馴染「次の月曜は学校行くって約束したよね!」(57)

幼馴染「なんでまだ寝てるの?早く行こうよ!」

引きこもり「…」(ゲームに負けたら相手の言うことなんでも聞くとか
言われたらとりあえずはやるだろ)

幼馴染「僕との約束破るの?」

引きこもり「…」(そんな約束守るわけないだろヴァーカwてか怒り顔も素敵w)

引きこもり「イヤ…ソノ」(まぁだるいし、とりあえず仮病いっとくか…)

幼馴染「そんなの酷い…」ウルウル

引きこもり「!」(!)

引きこもり「ソノ…ソウイウンジャ…」アセアセ(その泣き顔はたまんないすわww)

幼馴染「なら学校行こう?」ウルウル

引きこもり「デモ…」(心のフォルダーに百万回保存、当分オカズに困らんなw)

幼馴染「大丈夫だよ!なにかあったら僕が守ってあげる!」

引きこもり「ウゥ…」(しかし、ちょっとウザイな)

幼馴染「ね!」

引きこもり「…」(一日だけ付き合って困らせたり、嫌がるような状況へ→怒るor泣かせる→オカズget!!&縁が切れる!)

引きこもり「コレダナ…」(これだな!)

幼馴染「?」

引きこもり「ワカッタ…イク…」(充実したオナニーライフのためになwww)

幼馴染「本当!?」パァァ


引きこもり「…」(笑った顔も、いいけどな)

引き「…」(さて、幼馴染が困るようなこと、か)チラッ

幼馴染「~~~♪」テクテク

引き「…」(そもそもこいつなにが弱点なんだっけ?)チラッ

幼馴染「さっきからこっちチラチラ見てどうしたの///」

引き「イヤ…ナンデモ…」(なに照れてんのコイツ)

幼馴染「ふうん?」

幼馴染「それにしても、その喋り方も治さないとね~♪」

引き「…ウン」(とりあえず思いついたとこから行くか)

引き(まずは軽くジャブで下ネタからだ!)

引き「アノ…」(聞く人皆が赤面して逃げ出していく、
俺の超絶下ネタテクをみせてやるぜ!)

幼馴染「どした~?」ニコニコ

引き「ウッ…エト…ソノ…」(しまった!)

引き(暫くの引きこもりライフのせいで、目が合った相手とうまくしゃべれん!)

引き(ならば、体に直接!ヘタしたら捕まるけど!)

引き「…」シュッ 『乳房・接触(boin・touch)』

幼馴染「キャッ///」

引き(これは泣くか、怒るかして愛想尽かしてくれるはず!)

幼馴染「もう///えっち///」

引き「」(えっ)

幼馴染「勝手に胸触っちゃだめだぞ~♪」

引き「ゴ、ゴメンナサイ」(バカな…なんだこの反応…恥女か!?)

引き(今のとこ作戦はすべて失敗で学校到着か)

幼馴染「じゃ、僕のクラスこっちだから!」

引き「…」(違うクラスだったのか)

幼馴染「僕がいなくてもちゃんと授業受けるんだよ!じゃあね!」

引き(授業中にしてやろうと思ってたことはできないか…)

引き(………寝るかな)

>>7
痴女?

痴女だな

>>9 >>10 ホントだ単純なミスすいません!

―――――昼休み

引き(来たよ…地獄の時間…)

引き(なにが地獄って)

ギャル女「ウワッ、気づかなかったけど、アイツ来てるよwww」

チャラ男「マジ?何しに来たんだアイツwww」

dqn「さんざんいじめてやったのにまた来たのかよww」

ギャル女「ドmなんじゃね?wwww」

引き(クズどもの好奇の目にさらされるわ)

引き(更には)

会長「男クーン!ごはん食べましょー!」

副会長「男?たまには私と食べない?」

会長「恋人は私よ!」

副会長「言ったでしょ?略奪愛よ、略奪愛!」

男「二人とも!声が大きいよ///。」

引き(このようなものや)

姉「弟」

弟「姉さん!クラスにはくるなってあれほど」

姉「一緒にお弁当」

弟「話聞け!」

姉「あーん」

弟「////」

引き(のようなリア充イベントが俺の精神を蝕む)

引き(後者の方は姉弟のようだが…いいのか?)

引き(便所飯しようにも朝幼馴染に急かされたせいで飯がない)

引き(動くだけしんどいし、ここも寝て過ごす…)

ガラッ

幼馴染「引きこもりー!ご飯食べよー」

引き「!?」

幼馴染「引きこもり~?寝てるの?」

引き(嘘だろこいつやめろよまじで)

引き(変に目立つだろうが!!)

引き(…いや、まてよ?)

幼馴染「引きこもりー?起きてよー」

引き(ここで無視し続けたら、今朝の作戦に繋がるのでは?)

幼馴染「起きてよー!せっかくお弁当作ったのにぃ!」

引き(そうと決まれば無視だ無視!
手作りお弁当に一瞬惹かれたのは内緒だ!)

幼馴染「もう!おきろってば!」メキョォ

引き「~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッッ!!!???」

引き(な、なんだ今の激痛!?)

幼馴染「やっと起きた~♪お弁当食べよ♪」

引き(人体から聞こえてはいけない音まで聞こえた)コクコク

幼馴染「~♪」

引き(計らずしも、一緒に食べることになったが)

幼馴染「はい、引きこもりのお箸」

引き(これを逆にチャンスに変える!)

引き(作戦はこう!飯を食う→まずいふり→罵る)

引き(姑が嫁をいびるのにありがちな手だが、ありがちということはそれだけ成功率も高いはず!)

引き「…イタダキマス」(さぁ、その顔歪めてやるぜぇ!)

幼馴染「召し上がれ♪」

引き「…ゴチソウサマ」

幼馴染「お粗末さまでした♪

引き(普通に食べとった…)

引き(敗因はこれもありがちで簡単だな)

引き(すごくおいしくて、俺の好物ばかりだった)

引き(流石に好物を罵ることはできなかったよ…)

幼馴染「お腹いっぱいだね~」

引き(まぁいい。昼休みはまだ終わりじゃない!)

引き(これならどうだ!ゲテモノ作戦!)

引き(この、校庭になぜか居た毒々しいカエルを…)

引き「エイッ」(幼馴染へシュゥゥト!)

ポスッ

幼馴染「なに?これっ、て、キャァァァァァァ!」

引き(よし!作戦成功か!?)

幼馴染「な、なんでこんなとこに、イシカワガエルがいるの!?」

引き(ん?)

幼馴染「まさか、引きこもりが連れてきてくれたの?」

引き(あれ?)コクコク

幼馴染「私がカエル好きなの覚えててくれたんだ!ありがとう!
それに、この子、絶滅危惧Ⅰb類の天然記念物なの!早速先生に知らせなくちゃ」スタスタッ

引き(…もうやだあの子)

引き(くそっくそっ)

引き(どうしてやることなすことが裏目に…)

引き(……もういい…帰ろう…)

引き(久々の外出で疲れた…)

引き(それに早く帰らないと)

dqn「引きこもりくーんwwwちょっとつきあってくれるかなぁwww」ニヤニヤ

チャラ男「すぐ済むからよwww」ニヤニヤ

引き(ほらね…)

dqn「なーんで学校来るかな!?」ドム

引き「ウッ…」(畜生、幼馴染みのせいで踏んだり蹴ったりだ)

ギャル女「ウッ…だってwwwマジキモーイww」

チャラ男「次学校きたら、マジで殺すよ~ww」ボコッ

引き「ウワァッ…ゲホゲホ」

幼馴染「ちょ、ちょっと!?引きこもり!?あんた達、何してんのよ!?」

dqn「あン?だれだっけこいつw」

ギャル女「コイツ引きこもりと飯食ってた女だわw」

dqn「え、なにカノジョ!?wこんなののかよ?ww」

チャラ男「おじょーさんwwこんなの捨てて俺とかどーよwww」

幼馴染「触んないで!引きこもりを離しなさい!」パシッ

ギャル女「振られてやんのww」

チャラ男「ッ…イって―な、可愛いからって、調子こいてんじゃねーぞ!」

dqn「こいつ、剥いちまわねw」

引き「エッ…チョ…ソレハ」(やばい!幼馴染ぃ!)

チャラ男「いいねーwwww」

ギャル女「キャーサイテーwwww」

dqn「おらっ、こっちこい!」

その刹那、幼馴染の姿が消え、dqnの体が高く宙を舞う
何をされたのか分からないdqnはそのまま地面にたたきつけられ失神

引き(昼休みにあいつから一発貰って思い出したけど…)

宙を舞うdqnを茫然と眺めているチャラ男の喉元を刈る
チャラ男はアヒルが喉を絞められた時のような声を出して昏倒した

引き(あいつ、昔から腕っ節が立つんだよな…)

俺が止めようとしたのは、dqnではなく
幼馴染がやり過ぎることを止めようとしたのだ

引き(息はあるよな…?)

ギャル女「ア、ワワ…」

幼馴染「ねぇ、こいつらに言っといてくれる?」

ギャル女「は、ハイ!」

幼馴染「次したら、許さないって」

ギャル女「し、失礼しました!」


引き「ア、アノ…」

幼馴染「ごめん!引きこもり!」

引き(!?)

幼馴染「私がもっと早くきていれば、殴られずに済んだのに!」

引き「イヤ…」(な、なんで謝るんだ)

幼馴染「私が守るって言っておきながら連れ出したのに、約束守れなくてごめんなさい!」

引き「イイヨ…キニシナクテ…」(迷惑かけてるのは俺なのに)

幼馴染「でも、今日学校に連れ出したのはね、本当は、あなたに勇気を見してほしかったからなの。」

引き(なんだ!?急に…)

幼馴染「あなたが勇気を出して学校行ってくれたら、私も、この気持ち、勇気出して伝えられると、思ったから…」

引き(やめろ!俺は勇気なんか出しちゃいない!)

引き(俺はお前に嫌がらせしようと…)

幼馴染「こんな時、言うのも変かもしれない。」

幼馴染「だけど、言わせて下さい」

引き(やめろそんなの!)


幼馴染「あなたのことが、好きです」

引き「yめr…」

幼馴染「えっ?」

引き「やめろよ…やめてくれよ!そんな憐み!

いじめられて、それがいやで引きこもって、お前に学校に連れ出されて、お前に嫌がらせして、

それで情けなく守ってもらって!こんなやつのどこが良いんだよ!

こんな人間が好かれるはずないんだよ!

そんな中で告白なんかされたって、憐みにしか感じないんだよ!

いい加減うっとうしいんだよ!お前は!」

引き「もう俺にかかわらないでくれよ…お前といるのはしんどいんだ…」

引き(うわー勢いにまかせて言い過ぎたな)

引き(絶対一発は貰うだろ)

引き(………)

引き(……)

引き(あれ?)チラッ

幼馴染「ご、ごめんなさい…」ポロ

幼馴染「僕が君を苦しめてたなんて…」ポロポロ

幼馴染の一人称途中で変わっとった

幼馴染「僕がっ…僕が…ヒック君を…」

ダッ

引き「あ、おい!」

(いや、俺に引きとめる権利なんて無い。俺が幼馴染を拒んだんだから)

引き「にしても、あの泣き顔」

引き「ちっとも興奮しなかったな…」

引き「くっそ!なんだよ!畜生!」

引き「家帰って、寝よ…」

幼馴染(引きこもりに嫌われた…)

幼馴染(幼馴染を助けようとして、僕が彼を追い詰めてた)

幼馴染「うぅ…引きこもりぃ…」ポロポロ


チャラ男「あっれー?泣いてるゥ?」

幼馴染「!?あんた達!?」

チャラ男「あの男に振られたりでもしたのかな?」

チャラ男「やーねー。俺もね、流石にぃ、やられっぱなしは癪に障るんで、仕返しにやってきましたぁ!」

幼馴染「…懲りないね。いいよ?
でも、僕は今とっても虫の居所が悪いから、手加減出来ないよ?」

チャラ男「真っ向からやりあったら負けるに決まってんじゃんwだからさぁ?」ニヤ

dqn「こういう手を使うのさ」バツンッ

幼馴染「しまっ!?」(背後から!?)

幼馴染「キャッ…」(引きこもりぃ…)ガク

チャラ男「キャッ、だとよwかわいいねぇww」

dqn「この特注スタンガンすげぇなww」

チャラ男「じゃ、このアマ運んでさっさとやろうぜ?」

dqn「んで、その様撮ってアイツに見せてやろうぜww」

引きこもり(やっぱり、一言謝るべきかと思い、追いかけてきたらこんなことに…)

引きこもり(どうする…警察か…)

引きこもり(そんなことしてたら間に合わない!)

引きこもり(いますぐ…でも…)

引きこもり(幼馴染…。俺はさっき嘘をついた。俺は、お前が、お前が引きこもっていた俺に手を差し伸べてくれてホントは嬉しかったんだ。俺はそんなお前にひどいことを…)

引きこもり(迷ってる時じゃない!沢山救われた分、俺が、彼女を救うんだ!)

引き「ま、まて」

チャラ男「ん?」

dqn「あれwひきこもりじゃんwww」

引き「幼馴染を離してく…離せ!」

チャラ男「何しに来たんだよww」

引き(出てきたはいいけどなんも考えてなかった)

チャラ男「この子が俺らにやられるのでも見に来たのか?」

引き「させるか!!、うわあああああ!!」

dqn「お、おい、もう30分だぜ」ハァハァ

チャラ男「いい加減、そこでくたばってろよ」ハァハァ

引き「く、」(引きこもってなまった体じゃだめか!?)

dqn「もうだるいし、手も痛いし、スタンガンつかわね?」

チャラ男「さんせー。どうせなら最大出力で殺そ♪」

引き「!?」(ここまでか…)

dqn「しぃぃねぇぇやぁぁ!」

引き(ほんと…踏んだり蹴ったりだ)

メキョァ

引き(?痛くない?)

引き(てか、メキョァって効果音)

引き(スタンガンに合ってなくね?)チラッ

目を開けると、dqnが幼馴染に金的を喰らっていた

dqn「か…かぺぺ」ガクガクピクピク

チャラ男「嘘だろ!?あのスタンガン喰らったら30分じゃそこらじゃ…」

それは一般人の場合であり幼馴染にそれはあてはまらない

幼馴染「引きこもりイジメタイジメタ」

10年前にもこのセリフを聞いた

その時も幼馴染がピンチの俺を助けてくれた

ただし、その時の相手はクマだ

チャラ男「あ、はあはははは、ひぃぃぃ」

この男が敵うはずがない

あの後、幼馴染がやつらを殺しかねない勢いだったので、流石に止めに入った。
あんなのを裁くのに幼馴染の手はよごさしちゃいけない。警察で十分だ。

引き「結局、また助けられちゃったな。かっこわり」

幼馴染「ううん、そんなことない」

幼馴染「僕だって助けられた。動けなくなってたし、あのままじゃ本当に襲われてた。
それに、スタンガン喰らってしっかりとは覚えてないけど、僕を守って戦ってた君の背中、すごく男らしかった。かっこよかった」

引き「…///」
幼馴染「//」

幼馴染「さてと、じゃあ僕は帰るよ」

引き「え?」

幼馴染「今まで付きまとってごめんね」

引き「ちょ、ちょっと」

幼馴染「もうしないから、許してね」

引き「待てって!」

幼馴染「それじゃ!さよなら!」

引き「俺の話も聞いてください!思い込み娘!」

幼馴染「だって…もうつきまとうなって…」ポロポロ

引き「あー、泣かんで下さい。あなたの泣き顔は苦手になりました。あとあれは俺が言い過ぎただけです!ホントは付きまとわれて嬉しかったんです!照れ隠しです!」

幼馴染「ふぇ?」グスッ

引き「だからーそのーつまりあれだ!」



引き「明日からも俺に付きまとってください!」

幼馴染「いいの?また君を苛立たせるかも」
引き「俺が子供だけだ。お前は悪くなんて無い」

幼馴染「……プッ」
引き「な、なんだよ///」
幼馴染「いや、なんか、おかしくて」クスクス
引き「くっそー言うんじゃなかった///」

幼馴染「わかったよ♪一生付きまとってあげる♪」

幼馴染「次の月曜は学校行くって約束したよね!」


支援、見てくれた人、ぐだぐだな文にお付き合いいただきありがとうございました
途中から色々おかしくなりましたが、なんとか終わらせました


俺も引きこもれば
僕っ娘幼馴染が出来るのか?

実は途中出てきたキャラクターは前作日曜日編と前々作の土曜日編のキャラです
突然出てきて困惑した方、居たらすいませんでした
どこかに少しだけ出してみようかなと思ったんですが、完全に蛇足でした

次は『火曜日』をタイトルに入れます
その時は宜しくお願いします

>>1はあの会長と副会長と妹のあれ書いた人?

>>50
少なくとも私には来ませんでした
彼女のような存在がいればあああああ

>>52そうです!
読んでいただいたようでありがとうございます

副会長との決着もどこかで必ず付けないといけませんね
考えときます
おやすみなさい

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