凛「あれ、何だろこの花・・・」 (171)
デレマス(アニメ世界)でセブンスドラゴンネタです
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凛(朝起きたら店先に見た事もない花が咲いていた・・・)
凛「お母さん、あの花は?」
凛母「さぁ?いつの間にか咲いてたのよ、図鑑にも載ってないし、ちょっと不気味ね」
凛「ふーん・・・」
凛「それにしても不思議な花だな・・・」
~346プロ CPルーム~
卯月「これがその花ですか?」
凛「うん」
未央「ふむふむ・・・これは・・・」
凛「わかるの?」
未央「いや全然」
凛「あっそ・・・」
美波「綺麗だけど・・・見た事もない花ね」
アーニャ「ダー、ロシアでも見た事、ありません」
蘭子「正に魔界の花・・・近寄り難いな・・・」
李衣菜「何かロックな花だね」
みく「わけわからんにゃ・・・」
莉嘉「でもお花なんだし害はないんじゃない?」
みりあ「きっと新種の花なんだよ!」
きらり「そうだといいにぃ☆」
かな子「杏ちゃんはどう思う?」
杏「う~ん・・・まさか大きな災厄の前触れ・・・なんてね」
智絵里「こ、恐いですね・・・」
杏「冗談だよ冗談、まぁでもただならぬ気配を感じたのは確かだよ」
凛「そういえば私も・・・」
卯月「私も何かこの花から恐い何かを感じます・・・」
ガチャ
武内P「おはようございます」
凛「あ、プロデューサー、おはよう」
全員「おはようございまーす!」
武内P「皆さんどうかされましたか?」
未央「しぶりんが何か変な花見つけてさ」
武内P「変な花?」
凛「うん、これだよ」
武内P「な!?そ、それは・・・」
卯月「プ、プロデューサーさん?」
美波「もしかして、この花の事知ってるんですか?」
武内P「ついに来たんですね・・・」
杏「来たって何が?」
武内P「渋谷さん、これをどこで?」
凛「どこって・・・家の店先にいつの間にか咲いてたんだよ、少しだけど」
武内P「そうですか・・・」
武内P「渋谷さん、それに皆さんもその花に近づいて何か体調に変化はありませんか?」
かな子「いえ、別に・・・」
きらり「とってもハピハピだにぃ☆」
蘭子「我の魔力もいつも通りだ・・・」
武内P「そうですか、やはり私の目に狂いはなかった・・・」
凛「だからどうしたのさ一体・・・」
武内P「皆さんよく聞いて下さい、実は・・・」
莉嘉「み、みんな!」
みりあ「ちょっと外見てよ!」
李衣菜「どうしたのさ一体・・・ってこれは!」
みく「凛チャンの持ってきた花が町中に咲き乱れてるにゃ!」
アーニャ「круто・・・凄く幻想的な光景ですが・・・」
智絵里「こ、恐いです・・・」
凛「これは一体・・・」
武内P「こ、こんなに浸食が早いとは・・・」
未央「だから何なのあれは!」
武内P「この花はフロワロといって、非常に毒性の強い花なんです」
卯月「え、えええ!?」
杏「でも杏達ピンピンしてるけど?」
武内P「それはあなた達がある素質の持ち主だからです」
凛「ある素質?」
武内P「それは・・・」
ギャオオオオオオ!!!
未央「な、何この鳴き声!?」
武内P「全てを喰らう魔物、ドラゴンを狩る素質です」
杏「ドラゴンって・・・そんなファンタジーじゃあるまいし・・・」
きらり「でも杏ちゃん、あのお空を飛んでるのって・・・」
未央「うん・・・ゲームとかでよく出てくる・・・」
蘭子「ドラゴン・・・よもや実在していたとは・・・・」
美波「しかもあんなにたくさん・・・」
卯月「私達が狩る・・・そんな事本当にできるんでしょうか・・・」
ゴゴゴ・・・
李衣菜「わっ!何この揺れ!?」
ちひろ「大変です!」
武内P「どうしました!?」
ちひろ「ドラゴンが一匹、中庭に降り立ちました!しかも帝竜クラスだと思われます!」
武内P「何ですって!こうしてはいられません!」ダッ
みく「あ、Pチャン!」
凛「どこ行くの!?」
~中庭~
帝竜キング「グルル・・・」
武内P「やはり帝竜・・・しかしこれ以上好き勝手はさせません・・・」
キング「ほう、人間の分際で我に挑むとは・・・身の程知らずが!」
卯月「プロデューサーさん!」
未央「てゆうかあいつ喋ってない?」
武内P「皆さん!私が時間稼ぎしてる間に逃げてください!」
凛「アンタ・・・まさかコイツと・・・」
武内P「ハアアアアアアア!!!!」バサッ
凛「な・・・」
卯月「プロデューサーさんが・・・」
未央「何か翼とか生えて剣構えてるんだけど!」
キング「ほう、我らの力を取り込みし者か、面白い」
武内P「さぁ千川さん早く皆さんを・・・」
ちひろ「わかりました!さぁこちらへ・・・」
凛「ちょ・・・プロデューサー!」
武内P「ハアアアアアアア!!!」バッ
キング「ギャオオオオオオオオ!!!」
~3日後 合宿所~
卯月「プロデューサーさん・・・大丈夫でしょうか・・・」
未央「あれから全然帰ってこないもんねぇ・・・」
ちひろ「まだここはフロワロに浸食されてないようですね・・・」
ちひろ「でも他部署の何人かのアイドルや美城常務が行方知れずになっているそうです・・・」
莉嘉「お姉ちゃん・・・」
卯月「私達のパパやママは無事避難所に着いたって連絡ありましたけど・・・」
みりあ「これからどうなっちゃうのかな・・・・」
凛「そもそもドラゴンって何?それにプロデューサーのあの姿は・・・」
ちひろ「それは・・・」
菜々「私がお話しましょう・・・」
みく「菜々チャン!?」
李衣菜「どうして・・・」
菜々「彼らは星に生命の種をまき、それが成長して来たら狩りに来るんです」
菜々「まるで人間が作物を育てるように・・・」
卯月「ひどい・・・」
菜々「かつて私の星も彼らに喰われてしまいました・・・」
李衣菜「え・・・」
みく(ホントにウサミン星人だったのかにゃ・・・)
ちひろ「菜々さんの情報を元に我々は密かにドラゴンの研究を進めてきました」
ちひろ「そして彼女が提供してくれたドラゴンの検体を人間に取り込む事で強化する計画が進められた・・・」
凛「それが・・・プロデューサー・・・」
ちひろ「でもまだ試作段階・・・どこまで持つかわかりません・・・」
未央「そんな・・・」
ちひろ「でもあなた達なら・・・プロデューサーさんが集めてくれた生まれつきフロワロに耐性を持つあなた達なら・・・」
ちひろ「この事態を、どうにかできるこもしれません・・・」
卯月「そう言われましても・・・」
ちひろ「ここに武器もありますよ、後は覚悟があれば・・・」
智絵里「か、覚悟・・・」
杏「杏も死にたくないけどねぇ・・・」
かな子「ね、ねぇこれ・・・」
きらり「こ、これって・・・」
蘭子「魔の花か・・・よもやここまで・・・」
美波「ここに咲いてるって事は・・・」
アーニャ「дракон・・・ドラゴン、来ちゃいます・・・」
??「ギャオオオオオオオオ!!!」
未央「あ、あれ!」
卯月「ドラゴンです!」
ワイバーン「グルル・・・」
凛「!」ダッ
ワイバーン「ゴアアアアアア・・・」ゴゴゴ
きらり「ドラゴンさん口大きく開いてるにぃ」
杏「炎攻撃か・・・定番だね」
未央「関心してる場合じゃ・・・ヤバイって!」
凛「でやあああああ!!!」
ズバン!
ワイバーン「ギャアアアアアアアア!!!」
卯月「凛ちゃん!」
未央「しぶりん!いつの間に刀なんて・・・」
凛「わからない・・・勝手に体が動いて・・・でも!」
ワイバーン「グルル・・・」
凛「この力で・・・皆を護れるなら・・・」
凛(サムライ)「私は・・・戦う!」
ワイバーン「ガアアアアアアアア!!!」バッ
凛「大・・・一文字!!!」
ズバアアアアアアアン!!!
ワイバーン「グギャアアアアアア!!!」ドサッ
未央「やった!やったよしぶりん!」
卯月「凄いです凛ちゃん!」
凛「待ってて、プロデューサー・・・」
タタタ・・・
未央「あ、ちょっと待ってよしぶりん!」
卯月「私達も行きましょう!」
ちひろ「行くならちゃんと武器も持って行って下さいね!」
~346プロ~
未央「こ、ここが346プロ?」
卯月「まるで迷宮ですね・・・」
美波「ドラゴンには空間を操作する力もあるって菜々さんは言ってたけど・・・」
蘭子「正に魔宮・・・竜の巣窟だな」
凛「皆静かに・・・どこから敵が来るかわからないんだから・・・」
ラビ「ピー!」
みく「あ、ウサギさんだにゃ!」
ラビ「ピー!!!」バッ
李衣菜「わ!襲ってきたよ!」
凛「・・・・・ハッ!」
ズバン!
ラビ「ピギャー!」ドサ
みりあ「びっくりしたぁ・・・」
杏「ドラゴン以外の敵もいるなんて・・・フロワロの影響かな・・・」
凛「油断しないで、そろそろ中庭だよ」
~中庭~
凛「プロデューサー!」
武内P「ハァハァ・・・渋谷さん・・・それに皆さんも・・・」
卯月「酷い傷・・・」
未央「そうだ・・・あのドラゴンは!?」
手負いの竜王「ガハッ・・・かやつめ・・・人間の分際で中々やる・・・」
アーニャ「 рана・・・傷だらけ・・・ですね」
莉嘉「P君凄い・・・」
凛「プロデューサーは休んでて・・・後は私が・・・」シャキン
武内P「はい・・・」ガクッ
みく「Pチャーン!!!」
智絵里(ヒーラー)「た、多分気絶しただけじゃないかと・・・私が見てますね・・・」
凛「お願い・・・さぁ、行くよ!」
手負いの竜王「小娘が・・・舐めるなぁ!!!」
手負いの竜王「ガアア!」ブン
凛「くっ・・・」ガキン
手負いの竜王「クカカ・・・防ぐのが手一杯か・・・」
凛「こ、こんなボロボロの奴に・・・」
手負いの竜王「止めだ!」ゴゴゴ・・・
凛「ヤバ・・・よけきれ・・・」
バキュン!
手負いの竜王「グアッ!」
凛「え・・・」
アーニャ(トリックスター(銃))「エイミング・ショット・・・見事命中・・・ですね」
凛「アーニャ・・・」
美波「そうね・・・凛ちゃん、皆で戦いましょう!」
凛「う、うん!」
手負いの竜王(盲目状態)「ク・・・小癪な・・・」
美波「私も行くわよ!ハァァ・・・」ピキピキ
アーニャ「замерзать・・・ミナミのナイフが・・・凍って・・・」
美波(ルーンナイト)「アイス・・・ソード!!!」
パキイイイイイイン!!!
手負いの竜王「グアアアアアアア!!!」
蘭子(メイジ)「我も続くぞ!今全てを凍てつかせん・・・」ゴゴゴ・・・
蘭子「ブリザード!!!」
ビュオオオオオオオ!!!
みく(ローグ(弓))「みくも負けてられないにゃ!ヘッドショット!」バシュ!
李衣菜(ファイター(斧))「お、じゃあ続けて行くよ!アローフォロア!」ズバン!
手負いの竜王「グギャアアアアアア!!!」
手負いの竜王「く、調子に乗るな・・・」
莉嘉「あわわ・・・盲目が解けちゃったよ・・・なら!」
莉嘉(トリックスター(短剣))「痺れさせてあげるよ!タランテラ!」グサッ!
手負いの竜王「グア・・・」ビリビリ
莉嘉「今だよ2人共!」
みりあ(フォーチュナー)「うん!レベレーション(血)!」バシュッ!
きらり(パニッシャー)「おっけおっけ☆ハピハピドラゴンバスターだにぃ☆」
ドカアアアアアアアアアアン!!!
手負いの竜王「グアアアアアアア!!!」
手負いの竜王「おのれええええええ!!!」ブン
ガキン!
手負いの竜王「何!?」
かな子(ナイト)「ガーディアン・・・何とか防げた・・・」
杏「おー!やるねかな子ちゃん」
手負いの竜王「くそおおおおお!」ブンブン
かな子「あ、杏ちゃん早く・・・」
杏「待ってね~中々手札が・・・来た!」
杏(デュエリスト)「出でよ!氷のマジュウ!」カッ
氷のマジュウ「ヒュオオオオオオ!!!」ピキピキ・・・
手負いの竜王「」カチーン!
卯月(アイドル)「皆さん!頑張って下さい!気ままにオンロード!」キュピーン!
未央(ゴッドハンド)「おお!何かやる気出てきた!ドリルクロウラー!」ドカッ!
手負いの竜王「グオッ・・・」
未央「さぁしぶりん!止めだ!」
凛「うん・・・じゃあ行くよ・・・」スウウウウウ・・・
凛「必殺・・・八岐大蛇突き!!!」
ズバババババババ!!!!
手負いの竜王「ギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」
ドサッ
全員「やったー!!!」
未央「やった!やったよしぶりん!」ダキッ
卯月「私達皆の勝利です!」
凛「うん・・・そうだね・・・」
凛「そうだ、プロデューサーは?」
智絵里「キュア!リザレクション!」
凛「目・・・覚めないの?」
智絵里「はい・・・傷は治ってるんですけど・・・」
杏「3日ぶっ通しで戦ってたんだもん、ある意味当然かも」
かな子「そんな・・・」
卯月「これからどうしましょう・・・」
未央「ボスっぽいのやっつけたのに状況変わってないしねぇ・・・」
凛「でも・・・この建物のフロワロは消滅したみたい」
美波「とりあえずここは使えるって事ね・・・」
パキパキ・・・
蘭子「な・・・ドラゴンの体に亀裂が・・・」
アーニャ「ダー、本当です!」
パッキーン!
??「ふああ・・・一体何事ですかぁ?」
凛「え・・・嘘・・・」
卯月「な、何でまゆちゃんがドラゴンの中から・・・」
まゆ「わかりません・・・あの変な花が咲いたら意識が飛んじゃって気付いたらこうなってたんですよぉ」
みりあ「どういう事かな?」
菜々「う~ん・・・こんなケースは初めてですね・・・」
みく「菜々チャン・・・いつの間に・・・」
ちひろ「私もいますよ」
杏「う~ん・・・もしかしたらドラゴンの魂が人間の体を核にして肉体を形成してるとか?」
きらり「どういう事かにぃ?」
杏「丁度アイスとアイスの棒みたいな事だよ」
きらり「ああ、成程にぃ☆」
莉嘉「じゃあお姉ちゃんももしかしたら・・・」
ちひろ「可能性はありますね、行方不明のアイドルは後6人、確認されてる帝竜も後6匹ですし・・・」
李衣菜「え・・・まだそんなにいるの・・・」
未央「よ~し・・・なら全部の帝竜倒しちゃおう!」
アーニャ「ダー!そうですね!」
美波「そうしないとフロワロ祓えないし・・・」
卯月「それができるのは私達だけなら、頑張るしかありません!」
凛「そうだね・・・やるしかないよね・・・プロデューサーもこんなになるまで戦ってくれたし・・・」
未央「よし!そうと決まれば手分けして倒していこう!」
卯月「皆さん!絶対に無理はしないで、頑張っていきましょう!」
全員「おー!!!」
~東京地下道~
李衣菜「うう・・・暗いなぁ・・・」
みく「も~しっかりするにゃ!」
李衣菜「そんな事言ったってさ・・・先も見にくいし・・・」
みく「確かに薄気味悪いにゃ・・・あ、ここがちひろさんからもらったレーダーの場所かな?」
李衣菜「そうだね・・・地下水が溜まってるのかな・・・」
??「ククク・・・ようこそ漆黒の世界へ・・・」
みくりーな「で、出たー!!?」
帝竜デッドブラック「我が名はデッドブラック、闇を支配する者なり・・・」
李衣菜「わ!全身真っ黒のドラゴンだぁ!」
みく「と、とりあえず戦闘開始にゃ!」
デッドブラック「我が完全なる闇を受けてみよ!」ゴオオオ・・・
李衣菜「あれ・・・何か意識が遠のいて・・・」
みく「ちょ・・・気を確かに!一旦離れるにゃ!」バッ
李衣菜「危ない危ない・・・あの黒いモヤみたいなのに触れると1発でアウトみたいだね・・・」
みく「何て厄介な奴だにゃ・・・」
デッドブラック「ククク・・・闇の中で我は無敵・・・」
李衣菜(闇・・・もしかして・・・)
李衣菜「みく・・・ちょっと・・・」ゴニョゴニョ
みく「おお、りーなチャン冴えてるにゃ!」
みく「行くにゃ!エクゾースト発動!」キュイーン!
みく「フォーリング・・・スター!!!」バシュ!
デッドブラック「何処を狙っている?我はここだぞ!」
みく「わかってるにゃ!狙いは・・・」
ドカーン!
デッドブラック「な・・・まさか・・・」
李衣菜「天井だあああああ!!!」
ピカアアアア・・・
デッドブラック「天井から日の光が・・・ぐあああああ!!!」
みく「やったにゃ!」
李衣菜「やっぱり光に弱かったか・・・」
デッドブラック「おのれ・・・」シュウウウウウ
真デッドブラック「よくもやってくれたな・・・」
李衣菜「うわ・・・本体ショボ・・・」
みく「これならいけるにゃ!フォーリングスターはまだ終わってない・・・」
ヒュウウウウウウウウ・・・・ザクッ!
真デッドブラック「グアアアアアアア!!!」
みく「今にゃりーなチャン!」
李衣菜「うん!行くぞ!エクゾーストアローフォロア!!!」
ズバアアアアアアアン!!!
真デッドブラック「グギャアアアアアア!!!」
ドカアアアアアアアアアアン!!!
みくりーな「やったー!!!」
パッキーン!
夏樹「あれ・・・アタシ何でこんなトコに・・・」
李衣菜「な・・・なつきちー!!!」ガバッ
夏樹「だりー?どうしたんだよ一体・・・斧なんて持って・・・」
みく「ふぅ・・・これで1体撃破・・・」
みく「さぁ、菜々チャンも待ってるから帰るにゃ!」
~東京上空~
シュン!
ヒュウウウウウウウウ・・・・
智絵里「い、いやあああああああ!!!!」
かな子「杏ちゃん!これ落ちてる・・・落ちてるよねええええええ!!!!?」
杏「しょうがないよ、これも帝竜を倒すため・・・バンジーやっててよかった・・・」
杏「にしてもちひろさんもムチャな作戦を・・・」
??「我が領域を荒らす者は誰だ!」
杏「お、おいでなさったね」
帝竜インビジブル「血迷ったか人間共!」
杏「杏もそう思うよ・・・我ながら」
インビジブル「だが容赦はせん・・・行くぞ!」
ズババババ!!!
かな子「きゃああああああ!!!」
ガキガキンガキン!!!
智絵里「ぜ、全部受け止めた・・・」
杏「ナイスかな子ちゃん!智絵里ちゃんも回復忘れないように!」
智絵里「は、はい!」
杏「杏はその間にカードを・・・」
かな子「あ、杏ちゃん早くして・・・あのドラゴン物凄く速いからいつまでもつか・・・・」
インビジブル「フフフ・・・そろそろ限界か?」
智絵里「ああ・・・地面も見えてきました・・・」
杏「もうちょっと・・・キター!!!」
杏「出でよ!炎のドラゴン!」カッ
シュウウウウウ・・・
フレイムイーター「やぁ」
インビジブル「な、何故貴様が・・・」
杏「お、何か当たりのようだねぇ」
智絵里「ドラゴンを呼ぶなんて・・・」
かな子「杏ちゃんすごい・・・」
杏「何だかよくわかんないけどやっちゃえー!!!」
フレイムイーター「承知した、ハアアアアアアア」ゴゴゴ・・・
インビジブル「ちょ・・・待っ・・・」
ボオオオオオオオオ!!!!
インビジブル「ギャアアアアアアアア!!!」
ドカアアアアアアアアアアン!!!
杏「うっし、終わり!」
かなちえ「や、やったー!」
パッキーン!
幸子「あれ、ボクは一体・・・って落ちてるうううううううう!!!!」
杏「あ、幸子かお帰り」
幸子「一体どうなってるんですかこれは!?」
智絵里「あ、杏ちゃん、さっきのドラゴンさんに・・・」
杏「ゴメン、時間切れで消えちゃった」
かな子「え・・・」
幸子「どうするんですかあああああああ!!!!」
杏「あわてないあわてない・・・こういう時は・・・」
かな子「こういう時は?」
杏「あわてず脱出キット!ほい」
シュン
~地上~
杏「ね?助かったでしょ?」
かなちえ「ふぅ~」
幸子「」チーン
~四ツ谷~
蘭子「うう・・・」
蘭子「何でここ昼なのに暗くてお月様出てるの・・・」
蘭子「おまけにレーダーも壊れたし・・・」
蘭子「ハァ・・・カッコつけて1人で来るんじゃなかった・・・」
蘭子「ん?あれは・・・」
一般人「・・・・・」
蘭子「迷い人か・・・」
蘭子(そういえばちひろさんが一般の人が逃げ遅れてるって言ってたような・・・)
蘭子「そ、そこの迷い人よ、我と共にここを出るのだ・・・」
一般人「・・・・・」クルッ
一般人(ゾンビ)「オオオオオオオ・・・・」
蘭子「」
蘭子「い、いやあああああああ!!!!」
タタタ・・・
蘭子「こ、恐かったぁ・・・」
蘭子「これは一体どうなって・・・」
ゾンビ軍団「オオオオオオオオ・・・」
蘭子「ひいいいいいいい!!!」」ガクガク
蘭子「ああ・・・もうダメ・・・」
蘭子「我が命月下に散るか・・・これも一興か・・・」
月「・・・・」
蘭子「月・・・あれ?」
蘭子「月ってこんなに大きかったっけ・・・」
蘭子「もしや・・・マナバレット!」
ズドン!
月?「ギャッ!」
蘭子「やはり・・・月に化けるとは酔狂な・・・」
帝竜ロア=ア=ルア「フフフフフフフ・・・・・・」
蘭子「ククク・・・正体がわかれば恐るるに足らず!」
ロア=ア=ルア「フフフ・・・」
ゾンビ軍団「オオオ・・・」
蘭子「あ・・・」ビクッ
蘭子「こ・・・こ・・・」メイジズコンセント!
ロア=ア=ルア「?」
蘭子「来ないでええええええ!!!!」エクゾースト!
蘭子「はあああああ・・・」
ロア=ア=ルア「!」ビクッ
蘭子「ジエンドオブワールドオオオオオオ!!!!!」カッ
ゾンビ軍団「ギャアアアアアアアア!!!」
ロア=ア=ルア「」
チュドーーーーーーーーン!!!!!
蘭子「ハァ・・・ハァ・・・」
パッキーン!
小梅「あれ・・・ここは・・・」
蘭子「よ、よかったぁ・・・」
小梅「蘭子ちゃん・・・何だか長い夢を見てた気がするよ・・・」
蘭子「ほう、どんな夢だ?」
小梅「大量のゾンビを使役する夢だよ、楽しかったなぁ・・・」
蘭子「ハハハ・・・」
蘭子「さて、そろそろ我らの城へ帰ろうぞ!」
小梅「そうだね・・・所で」
蘭子「?」
小梅「何で町が半壊してるの?」
蘭子「え、えっと・・・」(恐怖心でエクゾーストしちゃったなんて言えない・・・)
ヒュウウウ・・・・
~お台場~
美波「寒いわね・・・」ブルブル
アーニャ「ダー、しかしお台場がこんな氷の世界になるなんて・・・」
美波「ちひろさんがくれたこの特製コートがなかったら確実に凍死してるわね・・・」
アーニャ「холодно・・・もしかしたらロシアより寒いかも、です」
美波「そろそろ最奥ね・・・」
アーニャ「ダー、ミナミ、恐くない、ですか?」
美波「恐いよ・・・でも私達がやらなくちゃいけないから・・・」
アーニャ「боялась・・・私も恐い、です」
美波「アーニャちゃん・・・」
アーニャ「だから・・・手、繋いで行きましょう」
美波「うん、そうだね!」
ギュッ
帝竜ゼロ=ブルー(何やってんだこいつら・・・)
ゼロ=ブルー「コホオオオオオオ・・・」
ビュオオオオオオオ!!!
美波「うっ・・・体が凍る・・・」ピキピキ
アーニャ「ミナミ!この・・・ニーブレイク!」バキュン!
ゼロ=ブルー「ガッ!」グラッ
美波「あ、ありがとうアーニャちゃん・・・」
美波「今度はこっちの番・・・はあああああ・・・」ゴゴゴ・・・
アーニャ「ミナミ?」
美波「ブレイブ・・・ソード!!!」
ズバアアアアアアアン!!!
ゼロ=ブルー「グアアアアアアア!!!」
アーニャ「やりましたねミナミ!」
美波「うっ・・・」ガクッ
アーニャ「ミナミ!?」
美波「この技は強力だけど・・・自分の命を削るの・・・」
ゼロ=ブルー「グガガ・・・」
美波「あ、アーニャちゃん早く止めを・・・」
アーニャ「ダー!」
アーニャ「行きます・・・エクゾースト!!!」キュピーン!
アーニャ「私のランチャーが火を噴くぜー、です!」
アーニャ「狂咲き・・・バッド・・・ヘヴン!!!」
チュドーーーーーン!!!
ゼロ=ブルー「ギャアアアアアアアア!!!」ガクッ
アーニャ「я рад ・・・やりました!ミナミ!」
美波「や、やったねアーニャちゃん・・・」ガクッ
アーニャ「ミ・・・ミナミー!!!」
美波「ZZZ・・・」
アーニャ「眠っただけですか・・・」ホッ
アーニャ「 медленно・・・ゆっくり休んでください、ミナミ」
パッキーン!
ありす「あれ?ここはどこですか?」
~六本木~
ザアアアアアア・・・
みりあ「わぁ・・・凄い滝だね!」
莉嘉「まさかビルから滝が流れるなんて・・・」
きらり「でも気をつけてね、この滝や今降ってる雨は触ると溶けちゃうってちひろさんが言ってたにぃ☆」
莉嘉「そうだね、アタシ達はこの特製コート着てるから平気だけど・・・」
みりあ「注意して進まないとね!」
きらり「それじゃしゅっぱーつ☆」
りかみりあ「おー!」
~中腹あたり~
莉嘉「ふぅ・・・結構登ったねぇ・・・」
きらり「それじゃここいらでお弁当にするにぃ☆」
みりあ「やったー!」
莉嘉「アタシからあげ弁当ー☆」
みりあ「私は幕の内弁当!」
きらり「きらりはひのまる弁当だにぃ、それじゃ・・・」
凸「いただきまーす!」
莉嘉「おいしー☆」
みりあ「都会で滝を見ながらお弁当が食べれるなんてすごいね~」
きらり「ドラゴンさん達とも楽しく食べられたらサイコーなんだけどにぃ・・・」
莉嘉「う~ん・・・それは無理じゃない?」
みりあ「でも成功したら戦わなくていいんだよね・・・」
きらり「そうだにぃ☆ドラゴンさん達ともハピハピできればきっとハッピーだにぃ☆」
~頂上~
莉嘉「やっと着いた・・・」
みりあ「わぁ!水が溜まってるよ!」
きらり「あそこにいるのがドラゴンさんかな?」
帝竜オケアヌス「シャアアアアアア・・・・」
きらり「ねえドラゴンさん、こんな事しないできらり達と仲良くし・・・」
オケアヌス「シャアアアア!!!」バシュ
みりあ「危ない!」ドカッ
きらり「にょわ?」
ジュウウウウウウ・・・
莉嘉「床が溶けちゃった・・・」
莉嘉「やっぱり共存なんて無理だよきらりちゃん、ここはアタシが・・・」
きらり「莉嘉ちゃん・・・」
莉嘉「アサシンズリアクト!」シュン
オケアヌス「シャッ!」バシュ!
莉嘉「おっと!」ヒョイ
ジュウウウウウウ
莉嘉「うわぁ・・・えんがちょされる気分を味あわせてあげるよ!」キラッ☆
莉嘉「スコルピオ!」ザクッ!
クリティカル!
オケアヌス「グアッ!」(毒状態)
莉嘉(リアクト発動)「よっし!続けて・・・ベノムアンプリフ!」ポイ
クリティカル!
オケアヌス(毒重症化)「グアアアア・・・・」
莉嘉「そして・・・ヴァンパイア!」
みりあ「わぁ・・・」
きらり「莉嘉ちゃん凄いにぃ・・・」
オケアヌス「シャアアアアアア!!!」
ザアアアアアア・・・
みりあ「わっ!雨が激しくなったよ!」
莉嘉「そろそろ決めないと・・・行くよ!」エクゾースト!
莉嘉「ハッ!」シュッ
きらり「凄い数のナイフだにぃ・・・」
莉嘉「これで決まり!磔刑・・・ディアボリカ!!!」
ズバババババババ!!!
オケアヌス「ギャアアアアアアアア!!!」ドサッ
莉嘉「やったー☆」
みりあ「やったね莉嘉ちゃん!」
きらり「それにしても莉嘉ちゃん凄く張り切ってたにぃ☆」
莉嘉「う~ん・・・何かコイツは早く倒さなきゃって気になってさ・・・」
みりあ「そうなんだ・・・不思議だね~」
パッキーン!
美嘉「う~ん・・・一体何があったの・・・」
莉嘉「お、お姉ちゃん・・・」
美嘉「莉嘉?どうしたの?」
莉嘉「う・・・うわあああああああん!!!」ビャー
ギュッ
美嘉「ちょ・・・ちょっと!」
きらり「そっか、中に美嘉ちゃんがいるって感じたから・・・良かったにぃ☆」
みりあ「えへへ・・・良かったね2人共!」ナデナデ
美嘉「みりあちゃん・・・ふひひ★何かよくわかんないけど幸せ~」
莉嘉「い、いつもにお姉ちゃん・・・かな?」
~渋谷~
卯月「こ、これは・・・」
凛「町が・・・樹海に飲みこまれてる・・・」
未央「何か不思議な光景だね~」
凛「これもドラゴンの仕業・・・早く見つけないと・・・」
未央「ん?しまむーそのアクセサリー何?」
卯月「さっきそこに落ちてたんです!何か気になって・・・」
凛「ふーん・・・それより先へ・・・」
未央「そうだね・・・ん?何か空からキラキラした物が・・・」
卯月「何でしょうこれは・・・」
凛「・・・・・」
卯月「凛ちゃん?」
凛「出たな・・・ドラゴン!」
卯月「え?」
凛「覚悟おおおおおお!!!」ブンブン
卯月「ど、どうしたんですか!?」
未央「しぶりん!?そんなに刀振り回さないでよ!」
凛「あははははは!!!!」
卯月「凛ちゃんの目が・・・」
未央「焦点が合ってない・・・まるで何かに憑りつかれてるような・・・」
卯月「早く何とかしないと・・・」
未央「・・・・・」
卯月「未央ちゃん?」
未央「く、来るな!」
卯月「え・・・」
未央「そうやってまた私を笑うんだろ!馬鹿にしてるんだろ!」
卯月「未央ちゃんまで・・・・」
未央「あははははは!!!!皆消えろおおおおお!!!」
凛「あははははは!!!!ドラゴンは全て狩りつくしてやるううううう!!!」
卯月「2人共・・・一体どうすれば・・・」
自衛隊「メカゴジラを発進させ、ドラゴンを叩く」
米軍「核を日本に発射だ」
卯月「もしかして・・・このキラキラが原因・・・」
卯月「こうなったら私がやるしか・・・」
卯月「島村卯月!頑張ります!」
卯月「スウウウウウ・・・・」
卯月「絶叫金切りV!!!」
卯月「2人共!!!目を覚ましてくださーーーーーーーい!!!!」
キイイイイイイイン!!!!
未央「わあああああ!!!耳がキンキンする!!!」
凛「う、卯月!?」
卯月「ハァハァ・・・ゴホッ!良かったぁ・・・」
凛「ゴメンね卯月・・・」
未央「不覚だったよ・・・こんなのに引っ掛かるなんて・・・ねぇ」
凛「高みの見物してないで出てきなよ、相手してあげるからさ」
帝竜スリーピーホロウ「キャハハハハハ!!!」
卯月「あのドラゴンの鱗粉が原因だったんですね・・・」
凛「全く・・・悪趣味だよ・・・」チャキ
未央「待ってしぶりん・・・ここは私が・・・」
凛「未央・・・」
未央「よくも未央ちゃんの繊細なハートを傷つけてくれたね・・・覚悟しろ!」エクゾースト!
凛「自分で言っちゃう?」
卯月「あはは・・・」
スリーピーホロウ「キャハハ・・・」
未央「ハアアアアアアア・・・・アース・・・ブレイカー!!!」
ドカッ!バキッ!グシャ!
スリーピーホロウ「キャアアアアアアア!!!」
未央「これで・・・・とどめだああああああ!!!」ブン
ドカアアアアアアアアアアン!!!
スリーピーホロウ「ギャアアアアアアアア!!!」プチッ
凛「やった・・・」
卯月「すごいです未央ちゃん!」
未央「あ~スッキリした、ん?」
パッキーン!
楓「あらあら・・・目が覚めたら森がてんこ盛り・・・」
凛「楓さん・・・」
卯月「これで救出成功です!」
未央「今連絡があったんだけど、他の帝竜も倒したって!」
卯月「流石です皆さん!」
凛「これでやっと平和に・・・」
ゴゴゴ・・・
凛「!?」
卯月「な、何・・・」
未央「今凄い殺気が・・・」
楓「あら、何かお空にいるわよ」
卯月「え・・・」
凛「あれは・・・」
??「ククク・・・まさか帝竜を全て倒すとは・・・驚きだぞ」
未央「な、何あれ・・・」
??「我が名は人竜ミシロ・・・人も竜も超越した者なり・・・」
??「我は第3真竜ニアラ・・・貴様ら人間を喰らう者なり!」
凛「第3真竜ニアラ・・・」
卯月「何て神々しい姿・・・」
未央「同時に凄まじい力を感じるよ・・・」
人竜ミシロ「・・・・・」
ニアラ「クァハクァハ・・・そこまで抵抗されると喰い甲斐あるというものよ・・・」
未央「くぅ~余裕こきやがって!」
ニアラ「さて、我は紅抗の塔の頂点にて休息した後、貴様らを喰らうとしよう」
ニアラ「それまで恐怖の時を過ごすがいい!クァハクァハ・・・」
ゴゴゴ・・・
卯月「と、東京タワーが!」
凛「空の彼方まで伸びていく・・・何て凄まじい力・・・」
卯月「ど、どうしましょう・・・」
未央「とりあえず一旦戻ろうよ・・・皆も帰ってると思うし・・・」
凛「そうだね・・・」
楓「う~ん・・・」
凛「楓さん?」
楓「何か思い浮かびかけてるんだけど・・・何かしらね?」
凛「?」
人竜ミシロ「わ、私を無視するな・・・・」
~346プロ~
未央「おお!すっかり修復されてるね」
凛「この間まで損壊が激しかったのに・・・」
卯月「一体何が・・・」
ちひろ「皆さんのお陰ですよ」
未央「あ、ちひろさん」
卯月「ただいまです!」
凛「私達のお陰ってどういう・・・」
ちひろ「実はですね・・・ドラゴンから採れる素材は非常に万能性が高くて、この通り建物もすぐ直せるんですよ」
卯月「凄いですね!」
ちひろ「後島村さんが着けてるそのアクセサリーもその1つで、身に着けてるだけで不思議な効果があるんですよ」
卯月「そうなんですか?」
未央「だからしまむーにはあのドラゴンの鱗粉が効かなかったんだ・・・」
未央「ってそんな事より!あの金ピカ竜をなんとかしないと!」
凛「あいつ神に近そうな存在なのに凄いね未央・・・」
ちひろ「そうでしたね、その件についての会議を今から始めるので皆さんも会議室に来て下さい」
卯月「はい!」
凛(あれ?後何か忘れてるような・・・気のせいかな?)
~会議室~
ちひろ「それでは菜々さん、あの真竜・・・ニアラについての説明をお願いします」
菜々「はーい!」
菜々「真竜とは・・・全てのドラゴンの頂点に立つドラゴンの事です」
智絵里「す、凄そうですね・・・」
菜々「真竜によって私のかつての故郷も滅ぼされてしまいました・・・」
みく「菜々チャン・・・」
菜々「じつはあの真竜ニアラは遥か1万年以上前の地球にも来襲してるんですよ」
李衣菜「嘘!?そんな前から!?」
美波「その時はどうしたんですか?」
菜々「多くの犠牲を出しながら・・・究極の切り札・・・竜殺剣によって撃退しました」
杏「竜殺剣・・・なんか凄そうだね」
蘭子「正に魔を討つ剣よ・・・」
きらり「じゃあそれがあればやっつけられるのかにぃ?」
莉嘉「どこにあるのそれ?」
菜々「残念ながら今は・・・」
みりあ「ないの?」
菜々「何分はるか昔の遺物ですから・・・」
かな子「そんな・・・」
凛「なければ作ればいいじゃん」
未央「そっか!ドラゴンの素材は万能だって言ってたし!」
アーニャ「ダー!それはいい考えですね!」
菜々「でも・・・」
卯月「駄目なんですか?」
菜々「流石に竜殺剣レベルの代物はそんじょそこらのドラゴンの素材じゃ・・・」
未央「ダメなのか~」
まゆ「うふふ・・・じゃあこれならどうですかぁ?」スッ
智絵里「まゆさん・・・」
菜々「これは・・・帝竜の検体・・・」
夏樹「まだまだあるぜ!」
幸子「脱出する時にこれだけは握りしめてました・・・」
小梅「役に・・・たつかな?」
ありす「いや、そうしてもらわないと困るんですけど・・・」
美嘉「こんなんで良かったらジャンジャン使ってよ!」
凛「7体分の帝竜の検体・・・これなら・・・」
未央「いけそうじゃん!」
菜々「いえ・・・」
卯月「まだあるんですか?」
菜々「竜殺剣の錬成は特別な血筋の人間しか・・・」
杏「ありゃ、それはもうどうすれば・・・」
楓「それなら大丈夫かもしれませんよ?」
菜々「楓さん?」
楓「何かこう作り方のイメージが・・・ピシッと浮かんできましたから!」
未央「マジで!?やったー!」
凛「これで何とかなりそうだね」
菜々(もしや楓さん・・・あの太古の都・・・アトランティスの王族の子孫とか・・・」
卯月「それじゃお願いします!」
楓「はい、剣さえあれば誰にもまけん・・・フフフ・・・」
ちひろ「それでは竜殺剣完成の間、さらに増加したドラゴンへの対処、お願いしますね」
全員「はーい!」
杏「そういえばプロデューサーは?こんな時だから流石に戦線に復帰して欲しいんだけど・・・」
ちひろ「それがまだ目覚めなくて・・・」
未央「どんだけパワー使ったの・・・」
卯月「プロデューサーさんの分まで頑張らないと・・・」
凛「待ってて、目が覚めたらフロワロは全部消えてるから・・・」
~数日後~
楓「か、完成しました・・・」
未央「これが竜殺剣・・・」
楓「はい、未来を掴み取る剣・・・竜殺剣シンデレラです」
卯月「凄い・・・これならいけそうです」
楓「どうぞ」スッ
凛「私が・・・」
卯月「凛ちゃん!お願いします!」
未央「まぁ一番剣の扱い慣れてるのしぶりんだしね~」
凛「わかった、やってみる」
楓「お願いね・・・それじゃ私は・・・」ガクッ
凛「楓さん!?」
楓「ZZZ・・・」
凛「寝てる・・・」
菜々「ここ数日間ぶっ続けで作業してましたからね~開発チームの皆さんも手伝いでクタクタでしたよ~」
凛「皆・・・ありがとう」
凛「この戦い・・・絶対に勝つ!」
ちひろ「さて、それではこれよりドラゴン討伐の最終作戦を開始します!」
凛「いよいよだね・・・」
未央「よっしゃ!やってやる!」
卯月「うう~緊張してきました・・・」
美嘉(ローグ(短剣))「塔の周りのドラゴンはアタシ達に任せてね★」
夏樹(ファイター(剣))「大船に乗ったつもりでいろよ!」
幸子(プリンセス)「カワイイボクが「いるんですから楽勝です!」
小梅(フォーチュナー)「頑張って・・・」
ありす(ハッカー)「ま、雑魚くらいはどうにかなるでしょう」
美波「皆・・・お願いね」
みく「その隙にみく達で塔に突入にゃ!」
蘭子「今こそ決戦の時!」
杏「面倒だけどやるしかないか~」
きらり「皆で勝って、ハピハピするにぃ☆」
凛「そうだね・・・それじゃ皆・・・行くよ!」
全員「おー!!!」
~紅抗の塔 一階~
ドラゴン達「ガアアアアアアアア!!!」
未央「わっ!やっぱ中もドラゴンだらけだ!」
きらり「にょわ~☆アースクエイクだにぃ☆」
ドカアアアアアアアアアアン!!!
ドラゴン達「ギャアアアアアアアア!!!」
みりあ「皆!ここは私達に任せて!」
莉嘉「外でお姉ちゃんも頑張ってる・・・アタシだって!」
未央「うん!気をつけてね!」
~2階~
杏「さ~て・・・出でよドラゴン達!」
ポン!
ジゴワット「やぁ」
トリニトロ「どーも!」
ドレッドノート「初めまして」
ドラゴン達(うそーん・・・)
智絵里「いいのかなこれ・・・」
かな子「あはは・・・」
~3階~
みく「さ~て・・・ここはみく達に・・・」
李衣菜「任せてよ!」
卯月「はい!お願いします!」
みく「ねぇりーなチャン・・・思えばここまで喧嘩しないでこれたにゃ・・・」
李衣菜「そうだね・・・私達にとっては凄い事かもね・・・多分」
みく「それじゃ最後まで・・・」
李衣菜「ロックに行きますか!」
みく「行くわけないにゃ!」
李衣菜「何で!?」
ドラゴン達(あ~あ・・・)
~4階~
アーニャ「行きます!エア・アサルト!!!」
ズガガガガ!!!
蘭子「闇に飲まれよ・・・ジエンドオブワールド!!!」
ドカアアアアアアアアアアン!!!
ドラゴン達「ギャアアアアアアアア!!!」
アーニャ「следующим・・・次は誰ですか?ハチの巣にしてさしあげます!」
蘭子「フハハハハハ!全て塵にしてくれる!」
凛「うわぁ・・・」
美波「2人がこれ以上暴走しないように私が見てるわね」
凛「お、お願い・・・」
未央「さて、それじゃ最上階まで一気に行きますか!」
卯月「はい!」
凛「そうだね」
タタタ・・・
~途中~
人竜ミシロ「フハハ・・・よく来たな!ここが貴様らの墓場・・・」
凛「邪魔だあああああ!!!影無し!!!」
ズバン!!!
ミシロ「ぐあああああ!!!」
シュウウウウウ・・・
美城「あれ・・・私は何を・・・」
~最上階~
ニアラ「クァハクァハ・・・よくぞ来た人間共よ・・・」
凛「ここで決着をつけてやる・・・」
未央「ていうか数日あったのに結局何もしてないじゃんコイツ・・・」
卯月「意外とのんびり屋さんなんでしょうか・・・」
凛「何言ってんの2人共・・・」
ニアラ「さて貴様ら・・・覚悟はできているのだろうな?」
未央「あったり前だろ!この金ピカ野郎!」
ニアラ「・・・・・」
ニアラ「貴様・・・粉々に打ち砕いてくれようか!!!」
卯月「いきなり怒り出しました!」
凛「意外と沸点低い・・・」
ニアラ「さぁ!かかって来い!」
未央「行くぞニャア様!」
凛「ニャア様って・・・」
未央「喰らえ!ドリルクロウラー!!!」
凛「私達も続くよ・・・十六手詰め!!!」
卯月「は、はい!アンゼリカV!!!」
ドカアアアアアアアアアアン!!!
モクモク・・・
未央「や・・・やったの?」
ニアラ「なんともぬるい攻撃よ・・・」
卯月「う、嘘・・・」
凛「全然効いてない・・・」
ニアラ「今度はこちらから行くぞ」
バシュッ
未央「ガハッ!」ドサッ
卯月「未央ちゃん!」
未央「く・・・何今の威力・・・」
ニアラ「どうした?我は全然本気を出していないぞ?」
凛「え、今の通常攻撃・・・」
未央「格が違いすぎる・・・」
ニアラ「まだまだ行くぞ!」
ドガガガガガガガ!!!!!
NG3人「きゃああああああ!!!」
卯月「ゴホッ・・・こんなのって・・・」
未央「どうすればいいの・・・」
凛「く・・・」
ニアラ「さて、戯れも飽きてきたな・・・」
ニアラ「そろそろ終わりにしようか・・・」
卯月「え・・・」
未央「ヤバ・・・」
凛「これは避けきれ・・・」
ニアラ「我が百花繚乱の技!受けよ!!!」
ドカアアアアアアアアアアン!!!
シュウウウウウ・・・
ニアラ「クァハクァハ・・・人間風情が我に盾突くからこうなるのだ・・・」
卯月「ケホ・・・」
未央「ハァ・・・ハァ・・・」
凛「まだ・・・終われない・・・」
ニアラ「何!?まだ息があるだと!?」
ニアラ「仕方ない、今度こそ止めを・・・」
??「させません!」
キュイイイいイイン!!!
未央「あれは・・・」
卯月「プロデューサーさん!」
凛「目が覚めたの・・・」
ニアラ「貴様は・・・竜の力を取り込みし者か・・・」
武内P「あなたはこの私が!」
ザクッ!
ニアラ「グアアアアアアア!!!」
未央「き、効いてる!?」
ニアラ「おのれええええええ!!!」
ガブッ!!!
武内P「グアアアアアアア!!!」
卯月「プロデューサーさん!」
武内P「何の・・・これが狙いです!」ゴゴゴ・・・
ニアラ「まさか貴様、自分の身を・・・」
武内P「皆さん・・・後は頼みます・・・」グッ
ドカアアアアアアアアアアン!!!
凛「プロデューサー!!!」
ニアラ「ク・・・やりおる・・・」
武内P「グハッ・・・」ドサ
卯月「プロデューサーさん!」
未央「でもアイツかなり弱体化した・・・」
凛「プロデューサー・・・ゆっくり休んでね、後は私達が・・・」
凛「行くよ2人共!」
うづみお「うん!」
卯月「島村卯月!頑張ります!」エクゾースト!
卯月「TOKYO・・・いえニュージェネレーションズアリーナ極!」
ジャラーン!
未央「おお・・・」
凛「力が湧いてきた・・・」
卯月「さぁ2人共!」
未央「うん!クインテッタ・マキシマム!!!」
凛「十六手詰め・・・マキシマム!!!」
ドカアアアアアアアアアアン!!!
ニアラ「グウウウウウウウ・・・・」
未央「続けて行くよ!」エクゾースト!
未央「アースブレイカアアアアアアア!!!!」
ドゴオオオオオオオオン!!!!!
ニアラ「グオオオオオオオオ・・・」
凛「まだまだ・・・不動居からの・・・」エクゾースト!
凛「乱れ散々桜・蒼!!!」
ズバババババババ!!!
ニアラ「グアアアアアアア!!!」
ニアラ「ク・・・おのれ・・・」
凛「これで終わりだよ」シャキン!
ニアラ「な、それは竜殺剣・・・」
凛「そう・・・私達と・・・皆の想いを・・・この剣に乗せて・・・」
凛「アンタを・・・討つ!!!」タッ
ズバン!
ニアラ「ギャアアアアアアアア!!!」
ニアラ「ク・・・我の体が崩れていく・・・」ボロボロ
未央「やった!しぶりんやったよ!」
凛「う、うん・・・」
ニアラ「だが安心するな・・・帝竜がそうであったように・・・我らが真竜も7体存在する・・・」
卯月「そ、そんな・・・」
ニアラ「我もそうだ・・・いずれ蘇り・・・貴様らを喰らってくれるわ・・・」
未央「うわ、お決まりの台詞」
ニアラ「それまで一時の幸せを味わうがよい・・・クァハクァハ・・・」
パキイイイイイイン
凛「ふーん・・・」
ゴゴゴ・・・
卯月「あれ、東京タワーが戻ってく・・・」
未央「そりゃそうでしょ、アイツ消えたし」
凛「という事は・・・」
ヒュウウウウウウウウ・・・・
未央「落ちてるうううううううう!!!!」
凛「だ、脱出キットを・・・」
未央「ゴメン忘れた」
卯月「そ、そんな~」
ヒュウウウウウウウウ・・・・
??「危ない!」
ガシッ
凛「あ、アンタは・・・」
卯月「プロデューサーさん!」
武内P「何とか間に合いましたね」バサバサ
未央「動いて大丈夫なの?」
武内P「ええ何とか・・・ほら見てください」
卯月「わぁ・・・」
凛「フロワロが全部消えてる・・・良かった・・・」
卯月「これで明日からいつも通りの生活ですね!」
武内P「はい、皆さんこれからも頑張って行きましょう」
未央「おっけー!」
凛「うん、そうだね」
未央「それじゃ行くよ!せ~の・・・」
NG3人「チョコレート!!!」
~346プロ~
ウイーン
凛「ふぅ・・・」
卯月「あ、凛ちゃん!」
未央「お疲れしぶりんどうだった?」
凛「ま、悪くなかったかな」
未央「いや~楽しかったねセブンスエンカウント!」
凛「まさかゲームの世界に入れるとは・・・」
卯月「それがまさか346プロに設置されるとは・・・」
未央「なんでも開発したメーカーの社長と常務が知り合いらしいよ」
凛「ふ~ん・・・そうなんだ」(その割には扱いがぞんざいだったような・・・)
未央「しぶりんもドハマリしてよかったよ!」
卯月「レベルも最大まで行きましたしね」
凛「そうかな・・・皆やってたからやっただけなんだけど・・・」
未央「まぁまぁ・・・とりあえずマックで腹ごしらえしますか!」
卯月「はい!」
凛「まぁいいけど・・・」
未央「そうと決まればレッツゴー!」
凛「待ってよ未央・・・ん?」
卯月「どうしました?」
凛「いや何でもない・・・・行こうか」
卯月「は、はい・・・」
凛(あのビルの片隅に咲いてた花・・・まさかね・・・)
~おわり~
これで終わりです
ナナドラは第一印象でピーンときたゲームでした
主人公は毎回ゴスの銃使いにしてました(CVは花香菜さんや内田真礼さんで)
ちなみに1番の鬼門はⅢの双子戦でした・・・あれは辛かった・・・色んな意味で・・・
その内ナナドラ単体のSSも描きたいと思っております
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