京太郎「いや、確かに家は金持ちだよ？けど別に俺が小遣い使いまくれるわけじゃないし」


京太郎「スポーツ万能か…まあクラス内なら上の方だけど流石にこんなバリバリやるのは無理だな…」


京太郎「勉強も…中途半端だな。 好きな教科はまあまあだが嫌いなのは…知らん」


京太郎「料理なぁ…優希のタコスは作れるようになったけど他はまあ無理だな。 目玉焼きを食えるレベルでならイケるけど」



ガチャ

和「こんにちは、須賀くん」

京太郎「お、和か」

和「ネトマですか？ 精が出ますね」

京太郎「あー…今はちょっと遊んでたんだけどな
」


和「遊んでいた？ …SS速報ですか」

京太郎「お、知ってるのか？」

和「何回かは見たことがありますよ。 流石に最近はちょっと忙しいですが…」

和「…須賀くん、大人気ですね」

京太郎「男役が俺しかいないからな。 ハギヨシさんは完璧すぎるから主人公に向かないんだろ」

和「ああ、なるほど…すごい人ですね。実際の須賀くんも？」

京太郎「ねーよ！ なんで俺が麻雀アホみたいに強くてイケメン料理完璧性格完璧運動万能なんだよ！？」


和「うーん、私には男性の格好良さの是非を語る経験が無いのでなんとも言えませんけど…運動は出来るのでは？」

京太郎「まあ、素人よりかは。 でも現役運動部には負ける。これが文化部に入った者の末路さ」

和「そうなんですか…」

和「でも高い評価を貰えるならそれはそれで良いのでは？」

京太郎「身に見合った評価ならな。無駄に高いとむしろ苦しい」

和「…わかります」



京太郎「まー…一応背の高さだけは自信あるぜ」

和「わかりませんよ？ 実はこの世界の男性の平均身長は2メートルかも知れません」

京太郎「ねーよ」

京太郎「まあ遊ぶのはこの辺にしてネトマするかな。そろそろ咲もくるし」

和「あ、そうなんですか 」


ガチャ

咲「遅れました…って2人しかいないよ」

和「こんにちは、咲さん」

京太郎「遅いぞ…なんつってな。 咲もネトマするか？」

咲「私は普通がいいなぁ…」

〜別の日〜

誠「おっす京太郎」

京太郎「おっす…」


誠「なんだ元気ないな？ 恋煩いか？」

京太郎「ないからな」

誠「お前なぁ…あれだけ可愛い子揃いの麻雀部なのに無いとか…お前ホモか！？」

京太郎「呆れて声も出ねえよ」

誠「実際本当に無いのか？ しゃぶれよ」

京太郎「そうだな…和は正直すっげえ可愛いし良い子だと思う」

誠「だろ？恋愛感情とかねえのかよ？」

京太郎「いやー…なんか高嶺の華過ぎてな…あと友人としての関係が楽しすぎて」



誠「…咲ちゃんは？」

京太郎「妹だな。 …流石に恋愛感情が急には湧かない」



誠「優希ちゃん！」

京太郎「友達としてが1番楽しい」


誠「竹井先輩！」

京太郎「あの人と付き合うと利用するだけされて捨てられそう…つーか多分彼氏いるんじゃね？ 流石にプライベートな事までは知らんけど」

誠「そ、そういうものなのか」

京太郎「まあそういうものだな。別に今すぐに作らないといけないわけじゃ無いし」

誠「おいおい…他の奴にとられたら」

京太郎「まあ男がクズなら麻雀部として全力で止めるけどな。そうでなきゃ祝ってやるのが男だろ」

誠「か、かっけえ！？」

京太郎「多分和に彼氏が出来たら泣くけど」

誠「やっぱりだせえ！？」

おわり

依頼出してきます