【ごちうさ】スーパーあんこ劇場【安価】 (74)

 むかし、むかし、ある所に一羽のみすぼらしい子うさぎが捨てられていました。

 そのゴミの様な子うさぎは酷い虐待を受けたのか、はたまた野良うさぎたちに虐められたのか、ボロボロで既に虫の息でした。

 もはや天へ召されるのも時間の問題かと思われたその時、天は彼を見捨てませんでした。

??「あら。かわいそうに」

??「ねーおばーちゃん。この子をおうちへ連れて帰ってもいい?」

 一人の幼女が段ボール内で震える彼を見つけ、そして救いの手を差し伸べたのでした。

 子うさぎは少女の看病の甲斐もあり徐々に元気を取り戻してゆきました。

 そしてその救いの女神である幼女……千夜は子うさぎに「あんこ」という名をつけ、彼を飼うことにしたのでした。


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 月日は流れあんこはすくすくと元気に成長していきました。

 そして―――

千夜「あんこ。私はココアちゃんと天々座家のパーティーへ行って来るから」

千夜「あんこはサボらずにしっかりとそのあいだも働くのよ?」

あんこ「・・・」(プルプル

千夜「あんこーアナタは可愛い生きたぬいぐるみさんなんだから動いちゃダメでしょ」(ピシーン

あんこ「・・・(ごめんなさい。ちやおじょうさま)」

 今ではあんこは宇治松グループの看板うさぎとして毎日偉大なる千夜社長の下で働かせていただいているのでした。

あんこ「・・・(ボクもパーティーに行きたいよぉ)」

 あんこは閉店し暖房も切られ気温がマイナスになる店内で一人千夜に命じられた看板うさぎの業務をこなしていた。

あんこ「・・・(うう理不尽だ。なんでボクがこんな目に?)」

 あんこがポロポロと涙をこぼしていると、ふいに閉店したはずの店の扉が開きます。

あんこ「・・・(ビクッ)」

チノ「えーと。ああ居ましたね。この方が今日の対象ですか?ティッピー」

ティッピー「うむ。そうらしいのぉ」

 その見知らぬ少女は何事かブツブツ呟きながらツカツカとあんこのもとへと歩み寄っていきこう言いました。

チノ「かわいそうなあんこ。貴方の願いを3つ叶えてあげます」

あんこ「・・・(え?)」


↓1はあんこの1つ目の願いを書いてください。

チノ「さぁ遠慮せずにどうぞ。」

チノ「あ、貴方が私の言葉を理解出来るように私も貴方の考えが読み取れますので、ご希望の願いをイメージしてくだs」

――叶えられる数を増やす――

チノ「………」

あんこ「・・・(どうしたの?ダメ?)

チノ「いきなり汚れた願いですね。どれだけ俗物なんですか、この兎」

あんこ「・・・(ねえ?ねえ?」


↓1のコンマで判定されます

偶数:OK
奇数:NO

偶数の場合はコンマ(一桁)が加算されます(0は10とします)

チノ「……では増やしますが10個までですよ?(キリがなくなるので)」

あんこ「・・・(残念だけど我慢するね)」

――残りの願い12――

チノ「そういえば自己紹介がまだでしたね」

チノ「私はチノです。通りすがりの魔法少女として世の報われない方々を救済して回っているのです」

チノ「そしてこちらは相棒のティッピーです」

ティッピー「うむ」

あんこ「・・・」

チノ「それでは自己紹介もすんだところで改めて願いをお願いします」


↓2はあんこの願いを1つ書いてください。

あんこ「・・・(うなぎになりたい)」

チノ「……うなぎってあの魚の鰻ですか?」

あんこ「・・・(うん)」

あんこ「・・・(ボクはもう可愛らしいウサギでいることに疲れたんだ」

チノ「……分かりましたけど……本当にいいんですね?」

チノ「えいッ!!」

あんこ「!!」

 今まで一羽の小さなウサギが鎮座していた場所でウサギの代わりに一匹のウナギがその体をくねらせていた。

 あんこはウナギになったのだ。 

――願いは残り11――

 
 
↓1うなぎになったあんこの次の願いをお書きください。

鰻あんこ「・・・(たべられたい)」

チノ「食べられたい?誰にですか?」


↓2は希望相手を記載

↓2は以下より選択してください。

1.千夜
2.ココア
3.リゼ
4.シャロ
5.チノ
6.ティッピー
7.青山

↓1の間違い
↓1は上記のより選択を

鰻あんこ「・・・(そうだね。ボクのことが大好きなシャロかな)」

チノ「わかりました」

チノ「ですが食べられたら……貴方は死にますが本当にいいのですね?」

鰻あんこ「・・・(うん。)」

チノ「では今からシャロさんに食べさせに行きますが、あんこはどんな風に食べられたいのですか?」


↓1は選択したください

1.踊り食い
2.蒲焼
3.ゼリー
4.その他(方法記載)

チノ「………(ボッ)」赤面

あんこ「・・・(どうしたの?)」

チノ「いえ。では行きましょうか」

あんこ・・・(うん♪)」

―連絡―

なんか長くなりそうなので続きは明日にします。

あと今回願いを叶える際の仕様はどっかの汚染された聖杯仕様でも、具体的な指定しないと変な解釈くらうインキュベーター式でもなく・・・普通に素直にあんこの幸せ最優先デ叶えるつもりデス。

―天々座家の秘密の部屋―

シャロ「暗いよぉ。狭いよぉ。先輩~イッちゃいます~」

シャロ「先輩の銃。先輩の手垢の付いたグリップが~においが~」

シャロ「せんぱ~い。ああ~」

チノ「………」(ステルスモード)

シャロ「先輩~~また先輩の銃でいけないことをしてるシャロを~あぁ~いじめてください~」

チノ「………」

 チノはそっと一人なにやら身悶えまくるシャロの傍に鰻あんこを放した。
 
 きっと今の彼女ならあんこの願いを叶えてくれるだろう。

 チノはなんだかよくわからないがなんとなくそう思ったのであった。

鰻あんこ「・・・」

シャロ「~~~~」

シャロ「ああ~シャロのおまたに何かヌメヌメなモノが這ってきます~」

シャロ「せんぱ~い」

鰻あんこ「・・・(シャロ。ボクを食べてね」


↓1のコンマで判定

偶数:あんこは下の口の中へ
奇数:シャロは正気に戻った

 鰻と化したあんこはシャロの下の口へとどんどん侵入してゆく。

 リゼたちにより開発されたそこはあんこを難なく飲み込んでゆくのであった。

シャロ「あっはあああ。イく~イっちゃうの~」

鰻あんこ「!!」

 あんこがその身の半分をシャロの下の口内へと埋めた瞬間にシャロが大きく痙攣をした。

 そしてそれまでヌメヌメし程よい締め付けであった周囲の肉壁が一気に収縮する。

鰻あんこ「・・・(く、苦しいよ」

 その締め付けは一向に止む気配は無かった。

鰻あんこ「・・・(きゅう」

 ひときわ大ききな声で叫び倒れこんでしまったシャロ。

 そしてそのうねりを止めたあんこ。

チノ「………」

 ガチャリ。

 チノが様子を見るためシャロのもとへと歩み寄ろうとした瞬間、ふいに扉が開き誰かが入ってきた。



↓1は入ってきた人物を選択。

1.リゼ
2.千夜
3.ココア
4.ワイルドギース

ココア「シャ……シャロちゃん?」

 入ってきたのはココアであった。

シャロ「コ、ココア?」

シャロ「ち、違うの……こ、これは―――」

ココア「ううん。何も言わなくていいよシャロちゃん」

ココア「リゼちゃんのために鰻を絞めてくれたんだね?」

ココア「きっとリゼちゃんも喜んで食べてくれるよ。シャロちゃんの愛情たっぷりの鰻だもの」

シャロ「あわわ」

ココア「さぁ。リゼちゃんの所へ行こうね?」

 ココアは笑顔でシャロを抱き抱えると、そのまま部屋をでて行ってしまうのであった。

チノ「………」

 その後、鰻あんこはリゼたちの目の前でシャロの手で塩焼きへと姿を変え美味しく食されるのであった。

―願い残り10―

今際の際にあんこは願った。

↓1を・・・。


チノ「わかりました」

チノ「貴方の肉体は食されましたが魂はその大きな熊のぬいぐるみに定着させました」(モグモグ

ぬいぐるまーあんこ「・・・(ありがとう」

チノ「ですが動けないし喋れませんのがご了承してくださいね」(ゴクリ

チノ「とりあえず誰かの家に転送しますが誰のもとがいいですか?」


↓1は選択

↓1は以下から選択

1.千夜
2.シャロ
3.ココア
4.リゼ
5.その他(希望を記載)

智乃「ココアお姉ちゃん。ぬいぐるみありがとうございます」

ココア「気に入ってくれて嬉しいよ。チノちゃん(こんなぬいぐるみ用意したっけ?)」

熊あんこ「・・・」

~少し前~

チノ「では智乃のもとへ転送しますね」

熊あんこ「・・・(うん」

チノ「ですが、さっき言った通り今のままではアナタはもう動くことは出来ません」

チノ「ですが……願いを使えば……その限りではありません」

熊あんこ「・・・」

チノ「どうしますか?」

―残り願い9―


↓1はあんこの願いを記載してください。

↓1は以下より選択してください。

1.チノを気持ちよくしてあげたい
2.チノにお仕置きされたい
3.ボクの優秀な子孫を残すんだ
4.その他(内容記載)

 智乃……父であるタカヒロは数年前にテログループの指導者として当局に身柄を拘束。

 そしてその後見せしめとして公開処刑をされる。

 智乃は天々座家の助けで保登家の養女となっていた。

 そして今ではココアの妹とし生きていた。

智乃「……もふもふしてて気持ち……いい……です……」

熊あんこ「・・・(ボクがもふもふして慰めてあげなくちゃ」

智乃「(幸せそうな寝顔)」

熊あんこ「・・・」(モフモフモフモフ

ココア「………」(ジー

熊あんこ「・・・」(ビク

ココア「なんで動いてるのかな?」

ココア「……もしかしてお姉ちゃんの仕業?」

熊あんこ「・・・(へ?」

 智乃をもふもふするぬいぐるみに気づいたココア。

 ココアはそんなぬいぐるみを……↓1

↓1は選択

1.見てみぬふりをした
2.私の妹に汚い手で触るな
3.この気配……魔法少女?
4.その他(内容記載)

ココア「私の妹に汚い手で触るな 」

熊あんこ「!!」

ココア「私が気づかないとでも思った?」

ココア「妹に手を出そうとする不届き者なんかこうしてあげるね」

 次の瞬間

 あんこの目の前は暗転し

 気づいたそこは何もない平原であった。

あんこ「・・・(え?なにここ?」

 気づけばあんこは元のウサギの姿へと戻っていた。

チノ「ふう。やっぱりココアさんの力は強大ですね」

あんこ「・・・(チノ」

チノ「ここはココアさんの作った魂の監獄です」

チノ「あんこには今から勇者としてこの世界からの脱出をしてもらいます」

あんこ「・・・」

チノ「そんな顔で見られても私の力ではこの世界から救い出せませんので自力で頑張ってください」

チノ「では残りの願いを使いあんこの設定を作ります」

 こうして勇者あんこの冒険が始まるのであった。

↓1のコンマであんこのステータスPが決定します。

↓2はあんこが旅をする上で必要と思われる機能を1つ記載してください。
例:会話能力など

チノ「あんこのステPは35ですね」

あんこ「え?え?え?」

チノ「では次は配分です」


↓1は計35になるように下記へ振ってください(初期値はALL0です)

STR(攻撃力) 
AGI(素早さ、回避率)
DEX(命中率)
VIT(耐久値)
INT(自制心)
LUK(幸運)

ちょっと変更します。

使用可能Pは35

↓1はSTR(攻撃力)を設定

↓2はAGI(素早さ、回避率)を設定

↓3はDEX(命中率)を設定

↓4はVIT(耐久値)を設定

↓5はINT(自制心)を設定

↓6はLUK(幸運)を設定

計35になるように設定していってください(35になった時点で次の設定へ行きます)

コンマ第2位

>>52
コンマ1桁部分をって意味でいいですか?
ならSTR4です
ちなみに基準はDQのスライムあたりです。

引き続き↓1以降>>51の通り(残りP31)


S4
A6
なお初期の雑魚モンスターは凶暴な野犬レベルです。
一般人でも数人がかりなら特に被害を出さずに駆除できる敵です。
なお後半の敵であるカテゴリー変態クラスになると単身で街の一個くらい余裕で滅ぼせます。

引き続き↓1以降>>51の通り(残りP25)

反応ないなら残り全部VIT振りでよかですか?

あんこのステは

Lv1
攻撃4
素早さ6
耐久値25
器用さ0
賢さ&自制心0
幸運値0

となりました。


↓1はあんこの必殺技の数を設定してください
願い1つにつき必殺技を1つ作れます。
残り願い6

↓2以降は↓1の指定した数の分だけ希望必殺技を記載してください。

必殺技は一人で複数書いてOKです(全部を採用するとは限りませんがご了承ください)

これはノーカンなので↓1で数指定

では↓1は必殺技名と内容を一つ自由に記載してください。

ちなみに初期PTメンバーのチノのステはALL99でス

では>>60のを引き続き↓1

チノ「では行きましょう。魔王を倒せば元の世界へ戻れます」

あんこ「うん」

 こうしてあんこの勇者への道が始まるのであった。

とりせつ

・復活アイテムや呪文外での復活は残りの願いの回数だけ出来ます。
・願いは復活目的以外にも任意で使用可能です(残り5)
・チノはあんこが行動不能にならない限り基本戦いません(戦えば上級魔物(カテゴリー変態……大幹部レベル)以外なら瞬殺出来るくらいの強さです)
・PTは最大4人編成となります(あんこは外せません)
・この世界に出るきららキャラはリマジヒロインなので本家とは色々異なります
・最終的に魔王を倒せば多分戻れます
・あんこ以外は死んだら教会へ行けば生き帰せます(あんこだけは呪文かアイテムか願いでしか復活できません)
・レベルは適当に上がってきます。アナウンスが流れる時もあれば流れない時もあります。
・必殺技はその都度覚えます(全キャラ共通)がこれは毎回アナウンスします。
・必殺技は最大4つまでしか覚えられないので不要なのは忘れさせて新しいのを覚えさせてください(ポケモン形式)
・特定のPTメンバー組み合わせでランダムに合体技が発動することもあります(主に公式ネタや中の人繋がりで発生します)
・チノは必殺技とは別に相手情報を読み取るスキルを所持しています(これはあんこ健在でも使用可です)
・時々きらら以外のキャラが出ますがソイツらは基本変態以上魔王未満な強さなので倒すととても良い事があります。
・色々てきとーなので大らかな心で流してください
・本年の魔王は300年前の魔王の3倍の強さなので注意してください












・世界はあんこを殺すこと余念がありません。


















 あんことチノが町を目指し平原を歩いていると突如一匹のケモノが現れた。

 真っ黒な体毛に覆われ、白目向いた一見ネコのようなそれは一羽と一人に向かい低く唸り声をあげ威嚇してきた。

あんこ「な、なんなの?」

チノ「これがこの世界の魔物ですね」

チノ「とは言っても最下級の魔物ですが」

魔物「グルルル」

あんこ「あわわわわ」

 あんことチノを睨みつける魔物であったが、やがて勢いよくあんこへと飛び掛る。

 それに対してあんこは―――


↓1のコンマ1桁で判定されます。

0~2、回避成功
3以上、あんこは体当たりを食らってしまった、

↑のコンマが7だったので被弾で進行します。


あんこ「きゃん」

 体の大きさこそ同じ程度だがあんこは魔物の体当たりをまともに受けコロコロと地面を転がる。

 魔物はそんなあんこへとさらに飛び掛るが、あんこも今度は何とかそれを回避した。

あんこ「た、助けてチノ」

チノ「すいませんが私はあんこが行動不能になるまではセコンドですので」

チノ「自力で何とかしてください」

あんこ「そ、そんな・・・わきゃ」

魔物「ぐるるる」

 魔物に組み敷かれるあんこ。

 あんこの運命は?


↓1は行動を選択してください。

1.戦う
2.逃げる
3.説得する

あんこ「か弱いボクに戦いなんて野蛮な事が出来るわけないじゃないかっ!!」

 なんとか魔物を振りほどいたあんこはまさに脱兎のごとく敵に背を向け駆け出す。

 そしてそれを追いかける魔物。

チノ「………」

 一人取り残されるチノであったが数分後あんこは戻ってきた。

………大量の魔物を引き連れて。

あんこ「た、たすけてー」

―――おおあんこよ、逝ってしまうとは情けない。―――


 ↓1願いであんこを復活させますか?

>はい
いいえ

あんこ「ちやおじょうさま。ごめんなさい。おしごとがんばりますからボクをすてないで・・・」

チノ「気が付きました?」

あんこ「あれ?ここは・・・ボクはたしか・・・」

チノ「はい。あんこは一度魔物たちに殺されました」

あんこ「・・・」

チノ「とりあえず勝手にですが願いで生き返らせました」

チノ「あと辺りの魔物も一掃しておきましたので」

あんこ「ありがとう。でもボクはもう怖いのは嫌だからチノが・・・」

チノ「ダメです」

チノ「また情けない行動をとって簡単に死なないでくださいね?」

あんこ「・・・うん。気をつけるよ」

チノ「では行きますよ」

 その後なんとか最初の村へと辿り着いた一羽と一人。

 そこは ひだまりの村 であった。

あんこ「やっと着いたんだね?」

村人「あ」


 ↓1はあんこを見た村人の反応を選んでください。

1.村人「魔物だああああああああああ」
2.村人「実は今、村長の娘が行方不明になっていて大変なのです」
3.その他(内容記載)

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