安価で野球を始める【小学生編】 (124)


オープン戦見てたら野球SS書きたくなったぜ


スレタイ通り、安価でいくぜ


【主人公の名前】
【ポジション】
【性格】

安価下2

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455972529

読み方わかりませんわ

教えて下さいな

お、女の子…?

急かすな急かすな…

22時からするかな

…女の子野球編でな!

20XX年…地球は核の炎に包まれた!

地は裂け、海は枯れ、

梨衣「そんなわけ無いからー!」



ここは女子も野球が盛んな世界観…


甲子園は女子の部、男子の部と別れ毎年熱戦が繰り広げられていた…



え?女子の身体能力的にはホームランとか難しい? 甲子園が痛む?…知らんがな

SSだしあまり細かく考えるな!

そして、そんな甲子園での活躍を夢見る少女がここにもいた…


【グラウンド】

梨衣「499…500っ!」

佐倉梨衣は町内のグラウンドで素振りをしていた。彼女の父親から教えられた素振りを毎日のようにこなしていた。


梨衣「はぁ…」


彼女はベンチに腰掛け、1枚の紙をみる。


《来たれ小学生野球少年少女! 大会近し!》


梨衣「出たいなぁ…でも…」


グラウンドには誰もいない。彼女の所属地域には女子野球チームが無いのだ。


彼女は小学生5年生…まだ一年あるがもう一年しかない。

梨衣「…」


そんな彼女に近づく影があった。



一馬「よう、梨衣。 今日も1人か」


クラスメイトの一馬であった。彼は少年野球チームに加入し、ファーストを守っている。

梨衣「一馬くん…どうしよう、誰も集まらなかったよ」


一馬「まじかよ!? …これは諦めた方がいいんじゃないか?」

梨衣「諦める…?そんなことありえないっ!」

一馬「お、おう… 」

梨衣のあまりの剣幕に一馬は少したじろいた。


梨衣「諦めたりなんかしないから…! 何かいい話は無いの!?」

一馬「そういえば…6年生に転校生が来たみたいだな」

梨衣「本当!? 早速勧誘しなきゃ!ありがと一馬くん!」


ダッ!



一馬「ハイテンションだなぁ…お、もう直ぐ練習が始まるな」




梨衣「はぁはぁ…どんな人なんだろう!」


学校に向かう梨衣であった…

ってわけであと9人! 安価で選手が欲しい!


【名前】 (女の子)
【ポジション】
【見た目】
【性格】
【学年】(小学4年生〜小学6年生まで)

で安価下9までやるぜ!

あと2人やん…今日の20時までに9人にならなかったら後日安価します

投手 國澤 最高 須田 北郷
捕手 深山 北郷
一塁 二葉
二塁 梨衣 北郷
三塁 須田
遊撃 國澤 志津
外野手 越場 國澤 百目鬼
どこでも 比能


意外とバランスが良いかもしれない…?
そして主人公外野手コンバート…?

ついでにどこの話かだけ決めよう安価下2


1.北海道
2.東北
3.関東
4.関西
5.北信越
6.四国
7.中国
8.九州

今更だが主人公の名前はさくらなしころもで…
すいません、りえで…

梨衣「はぁ…はぁ…ついた! まだいますよーに!」



すると校門の前で同級生たちに声をかけられた。



佐奈「ど、どしたのなっしーちゃん」

梨衣「なっしー言うな! 転校生の6年生ってまだいる!?」

暉「知らねーな…」

清果「でもさ、転校生って初日の後には職員室とかに呼ばれない?」

梨衣「それだっ!ありがとシヅ!」

ダッ!

清果「どーいたしまして…って言っちゃったよ」

佐奈「野球、かぁ」

暉「佐奈も好きならあいつと一緒にやればよかったのにな」

佐奈「それは…うん、最初断っちゃって…余りの勢いに…」

清果「仕方ないよね」

ー職員室ー

先生「うん、これで大丈夫ね。教科書とかは来週には来るわ。それまでは比能さん、見せてあげてね」

花凛「はい、わかりました」

「ありがとう、比能さん」

花凛「いえいえ」




「こらー!廊下は走らない!」

梨衣「すいません!」




「なに、あの子…」

花凛「5年生の佐倉梨衣さんだよ。 野球大好きでね」

「野球…」

花凛「?」

(ガララララ!)

梨衣「転校生さん! 一緒に野球やりましょう!」

「やだ」

梨衣「」



花凛「一瞬で終わったよ…」

梨衣「な、なんでなんですか!?転校生さん!」


「…私は転校生って名前じゃない。天音さくらって名前がある 」

梨衣「さくらさん! いい名前です!私は佐倉梨衣! 気軽にさくらちゃんって呼んでください!」

さくら「自分の名前を言ってるみたいだからやだ」

梨衣「」


花凛「2回目の撃沈…」

先生「佐倉さん…あ、5年生の方ね。 職員室で騒ぐのは止めてね。勧誘なら外でお願い」

梨衣「わ、わかりました!」




(ガララララ)



梨衣「改めて…さくらさん!一瞬に野球しましょう!」

さくら「…やだ」


さくらは少し苦しそうな顔をして言った。


花凛「梨衣さん。天音さんも転校したばかりで疲れてるしまた今度に…」



さくら「…1打席勝負」

梨衣「へ?」

花凛「えっ?」


さくら「1球打席で勝ったら私は野球する」

梨衣「ほ、本当ですかっ!?」

花凛「いいの?」

さくら「うん…だから、比能さん、キャッチャーよろしくね」

花凛「えっ?」

ー野球用グラウンドー

比能「うう…なんで私がキャッチャーを…」


梨衣「よろしくお願いしますっ!」

さくら「うん」



佐奈「審判は私がやるよ」

花凛「変わってよ!?」

佐奈「ダメです…ジャッジはわかる人がやらないとなっしーちゃんが納得してくれませんから」

花凛「およよ…」




清果「がんばれー」

暉「おー」


梨衣「やる気全くなし!?」



ポーンポーン…

さくら「それじゃ行くよ」


さくらは右手にグローブをはめる。


梨衣(サウスポー!)

暉「そういやさ、なっしーの実力ってどうなのさ」

清果「梨衣ちゃんの実力は前に先生から聞いたよ」


清果「5ツールプレイヤーだって」

暉「マジかよ!?」




さくら「はっ!」


(ビュッ!)



梨衣「っつ!」


(ブンッ!)


佐奈「ストライーク!」

花凛(怖い)



清果「打撃、うるさい、大声、騒がしい、ハイテンションの5拍子が揃ってる」

暉「2ツールじゃねえか!」


梨衣(今の球…ちょっとくせ球みたいだったよ)


佐奈(…私がキャッチャーだったら取れたかな?)


花凛(ムリムリムリムリ! 誰か代わってよぉ!)



さくら(っつ…3球だけなら…)


さくら「次、行くよ」

さくらが構える。


梨衣「っ…はい!」

さくら「はいっ!」

(ビュッ!)


梨衣「ここっ!」


(キィン!)


佐奈「ファール!」



花凛()



暉「ん…?って事は打撃は…」

清果「ガチみたいだね。 …他は知らないけど」

暉「けどアレを当てられるだけでもすげぇ…」




佐奈(…ドキドキしちゃうなぁ。 …次、私がキャッチャーやーろう)


さくら(肘が…でも、あと、1球…)

梨衣(次で決まる…決める。 ストレートがちょっと曲がる…フライを打たないように…!)

さくら「ふふ、ふふふ…久しぶりに燃える」

梨衣「私も楽しいです! さぁ、ラスト!」


さくらが再び構える。

さくら「はっ…!?」


梨衣「貰った!」



(ブンッ!)


梨衣「えっ…!?」

佐奈「ちぇ、チェンジアップ…?」


花凛「」



暉「…負けてるじゃねえか」

清果「って転校生の様子が…」



さくら「いっつ…」

梨衣「さ、さくらさん! 大丈夫ですか!?」

さくら「…実は、私はもう…投げられない」

梨衣「そ、そんな…!?」

佐奈「天音さん…」






花凛「」




梨衣「ごめんなさい…私が…無理して誘ったばっかりに…」

さくら「気にしないで…あなたとの勝負、楽しかったよ?」

佐奈「…」




さくら「野球、したいな…」



清果「とりあえず比能さん助けてあげようよ」

暉「気絶してるし…」

佐奈「だったら…一緒にやりませんか?」

さくら「…でも、私は…」

佐奈「投げられなくてもファーストなら出来るかも知れませんし…なっしーちゃんも」

梨衣「さくらさん…お願いです!一緒に野球をして下さい!」



さくら「…わかったよ。私で良ければ喜んで」



梨衣「やったーっ! ありがとうございますっ!」


(ダキツキッ)

さくら「わわっ…」///

佐奈「でもまだ3人しかいません。 …頑張って探しましょう」

暉「あー、私らもやってもいいよ」

清果「さっきの勝負、すっごい熱かったしね…私も…」


花凛「私は帰りま」


梨衣「これで6人ですね!」

花凛「」


さくら「南無…」


佐奈「なんだか私も燃えてきたよなっしーちゃん。 …勧誘、頑張らなきゃ!」

ほんへはこのあたりで一区切り、と。

比能ちゃん、試合中スカートについては…魔法のスカートみたいなものでいいんだよ!あとセカンド本郷ちゃんでした!


一区切りつく旅にキャラ紹介して行くよ。
ただ、>>1が勝手につけたキャラ付けもあるから
「考えていたのと違う!」みたいなところがあれば行って欲しいです。

佐倉 梨衣 (さくら りえ )

身長 159㎝
体重(ヒミツったらヒミツ!)
血液型 AB
誕生日 5月23日

右投げ右打ち
ポジション セカンド
(野球評価 最大5点)
打撃 5点
走塁 3点
守備 1点

家族構成 母 兄 犬
得意科目 算数 体育
苦手科目 書道 図工

寸評
このSSの主人公。 常に前向きハイテンションで諦めが悪い。 野球が好きだった父の影響で野球に対して熱い熱意を持つ。 兄は高校1年生だが野球はやっていない。 先生からは「打撃、うるさい、大声、騒がしい、ハイテンション」の5ツールプレイヤーと言われた。

打撃技術は天才的とも言われ選球眼にも優れる。反面守備走塁は非常に残念。 足は遅いわけでは無いが判断が非常に悪い。 守備?知らん。


脳筋キャラの様な印象が既についているかも知れないが頭は悪くない。ただし、大人しい作業は苦手。



せっかくだし
佐倉 梨衣ちゃんの髪型とかそういう個性もちょびっと安価だよ
安価下1〜4くらい? …余りに可笑しいものは却下しちゃうけどね!

ちょ、超乳まで行くといろいろ書きにくいから巨で止めさせてもらうよ!



ライバルっぽい子も1人か2人募集中なのでまたお願いいたします

天音 さくら (あまね さくら)


身長 161㎝
体重 (教える必要は無いよね?)
血液型 B
誕生日 8月19日
小学6年生


左投(両投げ)右打ち
ポジション ピッチャー ファースト
野球評価
球速 3.5
制球 4.5
体力 3
変化球 4
打撃 4
走塁 5
守備 4

家族構成 父 母
得意科目 算数 理科
苦手科目 音楽

寸評
このSSのヒロイン(?)性格はクールで何事にも無気力に見えるが好きなものには情熱を燃やす。家はお金持ちで両親は厳しいが野球だけは認めてもらっていた。しかし、引っ越す前に左肘を痛め、野球から離れていた。

投げる球が微妙に変化する『くせ球』が武器。金属バットでも左腕から放たれる球はなかなか打てない。野手としては俊足を生かしたプレーが得意だが肘を痛めたため外野手はできない。

頭は非常にいいが歌が下手。 本人も自覚しているようで…

引っ越す前には自分と肩を並べるエースがいたらしい。

前回までのあらすじ

野球大好き少女 佐倉 梨衣は女子野球部を作ろうと奔走する。

そんな中、転校生の天音さくらと1打席勝負をし、負けてしまったものの熱意を認められ彼女と一緒に野球をすることとなった!


さらに見学していた同級生たちも野球部に入ってくれた!これで6人だ!


花凛「私までカウントされてるっ!?」

さくら「ダメかな?」

花凛「だって私ルールすらよく分かって無いよ!?」


〜小学校〜


さくら「それはこっちに貼って」

梨衣「はい!」


梨衣達は学校にポスターを貼っていた。


野球メンバーを募集するものだ。


花凛「それにしても手際良いよね。 もう監督の先生を見つけてくれたなんて」

梨衣「…?」

さくら「?」



花凛「えっ?」



先生「こらー!許可は取ったのかー!」


花凛「ちょっ!?」



梨衣「大丈夫、監督はみんなが探してくれてるから」

さくら「うん…信じよう、みんなを」

花凛「」


普通に怒られました

佐奈「監督やってくれそうな先生かぁ…」

清果「都合よくいるかなぁ…」

暉「私に良い考えがある」


佐奈・清果「「?」」



暉「安価すれば見つかるんだぜー!」

佐奈「えぇ…」

清果「安価下1ー」

暉「清田先生だよ!」


佐奈「名前で決めたでしょ」

清果「まー野球経験もあるし適任だよ!」


〜職員室


担任「清田先生? 今日は用事があるみたいで帰りましたよ?」


暉「」

佐奈「うーん、なかなか上手くいかないね」

清果「あ、佐倉ちゃんだ」


梨衣「みんな…監督になってくれそうな先生はいた?」

佐奈「今のところ候補は清田先生だよ。 でも今日は帰っちゃったみたい」

さくら「だったら仕方ないし今日は6人で練習をしよう」

佐奈「そうですね」



花凛(おかしい…自然に私がカウントされてるよ…)

さくら「どうしたの花凛。 ぼーっとしちゃって」

梨衣「そうですよ! まだ9人いないですけれど野球は出来ますから!」

花凛「あ、うん」


花凛(思わず返事しちゃったー!? 私のバカー!?)

〜野球用グラウンド〜

和澄「…」


梨衣「あれっ…誰か居る…?」

さくら「なんか黄昏てる」

花凛「って、清田先生!? なんでグラウンドに!?」



暉「用事があって来たのかな? …待ち合わせとか?」

清果「密会だね」

佐奈「な、なんでグラウンドでわざわざ密会を…?」

清田先生男か女かどっちやねーん

教えて下さいな

ばらばらじゃないか…


…女監督で行こうかな。

男監督だと非常に犯罪っぽい。


ついでに細かい設定とか拾っちゃうよ

安価下4くらいまで

百合設定は拾えたら拾うかな…

一応これ小学生の話だからさ…事案確定だよ!?


まだ梨衣ちゃん10歳だし!(作中時間は4月)


梨衣「清田せんせーい!」

和澄「あら、佐倉ちゃん。 今日も野球の練習?」


梨衣が話しかけたのは彼女達のクラスの体育の先生、清田和澄であった。


さくら「あの…」

和澄「? 確か転校生の…」

さくら「天音さくらです。 実は」

梨衣「野球部を作りたいんです! だから…監督になってください!」

和澄「私でよければいいわよ」


梨衣「わーい!ありがとうございますっ!」

さくら「…えらくアッサリですね」

和澄「んー、わたし野球好きだしね。 それに生徒達の力になれるのが嬉しいもの」

花凛「先生…」

和澄「あ、比能ちゃん。 スポーツ始めたんだぁ」

花凛「無理やりでしたけどね…うぅ…」

和澄「ウンウン…でもせっかく運動の才能があるんだものー」

花凛「…は、はぁ…」


暉「んじゃ、これであと3人いれば野球部が出来るんだな!」

清果「そうだね。 楽しみー!」

佐奈「清田先生…いえ、監督。よろしくお願いします」


和澄「お任せあれー! それじゃ、募集用ポスターを作りましょうか」

「はーい!」

〜数日後〜


梨衣「わぁ…結構いますね!」

さくら「本当にね…」


花凛「それでは右から挨拶、学年、ポジションをお願いします」

暉「花凛ちゃんスゲェ…」

佐奈「まるでキャプテンみたいだぁ」



和「國澤和と申します。 学年は四年生で希望はピッチャーです。 よろしくお願いします」

四天王「最高四天王。学年は6。ポジションはピッチャー」

甘露「百目木甘露。学年は…5年生。ポジションはセンターかライトです」

二葉「こ、小堺二葉です! ポジションは四年生で…じゃなくてファーストです!よろしくお願いしましゅ!」


セリア「須田、セリア。四年生でサード」

芳江「北郷芳江だよ!ポジションはピッチャーかキャッチャー! あ、学年は6年生だけど気軽に声掛けてね!」

佳子「越場佳子! ポジションは外野手!学年は5年生! よろしくっ!」



花凛「ありがとうございました。 …監督」

和澄「監督の清田和澄だよ。この野球部は出来たばかりだけど…みんな才能がありそうだし将来が楽しみです。 それじゃ簡単に力を見てみたいから…テストしよっか」


「「テスト!?」」

芳江「や、野球でもテストだなんて…」

和澄「いやいや、実力わからないと練習メニューも組めないし…それじゃあ、最初は…」

〜40ヤード走〜

清果「なぜアメフト…」



花凛「位置について…ヨーイ」


(ドン!)


さくら「…!」

ダッ!

梨衣(はやっ!? 負けられない…!)



和(走る速さは負けませんよ…?)


和澄「國澤ちゃん速いね」

花凛「はい。 天音さんには劣りますが…凄いですね」


40ヤード走 ランキング
1位 天音 さくら 12点
2位 國澤 和 11点
3位 志津 清果 10点
4位 百目木 甘露 9点
4位 北郷 芳江 9点



梨衣「私主人公なのに…」

佐奈「打撃があるし大丈夫大丈夫」

梨衣「ありがとサーナ…」

〜ノック〜

和澄「軽く行くよ…はいっ」


梨衣「えーいっ!」


(スカッ)


芳江「ナッシー!? トンネルかよ!?」

暉「なっしー守備へったくそだし…」



セリア「はいっ…」

(パシィ!)

佐奈「ふっ!」

(パシィ!)



和澄「あの2人は上手いね。 …セカンド大丈夫なの、あれ…」

花凛「…本郷さんがセカンドの方がいいかもしれませんね」


甘露「えいつ」

(パシィ!)



和澄「外野手少ない…佐倉さんは外野手出来ないのかしら…?」

花凛「わかりませんね…」


ノック ランキング
1位 須田 セリア 12ポイント
1位 百目木 甘露 12ポイント
1位 深山 佐奈 12ポイント
4位 小堺 二葉 9ポイント
5位 北郷芳江 8ポイント

〜シートバッティング〜


和澄「基本的にヒットになったかを見るからね。打撃投手は私がやるわ」


(シュッ)


二葉「え、えーいっ!」


(ぽこん)


清果「セカンド!」

梨衣「はい!」



(パシィ)


梨衣(よ、よかったぁ…)





そして…


和澄「うーん…打撃は上手い子は結構いるけど長打が少なすぎる…」

花凛「北郷さんのツーベースが1本と百目木さんのフェン直が1つだけ…あとは殆どが単打」

和澄「ヒット自体は多いんだけどね。 流石に今の時点で長打力がある子は…」



梨衣「ラスト! 佐倉梨衣! いきますっ!」


和澄「…さて、どうなるかな?」

(キィンッ!)


梨衣「…うーん、公式大会ならレフトフライでしょうか?」

和澄「」




花凛「…10球中、8球をヒットに。 しかもそのうち6本が長打…」




打撃ランキング
1位 佐倉 梨衣 12ポイント
2位 天音 さくら11ポイント
3位 北郷芳江 10ポイント
4位 百目木 甘露 9ポイント
5位 越場 佳子 8ポイント



和澄「百目鬼さん凄くない? 全部のランキングでトップ5に入ってるわ」

花凛「本当ですね…」

和澄「…比能ちゃんもやってね。せっかくなんだし」


花凛「…は、はい」

花凛「ふぅ…」

暉「…速い、強い、固い」

梨衣「レフト上手かったし打撃も安打製造機だし、足も速いんだけど…」

さくら「初見でキャッチャー出来るだけのセンスはあるね」




和澄「…よし、みんなお疲れ様。とりあえずオーダーを組んでみたわ」

1.遊 志津 清果
2.三 須田 セリア
3.中 百目木 甘露
4.ニ 佐倉 梨衣
5.一 天音さくら
6.左 比能 花凛
7.右 越場 佳子
8.捕 深山 佐奈
9.投 北郷 芳江


花凛(6番レフト…)

梨衣(わーい、4番だぁ!)


四天王「なんで私がレギュラーじゃないの!?」

和澄「まだピッチャーは決めかねてるからよー。 試合には出すから安心して」

暉「…試合?」


和澄「うん、地区の男子チームとね」

二葉(お兄ちゃんのチーム!)

それじゃほんへはこの辺りで

部員で紹介して欲しい子は誰かな安価ー


安価下1

本郷 暉

身長 157㎝
体重 (女子の体重は秘密だから)
血液型 A
誕生日 1月16日

右投げ左打ち
ポジション セカンド サード
(野球評価)
打撃 2点
走塁 4点
守備 4点

家族構成
父 母 祖父 姉2人
得意科目 理科 音楽
苦手科目 社会


寸評
梨衣ちゃんのライバル(?)。性格はクール側だけれどもさくら程は覚めておらずツッコミが得意。両親や姉に可愛がられすぎてボーイッシュな見た目を好むようになった(ただ、それでも両親姉からは可愛がられている)。一見男の子の様に見えるがちゃんとした女の子。


打撃は苦手なものの走塁守備の実力は高く守備固めで交代やセリアの代わりにサードを守ったりする。


梨衣にライバル意識があるがあまり表には出さない。 彼女の打撃には勝てないと分かっているからこそ守備を磨こうとしている。

左利きで結構オカルチックな話が好き。

でもこのチームの守備固めは重要なのよら

サードを守れるのがセリアと花凛、暉しかいないし花凛はレフトを唯一まともに守れるからセリアがマウンドに上がったらサードが居なくなるよ

セカンド梨衣ちゃんも守備が酷すぎるからね…
梨衣ちゃんの守備が上達、もしくはレフトコンバートか暉ちゃんの打撃が成長するかの勝負!

國澤 和

身長 167㎝
体重 (ひ、秘密ですー!)
血液型 A
誕生日 3月3日

右投げ左打ち
ポジション キャッチャー ショート センター
野球評価
打撃 1点(飛距離だけなら梨衣並)
走塁 5点
守備 3点

家族構成
父 母(単身赴任中)
得意科目 理科 体育
苦手科目 国語

寸評
梨衣の一個下のキャッチャー。 身体能力だけならチーム屈指だがまだまだセンスに頼りすぎる嫌いがあり。送球の速さはチームNo.1。
性格はおっとり抜け抜け。 ただ、小学生離れした性格とルックスの為たまに怪しい誘いに誘われてしまうことも…。そういうときは二葉やセリアに助けてもらうらしい。

父が警察、母親は弁護士と超が付くほどのエリートだが本人はあまり気にしていない。単身赴任の母親の代わりに料理もする為料理の腕も抜群。

小学四年生には見えないレベルのスタイルは同級生男子の目を集めることも…?

将来的には高い身体能力を生かしたショートになって梨衣ちゃんに立ちはたがる壁になるかもね?
もしくは梨衣ちゃんと二遊間を組むか…の前に梨衣ちゃんがファーストかレフトになりそ…

あちゃあ…すんません
キャッチャー→ピッチャーでした。

投手としては
球速 4
体力 4
制球 1
変化球 1


こんな感じかな

〜前回までのあらすじ〜

野球チームを結成しようと奔走する梨衣達

巻き込まれる花凛ちゃん

そんな中、監督も決まりいよいよ男子チームとの練習試合だ!


そのためポジションを決めるための簡単なテストが行われた…梨衣は打撃で大きく目立ちいよいよ決戦の時を迎える…!


和澄「…チーム名は安価下2ね」

〜数日後〜


梨衣「うぅ…なんだかキンチョーしてきたっ!」

さくら「試合前は緊張するね」

花凛「私キャプテンっておかしくない…?」

梨衣「私まだ5年生ですし!」





和澄「堀内さん、今日はよろしくお願いします」

堀内「よろしく、清田先生。 この子達も試合を楽しみにしてたからね」

和澄「やっぱり試合は楽しいですものね。 それじゃあ、オーダー交換を」


敦賀ドラゴンズ
1.遊 志津 清果
2.三 須田 セリア
3.中 百目木 甘露
4.ニ 佐倉 梨衣
5.一 天音さくら
6.左 比能 花凛
7.右 越場 佳子
8.捕 深山 佐奈
9.投 北郷 芳江


気比ファイターズ
1.中 大坊 智
2.二 木村 直樹
3.一 小堺 一馬
4.左 久保田 絃
5.右 三浦 大
6.捕 羽多野 歩
7.三 谷岡 修造
8.遊 田所 浩二
9.投 多田野 数人


一馬「おっす、梨衣」

梨衣「一馬くん…今日の試合はよろしくっ!」

一馬「ああ。けど負けるつもりは無いぜ!」

審判「プレイボール!」


梨衣「清果ちゃん!ファイト!」

清果「任せて!」



和澄(初回に梨衣ちゃんまで回してほしいね…あの子のバッティングは…見るもの全てを魅了する)


和澄(守備は見たくもないけど)



堀内(なんでも清田先生のチームは初陣らしいからね…悪いけれど、軽く捻らせて貰うよ)





清果(さて、1番としての役目は塁に出ること)

多田野(そんなことさせるわけはねぇ)


清果(…なんだかワクワクして来たよ)

ストライーク! バッターアウト!


清果(っつ…早い)


多田野「ふん…」(パシッ)


このまま多田野の2番の須田も三振に打ち取りツーアウトランナー無しに

多田野「よしよし…」



セリア「打順調整…」

甘露「気にしないで」

梨衣「甘露ちゃん! 頑張って塁に出て私に回して!」

甘露「努力する…」



「3番 センター 百目木」


甘露(インコースを打つ…! さっきセリアはアウトコースを空振りしたから…インにあるはず)


多田野「はっ!」

(シュッ!)

甘露「インコース!」



(キィン!)


さくら「ライト線!」

梨衣「走れーーっ!」



(ズザァ!)


暉「甘露ツーベースっ!」

梨衣「チーム初安打だーっ!」

佐奈「…次梨衣ちゃんだよね」


梨衣「あっ、そうだった!」



「4番 セカンド 佐倉 梨衣 」


梨衣「よーっし! いっくよー!」

多田野「ふん…うるさい奴だ。 お前ならど真ん中ストレートだけで…」

梨衣「それはどうかなー?」



多田野「ふん…くらえっ!」

(ビュッ)



梨衣(およ、本当にど真ん中ストレートだ…それなら簡単だよ…)


(ギィン!!)

多田野「なっ…」


梨衣(ホームラン、かな)


敦賀 2-0気比


多田野「」

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