安価でFate! (74)

名前>>2
職業>>4
特技>>6
趣味>>8
魔術師か魔術師ではないかコンマ奇数で前者、コンマ偶数で後者>>10

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455897999

織田川秀吉

ニート

腹踊り

ホモレイプ

コンマ00-20悪 21-41クズ 42-52善人 53-73カス 74-85変態 86-99憎めない奴

性格コンマ>>16

必要な情報は集まりました
それでは始めます

 俺、 織田川秀吉はニートであった。
しかも引きこもりである。
外に出る用事といえばコンビニエンスストアに買い物に行くくらいのことであった。

俺はニート生活ですっかり鈍った頭を覚醒させた。
昼夜逆転は深刻であり、今はかろうじて深夜である事が暗闇の中でわかった。
俺は基本的に電灯は使わなかった。天井にぶら下がっている電球は三年前から切れているし、電子機器は自ら光り続けているのだから電灯は必要ないのである。
覚醒した俺は30分ほど枕元のスマートフォンを弄っていた。このスマートフォンは8000円ほどで売っていた台湾製か何処かの格安スマホであった。

暗闇の中で俺は発情した。
もはや作業とも言える洗練された動きでパンツを脱ぐと (パンツは汗で湿っていた) 、皮の被った息子を上下に擦り始めた。
スマートフォンの中では汚らしい男二人がちょうどシックスナインと言われる体位で愛撫をしあっていた。

「うっ……」

約2分。
俺は湿っていたパンツで腹に出したものを拭くと、パンツをそこらへんに放り出した。
射精直後の疲労感と誘眠を振り払うため、俺は床に落ちていた服を着、ジャンパーを羽織り、スカスカな財布をポケットに押し込むと慎重に部屋のドアを開けた。

ーー 家は静寂に支配されていた。

こっそりと部屋のドアを閉め、忍び足で居間に行くと、作りおきの魚ご飯が置いてあった。
暗闇と静寂の中、それを約5分で食べると、重い腹を振りながら特技の腹踊りをした。
これを食後にするとやる気が湧いてくる。
伸び放題になった髪の毛をボリボリ掻くと、今は空となっている魚が入っていた容器にフケが落ちた。

俺は大きなゲップを噛み殺しながら家を飛び出した。
スマートフォンを見ると午前2時のようだ。
1km先にあるコンビニエンスストアを目指し歩を進めた。

誰も歩いていない、何も走っていない道路は気持ちがいいものだ。
世の中はままならないが、この時間だけはままなると錯覚する。そしてそれを楽しむ。

ーー ……?

足を止める。
誰もいないはずの路地、なんの変哲もない一軒家。

その前に異常が立っていた。

手には巨大な刃物、いや剣か。白色の服は血塗れ。
電灯の下でその人物は佇んでいた。

「ヒッ……」

俺は無様な声を上げていた。
その光景を理解すると同時に足が震え出し、腰はガタガタと安定を失い、視界がぼんやりと歪んだ。
動けなかった。恐怖、緊張、困惑、思考停止。これらすべての経験が俺には不足していた。

その人物は俺を一瞥すると家と家の間を通り抜けて消えていった。

俺は走った。
約5年ぶりの全力疾走に忽ち身体は悲鳴を上げた。足首を捻り、汗を滝のように流し、後ろを何度も振り返りながら俺は走った。
運動不足で余計な脂肪を抱えた身体を心底恨んだ。

家に入ると騒音などお構いなしにドアを閉め、鍵をかけた。
ドアの覗き穴を睨むと、俺は一目散に自分の部屋に駆け込んだ。
汗と精液の臭いに支配された部屋を全く気にせずに布団にくるまった。
身体はガタガタと震えていた。

「あああ、あ、あれは、なん、なんだ!?」

ぶつぶつと独り言をつぶやきながら先ほどの状況を脳内で再生する。
明らかに異常だ。変だ。おかしい。
何もかもがおかしかった。
部屋の空気が怖かった。何かに包まれていないと安心できない。この部屋は隙間が多すぎるように感じた。
震えはまだ収まらなかった。

気づくと朝だった。
朝に起きたのは何週間ぶりだろう?
スマートフォンを起動しニュースを確認した。

「冬木市、長物による一家惨殺事件」

これだ。
反応の悪いタッチパネルを太い指で操作しその記事を開いた。
……やっぱりそうだ。昨日の事件で間違いない。

俺は意外にも冷静であった。
それどころか俺はとんでもない事を目撃してしまったのではないかという優越感にも似た感情が襲ってきた。
あの時は異常としか感じなかったが、俺の鈍った頭による記憶装置と腐りきった性格が、俺に自信を抱かせる事を成功させた。
つまり俺は殺されてはいないのだ。
確かにあの交差点の一家は惨殺されたかもしれない。だが、俺は犯人の姿を見たにも関わらず殺されていない。

俺は何年かぶりに笑った。笑筋が悲鳴を上げてるのが実感できる。

喉元過ぎれば熱さ忘れる。

俺はもはや異常と特殊性における状況を楽しんでいた。

その日は濃い精液が出た。

プロローグ終了。
また後で安価をするかもしれません。

01-20 良 21-41 普通 42-62 悪 63-83  最悪 84-99 もはやうんこ製造機

主人公の運動能力>>38
主人公の女性への対応力>>40
主人公の行動力>>42

01-20 見るだけで吐くレベル 21-41 一般人レベル 42-62 イケる 63-83 大好物  84-99 好きで好きでたまらない

主人公のグロ耐性>>49

ほれ

それでは始めます

 ここ何週間かの間、スマートフォン越しに見る世界は不穏であった。
俺の住む冬木市は特に問題のない閑静な街ではあるが、しかし最近は謎の事件が多発していた。
俺が遭遇したあの一家惨殺事件を始めとし、強盗殺人、謎のガス漏れ事件など暇がない。
社会という輪の中に入れない俺は、しかしそれを外から見つめる事ができたのである。

俺はそれを楽しんでいた。

つまりあやふやな形の非日常というアトラクションを、何か現実味のない形で傍観してたのだ。

あの事件に遭遇してからというもの、俺は熱心にゲイもので拔いた。
俺は血を見ただけで腰が砕け、手が震えるほどの臆病者ではある。しかし、あの状況下における特殊性への反発は社会への復帰という方面に行くことはなかった。つまり全て性欲に注ぎこまれたのである。
俺は一日に最低8回は射精した。

昼時、滅多に鳴らないインターフォンが音を響かせた。
俺は基本、来客には対応する。
無意識の内に社会の臭いのあるものを嗅ぎたいということもあるが、三ヶ月ほど前に雑誌に乗っている懸賞に応募していたのが頭の片隅に残っていたのである。

俺は腹踊りをした。
これをすると勇気が湧いてくる。

この家のインターフォンに音声機能などという洒落たものはないので、いきなりドアを開けた。

俺はドアを開けたことを後悔した。

「秀吉くん?元気?」

視界に飛び込んできたのは女だった。
藤村大河、穂群原学園の教師である。

俺は錆びついた頭を全力で働かせ、どう対応するか考えた。
俺は何かを喋ろうと口を開けた。だが喉から出てくるのは空気だけであった。

「大丈夫ー?」

軽い調子で聞いてくる目の前の女を、とりあえず居間に迎えた。
社会から隔離された環境にある程度の間生きると、むしろ俺のような人間にとって表面的社会的行動は洗練されるのである。

女は居間に座り、世間話を少しすると早速本題を切り出した。

「でね、秀吉くんにとってもこういう生活は良くないでしょう? だからそろそろ復学してみないかなーって」

今更俺は自分自身が休学中であることを思い出した。完全に社会との繋がりを無くすことは、錯覚することは可能だが現実にはできないのである。それができるのは死者だけであろう。

あれはいつだっただろうか?
そもそも中学生の時はこうではなかった。むしろ俺は世間一般で言うリア充だったのである。
男趣味などというものはなく、むしろ女が好きであった。付き合った女の子も何人もいる。

それが穂群原学園に入りあの事件が ーーーー

俺の頭は記憶を呼び覚ますことを全力で拒否していた。
あの■■■に■■■■、俺のこの堕落した生活は始まったのだ。

俺はツバを三回ほど飲み込んだ。
そして発言した。

「ぼ、く。……僕は、学校になんて行けないんです」

目の前に座っている女と目を合わせることはできなかったので、ひたすら情けなく太ももを掴んで離さない、自らの両手を睨んでいた。

「そんな事ないよー! だって秀吉くん、最初はうまくやれてたでしょう?」

藤村大河は傍から見ると無遠慮とも見えるが、しかしそうではない事を話す。

「……さ、最初は良かったんだ。で、でも本質はダメだったんだ。運動も苦手だし、昔から走らなかったし、頭は悪いし、不細工だし、昔はうまくご、誤魔化してたんだ。だ、ダメなんだ……俺なんて」

ぶつぶつと独り言を喋っている俺自身を、どこか他人を見ているかのように俯瞰していた。
なんだこいつは。人前で独り言などと。こうやってすぐにボロを出すのだ。
あの■■は所詮それを表面化させたのに過ぎないのではないのかという考えが頭を支配する。

家は静まり返っていた。

「……行く理由が、見つからないんです」

俺はポツリと言った。

目の前の教師は見抜いているのだろう。俺がただ駄々をこねる子供であることに。しかしこの教師は偉大であった。

「本当かなー?」

藤村大河はそう言って微笑んだ。

気づくと、藤村大河は去っていた。
頭がぼーっとして思考が定まらない。
今日は寝よう。
精液臭いベッドに包まり、脱力する。

ーーーー ああ、今日は昔の夢を見るだろうな

意識が暗闇に落ちる前に、そう確信した。

序章前半終了。
後でまた細かい安価をするかもしれません。

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira101745.jpg
[ゴンベッサ・先原直樹]

ネット上でゴンベッサと呼ばれている、都道府県ssの後書き「で、無視...と。」の作者。
2013年に人気ss「涼宮ハルヒの微笑」の作者は自分であると自称し、物議を呼んだ。
詳しくは「ゴンベッサ総合8」で検索

1990年3月30日生 岡山県津山市出身 血液型B型
実家の住所 岡山県津山市大田277-1 ℡0868-27-1823

【都道府県SS】ゴンベッサ総合★8【先原直樹】

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[ゴンベッサ・先原直樹]

ネット上でゴンベッサと呼ばれている、都道府県ssの後書き「で、無視...と。」の作者。
2013年に人気ss「涼宮ハルヒの微笑」の作者は自分であると自称し、物議を呼んだ。
詳しくは「ゴンベッサ総合8」で検索

1990年3月30日生 岡山県津山市出身 血液型B型
実家の住所 岡山県津山市大田277-1 ℡0868-27-1823

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