初投稿です。
遅筆かつ稚拙な文章力ではありますが、よろしくお願いいたします。
投稿のルールをまだ把握しきれていないため、ご迷惑かけるかもしれませんが、支援して頂けたら幸いです。
このssは艦これとラブライブのクロスオーバーとなっています。
温かい目で見守って欲しいですが、気分を害した方は閲覧非推奨です。
また、PSvitaソフト「艦これ改」と連動して進めていく予定です。
行動の指針は安価で取るかもしれません。詳細は後ほど説明します。
未プレイの人のために出来るだけの配慮はしますが、ネタバレ注意です。
艦これ改をプレイして投稿しようと思ったわけじゃないんだからね!
それでは投下していきます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455898022
序章
穂乃果「μ'sのメンバー全員はすぐに理事長室に来るように放送で言われたんだけど…」
望「いきなりすぎて心当たりあらへんよね」
にこ「もしかしてプロダクションと専属契約とか!?とうとうこのにこにーの魅力が全国に知れわたることになるのね!」
絵里「そんなわけないじゃない。ことり、何か思い当たることはない?」
ことり「うーん。家にいる限りでは特に変わったことはなかったよ?」
花陽「そうなんだ。でもここで考えてても仕方ないし、とりあえず入ろっか」
海未「そうですね。全員いることですし、話を聞いてみましょう。」
トントントン
理事長「どうぞ」
皆「失礼しまーす!」
理事長「皆集まっているわね。急な呼びかけなのに集まってくれてありがとうございます」
凛「大丈夫だにゃ。それより昼休みなのに理事長室に集められた理由を教えてほしいにゃ」
理事長「そうね。時間もないことだし、早速本題にはいります」
理事長「今回μ'sメンバー全員に集まってもらった理由は二つの通告事項を伝えるためです。」
μ‘s「…え?」
真姫「ちょっと待ってください、いきなりすぎて意味がわかりません!校則もきちんと守っていますし今の処分には納得がいきません。事情を説明してもらえませんか!?」
理事長「そうね…。言った私も混乱していて頭の整理が追いつかないの。何しろ今日の職員の朝礼最中に連絡がきたものだから」
海未「連絡がきた?私たちの停学は別の何かが関わっているということですか?」
理事長「今朝防衛庁から深海棲艦に関して電話がきたの。皆は深海棲艦について知っているわね?」
ほのりん「シンカイセーカン?」
ことり「最近ニュースで問題になっている怪物のことだよね。世界中の海で目撃されていて自由に航海できなくなっているんだよ。」
花陽「それだけじゃなくって、その深海棲艦は飛行機も飛ばしてくるから、航路での国の行き来ができなくなっているんだ」
理事長「大体あっているわね。そのおかげで現代の社会に深刻な問題が起きているのも事実なの。同じような設定で女の子が武装して戦うゲームがあるんだけど、知ってる?」
望「艦隊これくしょん、略して『艦これ』やね」
絵里「よく知っていたわね」
望「一人暮らししているとどうしても暇になるからなー。ついつい色々冒険したくなるんよ」
理事長「本来は18歳未満はプレイできないんだけど、まあいいわ。艦これは艦娘と呼ばれる女の子が提督の指揮の下で行動して敵を倒していくの。一見過激だけどやってみると戦艦が攻撃して倒した時はけっこう快感よ」
穂乃果「へえー。面白そうだね!」
理事長「そのゲームの内容が実際に現代に再現することができたら信じる?」
にこ「いやいや!あくまでもゲームなんでしょ。二次元のものを登場するなんてあり得ないじゃない!」
理事長「それがそうでもないのよねぇ。どこかのなんやかんやの技術を使って艤装を実体化させて実際に戦闘し、勝利した実績があるの」
凛「なんか大事なことをすっとばした気がするにゃ」
理事長「この結果を踏まえて政府は一気に攻勢をかけて殲滅をかけようという方針を立てたの。日本はまだそこまで深刻ではないものの、いずれ国の存亡の危機にかかわるわ。そこで国の未来を守るため、艦隊の指揮を担う人材にあなたたちが選ばれたの」
海未「事情はわかりましたが…。何故私たちが選ばれたのでしょうか?他に人がいたと思うのですが」
理事長「理由としては三つあるわ。まず、艤装を扱える人はあなた達と同じくらいの女性しかできない。よって少し年の離れた人より同年代の人から指揮を行うことによって士気をあげられるのではないかと判断されたの」
真姫「確かに同年代の人から言った方が抵抗が少ないわね」
理事長「次に艦隊の士気をあげるうえで欠かせないのは音楽よ。ラブライブで優勝した実績を認められ、艦娘を盛り上げるのに期待されているわ。それに、結果的にμ‘sの知名度ををあげることにつながるでしょう?」
にこ「ほら!やっぱり全国ににこにーの魅力が伝わるじゃない!」
理事長「最後に、これが多分一番の理由なんじゃないかと思うんだけど…。あなた達が選ばれる前は男性が中心に計画が進められたの。ところが、その…。艦娘に手を出す人がいて倫理的に問題があることになって変更になったの。」
望(確かに文月ちゃんあたりになると事案になってしまいそうやなぁ)
理事長「これで大体事情は説明したわ。後は皆の意思しだいだけど…。この話を聞いてどう思う?」
絵里「どうもこうも、戦術を学んでいない女子高校生がいきなり国を守れというのは無理があります。それに私たちと同じ年齢の女の子が危険を冒してまで戦っているのに衝撃を受けています」
海未「穂乃果はどう思いますか?」
穂乃果「…。」
海未「穂乃果?」
穂乃果「…私は前線に立ってその姿を見ていきたい!」
ことり「穂乃果ちゃん!?それ本当!?」
穂乃果「今の話をきいて確かに絵里ちゃんの気持ちはもちろんあったよ。でもね、実際に戦っている人は守るべきものを思い浮かべて頑張っていると思うんだ。その決意を近くで見守っていきたい!」
真姫「穂乃果…。」
穂乃果「皆が行かないと言ったり、止めたりしても私は行くよ!絶対に曲げたくない!」
8人「………。」
にこ「なーに一人で格好つけていっているのよ。そこまで決意が固いならいくしかないじゃない!」
穂乃果「にこちゃん!?」
花陽「確かに深海棲艦と戦うのは怖いけど、やらなくちゃだめだよね!」
真姫「なにも行かないとはいっていないじゃない?」
凛「よーし、やっつけるにゃー!」
絵里「μ‘sのリーダーが言うんだもの。ついていくに決まっているわ。」
望「ゲームでのプレイ経験者がいないと何かと困るやん?」
ことり「穂乃果ちゃんの話を意思は充分に伝わったよ。だから一人で抱えこんじゃだめだよ?」
穂乃果「みんな…。ありがとう…!グシュ。ホントは怖い所もあったんだぁ」
海未「まだ始まってもいませんよ。これから長い戦いになるのですから堂々としていかないと」
穂乃果「グスン。そうだね!理事長先生、私たちは艦娘の指揮を執りこの国を守っていきます!」
理事長「分かりました。それでは二つ目の通告を言い渡します。今から支度をし、明日の午前8時に横須賀で提督として着任すること!」
μ‘s「了解しました!」
理事長「暁の水平線に勝利を刻みなさい!!」
序章終了です。
次は改行などの改善を加えてみます。
来週末に初期艦の決定とコミュの様子を載せる予定です。
このSSまとめへのコメント
希の名前間違ってる…やり直し。