吸血鬼は小鳥に恋をする【ラブライブ】(6)

完全に趣味です、思いついたことを書いていくので多分別所で清書すると思います。

名前とかは色んな所からネタ引っ張ってきていますけど、あまり関係はないです。

のんびり書いていくのでペースはかなりマイペースに進行していきます、宜しくお願いします。

●とある洋館●

???「はぁ・・・最近つまんないなぁ・・・」

???「突然どうしたんですか穂乃果、と言っても長年生きていればそうも思うでしょうかね。」

穂乃果「そういう海未ちゃんはどうなのさ、暇じゃないの?」

海未「私はあなたの散らかしたタベモノなどの後処理をしていますからね。 タベモノの調達は絵里が担当していますし、ここから出ることは少ないですけどね。」

穂乃果「へぇ、そうなんだ」


あ、紹介が遅れたね。

初めまして、私の名前はホノカ・コーサカ。 みんなからは穂乃果って呼ばれているんだ。

今お話をしていたのはウミノリア・カーチス。 私は海未ちゃんって呼んでるよ。

ガチャ

???「ただいまー、海未いるー?」

海未「おかえりなさい、絵里。 タベモノは見つけられましたか?」

シュッ バッ

穂乃果「おかえり、絵里ちゃん。 私も居るよ! ごちそう、何かあった?」

絵里「ええ、今日は美味しそうな人がいたから生け捕りにしてきたわ♪」


今帰ってきたのはマクシミリアン・エリチドール。 穂乃果と海未ちゃんには絵里ちゃんって呼ばれているよ。

それと今の会話で気付いた人はいるかもしれないけど、私たちは人間ではありません。

吸血鬼とその眷属、つまり人間で言うところの妖怪なんです!

穂乃果「で、今日のごちそうは? 穂乃果、もうお腹ペコペコだよ~」

海未「こら、穂乃果。 あんまり食べ過ぎると禁断症状が起きやすくなりますよ!」

穂乃果「分かってるよ、海未ちゃーん・・・ だから海未ちゃんに人間を食べる量を管理して貰ったり色々として貰ってるんだもんね。」


絵里「今日のごちそうはね・・・おーい、こっちに入ってきても良いわよ~」


???「え・・・っと、あ、あの・・・」


入ってきたのは10歳前後の可愛い女の子だった、ちょっと汚れてはいるけど高そうなドレスを着ていた。


シュッ
穂乃果「へぇ、可愛いね。 名前、なんていうの?」

???「は・・・ハナヨって言います・・・。」

穂乃果「そうか、花陽ちゃんか。 可愛い名前だね!」

穂乃果「まあ、単刀直入だけど私たちは今から花陽ちゃんを食べようと思ってるんだけど」

花陽「ふぇ・・・食べられちゃうの・・・? 私・・・食べられちゃうの・・・?」

穂乃果「待って、ちゃんと最後まで聞いて?」

花陽「う、うん・・・。」


穂乃果「見ての通り私たちは人間じゃないんだ。 特に私は吸血鬼、絵本の中に出てくるような本物の吸血鬼なんだ。」

穂乃果「でね、吸血鬼の私はこう見えて結構生きてきているんだよね。」

穂乃果「長い間生きてきているからと~ってもヒマなんだ、だから捕まえてきた人たちの希望を聞いているんだ。」


花陽「き、希望・・・?」


穂乃果「うん、希望。 内容は何でも良い、夢だったり食べる前に話しておきたい事とかを聞くんだ。」

穂乃果「じゃあ質問、花陽ちゃんの希望って何? なんでもいいんだよ?」

花陽「あ、うぇ、えっと、私はいつもはお城の中で暮らしているんだけどね。」

花陽「お城の中で小鳥を飼っていたんだけど逃げ出しちゃったんだ・・・」

穂乃果「じゃあそれを見つけ出すために出てきちゃったんだね?」

花陽「う、うん・・・ 大事に飼っていたから・・・」


絵里「なるほどね・・・ ねえ海未、穂乃果?」

海未「ええ、言いたいことは分かっています。」

穂乃果「うん!」

花陽「(・・・?)」

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