渋谷凛「赤ゴミ…?」 (296)

凛「って何?」

凛「赤いゴミ捨て場なの?」

モバP「お、おう…」

凛「プロデューサーは頻繁に行ってるらしいけど…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1454136377

モバP「ま、まぁな」

モバP「見てみたいの?」

凛「もちろん」

モバP「じゃあ外行くかぁ」

凛「ちょっと待ってて」

モバP「んー」

バタン…

モバP「なんであれに興味を持つんだか…」

モバP「ただの金食い虫だぞあれ」

ちひろ「プロデューサーさん、1人でブツブツ呟いてどうにかしたんですか?」

モバP「あ、ちひろさん」

ちひろ「赤ゴミがどうたらとか話してましたが…」

ちひろ「まさかあのゲームをやらせる気では無いですよね?」

モバP「まさか」

モバP「あれやるくらいなら据え置き機買った方が安いし…」


モバP「揉め事になって怪我でもされちゃあ困るよ」

ガチャ…

凛「おまたせ」

モバP「おう」

モバP「じゃ行くか…凛は先に外出ててくれ」

凛「じゃクルマの鍵貸して」

モバP「ほら」チャリ

凛「サンキュ」

バタン…

ちひろ「1回きりにさせてくださいよ…」

モバP「善処します…てかハマったら無理だよアレは」

モバP「俺も高校時代アレにどれだけ金溶かした事か」

モバP「とにかく行ってきますわ」

ちひろ「気をつけて下さいね」

ちひろ「あの子が使った額はあなたの給料から引かせて貰いますからー」

モバP「ちくしょう!鬼!悪魔!ちひろ!」


赤ゴミ、とは全国各地にあるゲームセンターに大抵は置いてある「湾岸ミッドナイトマキシマムチューン」シリーズである
中高生や特定のプレイヤーの民度の低さと金を知らない間にかなり使う事から赤ゴミ及びゴミと呼ばれるアーケードゲームである

凛「遅いよー」

モバP「すまんすまん…エンジンかけててくれたのか」

凛「まぁね。外寒いのに車の中まで寒いのは嫌でしょ?」

モバP「ありがとう、恩に着るよ」

モバP「じゃあ行くか」

バムッ!バンッ!(ドア)

モバP「今の時間帯は人多いぞ…どこか回って行くか?」

モバP「近くに首都高のランプあるから首都高でも」

凛「ふーん」

凛「じゃあ、首都高で」

この時最大の失敗をモバPはしていた
あのゲームのモデルになった道を通ってしまう事を…

モバP「夕方の首都高も結構混んでるな…」

モバP「環状乗ったのが間違いだったか?」

凛「初めてこの道通ったけど凄い道だね…」

モバP「あれ、初めてなの?東京生まれなのに」

凛「まあ、ね。親のクルマでも下道ばかりだし」

凛「そもそも電車かバス使えば何処にでも行けるしね」

モバP「そうか…じゃあ一通り回るか」

モバP「新しい道を通る時って新しい世界が見えるみたいだろ?」

環状線内回り江戸橋JCT→箱崎JCT→深川線

モバP「結構空いてきたなー…ちと飛ばすか」グイッ

凛「…!」

凛「は、速い!速い!」

モバP「あら」

モバP(130km/hちょいしか出てないのに)

そんなこんなで

モバP「着いたぞー」

凛「ぅえぇ…」

モバP(アカン)

凛「ちょっとトイレ…」

凛「キモチワルイ…」

頭文字Dもあるぞ


あとボルテとか音ゲーはマジで金が溶ける。民度は普通というか良い方だけど

>>16 イニDは青ゴミ…誰かがそう教えてくれた…

湾岸に限らずjubeatとかも金ガンガン消えるからなぁ

10分後

凛「うぅ………」

モバP「だ、大丈夫か?ほらスポドリ」

凛「ありがと…」

凛「てか早くやろうよ…赤ゴミ。何処にあるの」

モバP「ええっとねぇ…」

黄色ゴミがあれば信号機の完成だな

金がガンガン溶けるゲーム
そりゃもうシンデレラガールズと、スターライトステージだな


ちひろ『ゲーセンで使った金は貴方の給料から差っ引かせて頂きますからね(ニッコリ)』

モバP(ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!)

モバP(安月給なのにこれ以上引かれたくない!!!!!)

モバP「今日は遅いしもうここ出ないか?」

凛「ダメ」

凛「ヤるまで帰らないの」

モバP「ダメみたいですね…」

>>19 虹ゴミ(マリカ)はあるんやで

>>20 >>1はどっちも月3kは入れてます(震え声)

モバP「こっち」

凛「何コレ…」

モバP「何って赤ゴミよ赤ゴミ」

凛「『湾岸ミッドナイトマキシマムチューン5DX』って書いてるけど…」

モバP「ゴミだよこれ…分かったなら帰ろ、ね?」

モバP(給料引かれたくないから、ね?)

赤ゴミとモバPどっちがゴミなんですかねぇ…

凛「やってみたいな、これ」

モバP「ああああああああああああ!!!!!」

その叫び声で視線はモバPに集まる訳で

「あ、モバPさんじゃないすかー」

「対戦回ってるんでやってきます?」

「ランカー様が来たぞお」

モバP「」

モバP(終わった…)

モバP「ど、どうもー」

モバP「あれ?美世じゃないか」

原田美世「あ、プロデューサーさん」

美世「今かなり対戦回ってますよー。県外から金Sの人来てますし楽しいです」

モバP「ち、ちょっと来い」

美世「ど、どうしたんですか」

モバP「ええっとな…」

事情説明中…

モバP「ってことなんだけど…」

美世「沼にハメちゃえば良いじゃないですか!ペナガリで分岐ハメるみたいに!」

モバP(もうやだこの子)

美世「と言うか凛ちゃん今プレイしてるみたいですよ」

美世「諦めましょう!プロデューサーさん!」

モバP「ぁぃ………」

美世「貴方も一応金Sランカーじゃないですか!胸張りましょうよ」

モバP「さようなら…オレの給料…」

凛「お金入れてこの後どうするんですか?」

「あ、アクセル踏んで進むの。バナパス作りたい時はあと200円入れて」

凛「200円ね…」チャリ

「それから使いたいクルマを選ぶ」

凛「ほうほう…」

「このたくさんあるうちから一台選ぶの」

凛「何にしようかな…」

凛「あっ、プロデューサーのクルマ」

スバルインプレッサWRX STI(GDB-C)

「いいクルマ乗ってますねぇ…」

「他にも色々あるよ」

凛「迷うなぁ…」

凛「あっ!これいい!」

車をhttps://t.co/Kjgs9QX5aLから選んでください

↓2

こんな安価とか求めてないからさっさとやれよ

>>36 安価の間にメシ作ってたんやで。すまんな

さてしぶりんが使うのは扱いやすくTA向きなRX-8に決まりました

凛「これにしようかな」

「エイトかぁ。いいねぇ(厨車やん…)」

凛「色は青にして…アクセルを踏む、と」

凛「乱入拒否?乱入歓迎?」

「初めてだから拒否って良いよー」

「乱入については後で教えて貰いな」

凛「で、どれを選べば良いんですか?」

凛「ストーリー、全国分身、タイムアタック…」

「好きなのでも良いけど…最初はストーリーかな」

ストーリープレイ中
既に10クレ使ってます

凛「あれ…?何処かでこの景色見たような…」

凛「この急なカーブと言いどこかで…」


モバP「あっ...(察し)」

美世「あれもう10クレは使ってるじゃないですか…」

美世「プロデューサーさん、そろそろ諦めましょうよ」

美世「と言うかRX-8にしたんですね」

モバP「みたいだな」

美世「マイナー車使ってるならまだしも厨車使ってますからねぇ…ダルいプレイしてると」

美世「『まーた厨車使いのゴミキが』とか言われちゃいますからね」

モバP「どうするべきか…」


『厨車』とは性能が高く誰でも乗りやすい車種の事を指す(RX-7(FD3S)、スカイラインGT-R(BNR32、34)など)
ランカー含め幅広い層に使われているが民度の低い通称「ゴミキッズ」にも使われる頻度が高い
ですが見下したりなどは無いように…

ひとまずココまで
10時頃にまた書くかもです

凜ってどなたですかね

>>47 誤字は誰にもあることなんやで(震え声)

さて問題です。>>1は何故ダチャーンを出したのでしょうか?

早いけどちまちまと投下

しばらくして…

凛「プロデューサー!」

モバP「な、なんだ?」

凛「楽しいねアレ。アイドル業よフガッ」

モバP「やめなされ」

モバP「アイドル業に専念しなきゃダメだよ?」

モバP「金もかかるし時間も食う。こんな事より事務所のみんなと遊んだ方が楽しいだろ?」

モバP(俺の給料も差っ引かれるしな!)

凛「う、うん…」

モバP「俺はもう少しここ居るから美世にでも送って貰って」

凛「うん…じゃまた明日…」

モバP「おう」

モバP「行ったな…」

モバP「っしゃああああああ乱入じゃあああああ」

「モバPさんテンション変わりすぎっしょww」

「うはwwwランカー怖ええww」

モバP「お前らドコにする?C1か?それとも神戸?」

モバPは紳士的なチンパンはっきりわかんだね

モバP「ああっwwwwwガリんなよwww」

「モバPさんお疲れwww養分確定っすわwwww」

モバP「負けるwwww負けるwwwwww」

モバP「アアーーーーーーォ!!!!!」

「うるせぇwwwwww」

4/4(最下位)

モバP「ああ…」

「お疲れっすww」

モバP「帰ろ…ついてねぇわ…」

モバP「ってかめっちゃ喉痛てぇし」

モバP「やっぱりゴミだわ…」


プレイ中に奇声を出す人って確実に居るんですよねどのアケゲーでも確実に
んで負けたらテンションガタ落ち…とかね

一方その頃

美世「どうだった?初めての湾岸」

凛「楽しかった…とても」

美世「まあ誰でもそう思うよね…」

美世「でも深入りしちゃダメだよ?」

凛「どうして?」

美世「あれは楽しさと引き換えに何かを失うと言うか…」

美世「色々影響され過ぎちゃってお金を大量に使っちゃう、とかね」

凛「…」

美世「私もアレに影響されちゃって湾岸で使ってるクルマまで買っちゃったし…」

凛「え…えぇっ!?」

美世(まあこれだけ話膨らませとけばなんとかなるかな?)

美世(クルマ買っちゃったのは事実だけど)

美世「まあ、こんなアケゲーにお金落としちゃダメだよ」

凛「う、うん」

凛(もっとやりたいんだけどなぁ…やっぱり厳しいか…)

美世「じゃあこの辺で良いかな?」

凛「ありがとう…また」

美世「じゃあねー」

オォオオオオオオオ────ン

凛「いい音するなぁ…あのクルマ…」

凛「フェアレディZ…か」

1時間後 ラーメン屋

美世「あ」

美世「プロデューサーさんのインプだ」

オオォォォ────
ゥアンゥアン

モバP「ん?美世のZ31かな?」

モバP「いい音してるからすぐ分かるんだよな…アレって」

美世「どうもー、また会ったねプロデューサーさん」

モバP「おーす」

モバP「あのゴミ控えるようにって凛に言ったか?」

美世「言ったよ。でもねぇ」

美世「止める気無さそうだよ…」

モバP「こりゃ給料が皆無に等しくなる奴だ」

美世「月20万も入れてるんじゃないんだから…」

モバP「死活問題なの!インプの維持費が高いの!」

美世「まぁ分かりますが…多少は給料減っても大丈夫なんじゃあ…」

モバP「これ以上あの守銭奴に金吸い取られたくないの!」

モバP「まあええわ(寛容)」

モバP「折角来たんだからラーメン奢るよ」

モバP(何言っとるんじゃあああああああ)

美世「ありがとうございます!」

モバP(金が…金がああああああ)

美世「チャーシューメンでも」


赤ゴミやってる人って何故か美味いラーメン屋知ってるんですよね
Twitterとか見てると良く分かりますよ

翌日

ちひろ「プロデューサーさん昨日はどうでしたか?」

モバP「散々でした(半ギレ)」

モバP「凛もアレにハマったみたいですし…」

ちひろ「給料大幅に無くなっちゃいますね」

モバP「ちひろさあああああああん!!!!!」

ちひろ「泣き付いて来られてもですね…」

モバP「鬼!悪魔!ちひろ!」

美世「営業行きますよー」

モバP「うーす」

………

ちひろ「経費を巻き上げてるだけなんですけどねぇ…」

ちひろ「給料カットしてるだけですただ単に」

凛「あ、ちひろさん」

凛「プロデューサーは?」

ちひろ「営業回りに行きましたよ」

凛「ふーん」

ちひろ「ところで昨日ストーリーにどれだけお金使いました?」

凛「1000円くらい、かな。まだ(ストーリーで)負けてないよ」

ちひろ「分かりました」

ちひろ「少しの間そのバナパス貸してくださいね」

凛「?」

凛「良いけど…」

ちひろ「明日返しますので少々お待ちを」

凛「う、うん」

………

モバP「うぅっ」ブルッ

美世「どうしました?」

モバP「ちょっと悪寒が…」

モバP(やな予感がする…)


やな予感は的中する訳で

モバP「ふぃ~~~疲れた」

美世「キツかったですね今日も…」

モバP「辞めたくなりますよ~プロデューサー…」

………

モバP「じゃあまた明日ー」

美世「はい!」

モバP(ゲーセン行くか…)

この辺りが完全にゴミ脳

モバP(対戦盛んなのは秋葉原とか池袋とかか…)

モバP「違う所でも行くか」

…………

都内 某ゲーセン

モバP「ん?」

モバP(見覚えある後ろ姿だな…)

モバP「あーーーーーーっ!!!!!」

モバP「ちひろさん!」

ちひろ「え…?」

ちひろ「プププ、、、プロデューサーさん!?」

モバP「何やってるんですかこんな所で」

ちひろ「見ての通り湾岸です」

モバP「あなたとっくの昔に辞めてますよね?」

モバP「カードパチられたとか言って」

モバP「んで…その青のRX-8は誰のですかね?」

ちひろ「ええ…364プロの渋谷凛さんのです」

モバP「誰の金でやってるんですかね?」

ちひろ「プロデューサーさんの給料…です」

モバP「どれだけ使いました?」

ちひろ「ええと…6000円…ストーリー2週…」

モバP「あのさぁ…」

ちひろ「」

ちひろ「許してください何でもしませんが」

モバP「ご丁寧に黄レスと赤レスまで取って…」

モバP「まずお金返してください」

(2クレ店なのでストーリー60×2が6000円で済んでます)

モバP「なら乱入やってちひろさんが負けたら俺に金返してください」

モバP「俺が負けたら返さなくて良いです」

ちひろ「いいでしょう」

モバP「なら、大観山で」

結果は確定事項と言うかなんと言うか
モバPが料金所にハメられて負けました

モバP「」

ちひろ「プロデューサーさん?」

モバP「ごめんちひろさん…帰ってちょうだい」

モバP「金幾らでもぶんどって良いわ…」

ちひろ「…」

訂正:使った金額6000円ではなく5500円です

ではまた

ゲーセンなんて大小合わせて片手で数えれるくらいしかいったことないがそんな酷いもんなの?

>>81 民度がアレなんですよ。少しでも大それたことするとTwitterとかで晒されたりとか…酷いとリアルファイトまで発展しますね

>>82
ガンダム勢だけど湾岸も相当だな
赤ゴミとか初めて聞いたわ

>>83.85 ガンダムもそんな酷いんですか…>>1の行ってるところは平穏そのものなんで分かりませんでしたわ

湾岸も(プレイヤー除けば)いいゲームなんですけどねぇ…古代氏のトランスとかマシンのモデリング、走ってて気持ちいい挙動とか

Love to Rise in the Summer MorningとかLet it Shine、Taillightとか名曲揃いなんですよ。気になった人は是非

GTRスカイライン使ってますけど(半ギレ)

>>88 >>1はゴミクズ呼ばわりされてるR33使ってます(マジギレ)

翌朝

モバP「おはようございます(ニッコリ)」

ちひろ(き、気まずい…)

ちひろ「オハヨウゴザイマス」

モバP「給料ガンガン差っ引いて良いですよ!!」

ちひろ「うぅ…」

ちひろ(誰が言った言葉だか分からないけど『赤ゴミは人間関係をも壊す』って言葉が身に染みる…)

モバP「営業行ってきますわ」

モバP「美世、凛、行くぞ」

美世「はい!」

凛「うん」

………

ちひろ「どうするべきか…」

ちひろ「謝るどころの話じゃないですよね…」

………

モバP「ゲーセン行くぞゲーセン」

凛「え?」

凛「控えろって言ってなかった?」

モバP「あの話はナシ。ガンガンやっていいぞ」

モバP「ほれ1万やるから」

凛「あ、ありがとう…」

モバP「ST回すのもいいし分身でも何でも良いぞ」

美世(完全に吹っ切れてますね…)

美世(プロデューサーさんに何が)

モバP(もう給料貰えるって概念すらねぇや…ハハッ)

モバP(どうせどう足掻いても金を毟り取られる)

モバP「ちょっと2時間くらい待ってて」

美世「どうしてです?」

モバP「ちょっと…ね」

モバP「このクルマも維持出来なくなるんだろうな…」

バムッ
キュキュキュ…ヴォォオオオオオ────ン

モバP「インプっていい音するよな…ホントに」

モバP「ハァ…」

モバP「あの時赤ゴミって単語を口に出さなければなぁ…」

モバP「あのゴミに幾ら注ぎ込んだっけかなぁ…」

ストーリー15周
都道府県チャレンジ30周

モバP「もう20万超えてんじゃん…」

モバP「乱入やTAで使った金含めると…数えたくねぇわ…」

モバP「誰が言ったか、赤い椅子の付いた貯金箱…名言だよあれは」

モバP「金差っ引かれるならトコトンやってやっかな」

モバP「いざとなったらインプ売って生活費の足しにすりゃいいし…」

モバP「うん、それが正しいんだきっとそうだ」

…………

湾岸ってもう9年くらい前に辞めたわ
まだ稼働してるのね

書いてて思った、なんで話ここまで暗くなったんだ
やっぱりクソゴミのせいやな(適当)

>>100 無印マキシかマキシ2の時代ですかねぇ

シリーズを重ねる事に改悪されて行ってる感あるから今日はこれで終わり


『もう、戻れない
陳腐な楽しさを味わっていただけの
軽くて薄っぺらいあの頃には戻れない』


モバP「C級とかB級の頃のあれまでの楽しさはなんだったんだだろう…」

モバP「金S…SSSS級になった今…その楽しさすらない…冗談じゃねぇ…」

モバP「金をブチ込めばいい…それだけだ…」


まだやれる… 呼吸を数える。 吸っては吐く… 繰り返し 音… 車の近づく音…。 まただ… 俺の邪魔をするな… 俺はもう… 走りたくない… 俺は…

凛「どうやったらこのゲームでそんなに走れる様になれるの?」

美世「うーんとね」

美世「正確なライン取りとか上手くアザーカーを避けるのもあるけど…」

美世「やっぱり…3つのKだよ3つのK! 気合い!! 気合い!! 気合い!! それでall right!」

凛(人が変わったみたいだ…)

美世「ってプロデューサーさんも言ってたしね…受け売りだけど」

凛「プロデューサーらしいよ…フフッ」

美世「まぁ、ね。今では人が変わっちゃった」

美世「何処か寂しげで…そしていつも届かない何かを見つめてる…そんな気がするんだ」


『おぅ… 美世 おまえ、速くなるぜ… 絶対だ、オレが言うんだから間違いねえ なれや… 美世… 湾岸でイチバンに…』


モバP(俺も昔はあんな臭い事言ってたっけな…)

モバP(今では仕事仕事仕事…3つのSじゃないか…)

モバP(ゲーセンに行けば給料巻き上げられるし、家に帰っても迎えてくれるヤツはいない)

モバP(俺には何が残ってるんだ…?)

モバP「冗談じゃねぇ…」

…………

美世「あ、プロデューサーさん」

美世「遅いですよー」

凛「疲れた…暫くやらなくても良いかな」

モバP「帰るかぁ^~」

モバP「どっか、メシでも食べてくか」

…………………

美世……俺ともう一度だけ………走ってくれ…… ……おれはまだ…………お前の知ってる…………俺だよな……?……だけど……………あいつ……が…………おれに…………

…………………

美世(帰り際、プロデューサーさんがあんな事を言っていた…)

美世(何故だか分からないあの妙な感覚…)

美世(そして拭いきれない不安…)

美世(このまま走り続ける事でこの不安が消え去るのだろうか)

美世「プロデューサーさん…」

………

起きろ… 目を覚ませ… 自分自身の目で 確かめろ… ひとつずつ… 真実を… 解き放て… ゲームも人生も… 所詮そんなもんだ…

………

凛(なぜプロデューサーはあんな事を私に言ったんだろう)

凛(私がアレを始めてから様子が明らかにおかしい…)

凛(ちひろさんとプロデューサーの関係までハッキリと…)

凛(気にするなと暗示しても気にしてしまうこの矛盾…)

凛「考える前に行動に移せって事かな…」

………

モバP「俺は何をしてるんだろう…」

モバP「家にも帰らずにずっとインプのシートに座ってる…」

モバP「あいつらに不安になる事言っちまったな」

モバP「LINEか何か送っとくか」

モバP「それで、良いだろって…」


>>1です。煩わしい太陽ですね
赤ゴミは人間関係ぶっ壊す事がホントにあるんで程よい距離を持ってプレイしましょうね()


モバP「所持金が650円……」

モバP「2クレ店舗なら12プレイ出来る」

モバP「行くか」

モバP(抑えきれないこのモヤモヤした気持ちを忘れられるのはゲーセンしかない…はずだ)

モバP(行くしか…ないんだ)


覚えているのは匂いだ… 汗… 筋肉… 力をこめる… 男たちの匂い… 目を覚ます… 赤い筐体… どこまでもゴミ…

モバP(慣れた手つきで財布から100円とバナパスを取り出しいつものようにプレイする)

モバP「乱入やろう、乱入」

「どこにしますー?」

モバP「じゃあ、C1で」

…………

モバP(珍しく今日は勝てたな…)

モバP(なんだろう…上手く行き過ぎてる)

モバP(この感じ…冗談じゃねぇ…)

…………

美世(あ、プロデューサーさんだ…)

美世「プロデューサーさん?」

モバP「お、美世か…どうした?」

美世「乱入、良いですか?」

モバP「良いぞ」

…………

美世(…勝ってしまった…気まずい)

モバP「~~~!!」

モバP「クソッ!くそったれがァ!」

バチィィイイイン
一台の筐体から発せられた音…まるで泣いているかのような…


なにしてんだろ… 俺 どうしちまったんだろ… 俺 この拳の痛み… 俺のもの… この頬の痛み… 俺のもの… だけど… この涙… 俺は… いま… ひとつの涙の塊だった… どこにもこぼれ落ちることのない… 大きな涙の塊…

美世(どうしたんだろう…プロデューサーさん…)

美世(台パンなんてしたこと無かったのに…おまけに自分の頬まで殴って…)

美世(おかしい…絶対に…)

美世「プ…プロデューサーさん?」

モバP「………」

モバP「……ごめん……放っておいてくれ…」

美世(私は何も出来なかった…)

美世(気の利いた言葉1つ投げても何も変わらない様な気がして……)

美世(その場を立ち去るしか…………)

翌日

モバP「インプにガソリンを入れたい」

モバP「でも昨日ゲーセンで金を使い果たした」

モバP「詰んだわこれ…」

モバP「昨日色々あったし美世には顔合わせしずらい………ハァ」

モバP「事務所に行っても気まずいだけか…」

モバP「サボろ…」

モバP「携帯の充電も無いし…ツイてないわ…」

…………

ちひろ「プロデューサーさん今日はお休みらしいです」

ちひろ「体調でも悪くしたんでしょうか…」

ちひろ(まさか…失踪とか)

ちひろ(いや、それはない)

美世「どうしたんでしょうねぇ…最近様子がおかしいですが」

凛「まさか辞めるなんてことは…ないよね?」

…………

モバP「別に仕事しなくても事務所のみんなが何とかしてくれるだろ」

モバP「そんな事したらただのゴミになる…チンパンよりも酷い」

モバP「どうするべきか…」

モバP(家に戻るのも面倒だ…)

モバP(俺を包んでくれるのはインプのシート…それだけだ)


悪夢からの目覚め… 現実… 悪夢の続き…
また長い夜がはじまる… 心のギアを入れる

ここまで
みりあSSR狙うんでみくにゃんのファン辞めます

ただのレースゲームだと思って甘く見てましたみくにゃんのファンになります

走り屋になる流れやこれ何回も見覚えがある

>>1です。ゴミって楽しいですね(錯乱)

>>136 前川ァ!何やってる!
>>137 (走り屋になら)ないです。

話の方向性がおかしくなってますね……やっぱりゴミのせいや(池沼)

…………

凛「レッスンキツかったなぁ…」

凛(気分転換に湾岸でも…)

凛(そろそろA級入るし…)

凛(上手くなるには金を惜しみなく使うのが鉄則だってプロデューサーも言ってた)

凛(いつものように赤いイスに座り100円玉を入れる)

凛(そしてバナパスをタッチ。何回も繰り返した動作だ)

凛「!?」

『東京都のモバPさんからスタンプが届いています』

凛「いつもは乱入しかやらないプロデューサーがどうして…」

凛「気まぐれかな、それとも……」

凛(何処でやろう…得意な福岡かそれとも箱根…)

凛(福岡で行こう)

凛(きっと…勝てるはず)


※スタンプ
マキシ5までの挑戦状(分身対戦)とほぼ同じシステムの5DXから追加された物
スタンプを送り返すと送り返した人数&回数で様々なアイテムなどが貰える

………

凛「……ああっ…ペナった……」

凛「負ける!負ける!」

凛「ああ……」

………

凛(やっぱり年季が違う分走り方も違うのかな…)

凛(直線で抜こうとしても赤コーナーで引き離されるし…)

凛(RX-8使っててこれは無いよ……)

凛(ストーリーでもやろうかな…帰るのもアレだし)

凛「そう言えばあと20話回せば青レスとA9級にランクアップか…」

凛(今は20:30…ゲーセンが閉まるまであと1時間半)

凛「行けるかな」

…………
しばらくして

凛「………やった」

凛「青レスゲット!車体色とマッチしてて良いね」

凛(喜びを分け合いたいけど…誰に話せば良いんだろう)

凛「………帰ろ」

ひとまず終了
ダチャーンのコレって気合いハンドルしてるようにしか見えない

こういうのって波があるんだよな……必要最低限の事はやるけどあとはゲーセンに行っていたり
酷い時は一日中やってるのに一ヶ月後はほとんど行かなくなったり行っても見るだけだったり

メシまだ食べれないらしいんで投下(半ギレ)

………

美世(タイムが縮まらない…)

美世(いくら神戸TAを重ねても車種1のタイム…4分7秒58に届かない…!)

美世「クッ…!」

<ドゴォーン!!

美世「こんな所でペナ…私らしくない」

美世(そろそろ潮時かな…)

美世(SS4級まで辿り着いた…10万kmオーラも出した)

美世「もう十分なのかな…」

美世「あの子は新しい走り方を見つけて生き生きしている…羨ましいよ…」

美世(TAでも良いタイムが出ないし乱入でも負けまくる…)

美世(やる意味が有るのかな)

美世(3DXの時代に始めてもう何年も経っている…車も買った、夢だったアイドルにもなった…)

美世(なんだろ…すごく虚しい)

美世(この虚無感……)

モバPがこうなったり凛がドハマリしたのもすべてちひろって魔神のせいなんだぜ


あれから、考えてみた。 私がアイドルとしてここまで生き残ったわけを… 私は生きるのにも 死ぬのにも値しないんじゃないかってね ボロ雑巾は どんなに汚れても… どんなに洗いたおしたとしても ボロ雑巾のまま… 棄てられも飾られもしない。 目立たない場所で ほこりに埋もれてく… それが私… 原田美世…

………

モバP「……俺は何をしているんだろう」

モバP「ゲーセンにも行かなくなった」

モバP「家にも帰らなくなった…頼れるのはインプのバケットシートだけ…」

モバP(乗れなくなるならトコトン乗りたいし…)


ちひろさんの事よりもむしろ… こうなることをどこかでわかってた俺自身がいること… 昨夜、ちひろさんが俺にああ言ったときから… そうじゃねえ… もっと前から… 予兆があった… そのことが……恐かった… 堪えきれなくて… 俺は… 嘔吐したんだ… 吐き出しちまいたかった… なにもかも…

>>148 何か目標果たしたりバカみたいにやった後になりますよねぇそれ…

>>153 ファッキューチッヒ慈悲はない

皆さんの書き込みとても嬉しいです
有ると無いとではモチベが全然違いますね…

なんか言い回しがそれっぽくてみくにゃんのファンになります


走ることでしか自分を表現できない
同じ匂いを持つもの同士
勝者と敗者に分かれるとはいえ
所詮、同じ穴のムジナ

凛「ちょっとくらいガリしただけでなんであんなに言われなくちゃ…」

凛「『厨車乗りで女の癖に調子乗るんじゃねぇ』って…何がいけないのよ……」

凛(何でだろうあそこまで言われたのにまた燃えてくる…)

凛(これが湾岸脳ってやつなのかな)

凛「RX-8を使わないでおくべきか…それともこのままで行くか」

凛「敢えてマイナー車を使って厨車を狩るか…」

凛(気がついたら筐体に座り新しい車を選んでいた)

凛(…ランサーエボリューションX)

凛(ランエボ最終進化モデルだ……これなら)

凛(色は勿論青。私の色だ)

凛(これで何処まで闘えるか…)


ゲーセンの記憶は
むなしく、赤く、チンパンたちの祭りの跡

………

ちひろ「……私もまた1から始めてみましょうか」

ちひろ「そうしたら幾らかはあの人の気持ちが分かるかもしれない…」

ちひろ「誰よりもクルマとゲームとアイドルを愛したあの人の事を────」

ちひろ(ここまで色々気付くまでに私は何を失ったのだろうか…)

ちひろ(考えるだけでも身が震える)


『SPEEDをあげろ! ぶっとばせ!! ぶっちぎれ!!』

モバP(俺の中の誰かがそう呼びかけてくる…)

モバP(俺に残っているのは傷だらけのバナパスと何にも変えられないインプだけだ…)

モバP(慈悲なんて要らねぇ…俺の心を満たしてくれる何かがあれば…それだけでいいんだ)

モバP(嫌われても何されてもいい…それさえあれば……)

今度こそここまで
課金してもみりあママSSRとわかるわおばさんSSR来ないのでみくにゃん赤ゴミに染めます

>>158 前川ァ!またお前かァ!

えっひどくない!?

>>168 乙ありやで

>>169 酷い(SSの内容が)

方向性見失って悪戦苦闘してる>>1です


結局のところ、ゲームは人生に似てる… 追い求める先は、どこまでも見えない 得るものも失うものも、どこかむなしい しかし、それでもコインを入れ続けるのは 本能を越えたなにか、人手あるがゆえの 超越するものへの憧れ… それがあると、私は思うのだ。結果、降りることが出来ないのである。

美世(ウジウジ悩むよりも走る事であの気持ちを払拭出来るはずだ)

美世(今までもそう、これからも────)

美世(そう思い私は筐体に100円玉を入れる)

美世(身を削って働いて得たその100円を)

美世(いつものようにTAを選びコースを阪神高速3号・臨港道路に)

美世(ふと選んだ曲はThe Final Count Down…自ら終わりへと進んでいくような、そんな曲だ)

……………

美世(何でだろう……走ってるうちに涙がでてくる)


涙はなぜ 止めようと思うほど 止められないのだろう……… 答えは何処にもない



ここまで
一回止めたのにまた赤い筐体に戻ってくる>>1もゴミ脳なんやなって…

なんか止めたくても急に止まらない感じが車っぽいと思いましたみくにゃんのファンになります


狭いゲーセンに
挑戦者はなにを夢見て
なにを望むというのか

凛「……やった!」

凛「500撃墜達成だ………キラファルまであと星500個……」

凛(このゲームに100円を入れる度に湧き上がるこの高翌揚感…)

凛(熱くなるこの気持ち────)

凛「よくまぁエボXでここまで来れたなぁ…」

凛「RX-8を捨ててもう2ヵ月は経つのか…早いね」

凛(何でだろう……回数を重ねるたびに『強くなりたい、もっと闘いたい』と思うのだろうか)

凛(みんなの気持ちと逆行していくかのようなこの感覚────)

凛(…冗談じゃないよ……)

凛「もっと…もっと強いプレイヤーの居る所へ」

凛「こんなもんじゃ満足すら出来ない……」


狂ったように100円玉を入れ走り続ける… ゲーセンが閉店する時間まで… 私のなかでなにかが 変わっていく… 私はそれをのぞんでるのか つなぎとめようとしてるのか… わからないまま 走り続けてたんだ…

モバP「凛が毎日のようにゲーセンに行ってるのか…」

モバP「まるで俺の高校時代…湾岸マキシと言うゲームを見つけた時の俺…一緒じゃないか」

モバP「手を染めたならトコトンやるしかねぇ……朽ち果てて動かなくなるまでな……」

モバP「俺はもうダメだ……ただの傍観者……それだけに過ぎない」

モバP(俺は金Sまで登りつめた……もうやる事なんて無いんだ)

モバP(そうに決まっている)

モバP「もう十分だろって………」

モバP(だけど………)

モバP(何故だろう……またあの赤い筐体に金を入れたいと思うこの気持ち……矛盾…)

モバP(冗談じゃねぇ………)

モバP(俺はもう終わりなんだ……)


傷ついた心を慰めるための走りを 続けてるだけじゃ… よけいに傷んじまう… 俺は夜の映るインプレッサの ウインドウに向かって つぶやいてた… 反射する街の光の中に… ぼんやりと… 俺の顔が映りこんでた… 情けないその顔が…

デレステの今回のイベはとても良いと思った(小並感)
それよりなによりみりあママSSRと蘭子SSRください(懇願)

>>176 前川ァ!ゲーセン行くぞゲーセン!

………

美世「ペヤングでも食べますか…」

美世「かやくを入れて…」

ゴポポポ…

美世「フタを閉じて3分待つ」

………

美世(シンクにお湯を捨て……)

ジョロロロロ……
ボゴン!!ベゴン!!

美世「ひっ!」


ダバァ………

美世「ああ………」

美世「やっちゃったよ…ペヤングダバァ…」

美世「ツイてない……」

美世(最近こんな事ばっかり…)


カラカラだった…。 私も。 おそらく容器も ペヤングの麺は 遠くに流れてた 私は 声も出せなかったんだ なに言ったって違う気がして 嘘になっちゃう… そんな気がしたんだ

………

モバP「俺はメシを食べたい」

モバP「でも金がない」

モバP「なら食べなければいい」

モバP「やっためう!すごいめう!」

モバP(あほらし……)

モバP「マジでどうしよう…」

モバP(事務所に行って何かかっさらって来るか……)

モバP(どう堕ちてもそんな真似はしたくない…)

モバP(インプを食べる……)

モバP(考えるのをやめれば何とかなるだろ…)


空腹で悶える者と飲食店に向かって走る者。
彼らは口をそろえて吐き捨てた。
結末が問題なのではないと。
大切なものは、いま、この時、この瞬間なのだと。


凛(朝からゲーセンに篭ってるけど…)

凛(不思議と疲れが来ない…)

凛(何だろう……この筐体とリンクするような感じは────)


凛「S級まであと少し、か…」

凛「エイトからエボXに変えて4ヵ月ちょい…」

凛「走行距離は4万kmは超えたし……1000撃墜も達成した」

凛(目標を達成したのにまだ飽き足らないこの感覚……どうしてだろう)

凛(この熱狂感────)


凛(お金なら腐る程あるし時間だって……)

凛(女子高生のやる事じゃないよね…)

凛(女があの筐体に座ってたら誰でも驚くって……)

凛(ましてやエボなんて使ってたら…ね?)


熱くてまぶしい時代… 終わってしまえば ひどく薄っぺらな時代… だけど… その時は2度と戻ってこない 残されるのは 抜け殻だけだ… 走りきれ… 私の道を… 夢の抜け殻に 埋もれるな…

今の登場人物の状況を少しだけ

モバP
SSSS級 7504撃墜 3225トロフィー
色々病んでて自暴自棄になっている状態

渋谷凛
A2級 1073撃墜 974トロフィー(エボX)
A9級 247撃墜 487トロフィー(RX-8)
自分でも抑えられないほど熱狂している模様

原田美世
SS4級 2431撃墜 1750トロフィー(Z31)
モバPと同じ様に病んでる可能性アリ

千川ちひろ
また舞い戻ってくるかもしれない
全ての元凶。許すまじ

>>1ですお久しぶりです
生存報告だけでも

………

凛(NGのメンバーを連れてゲーセンに来たんだけども…)

未央「クレーンゲームやろうクレーンゲーム!」

卯月「音ゲーもたくさんありますねぇ~」

凛(湾岸に興味すら持ちません)

凛(ハッキリ言うと私の養分にする為に連れてきたのに)

凛(少しでも星稼いで減る仕様まで持って行きたい)

凛(その為にはあの2人を養分にして少しでも稼ぐ必要がある)

凛(どうやってあの筐体に吸い込ませるべきか…)

………

未央「あーっ!これ何?面白そう!」

卯月「同じ筐体が4つ並んでますね!これ3人で出来ますよ!」

未央「しぶりーん!これやろー!コレ!」

凛(私が誘い込む事無くアレに入っていったな…)

凛「今行くよ」

………

未央「100円入れて…と」

未央「バナパスポート?何それ…?使わないからこのまま進も」

凛(あーこれはゲスト狩りになるやつだ)

卯月「私もそうしますね」

凛(ランカー見てたらボロクソに言われるヤツだこれ…)

凛(まぁ、いいか)

凛「乱入対戦やろうよ。折角3人居るんだし」

卯月「なんですか?それは」

凛「説明は後。ちょっとまってて」

…………

凛「オッケ。入って良いよ」

未央「入るってどうやって…?」

凛(湾岸未経験者と居ると色々と面倒だ…)

凛「店内乱入対戦しますか?って所でYESを選ぶの」

凛「簡単でしょ?」

未央「う、うん」

未央(明らかにいつものしぶりんと感じが違うなぁ…)

あ、これ友達無くすやつだ!進研ゼミで見た!

未央(あーこれ負けるヤツだ)

卯月(負けますねこれ)

凛(養分乙ですwwww)

未央(何コレ?乱入四段?階段?)

卯月(凛ちゃんのクルマだけ名前違いますね…)

凛「」チラッ

凛(あーやばいこれ二人とも冷めてる)

凛(どうしよ…)

凛(600馬力に下げてハーフアクセルで途中まで3位に居るか…)

凛(それとも最初から前出てちぎるか)

凛(後者は友達減るヤツだコレ)

未央(しぶりんが何か熟考してるけど…何あったんだろ?)

凛(初心者にペナガリはなぁ…ブレフラも気が引ける…)

卯月(…?)

未央「あー…は、始まるよ!」

凛「ま、負けないぞー……」

…………
当然の如く凛が1位

凛(き、気まずい…)

未央(知ってた)

卯月(当然の結果ですよね…)

凛(うぅ…気まずい…雑魚狩り気まずい…)

凛(あともう1プレイ残ってるんだよね…)

凛(2人は……!?)

凛(もう居ない!?)

凛(速っ!?)

凛「2クレ店なのに1クレ分残して…」

凛「……別に良いよね」

凛「自演しても………」

凛(誰も見てなきゃバレないから…)

…………

未央(何やってるんだろしぶりん…)

未央(物陰からコッソリ覗いてるけど…)

卯月(誰も居ないのに対戦してますね)

未央「しまむー、何が起きてるんだろあの台で」

卯月「分かりませんね…凛ちゃんが見えない誰かと対戦してるのしか」

未央「ええ…」

未央「とにかく何処か行こ?見つかるとアレだし…」


いつだって、上っ面だけの話を 繰り返して、面倒なことは 置き去りにしてた 他人の領域に踏み込むのも 踏み込まれるのもごめんだなんて 思ってた それが、私なりのやさしさだなんて かっこつけてた… 冗談じゃないよ! 私は後悔してるの…

ここまで
>>206 やめてくれよ…(絶望)

しぶりんって風営法の関係上22時までしかいれないんじゃないっけか

>>1です。他のSS執筆してて放置してましたすみません()

>>216-217 >>1が中学と高校の時とか23時くらいまでゲーセン篭ってても補導も何も無かったです(震え声)

………

凛(結局あの後2人は帰っちゃってたし…)

凛(次会った時は気まずいだろうな…)

凛(かと言って湾岸やめる訳にもいかないし…)

凛(どうしよ…)

凛(ハァ……)

凛(何だろ…アイドルと人付き合いが面倒になって来た)

凛「アイドル辞めて普通の学生生活と湾岸ライフでも送ろうかな…」

凛「筐体に突っ込むだけの金なら沢山あるんだし…」


ゲームセンター… ここに来れば、いつだって湾岸プレイヤーが待ってた だけど… 今夜は私のだけだ。 ひっそりと静まり返る赤い筐体。 赤く染まった筐体の隣にターミナルがそびえてる … 記憶を呼び覚ます…。 そう、なにか得体の知れないものが 私の中で目覚めようとしてる

………

ちひろ(少しでもプロデューサーさんに近づく為にまたココに舞い戻ってきましたが…)

ちひろ(昔とはまた違った雰囲気…そして違和感)

ちひろ(以前より民度が低くなってるような…)

ちひろ(さっきだって乱入切り替え勝手に押されて乱入されましたし…)

ちひろ(もう、昔みたいにプレイする事は出来ないんですね…)

ちひろ(4000撃墜してたあの頃に戻りたい…)

ちひろ(じゃあまた星稼げば良いって話ですけどね…)

ちひろ「先は長いですね…」

………

モバP「給料日な訳ですが」

モバP「無いものと考えて良いよね?」

モバP「風の噂だとあの人ゴミにくっそ金入れてるみたいだし」

モバP「給料出なかったらプロデューサー辞めるわ、マジで…」

モバP「肉体労働してた方がマシだっての…」

ちひろ「あ、プロデューサーさん」

モバP「はい?何すか?手短にお願いしますわ」

ちひろ(うう…あれ以来態度が変わりすぎて胃が痛む…)

ちひろ「給与明細渡しておこうと思って」

モバP「…?」

モバP「あ、どうも」

ちひろ「あ、そ、そうだ、プ、プロデューサーさん?」

モバP「はい?またこれ以上給料差っ引くとでも?」

ちひろ(うう…)

ちひろ「ま、また復帰したんですよアレに…昔みたいにやりに行きましょうよ」

モバP「考えときますわ」

モバP「あと不必要に話しかけないで頂けると俺としては嬉しいです」

………

凛(さっきから覗いてたけど…)

凛(プロデューサーあれは酷いでしょ…)

凛(いくら私が元凶とは言え…)

凛「控えるべきなのかな…湾岸」

………

モバP(…あれ)

モバP(給料入っとるやん)

モバP「うわー…やらかしたパターンやこれ」

モバP「まあ過ぎた事は忘れてインプにガソリン入れて赤ゴミやりますかぁ」

どっかのセガ

モバP「やっぱり赤ゴミ…最高やね!」

モバP「5DXになってから人少なくなった分作業しやすくなったし…」

モバP「何より自演がやりやすくなった」

モバP「やっぱり俺はプロデューサー業やってるよりゴミに金突っ込んでる方がええんやなって…」

モバP(……?)

モバP(なんだろうこの感覚…)

モバP(誰か俺の事を見ている…?)

モバP(まさか…!)




案の定誰も居る訳が無いわけで

モバP「期待した俺がバカだったわ…」

モバP「まぁある程度星も稼いだし分身返すか」

モバP「実際これ乱入より面白いんだよね」

モバP「返すときは中指立てて写真撮ってブログに上げる」

モバP(何故かそん時だけコメント欄凄い事になるんだよなぁ)

あのさぁ・・・

現在進行形の嫁響ssの過去スレに何度か湾岸の話題があったよ

ここのしぶりんにはモデルが居るんやで

>>241 やっぱり好きなんですねぇ
>>242 ありがとうございます(*'ω')今度読んでみますわ

………

美世「…」

美世「どうしても神戸TAの3セク(セクション)と4セクのタイムが縮まらない…」

美世「特に4セクの料金所でハマるんだよね……2セクの料金所でもハマるけど」



美世「個人的には箱根より神戸の方が難しいね」

美世「スピード乗るし黄色コーナーでも赤コーナー並のコーナーがあるし…」

美世「まあブツブツ喋ってるより実践だね」

美世(このままで良いのかな…)

美世(明らかにダメになって行ってるような気がする…)


美世(何だろうこの胸に残る不安感────)

美世(そう感じながらも筐体に100円玉を入れ続ける自分…)

美世「なんでだろ…」

大事なことは誰も教えてくれない 教えられない‥ いちばん最後の大事なことは見えにくいしかわりにくい わかろうとするその気がなければ 気づくことさえむつかしい‥‥

………

モバP「ドエラッシャァァァァシゴオワァァァァァ」

モバP「てなわけで今日もゲーセンに来たわけだけども」

モバP「誰も居ないね…?」

モバP「おまけに4台店かつ2クレ店だね…?」

モバP「自演するしかないね…?」


モバP「久しぶりに違うの使ってみるかー」

モバP「よくまあ俺もゴミに金突っ込んでこんなに車作ったよな」

モバP「中には名刺だとかドレテロやら撃テロやらあるけども」

モバP「確かなのは突っ込んだ金の数で実車買えちゃうって事なんだよね」


モバP「まぁ稼いだ金を自分の好きなように使ってるから何も悪い事は無いけどね」

モバP「わかりやすく言えばソシャゲのイベントやガチャの為にかなりの額溶かしましたって言うのと一緒って感じかな」

モバP「実際おれもあの事務所の悪魔にも金を渡しまくってたし…」

モバP「結局みんな同じって事かね…」

湾岸しかないんです ━━━やっぱ お金よりも女よりも湾岸なんですよ━━━ だから 時々目をそらしてください まちがってる俺達のことから━━━

皆様ご無沙汰しております…悶絶チンパンの>>1と申します…

………

凛「今日はゲーセンに開凸してみたものの…」

凛「予想が外れて結構混んでる…」

凛(おまけにチンパン湧いてるし……)

「あっ、おねーさん対戦しましょうよー」

「楽しいっすよー」

凛(うわぁ…断れないパターンだこれ…)


凛(そう言えばエボXそろそろ極め四段入るなー)

凛(使いますか)

「入りますよー」

凛「…どうぞー」

「っしゃあああ乱入だwww」

「みwなwぎwっwてwきwたwww」

凛(うるさいなー…)


凛(あっ…)

凛(これ粘着されるパターンだ)

「うぇーいwwwwwww」

「っうわエボX固くね?wwwww」

凛「………」

凛(やっぱりガリ多用してくるかぁ……せっかくの蒼オーラが…)

………

凛(当然の如く勝ったけど…)

凛(こういう類いのプレイヤーって負けると台パンするんだよねぇ…)

「あ、対戦どもでしたー」

「楽しかったですー。ってか速いっすねww」

凛「!?」


凛「こちらこそありがとう」ニコッ

(かわええのぅ…)

(いいぞ)

凛「またやろうねー」

「あ、は、はい!」

………

凛「見かけによらずいい人も居るもんなんだなぁ…」

凛「やっぱり外見で判断しちゃダメだね」

凛(これだからやめられないんだよなぁ…)

凛「またここに来よう」

………

モバP「わざわざ関西の方からPがやって来るとか」

美世「へぇ…どんな人なのかな?」

モバP「スカウトしたアイドルをトランクに入れて事務所連れ込むらしい」

モバP「『大阪の変態』とか言われてるらしいぞ」

美世「わざわざトランクに入れるとか何考えてるんでしょうねぇ……」

美世「と言うか何に乗ってるの?そのプロデューサーは」

モバP「フェアレディZとか言ってたな。それもZ32」

美世「へぇ…」

美世「案外気が合ったりして」

モバP「おっ、そうだな」

………
とあるゲーセン

変態P「東京のゲーセン来てみたけど…案外大阪と変わらんなぁおい」

変態P「おっ、姉ちゃんが赤ゴミやっとるやん」

変態P「ええやん…声かけたろ」

…………

凛「今日も対戦が回って飯がうまい!」

凛「なんて言ってみたり」

凛(ん…?)

凛(視線を感じる……って近づいてきたよ)

凛(怖い怖いこわい)

………

変態P「あっ、お姉さん乱入入ってもええ?」

凛「良いですけど…」

凛(なーんかプロデューサーと雰囲気が…)

変態P「弱いから養分にしといてやー」

凛「は…はい」


凛(…!?)

凛(SS8級の乱入六段とかあのさぁ…)

変態P「階級とか気にせんでええって(笑)」

変態P「金さえ積めばこの程度は行くし…」

凛「は、ハイ…」

凛(よく喋るなぁこの人…)

取り敢えずここまで
投稿間隔かなり空いちゃって申し訳ないです

一応ここに出てる登場人物にはモデルが居るから赤ゴミやってる人は分かるかも

こんなことやってるから筆が進まないんや()

たくさんの言葉を聞いた… いまは疲れて座っている 隣の席の見知らぬ人から なにが嬉しいのか、よくしゃべる 私はただ聞いてるだけ 楽しく喋ってるなら 大丈夫…


凛「それにしてもよく喋る人だったなぁ…」

凛「あれくらいのトークセンスが欲しいモノだけど…」

ティロリティロリティロリ(マクドナルドのアレ)

凛「電話だ」

凛「もしもし」

モバP『あー、もしもし俺だ』

凛「どうしたの?C1の橋脚にでも刺さった?」

モバP『刺さっとらんわい』

モバP『今どこに居る?』

凛「某ゲーセン。湾岸やってた」

モバP「待ってろ今向かう」

凛「りょーかい」

………

モバP「今からゲーセン向かうけど美世も行くか?」

美世「行かない訳が」

モバP「んじゃ俺インプ乗って待っとるわ」

美世「わかった。ちょっと待っててね」

モバP「うい」

…………

美世「お待たせ、待った?」

モバP「待つほどの時間でも無かったなー」

モバP「んじゃ行くべ」


モバP「そういえば例のあのプロデューサー、赤ゴミ以外にも色々やってるみたいだな」

美世「へぇ…イニとか?」

モバP「だな。青ゴミやらBGもやってるらしい」

BG=バトルギア。タイトーのアケゲー(PS2版もあり)

美世「BGとか懐かしいねぇ」

美世「クラッチ付いてる筐体もあったね」

モバP「ああ、BG4のプロ筐体な」

…………

モバP「やっと着いた」

モバP「たった10kmとかそこらを移動するだけで40分とかなぁ…おまけにゲーセン行くだけなのに」

美世「まあ入っちゃいましょうよ」

モバP「りょーかい」

モバP「おーい」

凛「あ、プロデューサー。やけに遅いねぇ」

モバP「渋滞に捕まりました許してくださいなんでもしまむら」

凛「ん?」

モバP「んな事よりさっさとゴミやろうゴミ」


モバP「んじゃいつも通りC1で乱入なー」

美世「へい」

凛「んー」

モバP「お前らもっとアイドルらしい返事しろよ…」


モバP(SSSS級極め十段※)vs凛(S5級極め四段)vs美世(SS4級撃墜七段)

※乱入段位
乱入初段~極め十段まである段位の事
わかりやすく言うと廃人度合いを示す物

凛「この2人に勝てる訳無いよね」

モバP「馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前」

美世「思う存分分岐にハメて星減らす※からねー」

※星減らす
乱入撃墜星が2000個を超えると減るシステム。通称「減る仕様」
ビリになると減ります

…………

美世「プロデューサー!wwwwwwwwガリ酷すぎwwwwwwwwwww」

モバP「知らねえよwwwwwwwwwwwwwww」

モバP「あ゛ーーーーーーーー!!!!!アザーカー邪魔!!!!邪魔だって!!!wwwwwww」

<ドゴォーン!!

凛「何ハマってるのよwwwwwwwwwwwアンタ金Sでしょwwwwwwwwwwwww」

モバP「あwwwwwwテメーハメるからなwwwwwwww分岐にハメっからなwwwwwwwwwwww」

…………

ちひろ「あっ……」

ちひろ(対戦起こってる…入りますかね)

ちひろ「!」

ちひろ「プロデューサーさん…だ…」

ちひろ「気まずい……どうしよ」

……………

凛「?」

凛「!」

凛(うわーちひろさん来たよ…これは気まずくなる…)

凛(プロデューサー気付いてないみたいだしどうしよ)

凛「まぁ…大丈夫かな」ボソリ

今日はここまで
更新クッソ遅くてすいまそん

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