陽乃「うん、君なら助けてくれるよね?」
八幡「たかだが高校生がヤクザ相手に何か出来る訳ないじゃないですか…?」
陽乃「大丈夫だよ?雪乃ちゃんを連れ去った連中は割れてるから」
八幡「一応聞いておきますけど…どこのヤクザさんですか?」
陽乃「七代目近江連合だよ?」
八幡「はっ?冗談でしょ?近江連合って言えば日本で一番有名なヤクザじゃないですか?」
陽乃「ウチから何人かプロの人間を救出に向かわせたけど、みんな消息不明…」
八幡「さーてとそろそろ帰るかぁ…雪ノ下さんはゆっくりしていってくださいね?」
陽乃「そ~んなにビビらなくても大丈夫だよ?君、一人で助けに行けって言う訳じゃないからね?」
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桐生「お嬢さん、失礼します。」
陽乃「紹介するね~ウチで1年前から働いている桐生さん!父のお気に入りだよ♪」
桐生「それで雪乃お嬢さんの消息は掴めたんですか?」
陽乃「万が一の時を想定して雪乃ちゃんの携帯にはGPSをつけておいたけど、どうやら今は神室町にいるみたい。」
八幡「桐生さんがいるなら安心ですね…俺は必要ないみたいなので…」
陽乃「桐生さん!この子が雪乃ちゃんの将来の旦那候補の八幡くんね♪一緒に雪乃ちゃん救出に向かうからよろしくね。」
八幡「あのですね…桐生さんの足でまといにはなりたくないんで…」
桐生「心配するな、高校生のガキ一人、守れない程ヤワじゃねぇよ。それにお前は雪乃お嬢さんに詳しいんだろう?なら一緒に来て貰った方が助かる。」
八幡「でも俺、ヤクザ以前に普通の人間すら殴った事ないですよ?」
桐生「フッ…大丈夫だ。守る人間がいた方がこっちも気合が入るからな。」
陽乃「桐生さんごめんね?こんな事頼んじゃって!」
桐生「気にしないでください…今の俺があるのは雪ノ下家のおかげですので…」
陽乃「桐生さんは相変わらず頼りになるね。」
桐生「八幡と言ったな?これ以上、悠長に話している暇はない。急いで神室町へ向かうぞ。色々と準備はしておけ。」
八幡「はっ…はい。」
(さよなら、小町、戸塚)
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