シャロ「ラブライバー処刑法案ですって!?」(20)

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リゼ「ラブライバー処刑法案だと!?」 - SSまとめ速報
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シャロ「ふぅ~仕事疲れた!さすがに休まないと死んでしまうわ」

シャロ「そうだ、たまにはテレビでも見てゆっくりしようかしら」
ポチッ




アナウンサー『続いてのニュースです。先ほど、"ラブライバー処刑法案"が可決しました』

シャロ「え、ラブライバー処刑法案ですって!?」

アナウンサー『法案の可決に伴い、先ほど総理大臣が会見を開きました』

総理大臣『えぇ~~、ラブライバーというのはダサくてキモい社会不適合者の群れで、万引きや器物損壊などの犯罪行為を平気で繰り返す社会のクズであります。ですからして、そんなラブライバーをこの国から一人でも減らすためにこの法案が可決された事は大変意味のあることなのです』

シャロ「ラブライバーって、確かラブライブってアニメが好きな気持ち悪いオタクのことよね?こんな法律が出来ちゃう程有害な存在なのかしら?」

アナウンサー『このラブライバー処刑法案が成立したことにより、法施行後は街中でラブライバーを見かけ殺した場合ども罪に問われず、政府はこれにより我が国からラブライバーか一人でも減ることを期待しております』

シャロ「そんなことが可能になるだなんて、やっぱりラブライバーって危険なのね」


アナウンサー『政府はラブライバー撲滅計画を遂行すべく、ラブライバー処刑人を高報酬で募集する考えです』

シャロ「え、高報酬ですって!?」ビクッ



それからシャロは、政府のホームページに載っていたラブライバー処刑人の求人について調べた…

シャロ「報酬は歩合制でラブライバーを一人処刑する毎に10万円………10人処刑すれば100万円貰えるってことね!!」
キラキラキラ……!!

シャロ「社会にとって有害な連中を始末して、その上報酬も出るだなんて………夢のようね!」

シャロ「フルールで地道に働くのがなんだかアホらしいわ。よし、早速このラブライバー処刑人の面接を受けるわよ!」


こうしてシャロは、ラブライバー処刑人の面接を受けることを決意した


そして後日……

リゼ「なに、銃の撃方を教えて欲しいだと!?」

シャロ「はいッ!!こんなことを頼めるの、先輩しかいません!」

リゼ(くッ、このシャロの目、本気だ!!)

リゼ「しかし、教えるのはいいが突然どうした?」

シャロ「えっと……それは、リゼ先輩を見ているうちに、私も軍人を目指したくなったんです!!」

リゼ「なに、それは本当か!?いやぁ~、そう言われるとなんだか照れるな///」

シャロ(ラブライバーを射殺するために訓練したいだなんて、言えないわよね……)

そしてリゼの家にて……、



リゼ「よし、それじゃうちの射的場で思う存分練習しよう、厳しく行くぞシャロ!」

シャロ「はい、先輩ッ!!」

リゼ「いいか、まずは銃を構える時は脇を締めて両手でしっかりと構えるんだ」

シャロ「えっと……こうですか?」カチャッ

リゼ「そうだ!シャロはなかなかセンスがあるぞ。しっかり構えたら標的に狙いを定めて引き金を引くんだ!」

シャロ「はいッ!」

ですかい「お嬢、お茶を用意しました」



バキューーーーンッ!!


ですかい「グハァッ!!」

バタンッ!!


シャロ「あっ」

リゼ「ですかいーーーーーーーッ!!!」


シャロの放った銃弾はその場にやってきたですかいに当たり、そのままですかいは帰らぬ人となりました。
しかし、シャロが罪に問われることはありませんでした。何故なら、この事故が起こったのがラブライバー処刑法の施行がなされた後であるということと、ですかいが実はラブライバーであったという理由でです!
こうしてシャロは、街から一人のラブライバーを消し去った英雄として語り継がれることになりました。

普段はシャロから憧れの眼差しを向けられる立場のリゼですが、目の前でシャロがラブライバーを始末した勇姿を見せられ、シャロの影響を受けて自分もラブライバー処刑人となることを決意しました。

そして二人は………


シャロ「あ、先輩! あそこにラブライバーと思しきキモい男を発見しました!」

リゼ「よし、ライフル銃で狙撃しよう」


ズバアアァァーーーーーーンッ!!

ラブライバー「グアアァァーーーーー!」



高校卒業後、正式にラブライバー処刑人として政府からお墨付きをもらった二人は、プロのラブライバーハンターとにてライセンスを取得し、日夜ラブライバー狩りに勤しんでおります。
二人でコンビを結成し、このコンビはラブライバーの間では恐れられるほどに活躍を見せているのです。


リゼ「ふぅ~~、それにしても、これだけラブライバーを始末してきたというのに、奴らは毎日のように姿を見せるな。一向に減る気配がない」

シャロ「私と先輩のコンビなら、いつの日かラブライバーを一人残らず駆逐できる日がやってきますよ!」

リゼ「シャロ………ああ、そうだな!その日のために、今日も頑張って一人でも多くのラブライバーを始末してやろう!」

シャロ「はい、先輩!」







シャロとリゼの名コンビは、世のため人のため、今日もどこかでラブライバーと戦っています。


END

以前これを書いてたものです↓
島田紳助「俺、芸能界復帰しようと思っとんねん」


今は別のところでゴム屋おのでら、ラビットゴムハウスという名前でss書いてます。

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