卯月「7回目」凛「ローテ漫才」未央「コンビニ」 (33)

*7回目やねん。はりっきっていきまっしょい。
*話は続いてるけど、前作を見る必要はない……と思います。
*あらすじ:ペア漫才を終えて、NGが戻ってきました。
*漫才ってことで、ちょっと語調が強くなってます。


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イェスゥイー ガンガン ガンガン ガンガン ガンガン ガーン!!


未央
「どーも、ニュージェネレーションです!」

卯月・凛
「「よろしくお願いしまーす!」」

卯月
「貴方の、貴方のニュージェネレーションですよー!」

未央
「帰ってきたよー! ただいまー! ただいまー!」


「ちょ、ちょっと。二人とも、恥ずかしいから」


未央
「とまぁ。久しぶりのニュージェネ漫才なんだけども。今日はしまむーから話があるって?」

卯月
「はいっ! 実は二人に、相談があるんです」


「なんかちょっと深刻そうだね。いいよ、話してごらんよ」

卯月
「ありがとうございます凜ちゃん。えっと……言いにくいんですけど……」

未央
「うんうん、大丈夫だから、話してみて」


卯月
「その……私、恥ずかしながら、生まれてこの方アルバイトと言う物をしたことがないんです」


「…………う、うん。私もないね。実家の手伝いはするけど」

未央
「っていうか、全国の高校生の半分以上はそうじゃない?」

卯月
「ええっ!? そうなんですか!?」



「でもまぁ、私達まだ高校生だけど、こうして手に職つけちゃってるわけだし、気にすることもないと思うんだけど」

卯月
「でもでも! コンビニとか、スーパーのレジって、ちょっと触ってみたいなって子供心に思ったことありませんか?」

凛・未央
「「わかるわ」」


未央
「よし、じゃあ始めようか」


「前にちょっとだけやったけどね」

卯月
「セブンで行きましょう!」


「ローソンじゃないんだ」



「お帰りなさいご主人様。こちらの席にどうぞ」

未央
「それ店が違う! ここコンビニ!」
「はい、代わって」


未央
「いらっしゃいませあなた。揚げ鶏にする? 肉まんにする? それとも、お・で・ん?」

卯月
「いくらニーズに応えるコンビニとはいえ、新婚プレイはないと思います」
「代わってください」



卯月
「客人よ、外界よりよくぞ参られた! 歓迎しよう!」


「熊本県でも、たぶんいらっしゃいませは代わらないと思うよ」
「はい、チェンジね」



「いらっしゃいませ」

卯月
「揚げ鶏ください」


「170KCalです」

未央
「値段言おうよ食いづらいよ! 全国のダイエッターからクレーム来るよ!」
「代わって、私がレジ入るから」


未央
「いらしゃーせー」


「揚げ鶏ください」

未央
「揚げ鶏ですね。ご一緒にから揚げ棒と鶏のから揚げ5個入りとメンチとハムカツとコロッケと、新商品のとり天はいかがですか?」

卯月
「商魂たくましすぎです! 速くお会計してください!」
「私がレジに入ります、代わってください」

卯月
「いらっしゃいませ~」

未央
「揚げ鶏一つください」

卯月
「ご一緒に、新商品のとり天はいかがですか?」

未央
「いえ、結構です」

卯月
「そういわずに、どうですか?」

未央
「いいです」

卯月
「遠慮なさらずに」


「しつこいよ! 遠慮じゃなくて明確な拒否だから! 一回で引き下がって!」
「私がレジやる、チェンジ」



「いらっしゃいませ」

卯月
「から揚げ棒ください」


「申し訳ありません。3時間ほど前に売り切れてしまいました」
「少々お時間いただけるのでしたら、新しく揚げますが?」

未央
「なんで売り切って放置してんのさ! 在庫あるなら揚げとこうよ!」
「代わって、私がレジやる」


未央
「いらしゃーせー」


「から揚げ棒ください」

未央
「申し訳ありません。から揚げ棒品切れてまして」
「私が食べてるこれでラストだったんですよ」

卯月
「仕事中に何してんですか! 休憩中にバックヤードで食べてください!」
「代わってください、私がレジに入ります!」


卯月
「いらっしゃいませ~」

未央
「から揚げ棒ください」

卯月
「申し訳ありません。から揚げ棒品切れなんですよ~」
「かわりに、新商品のとり天はいかがですか?」

未央
「いえ、結構です」

卯月
「そういわずに、どうですか?」

未央
「いいです」

卯月
「遠慮なさらずに」


「だからしつこいって! 仕事帰りのオジサンとかマジギレするよそれ!」
「チェンジ、私がやる」



「いらっしゃいませ」

卯月
「おにぎりあっためてください」


「かしこまりました」
「ガチャッ、バタン、ピッ………………ボン!」

未央
「やらかした! ちゃんと袋に穴開けなきゃだめだよ!」

卯月
「え? それツッコミって言うか注意……」

未央
「代わって」

卯月
「えぇ~……」


未央
「いらしゃーせー」


「おにぎりあっためてください」

未央
「かしこまりましたー。いま私の弁当あっためてるんでちょっと待ってくださいねー」

卯月
「お客さんのを最優先にして下さい! っていうか休憩中にやってください!」
「代わってください、私がやります」


卯月
「いらっしゃいませ~」

未央
「おにぎりあっためてください」

卯月
「かしこまりました~。……ぎゅっ」

未央
「…………」

卯月
「…………」


「…………なにしてんの?」

卯月
「体温ですにゃ」


「は?」

卯月
「人肌ですにゃ」


「……アイドルの人肌おにぎりとか、かなり危険な香りがするから今すぐやめなさい」
「チェンジ」



「いらっしゃいませ」

卯月
「強盗です! お金を出してくださーい!」


「ん。レジだけでいい? 金庫からも持ってこようか?」

未央
「何フランクにてきぱき対応してんのさ! 少しはためらって!」
「代わって、私やる」


未央
「いらしゃーせー」


「強盗だ! 刺されたくなければ金をいれろ! このナイフが見えるだろ?」

未央
「そちらこそ、このワルサーが見えませんか?」

卯月
「ここ日本ですよ!? なんで拳銃持ってんですか!」
「代わってください! 私が対応します!」


卯月
「いらっしゃいませ~」

未央
「おら~! 強盗だぁ! 今すぐ金を出しなぁ!」

卯月
「今日日コンビニ強盗が成功すると思いますか?」
「顔もばっちりカメラに映ってますし、お金手に入れられても時間の問題ですよ?」 
「何日持ちますかね。あ、刺しますか? 刺しちゃいますか? 強盗傷害ですか? 自分で自分の首を絞めちゃいますか?」


「煽るな危ないから! っていうか嫌な店員すぎる!」



「強盗に対してはまず身の安全を最優先! これ絶対!」

未央
「でもこれ……めっちゃ効果あるよ……ちょっと泣きそう」


「フィクション! この漫才フィクションだから! お願い泣かないで!」

卯月
「ああっ! 凜ちゃんそれ私の仕事です!」


「やかましいわ!」


卯月
「でも、コンビニの店員さんも大変ですね」


「こんな特殊な店員相手にするお客さんのほうが大変だよ絶対」
「やめさせてもらうよ」

卯月・凛・未央
「「「どーも、ありがとうございましたー!」」」

卯月
「この漫才はフィクションです!」

未央
「それと、とり天買うときは、ケチャップ付けてもらった方がいいよ」
「ちゃんみおのありがたい忠告だよ!」


「なにそのとり天押し」


~終幕~
*ロールケーキサンデーサンドイッチマンデー

前回スベりましたんで、5センチくらいは挽回成ったでしょうか? いかがでしょう?
まぁ、リズムネタは文章でやるもんじゃないって理解したんで、今後は控えます(やらないとはいってない)
あれだって僕の頭の中でデンデンやってるうちは面白かったんだけどなぁ……。まぁ、しゃーなしですね。

Pさんとかたまにぽっと出しますけど内輪ネタとか関係なくってか、こまかいこたぁいいんだよ! でお願いします。そんな深く考えてないんです。

なんでこんなもんかいてるかと聞かれれば、妄想好きやねん。としか。
それを垂れ流して、笑っていただけるかいただけないかはそれぞれだと思うので、総バッシングが来ない限り続けます。

>>18が公式にもあるってのがマジキチだよな...

読んでいただきありがとうございます。

>>29について誰かkwwsk

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