――――――


未央「あっれぇ…結構探したんだけどどこにもいないなぁ…」


卯月「あっ、未央ちゃん！おはようございます！」

未央「しまむー！おはよっ。いきなりなんだけどさ、Ｐ見なかった？」

卯月「今日は見てないですけど…どうかしたんですか？」

未央「最近さ、Ｐが――…」




～説明中～



卯月「それはいい案だと思います！」

未央「でしょでしょ！それでさ、今Ｐを探してるんだけど…」

卯月「わかりました。私からも見かけたら声をかけておきますね」

未央「ありがとう！助かるよ、しまむー！」

ｶﾞﾁｬ

卯月「失礼しまーす…あれ…事務所にもいない…」


杏「誰か探してるのー？」ﾓｿﾞﾓｿﾞ


卯月「あ、杏ちゃん…実は今Ｐを探していて――」



～説明中～


卯月「というわけでＰと一緒に草むしりしようってなっていて…」


杏「Ｐと草むしりねぇ…杏は疲れるからパ――」


ｶﾞﾁｬ


きらり「ダメだよぉ～☆杏ちゃんもぉ、皆と一緒に草むしりするにぃ～☆」


卯月「きらりちゃん！」

杏「…えぇ～」

きらり「話は聞かせてもらったよぉ☆私たちもぉ、Ｐ見かけたら伝えておくにぃ～☆」

卯月「ありがとうございます！では私は別のところを探してきますねっ！」

―事務所―


ｶﾞﾁｬ

美波「おはようございます」


きらり「美波ちゃん、おはよぉ☆」

杏「おはよ…」


きらり「ねぇね、美波ちゃん☆来るときにP見なかったかにぃ？☆」


美波「今日は見てないけど…探してるの？」


杏「実はPが草むしりしたいって話でさ～」

きらり「P『と』、だよぉ☆」


―説明中―

美波「なるほど…わかった。私も探してみるね」


きらり「皆と草むしり、楽しみだにぃ☆」

杏「杏は…」


きらり「杏ちゃんも、一緒にやるよぉ☆？」ｶﾞｼｯ


杏「えぇ～…」





美波「それじゃ、私レッスンいってくるね」ｶﾞﾁｬ


きらり「美波ちゃん、ふぁいと～☆」

―廊下―


美波「Pさんどこにいるのかな…探したいとは言ったけどこれからレッスンもあるし…」


ﾃｸﾃｸﾃｸ


美波「あっ！凛ちゃん！いいところに」

凛「どうしたの美波。そんなに大きな声だして」

美波「Pさん見なかった？」

凛「見てないけど…どうかしたの？」


美波「実は――Pさんが除草したいって杏ちゃんが…」


凛「Pが女装！？！？」

凛「ど、どうしてそんなのすることになったの…！？」

美波「気分転換に…って話だったけど…」

凛「気分転換…っ！？」


凛（女装趣味の人は世の中に一定数いるって聞いたことあったけど…まさかPがなんて…）


凛「どこでやる…とか言ってた？」

美波「そういえば言ってなかったけど…たぶん中庭とかじゃないかな？」


凛「中庭っ！？！？」


美波「私の推測だけど…」

凛「ふ、ふーん…どうしてそう思ったの？」

美波「あそこは花壇とかあって人がよく見るところだから…かな」

凛「へ、へぇ…」


凛（まさかPに限って、見られて興奮する性癖だなんてことは…）

凛「服はどうするの？さすがにいつも持ってるわけじゃないよね？」

美波「流石に持ってないかもしれないね…」

凛「わかった…私がPの服準備するよ」


美波「本当に？ありがとう凛ちゃん。じゃあ私これからレッスンあるから、また後で！」ﾀﾞｯ


凛「わかった！また後でね！」





美波「…なんか凛ちゃんの反応が大げさだった気がしたけど…ま、いっか」

凛「と、とりあえず衣装室行けばPに合うものあるかな…」

アナスタシア「シュトー、どうかしましたか？リン」

凛「アーニャ…実は――Pが女装したいって言ってるみたいで…Pに合う服を探してるの」

アナスタシア「ジョ、ジョソウ…？」


凛「女の子の恰好をするってことだよ、アーニャ…」


アナスタシア「そ、それはどうして、ですか？」ｱﾀﾌﾀ



凛「もしかしたら…精神的に疲れてるとか…アイドルを応援しているうちに自分も可愛くなりたいとか…そういう感情が生まれたのかも…」


凛「だから、今まで私たちを応援してくれた分、私もＰの力になってあげたい…！」ｸﾞｯ


アナスタシア「リン…！」

アナスタシア「パニャートナ！わかりました、リン！私も一緒に、探します！」

凛「ありがとうアーニャ…！じゃあＰを探してきてくれる？私は衣装を探すから」


アナスタシア「ウラズミェートナ、了解、です。では、いってきます！」ﾀﾀｯ



凛「大丈夫だよ…Ｐがどんな趣味でも私は…応援するから…」

―――


アナスタシア「プロ…プロ…」ｷｮﾛｷｮﾛ


みりあ「アーニャちゃんどうしたの？」

莉嘉「誰か探してる感じぃー？」


アナスタシア「みりあ、莉嘉…実は――」


～説明中～



莉嘉「えー！？Ｐくんが女の子の恰好ー！？」

みりあ「なにそれおもしろそー！」


アナスタシア「それで…リンが衣装を用意しているので…」

莉嘉「アーニャちゃんがＰくんを探してるってわけ？」

アナスタシア「ダー。そうです」

みりあ「Ｐを探すのみりあ達も手伝うー！」

今日は更新するつもりはなかったのですが更新の催促がありましたので少しだけ…

次の更新で終わると思います（大嘘

―――――


みりあ「蘭子ちゃーん！Ｐさん見なかったー？」

蘭子「我が友を…？なぜ探し求める…？」

みりあ「実はねー！Ｐさんが――」




～別の場所～

莉嘉「ねぇお姉ちゃん！Ｐくん見なかった？」

美嘉「見てないけど…なんか用事でもあるの？」

莉嘉「内緒なんだけどね、Ｐくんのさー…」


～～～～～～～～


蘭子「わっ…わが友がっ…！？」




美香「Ｐが…っ！？」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

～それから数時間後～

武内Ｐ（次回のライブの会場打ち合わせで遅くなってしまいました…）

武内Ｐ（これから報告書をまとめないといけませんね…）




～３４６プロダクション　ロビ～



「ねぇ見て…」

「まさかあの人が…」ｻﾞﾜｻﾞﾜ


武内Ｐ「…？」



みく「ぴ、Ｐチャン！す、少しお話があるにゃ！！！」

武内Ｐ「は、はい…」