あいつらが総武高にやってきた (24)

アニメ一、二期は全話視聴済 原作未読 妄言録と原作コミカライズは既刊まで読みました

よろしくお願いします

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総武高 職員室

平塚「この時期に転校生ですか?しかも三人も...」

教頭「はい...何でも稲豊の高校に通っていたのですが、彼らがそこで問題ばかり起こしているらしく、貴方の噂を
聞いた稲豊高の教師が「何とか更生させてやってくれ!」と」

平塚「私の噂って所がかなり気になりますが...分かりました、では私のクラスでその三人を受け持ちましょう」

教頭「ありがとうございます、冬休み前までに更生の余地が無い場合は...彼らを退学して欲しい、と言う言伝です...しかし稲豊に近づけるなと」

平塚「はぁ、結構勝手な事を言いますね」

教頭「彼らが起こした問題の一覧です、一応目を通しておいて下さい」ッス

平塚「分かりました、失礼しました」

バタン

教頭「何やら一波乱ありそうな予感が...」

F組

戸塚「八幡!ねえ八幡ってば!」

八幡「Zzz...」

戸塚「もう!八幡ったら!」

八幡「んおっ...?」

戸塚「いい加減起きないと平塚先生に怒られちゃうよ?」

八幡「...シャングリラはここにあったんだ」

戸塚「へ?シャン...?」

八幡「いや、何でもない...ただの寝言だ」

戸塚「ふふっ僕もう席に行くね?また後で!」

八幡「おう」

八幡(今日も生きていけそうだ)

ガララッ

平塚「みんな、おはよう」

「起立!」

平塚「あぁ座ったままで良い、いきなりだが今日のHRは転校生の紹介だ!」

「え~?マジで?」

「転校生とかヤバくない?!男かな?」

八幡(別にヤバくなる事は無いだろ)

平塚「三人とも、入っていいぞ」

シ~ン...

平塚「ん?おい...」

カララッ!!

「ヒーローは遅れてやってくる!!!」


八幡(訂正したい、転校生超ヤバイ)

前野「...ヒーローは!」

平塚「窓から降りろ!!」ドゴオ!!!

前野「ウッ」

井沢「だからタイガーマスクの方が良いって!!」

田中「その前髪に合うマスクがあるのか」

平塚「お前らもだ!!」ゴンッ ボキッ

「ウッ」 「前髪が!!」

前野「ね、姉ちゃん...いいボディ決めてくるじゃねえか...」プルプル

井沢「畜生!!この前髪はスプレー二本使わねえと上手く固まらねえんだぞ!!」

田中「うんこ出る所だった...」プルプル

平塚「さっさと自己紹介をしろマヌケが」

前野「っへ...そんな態度とって良いのかい?体罰...今問題だぜぇ?ッヘッヘッヘ」

平塚「日本政府から許可を得ているのでな」

八幡(何者だよこいつら!)


三浦「せんせーい、茶番飽きたんで早く紹介して下さ~い」

平塚「あぁ、すまない、ほら立て」

前野「い...稲高から来た前野っです...」

(((ここまでやってなんで緊張してんだよ)))

八幡(しかも勃起している)

井沢「同じく稲高から来た井沢、俺切れっとマジ訳わかんなくなるんでぇ」クッチャクッチャ

田中「田中」

平塚「そういう事だ、皆仲良くしてやってくれ!」

「「「「「っは、はい...」」」」」

八幡(ん?俺の席の周りが空いている...?あ!)

八幡「...っ」ダラダラダラ

平塚「では席は...お、比企谷の隣が空いているな」

八幡「」

前野井沢田中「どうもー比企谷君!!稲高卓球部で~す!!」ドタドタ!!

八幡「っど、どうも...」

「うわーヒキタニ君かわいそっ...」クスクス

「つまはじき者同士仲良くできるね~」クスクス

戸塚「っは、八幡...」


前野「ね~!比企谷君の誕生日いつ?!」

八幡「は...八月八日でぇしゅっ」

井沢「好きな物は?!」

八幡「っま、マッ缶...」

前野「え~俺らには聞かないの~?」

八幡「あ...っふ、二人は何が好きなんだ?」

前野「ああ?!馴れ馴れしくすんじゃねえぞあぁ?!」

八幡「ッヒイ!」

戸塚海老名((今の悲鳴可愛い))

田中「気にするな、あいつバカだから」

井沢「そーそー!稲高入学した時もウザかったよなー」

前野「ウザいって言うな~!」ポコポコ

平塚「ごほん...では朝のHRは終わりだ」

八幡(もう帰りたい...)

結衣「ヒッキー...大丈夫?」

八幡「ア...ゆいg

井沢「うおっ!!めっちゃ美少女!!」

田中「パンツは...ピンクか、つまらん」

結衣「ッキャ!!?ちょ...」

前野「お嬢さん、僕と第二の人生を歩みませんか?」

結衣「まだ第一の人生始まったばかりだから...」

三浦「ちょっとぉ、あんたらちょいちょーしに乗ってない?」

井沢「うっわこえー」

前野(こういうの知ってる、女王様系って奴だ)

井沢(あのクルクルって大根巻いて作ってんのかな)

田中「ドリルカールって奴だろ」

前野「ッド、ドリルゥ?!」

井沢「工事用のドリル巻いてんのけ?!」

八幡(もう...もうやめて...)

三浦「ちょ...あーしの話聞いてる?」

葉山「優美子、最初から喧嘩腰で行くのはいけないよ?話しをする時は優しk

前野「いやドリルで巻いたら毛ぇ抜けるぜ?!」

井沢「だから大根で巻いてるんだろうが!!」

田中「じゃなくてそういう名前だってんだろ?!」

葉山「」

三浦「ちょっと!!」

前野「あ?まだいたの」

三浦「あんたら...いい加減にしなよ、ちょーウザいんですけど?っつーかチョーシにのってんでしょ?」

田中「ほうパンツは黒、上出来だぜ嬢ちゃん」

三浦「ッフ!」ドゴオ!!!

田中「」ピクピクッ

前野井沢「チョーシにのってぇ...すんませんでしたぁ」

三浦「あんたらマジで反省してるワケ?クラス中に迷惑かけてんですけど?」

八幡(そのクラスに俺も含まれているよな?)

戸塚「八幡、大丈夫...?」

八幡「あぁ、戸塚をみて元気でたよ」

戸塚「もうっ八幡ったら!」

三浦「ほんっと、あーしあんたらの親の顔見てみたいわ」

前野「...ウッ...れの...俺の親は...三才の時...」

三浦「ちょ...泣けば良いってモンじゃ...」

戸部「あー泣かせちゃったー」

八幡(いたのかこいつ)

葉山「複雑な家庭で育ったのか...」

前野「三十一歳だったんです」

三浦葉山「」

前野「イエーイ」

葉山「ははっ...君達なかなかユニークだね...行こうか優美子」

三浦「あーし何か疲れた...」



相模「ヒキタニ君友達が出来てよかったね~?」クスクス

「ほんとほんと、ヒキタニ君いつも一人だったから心配してたんだ~」クスクス



八幡(誰だこいつら)

井沢「あれま、比企谷ぼっちなんけ?」

八幡「え、いっ...いやぁ...」

前野「そりゃ勿体ねえな~?もっと楽しもうぜ~?」

田中「全てにおいて楽しているだけだろ」

前野「んだこらぁ?!」

八幡「ッフフ...あ」

井沢「なーんだ、笑えりゃ良い顔でキンじゃねえかよ~」

田中「なかなか良い目してる」

八幡「あ、ありがとう...」

前野「よーし!!比企谷!!君には「ラブコメ[ピーーー][ピーーー]団」の根っからの素質がありそうだ!」

あれま、氏ね氏ね団規制されるんけ

書き忘れてました、時系は基本的に戸塚のテニス部依頼が終わった後にしています、
これではハミチンサーブが出来ないと嘆いる所です。

八幡「っし、氏ね氏ね団...?」

井沢「やめとけやめとけ、碌な事にならねえから」

八幡「今でも結構碌な事になってないんだが...」

田中「いえてる」

前野「ッチェ、まぁまた今度でいいかぁ...しっかしこのクラスって派閥の上下が顕著にでてんな~」

八幡「どこの学校でも同じだろ」


相模「うっわ~もう仲良くなってるよ」

「はぶられ者同士気が合うんじゃないの~?」クスクス


前野「ッチ」

八幡「いつもの事だ、気にする事じゃない」

井沢「行っちまうかぁ?前野よぉ」ガタンッ

前野「体にたたっこんでやらぁ」



前野「オウオウオウ嬢ちゃんらよぉ?本人のいる所で陰口たぁ粋でいなせなことすんじゃねえかぁ?」

相模「っな、何よ?別にあんたらの事って言った覚えないんですけど?」

井沢「おう随分と達者な口だなぁ?塞いじまうか?」

前野「やっちまうか?」


戸部「おいおいこれちょっとヤベえっしょ...」

葉山「先生を呼ぶか...」

田中(グラサン装備)「おい、ジャリ共がやめんか」

前野「組長!しかしこいつら組長の事をなんちゃって巨人軍とか!」

相模「え?なん?」

井沢「やっちゃいやしょこんなのやっちゃいやしょ!」

田中「お嬢さん、真に申し訳ない、お詫びといっては何だがこれを...」ッス

相模「は?紐...?見覚えが...ッヒ!!」

『Tーバック 黒色』

相模「っこ、こっこっここれ!!ウチの...!!!」

田中「...」ニイ

相模「」


前野「いつ見ても職人芸だなぁ『パンツ職人』」

井沢「いい加減俺にも教えてくれよ~」

八幡「な、何をしたんだ...」

田中「何も」

その後、相模は少しだけ大人しくなった

メール欄にsaga入れたら死ね死ね団って書ける

>>16 ありがとう御座います

昼休み 八幡ベストプレイス

八幡「っつ、疲れた...」

八幡(結局、HRの後もあの三人組はやりたい放題(ほぼ前野が原因)し痛い奴を見る視線が何故か俺の方へと向けられた)

八幡「でも戸塚の、俺の事を心配してそうな目は良かったな...ん?」


田中「...」コソコソ


八幡「何してんだ...っつーかあそこ女子更衣室の前だぞ」


田中「」ッス『高画質カメラ』


八幡「まさか...」


田中「」
ギイ...

「ッキャー!!!変態イガグリ!!」

バンッッ!!

田中「ッチイ!中に居やがった!」ッタッタッタ


八幡「...」

雪乃「あら?腐れ谷君?」

八幡「どこの○モンズだよ」

雪乃「?」

八幡(元ネタ分かりませんかそうですか、首傾げんな可愛い)

八幡「何か用か?」

雪乃「いえ、用事は無いのだけれど...女子更衣室を厭らしく見ている生徒を見つけたから警告と通報を兼ねて
取調を行おうと思ったのだけれど...まさか貴方...」ッピッピッポ『110』

八幡「やめて!!」

雪乃「冗談よ」

八幡「マジでシャレにならんぞ」

雪乃「本題に入るけど...由比ヶ浜さんを見かけなかったかしら?今日も一緒に昼食を食べる約束をしたのだけれど部室に
来ないの」

八幡(用事はあったのか)

八幡「あー...多分三浦に捕まってんだと思うが...」

雪乃「また三浦さんが?懲りないのね」

八幡「今日は許してあげてくれ...三浦にも事情があるんだ(転校生が原因で)」

雪乃「それは私との約束を反故にするほどの事なのかしら?」

八幡「事情は部室で話す、由比ヶ浜とのゆる百合は今日は諦めろ」

雪乃「気持ち悪いのだけれど」

八幡「ストレートに言わないで」

雪乃「そう...では今日は一人で食べる事にしましょう...」シュン

八幡(目に見えて落ち込んでるゆきのん可愛い」

八幡「あ」

雪乃「...った食べる時間が無いからっぶ、部室に戻りゅわね!///」ッタッタッタ


八幡「やってもうた...」

田中「やってしまいましたな」

八幡「ウオッッ!」

田中「今の彼女は?」

八幡「同じ部活の部長だ...会う度に暴言を吐いてくる奴だ...」

田中「で。その彼女につい甘い言葉を...か」

八幡「なんだよ...笑いたきゃ笑え...」

田中「おい」(保安官コス)

八幡「ん?」

八幡(保安官?)

田中「///」ヌギヌギ

田中「不安か?」

八幡「不安って言うか...」

田中「まずは敵情視察だ、彼女の態度が変わって無いか...お前自ら確かめるのは少々酷だろ」

八幡「っそ、そうだな」

田中「着いて来な、いい場所を知っている」

八幡「え...ああ...」

八幡(信用しても...いいのか?)

田中「信用するもしないもお前の勝手だ」

八幡「...っ」

田中「今からやる事はあまり褒められた事でじゃねぇ、それでも来るか?」

八幡「...っへ、褒められた事なんて一度もねえよ」

田中「上出来だ、行くぞ」

そして

八幡「畜生!信用するんじゃ無かったよ!!!」

田中「余り騒ぐな!ここいらはいい盗撮ポイントだ...お前の部室は?」

八幡「その建物の端っこだ...」

田中「...よし、後は自分の目で見てみな」ッス

八幡「あ、あぁ...」ゴクッ

その頃 『奉仕部 部室』

雪乃「やってしまったわ...///」

雪乃「まさか比企谷君があんな言葉を言うなんて...卑怯よ...///」

雪乃「放課後はどうやって過ごせば...ハウ...///」

雪乃「おk、クールにいきましょう。まずは昼食よ」


八幡「オイオイよく聞こえねぇが...めっちゃ取り乱してるじゃん...」ジ-...

田中「?!」キュピ-ン

八幡「?」

田中「とっ、トイレ行ってくる...」ッタッタッタ

八幡「え?オイ!このカメラどうすれば...行っちまった...」


「は、八幡...?そんな所で何してるの...?」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年01月31日 (日) 04:33:43   ID: ekDi5Wjd

俺ガイルの作品網羅してますアピールしといて八幡のクラスの担任が平塚先生じゃないことすら知らんとは驚愕ですわ。

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