角谷杏「ピーピング・ウォー?」 (77)

・沙織「みぽりんが……理想の婚約者?
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1449906716
のリクエスト未消化分エピソードの1つ

・でもリクエスト要素は片鱗ぐらいしか残ってません。すみません

・前スレとは繋がってませんが、愛里寿が大洗に転校してきた設定のみ引き継いでいます

・進行は遅いです



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1452518560

──生徒会室──

杏「どーおー猫田ちゃーん、うまく行きそー?」

ねこにゃー「う、うん……た、多分、もうちょっと……」カチャカチャ ポチッ

杏「お、映った映ったー。どれどれー?」

ねこにゃー「フォーカス合わせて……こ、これで、OK……」

桃「あの、会長?さっきから……何をしてらっしゃるんですか?」

柚子「その画面に映ってるのは……更衣室?」

<シュルッ…パサッ…♡>

ねこにゃー「デュ……デュフフ……に、西住さんの、き、着替えシーン……」

杏「おおー。いいねぇー。ボコ柄パンツも可愛くて似合ってるじゃーん」ニヤニヤ

桃「な、な、な……」

桃「一体、何をやってるんですかぁぁーっ!?」ガビーンッ!

柚子「まさか、盗撮……!?」

杏「まーまー二人とも落ち着いてよ、説明するからさぁ」

桃「か、会長がついに犯罪者に……こ、こんなことが公になればせっかく回避した廃校がまた現実のものになるのでは……どうしよぉぉ柚子ちゃぁぁん!」スガリツキ

柚子「ま、まあまあ、とりあえず話を聞いてみようよ、桃ちゃん」アハハ…

杏「あのさ、この前西住ちゃんのファンからって送られてきたボコぬいぐるみがあったじゃん? 消臭とアロマディフューザーの機能も付いてるとかいうやつ」

柚子「そういえば、西住さんが喜んで持ってきて更衣室に置いてましたね」

杏「なーんかアヤシイなーって思ったからさー、猫田ちゃんに調べてもらってたんよ。そしたら……」

ねこにゃー「目、目のとこに……こ、高感度カメラ、仕込んであったにゃー……む、無線で……動画も送れるやつ……」

杏「だからそれが実際映るかどうか、無線をジャックしてこっちに引っ張ってきてもらってたってわけ」

桃「な、何てことだ、一体誰が……他校のスパイでしょうか!?」

柚子「あの、警察に届けた方がいいんじゃ……」

杏「それより、まずはさぁ。どんな画像が見られちゃってたのか確認した方がいいと思うんだよねー。そうしたらどんな情報が漏れたのかとか、誰の仕業なのかとかも分かるかもしれないじゃん?」

桃「な、なるほど……さすが会長!深いお考えがあってのこととは知らず……失礼致しました」

杏(まあ、送り元が熊本だってことはもう調べてあんだけどねー)

杏「とりあえずもっともっと寄ってくれるー?」

ねこにゃー「う、うん……ズームアップ……するね?」

杏「お、いいねいいね、このアングルー。これってさぁ、写真とかにもできんの?」

ねこにゃー「静止画キャプチャってこと……?う、うん、もちろん……」

杏「私の携帯に送ってよー」

ねこにゃー「だったら、ファイルサイズ落とさないと……」

桃「あ、あの……盗撮犯を見つけるため……にやってるんですよね? 自分の欲望を満たすため……とかじゃ、ないですよね……?」

柚子「あ、あははは……」



ガチャリ

梓「失礼しまーす。M3リーの補充物品のリストを持ってきまし……先輩たち何見てるんですか?」ヒョイ

柚子「あ、澤さん」

梓「下着姿……?ってこ、この人……に、に、に……西住隊長っっ!?///」ボフッ!

梓「ど、どういうことなんですか!?何で画面にに、西住隊長の……下着姿が?///」

杏「かーしまー、説明」

桃「はっ。かくかくしかじかで……そういうことだ」

梓「そ、そんな……あのぬいぐるみにカメラが……!?」

杏「つーことで、続き見よっか続き」

梓「ちょっ……だ、ダメですっ!///」ババッ!

ねこにゃー「あ、あうっ……今、いいとこなのに……」

梓「西住隊長の……そ、そんなシーン、勝手に見るなんて……い、いけないと思います!///」キッ

杏「まーまー澤ちゃーん、よく考えてみてよ」

梓「?」

杏「戦車道の練習の時ってさー、基本的に制服のままで着替えないじゃん? 戦車の整備や掃除をしたときは着替えるけど、大体車両ごとの行動になるよねぇ」

梓「は、はい、そうですね……?」

杏「学年が違ったらもちろん体育の授業とかも別だしー。つまりさぁ、私たちが西住ちゃんの着替えシーンをじっくり見られるチャンスは今しかないってことなんだよねー」

梓(今しか……今なら、西住隊長の……あんな姿やこんな姿が……見放題?///)ゴクリ

梓(って、ダメダメダメ、何考えてるの梓!そんなの隊長に申し訳ないもん!)ブンブン

梓(この人たち……西住隊長の映ってる画面に絶対向かわせちゃいけない!)キッ

杏「……」

杏「さっき見た感じだと、結構大きくなってるような感じだったんだよねー。あれはもう、82じゃないなー、84ぐらいはあるんじゃないかなー」

梓「!?」

梓「な、何の……こと、ですか……?」

杏「またまたー。ホントは分かってんでしょ、澤ちゃんもさー」ニヤニヤ

梓「っ……!」

◇◇◇

ジィィーッ……

ゴクリ……

杏「ほらほら、言った通りっしょ?西住ちゃんも成長期なんだねー」

梓(隊長、ごめんなさいっ……私、誘惑に勝てませんでした……)

梓(でも、ボコ柄パンツのちょっとお子様みたいなセンスでも、西住隊長はやっぱり可愛いです♡)

梓(そ、それに、人の目があるって知らないせいか……け、けっこう大胆なポーズになるときとかも……!///)

梓「あ、あのっ!このカメラって、後ろに回れないんですか!?」

ねこにゃー「ぬ、ぬいぐるみなんだから、無理……」

梓「そ、そうですか……」シュン

杏「まーまー、写真送ってあげるからさー」ピロリン

梓「ありがとうございますっ!」


ガチャリ

優季「梓ちゃんおそ~い~」

桂利奈「何やってんのー?」

あや「待ちくたびれたよー、ってあれ?」

あゆみ「何、見てるの……?」

梓「!」


紗希「……」ボー

◇◇◇

桃「ということでかくかくしかじかというわけだ」

あゆみ「へぇぇー?西住隊長の、ねー?」ニヤニヤ

梓「ち、違う!わ、私は止めようとしたんだよ?」

桂利奈「でも結局見ちゃってたんでしょ?」

優季「体は正直だね~♪」

梓「だ、だからそういうんじゃないんだってばー!///」

あや「ところで、これって他の人も見られるんですか?」

ねこにゃー「う、うん……方向変えれば……」

<ググーッ>

<カチャカチャ シュルッ♡>

桂利奈「おっ、映ったー!」

優季「武部先輩の生着替えだ~♪」

あゆみ「さすがモテの達人武部先輩……下着もなんかゴージャス……気合入ってるね」

あや「今度どこのブランドのか教えてもらおっか?」

優季「そんなの聞いたら盗撮がバレちゃうじゃなーい、あやはバカだなー」アハハハ

あや「またユキちゃんに言われた!?」ガビーン

桂利奈「あっ!ブラ外すみたいだよ!」

あや「そ、そっか、練習用と普段用は使い分けてるんだね、さすが武部先輩!」

<カチャッ パサリ>

<プルルン♪>

桂利奈優季あゆみあや「お、おおう……///」ゴクリ!

あや「さ、さすがだね……///」

桂利奈「おっきぃ……///」

あゆみ「な、なんか……めちゃくちゃドキドキしてきた……今さらだけど、こんなことしてていいのかな……?///」

優季「あっ、でも見て~!お腹のとこ」

あや「あー」

あゆみ「あちゃー、ちょっと油断しちゃってる感じだねー」

桂利奈「やっぱりアレかな?通信手は体動かさないから?」

優季「そ、そういうものなのぉ~!?」ドキーンッ!

梓「ね、ねぇみんな……そろそろ西住隊長の方に戻さない?」ソワソワ

ガチャリ

エルヴィン「失礼する。カエサルがアンツィオ校に行ったきり帰ってこないので代わりに外泊許可証を……何をやってるんだ?」

桃「かくかくしかじかというわけだ」

エルヴィン「いやいやいや……さすがにそれはまずいだろ」ハァ

エルヴィン「上官の命令とはいえ、間違っていると判断したときは讒言するのも部下の務めだぞ、エル・アラメインの惨劇を思い出せ」

桃「いやそんなこと言われても分からん」

杏「猫田ちゃーん、お願い」

ねこにゃー「うん、視点、切り替えるね……」

<ググーッ>

あや「あ、画面が秋山先輩になった」

エルヴィン「グ……グデーリアン!?そ、そんな、おまえ……///」

エルヴィン(迷彩色で合わせたスポブラにショーツというのもまたグデーリアンらしいが……ある意味武骨な塗装に似合わない、健康的に育った肢体が逆に目の毒と言うか……)

エルヴィン(くっ!これが電撃戦かっ……!///)グラグラ

杏「んで、エルなんちゃらがどーしたってー?難しそうな話なんだったら、画面消してちゃんと聞いた方がいいかなぁ?」

エルヴィン「い、いや、待て!消すな!」ババッ

エルヴィン「……ごほん。グデーリアンが着用している下着の柄……どうやらチェコで大戦後期に採用された迷彩のようだ。一般市場には出回らない珍しいタイプだから、出自に興味がある」

エルヴィン「私は戦史研究家として、じっくり観察する義務がある……十分な偵察無くして勝利は得られないからな!」ジィィーッ!

優季「ええ~?武部先輩の方に戻しましょうよぉ~」ブーブー

梓「いや、あの、西住隊長の方に……」

ガチャリ バタン

そど子「ちょっと!この前上げた風紀委員活動レポート、回答書がまだ戻って来ないんですけど……って、な、な、何見てるのよあなたたちー!?」ギョッ

あゆみ「うわ……マズいとこにマズイ人がきた……」

桃「かくかくしかじか」

そど子「そ、そんな理屈でごまかせると思ってるの!?」

そど子「こっ、こんな風紀が乱れるようなことして……校則違反よ!」キーッ

パゾ美「多分条例とか法律の問題だと思うよ」

杏「猫田ちゃーん」

ねこにゃー「らじゃーだにゃー」

<ググーッ>

桂利奈「あ、冷泉先輩」

そど子「!?」

そど子「れ、冷泉さんったら……ちょ、ちょっと痩せすぎなんじゃないの?確かに体系的にはピンクのキャミソールが似合ってるけど……ていうかフリルも付いてて可愛い系で、ちょっと意外っていうか……///」ジィィィィ

ゴモヨ「あの……そど子?」

そど子「あっ……ぬ、脱ぐの?脱いじゃうのね!?……し、しかたないわね、いつも朝寝坊して遅刻するのはきっとその貧相な体型のせいなんだから、よくチェックしてあげるわ……これも風紀のため!///」ギンギン

パゾ美「画面にくっつきすぎだよそど子……」

紗希「……」ジーッ


エルヴィン「おい、そろそろグデーリアンの方をだな……」ソワソワ

あゆみ「えーっ、次は武部先輩の番ですよー!」

梓「西住隊長ぉ……」シュン

・華さんの番がまだだけどとりあえず今日はこの辺で

・前回のスレのエリカルートを書き直してpixivに上げたので、良かったらそっちも見てってくれるとうれしいです

 「私の疫病神」
 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6271137

・それではおやすみなさい

・すでにチェックしていただいてるとはさんくす

・再開するけど書き溜めないので遅いです

ガチャリ

ケイ「はーい、アンジー!特にアポは取ってないけど、今度の3校合同練習試合の打合せに来たわよ♪」

ナオミ「どうも」チャッ

カチューシャ「ピロシキー。ま、私もヒマじゃないんだけどね!特別に来てあげたわ、感謝しなさい?」フフンッ

ノンナ「ズドラーストヴィチェ」

杏「やーおケイにカチューシャー」フリフリ

ケイ「と思ったら、みんなで集まって何やってるの?ホームビデオの上映かし……ら……」

ナオミ「ふーん……なかなか我が校では見かけないタイプのスタイルの子ね。新鮮だわ」ジロジロ

ノンナ「ええ、まあ悪くはありませんね」コクリ

カチューシャ「ちょっと!何なのよ、見えないんだけど!」ピョンピョン!

ケイ「あのー、これって何なの……?」

杏「あーそれがねーかくかくしかじかでー」

ケイ「なっ!?ミ、ミホの……着替えシーンですって?マーベラス!見せて見せて!」グイグイ

カチューシャ「何ですって!?ちょっとちょっと、カチューシャにも見せなさいよ!」グイグイ

ねこにゃー「わっ、ちょっと、勝手に触っちゃ……」

<グググイーッ>

優希「あ、今度は五十鈴先輩~」

あゆみ「わー、やっぱりスタイルいいね、先輩」

柚子「あんなにたくさんご飯食べるのに、どうやって……うらやましい……」

ナオミノンナ「!?」ピシャーンッ!

ケイ「もう、砲手の子はいいんだってば!」

カチューシャ「さっさとミホーシャを出さないと……」ガルルッ!

ねこにゃー「わ、わかった、西住さんに視点戻すから……」

チャキッ!

ナオミ「Freeze!」

ねこにゃー「ひぃっ!?な、何……?」ビクーッ

ケイ「ちょっとナオミ?他校にまで来てモデルガン振り回すのはやめなさいよ、どうしたの?」

ナオミ「悪いけど隊長……全国大会では私はコイツに煮え湯を飲まされたわ」

ナオミ「リベンジの機会を窺うためにも、コイツが日頃どんなトレーニングをしてるのか……研究する必要がある。画面はそのままにしておいてもらうわ」ギンッ

ケイ「え、ええ……そう?じゃ、じゃあどうぞ……」

カチューシャ(ちょっとケイ!アンタ副官にどんな教育してんのよ!)キイッ

ケイ(ソーリー……面目ないわ……)

カチューシャ(その点プラウダは鉄の規律があるからね!ノンナは私の望みなら何でも聞いて……)

ノンナ「カチューシャ。私は同志にこの身の全ての忠誠を捧げていますが……」

カチューシャ「ん?」

ノンナ「毎日淡泊なペリメニばかりでは、物足りなくなってしまうこともあるのです。時には肉汁たっぷりのビーフストロガノフを食したくなることもある……分かっていただけますね?」

カチューシャ「へ?う、うん……(いや意味はよく分かんないけど……)」

ノンナ「では、あなた。私は我が校のコマンドサンボ大会で2連続優勝を極めた使い手です。その気になれば3秒で頸動脈を締め落とすことも可能……この意味が分かりますか?」

ねこにゃー「は、は、はいーっ! ど、どうぞ好きなだけ、み、見てって……!」

ケイ(……大したもんねープラウダの鉄の規律とやらは)

カチューシャ(ぐ、ぐぬぬ……)

【砲手チーム、華鑑賞中】

ナオミ「ふーん、下着は白の上下か。フリル控えめ……ちょっと大人しすぎるわね」

ノンナ「黒髪に映えていて良いと思いますが」

ナオミ「いや、私としては黒とか紫を着せてみたい。思いっきりドギつくて、セクシーなヤツをね」

ノンナ「西側らしい下品な発想ですね」

ナオミ「何だと?」

ノンナ「本当に良い食材と言うものはそれだけで味を引き立たせるもの。余計な包装など必要ないはず……違いますか?」

ナオミ「フン、なるほど……ありのままが一番、か」ニヤリ

ノンナ「この場にいるのなら、この手で全部包装を剥がして試合の時の遺恨を晴らしてやるところですが、残念です」

ナオミ「しかし、大して鍛えてるようには見えないわね。柔らかそうな身体しちゃって。スレンダーなクセに出るとこは出てるし……」ジュルリ

ノンナ「肉質というものは、見ただけではわかりませんよ?直接触って、味わってみないことには……」ベロリ

ナオミ「そうだ、今度ウチのフネのVIP専用プライベートジムに招待するってのはどう?砲手同士で親睦を深めあうってことにすれば、のこのこ付いてくるんじゃない?」ニヤァ

ノンナ「度し難いですね、資本主義というものは……しかし、”親睦”を深めあうこと自体には全く異存ありません」フッ

パシィ!(ハイタッチ)


カチューシャ(あ、あ、あの子たち一体何を話してんのかしら……分かりたくないような分かりたくないような……)ガタガタ

カチューシャ(ちょっとケイ!アンタのとこの副官でしょ、ウチのノンナを巻き込まないでよ!)グイグイ

ケイ「んー?何?このドライポテトとローストティー美味しいわよー?」モグモグ

杏「干し芋とほうじ茶ねー」モグモグ

カチューシャ(って、現実逃避してるーっ!?)ガビーン!

そど子「ちょっとあんたたち、一体いつまで五十鈴さんを見てんのよ!こっちは風紀の問題がかかってるんだからね!」

エルヴィン「いやいや戦史の研究も重要だぞ」

優希あや桂利奈あゆみ「ここは多数決で決めるのがいいと思いまーす!」

ケイ「ああ別に、それでも構わないわよ?こっちは7人いるし」

桃「私たちをカウントに入れるな!」ガビーン!

紗希「……」トテトテ

桂利奈「あ、あれっ?紗希ちゃん、どうしてそど子先輩たちの方に行くの……?」

あや「麻子先輩に一票、って……」

優希「うわ~裏切りだぁ~♪」

梓「みんな、こうなったらしょうがないから……西住隊長に乗り換えよ?」

あゆみ「なりふり構わなくなってきたね梓……」

エルヴィン「くっ、衆愚政治は首脳部の暴走を生むだけだぞ……冷静な判断を求める!」

杏「まあ正論なんだけどさー、その二つ名でその発言はブーメラン過ぎだよねー」

そど子「こっちの味方が丸山さんだけとは思わないことね!風紀委員の結束力、なめないでよ!」スチャッ

ゴモヨ「しょ、召集かけるのだけはやめてぇ……!」ガシッ

パゾ美「こんなとこ見られたら確実に罷免されるわね」

ドタバタ

桃「……会長。私一つ分からないことがあるんですが」

杏「何ー?」

桃「あの連中は、どうしてあれほどエキサイトしているのですか?サンダースはともかく他の者は皆、親善試合の後で西住たちと一緒に風呂に入ったりしているではないですか」

杏「あーそれは、”覗き魔心理”ってやつだねぃ」

杏「そりゃーもちろん、堂々と一緒にお風呂に入れる時間は貴重だよ?西住ちゃん割と無防備なとこあるし、めっちゃガン見して幸せな気持ちになるよ?」

杏「でもやっぱり、多少は人の目を意識しちゃうところが出るんだなー。見られてるとは気づいてないプライベートな空間をこっそり見るのは、それはそれで違った楽しみ方があるんだよー」

桃「なるほど、犯罪者心理にまで精通していらっしゃるとは、さすが会長です!」

柚子「えっ……私、一体どこから突っ込んだらいいの……?」

ねこにゃー「あーっ!」

みんな「?」

ねこにゃー「あ、い、いや、あの……」

<ヒョコッ…>

梓「あれ、愛里寿ちゃんだ」

あゆみ「一緒に着替えてたんだね、相変わらず仲いいなーあんこうチームと」

<ジーッ…>

あや「ていうか……めっちゃこっちのカメラ見られてない?」

桂利奈「なんか隊長や秋山先輩と話してる……?」

エルヴィン「まさか……気づかれたか?」

そど子「いや、違うみたいよ」

<ギューッ…>

優希「あは、抱っこしようとしてたんだぁ。ボコ大好きなんだもんね~♪」

梓「なぁんだ、良かった……」ホッ

カチューシャ「全然良くないわよ!これじゃ全然ミホーシャが見えないじゃない!」

ねこにゃー「お、落ち着いて……録画データ、あるから……そっちを見れば……」

ケイ「オーケーオーケーおケイおケイ。じゃあ早速ミホから見せてもらえるかしら?」

エルヴィン「いやグデーリアンから」

そど子「冷泉さんからよ!」

あや「武部先輩が見たいー」

ナオミ「あの砲手を……」

杏「まーまーデータは逃げないからさー、ゆっくり見てってよ。あ、このメモリ貰ってくね~」スタスタ

ねこにゃー「う、うん……」

桃「おいおまえたち、いい加減不毛なケンカはやめろぉ!」

柚子「あは、あははは……何も解決になってないね……」

ワーワーギャーギャー…

桂利奈「みんな譲らないねー」ボー

あゆみ「ずーっと決まらないねぇ」ボケー

紗希「……」ツンツン

桂利奈「ん……どうしたの、紗希ちゃん?」

あや「え……愛里寿ちゃん、さっきからずーっと着替えもしないでぬいぐるみ抱っこしてるなんて、おかしくない、って?」

梓「……!?」ギクッ!

梓「も、もしかして……コレ、選抜戦のときと……同じ? 視界を遮っておいて、主力は別ルートから……」

エルヴィン「ベンガジ攻略か!?しまった……!」



ガチャリ バタンッ

・今日はここまでになります

・続きは明日以降

・それではおやすみなさい

・再開するけど間隔遅いです

・1年生が「麻子先輩」と呼ぶ場面がOVA版にあった……他は西住隊長以外は呼び方分からない……

・訂正不能なので進めます

沙織「ああーっ!や、やっぱりぃぃ!私たちが映ってるじゃんっっ!」ビシッ!

麻子「……やはりここがアジトだったか」

華「他校含めて大勢の方々が生徒会室に入り浸って出てこないという情報がありましたから、もしかしてとは思いましたが……」

優花里「島田殿の言われた通りでしたね!さすが島田流ですっ!」

みほ「ご、ごめんね優花里さん……私西住流なのに、全然気づかなくって……」ガクッ

みほ「それどころか喜んで持ってきちゃって、そのせいでみんなの恥ずかしい姿が外に流れることになっちゃって……」ドヨォォン…

優花里「あ、あ、あ、すっすみません!西住流やましてや西住殿をけなすような意図は全く無くてですね……!」オロオロ

沙織「落ち込まないでみぽりん!みぽりんは悪くないよ!」

麻子「西住さんは被害者だ」

華「そうです、悪いのは別の方々ですから」

みほ「そう……だよね」

スクッ…(軍神立ち)

みほ「悪い人たちは……別にいたんだよね……」ギラリ

ゆかさおまこはな「そうそう……ここにね……」ギラリ


犯罪者集団「」

これってもしかして、軍神大激怒ルート?

みほ「まさか、生徒会の方々まで関わってたなんて思いませんでした」ニコッ

桃「ま、待て、誤解だ西住!そもそもこれは会長が始めたことで……か、会長!説明を!説明をお願いします!」

柚子「も、桃ちゃぁん……机の上にこんなメモが……」ピラリ

【小山、河嶋へ 後は頼んだよん 角谷】

桃「そ、そんな……か、会長ぉーっ!?」ガーン!

梓「ご、ごめんなさい西住隊長っ……私、私、止めさせようと思ったんですけど、誘惑には逆らえなくて……あっ、でもボコパンツ可愛かったです!すごく

可愛かったです、あ、や、パンツもですけど一番はやっぱり西住隊長本人で!でもでもブラはきつくなってるっぽいから新しいのに買い変えた方がいいと思

います!///」グルグル

ねこにゃー「さ、澤さ……テンパり過ぎ……」アワアワ

みほ「……っ!も、もうっ……澤さんっっ!!///」



沙織「全くもーっあんたたちぃ!悪い先輩たちに乗せられちゃダメでしょー!」

優希あや桂利奈あゆみ「ごめんなさいママーっ!許してぇぇーっ!」ウワァァン

沙織「ママ違う!せめてお姉ちゃんぐらいにしといて!」ガビーン


優花里「エルヴィン殿までこんなことに加担するだなんて……」ワナワナ

エルヴィン「あっ、いや、違うんだ!私はただその、迷彩の柄が気になってだな……!」ゴニョゴニョ

優花里「あっ、なーんだ!そうだったんですね……あれは輸入品マーケットで知り合いから安く譲ってもらったレアモノなんですよぉー。そこに気づかれる

とは、さすがエルヴィン殿です!」ペカーッ

エルヴィン(うっ!そ、そんな、信じ切ったような瞳で汚れた私を見ないでくれグデーリアン!)グラリ


麻子「……」ジトーッ

そど子「な、何よ、私はただ、風紀のために観察してただけなんだからね!?勘違いするんじゃないわよ!」

麻子「……」ジトーッ

そど子「そ、その……えっと……まあ、ちょっとぐらいはやましい気持ちもあったかもしれないけど……で、でもホントにちょっとだけなんだから!」

麻子「……」ジトーッ

そど子「な、なんとか言いなさいよぉ……もぉ……」グスッ

麻子「……そど子がいると風紀が乱れる」

そど子「!?」

紗希「……」ボーッ

>>34 まあリクエストくれた人のイメージとは大分違ってるっぽいけど一応そう

ナオミ(おい、どうする?)

ノンナ(他国の内政には不介入が原則。同志を連れて速やかに撤退します)

ナオミ(そうだな、大洗のことは大洗に任せよう。こちらも隊長を確保してさっさと……)

華「あら……どこに行かれるんですか?お二人とも」

ガシッ!

ブラーン…

ノンナ「なっ!?私たち二人を、同時に……」

ナオミ「首根っこを掴んで持ち上げた、だと……!?その体のどこにそんな馬鹿力が……?」ギョッ

華「せっかく来ていただいたのに、おもてなしもしないでお帰しするわけにはいきませんし」

華「もうちょっと……お付き合いいただけますか?」ニコニコ

ノンナ「」

ナオミ「」

みほ「ケイさん……カチューシャさん……」ユラリ

ケイ「あ、ええとぉ……私たち、そろそろ帰ろっかなーなんて思ってたんだけどー……」アハハハ…

カチューシャ「そ、そうね!あんまり遅くまでいると、迷惑だものね!」コクコク

みほ「……見たんですか?」

ケイカチュ「へっ?」

みほ「……お二人も、私の、その、ボコのやつ……見たんですか?」

カチューシャ「みみみ見てなんかいないわよそんな、ボコられグマ(旧日本陸軍士官服バージョン)がお尻にプリントされたパンツなんて!」ブンブン

ケイ「そっそれにいいじゃない、似合ってると思うわよ?さすがにちょーっとお子様っぽいかなーとは思ったけど、ミホらしくてキュートだわ!」

みほ「……///」プルプル

カチューシャ「あ、あれ……何か余計な事言っちゃった……かしら?」

ケイ「えっと……ミホ?今のはその、ちょっとしたミステイクでね?」

スッ

みほ「……分かりました」

カチューシャ(あ、あれ?何か雰囲気が……)

ケイ(変わった……?)

ケイカチュ(これは……戦いに臨むときの”西住みほ”の表情っ……!?)ゾクッ…

みほ「ちょうどアヒルさんチームの練習に人手が足りなくて困っているそうなので」

みほ「時間と体力の有り余っている皆さんに参加してもらおうと思います」

みほ「いいですね?」

ケイカチュノンナナオミ「……?」

大洗の人たち「!!」

・今日はここまで

・人数多いと確認しながらなので進行遅くてすいません

・次回、キルゾーンへとご案内します

・あっ練習って言ってもバレーボールの方です

・すごい今さらだけどトリップ付けてみる

・再開

ケイ「いやー、もしかして生身で戦車に追い掛け回されるんじゃないかと思って焦ったけど、ただヴァリボの練習に参加すればいいだけだったなんてね。体動かすのは大得意よ、レッツジョイン♪」

カチューシャ「ミホーシャがカチューシャをしゅくせーなんかするわけないでしょ、バカね」フフン

ケイ「いやいやさっきめちゃくちゃビビってたでしょーが」

カチューシャ「び、びびっ、びびってなんかいないわよ!///」

ナオミ「まあそれはいいんだけど隊長、いくつか気になることがあるんだが」

ケイ「?」

ガラガラガラ ガチャン!

華「入口の封鎖と施錠、完了しました」

優花里「こちらも完了です、西住殿!」

ナオミ「何でわざわざ、全面鋼鉄製のシャッターが下ろされてるんだ?」

桃柚子ウサギエルヴィン風紀「あわ……あわわわ……」ガタガタガタガタ

ナオミ「それから、大洗の連中は何でこの世の終わりのような顔でコートの隅っこに寄り集まって震えてるんだ?」

ノンナ「まるでボリシェヴィキに処刑される前の貴族たちのようですね」

ナオミ「後、あの会話……」

典子「ほ、本当にいいの?もう対人で打つのは禁止だって言われてたけど……」

みほ「はい、遠慮なくお願いします」ニコ

典子「やった!久しぶりに人間と練習できる!バレー部復活の兆しが見えてきたぞーっ!」イエー!

妙子忍あけび「やりましたねキャプテン!もうひたすら装甲板を打ち抜くだけの毎日からは卒業できるんですね!」オーッ!

カチューシャ「……確かにあっちの隅に穴だらけの装甲板が沢山転がってるわね」

ノンナ「57mm砲弾の貫通跡にしてはずいぶん大きな穴だとは思っていましたが」

ナオミ「……あれ、内側の特殊カーボンも貫通してないか?」

ケイ「?」

典子「よーし、いけ近藤!Bクイックだ!」ポンッ

妙子「はいキャプテン!」ドォン!

ケイ「来たわね!ビーチバレー仕込みの回転レシーブで……!」

ナオミ「っ!ダメだダメだ、ヤバいぞケイ!」

ノンナ「避けなさい!」

カチューシャ「ケイ逃げてぇぇぇぇー!」

ゴォォォォ…!

ケイ「ワッツ?」ヒョイ

ドゴォォン!

ギャリギャリギャリッ…

ジュウウウ…

ケイナオミカチューシャノンナ「……」

ケイ「……あ、あの……一応、確かめときたいんだけど……」

ケイ「これって、バレーボール、よね?普通、フローリングに当たったら跳ね返るやつ……よね?」

ケイ「なのに何で……床深くにめり込んで回転摩擦で赤熱しながら煙上げてるの……?」ガクガク

典子「そんなクイックじゃ、中戦車の装甲を打ち抜くのがやっとだぞ!マウスをブッ飛ばす勢いでいけっ!」

妙子「すみませんキャプテン!」

典子「次、河西!レフトアタック!」ポーン

忍「いきます!」ダンッ ドォォン!

ゴォォーッ!

桂利奈「うぎゃーっ!こ、こっち来たぁぁーっ!?」

梓「みんな!バラバラに逃げて!」

エルヴィン「散開戦術で生存率を上げるぞ!」

ドォォォォンッ!

パリーンッ

モウモウ…

優希「み、みんな生きてるぅ~?」ゴホッ

あや「な、なんとか大丈夫……メガネはまた割れたけど……」

ケイ「し、至近弾の衝撃波だけで……」ポカーン

ナオミ「あの威力、だと……?」ゾォォッ…

典子「ちょっとちょっと、みんな逃げないでレシーブしてよー、練習にならないだろー?」

桃「できるかアホー!まだ死にたくない!」ヒィィィ!

エルヴィン「おまえたち、今のうちに遺言を考えておけ(十字を切りながら)」

エルヴィン「言っておくが、あいつらが戦車じゃなく生身で出撃していたら、サンダースもプラウダも開始30分で殲滅されていたぞ」

カチューシャ「ど、どうなってるのよ大洗はぁ……」ガタガタブルブル

ノンナ「怯えているカチューシャも可愛らしい……今夜も日記が捗りますね」グッ

ナオミ「まず今夜があるかどうかを心配しろよ!」

典子「どうしよっか、西住さん」カタスクメ

みほ「コート外に逃げようとする人から優先的に狙ってください」

典子「でも、アウトになるとこに打つのは練習としてどうなのかなぁ……」

みほ「では、こう考えてください」

みほ「コートの中にいるのは、人じゃありません」

みほ「八九式を狙っている重戦車の中隊です」

典子妙子忍あけび「!?」ピシャーンッ!

みほ「早く全車輌撃破しないと、八九式が被弾してしまいます」

忍「な、何ぃぃーっ!?私たちの八九式を……!?」ギリギリッ

あけび「そんなこと、絶対に許せない!」

妙子「キャプテンっ!」

典子「よし、いくぞおまえたち……バレー部は!」

妙子忍あけび「八九式と共にあり!」ウォォォ!

典子「八九式を狙う砲弾は!」

あけび「私たちのレシーブで跳ね返すっ!」

ドンッ!

そど子「ひぃぃぃーっ!?」


典子「57mmで抜けない装甲は!」

忍「私たちのアタックで打ち抜くっ!」

ドォンッ!

桂利奈「ぎゃぁぁぁーっ!!」


典子「履帯が壊れて動けなくなったら!」

妙子「私たちが担いで運ぶっ!」

ドゴンッ!

柚子「か、髪の毛焦げたぁ……」プスプス


典子「むしろ八九式は!安全な格納庫で休んでいてくれればいい!」

あけび「はっきゅんをいじめる悪い戦車たちは!」

ドンッ

妙子「代わりに私たちがぜーんぶ!」

ドドンッ

忍「まとめてぶっ倒すっっ!」

ドドドドドドンッ!

典子「これが私たちの……」

あけび妙子忍「戦車道と、バレー部魂だっっ!」


ドッカンドッカン


コートの全員「た、た、助けてぇぇぇーっ!!」

紗希「……」ボー

柚子「桃ちゃん、お願いっ!」ガシッ

桃「私を盾にするのはやめてよ柚子ちゃぁぁん!」ビェェェン


そど子「みんな!頭を敵砲口に向けるのよ!1回ぐらいなら耐えられるかもしれないわ!」

ゴモヨ「私たちのコレはヘルメットじゃないよぉ……」


ウサギさんチーム「ひぇーん、助けてママぁぁー!」ギュウウウ

沙織「こらあんたたち、ママはやめなさいって……いつもいつもそうやって甘やかされると思ったら大間違いなんだからね?」

沙織「って、こっちも狙われてるじゃん!?やめっ、ちょっ、やだもぉぉぉー!」


カチューシャ「あうあうあう……」ジョロローッ

ノンナ「恐怖のあまり失禁するカチューシャも愛らしいです……今夜もカチューシャフォルダが捗ります」カシャカシャ

ナオミ「オマエ本っ当にブレなくって尊敬するよ!うらやましくはないけど!」

ナオミ「クソッ、隊長!このままじゃ全員撃破されるのは時間の問題だわ、何か作戦を……!」

ケイ「Ooooops……(すべてを諦めた表情)」

ナオミ(あっこれパーシングに囲まれた時と同じやつだ)




やってきた愛里寿「すごい……これが、西住流……ううん、みほ流……?」

優花里「さすが西住殿です!」

麻子「いやもう何もかも全部違う」

優花里(結局、皆さんでひたすら謝り倒したのと、これ以上続けると体育館が使用不能になる(主にこちらが理由)ということで、地獄のバレー部練習は死傷者が出る前に終了となりました)

優花里(でも、西住殿の追撃戦はまだ終わりません)

優花里(一度殲滅すると決めたら、最後の一輌まで徹底的に追い詰めるのが西住殿、さすがです!)

優花里(不肖秋山優花里、そんな西住殿にどこまでも付いていく所存であります!)


沙織「ねー、ホントにこんな罠であの会長が捕まえられるの?」

愛里寿「大きなカゴに棒でつっかえ棒して……下に干しイモ……」

華「実物を初めて見ました……」

みほ「うん、大丈夫」

みほ「連絡船の運航を中止してもらって、艦内の干しイモの流通路は全て押さえたから」

みほ「例え罠だと分かっていても、干しイモを手に入れるためにはここに来るしかないの」

みほ「それに、会長が脱出してからもう6時間……そろそろ干しイモ欠乏症で、思考力、気力ともに奪われ、目のかすみや手の震えなどの症状に悩まされているはずです」

みほ「たとえ会長でも、確実に罠にかかります。もう少しだけ待ってください」

沙織「えっと、あの……干しイモって合法の食べ物だよね?他の何かの言い換えとかじゃないよね……?」ダラダラ

麻子「干しイモジャンキー」

優花里「あっ!来ましたよ、会長殿が!」

フラフラ…

華「目がうつろですねぇ……」

沙織「あっ、干しイモを見つけたみたいだよ!罠にまっすぐ向かってって……」

パタリ

愛里寿「気絶した……」

優花里「何とか干しイモを口にして、とても幸せそうな寝顔ですっ!」

麻子「本当にかかるとは……この後どうするんだ、西住さん」

みほ「Ⅳ号で私の部屋まで運びます」

みほ「それで会長さんが起きたら、ちょっと”話し合い”をしようかなって思います」ニコ

沙織(どう見てもあの笑顔……ただの話し合いで済むようには思えないんだけど……」

麻子(深くは突っ込まないほうがいい)

──深夜、みほ自室──

杏「んっ……あれ……私、どーしたんだっけ……」ボー

みほ「あ、会長。目が覚めたんですね」

杏「西住ちゃん……そっかぁ、捕まっちゃったかぁ……」

杏「やられたなぁ……って、あれ?」ギシッ

みほ「どうかしました?」

杏「いや、あの……何で私、下着姿に両腕バンザイでベッドに縛られてんのかなーって思って……あは、あはは……」タラリ

みほ「何でだと思いますか?」クビカシゲ

杏「え、えっとぉぉ……もしかして、お仕置きされる……とか?な、なーんて……」

みほ「違います。これからするのはお話し合いですから」フルフル

みほ「でも、会長はなかなか本当の事を話してくれない人なので」

みほ「少しだけ、素直になってもらうための準備が必要ですよね?」ニコ

杏(や、ヤバいねーコレは……)ゾクッ

杏(この笑顔、マジと書いて本気の西住ちゃんだよー……)

杏「ちなみにき、聞きたいんだけどー、準備って、どんなことするのかな?」ゴクリ

みほ「そうですね……>>70かな」

※ 安価 下の1-4から選んでください

1.くすぐり地獄(全年齢) 2.電気アンマ(R-15) 3.今会長が考えたすっごくエッチなこと(R-18) 4.このシーンはスキップしてエンディングに行こ



3

・安価了解

・再開は多分本日深夜以降になります

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom