未央「シンデレラの冒険」 (87)

アニデレSSです

ファンタジー風の世界観でお送りします

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ここは剣と魔法の世界・・・・

そんな世界にある346王国・・・

しかし、とつぜんやってきた魔王により支配されてしまいました・・・

魔王は、自分が目をつけた女の子をさらっていってしまいました・・・

そして、とある村に住む1人の少女がいました・・・

~ニュージェネ村~

ウヅキ「せい!やぁ!」ブン!ブン!

ウヅキ「ふぅ・・・・素振りはこのこの位かな・・・・」

ウヅキ「あの日から剣の修業を始めたのはいいけど、上達してるのかなぁ・・・・」

ウヅキ「ううん、弱気になっちゃダメ!」

ウヅキ「絶対に助けるんだから・・・・リンちゃんを!」

彼女の名前はウヅキ・シマムラ

以前はごく普通の女の子だったが、突然現れた魔王軍により、友人のリン・シブヤをさらわれてしまいました

それ以来、彼女は戦うべく剣の修業を始めました

??「おーい!」

ウヅキ「あ、ミオちゃん!」

ミオ「今日も修行?頑張るねぇ」

ウヅキ「わ、私にできる事はこれくらいですから・・・・」

ウヅキ「ミオちゃんはいいですよね・・・素手でも強くて・・・」

ミオ「いや~武器とか面倒だから武闘家になったんだけどね・・・」

ウヅキ「私もいつかミオちゃんに追い付いてみせます!剣ですけど!」

ミオ「おお、気合入ってるねシマムー!」

ウヅキ「それでミオちゃん、私に何か・・・」

ミオ「おっとそうだった」

ミオ「実はね・・・最近この村で不審者が目撃されてるって」

ウヅキ「ふ・・・不審者ですか?」

ミオ「ウチの弟も見たって言ってるし、間違いないよ!」

ウヅキ「どんな姿をしてるんですか?」

ミオ「何でも熊のような大男らしいよ」

ウヅキ「ひぃ・・・」ガクガク

ミオ「だからさ・・・私たちでそいつを・・・ってシマムー?」

ウヅキ「うう・・・・」ガクガク

ミオ「シマムー!これは所業の成果を見せる時だよ!」

ウヅキ「ええ!?でも人を斬るなんて・・・それに恐いし・・・」

ミオ「もしかしたら魔王の手下かもしれないんだよ!」

ウヅキ「あ・・・・・」

ミオ「あの時誓ったじゃない!シブリンを絶対助けるって!」

ウヅキ「そ、そうでした!ウヅキガンバリマス!」

ミオ「よしよし・・・・その意気だよ」

ガサガサ・・・・

ウヅキ「あ、ミオちゃんあれ・・・・」

熊のような大男「・・・・・」キョロキョロ

ミオ「弟の言った通りの姿・・・あいつか」

ミオ「よーし、一気にいくよシマムー!」

ウヅキ「は、はい!」

ミオ「うらああああああ!!!」バッ

大男「!」

ミオ「喰らえ!スリースターパーンチ!」ドドド・・・」

大男「!」ヒョイヒョイヒョイ・・・・

ミオ「な!?この3連打をかわすなんて!」

ミオ「まぁいいや・・・行けシマムー!」

ウヅキ「はい!えーっと・・・・」

ミオ「どうしたの?」

ウヅキ「わ、技名考えてませんでした!」

ミオ「」

ウヅキ「まぁいいや・・・・えーい!」ブン!

大男「・・・・・」ヒョイ

ウヅキ「かわされた!?でもまだまだ!」

ブン!ブン!ブン!

大男「・・・・・・」

ウヅキ「全然当たらない・・・でもガンバリマス!」

ミオ「シマムー・・・・」

ウヅキ「ここで諦めたら、リンちゃんに笑われちゃいますからね!」ニコ

ミオ「そうそう!その意気だよ!」

大男「・・・・・」

ウヅキ「でやああああああ!」ブン!

ガシ

ミオ「な!?真剣白羽撮り!?」

ウヅキ「ぐぬぬ・・・・」

大男「・・・・いい笑顔でした」

大男「じつは私こういう者でして・・・・」スッ

ウヅキ「身分証?えーっと・・・・」

ウヅキ「傭兵ギルド、シンデレラのギルドマスター!?」

ギルマスP「はい」

ミオ「不審者じゃなかったんだ・・・・」

ギルマスP「なんの事ですか?」

ミオ「ゴメン、何でもない」

ギルマスP「そうですか、実はお2人にお話が・・・・」

ウヅキ「はい?」

ギルマスP「魔王討伐に・・・・興味はありませんか?」

ウヅキ「魔王討伐って・・・」

ミオ「そんな大それた事・・・」

ギルマスP「実は世界を回って勇士を募ってまして・・・」

ギルマスP「かれこれ10人ほど集まりました」

ギルマスP「しかし万全を期すにはまだまだ人員が足りない・・・」

ギルマスP「そこでお願いします、一緒に戦ってくれませんか?」

ウヅキ「わ、私たちが魔王に・・・」

ギルマスP「先程の動き・・・まだまだ粗削りですが光るものを感じました」

ミオ「そ、そうかな・・・・」

ギルマスP「魔王が来てからこの世界から笑顔がどんどん無くなっています」

卯月「・・・・・」

ギルマスP「ですから、皆の笑顔を守るためにも協力してくれませんか?」

ウヅキ「私!やってみます!」

ミオ「シマムー!?」

ウヅキ「恐いけど、このままじゃいつまでたってもリンちゃんを助けられないし・・・」

ギルマスP「お友達ですか?」

ミオ「う、うん・・・・」

ウヅキ「それに、このままこの世界から笑顔が消えていくのを黙って見ているのも嫌ですし・・・・」

ウヅキ「私は私ができる事をやっていきたいです!」

ウヅキ「私!ガンバリマス!」

ミオ「シマムー・・・・・」

ギルマスP「やっていただけますか」

ウヅキ「はい!」

ギルマスP「あなたはどうですか?」

ミオ「う~ん・・・・」

ウヅキ「ミオちゃん?」

ミオ「私ずっと考えてたんだけどね・・・・」

ウヅキ「はい?」

ミオ「さっきの技名、三星連牙(みつぼしれんが)の方がいいかなって・・・・」

ウヅキ「」

ギルマスP「ではやっていただけるという事で・・・・」

ミオ「うん、いいよ!早くシブリンに会いたいしね」

ウヅキ「ミオちゃん・・・」

ギルマスP「お2人共、ありがとうございます」ペコ

ウヅキ「こちらこそ、よろしくお願いします!」ペコ

ギルマスP「それでは、我々のギルドホームにご案内します」

ミオ「それにしてもギルマス強いね~私と同じ武闘家?」

ギルマスP「いえ、魔術師ですが・・・・」

ミオ「え・・・・・」

~傭兵ギルド シンデレラホーム入口前~

ウヅキ「この廃墟がホームですか?」

ミオ「てか誰もいないじゃん・・・・」

ギルマスP「確かこの辺りに・・・」ポチ

ガラッ

ミオ「お、隠し階段だ!」

ギルマスP「ではこちらへ・・・」

~隠しドアの前~

コンコン

??「ガラスの靴」

ギルマスP「シンデレラ」

??「ギルマスさん、お帰りなさい」

ガチャ

ギルマスP「どうぞ・・・」

ミオ「今のやりとり意味あるの?」

ウヅキ「さぁ・・・・」

ギルマスP「ただいま戻りました」

??「あ、ギル君!」

??「お帰り~」

ミオ「こんな小さな子もギルドメンバー?」

ウヅキ「凄いですね・・・・」

ミリア(銃剣士)「お姉ちゃん達は新しい仲間?」

ミオ「うん、そうだよ」

リカ(銃剣士)「じゃあこれからは仲間だね!よろしくー☆」

ウヅキ「はい!よろしくお願いします!」

ミリア「これから賑やかになるね!」

リカ「お姉ちゃんにも教えてあげたいなー」

キラリ(斧戦士)「にょわー☆早く魔王さんともハピハピしたいにぃ」

ミオ(強そう・・・・)

ミナミ(槍戦士)「私も友達がさらわれちゃって・・・・」

ウヅキ「大変ですね・・・・・」

カナコ(料理戦士)「あ、クッキー食べますか?」

チエリ(僧侶)「よ、よろしくお願いします・・・・」

ミク(獣人・盗賊)「ミクの故郷も襲われたにゃ!魔王許せんにゃ!」

リーナ(アサシン)「魔王討伐・・・中々ロックだね!」

ランコ(魔導士)「我を差し置いて魔王を名乗るとは・・・・許せぬ」

ウヅキ「えーと・・・・」

ミオ「皆やる気あるって事じゃない?」

??「うるさいなー」

ミオ「あ、どーも新人ギルドメンバーでーす!」

アンズ(召喚士)「ふーん、これでアンズの受けるクエストが減るね」

ギルマスP「そんな事はありません」

アンズ「え~」

ウヅキ「よろしくお願いします!」

アンズ「ヨロシク~あ、ジュース持ってきて」

ゴーレム「ウゴ・・・・」スッ

アンズ「ごくろー!」

ミオ「召喚獣をパシらせてる・・・・」

ウヅキ「確かゴーレムってA級クラスの召喚獣・・・・維持するのにも相当の魔力がいるはず・・・・」

ミオ「タダ者じゃないって事か・・・・」

キラリ「アンズちゃんは凄いんだにぃ☆」

カナコ「そうそう!」

チエリ「わ、私も何度も助けてもらいました・・・・」

アンズ(ただ自分で戦うのが面倒だから召喚士になったんだけど・・・・)

ギルマスP「異常が戦闘メンバーになります、後は・・・」

??「こんにちは」

ミオ「あ!さっき合言葉に応じた人だ!」

チヒロ「初めまして、私は皆さんのサポートを主な仕事としています」

ウヅキ「よ、よろしくお願いします!」

チヒロ「アイテムや武器の販売も行っておりますので、ご所望の際には声をかけてくださいね」

ミオ「おお、頼もしいね!」

チヒロ「ミオちゃんにはこの鋼鉄グローブなんかオススメですよ」

ミオ「ふむふむ・・・・」

チヒロ「今なら5000マニーで・・・」

ギルマスP「コホン!」

チヒロ「あ、すみません・・・つい」

??「随分賑やかだねぇ」

ギルマスP「あ、あなたは・・・・」

ミオ「おじさん誰?」

ギルマスP「おじさん・・・この方は我がギルドの出資者にして、この国の国王様ですよ」

ミオ「へ~」

ウヅキ「そうですか・・・・」

ウヅミオ「って、王様!?」

王様「正確には「元」がつくけどね・・・・」

ウヅキ「え、どういうことですか?」

王様「魔王軍の侵攻で城を追われてしまってね・・・」

ギルマスP「かくいう私も国王に使える元騎士団長でした・・・」

ミオ「え、でも魔術師って・・・」

ギルマスP「諸事情で転職しました」

ミオ「そうなんだ・・・」

ミオ「よ~し・・・王様のためにも、シブリンのためにも、魔王を倒してやる!」

ウヅキ「わ、私もガンバリマス!」

ギルマスP「頼もしいですね、それでは準備ができ次第魔王討伐への冒険に出発します」

チヒロ「アイテムの準備は大丈夫ですか?ちゃんとスタドリ(HP回復)とエナドリ(MP回復)はお安くしておきますよ」

ギルマスP「・・・・・」ギロ

チヒロ「す、すみませんつい・・・・」

ミオ「よーし!待ってろよ魔王!」

メンバー全員「おー!」








王様「さて・・・・果たして戦う事で解決になるかどうか・・・・」

かくして、シンデレラの冒険が始まりました

その道中は激闘に次ぐ激闘・・・・

ミオ「シマムー危ない!三星連牙!」ダダダ・・・

スライム「」ガク

ウヅキ「す、すみませんミオちゃん・・・」

ウヅキ「よ~し私も・・・えい!」ブン

ズバン

スライム「」

ミオ「お、やったねしまむー!」

ウヅキ「でもまだ技名が・・・・」

ミオ「ギルマスってどんな魔法使えるの?」

ギルマスP「主に攻撃力を上昇させたり、相手の妨害をする魔法ですね」

ウヅキ「そうなんですか~あ!敵が!」

ギルマスP「ここは私が・・・パンプアップ!」ムキッ

ミオ「おお!ムキムキになった!」

ギルマスP「ハアッ!」ブン

グシャ

モンスター「」

ウヅキ「ギルドマスターさんすごいです!」

ミオ「とても魔術師のやることとは思えない・・・・・」

ウヅキ「カナコちゃんの料理戦士ってどう戦うんですか?」

カナコ「これを使うんだよ」

ミオ「おたまとフライパン・・・・」

アンズ「意外と強いんだよ、アンズも何度苦しめられたか・・・」

カナコ「えへへ・・・こう使うんだよ!」ガン!ガン!ガン!

ミオ「う、耳が・・・・これは強力・・・・」

ミナミ「うっ・・・」バタッ

カナコ「ミナミさんが戦闘不能に!」

ランコ「こうなれば我の真の姿を・・・」(じゃあ私が代わりに・・・)

アンズ「いや職業的にムリでしょ」

チエリ「早く治療を・・・」

~サクマ教会~

ミナミ「ふぅ・・・ありがとうございました」

大神官マユ「いえいえ、これも聖職者の務めですよぉ」

チエリ「よかったぁ・・・」

マユ「ちょっとそこのあなた」

チエリ「は、はい?」

マユ「よろしければ、我が宗教に伝わる極意をお教えしましょうか?」

チエリ「え・・・・」

マユ「きっとお役に立つと思いますよぉ」

チエリ「じゃあ・・・お願いします!」

マユ「うふふ・・・修業は厳しいですよぉ♡」

そして、時には困難にぶつかる・・・・

ミオ「あんな大きなドラゴンに勝てるわけないじゃん!私もう旅やめる!」ダッ

ウヅキ「ミオちゃん!」

ギルマスP「待ってください!」





カエデ(元王国騎士団副団長)「ちょっといいかしら?」

ミオ「え?」

ミオ「そっか・・・ギルマスは魔王との戦いで沢山の仲間を・・・ゴメン!ワガママ言って・・・」

ギルマスP「ミオさん・・・」

ウヅキ「良かった・・・」

ミオ「よーし!ドラゴン退治頑張るぞー!」

ギルマスP「カエデさんも、ありがとうございます」

カエデ「いえいえ、所でウヅキちゃん、良ければ私が剣の修行してあげてもいいけど?」

ウヅキ「お、お願いします!」

そして時には対立し・・・・

ミク「大体アサシンと盗賊って被ってるのにゃ!」

リーナ「私はアイテム盗むなんて事しないもん!必殺必中が命だからね!」

ミク「武器は?」

ミクリーナ「ナイフ」

リーナ「得意分野は?」

ミクリーナ「速攻」

ミク「やっぱり被ってるにゃ!」

リーナ「ぐぬぬ・・・」

ミオ「まーた始まったよ」

ギルマスP「ミクさん・・・早く獣人の集落に案内してください・・・・」

~獣人の隠れ里~

ミク「長老~今帰ったにゃ~」

長老(17歳)「あ、ミクちゃんお帰りなさい」

ギルマスP「・・・・あなたが獣人の長ですね」

長老「人間さん?はい、ナ・・・私が17歳ですけど長老です」

ミク「それミクが子供の頃から言ってるにゃ・・・・」

長老「これが我が一族が代々守っている伝説の剣、スマイルカリバーです」

ウヅキ「わぁ・・・キレイな剣・・・」

ギルマスP「これが・・・・」

長老「何でも最高の笑顔の持ち主しか抜けないとか・・・・」

ミオ「そうなんだ・・・・」

長老「今まで何人もの猛者が抜こうとしましたが、誰一人抜けませんでしたよ」

スポ

ウヅキ「あ、抜けちゃいました・・・・」

長老「」

かくして、伝説の剣を手に入れた・・・・

様々な出会いを経て・・・人は成長していく・・・

リカ「はぁ・・・はぁ・・・」

ミリア「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」

ミカ(伝説の傭兵)「ほら2人共、立って!新技覚えたいんでしょ!」

リカ「もう疲れたよお姉ちゃん・・・」

ミリア「ねぇ少し休もうよ!」

ミカ「ふひひ★しょうがないなぁ・・・・」

リカ「・・・・・」

コウメ(ネクロマンサー)「さぁ・・・この墓場の奥に秘術の書があるよ・・・」

ヒュ~ドロドロ

ランコ「ムリムリムリムリ!!!!」ガクガク

ナツキ(伝説のアサシン)「さぁダリー!ついてこい!」

リーナ「ああ!」

アカネ(格闘家)「さぁミオちゃん!修行です!」

ミオ「うん!」

アカネ「まずは溶岩の上を歩きましょう!」

ミオ「え~」

そして・・・束の間の休息・・・

~宿屋~

コンコン

ギルマスP「ふああ・・・はい?」

ガチャ

ランコ「・・・・・」

ギルマスP「ランコさん、どうしました?」

ランコ「今宵は共に微睡まないか・・・・」(恐くて眠れないの・・・一緒に寝て?)

ギルマスP「」

ギルマスP「いえ・・・そういうのはちょっと・・・」

ランコ「おやすみ・・・・」ゴソゴソ

ギルマスP「ああ、勝手に私のベッドに・・・・」

ランコ「ZZZ・・・」

ウヅキ「ちょっとランコちゃん!」

チエリ「抜け駆けは!」

ミク「許さないにゃ!」

ギルマスP(ああ、今晩は眠れませんね・・・)

ランコ「えへへ・・・」ムニャムニャ

そしてついに、魔王の居城へとたどり着いた・・・

ウヅキ「ここが・・・ミシロ城・・・」

ミオ「でも今は・・・魔王が乗っ取ってるんだよね・・・」

ギルマスP「はい・・・今はジョーム城と呼ばれています・・・」

アンズ「やっと最終決戦かぁ・・・早く帰って休みたい・・・」

??「ここから先へは行かせませんよ」

ミナミ「そんな・・・何でアーニャちゃんが・・・」

アナスタシア「ミナミ・・・悲しいですが・・・これも運命・・・」

アリス「そういう事です!」

フミカ「この城へは入れさせません・・・・」

ミナミ「皆は先に行って!ここは私が!」

リーナ「いや!私も残る!」

ランコ「ククク・・・今の我に敵はない!」(あの恐怖体験に比べたらこのくらいは!)

ミナミ「2人共・・・」

そして激闘は続く・・・・

リカ「瞬間響き合い!」

ミリア「心交わる!」

リカ「お姉ちゃん直伝の技だよ!」

ユイ「うわっ!やるじゃん!」

キラリ「2人共凄いにぃ☆」

シューコ「さーて、あたしの速さについてこれるかな~?」

ミク「負けないにゃ!」

チエリ「ウフフ・・・ギルドマスターさんのためにも負けられないなぁ・・・」ハイライトオフ

カナコ「これがマユさんから教わった極意・・・愛する者を思う心を戦闘力に変換する・・・・」

フレデリカ(勝てる気がしない・・・・)

アンズ「御愁傷様・・・さーてちゃちゃっと終わらせるか!ドラゴライズ!」ボン!

ドラゴン「ガルル・・・」

カナデ「何これ・・・」

そして・・・運命の再会・・・

ウヅキ「そんな・・・リンちゃん・・・」

ミオ「何でこんな事に・・・」

リン「わからない・・・わからないよ・・・」

カレン「リンは私達の仲間・・・」

ナオ「絶対に渡さないよ・・・」

ミオ「シマムー・・・先に行って・・・」

ウヅキ「ミオちゃん・・・」

ミオ「私の分まで、魔王ぶっ飛ばしてきてよ!」

ウヅキ「は、はい!」

ギルマスP「1人では辛いでしょう・・・私も残ります・・・」

ミオ「ギルマス・・・」

リン「ふーん・・・アンタも私の相手するの?悪くないかな・・・・行くよ!」

ミオ「来い!」

~魔王の玉座~

魔王「よくぞここまで来たな・・・」

ウヅキ「あなたが・・・魔王・・・」

魔王「貴様を倒しこの世界を白紙に戻す!」

魔王「そして私が選んだ人間のみがくらす至高の世界を作り上げるのだ!」

ウヅキ「そのためにリンちゃん達を・・・・」

魔王「さぁ覚悟しろ!」

ウヅキ「私は負けません・・・このスマイルカリバーにかけて・・・」

ウヅキ「そしてここまで繋いでくれた皆のためにも!」

ウヅキ「皆の笑顔の為に、私は戦います!」

魔王「笑顔か・・・そんな誰にもできる事で私に勝てるのか?」

ウヅキ「!」ビクッ

ウヅキ「そ、そうですよね・・・・そんなありふれたものに特別な力なんてあるわけない・・・」

ウヅキ「私に魔王を倒すなんて・・・無理なの?」ガクッ

魔王(ククク・・・動揺しているな・・・)

魔王「そんな馬鹿げた物ごと、私が切り捨ててくれるわ!」ブン

ウヅキ(皆・・・ごめんね・・・)

??「そんな事ないよ!」

魔王「何!?」

ミオ「シマムー!立ち上がって!」

リン「ウヅキ!私もやっとわかった・・・自分がどうしたいか・・・皆と一緒にいる事だって・・・」

ウヅキ「ミオちゃん・・リンちゃん・・」

シンデレラ一同「ウヅキちゃーん!」

魔王の元部下一同「頑張れー!」

魔王「お、お前達まで・・・・」

ギルマスP「皆さん・・・やっと気づいたようです・・・笑顔の素晴らしさ・・・皆で作る未来を・・・」

ウヅキ「ギルドマスターさん・・・・」

ギルマスP「さぁ・・・スマイルカリバーの真の力を・・・この世界に真の笑顔を・・・取り戻してください!」

パアアアアアアア

ウヅキ「剣が・・・光り輝いて・・・」

魔王「おのれ小癪なぁ!」バッ

ウヅキ「皆さん・・・ありがとうございます・・・」

ウヅキ「私、ガンバリマス!」シャキン

ウヅキ「行きます、これが私の必殺技・・・・」

ウヅキ「スマイリング・・・・スラーッシュ!」

ズバアアアアアン!!!

魔王「うああああああ!!!」

魔王「って・・・斬られてない?」

魔王「どういうつもりだ?」

ウヅキ「皆で作る未来・・・そこにはあなたも入ってますよ」

ウヅキ「さぁ・・・一緒に行きましょう」ニコ

魔王「私も・・・いいのか・・・」

魔王「・・・・・ありがとう」ニコ

ギルマスP「2人共、いい笑顔です」

こうして世界は平和になり、魔王と王様で共同で国を治め、魔王の部下達はシンデレラのギルドメンバーとなり、忙しい日々を送っていた・・・

ギルマスP「それではリンさんも今日からよろしくお願いします」

リン「ふーん、アンタが私のギルドマスター?ま、悪くないかな」

ウヅキ「今日からリンちゃんも仲間・・・」

ミオ「賑やかになるねぇ」

ギルマスP「それでは早速東の村に現れたドラゴン退治をお願いします」

ミオ「オッケー!任せてよ!」

リン「この名刀・・・蒼龍丸のサビにしてあげるよ・・・」

ウヅキ「リンちゃんも剣士だったんですね・・・私も頑張らないと・・・」

ミオ「それじゃ掛け声行くよ!」

ウヅキ「はい!」

リン「うん」

NG3人「生ハムメローン!」

こうして今日も世界は笑顔に包まれていくのでした・・・・・

~現実世界 346プロ~

未央「めでたしめでたし~」パタン

武内P「・・・・・」

CP一同「・・・・・」

未央「ねぇねぇ!どうだった?」

凛「えっと・・・どこから突っ込めばいいのやら・・・」

卯月「こ、困りますね・・・」

未央「え~徹夜で書いたのに~」

武内P「本田さん・・・これはどうしたんですか?」

未央「いや~演劇やってたら脚本にも興味湧いちゃってさ、書いてみたんだ!どう?」

武内P「そう言われましても・・・・」ポリポリ

凛「私の出番が少ない」

未央「何だ、しぶりんちゃんと意見あるじゃん、だって攫われ役だし・・・・」

杏「長い、設定がよくわからない」

未央「やっぱそうか・・・もっと短くハッキリさせればいいんだね!」メモメモ

アナスタシア「злые люди・・・これでは私・・・唯の悪い人、です」

未央「一応改心はしたんだけど・・・やっぱ味方の方がいいか・・・」メモメモ

卯月「さっきから何をメモしてるんですか?」

未央「改善点をね、ちゃんと見せられる奴を作らないと」

凛「見せるって?」

未央「うん、子供達に」

武内P「え?」

未央「いや~劇団の監督さんに頼まれちゃってさ~近くの幼稚園で劇やってくれないかって」

武内P「いつの間にそんな話が・・・」

未央「ゴメンゴメン、ちゃんと話が完成したら言おうと思ってさ」

杏「ボランティアか・・・頑張るねぇ」

未央「え?皆も出るんだよ?」

CP一同「え?」

未央「おっと、それなら他の部署のアイドルさん達や常務にも相談しないと・・・・」

武内P「ちょ・・・ちょっと待ってください!」

凛「常務や・・・プロデューサーも出るの?」

未央「うん、できればそうしてほしいな~って・・・」

卯月「常務さん・・・やってくれますかね・・・」

凛「怒ると思う・・・」

杏「意外とノリノリでやるかもよ」

未央「よーし!そうと決まれば早く脚本直して練習開始だ!」

凛「ホントにやるんだ・・・・」

武内P「私の心臓・・・もつでしょうか・・・」

卯月「が、頑張ります・・・でいいんでしょうか・・・」

未央「よーし!張り切って行こう!」

未央「私達の戦いは、これからだ!」

~おわり~

これでおしまいです

オチを最初に思いついて書いてみました

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