生まれ落ちた身体はもう限界を迎えようとしていた。艦娘となり、深海棲艦となった私はもう誰にも必要にされる事はない。
ただ望むなら、一つだけ望んでいいのならばこの世界に祝福あれ
全ての同胞達に祝福を
全ての怨敵達に災いを
そう願って私は闇の中で三度目の眠りについた
深海棲艦鬼型若しくは姫型かつ幼女枠以外
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意識が戻る感覚と同時に懐かしい香りがする
そうこれは潮の香り
眼をゆっくりと開けるとそこは何時もの海原がそこにあった
見上げる月明かりは何時もより眩しく、遮ぎろうとした手を見で気がつく
私はまた深海棲艦になったのだと
そして同時に足元に何かが浮いていた
艦娘の艤装
成る程、本当なら私はコレになるはずだったのか
そう思ってその艤装に触れた
刹那、その艤装が光り輝く
『提督が鎮守府に着任しました。これより艦隊の指揮をとります』
脳内にそのフレーズがアナウンスされ艤装が人の形になった
艦娘安価
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